JP6547213B2 - コレットチャック - Google Patents
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Description
コレットは、ワークの大きさや形状に応じて多数種類の形状のものが用意されており、加工されるワークに応じて適宜コレットを交換する必要がある。近年の自動化の要請から、このようなコレットの交換も自動化に対応した接続構造であることが好ましい。
(1)コレット基端部を基端方向に引き込むことで、コレットを拡径又は縮径させ、ワークを保持するコレットチャックであって、
前記コレットを、中心に形成された保持部に保持するコレットホルダと、
前記コレットホルダの基端側において、同軸上に接続された第1シリンダと、
前記第1シリンダに収納され、前記コレットの基端側に着脱自在に接続される第1ピストンと、
前記第1シリンダの基端側に接続された第2シリンダと、
前記第2シリンダに収納された第2ピストンとを備え、
相互に着脱自在に構成された一対のバイヨネットの内、一方を前記コレット側の基端に、他方を前記第1ピストン側の先端にそれぞれ設け、
前記コレット側バイヨネットが前記ピストン側バイヨネットに挿入された状態において、前記コレットは、前記コレット側バイヨネットの爪と前記ピストン側バイヨネットの爪とが軸線方向に重なった接続位置と、一方のバイヨネットの爪が他方のバイヨネットの爪の間に位置する接続解除位置との間で回動可能であって、
前記第2ピストンの中心部には、前記コレットが接続位置である場合、前記コレット側バイヨネットの爪の間に挿入されて、前記コレットの接続位置と接続解除位置の間での回動を規制する規制爪を備え、
前記第2ピストンは、前記規制爪が接続位置での前記コレットの爪の間に挿入されたロック位置と、基端側に移動して、前記コレットの爪の間から前記規制爪が抜き出されたロック解除位置との間で移動可能であることを特徴とするコレットチャック。
請求項4に記載の発明によれば、付勢部材によって第2ピストンは常時、ロック位置へ付勢されているので、ロック操作のために圧力媒体の回路が不要となる。
コレットチャック1は、例えば、NC旋盤、NCマシンニングセンタ等の回転切削加工において、ワークを固定する装置として用いられる。このようなコレットチャック1は、コレット2を保持するコレットホルダ3と、コレットホルダ3の基端側に接続されたシリンダ4と、シリンダ4の基端側に接続された蓋体5と、シリンダ4内に収容された第1ピストン6、第2ピストン7とを有している。以下、本明細書では、コレット2を保持する側を先端側、蓋体5の位置する側を基端側と称して説明する。
コレットホルダ3の基端側には、シリンダ4が接続されている。シリンダ4の基端側開口部は、蓋体5で閉じられている。シリンダ4内には、コレットホルダ3側から順に第1ピストン6、第2ピストン7が、軸方向移動往復動自在に収容されている。
第2摺動軸72の先端面周縁部には、先端方向へ突出形成された係止突起(規制爪)74が複数個形成されている。係止突起74は、周方向に等間隔で配置されており、この実施形態では3つ設けられているが、1つでもよい。係止突起74の周方向の幅は、係合凸部23の間に形成された溝232と同じ幅に形成されている。係止突起74は、コレット2が係合位置に位置した際に、先端方向に進出して係合凸部23の間に嵌入され、コレット2が係合解除位置へ移動することを抑止する。第1ピストン6と第2ピストン7の回転方向の相対的な位置関係は、係止突起74が、係合突起64の隙間641に対向する位置となるように配置される。また、係止突起74によって、チャックの回転がコレット2に伝達される。第2ピストン7は、中心軸52に沿って、第2シリンダ室51内を回転軸方向に往復動し、第1ピストン6は、第2摺動軸72に沿って第1シリンダ室43内を往復動する。
第2ピストン7の本体71の先端側面には、ピン穴711が形成され、該ピン穴711には、連結ピン712が嵌入固定されている。第1ピストン6の本体61の基端側面には、第2ピストン7の連結ピン712に対向する位置にピン挿入穴613が形成され、該ピン挿入穴613に連結ピン712が出没自在に挿入される。連結ピン712のピン挿入穴613に対する挿入深さは、第1ピストン6と第2ピストン7の相対位置の変更に応じて変動するが、常時挿入された状態となっている。この連結ピン712とピン挿入穴613によって、第1ピストン6と第2ピストン7は一体として回転軸Oを中心として回転する。
以上説明した本発明のコレットチャックは、外径把握型であるが、内径把握型コレットを保持するコレットチャックとして、本発明のコレットチャックを用いることもできる。図8及び図9は、内径把握型のコレット2Aを取り付けるコレットチャックを示す図である。内径把握型コレット2Aを保持するコレットチャック1Aは、既述の外径把握型のコレットチャック1と比較して、シリンダ4、第1ピストン6、第2ピストン7の構成は、ほぼ同じであるので、説明を省略し、異なる部位について詳説する。
コレットホルダ3Aは、円板状に形成されたボデイ31Aの中心に円筒状のホルダ部32Aが先端側に突出形成されて構成されている。ホルダ部32Aの中心には、軸線上に形成された保持孔33Aが形成されている。
保持孔33Aの基端部は、コレット2Aが嵌め込まれる嵌合部34Aとなっている。
以上説明した本発明のコレットチャック1、1Aは、ワークを把持した状態で、回転し、固定された切削工具で加工を行う用途の他、ワークを把持した状態で固定され、工具をワークの周りに回転させることで加工を行う際にも用いることができる。
2、2A コレット
22 ワーク把持部
23 係合部
231 係合凸部
232 溝
3、3A コレットホルダ
32 ホルダ部
33 保持孔
331 テーパー面
34 嵌合部
4 シリンダ
41 隔壁
42 第1摺動孔
43 第1シリンダ室
5、5A 蓋体
51 第2シリンダ室
52 開口部
53 中心軸
6 第1ピストン
62 第1摺動軸
63 第2摺動孔
64 係合突起
641 隙間
7 第2ピストン
72 第2摺動軸
73 第3摺動孔
74 係止突起
81 第1圧力室
82 第2圧力室
83 第3圧力室
Claims (4)
- コレット基端部を基端方向に引き込むことで、コレットを拡径又は縮径させ、ワークを保持するコレットチャックであって、
前記コレットを、中心に形成された保持部に保持するコレットホルダと、
前記コレットホルダの基端側において、同軸上に接続された第1シリンダと、
前記第1シリンダに収納され、前記コレットの基端側に着脱自在に接続される第1ピストンと、
前記第1シリンダの基端側に接続された第2シリンダと、
前記第2シリンダに収納された第2ピストンとを備え、
相互に着脱自在に構成された一対のバイヨネットの内、一方を前記コレット側の基端に、他方を前記第1ピストン側の先端にそれぞれ設け、
前記コレット側バイヨネットが前記ピストン側バイヨネットに挿入された状態において、前記コレットは、前記コレット側バイヨネットの爪と前記ピストン側バイヨネットの爪とが軸線方向に重なった接続位置と、一方のバイヨネットの爪が他方のバイヨネットの爪の間に位置する接続解除位置との間で回動可能であって、
前記第2ピストンの中心部には、前記コレットが接続位置である場合、前記コレット側バイヨネットの爪の間に挿入されて、前記コレットの接続位置と接続解除位置の間での回動を規制する規制爪を備え、
前記第2ピストンは、前記規制爪が接続位置での前記コレットの爪の間に挿入されたロック位置と、基端側に移動して、前記コレットの爪の間から前記規制爪が抜き出されたロック解除位置との間で移動可能であることを特徴とするコレットチャック。 - 第1シリンダと第2シリンダによって、1つのシリンダ室が構成されている請求項1に記載のコレットチャック。
- 前記第2ピストンと第2シリンダとの間の基端側圧力室に圧力媒体を封入して前記コレットをロックするロック圧封入回路を有する請求項1又は2に記載のコレットチャック。
- 前記第2ピストンと前記第2シリンダの基端側内壁との間に、前記第2ピストンをロック位置へ付勢する付勢部材が介挿されている請求項1又は2に記載のコレットチャック。
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ID=61164159
Family Applications (1)
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2016
- 2016-08-05 JP JP2016154470A patent/JP6547213B2/ja active Active
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