JP6548188B2 - 電源切替装置用停電検知回路 - Google Patents
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Description
鉄道の駅中間の信号設備を負荷とする小容量の電源部の他、駅構内や電車基地などの大規模な信号設備を負荷とする大型の配電盤などにも、電源切替装置が採用されている。
選択中の系統が停電したときには他系統へ速やかに切り替えるが、その停電を検知する電力検出回路として電源切替装置用停電検知回路が電源切替装置に組み込まれる。
この電源切替装置用停電検知回路は、必要な停電検知の機能を具現化するに際し、電圧検出と遅延動作とを行って電圧低下に基づいて停電の有無を判別する電子回路にて具現化される。しかも、その遅延動作は、環境雑音や侵入サージに強いアナログ回路にて具現化され、さらに具体的にはコンデンサの充放電を利用して具現化されている。
鉄道の信号機器など安全性に関わる電気機器に対して動作に必要な電力を供給する設備にあっては、供給側で一系統の電力供給ラインが事故や作業などによって停電状態になっても負荷側の電気機器は機能を停止することが無いように、電力供給ラインが常用系と予備系とに二系統化(多系統化)されている(例えば非特許文献1参照)。
電源切替装置は、そのような常用系電力供給ライン及び予備系電力供給ラインと、負荷側の電気機器(以下、負荷機器という)との間に設置されて、常用系電力供給ラインと予備系電力供給ラインとのうち何れか一つから負荷機器へ電力が供給されるよう択一的に電源を切り替えるものであり、そのために電力検出回路と切替部とを具備している。
図4を引用して詳述すると、電源切替装置10は、常用系の高圧送電線から常用系電力供給ライン対11を介して供給された高電圧(6600V)の交流電力をトランス12にて低電圧(110V)の交流電力に降圧してから常用系電力入力ライン対13+16にて入力するとともに、予備系の高圧送電線から予備系電力供給ライン対23を介して供給された高電圧(6600V)の交流電力をトランス24にて低電圧(110V)の交流電力に降圧してから予備系電力入力ライン対25+28にて入力するようになっている。
また、何れの切替部14,17,26,27についても、電力出力ライン対15+29と負荷機器との接続は、図示のように直接的になされていても良いが、上述したように図示しないバイパス用の電気機械式切替回路などが電源切替装置10に組み合わされている場合はそれを介して間接的になされていても良い。
この状態では、トランス12の二次巻線と常用系電力入力ライン13と切替部14と電力出力ライン15と負荷機器と電力出力ライン29と切替部17と常用系電力入力ライン16とを辿るループ(常用系電力用一巡電路)を常用系電流i1が流れて(図4の矢付き輪郭線を参照)、負荷機器に常用系電力が供給される。
こうして予備系採択状態に切り替わった後は、トランス24の二次巻線と予備系電力入力ライン25と切替部26と電力出力ライン15と負荷機器と電力出力ライン29と切替部27と予備系電力入力ライン28とを辿るループ(予備系電力用一巡電路)を予備系電流i2が流れて(図4の矢付き長破線を参照)、負荷機器に予備系電力が供給される。
このような電源切替装置10の電力検出回路18や電力検出回路21として採用されて電源切替装置10に組み込まれていた従来の停電検知回路30(電源切替装置用停電検知回路)を、図面を引用して説明する。図5は停電検知回路30の回路図であり、図6(a)は停電検知対象の供給電力に停電が無いときの各部の電圧波形例である。
停電検知回路30は(図5参照)、電力入力ライン対13+16又は25+28を対象にしてそこへの電力供給の有無(停電の有無,給電/停電)を検出するものであるが、停電検知対象の電力だけで動作するよう、停電検知対象電力から自回路の動作電力を作り出すために、以下に詳述する降圧部31と整流電源部32と検知結果出力部33と平滑電圧検出部34と遅延部35と整流電圧検出部36と検知結果出力部37とを具えている。
このような構成の停電検知回路30の動作を、図面を引用して説明する。図6は、(a)が停電が無いときの波形例、(b)が停電が発生したときの波形例である。また、図7は、常用系が停電した時に予備系への切替がスムーズに行われたときの波形例である。
この動作は短時間で完遂されるため、検知結果出力部33のリレーRYが励磁状態から非励磁状態へ速やかに遷移するので、選択中の系統の停電時に他系統へ切り替える動作が速やかに遂行される。
詳述すると、遅延部35では、停電検知対象電力の供給時・非停電時にリレーRYの励磁状態(扛上状態)に対応してリレーRYの接点が開状態(遮断状態,オープン状態)になっているが、停電検知対象の供給電力が停電すると、上述のようにトランジスタQ1がオフして、リレーRYが非励磁状態(落下状態)になるので、リレーRYの接点が閉状態(導通状態,メーク状態)になる。そして、遅延部35のコンデンサC9と整流電源部32のコンデンサとが抵抗R9と平滑電流ライン32bとを介して繋がる。
そのため、停電時における平滑電流ライン32bの電圧変化(低下)は、整流電源部32と遅延部35のコンデンサの充放電状態に応じて速やかなものになることから、それに対応して低下するリレー駆動ライン34aのリレー駆動波形も速やかに低下するので、停電から平滑電圧検出部34のトランジスタQ2がオフするまでの時間は、トランジスタQ2オン時の遅延時間すなわちリレーRYの扛上(非励磁状態から励磁状態への遷移)時の遅延時間として上述した50ms弱よりは短いが、リレーRYの落下時間(励磁状態から非励磁状態への遷移時間)より長い。
そして、波形図は割愛したが、その後、常用系が復電すると、逆向きの切替動作が行われて、元の状態に戻るので、負荷機器は常用系電力によって動作を継続する。
ところが、長年使用されるうちに停電時の切替が想定ほどにはスムーズに行われなかったらしいと見受けられる事態(以下、切替時間伸長事象と呼ぶ)が起こったため、対処をとるに先だって、その切替時間伸長事象を具体的に把握することが必要になったが、実機では滅多に発現しないことから、実機に記録装置を付設して実態調査を行うことに加え、試験専用の電源切替装置10と信号機器の模擬負荷と記録装置とを別に設けたうえでそれへの電力供給に人為的な停電を発生させるという試験調査も行った。
そこで、従来の電源切替装置に対する要求仕様を超える状況にまで停電態様を広げて、具体的には短時間の間に停電を繰り返す態様まで加味して、追加の調査を試みた。
瞬停には、停電検知回路30で検知されるものもあれば、電源切替装置10のトランス12や停電検知回路30の降圧部31等で除去されるものもあり、後者の瞬停は電源系統の切替を引き起こさないので、切替時間伸長事象には無関係と思われたが、念のため試験調査してみると、後者瞬停だけでも発生頻度が高いと整流ライン32aや平滑電流ライン32bの電圧が少し不安定になることが分かった。これは、直ちに切替時間伸長事象を引き起こすほどのものではないが、平滑電圧検出部34と整流電圧検出部36での検出基準値や遅延部35の充放電状態を変動させることから、前者の瞬停の検知状況や切替時間伸長事象の発生要因に対して潜在的な望ましくない影響を及ぼす可能性があると推定される(第1推定要因)。
それから、停電検知回路30で検知される瞬停を含めて更に調査を繰り返したところ、切替時間伸長事象を或る程度の頻度で発現させることができる状況に至った。
具体的には、短時間のうちに瞬停が繰り返された直後に長い停電が起こる態様で切替時間伸長事象が発現しやすいというところまで、状況把握を進めることができた。
そこで、瞬停を繰り返してから停電させる謂わば「瞬停先行停電」での試験調査を重点的に繰り返し、その記録データに基づいて切替時間伸長事象の原因推定を試みた。
なお、図7は、それと対比される状況下の波形例であり、従来想定されていた謂わば「単発停電」すなわち直前に繰り返し瞬停の無いタイプの常用系停電によって常用系から予備系へスムーズに切り替わっていたときのものである。
この切替動作によって常用系電流i1が止まるとともに予備系電流i2が流れることまでは、単発停電でも瞬停先行停電でも同様に期待通りに進行したが、その少し後(図7,図8の時刻t3)からは違ってきた。
しかしながら、上述した瞬停先行停電時のような過剰切替が観測されない単発停電時にも(図7参照)、常用系から予備系へ切り替わった直後には逆流i21による同様の振れ波形が見られるが(図7において*印を付したところを参照)、この場合は上述した不所望な両系交互切替(ハンチング)の発生には至らないので、常用系側の切替部14,17に係る最長の導通保持時間Tonが電力検出回路18及び切替制御回路20の制御による予備系側の切替部26,27の導通開始時間より長いこと(第2推定要因)、延いてはそのようなことを引き起こす回路定数等の条件(以下、遮断導通先後逆転条件と呼ぶ)は、不所望な両系交互切替(ハンチング)の要因の一つではあっても総てでは無いと言える。
この時間は、停電検知回路30の遅延部35が行う充電に係る仕様・定数設定によって決まるものであり、遅延部35の説明時に既述した50ms弱の遅延時間なので、以下、遅延時間Tdと呼ぶ。
先ず、従来想定されていた単発停電の場合(図10(a)参照)、瞬停時の波形を図示したが長い停電のときであっても同様であり、停電の発生を検出してトランジスタQ1がオフし、それからリレー応動時間Tf(停電検知回路30の構成ではリレーRYの落下時間)の経過後に検知結果出力部33のリレーRYが励磁状態から非励磁状態へ遷移するが、直後の復電を検出してトランジスタQ1がオンし、それから遅延時間Tdの経過後にリレーRYが非励磁状態から励磁状態(動作状態,扛上状態)になる。
そうすると、その遅延時間短縮変動(第3推定要因)によって、常用系の復電に応じて常用系へ戻す切替が逆流i21によっても惹起されうるほどにまで過敏な動作状態になるため、その後の停電において不所望な両系交互切替(ハンチング)が発生するものと思われる(図10(b)の破線波形部分を参照)。
そこで、常用系の停電時に素早く予備系へ切り替えるという要請に応えつつ単発停電時ばかりか瞬停先行停電時にも不所望な両系交互切替が発生し難い電源切替装置用停電検知回路を実現することが技術的な課題となる。
供給有無検出対象の受給電力を第1整流回路にて整流する整流部と、その整流結果の電圧低下に応じて停電の有無を検知する整流電圧検出部と、その停電有無検知結果を前記切替制御回路へ送出するための検知結果出力部と、前記整流電圧検出部から前記検知結果出力部への前記停電有無検知結果の伝達を給電検知時には充放電回路の充電にて遅らせる遅延部と、前記受給電力を第2整流回路にて整流してから定電圧化する安定化電源部とを具備しており、前記整流電圧検出部と前記遅延部と前記検知結果出力部とが動作電力を前記安定化電源部から受けるようになっていることを特徴とする。
ツェナーダイオードは設定電圧が固定されているうえ長期に及ぶ供給に不安があるところ、ヒステリシス特性の具現化についてはツェナーダイオードが不要になったため、部品調達の負担が軽減されるとともに、生産性が向上する。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜10(出願当初の請求項1〜10)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、また、それらについて背景技術の欄で述べたことは以下の実施例についても共通するので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
図1は、停電検知回路50の回路図であり、図2は、電力入力ライン対13+16又は25+28を介して停電検知回路50が降圧部31に入力した停電検知対象電力の電圧波形とそれを整流したときの電圧波形の一例である。なお、図4は、停電検知回路50が組み込まれる電源切替装置10のブロック図であり、それについては背景技術の欄において既に説明済みであるが、従来の停電検知回路30に代えて新たな停電検知回路50が、電力検出回路18として一つ組み込まれるとともに、電力検出回路21としてもう一つが組み込まれるので、それも参照しながら停電検知回路50を説明する。
これらの検知結果出力部54及び検知結果出力部33と検知結果出力部37とを合わせた検知結果出力部54+33+37は、安定化電源部55から供給された動作電力(0V〜+B)によって動作し、整流電圧検出部52の停電有無検知結果をリレーRYでリレー信号にして切替制御回路20へ送出するものとなっている。
その遅延時間は、上述したように各素子R5a,R5b,C5の選定により設定されて、切替部14,17,26,27のサイリスタ(半導体部品)の導通保持時間Tonの最大値120msより長く、それに十分な安全率“2”を掛けた安全値240msを超える250msになっている。
そうすると、先ず常用系も予備系も停電しないで給電が正常になされているときには、何れの停電検知回路50(18),50(21)でも、停電検知対象の電力が供給されていることに対応して、整流電圧検出部52の出力がローになり、それに応じて遅延部53のコンデンサC5が充電され、さらに検知結果出力部54+33+37のリレーRYが励磁されてその接点出力がハイ(扛上接点がメーク又は落下接点がブレーク)になり、その状態が給電継続中は維持される。
こうして、停電検知回路50を電力検出回路として採用した電源切替装置10にあっては、常用系の停電時には素早く予備系へ切り替える一方、常用系優先採択の方針の下で復電時に常用系に戻すときには切替部等の状態安定の確保に十分な時間を待ってから切り替えるようにしたことにより、瞬停先行停電時でも不所望な両系交互切替(ハンチング)が発現しない。
上記実施例では、停電検知回路50を電源切替装置10に組み込むに際して、電力検出回路18,21の双方に停電検知回路50を組み込んだが、常用系優先採択条件の下で常用系の復電時の不所望な両系交互切替(ハンチング)を防止するという観点だけからなら、電力検出回路18だけに停電検知回路50を組み込み電力検出回路21は停電検知回路30のままにしておいても良いと言える。もっとも、常用系の停電と予備系の停電とが輻輳して予備系の復電時にも不所望な両系交互切替(ハンチング)が発現するかも知れないことまで危惧したり、ツェナーダイオードの供給停止等による部品調達の負担をも軽減しようとするのであれば、電力検出回路21にも停電検知回路50を採用するのが良い。
さらに、整流電圧検出部52は、ヒステリシスコンパレータ52aと基準電圧52bとの組を複数化して選択使用できるようにしても良く、基準電圧52bに可変抵抗を採用する等のことにより停電有無検知の判定レベルを可変設定できるようにしても良い。
また、整流部51の出力段に限らず、その他たとえば整流電圧検出部52の出力段など適宜な箇所にバッファやノイズフィルタが設けられていても良い。
また、検知結果出力部33ではリレーRYが一つであり、検知結果出力部37ではリレー接点が二つであったが、リレーRYやリレー接点は必要に応じて多数設けても良い。
また、リレーRYは、電磁リレーでも半導体リレーでも良い。
11…常用系電力供給ライン対、12…トランス、
13…常用系電力入力ライン(対線の一方)、
13+16…常用系電力入力ライン対、
14…切替部(第1切替回路の一方,半導体部品,サイリスタスイッチ)、
15…電力出力ライン(対線の一方)、15+29…電力出力ライン対、
16…常用系電力入力ライン(対線の他方)、
17…切替部(第1切替回路の他方,半導体部品,サイリスタスイッチ)、
18…第1電力検出回路、19…ゲート制御回路、
20…切替制御回路、21…第2電力検出回路、22…ゲート制御回路、
23…予備系電力供給ライン対、24…トランス、
25…予備系電力入力ライン(対線の一方)、25+28…予備系電力入力ライン対、
26,27…切替部(第2切替回路,半導体部品,サイリスタスイッチ)、
28…予備系電力入力ライン(対線の他方)、29…電力出力ライン(対線の他方)、
30…停電検知回路(電力検出回路)、
31…降圧部、32…整流電源部、32a…整流ライン、32b…平滑電流ライン、
33…検知結果出力部(リレーRYの本体部)、34…平滑電圧検出部、
34a…リレー駆動ライン、35…遅延部(充放電方式)、
36…整流電圧検出部、37…検知結果出力部(リレーRYの接点部)、
50…停電検知回路(電力検出回路)、
51…整流部、51a…電圧バッファ、
52…整流電圧検出部、52a…ヒステリシスコンパレータ、
52b…基準電圧、53…遅延部(充放電方式)、
54…検知結果出力部(リレーRYを駆動する回路)、
55…安定化電源部、55a…定電圧化回路(DC/DCコンバータ)、
DB1…ダイオードブリッジ(第1整流回路)、
DB2…ダイオードブリッジ(第2整流回路)
Claims (5)
- 常用系電力入力ラインを半導体部品にて開閉する第1切替回路と、予備系電力入力ラインを半導体部品で開閉する第2切替回路と、前記常用系電力入力ラインへの電力供給の有無を検出する第1電力検出回路と、前記予備系電力入力ラインへの電力供給の有無を検出する第2電力検出回路と、前記第1,第2電力検出回路の検出結果に基づいて前記第1,第2切替回路を制御する切替制御回路とを備えていて、前記常用系電力入力ラインに電力が供給されているときにはそれを出力するが前記常用系電力入力ラインに電力が供給されないときには予備系電力入力ラインに供給された電力を出力する電源切替装置に対し、前記第1電力検出回路として又は前記第1電力検出回路および前記第2電力検出回路の夫々として組み込まれる電源切替装置用停電検知回路であって、
供給有無検出対象の受給電力を第1整流回路にて整流する整流部と、その整流結果の電圧低下に応じて停電の有無を検知する整流電圧検出部と、その停電有無検知結果を前記切替制御回路へ送出するための検知結果出力部と、前記整流電圧検出部から前記検知結果出力部への前記停電有無検知結果の伝達を給電検知時には充放電回路の充電にて遅らせる遅延部と、前記受給電力を第2整流回路にて整流してから定電圧化する安定化電源部とを具備しており、前記整流電圧検出部と前記遅延部と前記検知結果出力部とが動作電力を前記安定化電源部から受けるようになっており、前記遅延部が停電検知時には前記充放電回路に放電を行わせるものであり、その放電時間が、停電時の前記検知結果出力部の応動時間より短くなっていることを特徴とする電源切替装置用停電検知回路。 - 前記検知結果出力部が、リレーを具備していて停電有無検知結果の送出をリレー信号にて行うものであり、前記放電時間が、停電時の前記リレーの応動時間より短くなっていることを特徴とする請求項1記載の電源切替装置用停電検知回路。
- 前記放電時間が、前記検知結果出力部の応動開始まで途中放電したときから放電完了までの時間であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された電源切替装置用停電検知回路。
- 前記放電時間が、放電開始から放電完了までの時間であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された電源切替装置用停電検知回路。
- 前記遅延部が給電検知時に前記停電有無検知結果の伝達を遅らせる遅延時間が、前記半導体部品の導通保持時間の最大値より長くなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載された電源切替装置用停電検知回路。
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