JP6537964B2 - 抵抗ヒーター - Google Patents

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Description

本発明は、グラファイト、SiC等のような材料から作製される抵抗ヒーターに関し、より詳細には、例えば、CVD(化学気相成長)又は他のコーティング方法を実行する半導体ウェハー処理装置において、半導体ウェハーを直接又は間接的に加熱するのに用いるヒーターに関する。
[関連出願の相互参照]
本願は、2012年3月20日に出願された「Resistance Heater」と題する米国特許出願第13/424947号の利益を主張する。この米国特許出願は、2009年1月26日に出願された米国特許出願第12/321284号の一部継続出願である。これらの米国特許出願の双方は、参照することによりその全体が本明細書の一部をなす。
従来技術のヒーターの一例が特許文献1に開示されている。このヒーターは、環状又は螺旋状の形態に形成され、厚さよりも幅の方が大きい矩形断面を有する細長いセラミック製本体を用いる。このヒーターは、電気抵抗が低く、そのため、低電圧かつ高電流で動作する電源を用いることが必要とされ、その結果、電源のためのコストが増加する。加えて、このヒーターは、特に高温状態にさらされると、曲がったり、歪んだり、又は変形したりする傾向がある。これにより、ウェハー又は任意の他の物体を均一に加熱して高温で処理することが不可能になる。
従来技術のヒーターの一般的な形状が、本明細書において、接続孔を有する端子端部の拡大図を含む図3に示されている。端子端部が、その端部において幅広で拡大された形状を有する理由は、その部分の過熱を防止するように、この部分において電気抵抗を減少させる必要があることである。しかし、このヒーターを用いると、拡大された端子端部によって加熱パターンの設計がより困難になる場合がある。単純な加熱パターンは、拡大された端子端部を有する従来技術のヒーターによって達成することはできない。
特開2005−86117号
したがって、本発明は、電気抵抗がより高く、高温状態でもヒーターの変形を防止するように強度が向上されたヒーターを提供する。また、本発明は、ヒーターの端子端部における過剰な発熱を防止するが、端子端部は幅狭で拡大されないままであり、それにより、加熱パターン設計において、より広範な選択を提供する。
抵抗ヒーターが本体を有してもよい。この抵抗ヒーターの本体は、概ね滑らかで概ね平坦である少なくとも1つの加熱面と、この本体に形成される凹部とを有してもよい。この本体の少なくとも一部は、略U字形状、略I字形状、及び略H字形状からなる群から選択される断面形状を有する。この断面形状は本体の少なくとも一部にわたって延在する。
半導体ウェハーを処理する方法が、本体を有する抵抗ヒーターを準備するステップを含んでもよい。この本体は、概ね滑らかで概ね平坦である少なくとも1つの加熱面と、本体に形成される凹部とを有する。上記本体の少なくとも一部は略水平方向に対称な断面形状を有し、この断面形状は本体の少なくとも一部にわたって延在する。本方法は、少なくとも1つの加熱面上の半導体ウェハーを支持することと、ヒーターに電流を印加することと、半導体ウェハーを所定の温度に加熱することとを更に含んでもよい。
抵抗ヒーターが本体を有してもよい。この本体は、概ね滑らかで概ね平坦である少なくとも1つの加熱面を有してもよい。上記本体は、この本体に形成される凹部も有してもよい。上記本体の少なくとも一部は略水平方向に対称な断面形状を有し、この断面形状は本体の少なくとも一部にわたって延在する。
本発明の他の目的及び利益は、添付の図面と合わせて以下の説明を読むことにより理解することができる。
本発明を具現する抵抗ヒーターの平面図である。 図1のA−Aに沿った拡大断面図である。 従来のヒーターを示し、図3(a)はこのヒーターの部分平面図であり、図3(b)は図3(a)のB−Bに沿った拡大断面図である。 螺旋形状を具現する抵抗ヒーターの平面図である。 矩形形状を具現する抵抗ヒーターの平面図である。 抵抗ヒーターの他の実施形態の平面図である。 図6の抵抗ヒーターの線7−7に沿った拡大断面図である。 抵抗ヒーターの他の実施形態の平面図である。 図8の抵抗ヒーターの線9−9に沿った拡大断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態を詳細に参照する。これらの実施形態の例は添付の図面に示されている。本発明のそれぞれの範囲から逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、構造的及び機能的な変更を行うことができることを理解されたい。さらに、種々の実施形態の特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく組み合わせるか又は変更することができる。このように、以下の説明は例示としてのみ提示され、実施される場合がある種々の代替形態及び変更形態は、示されている実施形態にいかようにも限定するべきではなく、依然として本発明の趣旨及び範囲内にあるものとする。
本発明を具現するヒーターは図1及び図2に示されている。ヒーター1はC字形状のヒーター本体2を備え、ヒーター本体2は、例えば、グラファイト、SiCのようなセラミック等の材料から作製される。C字形状のヒーター本体2のそれぞれの端部には端子(terminal)接続孔3a、3bがある。対向する外側端面7a及び7bは、間に間隙Gを画定するように離間している。接続孔3a及び3bは、ヒーター1に電流を供給する電源の接続点である。この実施形態において、例として、ヒーター本体2は、約20mmの断面幅W、約6mmの高さH、約100mmの内径Di、及び約140mmの外径Doを有することができる。これらの寸法は好適なサイズの例示である。適切な場合、他の寸法を選択することができる。
図1のA−Aに沿った拡大断面図である図2に明確に示されているように、ヒーター本体2は、滑らかで平坦な加熱上面4を有する水平上壁8を有する。加熱上面4上には、ウェハー等の加熱される物体が、直接、又はサセプター等を介して間接的に載置される。ヒーター本体2の下面の中央部は、凹状になっており、1対の対向する垂直側壁又はリブ6a、6b間に細長い溝すなわち凹部5を形成する。上記側壁は内面9a及び9bを有し、内面9a及び9bは少なくとも部分的に凹部5を画定する。凹部5及び側壁6a、6bは、C字形状のヒーター本体2の弧線方向に延在し、ヒーターの中間部7cにわたって反転したU字形状の断面をもたらすが、ヒーター本体の端部においてはこの反転したU字形状の断面をもたらさないようになっている。具体的には、凹部5は端面5a及び5bにおいて終端し、本体の凹部端面5a及び5b間の部分とそれぞれの外側端面la及びlbとが、本体のそれぞれの端部を画定する。1つの実施形態において、20mm幅を有するヒーター本体の下面は、16mm幅を有する凹部5と、それぞれ2mm幅を有する対向する側壁6a、6bとを有する。凹部5はヒーター本体2の下面から4mmの深さであり、2mm厚の水平上壁8が残る。
上述したように、本体2は、双方の端部とそれらの端部間の中間部7cとを含め、自身の全長にわたって同じ幅Wを有するというのが本発明の特徴である。
本発明のヒーターは、半導体ウェハー処理用途において特に有利である。本体2の厚さが端部においては最大であることにより、その端部において比較的低温が維持されるが、本体の幅が均一なことにより、熱分布パターンの制御が向上する。本体の中間部7cは、電気伝導に利用可能な低減された断面積を有し、それにより、ヒーターの抵抗値が増大し、向上する。
本発明に従って、20mmの幅及び6mmの高さを有するヒーターが製造され、このヒーターは0.09Ωの抵抗値を示した。それに比較して、同じタイプの材料で作製され、20mmの幅及び6mmの高さを有するが、凹部5及びリブ6a、6bを伴わずに製造された制御ヒーターは、0.04Ωの抵抗値を示した。これらの試験結果は、ヒーター本体2の下面に凹部5を形成することによって、ヒーターの抵抗値が劇的に向上することを示している。
本発明は、添付の図面に示されている本発明の特定の実施形態を参照して記載しているが、本発明は、この特定の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の趣旨及び範囲内にある限り、本発明から逸脱することなく、種々の変更及び変形を含むことが理解されるべきである。例えば、ヒーター本体は、示されている実施形態ではC字形状であるが、多くの場合において、ヒーター本体は、図4に示されているヒーター1’のような螺旋状の加熱パターンに設計することができ、また、特許文献1に示されているように、加熱されるウェハー又は任意の他の物体を均一に加熱するように設計することができる。いくつかの用途において、ヒーター本体は、図5に示されているヒーター1’’のような正方形又は矩形のパターンに形成される。これらのヒーター形状及び他のヒーター形状も本発明の範囲内にある。
本教示に係る抵抗ヒーターの更なる実施形態を以下に記載する。この記載において、詳細及び構成要素の全てを完全には記載又は図示されない場合がある。それどころか、特徴及び構成要素が記載されるとともに、いくつかの例において、上述の実施形態との違いが指摘される場合がある。さらに、これらの更なる実施形態は、上述の実施形態において利用される部品又は構成要素を、図示又は記載されていなくても含む場合があることが理解されるべきである。したがって、これらの更なる実施形態の記載は単に例示であり、網羅的でも排他的でもない。さらに、種々の実施形態の特徴、構成要素、部品、及び機能は、本教示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、組み合わせるか又は変更して、所望の抵抗ヒーターを達成することができることを理解するべきである。
抵抗ヒーターの実施形態が図6及び図7において示されている。抵抗ヒーター41は、略C字形状のヒーター本体42を有してもよい。ヒーター本体42は、例えば、非限定的な例として、グラファイト、SiCのようなセラミック等の任意の適切な材料から作製してもよい。ヒーター本体42は端子接続孔43a、43bを有してもよく、端子接続孔43a、43bはC字形状のヒーター本体42のそれぞれの端部に位置してもよい。対向する外側端面47a及び47bは、概ね、間に間隙G2を画定するように離間していてもよい。接続孔43a及び43bは、抵抗ヒーター41に電流を供給することができる電源(図示せず)の接続点としてもよい。非限定的な例として、これらの実施形態において、ヒーター本体42は、図7に示されているような断面形状を有してもよい。
図7に示されているように、ヒーター本体42は、非限定的な例として、略H字形状の断面形状のような略水平方向に対称な断面形状を有してもよい。これらの実施形態では、ヒーター本体42は、略中央に位置決めされる略水平な壁48を有してもよい。
これらの実施形態では、ヒーター本体42の上側中央部51及び下側中央部53は、凹状になっており、1対の対向する垂直側壁すなわちリブ46a、46b間に1対の細長い溝すなわち凹部45a、45bを形成してもよい。凹部45a、45bは、ヒーター本体42の上部及び下部双方に位置してもよい。側壁46a、46bは、それぞれ内面49a、49b、49c、及び49dを有してもよく、これらの内面49a、49b、49c、及び49dは、少なくとも部分的に凹部45a、45bを画定してもよい。凹部45a、45b及び側壁46a、46bは、略C字形状のヒーター本体42の弧線方向に延在してもよい。これにより、抵抗ヒーター41の少なくとも中間部47cにわたって略H字形状の断面形状をもたらすことができる。垂直側壁46a、46bは、それぞれ概ね滑らかで平坦な加熱面44a、44bを有してもよく、それぞれ加熱面44a、44b上には、ウェハー等の加熱される物体を、直接、又はサセプター等を介して間接的に載置してもよい。
しかし、略H字形状の断面形状は、ヒーター本体42の端部47a、47bまで延在していなくてもよい。非限定的な例として、凹部45a、45bは、端面55a及び55bにおいて概ね終端していてもよく、本体42の凹部端面55a及び55b間の部分とそれぞれの外側端面47a及び47bとは、本体42のそれぞれの端部57a、57bを画定してもよい。非限定的な例として、ヒーター本体42の上面及び下面は、約20mmの幅Wを有してもよく、約16mmの幅を有する凹部45a、45bと、それぞれ約6mmの幅を有する対向する側壁46a、46bとを有してもよい。凹部45a、45bはヒーター本体42の上面及び下面から約2mmの深さであり、約2mmの厚さの水平中央壁48が残ってもよい。
上述したように、本体42は、双方の端部及びそれらの端部間の中間部47cを含め、自身の全長にわたって幅Wを有してもよい。幅Wは本体42の全長にわたって概ね一貫していてもよい。いくつかの実施形態において、幅Wは約20mmとしてもよい。例示的な寸法を上述したが、本教示はこれらの特定の寸法に限定されない。これらの寸法は単に例示であり必要に応じて変更することができる。
ヒーターの実施形態が図8及び図9に示されている。抵抗ヒーター61は略C字形状のヒーター本体62を含んでもよい。ヒーター本体62は、例えば、非限定的な例として、グラファイト、SiCのようなセラミック等の任意の適切な材料から作製してもよい。ヒーター本体62は、端子接続孔63a、63bを有してもよく、端子接続孔63a、63bはC字形状のヒーター本体62のそれぞれの端部に位置してもよい。対向する外側端面67a及び67bは、概ね、間に間隙G3が画定されるように離間していてもよい。接続孔63a及び63bは、抵抗ヒーター61に電流を供給することができる電源(図示せず)の接続点としてもよい。非限定的な例として、これらの実施形態において、ヒーター本体62は、図9に示されているような断面形状を有してもよい。
図9に示されているように、ヒーター本体62は、非限定的な例として、略I字形状の断面形状のような概ね対称な断面形状を有してもよい。またさらに、ヒーター本体62は略水平方向に対称な断面形状を有してもよい。これらの実施形態において、ヒーター本体62は、1対の略水平の壁68a及び68bを有してもよい。第1の壁68aは本体62の上部にあってもよく、第2の壁68bは本体62の下部にあってもよい。水平壁68a及び68bの一方又は双方は、概ね滑らかで平坦な加熱面64を有してもよく、加熱面64上には、ウェハー等の加熱される物体を、直接、又はサセプター等を介して間接的に載置してもよい。
これらの実施形態において、ヒーター本体62の1対の側壁66a、66bは、凹状になっており、1対の細長い溝又は凹部65a、65bを形成してもよい。非限定的な例として、凹部65a、65bは、1対の対向する垂直側壁66a、66bに任意の適切な様式で形成してもよい。凹部65a、65bを垂直側壁66a、66bに形成することができると、略中央の壁72をヒーター本体62に形成することができる。これにより、略I字形状の断面を有するヒーター本体42を画定してもよい。中央壁72の側壁73a、73bが凹部65a、65bを画定してもよい。
凹部65a、65b及び側壁73a、73bは、抵抗ヒーター61の少なくとも中間部67cにわたって略I字形状の断面形状をもたらすように、略C字形状のヒーター本体62の弧線方向に延在してもよい。しかし、略I字形状の断面形状は、ヒーター本体62の端部75a、75bまで延在しなくてもよい。非限定的な例として、凹部65a、65bは、端面75a及び75bにおいて終端してもよい。本体62の凹部端面75a及び75b間の部分とそれぞれの外側端面67a及び67bとは、本体62のそれぞれの端部77a、77bを画定してもよい。
非限定的な例として、ヒーター本体62の上面及び下面は、約20mmの幅を有してもよく、約2mmの高さ及びヒーター本体62の垂直側壁66a、66bから約7mmの深さを有する凹部65a、65bを有してもよい。その結果、壁68a及び68bの厚さが凹部65a、65bにおいてそれぞれ約2mmになる場合がある。中央壁72は、約6mmの幅及び約6mmの厚さを有してもよい。
上述したように、本体62は、双方の端部77a、77b及び端部77a、77b間の中間部67cを含め、自身の全長にわたって幅Wを有してもよい。幅Wは、本体62の全長にわたって概ね一貫していてもよく、約20mmとすることができる。例示的な寸法を上述したが、本教示はこれらの特定の寸法に限定されない。これらの寸法は単に例示であり、必要に応じて変更することができる。
本発明の実施形態を添付の図面において説明し、また上述の詳細な説明において記載してきたが、本発明は開示されている実施形態のみに限定されるものではなく、本明細書において記載されている発明は、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、数多くの再構成、変更及び交換が可能であることは理解されたい。添付の特許請求の範囲は、特許請求の範囲又はその均等物の範囲内にある限り、全ての変更形態及び代替形態を含むことが意図される。

Claims (15)

  1. 抵抗ヒーターであって、該抵抗ヒーターは、
    平面視において第1の端部及び第2の端部を有する略C字形状の本体を備え、該本体は、
    概ね滑らかで概ね平坦である少なくとも1つの加熱面と、
    該本体に形成され、該本体の略C字形状の弧線方向に延在する凹部とを有し、
    前記本体の少なくとも一部は、第1の面と第2の面とを有し、
    前記本体の少なくとも一部は、略水平方向に対称な略I字形状の断面形状を有し、
    前記断面形状は、前記本体の少なくとも一部にわたって延在する、抵抗ヒーター。
  2. 前記断面形状は、前記本体の長さの大部分を含む、前記本体の少なくとも一部にわたって延在する、請求項1に記載の抵抗ヒーター。
  3. 前記凹部は前記第1の端部及び前記第2の端部には形成されない、請求項1に記載の抵抗ヒーター。
  4. 前記第1の端部及び前記第2の端部は端子接続孔を有する、請求項3に記載の抵抗ヒーター。
  5. 前記第1の端部及び前記第2の端部は、該第1の端部及び該第2の端部間に画定される加熱領域と略同一の幅を有し、前記凹部は前記第1の端部及び前記第2の端部には形成されない、請求項4に記載の抵抗ヒーター。
  6. 前記本体は、その長さ方向に沿って略均一な幅を有する、請求項1に記載の抵抗ヒーター。
  7. 前記本体は、グラファイト材及びセラミック材のうちの少なくとも一方から製造される、請求項1に記載の抵抗ヒーター。
  8. 前記本体は、pBN及びSiCのうちの少なくとも一方でコーティングされる、請求項1に記載の抵抗ヒーター。
  9. 前記本体の前記第1の面及び前記第2の面双方の一部に凹部が形成される、請求項1に記載の抵抗ヒーター。
  10. 前記第1の面及び前記第2の面は、それぞれ前記本体の垂直な側壁の面である、請求項9に記載の抵抗ヒーター。
  11. 半導体ウェハーを処理する方法であって、
    a)本体を有する抵抗ヒーターを準備するステップであって、該本体は、平面視において第1の端部及び第2の端部を有する略C字形状であり、概ね滑らかで概ね平坦である少なくとも1つの加熱面と、該本体に形成され、該本体の略C字形状の弧線方向に延在する凹部とを有し、該本体の少なくとも一部は略水平方向に対称な略I字形状の断面形状を有し、該断面形状は該本体の少なくとも一部にわたって延在する、ステップと、
    b)前記少なくとも1つの加熱面上に半導体ウェハーを支持するステップと、
    c)前記ヒーターに電流を印加するステップと、
    d)前記半導体ウェハーを所定の温度に加熱するステップと、
    を含む、方法。
  12. 前記凹部は前記第1の端部及び前記第2の端部には形成されない、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の端部及び前記第2の端部は端子接続孔を有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の端部及び前記第2の端部は、該第1の端部及び該第2の端部間に画定される加熱領域と略同一の幅を有し、前記凹部は前記第1の端部及び前記第2の端部には形成されない、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 前記本体は、pBN及びSiCのうちの少なくとも一方でコーティングされる、請求項11に記載の方法。

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