JP6539902B2 - ドアエッジ保護装置 - Google Patents
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Description
図1〜図4を参照して本実施例のドアエッジ保護装置10について説明する。図1に示すように、本実施例のドアエッジ保護装置10は、乗用車のドア500の開放端面506に着脱可能な態様で取り付けられている。ドアエッジ保護装置10は、ドア500が開かれた際に、ドア500の外パネル502の開放端側の縁部であるエッジ部504を保護するための装置である。図1の例では、ドア500は乗用車のフロントドアであるが、他の例では、ドア500は、リアドアであってもよい。
続いて、図4を参照して、本実施例のドアエッジ保護装置10の動作について説明する。図4では、理解の容易のために一部の部品の図示を省略している。図4では、(a)でドア500が閉じられている状態を示し、(b)、(c)、(d)の順で次第にドア500が開かれる状態を示している。
ドア500が閉じられている場合には、図4の(a)に示すように、駆動レバー70の力点側端部72はドア受け部材510に当接しており、力点側端部72にはドア受け部材510からの力が加わっている。これにより、駆動レバー70の作用点側端部74に設けられているガイドピン76は、ガイド溝90の第1部分92内の端部92a(図3参照)に配置される。これに伴い、コマ部80が最も車内側寄りの位置に配置される。この場合、プロテクタ20は、収納位置に配置される。具体的には、プロテクタ20は、ドア500の外パネル502のエッジ部504の内側であって、エッジ部504の内面と開放端面506とによって囲まれている空間内に配置される。この際、プロテクタ20のガイドピン26は、ガイド板44、46のガイド溝50、52のうちの最も車内側寄りの端部に配置される。また、図に示すように、ドア500が閉じられている場合には、エッジ部504と、乗用車のリアドア520の一部とが近接しており、車内から車外に向かう方向において、一部が重なっている。この状態では、プロテクタ20の保護部22にはリアドア520が近接している。
ドア500を開いた状態から閉じる場合には、上記したドア500を開く場合と逆の動作が行われる。即ち、ドア500が閉じられると、図4の(d)に示すように、力点側端部72がドア受け部材510に当接し、力点側端部72にドア受け部材510からの力が加わり始める。
図5〜図7を参照して、本実施例のドアエッジ保護装置210について説明する。図5に示す本実施例のドアエッジ保護装置210も、第1実施例のドアエッジ保護装置10と同様に、乗用車のドア500の開放端面506に着脱可能な態様で取り付けられる。
続いて、図7を参照して、本実施例のドアエッジ保護装置210の動作について説明する。図7でも、理解の容易のために一部の部品の図示を省略している。図7では、(a)でドア500が閉じられている状態を示し、(b)、(c)、(d)の順でドア500が開かれる状態を示している。
ドア500が閉じられている場合には、図7の(a)に示すように、付勢機構270の端部272はドア受け部材510に当接しており、端部272にはドア受け部材510からの力が加わっている。これにより、第1圧縮バネ280と第2圧縮バネ290はともに圧縮され、環状部材276は最も車内寄りの位置に配置される。この場合、伝達機構260は、コマ部261を最も車内側寄りの位置に配置する。これに伴い、プロテクタ220は、収納位置に配置される。
ドア500を開いた状態から閉じる場合には、上記したドア500を開く場合と逆の動作が行われる。即ち、ドア500が閉じられると、図7の(d)に示すように、端部272がドア受け部材510に当接し、端部272にドア受け部材510からの力が加わり始める。
図8〜図10を参照して、本実施例のドアエッジ保護装置410について説明する。本実施例のドアエッジ保護装置410は、第2実施例のドアエッジ保護装置210の変形例である。本実施例のドアエッジ保護装置410は、その基本的な構成は第2実施例のドアエッジ保護装置210と共通するが、伝達機構460が歯車方式である点が第2実施例とは異なる。図8〜図10では、第2実施例のドアエッジ保護装置210を同じ構成を有する部品を、図5〜図7と同じ符号を用いて示し、詳しい説明を省略する。
続いて、図10を参照して、本実施例のドアエッジ保護装置410の動作について説明する。図10でも、(a)でドア500が閉じられている状態を示し、(b)、(c)、(d)の順でドア500が開かれる状態を示している。
ドア500が閉じられている場合には、図10の(a)に示すように、付勢機構270の端部272はドア受け部材510に当接しており、端部272にはドア受け部材510からの力が加わっている。これにより、第1圧縮バネ280と第2圧縮バネ290はともに圧縮され、環状部材276は最も車内寄りの位置に配置される。この場合、コマ部461は最も車内側寄りの位置に配置される。プロテクタ220は、収納位置に配置される。
ドア500を開いた状態から閉じる場合には、上記したドア500を開く場合と逆の動作が行われる。即ち、ドア500が閉じられると、図10の(d)に示すように、端部272がドア受け部材510に当接し、端部272にドア受け部材510からの力が加わり始める。
20 :プロテクタ
22 :保護部
24 :基部
26 :ガイドピン
28 :取付ピン
30 :スライド機構
40 :取付板
44 :ガイド板
46 :ガイド板
50 :ガイド溝
52 :ガイド溝
54 :ガイドレール
56 :ガイドレール
58 :回転軸
60 :ねじりバネ
70 :駆動レバー
72 :力点側端部
74 :作用点側端部
76 :ガイドピン
78 :軸孔
80 :コマ部
82 :ガイド凹部
84 :ガイド凹部
86 :ピン孔
90 :ガイド溝
92 :第1部分
92a :端部
94 :第2部分
94a :端部
100 :固定部材
102 :保持突起
110 :カバー部材
210 :ドアエッジ保護装置
220 :プロテクタ
222 :保護部
224 :基部
228 :取付ピン
230 :スライド機構
240 :取付板
244 :ガイドレール
246 :ガイドレール
250 :突起
260 :伝達機構
261 :コマ部
261a :ピン孔
262 :第1リンク部
264 :第2リンク部
266 :軸
270 :付勢機構
271 :駆動ロッド
272 :端部
274 :保持部材
276 :環状部材
277 :第2ラック
280 :第1圧縮バネ
290 :第2圧縮バネ
300 :固定部材
302 :保持突起
410 :ドアエッジ保護装置
460 :伝達機構
461 :コマ部
461a :ピン孔
462 :第1ラック
464 :ピニオン
465 :軸
500 :ドア
502 :外パネル
504 :エッジ部
506 :開放端面
510 :ドア受け部材
520 :リアドア
Claims (9)
- 乗用車のドアの外パネルの開放端側の縁部であるエッジ部を保護するドアエッジ保護装置であって、
プロテクタと、
前記プロテクタを、前記ドアの開放端面の沿面方向に沿って、保護位置と収納位置との間でスライド移動させるスライド機構であって、前記ドアが開かれる場合に前記プロテクタを前記保護位置に配置させ、前記ドアが閉じられる場合に前記プロテクタを前記収納位置に配置させる、前記スライド機構と、を備え、
前記プロテクタは、
前記保護位置にある場合には前記エッジ部の外側に突出し、前記収納位置にある場合には、前記エッジ部よりも内側であって、前記エッジ部の内面と前記開放端面によって囲まれる空間内に配置される、保護部と、
前記保護部と一体に形成されており、前記スライド機構にスライド可能に取り付けられている基部と、を備え、
前記プロテクタ及び前記スライド機構は、ともに前記ドアと別個に形成されており、
前記スライド機構は、前記開放端面に対して着脱可能に設けられるとともに、前記開放端面に装着された場合、前記エッジ部の内面と前記開放端面によって囲まれる前記空間内に配置される、
ドアエッジ保護装置。 - 前記スライド機構は、
前記プロテクタを前記保護位置と前記収納位置との間でスライド移動させる間に、さらに、前記開放端面の法線方向に沿って、前記保護部を前記開放端面から離れる方向に移動させた後で前記開放端面に近づく方向に移動させる、
請求項1に記載のドアエッジ保護装置。 - 前記スライド機構は、
前記ドアが開かれる場合には、前記ドアの開度が特定の開度より小さい間は、前記プロテクタを前記収納位置から移動させず、前記ドアの開度が前記特定の開度以上になると、前記プロテクタを前記収納位置から前記保護位置に移動させ、
前記ドアが閉じられる場合には、前記ドアの開度が前記特定の開度以上である間に、前記プロテクタを前記保護位置から前記収納位置に移動させ、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さくなると、前記プロテクタを前記収納位置から移動させない、
請求項1又は2に記載のドアエッジ保護装置。 - 前記スライド機構は、
前記プロテクタの前記基部に取り付けられており、ガイド溝を備えるコマ部材であって、前記ガイド溝は、第1端部を有する第1部分と、前記第1部分とは異なる方向に形成されており、第2端部を有する第2部分と、を有している、前記コマ部材と、
支点部を中心に回動可能であり、作用点部には前記ガイド溝内でガイドされるガイドピンが設けられ、力点部は、前記ドアが閉じられる際に前記乗用車のドア受け部材に当たることによって前記ドア受け部材から力を受ける、駆動レバーと、
前記力点部を前記ドア受け部材方向に付勢する付勢部材と、
を備えており、
前記コマ部材は、前記ガイドピンが前記第1部分内に存在する間は前記プロテクタを前記収納位置から移動させず、前記ガイドピンが前記第2部分内に存在する間は、前記第2部分内における前記ガイドピンの移動に伴って、前記プロテクタを前記収納位置と前記保護位置との間で移動させ、
(a)前記ドアが閉じられている場合には、前記力点部は前記ドア受け部材から力を受け、前記ガイドピンは前記第1部分内の前記第1端部に存在し、
(b)前記ドアが開かれる場合には、前記力点部が前記ドア受け部材から受ける力が減少し、それに伴い、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さい間は、前記ガイドピンが前記第1端部から前記第2部分に向かって前記第1部分内を移動し、前記ドアの開度が前記特定の開度以上になると、前記ガイドピンが前記第2部分内を前記第2端部に向かって移動し、
(c)前記ドアが完全に開かれている場合には、前記力点部と前記ドア受け部材とが離れ、前記力点部は前記ドア受け部材から力を受けず、前記ガイドピンが前記第2部分内の前記第2端部に存在し、
(d)前記ドアが閉じられる場合には、前記力点部が前記ドア受け部材に当たることによって、前記力点部が前記ドア受け部材から受ける力が増加し、それに伴い、前記ドアの開度が前記特定の開度以上である間は、前記ガイドピンが前記第2端部から前記第1部分に向かって前記第2部分内を移動し、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さくなると、前記ガイドピンが前記第1部分内を前記第1端部に向かって移動する、
請求項3に記載のドアエッジ保護装置。 - 前記スライド機構は、
前記ドアが閉じられる際に、端部が前記乗用車のドア受け部材に当たることによって前記ドア受け部材から力を受ける、駆動ロッドと、
所定位置に固定されており、前記駆動ロッドを挿通可能に保持する保持部材と、
前記駆動ロッドのうち、前記端部と前記保持部材との間に設けられ、前記駆動ロッドの長手方向に沿って変位可能な環状部材と、
前記保持部材と前記環状部材の間に設けられ、前記環状部材を前記ドア受け部材方向に付勢する第1圧縮バネであって、内部に駆動ロッドが挿通されている、前記第1圧縮バネと、
前記環状部材と前記端部の間に設けられ、前記端部を前記ドア受け部材方向に付勢する第2圧縮バネであって、内部に駆動ロッドが挿通されており、その付勢力は前記第1圧縮バネの付勢力よりも大きい、前記第2圧縮バネと、
前記環状部材の位置に応じて前記プロテクタの位置を変化させる伝達機構であって、前記第1圧縮バネが圧縮され、前記環状部材が第1位置に配置される場合に、前記プロテクタを前記収納位置に移動させ、前記第1圧縮バネが圧縮されておらず、前記環状部材が第2位置に配置される場合に、前記プロテクタを前記保護位置に移動させる、前記伝達機構と、
を備えており、
(A)前記ドアが閉じられている場合には、前記端部は前記ドア受け部材から力を受け、前記第1圧縮バネ及び前記第2圧縮バネがともに圧縮されており、前記環状部材が第1位置に維持され、
(B)前記ドアが開かれる場合には、前記端部が前記ドア受け部材から受ける力が減少し、それに伴い、ドアの開度が前記特定の開度より小さい間は、前記第2圧縮バネが圧縮されていない状態に復元される一方で前記第1圧縮バネが依然圧縮されており、前記環状部材が前記第1位置に維持され、前記ドアの開度が前記特定の開度以上になると、前記第2圧縮バネ及び前記第1圧縮バネがともに圧縮されていない状態に復元され、前記環状部材が前記第2位置に配置され、
(C)前記ドアが完全に開かれている場合には、前記端部と前記ドア受け部材とが離れ、前記端部は前記ドア受け部材から力を受けず、前記第2圧縮バネ及び前記第1圧縮バネがともに圧縮されておらず、前記環状部材が前記第2位置に維持され、
(D)前記ドアが閉じられる場合には、前記端部が前記ドア受け部材に当たることによって前記端部が前記ドア受け部材から受ける力が増加し、それに伴い、前記ドアの開度が前記特定の開度以上である間に、前記第1圧縮バネが先に圧縮されて前記第2圧縮バネが圧縮されず、前記環状部材が前記第1位置に配置され、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さくなると、前記第1圧縮バネ及び前記第2圧縮バネがともに圧縮され、前記環状部材が前記第1位置に維持される、
請求項3に記載のドアエッジ保護装置。 - 前記開放端面に固定される固定部材をさらに備え、
前記固定部材は、前記スライド機構を着脱可能に保持するとともに、保持されている前記プロテクタと前記スライド機構のうちの少なくとも一方に特定値以上の負荷が加わる場合に、前記スライド機構の保持を解除する、
請求項1から5のいずれか一項に記載のドアエッジ保護装置。 - 前記スライド機構及び前記プロテクタを被覆するためのカバー部材をさらに備え、
前記プロテクタの保護部は、前記保護位置に位置する場合には、前記カバー部材の外側に突出し、前記収納位置に位置する場合には、前記カバー部材によって被覆される、
請求項1から6のいずれか一項に記載のドアエッジ保護装置。 - 乗用車のドアの外パネルの開放端側の縁部であるエッジ部を保護するドアエッジ保護装置であって、
プロテクタと、
前記プロテクタを、前記ドアの開放端面の沿面方向に沿って、保護位置と収納位置との間でスライド移動させるスライド機構であって、前記ドアが開かれる場合に前記プロテクタを前記保護位置に配置させ、前記ドアが閉じられる場合に前記プロテクタを前記収納位置に配置させる、前記スライド機構と、を備え、
前記プロテクタは、
前記保護位置にある場合には前記エッジ部の外側に突出し、前記収納位置にある場合には、前記エッジ部よりも内側であって、前記エッジ部の内面と前記開放端面によって囲まれる空間内に配置される、保護部と、
前記保護部と一体に形成されており、前記スライド機構にスライド可能に取り付けられている基部と、を備え、
前記スライド機構は、
前記ドアが開かれる場合には、前記ドアの開度が特定の開度より小さい間は、前記プロテクタを前記収納位置から移動させず、前記ドアの開度が前記特定の開度以上になると、前記プロテクタを前記収納位置から前記保護位置に移動させ、
前記ドアが閉じられる場合には、前記ドアの開度が前記特定の開度以上である間に、前記プロテクタを前記保護位置から前記収納位置に移動させ、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さくなると、前記プロテクタを前記収納位置から移動させず、
前記プロテクタの前記基部に取り付けられており、ガイド溝を備えるコマ部材であって、前記ガイド溝は、第1端部を有する第1部分と、前記第1部分とは異なる方向に形成されており、第2端部を有する第2部分と、を有している、前記コマ部材と、
支点部を中心に回動可能であり、作用点部には前記ガイド溝内でガイドされるガイドピンが設けられ、力点部は、前記ドアが閉じられる際に前記乗用車のドア受け部材に当たることによって前記ドア受け部材から力を受ける、駆動レバーと、
前記力点部を前記ドア受け部材方向に付勢する付勢部材と、
を備えており、
前記コマ部材は、前記ガイドピンが前記第1部分内に存在する間は前記プロテクタを前記収納位置から移動させず、前記ガイドピンが前記第2部分内に存在する間は、前記第2部分内における前記ガイドピンの移動に伴って、前記プロテクタを前記収納位置と前記保護位置との間で移動させ、
(a)前記ドアが閉じられている場合には、前記力点部は前記ドア受け部材から力を受け、前記ガイドピンは前記第1部分内の前記第1端部に存在し、
(b)前記ドアが開かれる場合には、前記力点部が前記ドア受け部材から受ける力が減少し、それに伴い、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さい間は、前記ガイドピンが前記第1端部から前記第2部分に向かって前記第1部分内を移動し、前記ドアの開度が前記特定の開度以上になると、前記ガイドピンが前記第2部分内を前記第2端部に向かって移動し、
(c)前記ドアが完全に開かれている場合には、前記力点部と前記ドア受け部材とが離れ、前記力点部は前記ドア受け部材から力を受けず、前記ガイドピンが前記第2部分内の前記第2端部に存在し、
(d)前記ドアが閉じられる場合には、前記力点部が前記ドア受け部材に当たることによって、前記力点部が前記ドア受け部材から受ける力が増加し、それに伴い、前記ドアの開度が前記特定の開度以上である間は、前記ガイドピンが前記第2端部から前記第1部分に向かって前記第2部分内を移動し、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さくなると、前記ガイドピンが前記第1部分内を前記第1端部に向かって移動する、
ドアエッジ保護装置。 - 乗用車のドアの外パネルの開放端側の縁部であるエッジ部を保護するドアエッジ保護装置であって、
プロテクタと、
前記プロテクタを、前記ドアの開放端面の沿面方向に沿って、保護位置と収納位置との間でスライド移動させるスライド機構であって、前記ドアが開かれる場合に前記プロテクタを前記保護位置に配置させ、前記ドアが閉じられる場合に前記プロテクタを前記収納位置に配置させる、前記スライド機構と、を備え、
前記プロテクタは、
前記保護位置にある場合には前記エッジ部の外側に突出し、前記収納位置にある場合には、前記エッジ部よりも内側であって、前記エッジ部の内面と前記開放端面によって囲まれる空間内に配置される、保護部と、
前記保護部と一体に形成されており、前記スライド機構にスライド可能に取り付けられている基部と、を備え、
前記スライド機構は、
前記ドアが開かれる場合には、前記ドアの開度が特定の開度より小さい間は、前記プロテクタを前記収納位置から移動させず、前記ドアの開度が前記特定の開度以上になると、前記プロテクタを前記収納位置から前記保護位置に移動させ、
前記ドアが閉じられる場合には、前記ドアの開度が前記特定の開度以上である間に、前記プロテクタを前記保護位置から前記収納位置に移動させ、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さくなると、前記プロテクタを前記収納位置から移動させず、
前記スライド機構は、
前記ドアが閉じられる際に、端部が前記乗用車のドア受け部材に当たることによって前記ドア受け部材から力を受ける、駆動ロッドと、
所定位置に固定されており、前記駆動ロッドを挿通可能に保持する保持部材と、
前記駆動ロッドのうち、前記端部と前記保持部材との間に設けられ、前記駆動ロッドの長手方向に沿って変位可能な環状部材と、
前記保持部材と前記環状部材の間に設けられ、前記環状部材を前記ドア受け部材方向に付勢する第1圧縮バネであって、内部に駆動ロッドが挿通されている、前記第1圧縮バネと、
前記環状部材と前記端部の間に設けられ、前記端部を前記ドア受け部材方向に付勢する第2圧縮バネであって、内部に駆動ロッドが挿通されており、その付勢力は前記第1圧縮バネの付勢力よりも大きい、前記第2圧縮バネと、
前記環状部材の位置に応じて前記プロテクタの位置を変化させる伝達機構であって、前記第1圧縮バネが圧縮され、前記環状部材が第1位置に配置される場合に、前記プロテクタを前記収納位置に移動させ、前記第1圧縮バネが圧縮されておらず、前記環状部材が第2位置に配置される場合に、前記プロテクタを前記保護位置に移動させる、前記伝達機構と、
を備えており、
(A)前記ドアが閉じられている場合には、前記端部は前記ドア受け部材から力を受け、前記第1圧縮バネ及び前記第2圧縮バネがともに圧縮されており、前記環状部材が第1位置に維持され、
(B)前記ドアが開かれる場合には、前記端部が前記ドア受け部材から受ける力が減少し、それに伴い、ドアの開度が前記特定の開度より小さい間は、前記第2圧縮バネが圧縮されていない状態に復元される一方で前記第1圧縮バネが依然圧縮されており、前記環状部材が前記第1位置に維持され、前記ドアの開度が前記特定の開度以上になると、前記第2圧縮バネ及び前記第1圧縮バネがともに圧縮されていない状態に復元され、前記環状部材が前記第2位置に配置され、
(C)前記ドアが完全に開かれている場合には、前記端部と前記ドア受け部材とが離れ、前記端部は前記ドア受け部材から力を受けず、前記第2圧縮バネ及び前記第1圧縮バネがともに圧縮されておらず、前記環状部材が前記第2位置に維持され、
(D)前記ドアが閉じられる場合には、前記端部が前記ドア受け部材に当たることによって前記端部が前記ドア受け部材から受ける力が増加し、それに伴い、前記ドアの開度が前記特定の開度以上である間に、前記第1圧縮バネが先に圧縮されて前記第2圧縮バネが圧縮されず、前記環状部材が前記第1位置に配置され、前記ドアの開度が前記特定の開度より小さくなると、前記第1圧縮バネ及び前記第2圧縮バネがともに圧縮され、前記環状部材が前記第1位置に維持される、
ドアエッジ保護装置。
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