JP2003205256A - ノズル - Google Patents

ノズル

Info

Publication number
JP2003205256A
JP2003205256A JP2001365131A JP2001365131A JP2003205256A JP 2003205256 A JP2003205256 A JP 2003205256A JP 2001365131 A JP2001365131 A JP 2001365131A JP 2001365131 A JP2001365131 A JP 2001365131A JP 2003205256 A JP2003205256 A JP 2003205256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
side member
nozzle
orifice
inflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001365131A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Iwamura
吉就 岩村
Yuji Honda
祐治 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
H Ikeuchi and Co Ltd
Original Assignee
H Ikeuchi and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by H Ikeuchi and Co Ltd filed Critical H Ikeuchi and Co Ltd
Priority to JP2001365131A priority Critical patent/JP2003205256A/ja
Publication of JP2003205256A publication Critical patent/JP2003205256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルへの供給量に対して噴射量を増量可能
とし、また、幅方向の噴射分布を均一とする。 【解決手段】 エアまたは液体からなる流体供給管30
に接続する流入路13にオリフィス14を設け、該オリ
フィス14に近接した下流側位置の周壁に周囲のエアま
たは液体を吸い込む吸込孔18A、18Bを設け、流入
路15の下流端に流路軸線方向と直交する幅方向に広が
る第1チャンバー19を連通し、該第1チャンバー19
を幅方向全長に亙って同様な形状の第2チャンバー20
に第1スリット部21を介して連通し、第2チャンバー
20に流入する流体を幅方向に均一化させ、第2チャン
バー20の先端を噴射孔となる第2スリット部22に連
通し、吸込孔18A、18Bより周囲の流体を吸い込む
ことより噴射量を増量させて帯状に噴霧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノズルに関し、詳し
くは、該ノズルへの流体の供給量よりも噴射量を増幅し
て噴射するもので、気体ノズルとして鋼板上の水切り・
ダスト飛ばし、鋼板の空冷等に用いられると共に、液体
ノズルとしてPCBの水中エッチングや銅メッキ液の攪
拌等に用いるられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、上記用途に用いられるノズルと
して、図21に示すスリットノズル1が提供されてい
る。上記スリットノズル1は、流入部2と、該流入部2
に連通する内筒部4と、該内筒部4の外面を長手方向に
切り欠いた内部スリット4aと、該内筒部4の外部を閉
鎖状に覆う角柱状の外筒部3と、該外筒部3の一角を長
手方向に切り欠いた外部スリット3aとを備えている。
【0003】上記スリットノズル1の流入部2を流体の
供給管(図示せず)に取り付けて用いることにより、該
流体がスリットノズル1の流入部2より内筒部4に流通
し、内部スリット4aより内筒部4と外筒部3との間の
中空部Sに流出した後に、外部スリット3aより長手方
向に平面的に噴射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
リットノズル1の外部スリット3aより噴射される流体
は流入部2より供給された流体がそのまま噴射されてい
るだけで、噴射量と供給量が同一であるため、例えば、
エア冷却等のように、外部スリット3aより噴射される
流体に大流量が要求される用途においては、スリットノ
ズル1に流体を供給するコンプレッサー等に高出力のも
のを用いることでしか対応できなかった。
【0005】また、上記スリットノズル1の外部スリッ
ト3aより噴射される流体の流量分布は、ノズル先端側
にいくにつれて噴射流量が多くなる傾向にあるため、外
部スリット3aの長手方向に対して均一に噴射されない
問題も生じていた。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、第1にノズルへの供給量に対して噴射量を増幅可能
とすることを課題としている。また、第2に、幅方向の
噴射分布を均一とすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、第1に、エアまたは液体からなる流体供
給管に接続する流入路にオリフィスを設け、該オリフィ
スに近接した下流側位置の周壁に周囲のエアまたは液体
を吸い込む吸込孔を設け、上記流入路の下流端に流路軸
線方向と直交する幅方向に広がる第1チャンバーを連通
し、該第1チャンバーを幅方向全長に亙って同様な形状
の第2チャンバーに第1スリット部を介して連通し、該
第2チャンバーに流入する流体を幅方向に均一化させ、
該第2チャンバーの先端を噴射孔となる第2スリット部
に連通し、上記吸込孔より周囲の流体を吸い込むことよ
り噴射量を増量させて帯状に噴霧する構成としているこ
とを特徴とするノズルを提供している。
【0008】上記構成によれば、上記流入路にオリフィ
スを設け、該オリフィス近傍の下流側周壁に吸込孔を設
けているため、オリフィスを通過した流速の早い流体が
吸込孔の部分を流通して大きな負圧を発生させ、ノズル
周囲の流体を吸込孔より流入路内に吸い込んで、上記ス
リットより噴射される噴射量を供給管による供給量より
も増幅させて噴射効率を向上させることができる。
【0009】また、第1チャンバーに流入した流体は、
まだ幅方向に均一に拡散されていない場合があるが、上
記第1スリット部を通過する際に、流体に圧力が加わる
ことにより幅方向に均一化されて上記第2チャンバーへ
と流出させることができる。従って、上記流体が上記第
2スリットにより外部に噴射される際には幅方向に均一
な状態で帯状に噴射することが可能となる。
【0010】なお、上記オリフィス下流の流入路の断面
積を、上記第1・第2スリット及び上記第1・第2チャ
ンバー内の流路断面積よりも小さくすることにより、第
1チャンバーの入口部分において流路の急拡大による減
圧が発生するので、その上流に位置する上記吸込孔での
ノズル周囲の流体の吸い込みが促進することができる。
【0011】本発明は、第2に、エアまたは液体からな
る流体供給管に接続する流入路に、流路軸線方向と直交
する幅方向に広がる第1チャンバーを連通し、該第1チ
ャンバーを幅方向全長に亙って同様な形状の第2チャン
バーに第1スリット部を介して連通し、上記第2チャン
バーの先端に第2スリット部を設け、上記第2スリット
部に幅方向に間隔をあけて並設した各噴出流路のオリフ
ィスを連通し、各噴出流路にオリフィスに近接した下流
側位置の周壁に周囲のエアまたは液体を吸い込む吸込孔
を設け、該吸込孔より周囲のエアまたは液体を吸い込む
ことより各噴出流路の先端の噴射孔より噴射量を増量さ
せて帯状に噴霧する構成としていることを特徴とするノ
ズルを提供している。
【0012】上記ノズルによれば、上記第2チャンバー
と各噴出流路との間に夫々オリフィスを設け、該オリフ
ィス近傍の噴出流路の周壁に吸込孔を設けているため、
各オリフィスを通過した流速の早い流体が各吸込孔の部
位を流通して大きな負圧を発生させ、ノズル周囲の流体
を各吸込孔より各噴出流路内に吸い込んで、上記各噴出
流路より噴射される噴射量合計を流入路への供給量より
も増幅させて噴射効率を向上させることができる。
【0013】また、第1チャンバーに流入した流体は、
上記第1スリット部を通過する際に流体に圧力が加わる
ことにより幅方向に均一化されて上記第2チャンバーへ
と流出するので、上記並列した各オリフィスに均等に流
体を流入させることができ、上記各噴出流路の先端の噴
射孔より噴射される際には幅方向に均一な状態で帯状に
噴射することが可能となる。
【0014】上記第1チャンバーおよび第2チャンバー
は流路軸線方向の断面を円形とし、上記第1スリット部
は第1チャンバーと第2チャンバーとの円周が重なる部
分に開口して、上下より略V形状の突出部を備えた形状
としている。
【0015】上記形状とすることで、上記第1チャンバ
ーおよび第2チャンバーの上下面は円弧形状となるた
め、第1チャンバーおよび第2チャンバー夫々の前後の
連続部分に滑らかな傾斜が形成され、チャンバー内の流
体の流れをスムーズにすることができ、第1スリット部
による流体の幅方向への均一化もスムーズに行われる。
【0016】上記第2スリット部の断面は、第1スリッ
ト部の断面積および第1、第2チャンバーの断面積より
小さく設定していることにより、最終的に第2スリット
部を流体が通過する際に、再度、幅方向への均一化を行
うことができると共に、第2スリット通過時に加圧して
噴出することができる。
【0017】上記オリフィスの前後に、オリフィスに向
かって縮径する傾斜面を設けていることにより、オリフ
ィス流入時に流体を滑らかに導くことができると共に、
オリフィス流出時には流体の直進性を損なわずに流出す
ることができる。また、上記吸込孔は上記傾斜面の終端
位置に設けることで、上記負圧を吸込孔に直接的に作用
させることができ、吸込効果を向上させることができ
る。
【0018】なお、上記第1の発明においては、上記流
入路のオリフィス下流の断面積を流入路のオリフィス上
流の断面積より大とすると好適である。詳しくは、流入
路のオリフィス上流側の断面積を流入路のオリフィス下
流側の断面積よりも小さくし、オリフィス上流側の傾斜
角度をオリフィス下流側の傾斜角度よりも鋭角とするこ
とにより、オリフィス下流側での噴射液の流速を高める
ことができる。これにより、吸込孔の内部に発生する負
圧を大きくして、吸い込み量をさらに増大させることが
できる。また、流入路側の傾斜面は先端において傾斜角
度をより鋭角となるように2段階で傾斜させていること
が好ましい。
【0019】また、上記吸込孔は対向位置に一対設ける
と共に真円形状とし、該吸込孔の直径を該吸込孔近傍の
管直径と略同等の大きさとしている。吸込孔を2個とし
ているのは、小さい穴を複数個設けるよりは、大きな穴
と対向位置に2個設ける方が吸込孔の合計断面積を大き
くとれ、周囲の水の吸い込み量を多くすることができる
ことによる。また、各吸込穴を円形としているのは、角
穴とするとエッジにより乱流を発生するため、エッジが
生じない円形としている。円は楕円形状でも良いが真円
形状とすると最も抵抗なく周囲の水をスムーズに吸い込
むことができる。
【0020】上記吸込孔の合計断面積をオリフィス断面
積の12〜28倍、オリフィス下流の断面積をオリフィ
ス断面積の13〜25倍とすることにより、流体の供給
量に対する噴射量を2〜4倍とすることが好ましい。ま
た、吸込孔の断面積、オリフィスの断面積、オリフィス
下流の断面積等を上記設定とすることにより、供給水量
(供給管からの吐出量)に対して噴射量を2〜4倍、好
ましくは3〜4倍とすることができる。
【0021】さらに、本発明は、第3に、エアまたは液
体からなる流体供給管に接続する流入側部材と、該流入
側材の下流側先端に対して取り付けられる噴射側部材と
からなり、上記流入側部材は、流入路にオリフィスを備
え、該オリフィスに近接した下流側位置の周壁に周囲の
エアまたは液体を吸い込む吸込孔を備える一方、上記噴
射側部材は流入側部材と連通する流路先端に噴出口を備
え、上記流入側部材の吸込孔より周囲の流体を吸い込む
ことより噴射量を増量させて上記噴出側部材の噴出口よ
り噴霧する構成としていることを特徴とするノズルを提
供している。
【0022】上記流入側部材は共用部材とする一方、上
記噴射側部材は取替部材として、流入側部材に噴射側部
材と着脱自在に螺着して連結し、上記噴射側部材は、流
路形状、噴出口形状あるいは/及びワーラー等の流体旋
回手段の有無が相違する複数種類のものからなる。
【0023】上記ノズルによると、上記流入側部材を共
通部材として、用途に合った噴射パターンを形成する噴
出側部材を交換して取り付けることができるので、用途
ごとにノズル全体を交換する必要がなくコストダウンす
ることができる。また、流量の増幅機能を共通部材であ
る上記流入側部材にもたせているので、あらゆる種類の
噴出側部材を取り付けた場合にも、噴射量を流入量より
も増量させることができる。
【0024】上記噴射側部材としては、例えば、半球状
の噴射面を有する円筒形状とし、流入側部材との連通す
る流路よりも拡径したチャンバー部を備え、該チャンバ
ー部の先端を上記半球状の噴射面とし、該噴射面に直径
方向に切り欠いたスリット状の噴射口を設けた構成とし
ている。あるいは、流入側部材の流路と同一径の流路を
備え、該流路にワーラーからなる流体旋回手段を介設し
た円筒形状とし、該円筒形状の先端閉鎖面に小径な丸穴
の噴射口を設けた充円錐噴霧を発生させる構成としてい
る。あるいは、円筒形状の先端閉鎖面にスリット状の噴
射口を設けて扇形噴霧を発生させる構成としている。さ
らに、噴射面を半球状として、中心部およびその外周に
間隔をあけて放射状に噴射口を多数設けた構成としてい
る。
【0025】なお、噴射側部材の構成は上記に限定され
ず、従来用いられている種々の形状のノズルを上記増量
機能を有する流入側部材の下流端に着脱自在に取り付け
て用いることができる。また、噴射側部材を流入側部材
に対して着脱自在に取り付けると流入側部材を共用化で
きる利点はあるが、流入側部材と噴射側部材とを一体成
形あるいは一体的に機械的固定しても良いことは言うま
でもない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図5は本発明のノズルの第
1実施形態を示す。
【0027】第1実施形態のノズル10は一体成形品か
らなり、略円筒形状のボディ11の先端に直方体状のチ
ャンバー12を連続させた略T字形状としている。ボデ
ィ11内部には同一軸線上に第1流入路13、オリフィ
ス14、第2流入路15を連通させて形成している。第
1流入路13を設ける側のボディ11の一側部は小径部
11aとして、その外周面に供給管30(図5に示す)
に螺着するネジ部11bを設けている。小径部11aよ
り段状に拡径してチャンバー12への連続端11eまで
は直管とした大径部11cとしている。
【0028】上記ボディ11の小径部11aの内部に、
第1流入路13とオリフィス14とを設け、該第1流入
路13とオリフィス14との間に傾斜面16を設けてい
る。上記第1流入路13の断面積をS1、オリフィス1
4の断面積をS2とすると、本実施形態では、上記2値
の比は6≦S1/S2≦10に設定している。また、オ
リフィス14の長さL1とオリフィスの直径D1とは、
L1/D1=1.5〜2.5に設定している。
【0029】上記第1流入路13とオリフィス14との
間の傾斜面16は図4に拡大して示すように、傾斜角度
を2段に変えて縮径した斜面16a、16bを備えた形
状としている。
【0030】オリフィス14の前端はボディ11の段差
部11dと同一ラインに位置し、該前端から拡径する傾
斜面17を介して第2流入路15に連続させている。こ
の傾斜面17の角度は、本実施形態では110゜以上1
40°以下として、第1流入路13側の傾斜面16より
広げている。この傾斜面17の終端よりチャンバー12
への連続端までの第2流入路15の断面積は一定のS3
としている。上記第2流入路15の断面積S3とオリフ
ィス14の断面積S2とは、S3/S2=13〜25に
設定している。また、第2流入路15の長さL2と直径
D2は、L2/D2=2.5〜3に設定している。
【0031】第2流入路15の周壁には、傾斜面17の
終端位置に、一対の真円形状の吸込孔18A、18Bを
対向位置に穿設している。上記吸込孔18A、18Bの
直径D3は第2流入路15の直径と同程度の寸法として
おり、かつ、該吸込孔18Aと18Bを合わせた断面積
S4はオリフィス14の断面積S2の12〜28倍に設
定している。
【0032】チャンバー12は、流線軸方向の断面が円
形である第1チャンバー19と第2チャンバー20とに
分かれており、第1チャンバー19と第2チャンバー2
0の円周が重なる境界部である略V形状の上下突出縁を
第1スリット部21としていると共に、第2チャンバー
20の先端面に幅方向の第2スリット部22を切り欠い
ている。なお、第1チャンバー19の上下面は円弧状で
あるので、第2流入路15および第1スリット部21と
滑らかに傾斜して連続していると共に、第2チャンバー
20の上下面も同様に円弧状であるので、第1スリット
部および第2スリット部22へと滑らかに傾斜して連続
している。
【0033】次に、ノズル10内の流体(本実施形態で
は気体)の流れについて図5(A)(B)を用いて説明
する。上記ノズル10は、ネジ部11bに気体の供給管
30の先端を羅着して、所要圧力で気体を第1流入路1
3に供給している。加圧された気体が第1流入路13に
供給されると、該気体はオリフィス14を通過して更に
加圧された後に、第2流入路15へと流入する。オリフ
ィス14を通過して第2流入路15に流入した気体は勢
いよく流れ、第2流入路15の周壁に設けた吸込孔18
A、18Bの部分には大きな負圧が発生する。この負圧
によりノズル10の周囲の気体を第2流入路15の内部
に吸い込み、この吸い込んだ分だけ増量された気体がチ
ャンバー12内の第1チャンバー19に流入する。
【0034】第1チャンバー19は第2流入路15より
流路断面積が幅方向に急拡大しているので、流入した気
体は幅方向に拡散していくが、第2流入路15の軸線上
の流速が早いため均一に拡散されにくい場合がある。し
かし、第1スリット部21の流路断面積が第1チャンバ
ー19よりも小さいため、気体が第1スリット部21を
通過する際に加圧されることで幅方向Xに均一化されて
第2チャンバー22へと流入する。上記均一化された気
体は第2スリット部22を通過する際に、上記原理と同
様にして、さらに幅方向に均一化されると共に加圧され
て外部に噴射される。なお、第2流入路15から第1チ
ャンバー19への流路の急拡大により減圧が発生してい
るので、その上流に位置する吸込孔18A、18Bでの
ノズル10周囲の気体の吸込効果を促進することも可能
としている。
【0035】上記吸込孔18A、18Bは真円形状とし
て、気体がぶつかるエッジを設けていないため、乱流が
生じることなく周囲の気体が第2流入路15内に吸い込
まれる。かつ、吸込孔18A、18Bの断面積S4、オ
リフィス14の断面積S2、第2流入路15の断面積S
3、第2流入路15の長さを上記した寸法設定としてい
ることにより、本実施形態では、供給量に対する噴射量
を2〜4倍とすることができる。
【0036】なお、本実施形態では上記ノズル10を気
体噴射用として用いているが、液体噴射用としても用い
ることができることは言うまでもない。
【0037】図6乃至図10は第1実施形態のノズルの
各種変形例を示す。図6(A)の第1変形例のノズル
は、オリフィス14の終端から吸込孔18Aへの連続面
17’に傾斜を設けずに垂直面としており、図6(B)
の第2変形例のノズルは、流入路13からオリフィス1
4にかけての傾斜面16’を滑らかに縮径する曲面とし
ている。図7の第3変形例のノズルは、傾斜面17の終
端からチャンバー12へかけての周壁11をテーパ状に
拡径させている。
【0038】図8の第4変形例のノズルは、第1スリッ
ト部21’を環状突起としていると共に、第1チャンバ
ー19’及び第2チャンバー20’の断面円弧形状とせ
ずに断面四角形状としている。図9(A)(B)の第5
変形例のノズルは、チャンバー12”先端面において幅
方向に間隔をあけて穿設した7つの穴を第2スリット部
22’としている。図10(A)(B)の第6変形例の
ノズルは、チャンバー23の外形を先端面にかけて拡径
する円錐形状としていると共に、チャンバー23先端面
において円周状に間隔をあけて穿設した穴及び中心に穿
設した穴を第2スリット部22”としている。上記6種
のノズルとも、他の構成は第1実施形態と同様であるた
め説明を省略する。
【0039】上記ノズル10の水中での使用例を図11
に示す。上記ノズル10を水タンク41の内部において
底壁に近い位置の隅部に水平方向に配置し、ボデイ11
のネジ部11bに供給管30の先端を螺着して連結し、
該供給管30をポンプ42の吐出口に接続している。該
ポンプ42の吸入口には吸込管31を連結し、該吸込管
31の他端を水タンク41内に垂下させ、水タンク41
内の水40をポンプ42により吸い上げて、所要圧力と
して供給管30を介してノズル10に吐出し、循環させ
ている。
【0040】図11に示すノズル10を配置した水流発
生装置において、ノズル10にポンプ42より供給され
た加圧水が第1流入路13に供給されると、加圧水はオ
リフィス14を通過して更に加圧された後に第2流入路
15へと流入し、上述の原理により吸込孔18A、18
Bよりノズル10の周囲の水を第2流入路15の内部に
吸い込み、この吸い込んだ水で増量された噴射水が水タ
ンク41内の水40中へと噴射されて水流を発生させる
と共に対流を生じさせる。
【0041】上記のようなノズル10の水中での使用の
具体的用途としては、プリント基板等の水中洗浄、水中
エッチング、メッキ液層内で液を移動させて濃度の均一
化を図ったり、循環水タンクや排水タイク内での撹拌等
が行うことができる。
【0042】図12および図13は第2実施形態を示
す。第2実施形態のノズル50は一体成形品からなり、
略直方体状のボディ51の一側部より外面にネジ部を有
する小径部51aを突出させている。ボディ11内部に
は、長手方向の前半分にあたる領域に小径部51bの内
部の流入路53に連通するチャンバー52を形成し、チ
ャンバー52の先端面に小径筒状のオリフィス54を等
間隔に5つ穿設し、ボディ11内部の後半分にあたる領
域に各オリフィス54に連通した円筒状の噴出流路55
を同軸上に形成している。なお、オリフィス54の長さ
L2と直径D2とは、L2/D2=1.5〜2.5に設
定している。
【0043】チャンバー52は、流路軸線方向の断面を
円形とする第1チャンバー59と第2チャンバー60と
に分かれており、第1チャンバー59と第2チャンバー
60との円周が重なる境界部である略V形状の突出縁を
第1スリット部61としていると共に、第2チャンバー
60の先端面を第2スリット部62としている。
【0044】流入路53とチャンバー52との間に拡径
する傾斜面56を設け、オリフィス54と噴出流路55
との間に拡径する傾斜面57を設けている。傾斜面57
の角度は110゜以上140°以下として、この傾斜面
57の終端より噴射孔63までの噴出流路55の断面積
は一定のS3としている。上記噴出流路55の断面積S
3とオリフィス54の断面積S2とは、S3/S2=1
3〜25に設定している。また、噴出流路55の長さL
2と噴出流路の直径D2とは、L2/D2=2〜3に設
定している。
【0045】噴出流路55の周壁には、傾斜面57の終
端位置に一対の真円形状の吸込孔58A、58Bを対向
位置に穿設している。吸込孔58A、58Bの直径D3
は噴出流路55の直径と略同一寸法としており、かつ、
該吸込孔58Aと58Bを合わせた断面積S4はオリフ
ィス54の断面積S2の12〜28倍に設定している。
【0046】上記ノズル50は、小径部51aの外面の
ネジ部に気(液)体の供給管(図示せず)の先端を羅着
して、所要圧力で気体を流入路53に供給している。加
圧された気体が流入路53から第1チャンバー59に流
入すると、第1チャンバー59は流入路53より流路断
面積が幅方向に急拡大しているので、流入した気体は幅
方向に拡散していくが、流入路53の軸線上の流速が早
くなるため均一に拡散されにくい場合がある。しかし、
第1スリット部61の流路断面積が第1チャンバー59
よりも小さいため、気体が第1スリット部61を通過す
る際に加圧されることで幅方向に均一化されて第2チャ
ンバー62へと流入する。従って、第2チャンバー60
内に流入した気体は、幅方向に等間隔で穿設された各オ
リフィス54に均等な流量で流入することができる。
【0047】各オリフィス54を通過して各噴出流路5
5に流入した気体は勢いよく流れ、噴出流路55の周壁
に設けた各吸込孔58A、58Bの部位には大きな負圧
が発生する。この負圧によりノズル50の周囲の気体を
各吸込孔58A、58Bより噴出流路55の内部に吸い
込み、この吸い込んだ分だけ増量された気体がボディ5
1先端面の各噴射孔63より均等に外部に噴射される。
【0048】図14は第3実施形態を示す。第3実施形
態は、第1実施形態のノズル10を水流発生装置に使用
したものであり、水タンク2内に水流と共にバブリング
を発生させるものである。
【0049】上記ノズル10の一方の吸込孔18Aに空
気供給チューブTを接続し、該チューブTから自然吸気
してノズル10の内部に空気を供給している。このノズ
ル内部に供給された空気は噴射水と衝突混合し、水中に
気泡として噴射され、水タンク内にバブリングを発生さ
せる。他方の吸込孔18Bは開口のままとして周囲の水
をノズル10内部に吸い込ませている。
【0050】図15(A)(B)は第4実施形態を示
す。本実施形態のノズル200は、流体供給管に接続す
る流入側部材201と該流入側部材201の下流端に着
脱自在に螺着して嵌合する噴出側部材202とからな
る。
【0051】流入側部材11内部には同一軸線上に第1
流入路13、オリフィス14、第2流入路15を連通さ
せて形成している。第1流入路13を設ける側のボディ
210の一側部は小径部として、その外周面に供給管3
0(図5に示す)に螺着するネジ部210aを設けてお
り、小径部より段状に拡径して先端までは直管とし、そ
の先端外周面にネジ部210bを設けている。上記第1
流入路13とオリフィス14との間に傾斜面16を設け
ていると共に、該オリフィス14の前端から拡径する傾
斜面17を介して第2流入路15に連続させており、第
2流入路15の周壁には、傾斜面17の終端位置に一対
の真円形状の吸込孔18A、18Bを対向位置に穿設し
ている。
【0052】噴出側部材202は、内周面にネジ部22
1aを設けた取付部221より連続して幅広のチャンバ
ー部220を設けており、該チャンバー部220の内部
は流線軸方向の断面が円形である第1チャンバー19と
第2チャンバー20とに分かれ、第1チャンバー19と
第2チャンバー20の円周が重なる境界部である略V形
状の上下突出縁を第1スリット部21としていると共
に、第2チャンバー20の先端面に幅方向の第2スリッ
ト部22を切り欠いている。
【0053】上記ノズル200は、取替部材である噴出
側部材202のネジ部221aを共通部材である流入側
部材201の先端のネジ部210bに外嵌し螺着して使
用する。ノズル200の噴射原理等は、上述した第1実
施形態と同様であるため説明を省略する。また、共通部
材である流入側部材201に取り付ける交換用の噴出側
部材のバリエーションを以下の第1変形例〜第5変形例
に示す。
【0054】図16(A)(B)は第4実施形態の噴出
側部材の第1変形例を示す。チャンバー203の先端面
において幅方向に間隔をあけて穿設した7つのスリット
穴を噴射口22’としている。他の構成はチャンバー2
02と同様である。チャンバー203の取付部231の
内周面のネジ部231aを、共通部材である流入側部材
201のネジ部210bに外嵌して螺着している。
【0055】図17(A)(B)(C)は第4実施形態
の噴出側部材の第2変形例を示す。本変形例の噴出側部
材204は先端に球状頭部を有する大略円筒形状で、内
周面にネジ部241aを有する取付部241より拡径す
る傾斜部242を介して大径の直管部243に連続さ
せ、該直管部243の先端に半球状の噴射側端面246
を設けている。噴射側端面246に断面V字形状の凹部
244を直径方向に設け、該凹部244の底面にスリッ
トを設けて噴射口245としている。上記噴射側部材2
04の取付部241の内周面のネジ部241aを、共通
部材である流入側部材201のネジ部210bに外嵌し
て螺着している。
【0056】図18(A)(B)は第4実施形態の噴出
側部材の第3変形例を示す。本変形例の噴出側部材20
5は、流入側部材と略同径の円筒部材からなり、噴射側
端面は平坦面としている。該噴射側部材205のボディ
250内部の流入側内周面にネジ部250aを有した第
1流路254とし、下流側の第2流路255との間にX
型ワーラー251を介在させて旋回流を発生させてい
る。第2流路255より連続して縮径する傾斜部252
を設け、噴射側端面の中央に設けた小径な丸穴からなる
噴射口253に連通している。上記噴射側部材205の
取付部251の内周面のネジ部250aを、共通部材で
ある流入側部材201のネジ部210bに外嵌螺着して
使用する。上記噴射側部材205は噴射口253より充
円錐パターンで噴霧を発生させるものである。
【0057】図19(A)(B)(C)は第4実施形態
の噴出側部材の第4変形例を示す。本変形例の噴出側部
材206も流入側部材と略同径の円筒部材からなり、噴
射側端面は平坦な閉鎖面としている。該噴射側部材20
6のボディ260の流入側内周面にネジ部260aを有
し、第1流路262より縮径する傾斜部261を介して
第2流路263に連通している。ボディ260の先端面
には断面V字形状の凹部264が直径方向に横断的に設
け、該凹部264の底面に正面視で楕円形状のスリット
を設けて噴射口265としている。上記噴射側部材20
6のネジ部260aを、共通部材である流入側部材20
1のネジ部210bに外嵌螺着して使用する。上記噴射
側部材206は噴射口265より扇状パターンの噴霧を
発生させるものである。
【0058】図20(A)(B)は第4実施形態の噴出
側部材の第5変形例を示す。本変形例の噴出側部材20
7も流入側部材と略同径の円筒部材からなり、噴射側端
面は半球状の閉鎖面271としている。該噴射側部材の
ボディ270内部の流入側内周面にネジ部270aを有
していると共に、ボディ270の先端面の半球状の閉鎖
面271には噴射口272を放射状に複数設けている。
上記噴射側部材205の取付部251の内周面のネジ部
250aを、共通部材である流入側部材201のネジ部
210bに外嵌し螺着して使用する。
【0059】上記第4実施形態ではいずれも流入側部材
に噴射側部材を螺着により着脱自在としているが、流入
側部材と噴射側部材とを一体成形しても良いし、機械的
に固定して一体化構造としても良い。
【0060】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のノズルによれば、上記オリフィス下流側近傍の周壁に
吸込孔を設けているため、オリフィスを通過した流速の
早い流体が吸込孔の部位で大きな負圧を発生させ、ノズ
ル周囲の流体を吸込孔より流路内に吸い込んで、外部に
噴射される噴射量を流入路への供給量よりも増幅させて
噴射効率を向上させることができる。
【0061】また、上記第1の発明のように流入路の先
端側にチャンバーを連続して設けて流路を幅方向に拡大
し、その先端面を幅方向に切り欠いた上記第2スリット
より噴射する構成とするか、あるいは、第2の発明のよ
うに噴出流路を並列して複数設けて噴出流路先端の噴射
孔より夫々噴射する構成とすることで、帯状に広範囲に
噴射することが可能となると共に、上記チャンバーの内
面に上記第1スリット部を設けることで、該第1スリッ
ト部通過時に流体が加圧されて幅方向に均一化させるこ
とができる。
【0062】さらに、上記ノズルを上記吸込孔を有する
流入側部材と噴射口を有する噴射側部材とに分けて着脱
自在に連結する構成とすると、共通部材とする流入側部
材に対して、用途に合った噴射パターンを形成する噴出
側部材を交換して取り付けることができ、多用途のノズ
ルにおいて噴射量を増量することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のノズルの上面図であ
る。
【図2】 図1のI−I線断面図である。
【図3】 図2のII−II線断面図である。
【図4】 要部拡大断面図である。
【図5】 (A)(B)はノズル内の気(液)体の流れ
を説明する断面図である。
【図6】 (A)は第1変形例のノズルの要部断面図、
(B)は第2変形例のノズルの要部断面図である。
【図7】 第3変形例のノズルの断面図である。
【図8】 第4変形例のノズルの断面図である。
【図9】 (A)は第5変形例のノズルの断面図、
(B)は左側面図である。
【図10】 (A)は第6変形例のノズルの断面図、
(B)は左側面図である。
【図11】 ノズルの水中使用例を示す図面である。
【図12】 第2実施形態のノズルの斜視図である。
【図13】 ノズルの断面図である。
【図14】 第3実施形態のノズルを備えた水流発生装
置の説明図である。
【図15】 (A)は第4実施形態のノズルの断面図、
(B)は左側面図である。
【図16】 (A)は第4実施形態の噴射側部材の第1
変形例の断面図、(B)は左側面図である。
【図17】 (A)は第4実施形態の噴射側部材の第2
変形例の断面図、(B)は左側面図、(C)は直交方向
断面図である。
【図18】 (A)は第4実施形態の噴射側部材の第3
変形例の断面図、(B)は左側面図である。
【図19】 (A)は第4実施形態の噴射側部材の第4
変形例の断面図、(B)は左側面図、(C)は直交方向
断面図である。
【図20】 (A)は第4実施形態の噴射側部材の第5
変形例の断面図、(B)は左側面図である。
【図21】 従来のスリットノズルの斜視図である。
【符号の説明】
10、50、200 ノズル 12 チャンバー 13 第1流入路 14 オリフィス 15 第2流入路 18A、18B 吸込孔 19 第1チャンバー 20 第2チャンバー 21 第1スリット部 22 第2スリット部 30 供給管 201 流入側部材 202 噴出側部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F033 AA04 AA05 BA02 BA03 CA02 DA01 DA05 EA01 NA01 QA04 QA09 QA10 QB02X QB02Y QB03X QB03Y QB12X QB12Y QB17 QC02 QD04 QD14 QE09 QE13 QE21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアまたは液体からなる流体供給管に接
    続する流入路にオリフィスを設け、該オリフィスに近接
    した下流側位置の周壁に周囲のエアまたは液体を吸い込
    む吸込孔を設け、 上記流入路の下流端に流路軸線方向と直交する幅方向に
    広がる第1チャンバーを連通し、該第1チャンバーを幅
    方向全長に亙って同様な形状の第2チャンバーに第1ス
    リット部を介して連通し、該第2チャンバーに流入する
    流体を幅方向に均一化させ、該第2チャンバーの先端を
    噴射孔となる第2スリット部に連通し、 上記吸込孔より周囲の流体を吸い込むことより噴射量を
    増量させて帯状に噴霧する構成としていることを特徴と
    するノズル。
  2. 【請求項2】 エアまたは液体からなる流体供給管に接
    続する流入路に、流路軸線方向と直交する幅方向に広が
    る第1チャンバーを連通し、該第1チャンバーを幅方向
    全長に亙って同様な形状の第2チャンバーに第1スリッ
    ト部を介して連通し、上記第2チャンバーの先端に第2
    スリット部を設け、 上記第2スリット部に幅方向に間隔をあけて並設した各
    噴出流路のオリフィスを連通し、各噴出流路にオリフィ
    スに近接した下流側位置の周壁に周囲のエアまたは液体
    を吸い込む吸込孔を設け、該吸込孔より周囲のエアまた
    は液体を吸い込むことより各噴出流路の先端の噴射孔よ
    り噴射量を増量させて帯状に噴霧する構成としているこ
    とを特徴とするノズル。
  3. 【請求項3】 上記第1チャンバーおよび第2チャンバ
    ーは流路軸線方向の断面を円形とし、上記第1スリット
    部は第1チャンバーと第2チャンバーとの円周が重なる
    部分に開口して、上下より略V形状の突出部を備えた形
    状としている請求項1または請求項2に記載のノズル。
  4. 【請求項4】 上記第2スリット部の断面は、第1スリ
    ット部の断面積および第1、第2チャンバーの断面積よ
    り小さく設定している請求項1乃至請求項3のいずれか
    1項に記載のノズル。
  5. 【請求項5】 上記オリフィスの前後に、オリフィスに
    向かって縮径する傾斜面を設けている請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載のノズル。
  6. 【請求項6】 エアまたは液体からなる流体供給管に接
    続する流入側部材と、該流入側材の下流側先端に対して
    取り付けられる噴射側部材とからなり、 上記流入側部材は、流入路にオリフィスを備え、該オリ
    フィスに近接した下流側位置の周壁に周囲のエアまたは
    液体を吸い込む吸込孔を備える一方、 上記噴射側部材は流入側部材と連通する流路先端に噴出
    口を備え、 上記流入側部材の吸込孔より周囲の流体を吸い込むこと
    より噴射量を増量させて上記噴出側部材の噴出口より噴
    霧する構成としていることを特徴とするノズル。
  7. 【請求項7】 上記流入側部材は共用部材とする一方、
    上記噴射側部材は取替部材として、流入側部材に噴射側
    部材と着脱自在に螺着して連結し、 上記噴射側部材は、流路形状、噴出口形状あるいは/及
    びワーラー等の流体旋回手段の有無が相違する複数種類
    のものからなる請求項6に記載のノズル。
JP2001365131A 2001-11-12 2001-11-29 ノズル Pending JP2003205256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001365131A JP2003205256A (ja) 2001-11-12 2001-11-29 ノズル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001346617 2001-11-12
JP2001-346617 2001-11-12
JP2001365131A JP2003205256A (ja) 2001-11-12 2001-11-29 ノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003205256A true JP2003205256A (ja) 2003-07-22

Family

ID=27667127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001365131A Pending JP2003205256A (ja) 2001-11-12 2001-11-29 ノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003205256A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313050A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Atomakkusu:Kk 微粒子噴霧装置
JP2006007123A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブローノズル
JP2008168167A (ja) * 2007-01-05 2008-07-24 Kyoritsu Gokin Co Ltd 噴射ノズルとそれを用いた噴霧方法
JP2009226392A (ja) * 2008-02-26 2009-10-08 Air Water Sol Kk ガス噴射ノズル
WO2012089071A1 (zh) * 2010-12-29 2012-07-05 厦门松霖科技有限公司 一种产生剪刀水的组件
JP5334345B1 (ja) * 2013-04-30 2013-11-06 ジョプラックス株式会社 エアノズル
KR20180051345A (ko) * 2016-11-08 2018-05-16 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 부품 실장 장치
CN110247513A (zh) * 2018-03-08 2019-09-17 本田技研工业株式会社 冷却装置
JP2019191341A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 正治 中橋 眼鏡用仕上げ洗浄ノズル、眼鏡洗浄装置、及び眼鏡の仕上げ洗浄方法
US11845226B2 (en) 2017-10-31 2023-12-19 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Additive manufacturing nozzle and additive manufacturing device

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313050A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Atomakkusu:Kk 微粒子噴霧装置
JP4551117B2 (ja) * 2004-04-28 2010-09-22 株式会社アトマックス 微粒子噴霧装置
JP2006007123A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブローノズル
JP4622341B2 (ja) * 2004-06-28 2011-02-02 パナソニック株式会社 ブローノズル
JP2008168167A (ja) * 2007-01-05 2008-07-24 Kyoritsu Gokin Co Ltd 噴射ノズルとそれを用いた噴霧方法
JP2009226392A (ja) * 2008-02-26 2009-10-08 Air Water Sol Kk ガス噴射ノズル
WO2012089071A1 (zh) * 2010-12-29 2012-07-05 厦门松霖科技有限公司 一种产生剪刀水的组件
US9180470B2 (en) 2010-12-29 2015-11-10 Xiamen Solex High-Tech Industries Co., Ltd. Assembly for producing forficiform spray
JP5334345B1 (ja) * 2013-04-30 2013-11-06 ジョプラックス株式会社 エアノズル
KR20180051345A (ko) * 2016-11-08 2018-05-16 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 부품 실장 장치
KR102066386B1 (ko) * 2016-11-08 2020-02-11 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 부품 실장 장치
US11845226B2 (en) 2017-10-31 2023-12-19 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Additive manufacturing nozzle and additive manufacturing device
CN110247513A (zh) * 2018-03-08 2019-09-17 本田技研工业株式会社 冷却装置
JP2019191341A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 正治 中橋 眼鏡用仕上げ洗浄ノズル、眼鏡洗浄装置、及び眼鏡の仕上げ洗浄方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6487041B2 (ja) 噴霧器ノズル
KR20030019346A (ko) 차등 분사기
JP2710398B2 (ja) 二流体ノズル
KR101144921B1 (ko) 미세기포 발생 장치 및 이를 이용한 시스템
JP2015093219A (ja) マイクロバブル発生装置およびマイクロバブルスプレー装置
JP2003205256A (ja) ノズル
KR100565815B1 (ko) 기체액체 혼합류 분사장치
JP2016163034A (ja) 二流体ノズル
KR101633234B1 (ko) 마이크로 버블 생성기
JP2003144882A (ja) 水中噴射ノズルおよび該ノズルを備えた水流発生装置
JPH09220495A (ja) 流体噴出ノズル
KR101581391B1 (ko) 벤츄리 구조를 이용한 샤워기 노즐
JP2017531553A (ja) 二流体ノズル
JPH04235761A (ja) 吸引型の泡発生ノズル
KR950031246A (ko) 흐름 분산기 고리형 리브를 가진 포말식 노즐
KR101633235B1 (ko) 마이크로 버블 발생장치
JP2000229229A (ja) 気液混合装置
JP2004050122A (ja) ノズル
JP5633784B2 (ja) シャワー装置
JP6617400B2 (ja) シャワー装置
KR101056529B1 (ko) 기액혼합류의 분사장치
JPH08224283A (ja) 気泡ノズル
JPH0453806Y2 (ja)
JP4504641B2 (ja) スプレーノズル及びそれを用いた噴霧方法
JP7282389B2 (ja) ミストノズル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060307

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02