JP6540377B2 - 親水性フィルム、電解質膜、及びその親水性フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、炭化水素系高分子樹脂を含む基材と、基材表面を被覆し親水性の金属酸化物を含む親水性層とを備える。図1は本発明の親水性フィルムの模式図である。図1において1は親水性フィルム、2は親水性層、3は基材である。本発明の基材を構成する炭化水素系高分子樹脂の表面は、親水性と撥水性とのいずれであってもよい。本発明において親水性は、接触角の測定結果により評価できる。
接触角の測定方法は、水滴の写真を撮り、基準になる表面と水滴端の「角度」を測る方法である。その一連の手順(定量液滴形成、着滴、解析)を自動化した接触角計を用いて測定できる。測定条件は、JIS R 3257に規定されるガラス基板上の接触角の測定法に準拠する。
本発明の電解質膜は、親水性フィルムの基材に含まれる炭化水素系高分子樹脂にイオン交換基を結合させてなる。上記の親水性フィルムは、機械的強度に優れるため、上記の所定の炭化水素系高分子樹脂にイオン交換基を結合させて良好なイオン伝導性を付与することで、優れた親水性を備える電解質膜となる。本発明の電解質膜は、親水性に優れるため水溶液中に浸漬して用いる食塩電解装置用途、水処理装置用途の電解質膜として好適である。
[イオン交換容量の測定方法]
寸法2cm×3cmで切り出したプロトン型の電解質膜の乾燥状態の重量を測定し、乾燥時重量をW1とする。該電解質膜を飽和食塩水に50℃で4時間浸漬させる。浸漬容器から電解質膜を取り出した後、水酸化ナトリウムを用いて中和滴定する。イオン交換容量は、中和滴定で得た飽和食塩水のブランクの滴定値N1(ml)と中和滴定値N2(ml)とを用いて、式(1)を用いて求められる。
膜抵抗値は、所定の膜面積の電解質膜を1M硫酸水溶液で湿潤させた後、対極となる2つのPt電極(電極間距離5mm)の間に配置し、交流電流を印加して電圧測定を行うことにより、測定できる。電解質膜の導電率は、得られた膜抵抗値Rm(Ω)と電解質膜の膜厚dとに基づき、式(2)により求めることができる。式(2)において、dは電極間距離、Sは電解質膜の膜面積である。
本発明の親水性フィルムの製造方法は、炭化水素系高分子樹脂を成膜して炭化水素系高分子樹脂フィルムを作製するフィルム作製工程と、炭化水素系高分子樹脂フィルムに親水性の金属酸化物を含有する塗工液を塗布、乾燥させて、炭化水素系高分子樹脂フィルムを金属酸化物で被覆する被覆工程とを含む。
上記の炭化水素系高分子樹脂フィルムに、親水性の金属酸化物を含有する親水性層を形成させる。親水性層の形成方法は、本発明の作用効果を得られる限り、特に限定されない。例えば、塗布、吐出、筆塗り、スパッタリング、ディッピング等の方法から選択できる。
親水性フィルムを電解質膜として使用する場合は、上記の被覆工程前に、基材となる炭化水素系高分子樹脂にイオン交換基を結合し、該イオン交換基を有効化させる。その後、上記の被覆工程を行うことが好ましい。
ビニルモノマーのグラフト重合に熱グラフト重合法を適用する場合、まずビニルモノマーを分散させたビニルモノマー反応液を調製する。上記のビニルモノマー反応液のビニルモノマーの濃度は、10〜80容積%が好ましく、20〜40容積%がより好ましい。溶媒としては、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、トルエン、ヘキサン等の炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、アセトン、メチルイソプロピルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、イソプロピルアミン、ジエタノールアミン、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等の含窒素化合物等を例示できる。
上記の炭化水素系高分子樹脂フィルムに、放射線グラフト重合法を用いて、イオン交換基含有モノマーをグラフト重合させる。炭化水素系高分子樹脂フィルムは、乾燥後、放射線を照射し、ラジカルを生成させる。炭化水素系高分子樹脂フィルムに、上記に例示する方法により予めにグラフト鎖を形成させておくことで、ラジカル生成量を向上させることができる。生成させたラジカルと、イオン交換基含有モノマーとを反応させて、炭化水素系高分子樹脂にイオン交換基を結合させる。
上記の放射線グラフト重合法によりイオン交換基を結合させた炭化水素系高分子樹脂フィルムは、洗浄、乾燥後、従来公知の方法でイオン交換基を有効化させる。具体例としては、炭化水素系高分子樹脂フィルムを純水に90〜95℃で15〜24時間浸漬させて加水分解処理する方法等が挙げられる。これにより本発明の電解質膜を製造することができる。
(成膜工程)
混練装置内に、炭化水素系高分子樹脂としてのPEEK粉末を投入し、温度条件360℃でPEEK粉末を溶融させて、500rpmで混練した。混練時間終了後、タルクを含有させたPEEKをペレット化した。該ペレットを再び混練装置内に投入して溶融させ、さらに混練した。得られたペレットを乾燥させた。
親水性の金属酸化物として平均粒子径0.6μmの酸化ジルコニウム粒子をエタノールに分散させた塗工液を調製した。該塗工液における酸化ジルコニウムの濃度は、20%であった。上記のPEEKフィルムを寸法10cm×10cmで切り出した。切り出したPEEKフィルムの一方の膜面に、バーコーターを用いて、塗工液を塗布した。塗工液を塗布した試験片を室温で24時間自然乾燥させて、PEEKフィルムの一方の膜面に親水性層としての酸化ジルコニウム層を形成させた。酸化ジルコニウム層とPEEKフィルムとの積層体を実施例1とした。また、酸化ジルコニウム層を形成する前のPEEKフィルムを比較例1とした。
親水性の金属酸化物として平均粒子径10μmの酸化ジルコニウム粒子をエタノールに分散させた塗工液を調製した。該塗工液における酸化ジルコニウムの濃度は、10%であった。実施例1に用いたPEEKフィルムと同じPEEKフィルムを寸法10cm×10cmで切り出した。切り出したPEEKフィルムの一方の膜面に、バーコーターを用いて、塗工液を塗布した。塗工液を塗布した試験片を室温で24時間自然乾燥させて、PEEKフィルムの一方の膜面に酸化ジルコニウム層を形成させた。酸化ジルコニウム層とPEEKフィルムとの積層体を実施例2とした。
親水性の金属酸化物として一次粒子径12nmのシリカ粒子をエタノールに分散させた塗工液を調製した。該塗工液におけるシリカの濃度は、20%であった。実施例1に用いたPEEKフィルムと同じPEEKフィルムを寸法10cm×10cmで切り出した。切り出したPEEKフィルムの一方の膜面に、バーコーターを用いて塗工液を塗布した。塗工液を塗布した試験片を室温で24時間自然乾燥させて、PEEKフィルムの一方の膜面にシリカ層を形成させた。シリカ層とPEEKフィルムとの積層体を実施例3とした。
親水性の金属酸化物として一次粒子径12nmのシリカ粒子をエタノールに分散させた塗工液を調製した。該塗工液におけるシリカの濃度は、20%であった。実施例1に用いたPEEKフィルムと同じPEEKフィルムを寸法10cm×10cmで切り出した。切り出したPEEKフィルムの一方の膜面に、バーコーターを用いて、塗工液を塗布した。塗工液を塗布した試験片を室温で24時間自然乾燥させて、PEEKフィルムの一方の膜面にシリカ層を形成させた。シリカ層とPEEKフィルムとの積層体を実施例4とした。
実施例1で用いたPEEKフィルムと同じPEEKフィルムを準備し、その膜面に90W・分・m2で放電してコロナ放電処理による親水化処理を行い、比較例2とした。比較例2と同様の親水化処理を行ったPEEKフィルムを準備し、その膜面に、再度90W・分・m2で放電してコロナ放電処理による親水化処理を行い、比較例3とした。
実施例1で用いたPEEKフィルムと同じPEEKフィルムを寸法10cm×10cmで切り出した。切り出したPEEKフィルムの乾燥状態の重量を測定し、DVBモノマーとの反応前のPEEKフィルムの乾燥時重量(W2)とした。またジビニルベンゼン(DVB)を1,4-ジオキサンに添加したDVB反応液を調製した。ガラス容器内でPEEKフィルムとDVB反応液とを大気中、80℃で反応させ、DVBモノマーをPEEKに重合させて、PEEKにグラフト鎖を形成させた。反応終了後、PEEKフィルムをアルゴン雰囲気下、1時間乾燥させた。PEEKフィルムの乾燥状態の重量を測定し、DVBモノマーとの反応後のPEEKフィルムの放射線照射前の乾燥時重量(W3)とした。式(4)に基づきDVBモノマーのグラフト率を求めた。DVBモノマーのグラフト率は、7.7%であった。
ガラス容器内で、グラフト重合工程終了後の試験片を、純水に95℃で16時間浸漬させて加水分解を行った。イオン交換基を有効化させて得られた電解質膜を比較例4とした。
比較例4の電解質膜の両面に、実施例1で用いた酸化ジルコニウムを含有する塗工液を塗布した。乾燥させて、電解質膜の両面に親水性層を形成させた。得られた電解質膜を実施例5とした。実施例5と比較例4とのイオン交換容量を上記の方法により測定したところ、実施例5のイオン交換容量は、0.92mmol/gであり、比較例4のイオン交換容量は、0.92mmol/gであった。上記の結果から、親水性層を備える本発明の電解質膜は、親水性層を備えない電解質膜と同等のイオン交換容量を有することが確認できた。
[電解試験]
実施例5と比較例4とを用いて食塩水の電解試験を行った。用いた食塩水濃度は、30%である。電流値を段階的に上昇させて電圧変化を記録した。測定結果を図2に示す。図2に示されるように、実施例5と比較例4との線形を比較すると、実施例5の線形の傾きの方が小さく、膜抵抗値が比較例4と比較して小さいことが読み取れる。すなわち、親水性層を備える本発明の電解質膜の方が、親水性層を備えない電解質膜より導電率が良好であることがわかる。
2 親水性層
3 基材
4 金属酸化物による被覆領域
Claims (4)
- 炭化水素系高分子樹脂を含む基材と、当該基材の表面に、塗工後乾燥させることにより形成された、親水性の金属酸化物からなる親水性被覆層と、を備え、
前記炭化水素系高分子樹脂がポリエーテルエーテルケトンである、
親水性フィルム。 - 金属酸化物が、酸化ジルコニウムと、シリカと、アルミナと、酸化チタンとからなる群から一種以上選択される請求項1記載の親水性フィルム。
- 請求項1又は2記載の親水性フィルムの基材に含まれる炭化水素系高分子樹脂に、イオン交換基を結合させてなる電解質膜。
- 表面が撥水性の炭化水素系高分子樹脂を成膜して炭化水素系高分子樹脂フィルムを作製するフィルム作製工程と、炭化水素系高分子樹脂フィルムに親水性の金属酸化物を含有する塗工液を塗布、乾燥させて、炭化水素系高分子樹脂フィルムを金属酸化物で被覆する被覆工程とを含み、
前記炭化水素系高分子樹脂がポリエーテルエーテルケトンである、
親水性フィルムの製造方法。
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