JP6851070B2 - シャント抵抗付きヒューズ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒューズとシャント抵抗とが一体になったシャント抵抗付きヒューズに関するものである。
特開平11−162321号公報には、ヒューズエレメントを、電流を検知するためのシャント(センサ)と兼用できるようにして、ヒューズとセンサを1枚の導電板から打ち抜きにより一体的に形成し、該エレメントの上半部を耐熱・絶縁性ハウジングに挿入保持することを特徴とするセンサ付きヒューズが開示されている。
特開平11−162321号公報
従来のセンサ付きヒューズでは、ヒューズエレメントを、電流を検知するためのシャント(センサー)として兼用するため、シャント抵抗の値がヒューズの性能によって制限される。そのため任意の値のシャント抵抗を備えたヒューズを提供することができない。
本発明の目的は、任意の抵抗値のシャント抵抗とヒューズとを一体化したシャント抵抗付きヒューズを提供することにある。
本発明のシャント抵抗付きヒューズは、金属製のヒューズと金属製のシャント抵抗とが溶接接合部によって接合されて一体化されている。本発明のシャント抵抗付きヒューズによれば、シャント抵抗の抵抗値を任意に定めることができる。また金属製のヒューズと金属製のシャント抵抗とが溶接接合部によって接合されて一体化されているので、シャント抵抗付きヒューズの全体寸法を小さくすることができる。特に溶接接合部を用いると、接合部の抵抗値のバラツキが小さく、歩留まりを高めることができる。
金属製のヒューズは、ヒューズ部と一対の端子部分とが一枚の金属板によって一体に構成されており、シャント抵抗の一端とヒューズの一対の端子部分の一方の端子部分とが溶接接合部によって接合されているのが好ましい。この構造では、シャント抵抗とヒューズとが直列に接続された回路を構成することができる。
シャント抵抗の他端には、金属製ヒューズの金属板と同じ金属板からなる端子板が溶接接合部と同じ別の溶接接合部によって接合されているのが好ましい。このようにするとシャント抵抗の両側に形成される溶接接合部の溶接金属が同じ成分になるので、シャント抵抗とヒューズとの合成抵抗のバラツキが小さくなる。
金属製のヒューズは、銅、銅合金、アルミニュームまたはアルミニューム合金によって一体に構成されており、シャント抵抗はマンガニンによって構成されているのが好ましい。これらの材料であれば、抵抗値の温度変化が小さいので、温度特性が安定したシャント抵抗付きヒューズを提供できる。
ヒューズの一方の端子部分と、端子板には、それぞれ測定用端子部が一体に設けられているのが好ましい。
ヒューズの一方の端子部分にはヒューズ部分と交差する方向に立ち上がる第1の立ち上がり部が一体に設けられており、端子板には第1の立ち上がり部とシャント抵抗を介して対向する第2の立ち上がり部が一体に設けられており、第1の立ち上がり部とシャント抵抗の前記一端とが前記溶接接合部によって接合されており、第2の立ち上がり部とシャント抵抗の他端とが別の溶接接合部によって接合されているのが好ましい。このようにすると第1の立ち上がり部と第2の立ち上がり部を流れる電流の方向が逆になるため、インダクタンスを相殺することができて、インピーダンス特性のバラツキを小さくすることができる。
またヒューズ部は、一対の端子部分と連続し且つ一対の端子部分と交差する方向に起立する一対の起立部と、該一対の起立部と連続して設けられたヒューズ形成部とからなり、ヒューズ形成部が、ケース部によって覆われているのが好ましい。一対の起立部を設けるとヒューズ形成部を浮かすころができるので、ケース部とヒューズ形成部とが接触して、ヒューズ特性がバラツクのを防止できる。
またケース部に変えて、絶縁樹脂モールド部によってヒューズ形成部を覆ってもよい。絶縁樹脂モールド部40を形成するための樹脂材料は、熱硬化性樹脂のように融点の高い樹脂であるのが好ましい。
(A)及び(B)は、本発明のシャント抵抗付きヒューズの第1の実施の形態の一例の平面図及び正面図である。 (A)及び(B)は、図1のシャント抵抗付きヒューズから2つ割りのケース部を除いた実施の形態の一例の平面図及び正面図である。 (A)及び(B)は、2つ割りのケース部を構成するケース半部の平面図及びB−B線断面図である。 本発明のシャント抵抗付きヒューズの第2の実施の形態の正面図である。
以下、図面を参照して本発明のシャント抵抗付きヒューズの実施の形態について詳細に説明する。図1(A)及び(B)は、本発明のシャント抵抗付きヒューズの第1の実施の形態の一例の平面図及び正面図である。図2(A)及び(B)は、図1のシャント抵抗付きヒューズから2つ割りのケース部4を除いた実施の形態の一例の平面図及び正面図である。そして図3(A)及び(B)は、2つ割りのケース部4を構成するケース半部41の平面図及びB−B線断面図である。
このシャント抵抗付きヒューズ1は、金属製のヒューズ3と金属製のシャント抵抗5とが溶接接合部7によって接合されて一体化されて構成されている。ヒューズ3は、ヒューズ部31と一対の端子部分32及び33とが一枚の、銅、銅合金、アルミニュームまたはアルミニューム合金等の金属板によって一体に構成されている。
ヒューズ部31は、一対の端子部分32及び33と連続し且つ一対の端子部分32及び33と交差する方向(ほぼ直交する方向)に起立する一対の起立部34及び35と、この一対の起立部34及び35と連続して設けられたヒューズ形成部36とからなる。ヒューズ形成部36は、絶縁樹脂またはセラミックからなる2つ割わりのケース部4によって覆われている。2つ割わりのケース部4は、図3(A)及び(B)に示すケース半部41を2つ対向させて構成される。ケース半部41は、中央に凹部43が形成されており、この凹部43の両側には凹部43に連続する一対のスリット42,42が形成されている。凹部43には、斜めに延びるヒューズ素子部36Aが収納され、一対のスリット42,42にはヒューズ素子部36Aに連続する素子支持部36B,36Bが嵌合される。一対の起立部34及び36を設けるとヒューズ形成部36を浮かすころができるので、ケース部とヒューズ素子部36Aとが接触して、ヒューズ特性がバラツクのを防止できる。
金属製のシャント抵抗5は、マンガニン(典型的には銅86%、マンガン12%、ニッケル2%からなる合金)によって構成されている。そしてシャント抵抗5の一端とヒューズ3の一方の端子部分32とが溶接接合部61によって接合されている。この構造では、シャント抵抗5とヒューズ3とが直列に接続された回路を構成になっている。シャント抵抗5の他端には、金属製ヒューズ3の金属板と同じ金属板からなる端子板7が溶接接合部と同じ別の溶接接合部62によって接合されている。このようにするとシャント抵抗5の両側に形成される溶接接合部61及び62の溶接金属が同じ成分になるので、シャント抵抗5とヒューズ3との合成抵抗のバラツキが小さくなる。
ヒューズ3の一方の端子部分32にはヒューズ部31と交差する方向に立ち上がる第1の立ち上がり部32Aが一体に設けられている。また端子板7には第1の立ち上がり部32Aとシャント抵抗5を介して対向する第2の立ち上がり部7Aが一体に設けられている。第1の立ち上がり部32Aとシャント抵抗5の一端とが溶接接合部61によってレーザビーム溶接により接合されており、第2の立ち上がり部7Aとシャント抵抗5の他端とが別の溶接接合部62によってレーザビーム溶接により接合されている。このようにすると第1の立ち上がり部と第2の立ち上がり部を流れる電流の方向が逆になるため、インダクタンスを相殺することができて、インピーダンス特性のバラツキを小さくすることができる。
本実施の形態では、ヒューズ3の一方の端子部分32と、端子板7には、それぞれ測定用端子部8A,8Bが一体に設けられている。この測定用端子部8A,8Bは、シャント抵抗5に印加される電圧を測定するために用いられる。
図4は、本発明のシャント抵抗付きヒューズの第2の実施の形態の正面図である。本実施の形態では、第1の実施の形態では2つ割わりのケース部4でヒューズ形成部36を覆っているが、本実施の形態では絶縁樹脂モールド部40によってヒューズ形成部36を覆っている。絶縁樹脂モールド部40を形成するための樹脂材料は、熱硬化性樹脂のように融点の高い樹脂であるのが好ましい。融点の高い樹脂を用いた場合でも、ヒューズ素子部36Aが溶断したときに、アーク電流の高熱によりヒューズ素子部36A周囲の樹脂も溶融して、溶融した金属は凝集するため、溶融した金属が再度つながることはない。その他の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同じであるので、図4にも図1に付した符号と同じ符号を付すことによって説明を省略する。
本発明によれば、シャント抵抗の抵抗値を任意に定めることができる。また金属製のヒューズと金属製のシャント抵抗とが溶接接合部によって接合されて一体化されているので、シャント抵抗付きヒューズの全体寸法を小さくすることができる。特に溶接接合部を用いると、接合部の抵抗値のバラツキが小さく、歩留まりを高めることができる。
1 シャント抵抗付きヒューズ
3 ヒューズ部
5 シャント抵抗
7 端子板

Claims (5)

  1. 金属製のヒューズと金属製のシャント抵抗とが溶接接合部によって接合されて一体化されており、
    前記金属製のヒューズは、ヒューズ部と一対の端子部分とが一枚の金属板によって一体に構成されており、
    前記シャント抵抗の一端と前記ヒューズの前記一対の端子部分の一方の端子部分とが前記溶接接合部によって接合されており、
    前記シャント抵抗の他端には、前記金属製ヒューズの前記金属板と同じ金属板からなる端子板が前記溶接接合部と同じ別の溶接接合部によって接合されており、
    前記ヒューズの前記一方の端子部分には前記ヒューズ部分と交差する方向に立ち上がる第1の立ち上がり部が一体に設けられており、
    前記端子板には前記第1の立ち上がり部と前記シャント抵抗を介して対向する第2の立ち上がり部が一体に設けられており、
    前記第1の立ち上がり部と前記シャント抵抗の前記一端とが前記溶接接合部によって接合されており、
    前記第2の立ち上がり部と前記シャント抵抗の前記他端とが前記別の溶接接合部によって接合されており、
    前記ヒューズ部は、前記一対の端子部分と連続し且つ前記一対の端子部分と交差する方向に起立する一対の起立部と、該一対の起立部と連続して設けられたヒューズ形成部とからなるシャント抵抗付きヒューズ。
  2. 前記金属製のヒューズは、銅、銅合金、アルミニュームまたはアルミニューム合金によって一体に構成されており、
    前記シャント抵抗はマンガニンによって構成されている請求項1に記載のシャント抵抗付きヒューズ。
  3. 前記ヒューズの前記一方の端子部分と、前記端子板には、それぞれ測定用端子部が一体に設けられている請求項1に記載のシャント抵抗付きヒューズ。
  4. 記ヒューズ形成部が、ケース部によって覆われている請求項1に記載のシャント抵抗付きヒューズ。
  5. 記ヒューズ形成部が、絶縁樹脂モールド部によって覆われている請求項1に記載のシャント抵抗付きヒューズ。
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