JP6542589B2 - ヒューズ可溶体 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車用の回路に、規定値よりも大きな電流が流れることを防止するためのヒューズ可溶体に関するものである。
従来、例えば自動車用の回路に、規定値よりも大きな電流が流れることを防止するために、種々のヒューズ可溶体が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
図7には、従来のヒューズ可溶体の一例を搭載した車両用多連型ヒューズ装置が示されている。図8には、図7に示されているヒューズ可溶体の拡大図が示されている。図8(a)には、ヒューズ可溶体の側面図が示され、図8(b)には、ヒューズ可溶体の正面図が示されている。
この車両用多連型ヒューズ装置7は、複数のヒューズ可溶体71と、バスバー72と、複数の入出力端子73とを備えている。バスバー72及び入出力端子73は、銅合金からなる金属板である。ヒューズ可溶体71は、バスバー72及び入出力端子73と一体に成形されて、バスバー72及び入出力端子73それぞれの縁から延在し、バスバー72と入出力端子73とを接続している。バスバー72と入出力端子73との間に規定以上の大きな電流が流れると、ヒューズ可溶体71が溶断してその電流を遮断する。
ヒューズ可溶体71は、図8に示すようにバスバー72や入出力端子73よりも幅が狭くかつ厚みが薄い帯板状の本体部711と、バスバー72や入出力端子73の縁と本体部とを一体的に繋ぐ連結部712と、を備えている。本体部711は、鋭角的に屈曲した略クランク状を有している。そして、ヒューズ可溶体71は、連結部712において、幅が本体部711の幅へと漸減するとともに厚みが本体部711の厚みへと漸減している。
特開平07−130277号公報 特開2008−226743号公報 特開2013−251117号公報
ここで、上記のヒューズ可溶体71では、連結部712において急激に形状が変化している。そのため、例えば入出力端子73への相手方端子の着脱時や車両走行時の振動等により連結部712に過度な応力集中が生じる可能性がある。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、応力集中が起き難いヒューズ可溶体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、金属板と一体に成形されて前記金属板の縁から延在するヒューズ可溶体において、前記金属板よりも幅が狭くかつ厚みが薄い帯板状の本体部と、前記縁と前記本体部とを一体的に繋ぐ連結部と、を備え、前記連結部が、幅が前記本体部の幅へと漸減する幅漸減部と、厚みが前記本体部の厚みへと漸減する厚み漸減部と、を有し、前記幅漸減部と前記厚み漸減部とが、一部が重複するように又は非重複となるように、前記縁から前記本体部へと至る方向に互いにズレて設けられており、一部が重複する場合の重複箇所を除き、前記幅漸減部では厚みが不変であり、前記厚み漸減部では幅が不変であることを特徴とするヒューズ可溶体である。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記幅漸減部と前記厚み漸減部とが、非重複となるように前記方向に互いにズレて設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記幅漸減部と前記厚み漸減部とが、前記方向に間隔を開けて設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうち何れか一項に記載の発明において、前記厚み漸減部が、前記幅漸減部よりも前記縁に近い位置に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうち何れか一項に記載の発明において、前記本体部の表裏面のうち一方の面が、前記本体部を形成する金属よりも融点が低い低融点金属が一部に付着する付着面となっており、前記厚み漸減部における厚み方向に並ぶ一対の面のうちの片面が、前記本体部における前記付着面に対する他方の面、前記幅漸減部の表裏面のうち前記他方の面側の片面、及び前記金属板の表裏面のうち前記他方の面側の片面、と面一であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、金属板の縁とヒューズ可溶体の本体部とを一体的に繋ぐ連結部が、幅が本体部の幅へと漸減する幅漸減部と、厚みが本体部の厚みへと漸減する厚み漸減部と、を有している。そして、幅漸減部と厚み漸減部とが、一部が重複するように又は非重複となるように、金属板の縁から本体部へと至る方向に互いにズレて設けられている。このため、連結部では、幅と厚みとについて形状変化が分散しており、形状変化に起因する応力集中が起き難くなっている。このように、請求項1に記載の発明によれば、応力集中が起き難いヒューズ可溶体を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、幅漸減部と厚み漸減部とが、非重複となるように前記方向に互いにズレて設けられているので、形状変化が一層分散しており、その結果、応力集中が一層起き難くなっている。
請求項3に記載の発明によれば、幅漸減部と厚み漸減部とが、前記方向に間隔を開けて設けられているので、形状変化が更に分散しており、その結果、応力集中が更に起き難くなっている。
請求項4に記載の発明によれば、厚み漸減部が、幅漸減部よりも金属板の縁に近い位置に設けられている。このため、金属板からの荷重は、まず幅が広いままの厚み漸減部に掛かることとなる。このような厚み漸減部の断面積は、多くの場合、厚み漸減部よりも金属板の縁に近い位置に幅漸減部を設けた場合のその幅漸減部の断面積よりも広くなる。一方で、応力は、荷重が掛かる箇所の断面積に反比例することが多い。従って、請求項4に記載の発明によれば、厚み漸減部よりも金属板の縁に近い位置に幅漸減部を設けた場合に比べて、金属板からの荷重が最初に掛かる箇所における応力を抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、厚み漸減部における厚み方向に並ぶ一対の面のうちの片面が、本体部において低融点金属の付着面に対する他方の面、幅漸減部の表裏面のうち前記他方の面側の片面、及び金属板の表裏面のうち前記他方の面側の片面、と面一になっている。これにより、厚み漸減部では、片側のみで厚みが漸減することとなるので、厚み方向について、低融点金属の付着面と、金属板におけるその付着面側の表面との間隔を広くすることができる。このため、厚み方向について、金属板の表面よりも低融点金属の頂部を低く抑え易くなり、金属板とヒューズ可溶体とを合わせた構造物について薄型化を図ることができる。
第一実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。 第二実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。 第三実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。 第四実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。 第五実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。 第六実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。 従来のヒューズ可溶体の一例を搭載した車両用多連型ヒューズ装置を示す図である。 図7に示されているヒューズ可溶体の拡大図である。 第六実施形態にかかるヒューズ可溶体と比較するための比較例のヒューズ可溶体を示す図である。
本発明の第一実施形態にかかるヒューズ可溶体について図1を参照して説明する。図1は、第一実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。図1(a)には、ヒューズ可溶体11の側面図が示されており、図1(b)には、ヒューズ可溶体11の正面図が示されている。
図1に示されているヒューズ可溶体11は、2枚の金属板12と一体に成形され、それら2枚の金属板12を接続している。ここでは特定しないが、このヒューズ可溶体11が接続される金属板12としては、例えば図7を参照して説明した車両用多連型ヒューズ装置7における銅合金製のバスバー72や入出力端子73が挙げられる。
ヒューズ可溶体11は、金属板12の縁12aから延在しており、本体部111と連結部112とを備えている。
本体部111は、金属板12よりも幅が狭くかつ厚みが薄い帯板状の部分となっている。この本体部111は、鋭角的に屈曲した略クランク状を有し、その中央にリング状の溶断部111aが形成されている。2枚の金属板12の間に規定以上の大きな電流が流れると、ヒューズ可溶体11において、この本体部111の溶断部111aが溶断してその電流を遮断する。
連結部112は、金属板12の縁12aと本体部111とを一体的に繋ぐ部分であり、幅漸減部112aと厚み漸減部112bとを有している。幅漸減部112aは、幅が本体部111の幅へと漸減している部分であり、厚み漸減部112bは、厚みが本体部111の厚みへと漸減している部分である。そして、幅漸減部112aと厚み漸減部112bとが、非重複となるように、金属板12の縁12aから本体部111へと至る方向にズレた位置に設けられている。
本実施形態では、幅漸減部112aと厚み漸減部112bとは接した状態で設けられている。また、厚み漸減部112bは、幅漸減部112aよりも金属板12の縁12aに近い位置に設けられており、その幅は、金属板12の幅と同幅となっている。さらに、厚み漸減部112bは、表裏両面について厚みが漸減するように形成されている。
本実施形態のヒューズ可溶体11によれば、金属板12の縁12aと本体部111とを一体的に繋ぐ連結部112において、上記のように幅漸減部112aと厚み漸減部112bとが非重複でズレた位置に設けられている。このため、連結部112では、幅と厚みとについて形状変化が分散しており、形状変化に起因する応力集中が起き難くなっている。このように、本実施形態のヒューズ可溶体11は、応力集中が起き難いヒューズ可溶体となっている。更には、上記のように連結部112での形状変化を分散させたことでヒューズ可溶体11における電気抵抗のバラつきも出難くなっている。
ここで、本実施形態では、本発明にいうヒューズ可溶体の一例として、上記のように幅漸減部112aと厚み漸減部112bとが非重複でズレた位置に設けられた形態のヒューズ可溶体11が例示されている。しかしながら、本発明にいうヒューズ可溶体の形態は、このような形態に限るものではなく、後で図3を参照して説明するように、幅漸減部と厚み漸減部とが一部が重複しつつズレた位置に設けられた形態であってもよい。
ただし、本実施形態では、幅漸減部112aと厚み漸減部112bとを非重複でズレた位置に設けることにより、一部が重複している場合に比べて形状変化が一層分散しており、その結果、応力集中が一層起き難くなっている。
また、本実施形態のヒューズ可溶体11によれば、厚み漸減部112bが、幅漸減部112aよりも金属板12の縁12aに近い位置に設けられている。このため、金属板12からの荷重は、まず幅が金属板12と同幅で広いままの厚み漸減部112bに掛かることとなる。
ここで、本発明にいうヒューズ可溶体の形態は、このような形態に限るものではなく、後で図2を参照して説明するように、幅漸減部が、厚み漸減部よりも金属板の縁に近い位置に設けられた形態であってもよい。この形態の場合、金属板12からの荷重は、まず幅漸減部へと掛かることとなる。
本実施形態では、厚み漸減部112bを幅漸減部112aよりも金属板12の縁12aに近い位置に設けている。これにより、金属板12からの荷重が最初に掛かる部分(厚み漸減部112b)の断面積を、上記の別形態において荷重が最初に掛かる部分(幅漸減部)の断面積よりも広くしている。一方で、部材に発生する応力は、荷重が掛かる箇所の断面積に反比例することが多い。従って、本実施形態のヒューズ可溶体11によれば、厚み漸減部よりも金属板の縁に近い位置に幅漸減部を設けた上記の別形態に比べて、金属板12からの荷重が最初に掛かる箇所における応力を抑えることができる。
次に、本発明の第二実施形態にかかるヒューズ可溶体について説明する。第二実施形態のヒューズ可溶体は、上述した第一実施形態のヒューズ可溶体11とは連結部の構造が異なっている。以下では、第二実施形態にかかるヒューズ可溶体について、図2を参照して第一実施形態のヒューズ可溶体11との相違点に注目した説明を行う。
図2は、第二実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。図2(a)には、ヒューズ可溶体21の側面図が示されており、図2(b)には、ヒューズ可溶体21の正面図が示されている。尚、図2では、図1に示されている構成要素と同等な構成要素については図1と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
第二実施形態のヒューズ可溶体21では、連結部211において、幅漸減部211bが、厚み漸減部211aよりも金属板12の縁12aに近い位置に設けられている。本実施形態では、金属板12からの荷重は、まず幅漸減部211bへと掛かることとなる。第1実施形態のヒューズ可溶体11において金属板12からの荷重が最初に掛かる幅広の厚み漸減部112bに比べると、この幅漸減部211bは、その断面積が狭い。このため、第二実施形態のヒューズ可溶体21では、第一実施形態のヒューズ可溶体11に比べると、金属板12からの荷重が最初に掛かる箇所における応力が大きくなりがちである。しかしながら、幅漸減部211bと厚み漸減部211aとが非重複でズレた位置に設けられたことによって応力集中が起き難くなっている点については、第一実施形態のヒューズ可溶体11と同様であることは言うまでもない。また、連結部211での形状変化の分散によりヒューズ可溶体21における電気抵抗のバラつきが出難くなっている点も、第一実施形態のヒューズ可溶体11と同様である。
次に、本発明の第三実施形態にかかるヒューズ可溶体について説明する。第三実施形態のヒューズ可溶体も、上述した第一実施形態のヒューズ可溶体11とは連結部の構造が異なっている。以下では、第三実施形態にかかるヒューズ可溶体について、図3を参照して第一実施形態のヒューズ可溶体11との相違点に注目した説明を行う。
図3は、第三実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。図3(a)には、ヒューズ可溶体31の側面図が示されており、図3(b)には、ヒューズ可溶体31の正面図が示されている。尚、図3では、ヒューズ可溶体31について、2箇所の連結部311のうちの一方の連結部311の周辺構造が示されている。また、図3では、図1に示されている構成要素と同等な構成要素については図1と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
第三実施形態のヒューズ可溶体31では、連結部311において、幅漸減部311bと厚み漸減部311aとが一部が重複しつつズレた位置に設けられている。尚、この第三実施形態のヒューズ可溶体31でも、上述した第二実施形態のヒューズ可溶体21と同様に、幅漸減部311bが、厚み漸減部311aよりも金属板12の縁12aに近い位置に設けられている。
第三実施形態のヒューズ可溶体31では、幅漸減部311bと厚み漸減部311aとが部分的に重複しているため、上述した第一実施形態のヒューズ可溶体11に比べれば応力集中の抑制の点で若干不利となる。しかしながら、図8を参照して説明した従来のヒューズ可溶体71に比べれば、連結部311における形状変化が分散しており応力集中が起き難くなっている。また、第一実施形態のヒューズ可溶体11に比べれば若干劣るものの、従来のヒューズ可溶体71に比べれば、連結部211での形状変化の分散によりヒューズ可溶体21における電気抵抗のバラつきが出難くなっている。
次に、本発明の第四実施形態にかかるヒューズ可溶体について説明する。第四実施形態のヒューズ可溶体も、上述した第一実施形態のヒューズ可溶体11とは連結部の構造が異なっている。以下では、第四実施形態にかかるヒューズ可溶体について、図4を参照して第一実施形態のヒューズ可溶体11との相違点に注目した説明を行う。
図4は、第四実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。図4(a)には、ヒューズ可溶体41の側面図が示されており、図4(b)には、ヒューズ可溶体41の正面図が示されている。尚、図4では、ヒューズ可溶体41について、2箇所の連結部411のうちの一方の連結部411の周辺構造が示されている。また、図4では、図1に示されている構成要素と同等な構成要素については図1と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
第四実施形態のヒューズ可溶体41では、連結部411において、幅漸減部411bと厚み漸減部411aとが間隔を開けて設けられている。尚、この第四実施形態のヒューズ可溶体41でも、上述した第二実施形態のヒューズ可溶体21と同様に、幅漸減部411bが、厚み漸減部411aよりも金属板12の縁12aに近い位置に設けられている。幅漸減部411bと厚み漸減部411aとの間は、本体部111と同幅で厚みが金属板12と同厚となった中間部分411cとなっている。
第四実施形態のヒューズ可溶体41によれば、幅漸減部411bと厚み漸減部411aとが離れて設けられているので、形状変化が更に分散しており、その結果、応力集中が更に起き難くなっている。また、連結部411での形状変化の更なる分散によりヒューズ可溶体41における電気抵抗のバラつきについても一層出難くなっている。
次に、本発明の第五実施形態にかかるヒューズ可溶体について説明する。第五実施形態のヒューズ可溶体も、上述した第一実施形態のヒューズ可溶体11とは連結部の構造が異なっている。以下では、第五実施形態にかかるヒューズ可溶体について、図5を参照して第一実施形態のヒューズ可溶体11との相違点に注目した説明を行う。
図5は、第五実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。図5(a)には、ヒューズ可溶体51の側面図が示されており、図5(b)には、ヒューズ可溶体51の正面図が示されている。尚、図5では、ヒューズ可溶体51について、2箇所の連結部511のうちの一方の連結部511の周辺構造が示されている。また、図5では、図1に示されている構成要素と同等な構成要素については図1と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
第五実施形態のヒューズ可溶体51では、連結部511において、金属板12の縁12aから本体部111へと至る方向について、厚み漸減部511aが、幅漸減部511bよりも長くなっている。尚、この第五実施形態のヒューズ可溶体51でも、上述した第二実施形態のヒューズ可溶体21と同様に、幅漸減部511bが、厚み漸減部511aよりも金属板12の縁12aに近い位置に設けられている。また、幅漸減部511aと厚み漸減部511bとは接している。
第五実施形態のヒューズ可溶体51によれば、特に厚み漸減部511aが長くなっており、この厚み漸減部511aでの形状変化が一層分散したものとなっている。その結果、厚み漸減部511aにおいて応力集中が一層起き難くなっている。また、厚み漸減部511aでの形状変化の更なる分散によりヒューズ可溶体51における電気抵抗のバラつきについても一層出難くなっている。
次に、本発明の第六実施形態にかかるヒューズ可溶体について説明する。第六実施形態のヒューズ可溶体は、上述した第一実施形態のヒューズ可溶体11とは、連結部の構造、及び溶断部に低融点金属が付着している点が異なっている。以下では、第六実施形態にかかるヒューズ可溶体について、図6を参照して第一実施形態のヒューズ可溶体11との相違点に注目した説明を行う。
図6は、第六実施形態にかかるヒューズ可溶体を、このヒューズ可溶体が接続される金属板とともに示す図である。図6(a)には、ヒューズ可溶体61の側面図が示されており、図6(b)には、ヒューズ可溶体61の正面図が示されている。尚、図6では、ヒューズ可溶体61について、2箇所の連結部511のうちの一方の連結部511の周辺構造が示されている。また、図6では、図1に示されている構成要素と同等な構成要素については図1と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
第六実施形態にかかるヒューズ可溶体61では、本体部111における表裏面のうち一方の面が、本体部111を形成する銅合金よりも融点が低い低融点金属612が一部(溶断部111a)に付着する付着面となっている。低融点金属612は、本体部111の溶断部111aが溶融する温度よりも低い温度で溶融し、その熱によって溶断部111aの溶断を補助する。
そして、ヒューズ可溶体61では、幅漸減部611aよりも金属板12の縁12aに近い、この金属板12と同幅の厚み漸減部611bは、次のようなものとなっている。即ち、この厚み漸減部611bは、厚み方向に並ぶ一対の面のうちの片面611b−1が、本体部における低融点金属612の付着面に対する他方の面、幅漸減部611aの表裏面のうちその他方の面側の片面、及び金属板12の表裏面のうちその他方の面側の片面、と面一となっている。つまり、この厚み漸減部611bでは、そのように面一となっている片面611b−1とは反対側の片面611b−2のみで厚みが漸減している。低融点金属612は、本体部111の溶断部111aにおける、その片側の面に付着している。
この第六実施形態のヒューズ可溶体61でも、上述した第一実施形態のヒューズ可溶体11と同様に、連結部611における形状変化の分散により応力集中が起き難くなっていることは言うまでもない。また、この形状変化の分散によりヒューズ可溶体61における電気抵抗のバラつきが出難くなっている点も第一実施形態のヒューズ可溶体11と同様である。
ここで、この第六実施形態にかかるヒューズ可溶体61と比較するための比較例について、図9を参照して説明する。図9(a)には、比較例のヒューズ可溶体81の側面図が示され、図9(b)には、比較例のヒューズ可溶体81の正面図が示されている。
比較例のヒューズ可溶体81は、図8に示されている従来のヒューズ可溶体71の本体部711に低融点金属811を付着させたものである。尚、図9では、図8に示されている構成要素と同等な構成要素には図8と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
この比較例のヒューズ可溶体81では、略クランク状の本体部711の屈曲部に低融点金属811が付着している。ここで、比較例のヒューズ可溶体81では、幅と厚みとがともに漸減している連結部712において、表裏両面について厚みが漸減するように形成されている。このため、金属板72の表面と、本体部711における低融点金属811の付着面との間隔は、金属板72の厚みと本体部711の厚みとの差の略1/2となる。その結果、低融点金属811の付着量によっては、図9に示されているように、厚み方向について、金属板72の表面を低融点金属811の頂部が超える可能性がある。この場合には、比較例のヒューズ可溶体81における低融点金属811込みの厚みT3が、金属板72の厚みT4を超えてしまい、金属板72と比較例のヒューズ可溶体81とを合わせた構造物が厚くなってしまう。
これに対し、図6に示されている第六実施形態のヒューズ可溶体61では、厚み漸減部611bが片面611b−2についてのみ厚みが漸減しており、本体部111の溶断部111aにおける、その片面611b−2側が低融点金属612の付着面となっている。このため、金属板12の表面と、溶断部111aにおける低融点金属612の付着面との間隔は、金属板12の厚みと本体部111の厚みとの差となる。このように、第六実施形態のヒューズ可溶体61では、厚み方向について、金属板12の表面と低融点金属612の付着面との間隔を、上記の比較例のヒューズ可溶体82に比べて広くすることができる。これにより、厚み方向について、金属板12の表面よりも低融点金属612の頂部を低く抑え易くなっている。その結果、第六実施形態のヒューズ可溶体61における低融点金属612込みの厚みT1を、金属板12の厚みT2以下に抑え易くなり、金属板12とヒューズ可溶体61とを合わせた構造物について薄型化を図ることができる。
尚、以上に説明した6つの実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のヒューズ可溶体の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上記の第三〜第五実施形態では、いずれも、本発明にいうヒューズ可溶体の一例として、幅漸減部が厚み漸減部よりも金属板の縁に近い位置に設けられた形態のヒューズ可溶体が例示されている。しかしながら、本発明にいうヒューズ可溶体は、第三〜第五実施形態それぞれの形態を有しつつも、第一実施形態のように厚み漸減部が幅漸減部よりも金属板の縁に近い位置に設けられた形態であってもよい。
また、例えば、上記の第五実施形態では、本発明にいうヒューズ可溶体の一例として、厚み漸減部511aが幅漸減部511bよりも長くなった形態のヒューズ可溶体51が例示されている。しかしながら、本発明にいうヒューズ可溶体は、幅漸減部が厚み漸減部よりも長くなった形態であってもよく、厚み漸減部と幅漸減部との双方が長く延びた形態であってもよい。
また、例えば、上記の第六実施形態では、本発明にいうヒューズ可溶体の一例として、第一実施形態と同様に、厚み漸減部611bが幅漸減部611aよりも金属板12の縁12aに近く、両者が接した連結部611を備え、更に、本体部111に低融点金属612を付着させたヒューズ可溶体61が例示されている。しかしながら、本発明にいうヒューズ可溶体は、厚み漸減部と幅漸減部との相対的な位置関係は、第二〜第五実施形態における位置関係としつつ、第六実施形態のように、厚み漸減部を片面のみ厚みが漸減するようにし、本体部におけるその片面側に低融点金属を付着させた形態であってもよい。
11,21,31,41,51,61 ヒューズ可溶体
12 金属板
12a 縁
111 本体部
112,211,311,411,511,611 連結部
112a,211b,311b,411b,511b,611a 幅漸減部
112b,211a,311a,411a,511a,611b 厚み漸減部
611b−1 片面
611b−2 反対側の片面
612 低融点金属

Claims (5)

  1. 金属板と一体に成形されて前記金属板の縁から延在するヒューズ可溶体において、
    前記金属板よりも幅が狭くかつ厚みが薄い帯板状の本体部と、
    前記縁と前記本体部とを一体的に繋ぐ連結部と、を備え、
    前記連結部が、幅が前記本体部の幅へと漸減する幅漸減部と、厚みが前記本体部の厚みへと漸減する厚み漸減部と、を有し、
    前記幅漸減部と前記厚み漸減部とが、一部が重複するように又は非重複となるように、前記縁から前記本体部へと至る方向に互いにズレて設けられており、
    一部が重複する場合の重複箇所を除き、前記幅漸減部では厚みが不変であり、前記厚み漸減部では幅が不変であることを特徴とするヒューズ可溶体。
  2. 前記幅漸減部と前記厚み漸減部とが、非重複となるように前記方向に互いにズレて設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒューズ可溶体。
  3. 前記幅漸減部と前記厚み漸減部とが、前記方向に間隔を開けて設けられていることを特徴とする請求項2に記載のヒューズ可溶体。
  4. 前記厚み漸減部が、前記幅漸減部よりも前記縁に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載のヒューズ可溶体。
  5. 前記本体部の表裏面のうち一方の面が、前記本体部を形成する金属よりも融点が低い低融点金属が一部に付着する付着面となっており、
    前記厚み漸減部における厚み方向に並ぶ一対の面のうちの片面が、前記本体部における前記付着面に対する他方の面、前記幅漸減部の表裏面のうち前記他方の面側の片面、及び前記金属板の表裏面のうち前記他方の面側の片面、と面一であることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載のヒューズ可溶体。
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