JP6537421B2 - 車載ドリンクホルダー構造 - Google Patents

車載ドリンクホルダー構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6537421B2
JP6537421B2 JP2015189622A JP2015189622A JP6537421B2 JP 6537421 B2 JP6537421 B2 JP 6537421B2 JP 2015189622 A JP2015189622 A JP 2015189622A JP 2015189622 A JP2015189622 A JP 2015189622A JP 6537421 B2 JP6537421 B2 JP 6537421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
holder
knee bolster
receiving member
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015189622A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017065290A (ja
Inventor
嘉亮 井上
嘉亮 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2015189622A priority Critical patent/JP6537421B2/ja
Publication of JP2017065290A publication Critical patent/JP2017065290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6537421B2 publication Critical patent/JP6537421B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

本発明は、インストルメントパネルに設けられたホルダー本体により飲料容器を保持する車載ドリンクホルダー構造に関する。
一般に、自動車には図7に示すように、インストルメントパネルコア51の運転席側の外寄りの右端部であって、エアコン吹き出し口52の下方でスイッチ類等の電装品の配設位置53の上方に開口54が形成され、この開口54に飲料容器を収容するドリンクホルダーが設けられる。
ところで、この種の車載用ドリンクホルダーでは、ホルダー本体に収容された飲料容器の外面の結露による水滴や、走行中の振動やその他の要因により、飲料容器からこぼれた液体が、開口54の下方の電装品を濡らしてしまい、短絡や漏電などの不具合を招くおそれがあるため、例えばホルダー本体を包被するケースを設け、このケースの出口にドレインホースを繋いで水などの液体を外部に排出して電気部品に液体がかかることを未然に防止する対策が提案されている(特許文献1参照)。
特開平8−34277号公報(段落0008〜0014および図2参照)
しかし、上記した特許文献1に記載の構造では、ホルダー本体の下方の電装品の水濡れを防止するために、飲料容器を収容するホルダー本体を包被するケースおよびドレインホース等、水濡れ防止専用の別部材が多数必要になり、部材の点数が多くなって高価になるという問題がある。
本発明は、水濡れ防止専用の別部材を必要とせずに車両に通常設けられる部材を利用することにより、簡単かつ安価な構成で、ホルダー本体の下方の電装品が水濡れしないように保護できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車載ドリンクホルダー構造は、インストルメントパネルコアの外寄りの端部であってスイッチ等の電装品が配設された位置の上方に、飲料容器を収容するために設けられる車載ドリンクホルダー構造において、前記インストルメントパネルコアの開口に設けられる飲料容器の保持用ホルダー本体と、前記開口の内側に設けられ前記ホルダー本体の少なくとも下面を移動自在に保持する受け部材と、前記受け部材の前記開口に近い部位に形成された孔と、前記電装品よりも車両の中央寄りであって前記孔よりも下方位置に配設され前方への凹部を有する乗員の下肢への衝突時の衝撃吸収用のニーボルスタと、前記ニーボルスタの上面に車両の中央側に向かって下り傾斜に形成された傾斜面とを備え、前記ニーボルスタの前記傾斜面が前記凹部に連続し、前記孔からの液体の流路を形成することを特徴としている。
本発明によれば、乗員の下肢への衝突時の衝撃吸収用に通常設けられるニーボルスタを、電装品よりも車両の中央寄りであってホルダー本体の受け部材に水抜き用に形成される孔よりも下方位置に配設し、ニーボルスタの上面に車両の中央側に向かう下り傾斜の傾斜面を形成し、この傾斜面とニーボルスタの凹部を連続させて、飲料容器の外側面の結露による水滴や飲料容器からこぼれた飲料などの液体の流路を形成することにより、液体を車両の中央側に強制的に流れるようにしてホルダー本体下方の電装品に液体が落下するのを防止することができ、従来のように、水濡れ防止専用の別部品を必要とすることなく、車両に衝撃吸収用に設けられるニーボルスタを利用することにより、簡単かつ安価な構成で、ホルダー本体の下方の電装品が水濡れしないよう保護することができる。
本発明に係る車載ドリンクホルダー構造の一実施形態におけるインストルメントパネルコアの切断側面図である。 図1の一部を後方から見た断面図である。 図1の車載ドリンクホルダー構造における受け部材の斜視図である。 図1の車載ドリンクホルダー構造におけるニーボルスタを示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 図1の車載ドリンクホルダー構造のある状態における斜視図である。 図5の一部の側面図である。 従来例におけるインストルメントパネルコアの斜視図である。
本発明に係る車載ドリンクホルダー構造の一実施形態について、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味する。
図1、図2に示すように、インストルメントパネルコア(以下、インパネコアという)1の運転席側の右側エアコン吹き出し口2の下方であってエンジンのスタートスイッチSW(図5参照)等の電装品の配設位置の上方に、飲料容器を収容するドリンクホルダー5が設置される。
このドリンクホルダー5は、インパネ1のエアコン吹き出し口2の下方に形成された開口7から出没するように設けられる飲料容器の保持用ホルダー本体9と、開口7の内側に設けられホルダー本体9を包被してホルダー本体9を前後に移動自在に保持する四角筒状を有する受け部材11とを備え、開口7の下方の電装品よりも車両の中央寄りの位置に配設された乗員の下肢への衝突時の衝撃吸収用のニーボルスタ13を利用して受け部材11内に浸入した水を外部に排出する構造になっている。
ホルダー本体9は、平面視で四角形の中央を飲料容器の外形と同程度の円形にくり貫いた形状を有し、受け部材11の内部にホルダー本体9が移動自在に収納されており、図示しないロック機構のロックにより、ホルダー本体9が受け部材11に収納された状態に保持され、ロック機構のロックを解除することにより、ホルダー本体9が移動可能な状態になって受け部材11内部から後方に突出する。
詳細には、受け部材11に収納した状態のホルダー本体9を若干押し込むことにより、ロック機構のロックが外れ、受け部材11内部に設けられたばねの付勢力によりホルダー本体9が係止構造で係止されるまで後方に突出するとともに、図5、図6に示すように、ホルダー本体9の前端部に前端が回転自在に設けられたコ字状の支持体10の後端部が、係止機構により係止されて飲料容器の底面を下から支える位置まで下方に回転し、飲料容器をホルダー本体9に収容できる状態となる。一方、突出状態のホルダー本体9を、ばねに抗して受け部材11に押し込むことにより、支持体10の後端部が受け部材11の下面を摺動して上方に回転しつつ受け部材11の内部に向かってホルダー本体9が移動し、最深部にまでホルダー本体9を押し込むとロック機構が作動し、ホルダー部材9がばねの付勢に抗してロックされ、受け部材11の内部に収納された状態に保持される。
ところで、開口7に近い受け部材11の少なくとも左後端下部の1箇所には、図2、図3に示すように水抜き孔15が形成され、突出状態のホルダー本体9に収容された飲料容器から流れてくる水などの液体が受け部材11の後端部に落下して水抜き孔15から外部に流出するようになっている。
さらに、ニーボルスタ13は、上記したように開口7の下方の電装品よりも車両の中央寄りの位置であって、受け部材11の水抜き孔15よりも下方に配設され、このニーボルスタ13の後面には、図4に示すように、車両衝突時の衝撃により変形が予想されるステアリングのキーシリンダの回避スペースとして前方へ窪んだ凹部13aが形成されており、ニーボルスタ13の上面右端部には、車両の中央側かつ後側に向かう下り傾斜で凹部13aに連続する傾斜面13bが形成されている。
そして、ニーボルスタ13の傾斜面13bと凹部13aとにより、受け部材11の孔15から流れ出る液体の流路17が形成され、図1、図2中の矢印に示すように、例えば飲料容器から漏れた液体が受け部材11内に流れ込んでも開口7の下方の電装品に液体がかかることなく、飲料容器からの液体は傾斜面13bおよび凹部13aの流路17を経て車両の中央側かつ後側に流れるように導かれる。なお、流路17を流れた液体は、運転者の足元付近に排出される。
したがって、上記した実施形態によれば、乗員の下肢への衝突時の衝撃吸収用のニーボルスタ13を、電装品よりも車両の中央寄りであってホルダー本体9の受け部材11に形成された水抜き孔15よりも下方位置に配設し、ニーボルスタ13の上面右端部に車両の中央側かつ後側に向かう下り傾斜の傾斜面13bを形成し、この傾斜面11bとニーボルスタ13の凹部13aを連続させることにより、飲料容器の外側面の結露による水滴や飲料容器からこぼれた飲料などの液体の流路17を形成することができる。
そのため、例えば飲料容器から漏れた液体を、直下ではなく車両の中央に向かって強制的に流す流路17を形成することにより、ホルダー本体9の下方に位置する電装品に向かって液体が落下するのを未然に防止することができ、両に衝撃吸収用に通常設けられるニーボルスタ13を利用して流路7を形成するため、従来のように水濡れ防止専用に別部材を設ける必要がなく、車簡単かつ安価な構成で、ホルダー本体9の下方の電装品が水濡れしないように確実に保護することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、上記した実施形態では、ホルダー本体9が開口7から出没する構成を例示したが、本発明はホルダー本体が出没すタイプに限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、インパネコア1の運転席側にドリンクホルダー5を設ける場合について説明したが、助手席側にも同様の構造のドリンクホルダー5を設けてもよい。
また、上記した実施形態では、インパネコア1において、ドリンクホルダー5の下方に電装品であるスイッチ類が配設される場合について説明したが、その他の電装品が配設される場合であっても、本発明を同様に実施できて同等の効果を奏することができる。
1 …インパネコア(インストルメントパネルコア)
5 …ドリンクホルダー
7 …開口
9 …ホルダー本体
11 …受け部材
13 …ニーボルスタ
13a…凹部
13b…傾斜面
15 …孔
17 …流路
SW …スタートスイッチ(電装品)

Claims (1)

  1. インストルメントパネルコアの外寄りの端部であってスイッチ等の電装品が配設された位置の上方に、飲料容器を収容するために設けられる車載ドリンクホルダー構造において、
    前記インストルメントパネルコアの開口に設けられる飲料容器の保持用ホルダー本体と、
    前記開口の内側に設けられ前記ホルダー本体の少なくとも下面を移動自在に保持する受け部材と、
    前記受け部材の前記開口に近い部位に形成された孔と、
    前記電装品よりも車両の中央寄りであって前記孔よりも下方位置に配設され前方への凹部を有する乗員の下肢への衝突時の衝撃吸収用のニーボルスタと、
    前記ニーボルスタの上面に車両の中央側に向かって下り傾斜に形成された傾斜面と
    を備え、
    前記ニーボルスタの前記傾斜面が前記凹部に連続し、前記孔からの液体の流路を形成することを特徴とする車載ドリンクホルダー構造。
JP2015189622A 2015-09-28 2015-09-28 車載ドリンクホルダー構造 Active JP6537421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015189622A JP6537421B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 車載ドリンクホルダー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015189622A JP6537421B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 車載ドリンクホルダー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017065290A JP2017065290A (ja) 2017-04-06
JP6537421B2 true JP6537421B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=58491244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015189622A Active JP6537421B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 車載ドリンクホルダー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6537421B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6430210B2 (ja) * 2014-10-27 2018-11-28 ダイハツ工業株式会社 自動車用インストルメントパネルにおける電装部品の防滴構造

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4508303A (en) * 1980-04-10 1985-04-02 Beckerer Frank S Jr Holder for containers
JPH0834277A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Nissan Shatai Co Ltd カップホルダ装置
JPH11334448A (ja) * 1998-05-21 1999-12-07 Suzuki Motor Corp 車両用カップホルダー
JP2006111101A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Mazda Motor Corp 車両用ドリンクホルダー
JP2007176268A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のニーボルスタ
JP2007196731A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Suzuki Motor Corp 車両室内のグローブボックス周辺構造
JP5546941B2 (ja) * 2010-04-30 2014-07-09 株式会社ブリヂストン 膝用衝撃吸収材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017065290A (ja) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9096983B1 (en) Deicing sprayer and impact absorber
JPH0647363B2 (ja) エアーバッグによる自動車用安全装置
JP6537421B2 (ja) 車載ドリンクホルダー構造
US20140125043A1 (en) Knee collision protection structure for a vehicle
JP6015523B2 (ja) 車両用コンソール
JP6430210B2 (ja) 自動車用インストルメントパネルにおける電装部品の防滴構造
KR101055041B1 (ko) 자동차용 글로브박스
US20180154809A1 (en) Armrest for vehicle seat
US10358102B2 (en) Protective radiator shroud for a motor vehicle, and motor vehicle
JP7001577B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
JP5754047B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
GB2515396A (en) Safety system for a vehicle, in particular a passenger vehicle
JP2008230552A (ja) 車両用内装部品
JP6886482B2 (ja) インストルメントパネル
KR20090002853U (ko) 슬라이드 방식의 대형 차량용 승차발판
KR101071736B1 (ko) 차량용 에어백 장치
JP6020081B2 (ja) エネルギー吸収構造
JP6824311B2 (ja) 車両用防水構造
US9796338B2 (en) Card holder for vehicles
JP2004058682A (ja) 自動車用ガイドストローク構造
KR100783909B1 (ko) 인플레이터용 스퀴브리테이너
KR100639661B1 (ko) 페트병 보관이 가능한 자동차문
JP6295490B2 (ja) センターコンソール構造
JP2004123017A (ja) 車両のカバー構造
JP2004276773A (ja) 車両用液圧マスタシリンダのリザーバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6537421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250