JP6537355B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体現像剤を用いて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来から、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、画像形成工程で使用されなかった液体現像剤を回収し、リサイクルすることが行われている。このような液体現像剤のリサイクル処理においては、液体現像剤中の分散質であるトナー粒子と分散媒であるキャリア液を分離し、キャリア液を再利用する(例えば、特許文献1)。
特開2008−242436号公報
しかしながら、キャリア液はリサイクル処理を繰り返し行うことにより、キャリア液中に体積抵抗率の低い物質が蓄積する。すると、液体現像剤全体の抵抗が下がり、画像不良が発生する恐れがある。ここで、液体現像剤を収容している容器を定期的に交換することで、このような画像不良の発生を抑えられるが、この場合、ランニングコストが増大し、ユーザやサービスマンによるメンテナンスの負荷が増大してしまう。
本発明は、このような事情に鑑み、再利用するキャリア液の体積抵抗率の低下を抑制できる構成を実現すべく発明したものである。
本発明は、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で回収された液体現像剤からトナーとキャリア液とを分離する分離装置と、少なくとも前記分離装置で分離されたキャリア液を収容する容器と、前記分離装置で分離されたキャリア液を含む前記容器内のキャリア液の体積抵抗率を検出する抵抗検出手段と、前記容器内のキャリア液と前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を混合する混合手段と、前記抵抗検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の体積抵抗率に基づいて前記混合手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置にある。
また、本発明は、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で回収された液体現像剤からトナーとキャリア液とを分離する分離装置と、前記分離装置で分離されたキャリア液を収容する容器と、前記容器に、前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給する補給装置と、前記補給装置とは別に、前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリアを前記容器に補給する別の補給装置と、前記容器内のキャリア液量を検出する液量検出手段と、前記容器内の液体の体積抵抗率を検出する抵抗検出手段と、を備え、前記補給装置は、前記抵抗検出手段の検出結果に基づいて前記容器に補給用のキャリア液を補給し、前記別の補給装置は、前記液量検出手段の検出結果に基づいて前記容器に補給用のキャリア液を補給することを特徴とする画像形成装置にある。
また、本発明は、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で回収された液体現像剤からトナーとキャリア液とを分離する分離装置と、前記分離装置で分離されたキャリア液を収容する第1容器と、前記第1容器からキャリア液が供給される第2容器と、前記第2容器に、前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給する補給装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置にある。
本発明によれば、再利用するキャリア液の体積抵抗率の低下を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤の搬送経路を示す概略構成図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤の搬送動作の制御ブロック図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤の搬送動作の制御を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る分離抽出装置の斜視図。 第1の実施形態に係る分離抽出装置の一部を切断して示す斜視図。 第1の実施形態に係る分離抽出装置の一部を示す断面図。 図7のA部拡大図。 第1の実施形態に係る分離抽出装置の一部を抜き出して示す斜視図。 第1の実施形態に係る分離抽出装置の一部を抜き出して、図9とは異なる角度で示す斜視図。 第1の実施形態に係る液体現像剤の分離、抽出の動作の制御を示すフローチャート。 第1の実施形態のキャリアタンクに対する液体現像剤の補給動作の制御を示すフローチャート。 第1の実施形態の別例に係る画像形成装置の液体現像剤の搬送経路を示す概略構成図。 第1の実施形態の別例のキャリアタンクに対する液体現像剤の補給動作の制御を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。 第2の実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤の搬送経路を示す概略構成図。 第2の実施形態に係る画像形成装置の液体現像剤の搬送動作の制御を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係るキャリアタンクとミキサーとの関係を示す図。 第3の実施形態の別例に係るキャリアタンク及び補給キャリアタンクとミキサーとの関係を示す図。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図12を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
[画像形成装置]
本実施形態の画像形成装置100は、記録材(用紙、OHPシートなどのシート材など)にトナー画像を形成する電子写真方式のデジタルプリンタである。画像形成装置100は、画像信号に基づいて動作し、カセット11a、11bから順次搬送される記録材としてのシートSに、画像形成部12で形成したトナー像を転写し、その後、定着することで画像を得ている。画像信号は、不図示のスキャナやパーソナルコンピュータなどの外部端末などから画像形成装置100に送られる。
画像形成部12は、像担持体としての感光ドラム13、帯電器14、レーザ露光装置15、現像器16、およびドラムクリーナ19を備えている。帯電器14により表面が帯電された感光ドラム13上に、画像信号に応じてレーザ露光装置15からレーザ光Eが照射され、感光ドラム13上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器16によりトナー像として現像される。本実施形態では、現像器16には、分散媒であるキャリア液に分散質である粉体のトナーを分散させた液体材料としての液体現像剤Dが収容されており、この液体現像剤Dを用いて現像を行う。
液体現像剤Dは、混合器としてのミキサー31において、キャリア液CにトナーTを所定の比率で混合、分散させて生成され、現像器16へ供給される。キャリア液Cはキャリア容器(容器)としてのキャリアタンク32に、トナーTはトナー容器としてのトナータンク33にそれぞれ収容されている。そして、ミキサー31内のキャリア液CとトナーTの混合状態に応じて、それぞれのタンクからキャリア液C又はトナーTがミキサー31へ供給される。ミキサー31は、不図示のモータにより駆動される攪拌羽根が収容されており、供給されたキャリア液とトナーTとを攪拌することで混合し、キャリア液中にトナーを分散させている。
ミキサー31から現像器16へ供給された液体現像剤Dは、現像器16の供給区画16aにおいてコートローラ17によって、現像剤担持体としての現像ローラ18にコートされ(供給され)、現像に使用される。現像ローラ18は、表面に液体現像剤を担持して搬送し、感光ドラム13上(像担持体上)に形成された静電潜像をトナーで現像する。現像後に現像ローラ18に残留したキャリア液CとトナーTは、現像器16の回収区画16bへ回収される。ここで、コートローラ17から現像ローラ18への液体現像剤Dのコート、及び、現像ローラ18から感光ドラム13上の静電潜像への現像は、それぞれ電界を用いて行う。
感光ドラム13上に形成されたトナー像は、電界を用いて中間転写ローラ20に転写され、中間転写ローラ20と転写ローラ21とで形成されたニップ部へ搬送される。中間転写ローラ20へのトナー像転写後に感光ドラム13上に残留したトナーTとキャリア液Cはドラムクリーナ19によって回収される。なお、中間転写ローラ20と転写ローラ21とは、少なくとも何れかが無端状のベルトであっても良い。
カセット11a、11bに収容されたシートSは、搬送ローラなどにより構成される給送部22a、22bによりレジスト搬送部23へ向けて搬送される。レジスト搬送部23は、中間転写ローラ20に転写されたトナー像のタイミングに合わせて、中間転写ローラ20と転写ローラ21とのニップ部へシートSを搬送する。
中間転写ローラ20と転写ローラ21とのニップ部では、通過するシートSにトナー像が転写され、トナー像が転写されたシートSは、搬送ベルト24によって定着装置25へ搬送され、シートSに転写されたトナー像を定着する。トナー像が定着したシートSは、機外へ排出され、画像工程が完了する。
中間転写ローラ20と転写ローラ21には、それぞれ、残留したトナーTとキャリア液Cを回収する中間転写ローラクリーナ26、転写ローラクリーナ27が設けられている。
[液体現像剤]
次に、液体現像剤Dについて説明する。液体現像剤Dとしては、従来から使用されている液体現像剤を使用しても良いが、本実施形態では、紫外線硬化型の液体現像剤Dを用いている。ここで、紫外線硬化型の液体現像剤Dについて説明する。
液体現像剤Dは、カチオン重合性液状モノマー、光重合開始剤、カチオン重合性液状モノマーに不溶なトナー粒子を含む紫外線硬化型液体現像剤である。また、カチオン重合性液状モノマーがビニルエーテル化合物であり、光重合開始剤が、次の一般式(1)で表される化合物である。
Figure 0006537355
より具体的に説明する。まず、トナー粒子は、色を発する色材をトナー樹脂で内包している。また、トナー樹脂と色材とともに、帯電制御剤等、他の材料を含有しても良い。トナー粒子の製造方法としては、色材を分散させ、樹脂を徐々に重合内包させるコアシェルベーションや、樹脂等を溶融させ、色材を樹脂内部へ内包させる内粉砕法などの公知技術を用いても良い。トナー樹脂は、エポキシ、スチレンアクリル系等を用いている。色を発する色材は、一般有機無機顔料で良い。また、製造上、トナー分散性を高めるため、分散剤を用いているが、シナジストも可能である。
次に、キャリア液である硬化性液体は、トナー表面の電荷をもたせる荷電制御剤と、紫外線であるUV照射で酸を発生する光重合剤、さらに酸により結合するモノマーで構成されている。モノマーは、カチオン重合反応により、ポリマー化するビニルエーテル化合物である。また、光重合剤とは別に、増感剤を含有しても良い。光重合により、保存性が低下するため、カチオン重合禁止剤を10〜5000ppm入れても良い。他に、帯電制御補助剤、他添加材等を用いる場合もある。
この現像剤の紫外線硬化剤(モノマー)は、ビニルエーテル基が一つある一官能モノマー(式2)が約10%(重量%)とビニルエーテル基が二つある二官能モノマー(式3)を約90%混合したものである。
Figure 0006537355
Figure 0006537355
光重合開始剤としては下記の(式4)で表されるものを0.1%混合している。この光重合開始剤を用いることにより、良好な定着を可能しつつも、イオン性の光酸発生剤を用いる場合と異なり、高抵抗な液体現像剤が得られる。
Figure 0006537355
なお、カチオン重合性液状モノマーが、ジシクロペンタジエンビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリシクロデカンビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールジビニルエーテル、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールジビニルエーテル、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールジビニルエーテル、ネオペンチルグリコールジビニルエーテル、ペンタエリスリトールテトラビニルエーテル及び1,2−デカンジオールジビニルエーテルからなる群より選ばれる化合物であることが望ましい。
更に、帯電制御剤としては、公知のものが利用できる。具体的な化合物としては、亜麻仁油、大豆油などの油脂;アルキド樹脂、ハロゲン重合体、芳香族ポリカルボン酸、酸性基含有水溶性染料、芳香族ポリアミンの酸化縮合物、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸鉄、ナフテン酸亜鉛、オクチル酸コバルト、オクチル酸ニッケル、オクチル酸亜鉛、ドデシル酸コバルト、ドデシル酸ニッケル、ドデシル酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、2−エチルヘキサン酸コバルトなどの金属石鹸類;石油系スルホン酸金属塩、スルホコハク酸エステルの金属塩などのスルホン酸金属塩類;レシチンなどの燐脂質;t−ブチルサリチル酸金属錯体などのサリチル酸金属塩類;ポリビニルピロリドン樹脂、ポリアミド樹脂、スルホン酸含有樹脂、ヒドロキシ安息香酸誘導体などが挙げられる。
[液体現像剤の搬送]
次に、本実施形態における液体現像剤Dの搬送について、図2ないし図4を用いて説明する。まず、上述のようにドラムクリーナ19、中間転写ローラクリーナ26、および、転写ローラクリーナ27などの画像形成部12で回収した現像剤は、分離装置としての分離抽出装置34でトナーとキャリア液とを分離して、キャリア液を再利用する。なお、現像後に現像ローラ18上に残留し、現像器16の回収区画16bへ回収した現像剤は、ミキサー31に戻されるが、分離抽出装置34に搬送するようにしても良い。
分離抽出装置34は、詳しくは後述するが、キャリア液とトナーとを分離する際に、再利用可能なキャリア液と、トナー及び紙粉などの不純物を含む廃液Wとを分離し、分離された廃液Wは廃液回収容器35に回収される。
より具体的に説明する。キャリアタンク32とトナータンク33からミキサー31への輸送管には、それぞれ、電磁弁41,42が設けられ、ミキサー31へのキャリア液CとトナーTの供給量を調整する。ミキサー31からは、ポンプ44を用いて現像に必要な液体現像剤Dが現像器16へ供給される。
現像器16の回収区画16bへ回収した現像剤は、ポンプ43によってミキサー31に戻される。回収区画16bで回収された現像剤は、現像などに使用されておらず殆ど劣化していないためである。
ドラムクリーナ19、中間転写ローラクリーナ26、および、転写ローラクリーナ27で回収した残留キャリア液およびトナーは、それぞれ、ポンプ48,49,50によって、分離抽出装置34に搬送される。
分離抽出装置34で分離された再利用可能なキャリア液は、電磁弁45によってキャリアタンク32へ搬送される。一方、分離抽出装置34で分離された廃液は自重落下で輸送管に設けられた電磁弁47によって廃液回収容器35へ適宜搬送される。なお、詳しく後述するが、補給装置38Aによりキャリア液がキャリアタンク32に適宜補給される。補給装置38Aは、補給キャリアタンク38と、補給キャリアタンク38とキャリアタンク32とを連通する連通管に設けられた電磁弁53とを備える。
なお、液体現像剤などの搬送は、ポンプを用いる以外に、例えば、自重落下で搬送できる場合はポンプを設けず自重を用いた搬送方式としても良い。
図3に示すように、上述のポンプ43,44,48,49,50及び電磁弁41,42,45,47,53は、制御手段としてのCPU200により、それぞれポンプドライバ201、電磁弁ドライバ202を介して制御されている。CPU200は、後述する剤量検出装置160、固形成分濃度検出装置310、キャリア液濃度検出装置34a、フロートセンサ320、キャリア液抵抗検出装置321の検出値に基づいて、各ポンプなどを制御している。
このような液体現像剤の搬送動作について、図2、3を参照しつつ図4を用いて説明する。まず、図2、3に示すように、現像器16には、剤量検出装置160が設けられ、剤量検出装置160によって、現像器16内の液体現像剤の量を検出している。また、ミキサー31には、濃度検出手段としての固形成分濃度検出装置310が設けられ、ミキサー31内のトナーなどの固形成分の濃度を検出している。固形成分濃度検出装置310としては、例えば、発光部と受光部とを備え、ミキサー31内の液体が通過する部分に発光部から光を照射し、この部分を透過した光を受光部により受光する。この部分の固形成分の量によって受光部で受光する光量が変化するため、この光量の変化によりミキサー31内の固形成分の濃度を検出できる。
図4に示すように、現像器16内の現像剤量を剤量検出装置160により検出する(S1)。そして、現像器16内の現像剤量が所定量(例えば200±10cc)以下である場合には、CPU200がポンプ44を駆動し(S2)、現像器16内の液体現像剤量の調整を行う。調整後は、ポンプ44の駆動を停止する(S3)。
次いで、ミキサー31内の固形成分の濃度を固形成分濃度検出装置310により検出する(S4)。ミキサー31内の固形成分の濃度の所定の範囲(例えば10±0.5%)から外れる場合には、固形成分の濃度が10.5%以上であるか否かを判断する(S5)。そして、固形成分の濃度が10.5%以上である場合には、電磁弁41を開き、キャリアタンク32からミキサー31内にキャリア液を供給する(S6)。一方、固形成分の濃度が10.5%以上ではない、即ち、9.5%以下である場合には、電磁弁42を開き、トナータンク33からミキサー31内にトナーを供給する(S7)。これにより、ミキサー31内の液体現像剤の濃度調整が行われる。
即ち、トナー濃度(固形成分の濃度)が高い場合には、キャリアタンク32からキャリア液が電磁弁41によってミキサー31に供給される。また、トナー濃度が低い場合には、トナータンク33からミキサー31で用いる液体現像剤よりもトナー濃度が高い液体現像剤が電磁弁42によってミキサー31に供給される。
ミキサー31内の固形成分の濃度が所定の範囲になると、必要に応じてポンプ44を駆動し、ミキサー31から現像器16に濃度調整がなされた液体現像剤を供給する(S8)。そして、画像形成が開始されると共に(S9)、各ポンプ43、48、49、50の駆動も開始され(S10)、分離抽出装置34の駆動も開始される(S11)。なお、分離抽出装置34は、トナーとキャリア液との分離、抽出処理可能な装置であればよく、後に詳細に説明する方式、構成でなくても構わない。
[分離抽出装置]
次に図5ないし図11を用いて、分離装置としての分離抽出装置34について詳細に説明する。分離抽出装置34は、電界を用いて、液体現像剤をトナーとキャリア液とに分離し、キャリア液とトナーとを別々に抽出する装置である。
上述のようにドラムクリーナ19などの画像形成部12で回収された液体現像剤は、図5及び図6に矢印で示すように、分離抽出装置34の入口34bから液体収容容器346内に搬送される。そして、液体収容容器346内のバッファ容器348に供給される。本実施形態では、バッファ容器348を分離抽出装置34に備えさせているが、容器単体で設けても良い。バッファ容器348に供給された液体現像剤は、ポンプ34cにより搬送され、フィルタ34dを通過する。
フィルタ34dを通過した液体現像剤は、図6に示すように、供給部としての供給トレイ346aに投入される。詳しくは後述するように、供給トレイ346aに投入された液体現像剤は、分離抽出装置34においてトナーとキャリア液に分けられる。そして、抽出されたトナーは廃液回収容器35に送られ、抽出されたキャリア液はキャリアタンク32へ搬送される。
次に、このような分離抽出装置34におけるトナーとキャリア液との分離、抽出の構成について詳しく説明する。図6及び図7に示すように、液体収容容器346内には、外部電極部材としてのコート電極部材341、導電性のローラとしての電極ローラ342、トナー回収装置350などが配置されている。液体収容容器346は、液体現像剤を収容可能な容器であって、上述の供給トレイ346aと、後述するように再利用可能となったキャリア液が排出される排出部346bと、廃液となった現像剤の回収部354とを有している。
電極ローラ342は、例えば中実ステンレスによって外径がφ40mmに形成された芯金表層にウレタンゴム弾性層を一体成型により形成した導電性のローラである。図3に示すように、電極ローラ342は、駆動モータ205によって外部から駆動が入力され、所定方向(図6、7の矢印方向)に回転する。本実施形態では、駆動モータ205の回転速度は2000rpmとしている。そして、電極ローラ342は、駆動モータ205の回転を減速機により減速させて、例えば、400rpmの回転速度で回転する。なお、電圧印加装置345は高圧ドライバ204を介して、駆動モータ205は、モータドライバ203を介して、それぞれCPU200により制御される。
コート電極部材341は、図7及び図8に示すように、電極ローラ342の一部と隙間347を介して配置される。隙間347の電極ローラ342の回転方向上流端部347aには、供給トレイ346aが接続されている。そして、上述のように供給トレイ346aに投入された液体現像剤は、上流端部347aから隙間347内に供給される。隙間347の電極ローラ342の回転軸線方向両端部は封止されており、隙間347に供給された液体現像剤は、電極ローラ342の回転に伴って隙間347内を回転方向下流側に搬送される。隙間347の電極ローラ342の回転方向下流端部347bには、排出部346bが接続されている(図6参照)。そして、隙間347を通過した液体現像剤が排出部346bから輸送管346cを介してキャリアタンク32に送られる(図2、6参照)。
なお、輸送管346cは、排出された液体現像剤を再度、分離抽出装置34に戻す経路にも接続されている。排出部346bには、キャリア液濃度検出装置34aが設けられ、排出部346b内に送られた液体現像剤のキャリア液中のトナー濃度を検出するようにしている。キャリア液濃度検出装置34aの構成は、前述の固形成分濃度検出装置310と同じである。そして、排出部346bに送られた液体現像剤のトナー濃度が所定値(例えば、0.02%)よりも大きい場合には、再度、分離抽出装置34に戻して、トナーとキャリア液との分離を行うようにしている。
これは、例えば、分離抽出装置34の作動中に電源が落とされるなどの異常事態が生じ、分離抽出装置34で十分にキャリア液とトナーとを分離できない場合を想定しているためである。このような場合、排出部346bに送られる液体現像剤のトナー濃度は所定値よりも大きくなるので、この場合には、分離抽出装置34に戻す。通常は、後述するように、液体現像剤が隙間347を通過することでトナーとキャリア液とが分離され、抽出されたキャリア液が排出部346bに送られる。したがって、排出部346bに送られた液体現像剤のトナー濃度は所定値以下であり、分離抽出装置34に戻されることなく、キャリアタンク32に送られる。なお、このように分離抽出装置34に戻す経路は、省略しても良い。
上述のように、電極ローラ342と隙間347を介して配置されるコート電極部材341は、少なくとも液体が通過する部分341xの表面が導電性素材によって形成されていている。また、コート電極部材341は、例えば中実ステンレスによって幅400mmに形成されている。また、液体が通過する部分341xは、電極ローラ342の一部を収容する形状を有し、この部分341xの電極ローラ342と対向する面は、電極ローラ342の表面と所定距離(即ち、隙間347)を保つように湾曲した形状となっている。この所定距離は、例えば0.2mmである。
図3に示すように、コート電極部材341と電極ローラ342とには、電圧印加手段としての電圧印加装置345に接続されている。そして、コート電極部材341と電極ローラ342との間に、電圧印加装置345によってトナーが電極ローラ342側(ローラ側)に移動する電界が生じるように電圧が印加される。即ち、隙間347には、トナーが電極ローラ342に引き寄せられるような電界が生じるような電圧が印加されている。
本実施形態では、荷電制御剤によりトナーがマイナス帯電するため、例えば、電極ローラ342にはマイナス300V、コート電極部材341にはマイナス1000Vを印加する。そして、隙間347を通過している液体現像剤中のトナーがコート電極部材341から電極ローラ342へ移動するようにしている。この結果、液体現像剤が隙間347を通過している間に、トナーが電極ローラ342に担持され、トナーとキャリア液とが分離される。分離されたキャリア液は、隙間347の下流端部347bに接続される排出部346bに排出され、上述のように回収容器としてのキャリアタンク32に送られる。
トナー回収装置350は、電極ローラ342の回転方向に関してコート電極部材341の下流側に位置し、電極ローラ342に担持されたトナーを回収する。トナー回収装置350は、回収ローラ351と、回収電圧印加手段としての電圧印加装置345と、掻き取り部材としてのブレード部材352とを有する。
回収ローラ351は、例えば中実ステンレスによって外径がφ20に形成された導電性のローラであり、電極ローラ342に当接するように配置されている。そして、回収ローラ351は、電極ローラ342に接触して、図6、7の矢印方向に従動回転する。なお、回収ローラ351の回転速度は、例えば、800rpmである。
電極ローラ342及び回収ローラ351は、図9及び図10に示すように、互いに略平行に配置されて回転軸線方向両端部を、液体収容容器346を構成するフレーム346eに回転自在に支持されている。また、回収ローラ351の両端部には、バネなどの付勢機構353が設けられている。回収ローラ351は、付勢機構353により電極ローラ342に向けて付勢され、電極ローラ343を弾性変形させている。付勢機構353による回収ローラ351の電極ローラ342への押圧力は、例えば、3kgf(29.4N)である。
なお、コート電極部材341及び回収ローラ351は、電極ローラ342を基準に位置決めされており、電極ローラ342はこれらの部材の位置基準となっている。
電圧印加装置345は、図3に示すように、電極ローラ342と回収ローラ351とに接続されており、回収ローラ351と電極ローラ342との間に、回収ローラ側にトナーが移動する電界が生じるように電圧を印加する。本実施形態では、電極ローラ342と回収ローラ351とに接続する電圧印加装置と、電極ローラ342とコート電極部材341とに接続する電圧印加装置とを共通にしているが、別にしても良い。本実施形態では、例えば、電極ローラ342にはマイナス300V、回収ローラ351にはマイナス200Vを印加する。そして、電極ローラ342に担持され、回収ローラ351まで搬送されたトナーが、電極ローラ342から回収ローラ351に移動するようにしている。
ブレード部材352は、回収ローラ351に接触して回収ローラ上のトナーを掻き取る。ブレード部材352は、電極ローラ342と回収ローラ351とが接触している位置に対して回収ローラ351の回転方向下流側で、回収ローラ351に対してカウンター方向に接触するように配置されている。なお、カウンター方向とは、ブレード部材352の回収ローラ351に接触する先端部分が向かう方向が、回収ローラ351の回転方向に沿う接線方向と逆方向になる方向である。また、ブレード部材352は、回収ローラ351の長手方向(回転軸線方向)に沿って延びる板状の部材で、例えばステンレスが用いられる。
上述のように電極ローラ342から回収ローラ351に移動したトナーは、ブレード部材352により掻き取られ、回収部354に送られる。回収部354により回収されたトナーは、上述したように、廃液回収容器35に送られる。なお、回収ローラ351からトナーを掻き取る掻き取り部材は、ブレード部材に限らない。例えば、ブレード状以外の構成、或いは、ブラシなどであっても良い。
[隙間の両端部の位置関係]
本実施形態の場合、上述のように画像形成部12で回収され、供給トレイ346aから隙間347に供給された液体現像剤は、この隙間347を通過することで、トナーとキャリア液とに分離される。ここで、液体は重力方向に沿って上方から下方へ流れる。このため、隙間347の液体現像剤が供給される上流端部347a(入口)よりも隙間347を通過した液体現像剤が排出される下流端部347b(出口)の方が重力方向上方に位置することは好ましくない。
特に、キャリア液の再利用率を上げるためには、トナーを掻き取り部分(ブレード部材352の接触位置)の現像剤のT/D比(トナーとキャリア液との混合比)を極力高くすること好ましい。しかしながら、T/D比の高い液体現像剤は、より高粘度になり、現像剤の搬送性が低下するため、隙間347の入口よりも出口の方が重力方向上方に位置すると、リサイクル効率が低下してしまう。
そこで、本実施形態では、図7に示すように、隙間347の上流端部347aを、電極ローラ342の中心Oと重力方向上端部とを通る線αを0°とした場合に、電極ローラ342の回転方向に0°以上180°未満の範囲に位置させている。言い換えれば、隙間347の上流端部347aと中心Oとを通る線βと線αとのなす角度をθとした場合、θが0°以上180°未満となるように、上流端部347aを位置させている。より好ましくは、隙間347の上流端部347aは、電極ローラ342の回転方向に60°以上120°以下の範囲に位置させる。本実施形態では、上流端部347aを電極ローラ342の回転方向に90°から120°の範囲に位置させている。
また、隙間347の下流端部347bは、上流端部347aより重力方向下方に位置させている。より好ましくは、隙間347の下流端部347bは、電極ローラ342の回転方向に関して180°以下の範囲に位置させる。即ち、下流端部347bを180°の位置を含み、この位置よりも電極ローラ342の回転方向上流に位置させることが好ましい。これにより、隙間347を通過する液体現像剤が重力に逆らって搬送されることがなく、より効率を高めることができる。本実施形態では、下流端部347bを電極ローラ342の回転方向に180°の位置としている。
なお、隙間347の長さ、即ち、上流端部347aから下流端部347bまでの電極ローラ342に沿った長さは、電極ローラ342の外周面の周長の1/5以上とすることが好ましい。この隙間347の長さは、電極ローラ342の回転速度に応じて設定しても良い。例えば、電極ローラ342の回転速度が遅い場合には、隙間347の長さを短くできる。要は、液体現像剤が隙間347を通過する間に、トナーとキャリア液とが分離されるだけの長さが確保されていれば良い。
[液体現像剤の分離、抽出の動作の制御フロー]
次に、上述のように構成される本実施形態における液体現像剤の分離、抽出の動作の制御フローについて、図11を用いて説明する。まず、各ポンプ48、49、50が駆動されることで、ドラムクリーナ19、中間転写ローラクリーナ26、および、転写ローラクリーナ27で回収した現像剤が分離抽出装置34に搬送される。そして、所定量の現像剤が分離抽出装置34に送られた後、ポンプ48、49、50は停止される(S21)。
次いで、駆動モータ205の駆動を開始して、電極ローラ342を回転させる(S22)。これにより、液体現像剤が電極ローラ342の回転に伴って搬送される。この際、回収ローラ351が電極ローラ342に従動して回転する。また、電圧印加装置345をONする(S23)。これにより、コート電極部材341と電極ローラ342との間にトナーが電極ローラ342側に移動する電界が、回収ローラ351と電極ローラ342との間にトナーが回収ローラ側に移動する電界が生じるように電圧が印加される。このために、液体現像剤中のトナーは、まず電極ローラ342側に移動した後、回収ローラ351側に移動する。電荷を有さないキャリア液はコート電極部材341側に残留する。
即ち、隙間347を通過する液体現像剤中のトナーは、電極ローラ342に電気的に引き寄せられると共にコート電極部材341から電気的な反発力を受ける。これにより、トナーは、電極ローラ342側に電気的に付勢される。また、隙間347を通過して電極ローラ342により回収ローラ351まで搬送された液体現像剤中のトナーは、回収ローラ351に電気的に引き寄せられると共に電極ローラ342から電気的な反発力を受ける。これにより、トナーは、電極ローラ342に対して離れる方向、即ち回収ローラ351側に電気的に付勢される。
回収ローラ351に電気的に付着したトナーは、ブレード部材352によって掻き取られる。ここで、電磁弁47を開放させておく(S24)。これにより、ブレード部材352によって掻き取られたトナーは、自重落下して回収部354より廃液回収容器35へ回収される。なお、トナーは廃棄しても良いし、再利用しても良い。
また、隙間347の下流端部347bから排出部346bに排出されたキャリア液は、キャリア液濃度検出装置34aによりトナー濃度が検出され、検出されたトナー濃度が所定値(例えば、0.02%)以下であるか否かが判断される(S25)。トナー濃度が所定値以下であれば、電磁弁45を開放し、キャリア液をキャリアタンク32に送る(S26)。
そして、分離抽出装置34内からのキャリア液の分離抽出が完了すると(S27)、電磁弁45、47が閉鎖され(S28)、電圧印加装置345及び駆動モータ205も順次停止される(S29、S30)。
次いで、ポンプ48、49、50により所定量の残留現像剤が再び分離抽出装置34に搬送されて、次の分離処理が行われる。そして、このような動作が繰り返し行われる。
なお、本実施形態の分離抽出装置34では、液体現像剤100.0cc(キャリア液90.0cc、トナー10.0cc含有)から88.0ccのキャリア液を抽出することができる。また、1回の分離処理における所要時間は例えば30秒であり、この場合、800mm/sのプロセススピードまで対応することが可能である。
[キャリアタンクへの補給]
次に、上述した補給装置38Aによるキャリアタンク32へのキャリア液の補給について、図2、図3及び図12を用いて説明する。上述したように、本実施形態では、補給用のキャリア液をキャリアタンク32に補給する補給装置38Aを有する。補給装置38Aは、補給キャリアタンク38と、補給キャリアタンク38とキャリアタンク32とを連通する連通管に設けられた混合手段としての電磁弁53とを備える。
補給キャリアタンク38内に収容されている補給用のキャリア液は、新しいキャリア液又は体積抵抗率が高いキャリア液である。このような補給用のキャリア液は、分離抽出装置34で分離、抽出されキャリアタンク32に送られるキャリア液よりも体積抵抗率が高い。また、補給用のキャリア液は、画像形成部12で使用されるキャリア液よりも体積抵抗率が高い。
ここで、補給装置38Aを設ける理由について説明する。キャリア液はリサイクル処理を繰り返し行うことにより、キャリア液中に体積抵抗率の低い物質(低抵抗キャリア、主として荷電制御剤)が蓄積する。すると、液体現像剤全体の抵抗が下がり、画像不良が発生する恐れがある。特に、ベタ画像(感光ドラムの画像形成可能領域の全面に形成したトナー像であり、画像比率(印字率)が100%の場合を言う)のような高濃度の画像を形成した場合、出力画像に占めるキャリア液の割合が少ないため、特に抵抗が下がり易い。本実施形態では、このようなキャリア液の体積抵抗率の低下を抑制すべく、補給装置38Aを設けている。
具体的には、キャリアタンク32内に収容されているキャリア液や分離抽出装置34で分離されたキャリア液、更には画像形成部12で使用されるキャリア液を形成する物質中には、上述のように荷電制御剤が含まれている。荷電制御剤の体積抵抗率(例えば、1.0E+9Ωcm)は、荷電制御剤以外の物質の体積抵抗率(例えば、1.0E+12Ωcm)に比べて低い。したがって、このようなキャリア液の体積抵抗率は、例えば、1.0E+12Ωcm未満となる。
このため、本実施形態では、補給用のキャリア液として、例えば、体積抵抗率が1.0E+12Ωcm以上の体積抵抗率が高いキャリア液を使用している。なお、荷電制御剤を除いたキャリア液の体積抵抗率は、例えば、1.0E+14Ωcmである。このため、補給用のキャリア液として、例えば、体積抵抗率が1.0E+14Ωcm以上の新しいキャリア液を使用しても良い。
また、キャリアタンク32内には、キャリアタンク32内のキャリア液の液量を検出する液量検出手段としてのフロートセンサ320が設けられている。フロートセンサ320は、液面に浮かべた浮き(フロート)の位置(液位)を検知することで、キャリアタンク32内の液量を検知するものである。フロートセンサ320としては、例えば、マグネットを有する浮きと、リードスイッチとを有し、浮きの位置をリードスイッチにより検知するものが挙げられる。なお、液量検出手段は、このようなフロートセンサ以外の構成であっても良い。
また、キャリアタンク32内には、キャリアタンク32内のキャリア液の体積抵抗率を検出する抵抗検出手段としてのキャリア液抵抗検出装置321を設けている。キャリア液抵抗検出装置321は、例えば、キャリア液中に1対の電極を配置して電流を流し、その時の抵抗を検知することで検出する。
補給装置38Aは、フロートセンサ320及びキャリア液抵抗検出装置321の検出結果に基づいてキャリアタンク32内(キャリア容器内)に補給用のキャリア液を補給する。この動作について、図12を用いて説明する。まず、キャリアタンク32内のキャリア液の体積抵抗率をキャリア液抵抗検出装置321により検出する(S101)。検出結果が所定値(例えば、1.0E+11Ωcm)未満である場合、電磁弁53が開放され、補給キャリアタンク38からキャリアタンク32に補給用のキャリア液が補給される(S102)。
次に、フロートセンサ320によって、キャリアタンク32内のキャリア液の液位が所定の位置以下(例えば、5000cc以下)となったことが検出されると(S103)、電磁弁53が開放される。そして、補給キャリアタンク38からキャリアタンク32に補給用のキャリア液が補給される(S102)。即ち、キャリア液抵抗検出装置321によって検出されたキャリア液の体積抵抗率が所定値以上であり、且つ、フロートセンサ320によって検出されたキャリア液の量が所定量以下である場合に、補給キャリアタンク38からキャリアタンク32に補給用のキャリア液が補給される。キャリアタンク32内の体積抵抗率が所定値以上且つ液位が所定の位置よりも高くなった場合に、電磁弁53が閉じられ(S104)、制御が終了する。このような制御は、CPU200(図3)により行う。即ち、フロートセンサ320及びキャリア液抵抗検出装置321の検出結果がCPU200に送られ、CPU200は、この検出結果に基づいて電磁弁53を制御する。
なお、補給装置38Aからの補給用のキャリア液の補給は、フロートセンサ320とキャリア液抵抗検出装置321との何れかの検出結果に基づいて行っても良い。この場合、使用しないセンサを省略しても良い。
このように本実施形態の場合、補給装置38Aから分離抽出装置34で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給している。このため、再利用するキャリア液中の体積抵抗率の低下を抑制でき、画像不良の発生も抑制できる。
即ち、分離抽出装置34でトナーと分離されたキャリア液は、体積抵抗率が低い荷電制御剤が含まれているため、キャリアタンク32内のキャリア液の抵抗が低くなる可能性がある。このように抵抗が低いキャリア液をミキサー31に供給し、液体現像剤として使用した場合、画像不良が発生する可能性がある。そこで、本実施形態では、分離抽出装置34で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給装置38Aからキャリアタンク32内に補給することで、キャリアタンク32内のキャリア液の抵抗が低くなることを抑制している。これにより、キャリアタンク32からミキサー31にキャリア液を供給しても、液体現像剤の抵抗の低下を抑制でき、画像不良の発生を抑制できる。
また、本実施形態の場合、キャリアタンク32内のキャリア液量が所定量以下、或いはキャリア液の体積抵抗率が所定値以下の場合には、自動的に新しいキャリア液或いは体積抵抗率の高いキャリア液を補給することができる。また、キャリアタンク32内に所定の量以上、且つ、キャリア液の体積抵抗率が所定値以上のキャリア液が存在する間、補給用のキャリア液は補給されない。この間は、分離抽出装置34から分離、抽出したリサイクル用のキャリア液を優先的に使用することができ、補給用のキャリア液の補給サイクルを延ばすことができる。
なお、補給用のキャリア液を補給するための専用の補給キャリアタンク38を設けずに、直接、キャリアタンク32に補給用のキャリア液を補給する構成であっても良い。
<第1の実施形態の別例>
第1の実施形態の別例について、図13及び図14を用いて説明する。本例では、第1の実施形態の構成に対して、キャリアタンク32に補給用のキャリア液(新しいキャリア又は体積抵抗率が高いキャリア液)を補給する補給装置として、補給装置38Aに加えて別の補給装置38aAを有する。
別の補給装置38aAは、別の補給キャリアタンク38aと、別の補給キャリアタンク38aとキャリアタンク32とを連通する連通管に設けられた電磁弁53aとを備える。ここで、別の補給装置38aAの補給用のキャリア液は、補給装置38Aの補給用のキャリア液と体積抵抗率が異なる。例えば、補給装置38Aの補給キャリアタンク38内のキャリア液の体積抵抗率を、別の補給装置38aAの別の補給キャリアタンク38a内のキャリア液の体積抵抗率よりも高くする。具体的には、補給キャリアタンク38内には、荷電制御剤が含まれていない新しい(例えば、体積抵抗率が1.0E+14Ωcm以上の)キャリア液を収容する。一方、別の補給キャリアタンク38a内に、荷電制御剤が少し含まれているが体積抵抗率が高い(例えば、1.0E+12Ωcm以上の)キャリア液を収容する。
補給装置38A及び別の補給装置38aAは、フロートセンサ320及びキャリア液抵抗検出装置321の検出結果に基づいてキャリアタンク32内(キャリア容器内)に補給用のキャリア液を補給する。例えば、キャリア液抵抗検出装置321の検出結果に基づいて補給装置38Aの電磁弁53を制御し、フロートセンサ320の検出結果に基づいて別の補給装置38aAを制御する。
この動作について、図14を用いて説明する。まず、キャリアタンク32内のキャリア液の体積抵抗率をキャリア液抵抗検出装置321により検出する(S201)。検出結果が所定値(例えば、1.0E+11Ωcm)未満である場合、電磁弁53が開放され、補給キャリアタンク38からキャリアタンク32に補給用のキャリア液が補給される(S202)。
次に、フロートセンサ320によって、キャリアタンク32内のキャリア液の液位が所定の位置以下(例えば、5000cc以下)となったことが検出されると(S203)、電磁弁53aが開放される。そして、別の補給キャリアタンク38aからキャリアタンク32に補給用のキャリア液が補給される(S204)。キャリアタンク32内の体積抵抗率が所定値以上且つ液位が所定の位置よりも高くなった場合に、電磁弁53、53aが閉じられ(S205)、制御が終了する。このような制御は、CPU200(図3)により行う。即ち、フロートセンサ320及びキャリア液抵抗検出装置321の検出結果がCPU200に送られ、CPU200は、この検出結果に基づいて電磁弁53、53aを制御する。
これにより、キャリアタンク32内のキャリア液量が所定量以下、或いはキャリア液の体積抵抗率が所定値以下の場合には、自動的に新しいキャリア液或いは体積抵抗率の高いキャリア液を補給することができる。
なお、補給装置38A及び別の補給装置38aAからの補給動作は、上述の動作以外としても良い。例えば、キャリア液抵抗検出装置321の検出結果に基づいて別の補給装置38aAからキャリアタンク32に補給用のキャリア液を補給する。また、フロートセンサ320の検出結果に基づいて補給装置38Aからキャリアタンク32に補給用のキャリア液を補給するようにしても良い。或いは、補給装置38A及び別の補給装置38aAからの補給動作を同時に行うようにしても良い。即ち、フロートセンサ320及びキャリア液抵抗検出装置321の検出結果に基づいて、電磁弁53、53aの両方を制御するようにしても良い。その他の構成及び作用は、第1の実施形態と同様である。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図15ないし図17を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、補給装置から補給用のキャリア液をキャリアタンク32に供給した。これに対して本実施形態の画像形成装置100Aでは、補給装置60Aからミキサー31に補給用のキャリア液を供給するようにしている。その他の基本的な構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様であるため、以下、同様の構成についての説明及び図示を省略又は簡略にし、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の場合も、分離抽出装置34と、分離抽出装置34で分離されたキャリア液を収容する第1容器としてのキャリアタンク32と、キャリアタンク32からキャリア液が供給される第2容器としてのミキサー31とを有する。また、本実施形態では、補給用のキャリア液をミキサー31に補給する補給装置60Aと、補給用のキャリア液を補給キャリアタンク60に補給する第2補給装置61Aとを有する。補給装置60Aは、補給キャリアタンク60と、補給キャリアタンク60とミキサー31とを連通する連通管に設けられた電磁弁63とを備える。第2補給装置61Aは、補給キャリアボトル61と、補給キャリアボトル61と補給キャリアタンク60とを連通する連通管に設けられた電磁弁64とを備える。
補給キャリアタンク60及び補給キャリアボトル61内にそれぞれ収容されている補給用のキャリア液は、第1の実施形態と同様に、新しいキャリア液又は体積抵抗率が高いキャリア液である。このような補給用のキャリア液は、分離抽出装置34で分離、抽出されキャリアタンク32に送られるキャリア液よりも体積抵抗率が高い。また、補給用のキャリア液は、画像形成部12で使用されるキャリア液よりも体積抵抗率が高い。
図16に示すように、キャリアタンク32、トナータンク33、補給キャリアタンク60からミキサー31への輸送管には、それぞれ、電磁弁41、42、63が設けられ、ミキサー31へのキャリア液CとトナーTの供給量を調整する。ミキサー31からは、ポンプ44を用いて現像に必要な現像剤Dが現像器16へ供給される。
ミキサー31内には、固形成分濃度検出装置310に加えて、ミキサー31内の液体現像剤(液体)の体積抵抗率を検出する抵抗検出手段としての抵抗検出装置311を設けている。抵抗検出装置311は、例えば、液体現像剤中に1対の電極を配置して電流を流し、その時の抵抗を検知することで検出する。
また、補給キャリアタンク60内には、補給キャリアタンク60内のキャリア液の液量を検出する液量検出手段としてのフロートセンサ600が設けられている。フロートセンサ600は、上述のフロートセンサ320と同様の構成を有する。
補給装置60Aは、抵抗検出装置311の検出結果、及び、必要に応じて固形成分濃度検出装置310に基づいてミキサー31内(第2容器内)に補給用のキャリア液を補給する。このような制御は、CPU200(図3)により行う。即ち、抵抗検出装置311及び固形成分濃度検出装置310の検出結果がCPU200に送られ、CPU200は、この検出結果に基づいて電磁弁63を制御する。この動作について、図17を用いて説明する。なお、S1ないしS3及びS8ないしS11は、上述の図4と同じであるため、説明を省略又は簡略にする。
ミキサー31内の固形成分の濃度を固形成分濃度検出装置310により検出する(S4)。ミキサー31内の固形成分の濃度の所定の範囲(例えば10±0.5%)から外れる場合には、固形成分の濃度が10.5%以上であるか否かを判断する(S5)。そして、固形成分の濃度が10.5%以上である場合には、電磁弁41又は電磁弁63を開き、キャリアタンク32又は補給キャリアタンク60からミキサー31内にキャリア液を供給する(S61)。ここでは、電磁弁41を優先的に開き、キャリアタンク32から優先的にキャリア液を供給することが好ましい。電磁弁63は、例えば、キャリアタンク32内のキャリア液の量が少ない場合に開くようにする。これにより、補給用のキャリア液の使用頻度を抑えることができる。なお、電磁弁41、63を同時に開いて、キャリアタンク32及び補給キャリアタンク60から供給するようにしても良い。
一方、固形成分の濃度が10.5%以上ではない、即ち、9.5%以下である場合には、電磁弁42を開き、トナータンク33からミキサー31内にトナーを供給する(S7)。これにより、ミキサー31内の液体現像剤の濃度調整が行われる。即ち、トナー濃度(固形成分の濃度)が高い場合には、キャリアタンク32又は補給キャリアタンク60からキャリア液が電磁弁41又は電磁弁63によってミキサー31に供給される。また、トナー濃度が低い場合には、トナータンク33からミキサー31で用いる液体現像剤よりもトナー濃度が高い液体現像剤が電磁弁42によってミキサー31に供給される。
ミキサー31内の固形成分の濃度が所定の範囲になると、ミキサー31内の液体現像剤の体積抵抗率を抵抗検出装置311により検出する(S71)。そして、ミキサー31内の液体現像剤の体積抵抗率が所定値(例えば、1.0E+11Ωcm)未満となったことが検出されると、電磁弁63を開き、補給キャリアタンク60からミキサー31にキャリア液を補給する(S72)。ミキサー31内の液体現像剤の体積抵抗率が所定値以上になると、必要に応じてポンプ44を駆動し、ミキサー31から現像器16に濃度調整がなされた液体現像剤を供給する(S8)。
これにより、ミキサー31内の液体現像剤の体積抵抗率が所定値未満の場合には、自動的に新しいキャリアあるいは体積抵抗率の高いキャリアを補給することができる。なお、ミキサー31内にフロートセンサなどの液量を検出するセンサを設け、上述の制御と並行して、或いは、上述の制御の代わりに、このセンサの検出結果に基づいて補給キャリアタンク60からキャリア液を補給するようにしても良い。
一方、補給キャリアタンク60には、第2補給装置61Aから適宜キャリア液が補給される。上述したように、補給キャリアタンク60内にはフロートセンサ600が設けられている。フロートセンサ600によって、補給キャリアタンク60内のキャリアの液位が所定の位置以下(例えば、500cc以下)となったことが検知されると、電磁弁64を開く。そして、補給キャリアボトル61から補給キャリアタンク60に新しいキャリアあるいは体積抵抗率の高いキャリアが補給される。
このような制御は、CPU200(図3)により行う。即ち、フロートセンサ600の検出結果がCPU200に送られ、CPU200は、この検出結果に基づいて電磁弁64を制御する。これによれば、補給キャリアタンク60内のキャリア量が所定の量以下の場合には、自動的に新しいキャリアあるいは体積抵抗率の高いキャリアを補給することができる。
このように本実施形態の場合、補給装置60Aから分離抽出装置34で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給している。このため、再利用するキャリア液中の体積抵抗率の低下を抑制でき、画像不良の発生も抑制できる。
即ち、本実施形態では、分離抽出装置34で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給装置60Aからミキサー31内に補給することで、ミキサー31内の液体現像剤の抵抗が低くなることを抑制している。これにより、液体現像剤の抵抗の低下を抑制でき、画像不良の発生を抑制できる。
なお、上述の第2の実施形態では、補給キャリアタンク60を設け、補給キャリアボトル61が空になっても無人で運転できるように対応した構成について説明した。但し、補給キャリアボトル61だけを設けた構成であっても構わない。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について、図18を用いて説明する。上述の各実施形態では、単色の画像形成部12を備えた構成について説明した。これに対して本実施形態では、不図示の複数の画像形成部を備えている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成可能な4個の画像形成部を備え、記録材にフルカラーの画像を形成可能である。
4個の画像形成部は、それぞれ図1に示したような画像形成部12とそれぞれ同様の構成を有し、図18に示すように、それぞれミキサー31Y、31M、31C、31Kを有する。各ミキサー31Y、31M、31C、31Kは、それぞれの画像形成部の現像器に各色の液体現像剤を供給する。また、各ミキサー31Y、31M、31C、31Kには、それぞれトナータンク33Y、33M、33C、33Kから各色のトナーが供給可能である。各ミキサー31Y、31M、31C、31K内には、それぞれで固形分濃度検出装置が設けられ、その検出結果に基づいて各電磁弁42Y、42M、42C、42Kが制御される。そして、各トナータンク33Y、33M、33C、33Kから適宜トナーが供給される。
一方、各ミキサー31Y、31M、31C、31Kにキャリア液を供給するキャリアタンク32は、1個である。即ち、1個のキャリアタンク32から各ミキサー31Y、31M、31C、31Kにキャリア液を供給するようにしている。1個のキャリアタンク32と各ミキサー31Y、31M、31C、31Kとを連通する連通管には、それぞれ混合用キャリア供給手段としての電磁弁41Y、41M、41C、41Kが設けられている。
各電磁弁41Y、41M、41C、41Kは、各ミキサー31Y、31M、31C、31Kのそれぞれの固形分濃度検出装置の検出結果に基づいて制御される。そして、1個のキャリアタンク32から各ミキサー31Y、31M、31C、31Kに適宜キャリア液が供給される。
このように本実施形態では、1個のキャリアタンク32(キャリア容器)と、4個のミキサー31Y、31M、31C、31K(複数の混合器)と、4個の電磁弁41Y、41M、41C、41K(複数の混合用キャリア供給手段)とを備える。言い換えれば、各色の画像形成部のキャリアタンクを共通化している。これは、キャリア液自体は、各色の画像形成部で共用できるからである。
また、各色の画像形成部で回収された液体現像剤を分離する分離抽出装置も1個であり、各色の画像形成部で共用している。更に、各実施形態で説明した補給キャリアタンク38なども共用化する。
本実施形態の場合、このようにキャリアタンク32を各色で共用しているため、装置の小型化及び低コスト化を図れる。また、第1、第2分離抽出装置なども共用化することで、より小型化及び低コスト化を図れる。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様である。
<第3の実施形態の別例>
第3の実施形態の別例について、図19を用いて説明する。上述の第2の実施形態では、補給キャリアタンク60からミキサー31に補給用のキャリア液を補給する構成について説明した。本例では、このような第2の実施形態を上述の第3の実施形態に組み合わせたものである。以下、具体的に説明する。
各ミキサー31Y、31M、31C、31Kに補給用のキャリア液を供給する補給キャリアタンク60(補給容器)は、1個である。即ち、1個の補給キャリアタンク60から各ミキサー31Y、31M、31C、31Kに補給用のキャリア液を供給するようにしている。1個の補給キャリアタンク60と各ミキサー31Y、31M、31C、31Kとを連通する連通管には、それぞれ補給用キャリア供給手段としての電磁弁63Y、63M、63C、63Kが設けられている。
各ミキサー31Y、31M、31C、31K内には、それぞれで抵抗検出装置が設けられている。各電磁弁63Y、63M、63C、63Kは、各ミキサー31Y、31M、31C、31Kのそれぞれの抵抗検出装置の検出結果に基づいて制御される。そして、1個の補給キャリアタンク60から各ミキサー31Y、31M、31C、31Kに適宜補給用のキャリア液が供給される。
このように本実施形態では、1個の補給キャリアタンク60(補給容器)と、4個のミキサー31Y、31M、31C、31K(複数の混合器)と、4個の電磁弁63Y、63M、63C、63K(複数の補給用キャリア供給手段)とを備える。言い換えれば、各色の画像形成部の補給キャリアタンクを共通化している。これは、キャリア液自体は、各色の画像形成部で共用できるからである。なお、第2補給装置61Aについても各色の画像形成部で共用する。
本実施形態の場合、このように補給キャリアタンク60を各色で共用しているため、装置の小型化及び低コスト化を図れる。その他の構成及び作用は、上述の第2、第3の実施形態と同様である。
12・・・画像形成部/31、31Y、31M、31C、31K・・・ミキサー(第2容器、混合器)/32・・・キャリアタンク(容器、キャリア容器、第1容器)/33、33Y、33M、33C、33K・・・トナータンク(トナー容器)/34・・・分離抽出装置(分離装置)/38・・・補給キャリアタンク(補給容器)/38A・・・補給装置/38aA・・・別の補給装置/41Y、41M、41C、41K・・・電磁弁(キャリア供給手段、混合用キャリア供給手段)/63Y、63M、63C、63K・・・電磁弁(補給用キャリア供給手段)/100・・・画像形成装置/310・・・固形成分濃度検出装置(濃度検出手段)/311・・・抵抗検出装置(抵抗検出手段)/320・・・フロートセンサ(液量検出手段)/321・・・キャリア液抵抗検出装置(抵抗検出手段)/C・・・キャリア液/D・・・液体現像剤/T・・・トナー

Claims (22)

  1. トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で回収された液体現像剤からトナーとキャリア液とを分離する分離装置と、
    少なくとも前記分離装置で分離されたキャリア液を収容する容器と、
    前記分離装置で分離されたキャリア液を含む前記容器内のキャリア液の体積抵抗率を検出する抵抗検出手段と、
    前記容器内のキャリア液と前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を混合する混合手段と、
    前記抵抗検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の体積抵抗率に基づいて前記混合手段を制御する制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記抵抗検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の体積抵抗率が所定値未満である場合に、前記容器内のキャリア液と前記補給用のキャリア液を混合するよう前記混合手段を制御する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記容器内のキャリア液の量を検出する液量検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記抵抗検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の体積抵抗率と前記液量検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の量に基づいて前記混合手段を制御する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記抵抗検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の体積抵抗率が所定値未満である場合に、前記容器内のキャリア液と前記補給用のキャリア液を混合するよう前記混合手段を制御し、
    前記抵抗検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の体積抵抗率が前記所定値以上であり、且つ、前記液量検出手段によって検出された前記容器内のキャリア液の量が所定量以下である場合に、前記容器内のキャリア液と前記補給用のキャリア液を混合するよう前記混合手段を制御する、
    ことを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  5. トナーを収容するトナー容器と、
    キャリア液を収容するキャリア容器と、
    液体現像剤を収容し、前記トナー容器から供給されたトナーと、前記キャリア容器から供給されたキャリア液とを混合、分散する混合器と、を備え、
    前記容器は、前記キャリア容器である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 1個の前記キャリア容器と、
    複数の前記混合器と、
    前記キャリア容器から前記複数の混合器にそれぞれキャリア液を供給する複数の混合用キャリア供給手段と、を備えた、
    ことを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補給用のキャリア液の体積抵抗率は、前記画像形成部で使用されるキャリア液の体積抵抗率よりも高い、
    ことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記液体現像剤は、紫外線によって硬化される紫外線硬化型の液体現像剤である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で回収された液体現像剤からトナーとキャリア液とを分離する分離装置と、
    前記分離装置で分離されたキャリア液を収容する容器と、
    前記容器に、前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給する補給装置と、
    前記補給装置とは別に、前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリアを前記容器に補給する別の補給装置と、
    前記容器内のキャリア液量を検出する液量検出手段と、
    前記容器内の液体の体積抵抗率を検出する抵抗検出手段と、を備え、
    前記補給装置は、前記抵抗検出手段の検出結果に基づいて前記容器に補給用のキャリア液を補給し、
    前記別の補給装置は、前記液量検出手段の検出結果に基づいて前記容器に補給用のキャリア液を補給する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記別の補給装置の補給用のキャリア液は、前記補給装置の補給用のキャリア液と体積抵抗率が異なる、
    ことを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. トナーを収容するトナー容器と、
    キャリア液を収容するキャリア容器と、
    液体現像剤を収容し、前記トナー容器から供給されたトナーと、前記キャリア容器から供給されたキャリア液とを混合、分散する混合器と、を備え、
    前記容器は、前記キャリア容器である、
    ことを特徴とする、請求項9又は10に記載の画像形成装置。
  12. 1個の前記キャリア容器と、
    複数の前記混合器と、
    前記キャリア容器から前記複数の混合器にそれぞれキャリア液を供給する複数の混合用キャリア供給手段と、を備えた、
    ことを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記補給用のキャリア液の体積抵抗率は、前記画像形成部で使用されるキャリア液の体積抵抗率よりも高い、
    ことを特徴とする、請求項9乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記液体現像剤は、紫外線によって硬化される紫外線硬化型の液体現像剤である、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で回収された液体現像剤からトナーとキャリア液とを分離する分離装置と、
    前記分離装置で分離されたキャリア液を収容する第1容器と、
    前記第1容器からキャリア液が供給される第2容器と、
    前記第2容器に、前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を補給する補給装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記第2容器内の液体の体積抵抗率を検出する抵抗検出手段を備え、
    前記補給装置は、前記抵抗検出手段の検出結果に基づいて前記第2容器に補給用のキャリア液を補給する、
    ことを特徴とする、請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記第1容器から前記第2容器にキャリア液を供給するキャリア供給手段と、
    前記第2容器内の固形成分の濃度を検出する濃度検出手段と、を備え、
    前記キャリア供給手段は、前記濃度検出手段の検出結果に基づいて前記第2容器にキャリア液を供給する、
    ことを特徴とする、請求項15又は16に記載の画像形成装置。
  18. トナーを収容するトナー容器と、
    キャリア液を収容するキャリア容器と、
    液体現像剤を収容し、前記トナー容器から供給されたトナーと、前記キャリア容器から供給されたキャリア液とを混合、分散する混合器と、を備え、
    前記第1容器は、前記キャリア容器であり、
    前記第2容器は、前記混合器である、
    ことを特徴とする、請求項15乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 複数の前記混合器を備え、
    前記補給装置は、前記分離装置で分離されたキャリア液よりも体積抵抗率が高い補給用のキャリア液を収容する1個の補給容器と、前記補給容器から前記複数の混合器にそれぞれ補給用のキャリア液を供給する複数の補給用キャリア供給手段と、を有する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  20. 1個の前記キャリア容器と、
    前記キャリア容器から前記複数の混合器にそれぞれキャリア液を供給する複数の混合用キャリア供給手段と、を備えた、
    ことを特徴とする、請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 前記補給用のキャリア液の体積抵抗率は、前記画像形成部で使用されるキャリア液の体積抵抗率よりも高い、
    ことを特徴とする、請求項15ないし20いずれか1項に記載の画像形成装置。
  22. 前記液体現像剤は、紫外線によって硬化される紫外線硬化型の液体現像剤である、
    ことを特徴とする、請求項15乃至21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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