JP6547968B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば半導体素子のような被実装部材を基板に実装する部品実装装置に関する。
近年、スマートフォン又はタブレット端末に代表される電子機器の小型化及び高性能化の進展に伴い、これらの端末に使用される半導体素子の高密度化、電極端子の多ピン化、及び、狭ピッチ化の流れが加速している。そのため、基板に半導体素子を実装する実装装置においては、基板の限られた狭い領域に高精度で実装することが求められている。
通常、ダイボンディングと呼ばれる半導体実装方法においては、半導体素子の電極面に形成された認識マークと、基板の電極面に形成された認識マークとをカメラ等の認識手段によって読み取り、得られた相対位置情報に基づき位置合わせをした後、実装することにより、所定の精度に実装してきた。しかし、通常の実装装置においては、半導体素子の吸着ノズルが不透明な部材から成るため、吸着ノズルで半導体素子を吸着する前にCCDカメラなどで半導体素子の認識マークを認識していた。そのために、半導体素子を吸着ノズルで吸着する際の位置ずれが補正されずに、認識の位置からずれたまま実装されることになり、高精度化が図れないといった問題があった。
このような要求に対応するものとして、吸着ノズル内に光路方向変換部材が設けられ、吸着ノズルの側方に設けられた認識手段によって、吸着ノズルで吸着した半導体素子の認識マークを読み取ることにより、吸着による位置ずれを取得し、取得した位置ずれを補正して、実装の精度を向上する実装装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7Aは、特許文献1で提案されている半導体装置の実装装置101を概念的に示す構成図である。実装装置101は、半導体素子102を基板103に実装する装置である。半導体素子102の上面には、複数の位置合わせ用の認識マーク104が形成されており、基板103の上面には、複数の位置合わせ用の認識マーク105が、半導体素子102を実装する領域よりも外側に形成されている。半導体素子102を吸着保持する吸着ノズル106の内部には、光路方向変換手段としてプリズム109が設けられ、プリズム109の斜面109aで下方からの半導体素子102の認識マーク104及び基板103の認識マーク105の反射像を、全反射により、側方に方向変換するようになっている。光路における斜面109aの下部及び側部は、透明ガラスで構成されている。このため、認識マーク104と認識マーク105との位置情報を、吸着ノズル106の側方に設けられたCCDカメラ111で読み取ることができる。
図7Bは、図7Aの実装装置101における認識マーク104、105の位置合わせの一例を示す、半導体素子102と基板103との平面図である。図7Bに示すように、半導体素子102の認識マーク104と、その外側に位置する基板103の認識マーク105とが、CCDカメラ111の視野幅W以下の範囲内に配列するようにして、位置合わせが行われる。これらの認識マーク104、105を1視野で読み取ることにより、CCDカメラ111をX又はY方向に位置制御するだけで、焦点を合わせて、各認識マーク104、105を認識できるようになる。
前記のような実装装置101によれば、CCDカメラ111が吸着ノズル106の駆動軸とは分離して配置されているため、吸着ノズル106の中央部、すなわち吸着ノズル106が保持している半導体素子102の中央部で加圧できるようになり、中央部でモーメントを発生することがなくなり、接合時の位置ずれを防止して、実装精度を大幅に向上することができるとされている。
さらに、実装装置101は、吸着ノズル106の内部に光学部品を備えているためヒータを設けるのは困難であるが、基板103を吸着固定するステージ112にはヒーターを備えている。そのため、半導体素子102の裏面に付与された接合材を、半導体素子102を基板103に実装する時にステージ112のヒーターによる加熱により硬化させ、半導体素子102の接合強度を確保することができるとされている。
国際公開第2003/041478号
ところで、近年、半導体装置のコストを低減するために、実装工程の生産性向上が要請されている。これまで、生産性を上げるために、従来よりも基板の外形寸法を大版化したり、接合時間を短縮することで解決しようとしてきた。
しかしながら、特許文献1に提案される半導体装置の製造装置においては、基板103の外形が大きい場合、加熱したステージ112に搭載すると基板103の表面と裏面とで温度差が生じるため、基板103は大きく反り、ステージ112で吸着固定できない問題があった。また、常温の吸着ノズル106で保持した半導体素子102の裏面の接着材を加熱するためには、圧着時にステージ112から熱が伝わるのを待つ必要があり、生産時間が長くなる問題があった。
そこで、基板103の反りを低減したり、生産時間を短縮するために、吸着ノズル106を加熱した場合、吸着ノズル106の輻射熱により、吸着ノズル106の周辺の空気が暖められる。そのため、CCDカメラ111と吸着ノズル106との間の光路にある空気は、温度がばらつき、陽炎が発生し、認識ばらつきが大きくなる。光路にある、暖められた空気をブローにより吹き飛ばすことで、空気の温度ばらつきをなくし、陽炎を除去する手段が考えられが、ブローにより吸着ノズル106の一側面のみが冷却され、吸着ノズル106の温度がばらつき、半導体素子102の面内で局所的に接着材が硬化せずに剥離が生じる問題があった。
本発明は、前記課題を鑑み、被実装部材の保持部材を温度ばらつき無く高温に保持しながら、非常に高い精度で短時間で基板に被実装部材を実装することができる部品実装装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の1つの態様にかかる部品実装装置は、
位置合わせ用の認識マークが形成された被実装部材を、上下動可能な実装ヘッドを用いて、接合層を介して基板の実装位置に実装する部品実装装置において、
前記実装ヘッドの下面に備えられ、前記被実装部材の前記認識マークが形成された面に接触して前記被実装部材を保持する保持部材と、
前記実装ヘッドに備えられ、前記保持部材で保持した前記被実装部材を加熱する加熱装置と、
前記被実装部材の前記認識マークの画像情報を取得する撮像装置と、
前記撮像装置で取得された前記被実装部材の前記認識マークの前記画像情報から画像認識の情報を取得する画像認識装置と、
前記実装ヘッドに備えられ、前記保持部材で保持した前記被実装部材の前記認識マークの前記画像情報を前記撮像装置に導く光学部品と、
前記画像認識装置で取得した前記画像認識の情報に基づき前記被実装部材の前記実装位置を算出する位置算出部と、
前記実装ヘッドの側面の外側で、かつ前記実装ヘッドの側面と前記撮像装置との間に噴流を噴射する陽炎防止ブローノズルと、
前記実装ヘッドの側面の外側に、前記陽炎防止ブローノズルから噴射した前記噴流が表面に沿って流れるように導く整流板とを備え、
前記陽炎防止ブローノズルは、前記陽炎防止ブローノズルから噴射した前記噴流が前記実装ヘッドの側面から前記撮像装置に至るまでの光路と交差しかつ上下方向とも交差するように設けられ、かつ前記整流板が前記実装ヘッドと離間して設けられ、前記整流板の長手方向において、前記整流板の両端面は前記実装ヘッドよりも外側にあり、かつ前記整流板の前記両端面のうちの一方の端面は前記陽炎防止ブローノズルの噴射孔のある先端部よりも前記実装ヘッドから離れた位置にある。
本発明の前記態様によれば、陽炎防止ブローノズルから噴射した噴流が、実装ヘッドから撮像装置に至るまでの光路と交差しかつ整流板の表面に沿って流れるように整流板で導かれて、噴流で陽炎を除去できる。その結果、実装ヘッドと撮像装置との間の光路にある空気の温度ばらつきが低減し、空気の密度差が減り、画像を安定化することができる。よって、被実装部材の保持部材を温度ばらつき無く高温に保持しながら、非常に高い精度で、短時間で基板に被実装部材を実装することが可能になる。
本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置の構成を示す概略断面図 本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置の構成を示す概略平面図 本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置の構成を示す概略断面図 本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置の構成を示す概略断面図 本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置を示す概略平面図 本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置を示す概略平面図 本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置を示す概略平面図 特許文献1で提案されている半導体装置の実装装置を概念的に示す概略構成図 図7Aの実装装置における認識マークの位置合わせの一例を示す、半導体素子と基板の平面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1及び図2は、本発明の実施の形態における部品実装装置の一例としての半導体装置の製造装置の構成を示す概略断面図及び概略平面図である。
図1に示す本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置は、位置合わせ用の認識マーク3が形成された半導体素子2のような被実装部材を、実装ヘッド1を用いて、接合層4を介して基板13の実装位置に実装する装置である。この製造装置は、吸着ノズル5のような保持部材と、加熱装置6と、認識カメラ11のような撮像装置と、画像認識装置42と、光学部品10と、位置算出部50と、陽炎防止ブローノズル16と、整流板17とを少なくとも備えている。
より具体的には、まず、この製造装置の昇降駆動関係の構成例としては、半導体素子2を保持可能な透明な吸着ノズル5を備えた実装ヘッド1と、実装ヘッド1に対向するように設けられて基板13を固定するステージ12と、ステージ12の平面に対し垂直方向に実装ヘッド1を駆動するヘッド昇降駆動機構40と、制御装置51とを備えている。
半導体素子2は被実装部材の一例として機能する。吸着ノズル5は保持部材の一例として機能する。
制御装置51は、ヘッド昇降駆動機構40と、ヒーター6と、ヘッド移動機構52と、認識カメラ11と、画像認識装置42と、位置算出部50と、陽炎防止ブローノズル16のエアー供給源16kと、吸着ノズル5による公知の真空吸引装置(図示せず)とをそれぞれ駆動制御する。真空吸引装置は、吸着ノズル5に対する真空吸引のオンオフにより、公知の吸着保持動作を行うものである。
なお、保持部材による半導体素子2の保持方法としては、例えば、真空吸着、静電気、又は、機械チャックが用いられる。
ステージ12は、制御装置51の制御の下に公知の駆動装置などにより、上下方向(Z方向)と直交するXY方向とZ方向回りのθ方向に移動可能としている。
半導体素子2は、例えばシリコーン、窒化ガリウム、又はシリコーンカーバイド等の不透明な材料から成る薄い板状部材である。半導体素子2の一方の面(図1では上面)2aには、認識マーク3が、もう一方の面(図1では下面)2bには、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、又はシリコーン樹脂などの熱硬化型接着剤、熱可塑性接着剤、導電性接着剤、又はクリームはんだで構成される接着層4が形成されている。接着層4は、接合層の一例である。
また、基板13は、例えばシリコーン、ガラス、ステンレス、又は樹脂基板などから成り、平面形状は、円形、又は矩形状などである。
ヒーター6は、加熱装置の一例として機能する。
実装ヘッド1は、直方体箱形状のプリズムブロック71と、プリズムブロック71の下面に配置された直方体板形状の冷却ブロック8と、冷却ブロック8の下面に配置された直方体板形状のヒーターブロック7と、ヒーターブロック7の下面に配置されかつ透光性の材料で構成された吸着ノズル5とで構成されている。
ヒーターブロック7の内部には、ヒーター6が設けられて加熱することができる。ヒーターブロック7の上面とプリズムブロック71の下面との間には、冷却ブロック8が設けられており、ヒーター6による加熱時にヒーターブロック7のプリズムブロック71への伝熱を抑制することができる。また、半導体素子2の一方の面(図1では上面)2aの認識マーク3に対応する位置に、貫通穴9をヒーターブロック7と冷却ブロック8とに設けている。
吸着ノズル5は、半導体素子2を吸着するとき、吸着された半導体素子2の認識マーク3が貫通穴9の下方の位置に位置するように吸着する。貫通穴9の直径は、一例として、認識マーク3が多少位置ずれしても見えるように、認識マーク3の大きさよりも十分に大きくする。
一方、プリズムブロック71内には、貫通穴9の上方の位置に、三角形板状のプリズムのような光学部品10を配置している。さらに、プリズムブロック71の1つの側面(例えば図1の右側面)には、光学部品10と同じ高さに、光を透過する透過窓部14が設けられている。
さらに、実装ヘッド1の外部(外側)でかつ光学部品10と同じ高さに、窓部14を介して光学部品10によって下から上向きへの光路が横方向に光路変換された画像が認識できる方向に、撮像装置の一例である認識カメラ11が設けられている。よって、吸着ノズル5で吸着保持された半導体素子2の認識マーク3が貫通穴9の下方に位置したとき、認識マーク3の画像の情報が、貫通穴9を介して光学部品10で直角方向に光路変換されたのち、窓部14を通過して、認識カメラ11に到達するように構成している。認識カメラ11には、画像認識装置42が接続されている。認識カメラ11で取得した画像情報から、画像認識装置42で背景差分法などの公知の画像処理を行って、認識マーク3の位置を読み取ることができる。詳しくは、まず、前記したように、吸着された半導体素子2の認識マーク3の画像は、吸着ノズル5の貫通穴9を透過したのち、光学部品10によって半導体素子2の面に対して垂直な方向から認識カメラ11の撮像面の方向に向けて方向変換し、認識カメラ11に取り込まれて、認識マーク3の位置情報を画像認識装置42で読み取られる。ここで、半導体素子2上の認識マーク3の位置情報から、吸着ノズル5の重心の座標に対する半導体素子2の相対座標を位置ずれ量として、画像認識装置42に接続された位置算出部50で算出して半導体素子2の実装位置を求める。位置算出部50で算出した位置ずれ量は、制御装置51に向けて出力され、制御装置51によるヘッド移動機構52などを駆動して半導体素子2を実装位置に位置決めするときに使用される。
実装ヘッド1の一側面の外側の近傍(例えば図1では窓部14の外側の近傍)には、陽炎防止ブローノズル16が設けられている。陽炎防止ブローノズル16は、先端部16bに、窓部14と認識カメラ11との光路18の方向と交差する方向、例えば、垂直な方向に噴射可能に、上下方向沿いに1列に配列された複数個の噴射孔16aが設けられている。さらに、噴射孔16aとノズル端部(図示しない)は陽炎防止ブローノズル16の内部で繋がっており、ノズル端部は、制御装置51によりそれぞれ制御される流量制御弁16j及びエアー供給源16k(図示しない)と繋げられている。エアー供給源16kからのエアーの供給により、各噴射孔16aから、図1の奥側から手前側に向かって紙面貫通方向にエアーが噴射される。図1に示すように噴射孔16aの開口が上下方向に並んでいるため、複数個の噴射孔16aから噴出した噴流は上下方向には互いに繋がり、図2に示すように横長方向に噴射された噴流20として拡散する。ここで、陽炎防止ブローノズル16は、認識カメラ11から光学部品10までの光路18と交差して光路18を横切るように噴射する位置に設けられる。なお、陽炎防止ブローノズル16の先端部16bには、複数個のエアー吸入孔を設けても構わない。先端部16bの近傍のエアーをエアー吸入孔から吸い込んで負圧を発生することで、噴射孔16aから噴出するエアーを増幅させ、一層、横長の噴流20を形成することができる。
さらに、X方向で陽炎防止ブローノズル16と認識カメラ11との間には、整流板17が設けられている。整流板17は、光を透過する透明な材質から成り、例えば、石英、ガラス、アクリル、ポリエチレン、又は、ポリプロピレンなどから成る。整流板17は、陽炎防止ブローノズル16から噴射された噴流20を整流板17の表面に沿って流れるように導くことにより、加熱した実装ヘッド1を冷却することなく、実装ヘッド1と認識カメラ11の手前の整流板17との間に生じた陽炎を除去するものである。整流板17は、前記したように、陽炎防止ブローノズル16からの噴流20と認識カメラ11との間に、実装ヘッド1の窓部14のある側面1cと平行な対向面を有するように設けられている。陽炎防止ブローノズル16からの噴射された噴流20は、整流板17によって整流板17側(すなわち、実装ヘッド1よりも認識カメラ11側)に引き寄せられるため、噴流20が実装ヘッド1に当たることを防ぐことができ、加熱した実装ヘッド1を噴流20で冷却することなく、実装ヘッド1と認識カメラ11の手前の整流板17との間に生じた陽炎を噴流20で除去できる。
ここで、図2に示すように、陽炎防止ブローノズル16の先端部16bのy座標yは、実装ヘッド1の側面1aのy座標yよりも大きくなるようにY方向(すなわち、図2の上方向、言い換えれば、噴流20の噴射方向とは反対方向)に離すとよい。y座標yがy座標yと同じか又はy座標yよりも小さい場合、噴流20の幅が拡がりを持たないため、実装ヘッド1の近傍の暖められた空気が一部残存し、陽炎が発生し、撮像毎に画像が移動し、認識精度が低下する。さらに、整流板17の端面17aのy座標yは、y座標yよりY方向に大きければよく、整流板17の端面17cのy座標yは、実装ヘッド1の端面1bのy座標y以下にY方向に小さければよい。整流板17の端面17aが、陽炎防止ブローノズル16の先端部16bと同じか又は先端部16bよりも噴流20の噴射方向側にあれば、端面17aと先端部16bとの間において、噴流20は整流板17の表面に沿って流れないため、その間にある陽炎を除去しきれない。さらに、整流板17の端面17cのy座標yが、実装ヘッド1の端面1bのy座標yよりも大きければ(すなわち、Y方向に大きければ)、拡散した噴流20は実装ヘッド1の側面1cに当たり、実装ヘッド1を冷却する問題が生ずる。従って、図2に示すように、整流板17の端面17cのy座標yは、実装ヘッド1の端面1bのy座標yよりも小さく(すなわち、Y方向に小さく)すればよい。
図3A及び図3Bは、異なる製造工程での、本発明の実施の形態における半導体装置の製造装置の構成及び配置を示す概略断面図である。製造装置は、さらに、半導体素子2(図示しない)を搭載する移載ステージ15と、基板13(図示しない)を搭載するステージ12とが互いに一定距離離れた位置にそれぞれ設けられている。実装ヘッド1は、移載ステージ15とステージ12との間の往復移動を可能にする水平方向のヘッド移動機構52と、実装ヘッド1が昇降可能な垂直方向のヘッド昇降駆動機構40とを備えて、制御装置51でヘッド移動機構52とヘッド昇降駆動機構40とをそれぞれ駆動制御している。認識カメラ11は、ステージ12の近傍の上方に横向きに固定されている。なお、認識カメラ11は、実装ヘッド1に固定しても構わない。そのように実装ヘッド1に固定すれば、実装ヘッド1の移動動作中に、認識カメラ11で認識動作を行うことができるため、生産時間を短縮することができる。
次に、半導体装置の製造方法による製造工程を順に示す。これらの一連の動作は制御装置51により動作制御されている。
まず、図3Aに示すように、移載ステージ15上に搭載された半導体素子2に形成された認識マーク3を吸着用認識カメラ53で認識した後、制御装置51の制御の下で、制御装置51からの実装ヘッド1の位置情報を読み取った後、認識マーク3の認識情報(認識マーク3の相対座標の位置情報)と実装ヘッド1の位置情報(実装ヘッド1の絶対座標の位置情報)とに基づき、ヘッド移動機構52とヘッド昇降駆動機構40との駆動制御により、実装ヘッド1をX、Y、及びθ方向に位置合わせして下降させて実装ヘッド1を半導体素子2に接触させ、半導体素子2を、真空吸着動作により実装ヘッド1の吸着ノズル5に吸着固定し、実装ヘッド1を上昇する。なお、移載ステージ15に、それぞれの半導体素子2が収納可能な凹形状になっているなどの位置合わせ機構がある場合は、吸着用認識カメラ53を用いなくとも構わない。ここで、実装時間を短縮するために、実装ヘッド1は、ヒーター6により予め加熱していても構わない。
次に、図3Bに示すように制御装置51の制御の下で、ステージ12上に搭載された基板13の位置座標に基づく所定の位置に、ステージ12を水平方向に移動する。実装ヘッド1は、ヘッド移動機構52により、実装位置まで水平方向に移動させた後、ヘッド昇降駆動機構40によって、実装ヘッド1の窓部14が認識カメラ11と同じ高さになるまで実装ヘッド1を下降させる。そして、制御装置51の制御の下でエアー供給源16kを駆動制御して、陽炎防止ブローノズル16のブロー動作を開始する。そして、制御装置51の制御の下で、ステージ12上の実装ヘッド1の停止位置において、支柱54で支持された認識カメラ11と画像認識装置42とにより、実装ヘッド1に吸着された半導体素子2上の認識マーク3を画像認識し、画像認識結果を基に、基板13に対する半導体素子2の相対座標を位置算出部50により算出する。
次に、制御装置51の制御の下で、エアー供給源16kを駆動制御して陽炎防止ブローノズル16のブロー動作を停止した後、位置算出部50での算出結果に基づき、実装ヘッド1及びステージ12のいずれか一方又は両方を、ヘッド移動機構52によりX、Y、及びθ方向に移動させ、基板13に半導体素子2を加圧しながらヘッド昇降駆動機構40により実装ヘッド1をステージ12に向けて下降させて実装する。ここで、実装ヘッド1の吸着ノズル5を伝って半導体素子2の裏面の接着層4にヒーター6の熱が伝わり、熱によって軟化した接着層4は、基板13に押し当てられて接着される。
ここで、接着層4の接着力を十分確保するためには、吸着ノズル5に吸着された半導体素子2は高温に加熱する必要がある。接着層4が熱可塑性材料から成る場合は、熱可塑性材料の軟化点以上に上げればよく、熱硬化性材料からなる場合は、熱硬化性材料の硬化開始温度以上に上げればよく、金属から成る場合は、金属の融点以上に上げるとよい。
加熱された実装ヘッド1の近傍は、高温に曝されると、陽炎のような気流の揺れが発生するが、本発明の実施の形態によれば、整流板17の表面に沿って流れる陽炎防止ブローノズル16の噴流20により、実装ヘッド1と認識カメラ11の手前の整流板17との間に生じた陽炎を除去できる。その結果、実装ヘッド1と認識カメラ11との間の光路にある空気の温度ばらつきが低減し、空気の密度差が減り、画像を安定化することができる。また、陽炎防止ブローノズル16から噴出した噴流20は、整流板17の表面に沿って流れるように導かれるため、実装ヘッド1の側面に噴流20が当たることを回避することができ、実装ヘッド1を冷却することなく、実装ヘッド1と認識カメラ11との間の光路18にある空気の温度を安定させ、接着層4の接着力を一定強度に確保することができる。
前記実施の形態の方法により、一例として、外形寸法が2mm×2mmの半導体素子2を直径300mmのガラスから成る基板13に実装した。接着層4には、軟化開始温度120℃の熱硬化性の接着フィルムを用いた。実装ヘッド1の温度を200℃、ステージ12の温度を40℃とした。ここで、認識カメラ11と窓部14までの距離は50mmである。陽炎防止ブローノズル16から噴出した噴流20の幅が20〜30mmになるように、エアー供給流量は15l/minとした。整流板17と陽炎防止ブローノズル16との距離は10mmとした。噴流20が噴出している時、噴流20は整流板17の表面に沿って流れ、実装ヘッド1の温度は190〜210℃を保持することができた。認識カメラ11で認識し、実装時間0.1sで実装した結果、所定の基板13の位置に対する半導体素子2の実装精度は、±3μmを確保することができた。
前記実施の形態において、実装ヘッド1には陽炎防止ブローノズル16を1個を有することについて述べたが、これに限るものではない。認識カメラ11と実装ヘッド1との距離が離れている場合、複数個の陽炎防止ブローノズル16を用いてもよい。
図4は、本発明の実施の形態の変形例における半導体装置の製造装置を示す概略平面図である。図1とは、陽炎防止ブローノズルを2個用いている点で異なり、窓部14と認識カメラ11との光路18の方向と垂直な方向に複数個の噴射孔が設けられた陽炎防止ブローノズル16は、実装ヘッド1から認識カメラ11に至るまでの光路18沿いに並べて配置された陽炎防止ブローノズル16cと16dとで構成されている。陽炎防止ブローノズル16cと16dとは、先端部16bに、窓部14と認識カメラ11との光路18の方向と交差する方向、例えば、垂直な方向に噴射可能に、上下方向沿いに2列に配列されている。言い換えれば、実装ヘッド1の側面に対し、陽炎防止ブローノズル16cと16dとからの噴流20c,20dの噴射方向が平行となるように配置する。ここで、認識カメラ11と実装ヘッド1とまでの距離は、図2の前記実施の形態よりも離れている。距離が離れることにより、認識カメラ11と実装ヘッド1との間にある空気の温度ばらつきが大きくなる。本発明の実施の形態の変形例によれば、平行に接続された陽炎防止ブローノズル16cと16dとから噴出した噴流20c,20dが互いに交わり合うことにより、噴流20c,20dは、X方向に広がることなく一定の幅を確保できる。さらに、整流板17の表面に沿って噴流20c,20dが流れるため、実装ヘッド1を冷却することなく、陽炎を噴流20c,20dにより除去できる。
この方法によれば、実装ヘッド1と認識カメラ11との距離が離れていても、加熱しながら高精度の実装が可能になる。例えば10mm×10mmのように外形の大きな半導体素子2を直径300mmのガラス基板13に実装する場合であっても、実装ヘッド1が200℃、ステージ12の温度は常温、実装時間は0.1sの条件下で実装精度±3μmを確保することができた。
以上の方法によれば、ステージ12を高温に加熱せずに、実装ヘッド1を加熱して短時間で実装できるため、大きな基板13でも反りを発生せずに高精度で実装することができる。また、実装ヘッド1と認識カメラ11との間の距離を離すことができ、光学部品10及び認識カメラ11の配置の設計自由度を向上させることができる。
また、前記実施の形態及び前記変形例における整流板17Gとしては、光を透過しない整流板17Gに、認識カメラ11の光路18が通過する部分に貫通孔17bを設けても構わない。図5は、本発明の実施の形態の別の変形例における半導体装置の製造装置を示す概略平面図である。整流板17Gに貫通孔17bが設けられた点で先の整流板17とは異なる。陽炎防止ブローノズル16(一例として、図4のノズル16で図示。)から噴出した噴流20は、整流板17の表面に沿って流れた後、一部の噴流20gは貫通孔17bを通り抜け、整流板17の内壁(すなわち、実装ヘッド1の対向面とは反対側の認識カメラ11に対向する面)に沿って流れる。
この発明の実施の形態の別の変形例によれば、ステージ12を高温に加熱して認識カメラ11と整流板17の裏面(すなわち、実装ヘッド1の対向面とは反対側の認識カメラ11に対向する面)との間の空気が暖められて陽炎が発生する場合でも、陽炎防止ブローノズル16の噴射により貫通孔17bを通り抜けた一部の噴流20gにより陽炎を除去でき、認識精度を向上することができる。例えば、10mm×10mmのように外形の大きな半導体素子2であっても、実装ヘッド1が200℃、ステージ12の温度150℃、実装時間は0.1sの条件下でも実装精度±3μmを確保することができた。
さらに、前記実施の形態及びそれぞれの変形例における実装ヘッド1の形状は、矩形に限られない。実装ヘッド1の形状は、円形又は多角形であっても構わない。図6は、本発明の実施の形態のさらに別の変形例における半導体装置の製造装置を示す概略平面図である。実装ヘッド1Gの外形が円形である点で異なる。実装ヘッド1Gの側面には、認識カメラ11で観察できる位置に曲面形状の窓部14が設けられている。また、実装ヘッド1Gに離間して整流板17が設けられている。なお、図2における、実装ヘッド1の側面1aのy座標yは、図6の光路18沿いの実装ヘッド1Gの外形の円形の上端の接線とY軸との交点のy座標であり、実装ヘッド1の端面1bのy座標yは、図6の光路18沿いの実装ヘッド1Gの外形の円形の下端の接線とY軸との交点のy座標である。
この発明の実施の形態のさらに別の変形例によれば、実装ヘッド1Gの周辺機構の設計自由度を高めることができる。
以上のように、本発明の実施の形態及び前記種々の変形例によれば、陽炎防止ブローノズル16から噴射した噴流20が、実装ヘッド1から認識カメラ11に至るまでの光路18と交差しかつ整流板17の表面に沿って流れるように整流板17で導かれて、噴流20で陽炎を除去できる。その結果、実装ヘッド1と認識カメラ11との間の光路18にある空気の温度ばらつきが低減し、空気の密度差が減り、画像を安定化することができる。よって、半導体素子2の吸着ノズル5を温度ばらつき無く高温に保持しながら、非常に高い精度で、短時間で基板13に半導体素子2を実装することが可能になる。
また、ステージ12を加熱した場合であっても、非常に高い精度で、短時間で基板に実装することができる。
なお、前記様々な実施形態において、半導体素子2及び基板13の認識マーク3及び、認識カメラ11は複数個用いても構わない。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の前記態様に係る部品実装装置は、整流板の表面に沿って流れる噴流で陽炎を除去でき、実装ヘッドと撮像装置との間の光路にある空気の温度ばらつきが低減し、空気の密度差が減り、画像を安定化することができて、例えば半導体素子のような被実装部材の保持部材を温度ばらつき無く高温に保持しながら、非常に高い精度で、短時間で基板に被実装部材を実装することができる。よって、この部品実装装置は、例えば、高速大容量メモリ、アプリケーションプロセッサ、CPUなどの大型の半導体素子の実装時に使用する半導体装置の製造装置において特に有用である。
1、1G 実装ヘッド
2 半導体素子
3 認識マーク
4 接着層
5 吸着ノズル
6 ヒーター
7 ヒーターブロック
8 冷却ブロック
9 貫通穴
10 光学部品
11 認識カメラ
12 ステージ
13 基板
14 窓部
15 移載ステージ
16、16c、16d 陽炎防止ブローノズル
16a 噴射孔
16b 先端部
16j 流量制御弁
16k エアー供給源
17、17G整流板
17a、17c 端面
17b 貫通孔
18 光路
20、20c、20d 噴流
20g 貫通孔を通過する一部の噴流
40 ヘッド昇降駆動機構
42 画像認識装置
50 位置算出部
51 制御装置
52 ヘッド移動機構
53 吸着用認識カメラ
54 支柱

Claims (4)

  1. 位置合わせ用の認識マークが形成された被実装部材を、上下動可能な実装ヘッドを用いて、接合層を介して基板の実装位置に実装する部品実装装置において、
    前記実装ヘッドの下面に備えられ、前記被実装部材の前記認識マークが形成された面に接触して前記被実装部材を保持する保持部材と、
    前記実装ヘッドに備えられ、前記保持部材で保持した前記被実装部材を加熱する加熱装置と、
    前記被実装部材の前記認識マークの画像情報を取得する撮像装置と、
    前記撮像装置で取得された前記被実装部材の前記認識マークの前記画像情報から画像認識の情報を取得する画像認識装置と、
    前記実装ヘッドに備えられ、前記保持部材で保持した前記被実装部材の前記認識マークの前記画像情報を前記撮像装置に導く光学部品と、
    前記画像認識装置で取得した前記画像認識の情報に基づき前記被実装部材の前記実装位置を算出する位置算出部と、
    前記実装ヘッドの側面の外側で、かつ前記実装ヘッドの側面と前記撮像装置との間に噴流を噴射する陽炎防止ブローノズルと、
    前記実装ヘッドの側面の外側に、前記陽炎防止ブローノズルから噴射した前記噴流が表面に沿って流れるように導く整流板とを備え、
    前記陽炎防止ブローノズルは、前記陽炎防止ブローノズルから噴射した前記噴流が前記実装ヘッドの側面から前記撮像装置に至るまでの光路と交差しかつ上下方向とも交差するように設けられ、かつ前記整流板が前記実装ヘッドと離間して設けられ、前記整流板の長手方向において、前記整流板の両端面は前記実装ヘッドよりも外側にあり、かつ前記整流板の前記両端面のうちの一方の端面は前記陽炎防止ブローノズルの噴射孔のある先端部よりも前記実装ヘッドから離れた位置にある部品実装装置。
  2. 前記陽炎防止ブローノズルは、前記実装ヘッドから前記撮像装置に至るまでの前記光路沿いに並べて配置された複数個のノズルで構成されている、請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記整流板は、前記実装ヘッドから前記撮像装置に至るまでの前記光路が通過する部分に、貫通穴又は透過窓部を備えている、請求項1又は2に記載の部品実装装置。
  4. 前記被実装部材は半導体素子である、請求項1〜のいずれか1つに記載の部品実装装置。
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