JP6537324B2 - 蒸着装置並びに蒸着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸着装置並びに蒸着方法に関するものである。
有機物で形成された有機薄膜発光素子は、真空チャンバ内でシャドウマスクを用いて基板上に有機物質を蒸発または昇華させて成膜する。
このような所謂真空蒸着は、成膜チャンバ内に基板を搬入する工程、基板とシャドウマスクとを正確に位置合わせ(アライメント)する工程、有機物質を成膜する工程、成膜された基板を成膜チャンバから搬出する工程を経て行われる。
また、成膜する工程では、蒸着材料を基板上に均一に成膜するため、リニアタイプの蒸着源と基板とを相対移動させて基板全面に成膜する方式がとられている。
ところで、上記リニアタイプの蒸着源を用いる際、成膜チャンバ内に成膜領域を2箇所設け、夫々の成膜領域に基板とシャドウマスクとを配置し、第1領域で成膜を行っている間に、第2領域で基板とシャドウマスクのアライメントを行う並列動作を行うと共に、蒸着源が移動して成膜を行う発明がある(特許文献1,2参照)。
特開2011−68980号公報 特開2006−2226号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示される発明は、第1領域及び第2領域間を移動する際、蒸着を行わない移動領域を通り移動動作を行う。このため、有機材料が基板に成膜されない時間が発生する。
また、有機ELデバイスの発光層を成膜する場合には、発光効率を上げるためにホスト材料とドーパント材料とを均一に分散させるようにしている。具体的には、発光効率を上げるため、蒸着成膜する際にホスト材料とドーパント材料とを近接させて同時に蒸発させながら、ドーピングさせる成膜領域内でドーピングの比率が均一になるように、蒸着源若しくは基板を往復移動させて均質性を確保している。
本発明は、上述のような現状に鑑みなされたもので、アライメントした基板をマスク台に設置するだけで基板同士を連続蒸着が可能な近接位置に配置することが可能となり、蒸着材料の使用効率を改善し得ると共に、複数種の蒸着材料から成る薄膜の材料均一性にも優れた蒸着装置並びに蒸着方法を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
チャンバ1内に、
蒸着時にマスク2及び基板7を支持する第1のマスク台3と第1のアライメント機構9とを有する第1の蒸着ステージ11と、
蒸着時にマスク2及び基板8を支持する第2のマスク台4と第2のアライメント機構10とを有する第2の蒸着ステージ12と、
前記第1のマスク台3及び前記第2のマスク台4に夫々配置された基板7,8に蒸着を行う蒸着源6と、
前記第1のマスク台3に配置された前記基板7への前記蒸着源6からの蒸着材料の入射を開閉により制御する第1のシャッタ21と、
前記第2のマスク台4に配置された前記基板8への前記蒸着源6からの蒸着材料の入射を開閉により制御する第2のシャッタ22とを有する蒸着装置であって、
前記第1の蒸着ステージ11と前記第2の蒸着ステージ12とを隣接して配置し
前記第1及び第2のシャッタ21,22は、2段式のシャッタであり、この第1及び第2のシャッタ21,22は前記マスク台3,4に配置される基板7,8の正面から退避した開状態では各段が重なることを特徴とする蒸着装置に係るものである。
また、前記蒸着源6を、前記隣接した第1のマスク台3と第2のマスク台4とに夫々前記マスク2と重ね合わせて支持された基板7,8が隣接して並ぶ方向に移動させる蒸着源移動機構を備え、
前記第1のシャッタ21若しくは前記第2のシャッタ22の一方を開状態とすると共に他方を閉状態とし、前記シャッタを開状態とした側の一方のマスク台に配置された基板に対して前記蒸着源6を往復移動させて蒸着を行うように前記蒸着源移動機構を構成したことを特徴とする請求項1に記載の蒸着装置に係るものである。
また、前記蒸着源6を、前記隣接した第1のマスク台3と第2のマスク台4とに夫々前記マスク2と重ね合わせて支持された基板7,8が隣接して並ぶ方向に移動させる蒸着源移動機構を備え、この蒸着源移動機構は、前記第1のマスク台3及び前記第2のマスク台4に夫々配置された前記基板7,8に蒸着を行う際、前記蒸着源6から射出される蒸着材料が、前記第1のマスク台3に配置された基板7に堆積する第1蒸着領域、前記第1及び第2のマスク台3,4に夫々配置された基板7,8の少なくとも一方に堆積する第2蒸着領域、及び、前記第2のマスク台4に配置された基板8に堆積する第3蒸着領域の前記基板7,8が隣接して並ぶ方向に並設される各蒸着領域を前記蒸着源6が移動するように構成し、
前記第1のシャッタ21若しくは前記第2のシャッタ22の一方を開状態とすると共に他方を閉状態とし、前記シャッタを開状態とした側の一方のマスク台に配置された基板に対して前記蒸着源6を往復移動させて蒸着を行うように前記蒸着源移動機構を構成したことを特徴とする請求項1に記載の蒸着装置に係るものである。
また、前記蒸着源6を往復移動させる前記蒸着源移動機構は、前記蒸着源6が、内側の前記第2蒸着領域から外側の前記第1蒸着領域若しくは前記第3蒸着領域に向かって移動する内外経路を往路とし、外側の前記第1蒸着領域若しくは前記第3蒸着領域から内側の前記第2蒸着領域に向かって移動する外内経路を復路とするように、前記蒸着源6が前記第2蒸着領域から蒸着のための往復移動を開始するように構成したことを特徴とする請求項3記載の蒸着装置に係るものである。
また、前記蒸着源6を前記第1及び第2のマスク台3,4に配置される各基板7,8に対して往復移動させながら前記各蒸着領域間で停止することなく連続的に移動させて前記第1及び第2のマスク台3,4に配置される基板7,8を入れ替えながら蒸着を行うように構成したことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の蒸着装置に係るものである。
また、前記蒸着源6を前記第1及び第2のマスク台3,4に配置される各基板7,8に対して連続的に2往復以上移動させて蒸着することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の蒸着装置に係るものである。
また、前記第1のシャッタ21若しくは第2のシャッタ22を閉じている間に、このシャッタを閉じた側のマスク台に配置された基板のアライメント及びマスク台への配置を完了するように前記第1のアライメント機構9及び前記第2のアライメント機構10を構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の蒸着装置に係るものである。
また、前記蒸着源6を複数設け、これら複数の蒸着源6には夫々異なる蒸着材料を収容し、同一基板に対して蒸着させるように同時に移動させるように構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の蒸着装置に係るものである。
また、チャンバ1内に第1の基板7を搬入し、前記第1の基板7をアライメントして、第1のシャッタ21が閉じられた第1のマスク台3に配置する工程と、
前記第1のシャッタ21を開状態とし、蒸着源6が前記第1の基板7に対して往復移動して蒸着材料を前記第1の基板7に蒸着する工程と、
前記第1の基板7に蒸着する工程と同時に行われる工程であって、チャンバ1内に第2の基板8を搬入し、前記第2の基板8をアライメントして、第2のシャッタ22が閉じられた第2のマスク台4に配置する工程と、
前記第2のシャッタ22を開状態とし、前記蒸着源6が前記第2の基板8に対して往復移動して蒸着材料を前記第2の基板8に蒸着する工程と、
前記第2の基板8に蒸着する工程と同時に行われる工程であって、チャンバ1内に第1の基板7を搬入し、前記第1の基板7をアライメントして、第1のシャッタ21が閉じられた第1のマスク台3に配置する工程とを有し、
前記第1及び第2の基板7,8に蒸着する工程において、前記蒸着源6は、第1のマスク台3と第2のマスク台4とに臨んで位置する蒸着領域において移動し続けており、
前記第1及び第2のシャッタ21,22は、2段式のシャッタであり、この第1及び第2のシャッタ21,22は前記マスク台3,4に配置される基板7,8の正面から退避した開状態では各段が重なることを特徴とする蒸着方法に係るものである。
また、前記蒸着源6は、前記第1及び第2のマスク台3,4に夫々配置された前記基板7,8に蒸着を行う際、前記蒸着源6から射出される蒸着材料が、前記第1のマスク台3に配置された基板7に堆積する第1蒸着領域、前記第1及び第2のマスク台3,4に夫々配置された基板7,8の少なくとも一方に堆積する第2蒸着領域、及び、前記第2のマスク台4に配置された基板8に堆積する第3蒸着領域の前記基板7,8が隣接して並ぶ方向に並設される各蒸着領域を移動するものであり、
前記第1の基板7に蒸着する工程では、前記蒸着源6は前記第2蒸着領域と前記第1蒸着領域とを連続的に往復移動し、
前記第2の基板8に蒸着する工程では、前記蒸着源6は前記第2蒸着領域と前記第3蒸着領域とを連続的に往復移動して蒸着することを特徴とする請求項に記載の蒸着方法に係るものである。
また、前記蒸着源6を前記第1及び第2のマスク台3,4に配置される各基板7,8に対して連続的に2往復以上移動させて蒸着することを特徴とする請求項9,10のいずれか1項に記載の蒸着方法に係るものである。
また、前記蒸着源6は複数設けられ、これら複数の蒸着源6には夫々異なる蒸着材料が収容され、これら複数の蒸着源6を同一基板に対して蒸着させるように同時に移動させることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の蒸着方法に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、蒸着材料の使用効率を改善し得ると共に、複数種の蒸着材料から成る薄膜の材料均一性にも優れた蒸着装置並びに蒸着方法となる。
本実施例の概略説明正面図である。 本実施例の蒸着工程の説明図である。 本実施例の蒸着工程の説明図である。 本実施例の蒸着工程の説明図である。 本実施例の蒸着工程の説明図である。 本実施例の蒸着工程の説明図である。 本実施例の蒸着工程の説明図である。 チャンバの配置構成図である。 別例の概略説明正面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
チャンバ1内に基板7,8を搬入し、この基板7,8とマスク2とのアライメントを行った後、第1のマスク台3及び第2のマスク台4に夫々基板7,8を設置し、各基板7,8に蒸着を行う。
この際、第1のマスク台3及び第2のマスク台4を隣接して設けることで、第1のマスク台3に配置された基板7に蒸着を行う第1蒸着領域と、第2のマスク台4に配置された基板8に蒸着を行う第3蒸着領域の間に蒸着を行わない移動領域が不要となり、この第1蒸着領域と第3蒸着領域との間は、第1及び第2のマスク台3,4に夫々配置された基板7,8の少なくとも一方に蒸着を行う第2蒸着領域となる。
よって、基板7,8に蒸着を行わない移動領域が存在しなくなり、蒸着材料の使用効率が改善でき、また、チャンバ1の小型化を図ることができる。
更に、第1のシャッタ21及び第2のシャッタ22を設けることで、一方のシャッタを開状態とすると共に他方のシャッタを閉状態とし、このシャッタを開状態とした側の一方のマスク台に配置された基板に対してのみ蒸着源6を往復移動させて成膜することが可能となる。
従って、例えばホストとドーパント等、複数種の蒸着材料を同時に蒸着する場合でも、基板7,8に堆積する各蒸着材料の混合率を所定の混合率とすることを往復成膜により高精度に行うことが可能となる。
即ち、複数種の蒸着材料を同時に蒸着する場合、蒸着源6からの蒸着材料の成膜速度分布は、基板7,8と蒸着源6との相対移動方向で均一とならず、蒸着源6を基板7,8に対して一回だけ(往路のみ)移動させて成膜した場合、膜厚方向では材料の混合状態が悪く膜の同質性(ホモジニティ)に乏しい場合がある。この点、蒸着源6を基板7,8に対して夫々往復移動させて成膜することで、膜厚方向の材料の混合状態を改善して膜の同質性を向上させることが可能となる。特に、2往復以上移動させて成膜すると一層良好に膜の同質性を向上させることができる。
よって、本発明は、基板7,8に蒸着を行わない移動領域が第1蒸着領域及び第3蒸着領域間に存在しない程、第1及び第2のマスク台3,4が近接していても、第1及び第2のシャッタ21,22を用いることで、他方の基板への成膜を防止しつつ一方の基板に対して蒸着源を往復移動させて成膜することができ、蒸着材料の使用効率を改善してチャンバ1を小型化できる構成であると共に、膜厚方向の材料混合比率の均一化を図ることが可能となり、膜の同質性を向上させ、例えば良好な発光効率を有する有機ELデバイスの発光層を作製すること等が可能となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図1に図示したように、チャンバ1内に、蒸着時にマスク2及び基板7を支持する第1のマスク台3と第1のアライメント機構9とを有する第1の蒸着ステージ11と、蒸着時にマスク2及び基板8を支持する第2のマスク台4と第2のアライメント機構10とを有する第2の蒸着ステージ12と、前記第1のマスク台3及び前記第2のマスク台4に夫々配置された基板7,8に蒸着を行う蒸着源6とを有する蒸着装置であって、前記第1の蒸着ステージ11と前記第2の蒸着ステージ12とを隣接して配置したものである。
また、各蒸着ステージ11・12には、前記第1のマスク台に配置された前記基板への前記蒸着源からの蒸着材料の入射を開閉により制御する第1のシャッタ21及び前記第2のマスク台に配置された前記基板への前記蒸着源からの蒸着材料の入射を開閉により制御する第2のシャッタ22を夫々設けている。
各部を具体的に説明する。
チャンバ1には真空ポンプ等の適宜な排気機構が設けられており、ロボットハンド等の基板搬送機構を備えた基板搬送室5と基板搬入出用の開閉機構(図示省略)を介して接続されている(図8参照)。本実施例においては、開閉機構は、第1の蒸着ステージ11及び第2の蒸着ステージ12に対応する位置に夫々1つずつ設けている。また、本実施例は成膜用の2つのチャンバ1を基板搬送室5に接続した構成としている。図8中、符号13は搬入室、14は搬出室、15はマスクストック室である。
チャンバ1の天面側には第1,第2の蒸着ステージ11,12が設けられ、これらと対向する底面側には図1中奥行方向に延びる線形の蒸着源6が設けられている。この蒸着源6は、成膜時に、蒸着源6を基板7,8が隣接して並ぶ方向に往復移動させる蒸着源移動機構により、移動し続けるように構成している。
蒸着ステージ11,12は、マスク2及び基板7,8を支持する開口部を有するマスク台3,4と、基板搬送室5から搬入された基板7,8を水平状態で支持する基板支持部16と、基板支持部16を駆動して基板支持部16に支持された基板7,8とマスク2とのアライメントを行うアライメント機構9,10とを備えている。従って、蒸着源6から放出される蒸着材料はマスク台3,4の開口部及びマスクのパターンを通過して基板7,8に付着する。符号17はマスク台を支持する支柱である。
第1のシャッタ21及び第2のシャッタ22は、第1の蒸着ステージ11及び第2の蒸着ステージ12に夫々設けられている。シャッタ21,22は、マスク台3,4の開口部を夫々覆い得る大きさの1枚の薄板状体で構成し、蒸着源6から射出される蒸着材料の経路を開閉するように水平スライド移動する構成としている。
なお、図9に図示した別例のように、シャッタ21,22は複数(図9では2枚)の薄板状体を上下方向に多段に重ねた多段式として複数の薄板状体によりマスク台3,4の開口部を夫々閉塞する構成としても良い。この場合、蒸着材料の経路を開放するように各薄板状体を水平スライド移動した状態(基板正面位置から退避した状態)では、各段が重なることで、シャッタ21,22を退避するために確保する必要があるチャンバ1の左右のシャッタ退避用領域をそれだけ小さくすることができ、よりチャンバ1を小型化することが可能となる。
また、第1のマスク台3及び第2のマスク台4とは、各マスク台3,4の間に、いずれの基板7,8に対しても成膜しない領域(移動領域)が生じない程度に隣接配置させている。そして、第1のマスク台3及び第2のマスク台4に支持される基板7,8同士は、蒸着源6を移動させながら蒸着させる際、同時に蒸着される過程を含む程度に隣接配置する。
また、蒸着源6は複数(本実施例では3つ)設けている。本実施例においては、一部の蒸着源6に他と異なる蒸着材料を収容している。具体的には、複数の蒸着源6のうち、中央の蒸着源6にはホスト材料、左右の蒸着源6にはドーパント材料を夫々収容している。なお、複数の蒸着源6に夫々同一の蒸着材料を収容しても良い。
蒸着源移動機構としては、レール体18と、レール体18に転動体19を介して設けられレール体18に沿って移動する移動体20と、移動体20を駆動するボールネジ機構等の駆動部とから成る一般的なリニアガイド等を用いることができる。従って、蒸着源移動機構が1軸で成り立つため、チャンバ1内の機構を簡素化できる。
また、蒸着源移動機構は、複数の蒸着源6を同一の移動体20に設ける等して同時に移動するように構成している。また、同時に移動する複数の蒸着源6が、同一の基板7,8に対して同時に蒸着できるように各蒸着源6の並設間隔や夫々の蒸着材料放出範囲を設定している。
蒸着源移動機構は、前記第1のマスク台3及び前記第2のマスク台4に夫々配置された前記基板7,8に蒸着を行う際、前記蒸着源6から射出される蒸着材料が、前記第1のマスク台3に配置された基板7に堆積する第1蒸着領域、前記第1及び第2のマスク台3,4に夫々配置された基板7,8の少なくとも一方に堆積する第2蒸着領域、及び、前記第2のマスク台4に配置された基板8に堆積する第3蒸着領域の前記基板7,8が隣接して並ぶ方向に並設される各蒸着領域を、前記蒸着源6が各蒸着領域間で停止することなく移動するように構成している。なお、第2蒸着領域においては、基板7,8の少なくとも一方に蒸着を行う構成としても良い。例えば、第2蒸着領域において、第1のマスク台3に配置された基板7への蒸着終了と同時に第2のマスク台4に配置された基板8への蒸着を開始する構成としても良い。
即ち、本実施例は、蒸着源6を各基板7,8に対して夫々往復移動させながら前記各蒸着領域間で停止することなく連続的に移動させて前記第1及び第2のマスク台3,4に配置される基板7,8を入れ替えながら蒸着を行うものである。
本実施例においては、蒸着源6を各基板7,8に対して連続的に2往復以上移動させて蒸着するように蒸着源移動機構を構成している。なお、3往復以上移動させる構成や1往復移動させる構成としても良い。
また、蒸着源移動機構は、前記各蒸着領域において一定の蒸着用速度で蒸着源6を移動させるように構成している。
なお、基板7,8に所望の薄膜を成膜するまでの蒸着源6の基板7,8に対する往復数は適宜設定できるが、この場合、往復数を多くするにつれて蒸着源6の移動速度を大きくしたり若しくは蒸着源6から射出される蒸着材料の蒸着速度を小さくしたりして、適宜成膜条件を設定する。
また、蒸着源移動機構は、前記蒸発源6が、内側の前記第2蒸着領域から外側の前記第1蒸着領域若しくは前記第3蒸着領域に向かって移動する内外経路を往路とし、外側の前記第1蒸着領域若しくは前記第3蒸着領域から内側の前記第2蒸着領域に向かって移動する外内経路を復路とするように、前記蒸着源が前記第2蒸着領域から蒸着のための往復移動を開始するように構成している。
従って、後述するように、第1蒸着領域(若しくは第3蒸着領域)と第2蒸着領域との往復移動の終了時の復路から第3蒸着領域(若しくは第1蒸着領域)と第2蒸着領域との往復移動の開始時の往路へと連続的に移行することが可能となり、基板7,8に蒸着を行わない移動領域が不要な構成とすることができる。即ち、最初の往復移動を第2蒸着領域から開始することで、その後の往復移動を全て内外経路を往路として蒸着を開始することが可能となる。
また、本実施例においては、第1蒸着領域若しくは第3蒸着領域で一方の基板に蒸着を行っている間に、他方の基板のアライメント及びマスク台への配置を完了するように前記第1のアライメント機構9及び前記第2のアライメント機構10を構成している。
なお、本実施例は、チャンバ1に2つのマスク台を備えた構成としているが、チャンバ1に3つ以上のマスク台を備えた構成としても良い。例えば3つのマスク台を備える構成の場合、中央のマスク台と左右のマスク台との間に移動領域が形成されないように左右のマスク台を中央のマスク台に夫々隣接させる。
以上の構成の蒸着装置を用いて以下の工程で蒸着を行う。
(1) チャンバ1内に第1の基板7を搬入し、この第1の基板7のマスク2とのアライメントを第1のアライメント機構9により行い、アライメントした基板7とマスク2とを重ね合わせて第1のマスク台3に配置する。また、第1の基板7に対応する第1のシャッタ21が開いた状態となる(図1参照)。
(2) 第2の基板8に対応する第2のシャッタ22が閉じた状態で、第2蒸着領域にして第1の基板7への蒸着が開始する直前位置から蒸着材料が射出されている蒸着源6の移動を開始し、第2蒸着領域と第1蒸着領域との往復移動が開始される。また、チャンバ1内に第2の基板8を搬入し、この第2の基板8のマスク2とのアライメントを第2のアライメント機構10により行い、アライメントした基板8とマスク2とを重ね合わせて第2のマスク台4に配置する(図2参照)。
(3) 蒸着源6が第1の基板7に対する2往復目の復路を移動している間に第2のシャッタ22が開いた状態となり(図3参照)、蒸着源6による第2蒸着領域における第1の基板7への蒸着が終了すると共に、第2の基板8への蒸着が開示され、第2蒸着領域と第3蒸着領域との往復移動が開始される。また、第1の基板7への蒸着が終了次第、第1のシャッタ21を閉じた状態とし、チャンバ1内から第1の基板7を搬出し他の第1の基板7をチャンバ1内に搬入し同様にアライメントして第1のマスク台3に配置する(図4,5参照)。
(4) 蒸着源6が第2の基板8に対する2往復目の復路を移動している間に第1のシャッタ21が開いた状態となり(図6参照)、蒸着源6による第2蒸着領域における第2の基板8への蒸着が終了すると共に、他の第1の基板7への蒸着が開始され、第2蒸着領域と第1蒸着領域との往復移動が開始される。また、第2の基板8への蒸着が終了次第、第2のシャッタ22を閉じた状態とし、チャンバ1内から第2の基板8を搬出し他の第2の基板8をチャンバ1内に搬入し同様にアライメントして第2のマスク台4に配置する(図7参照)。
以上の工程を繰り返すことで、隣接する第1のマスク台3に支持される基板7と第2のマスク台4に支持される基板8とに連続的に蒸着を行うことが可能となり、交互に搬入される新しい基板に対して連続的に往復蒸着が可能となる。
なお、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 チャンバ
2 マスク
3 第1のマスク台
4 第2のマスク台
6 蒸着源
7,8 基板
9 第1のアライメント機構
10 第2のアライメント機構
11 第1の蒸着ステージ
12 第2の蒸着ステージ
21 第1のシャッタ
22 第2のシャッタ

Claims (12)

  1. チャンバ内に、
    蒸着時にマスク及び基板を支持する第1のマスク台と第1のアライメント機構とを有する第1の蒸着ステージと、
    蒸着時にマスク及び基板を支持する第2のマスク台と第2のアライメント機構とを有する第2の蒸着ステージと、
    前記第1のマスク台及び前記第2のマスク台に夫々配置された基板に蒸着を行う蒸着源と、
    前記第1のマスク台に配置された前記基板への前記蒸着源からの蒸着材料の入射を開閉により制御する第1のシャッタと、
    前記第2のマスク台に配置された前記基板への前記蒸着源からの蒸着材料の入射を開閉により制御する第2のシャッタとを有する蒸着装置であって、
    前記第1の蒸着ステージと前記第2の蒸着ステージとを隣接して配置し
    前記第1及び第2のシャッタは、2段式のシャッタであり、この第1及び第2のシャッタは前記マスク台に配置される基板の正面から退避した開状態では各段が重なることを特徴とする蒸着装置。
  2. 前記蒸着源を、前記隣接した第1のマスク台と第2のマスク台とに夫々前記マスクと重ね合わせて支持された基板が隣接して並ぶ方向に移動させる蒸着源移動機構を備え、
    前記第1のシャッタ若しくは前記第2のシャッタの一方を開状態とすると共に他方を閉状態とし、前記シャッタを開状態とした側の一方のマスク台に配置された基板に対して前記蒸着源を往復移動させて蒸着を行うように前記蒸着源移動機構を構成したことを特徴とする請求項1に記載の蒸着装置。
  3. 前記蒸着源を、前記隣接した第1のマスク台と第2のマスク台とに夫々前記マスクと重ね合わせて支持された基板が隣接して並ぶ方向に移動させる蒸着源移動機構を備え、この蒸着源移動機構は、前記第1のマスク台及び前記第2のマスク台に夫々配置された前記基板に蒸着を行う際、前記蒸着源から射出される蒸着材料が、前記第1のマスク台に配置された基板に堆積する第1蒸着領域、前記第1及び第2のマスク台に夫々配置された基板の少なくとも一方に堆積する第2蒸着領域、及び、前記第2のマスク台に配置された基板に堆積する第3蒸着領域の前記基板が隣接して並ぶ方向に並設される各蒸着領域を前記蒸着源が移動するように構成し、
    前記第1のシャッタ若しくは前記第2のシャッタの一方を開状態とすると共に他方を閉状態とし、前記シャッタを開状態とした側の一方のマスク台に配置された基板に対して前記蒸着源を往復移動させて蒸着を行うように前記蒸着源移動機構を構成したことを特徴とする請求項1に記載の蒸着装置。
  4. 前記蒸着源を往復移動させる前記蒸着源移動機構は、前記蒸着源が、内側の前記第2蒸着領域から外側の前記第1蒸着領域若しくは前記第3蒸着領域に向かって移動する内外経路を往路とし、外側の前記第1蒸着領域若しくは前記第3蒸着領域から内側の前記第2蒸着領域に向かって移動する外内経路を復路とするように、前記蒸着源が前記第2蒸着領域から蒸着のための往復移動を開始するように構成したことを特徴とする請求項3記載の蒸着装置。
  5. 前記蒸着源を前記第1及び第2のマスク台に配置される各基板に対して往復移動させながら前記各蒸着領域間で停止することなく連続的に移動させて前記第1及び第2のマスク台に配置される基板を入れ替えながら蒸着を行うように構成したことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の蒸着装置。
  6. 前記蒸着源を前記第1及び第2のマスク台に配置される各基板に対して連続的に2往復以上移動させて蒸着することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の蒸着装置。
  7. 前記第1のシャッタ若しくは第2のシャッタを閉じている間に、このシャッタを閉じた側のマスク台に配置された基板のアライメント及びマスク台への配置を完了するように前記第1のアライメント機構及び前記第2のアライメント機構を構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の蒸着装置。
  8. 前記蒸着源を複数設け、これら複数の蒸着源には夫々異なる蒸着材料を収容し、同一基板に対して蒸着させるように同時に移動させるように構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の蒸着装置。
  9. チャンバ内に第1の基板を搬入し、前記第1の基板をアライメントして、第1のシャッタが閉じられた第1のマスク台に配置する工程と、
    前記第1のシャッタを開状態とし、蒸着源が前記第1の基板に対して往復移動して蒸着材料を前記第1の基板に蒸着する工程と、
    前記第1の基板に蒸着する工程と同時に行われる工程であって、チャンバ内に第2の基板を搬入し、前記第2の基板をアライメントして、第2のシャッタが閉じられた第2のマスク台に配置する工程と、
    前記第2のシャッタを開状態とし、前記蒸着源が前記第2の基板に対して往復移動して蒸着材料を前記第2の基板に蒸着する工程と、
    前記第2の基板に蒸着する工程と同時に行われる工程であって、チャンバ内に第1の基板を搬入し、前記第1の基板をアライメントして、第1のシャッタが閉じられた第1のマスク台に配置する工程とを有し、
    前記第1及び第2の基板に蒸着する工程において、前記蒸着源は、第1のマスク台と第2のマスク台とに臨んで位置する蒸着領域において移動し続けており、
    前記第1及び第2のシャッタは、2段式のシャッタであり、この第1及び第2のシャッタは前記マスク台に配置される基板の正面から退避した開状態では各段が重なることを特徴とする蒸着方法。
  10. 前記蒸着源は、前記第1及び第2のマスク台に夫々配置された前記基板に蒸着を行う際、前記蒸着源から射出される蒸着材料が、前記第1のマスク台に配置された基板に堆積する第1蒸着領域、前記第1及び第2のマスク台に夫々配置された基板の少なくとも一方に堆積する第2蒸着領域、及び、前記第2のマスク台に配置された基板に堆積する第3蒸着領域の前記基板が隣接して並ぶ方向に並設される各蒸着領域を移動するものであり、
    前記第1の基板に蒸着する工程では、前記蒸着源は前記第2蒸着領域と前記第1蒸着領域とを連続的に往復移動し、
    前記第2の基板に蒸着する工程では、前記蒸着源は前記第2蒸着領域と前記第3蒸着領域とを連続的に往復移動して蒸着することを特徴とする請求項に記載の蒸着方法。
  11. 前記蒸着源を前記第1及び第2のマスク台に配置される各基板に対して連続的に2往復以上移動させて蒸着することを特徴とする請求項9,10のいずれか1項に記載の蒸着方法。
  12. 前記蒸着源は複数設けられ、これら複数の蒸着源には夫々異なる蒸着材料が収容され、これら複数の蒸着源を同一基板に対して蒸着させるように同時に移動させることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の蒸着方法。
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