JP6536932B2 - 端子金具付き電線の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電線と、複数の電線のそれぞれの導電線の一端部を一括して加締め固定する端子金具とを備えた端子金具付き電線、及び端子金具付き電線の製造方法に関する。
従来、例えば三相回転電動機の固定子巻線の電気的接続のために用いられ、複数の電線の導電線を一括して端子金具に加締め固定した接続部材が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のものは、複数本のエナメル被覆導線を筒状の圧着接続子に挿入した後、機械的加圧手段によって圧着接続子を仮加締めし、その後さらにヒュージングによってエナメル被覆導線同士を圧着接続子内で電気的に接合して製造される。
複数のエナメル被覆導線のそれぞれは、複数の素線を撚り合わせた撚り線からなる。ヒュージング工程では、仮加締め後の圧着接続子を一対の電極で挟んで加圧し、かつ通電することにより、エナメル被覆導線を加熱圧着させる。
特開2010−3439号公報
しかし、例えば電動機の構成等によっては、単線からなる導電線を有する複数の電線を1つの端子金具に接続する必要がある場合がある。この場合、単線からなる導電線は、撚り線よりも加締め工程において変形し難いため、単線の太さにばらつきがあると、比較的太い1つの電線の導電線は強く加締められるものの、他の電線の導電線は十分に加締められず、電気的接続が確実に行われないおそれがある。
そこで、本発明は、複数の電線の単線からなる導電線の一端部を一括して端子金具に接続する際に、その電気的接続の確実性を高めることが可能な端子金具付き電線、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、単線からなる第1の導電線を有する第1の電線と、単線からなる第2の導電線を有する第2の電線と、前記第1及び第2の導電線の一端部を一括して加締め固定する加締め部、及び接続対象に電気的に接続される接続部を有する端子金具と、を備え、前記加締め部は、前記第1及び第2の導電線の一端部に接触する底板部と、前記底板部との間に前記第1の導電線を挟む第1の加締め片と、前記底板部との間に前記第2の導電線を挟む第2の加締め片とを有し、前記底板部と前記第1及び第2の加締め片とが一対の加締め金型に挟まれることよって加締められ、前記一対の加締め金型のうち一方の加締め金型には、前記第1及び第2の導電線よりも幅の狭い第1及び第2の突起が設けられ、前記第1の突起と前記一対の加締め金型のうち他方の加締め金型との間に前記第1の導電線が挟まれると共に、前記第2の突起と前記他方の加締め金型との間に前記第2の導電線が挟まれて前記加締め部が加締められた、端子金具付き電線を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、単線からなる第1の導電線を有する第1の電線と、単線からなる第2の導電線を有する第2の電線と、前記第1及び第2の導電線の一端部を一括して加締める加締め部、及び接続対象に電気的に接続される接続部を有する端子金具と、を備えた端子金具付き電線の製造方法であって、一対の加締め金型で挟み込むことにより前記加締め部を加締める加締め工程を有し、前記一対の加締め金型のうち一方の加締め金型には、前記第1及び第2の導電線よりも幅の狭い第1及び第2の突起が設けられ、前記第1の突起と前記一対の加締め金型のうち他方の加締め金型との間に前記第1の導電線を挟み、前記第2の突起と前記他方の加締め金型との間に前記第2の導電線を挟んで前記加締め部を加締める、端子金具付き電線の製造方法を提供する。
本発明に係る端子金具付き電線及びその製造方法によれば、複数の電線の単線からなる導電線の一端部を一括して端子金具に接続する際に、その電気的接続の確実性を高めることが可能となる。
本実施の形態に係る端子金具付き電線が適用されたモータ装置を示す斜視図である。 モータ装置の側面図である。 モータ巻線によって形成されるモータにおける電気回路の構成例を示す回路図である。 モータ装置における端子金具付き電線の周辺部を示す図1の部分拡大図である。 (a)は、端子金具の一方面側を示す端子金具付き電線の端部の斜視図であり、(b)は、端子金具の他方面側を示す端子金具付き電線の端部の斜視図である。(c)は、(a)のA−A線断面図である。 上型及び下型によって端子金具を加締める加締め工程を示す斜視図である。 上型を示し、(a)は下端面図、(b)は側面図、(c)は下端面側を示す斜視図である。 下型を示し、(a)は上端面図、(b)は側面図、(c)は上端面側を示す斜視図である。 (a)は、上型と下型との間に端子金具の加締め部が配置された加締め工程前の状態を示す断面図であり、(b)は、上型及び下型によって端子金具の加締め部が加締められた加締め工程後の状態を示す断面図である。
[実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る端子金具付き電線5が適用されたモータ装置1を示す斜視図である。図2は、モータ装置1の側面図である。図2では、破断線で囲まれた破断領域の内側にモータ2の内部における断面を示している。
このモータ装置1は、モータ2と、モータ2のモータ巻線3と端子台4との間を接続する複数(本実施形態では3つ)の端子金具付き電線5とを備えて構成されている。モータ2は、有底円筒状のモータケース20と、モータケース20に収容された環状のステータコア21と、ステータコア21の内側に配置されたロータ22と、ロータ22の中心部を貫通してロータ22と一体に回転可能に支持されたモータシャフト23と、モータケース20の開口部を覆うモールド樹脂からなる蓋部材24とを有している。
モータ装置1は、例えば車両の走行用の駆動源として用いられ、図示しない車体の支持部に支持されている。また、端子台4には、一端部がインバータに接続された図略のワイヤハーネスが接続され、端子台4においてワイヤハーネスの他端部と端子金具付き電線5とが電気的に接続される。インバータから出力されるモータ電流は、ワイヤハーネス及び端子金具付き電線5を介してモータ2に供給される。端子台4は、図示しない車体の端子台固定部に固定される。
3つの端子金具付き電線5は、それぞれがモータ巻線3の端部に接続されている。また、3つの端子金具付き電線5は、それぞれが同じ形状に形成されているが、以降の説明においてこれらを区別する必要がある場合には、それぞれの端子金具付き電線5を、第1の端子金具付き電線5A、第2の端子金具付き電線5B、及び第3の端子金具付き電線5Cとして説明する。
ステータコア21は、鋼材等の磁性材料からなる。ステータコア21には、ロータ22に向かって内方に突出する複数のティース211が設けられ、複数のティース211のそれぞれにモータ巻線3が巻き回されている。本実施の形態では、モータ巻線3が断面矩形状の平角線からなる。より具体的には、モータ巻線3は、銅からなる導体の表面にエナメルからなる絶縁被覆層が形成された平角絶縁電線である。モータ巻線3は、その一部が蓋部材24からモータケース20の外部に露出して、蓋部材24にモールドされている。
ロータ22は、モータシャフト23を挿通させる貫通孔が形成された円筒状のロータコア221と、ロータコア221の外周部に配置された磁石222とを有している。磁石222にはS極及びN極が交互に位置するように複数の磁極が設けられている。モータシャフト23は、図略の軸受によってモータケース20に回転可能に支持されている。
図3は、モータ巻線3によって形成されるモータ2における電気回路の構成例を示す回路図である。本実施の形態では、モータ2が三相交流モータであり、モータ巻線3は、U相巻線3uと、V相巻線3vと、W相巻線3wとからなる。U相巻線3u、V相巻線3v、及びW相巻線3wは、それぞれの中央部において中性点3nに接続されている。U相巻線3uの一方の端部31u及び他方の端部32uには、U相電流が供給される。V相巻線3vの一方の端部31v及び他方の端部32vには、V相電流が供給される。W相巻線3wの一方の端部31w及び他方の端部32wには、W相電流が供給される。
図4は、モータ装置1における端子金具付き電線5の周辺部を示す図1の部分拡大図である。U相巻線3uの端部31u,32u、V相巻線3vの端部31v,32v、及びW相巻線3wの端部31w,32wは、蓋部材24から露出して、それぞれが端子金具付き電線5に接続されている。より詳細には、U相巻線3uの端部31u,32uは第1の端子金具付き電線5Aに接続され、V相巻線3vの端部31v,32vは第2の端子金具付き電線5Bに接続され、W相巻線3wの端部31w,32wは第3の端子金具付き電線5Cに接続されている。これら各部における接続は、例えばTIG(Tungsten Inert Gas)溶接やヒュージング(熱加締め)、あるいは半田付けによって行うことができる。
端子金具付き電線5は、第1の導電線511を有する第1の電線51と、第2の導電線521を有する第2の電線52と、第1及び第2の導電線511,521に電気的に接続された端子金具50とを備えている。第1及び第2の導電線511,521は、例えば銅等の良導電性の金属からなる単線である。ここで、単線とは、複数の素線を撚り合わせた撚り線と異なり、線状に形成された単体の導電体をいう。また、単線には、例えば複数の線状導体を一定の形状にフォーミングして一体化したものも含まれる。このような単線は、撚り線と比較して硬く、その延伸方向に対して直交する方向に圧縮されても、変形幅が小さいという特性がある。
第1の電線51は、第1の導電線511を絶縁材512によって被覆してなる絶縁電線であり、第1の導電線511の両端部が絶縁材512から露出している。同様に、第2の電線52は、第2の導電線521を絶縁材522によって被覆してなる絶縁電線であり、第2の導電線521の両端部が絶縁材522から露出している。ただし、絶縁材512,522は、必ずしも必要ではなく、第1の電線51が第1の導電線511のみからなる裸電線であってもよいし、第2の電線52が第2の導電線521のみからなる裸電線であってもよい。
第1の端子金具付き電線5Aの第1の導電線511は、その一端部が端子金具50に接続され、他端部がU相巻線3uの端部31uに接続されている。また、第1の端子金具付き電線5Aの第2の導電線521は、その一端部が端子金具50に接続され、他端部がU相巻線3uの端部32uに接続されている。
同様に、第2の端子金具付き電線5Bの第1の導電線511は、その一端部が端子金具50に接続され、他端部がV相巻線3vの端部31vに接続されている。第2の端子金具付き電線5Bの第2の導電線521は、その一端部が端子金具50に接続され、他端部がV相巻線3vの端部32vに接続されている。また、第3の端子金具付き電線5Cの第1の導電線511は、その一端部が端子金具50に接続され、他端部がW相巻線3wの端部31wに接続されている。また、第3の端子金具付き電線5Cの第2の導電線521は、その一端部が端子金具50に接続され、他端部がW相巻線3wの端部32wに接続されている。
(端子金具付き電線の構成)
図5(a)は、端子金具50の一方面側を示す端子金具付き電線5の端部の斜視図であり、図5(b)は、端子金具50の他方面側を示す端子金具付き電線5の端部の斜視図である。図5(c)は、図5(a)のA−A線断面図である。
端子金具50は、例えば銅からなる母材に錫めっきを施してなり、第1及び第2の導電線511,521の一端部を一括して加締め固定する加締め部50a、及び接続対象に電気的に接続される接続部50bを一体に有する。接続部50bには、端子台4への固定のためのボルトを挿通させるボルト挿通孔50cが形成されている。
加締め部50aは、前記第1及び第2の導電線511,512の一端部に接触する底板部500と、底板部500との間に第1の導電線511を挟む第1の加締め片501と、底板部500との間に第2の導電線521を挟む第2の加締め片502とを有している。底板部500と第1及び第2の加締め片501,502とは、後述する一対の加締め金型に挟まれることよって加締められ、第1及び第2の導電線511,521の一端部を一括して加締め固定している。第1及び第2の加締め片501,502には、この一対の加締め金型による加締め時に形成された第1凹部501a及び第2凹部502aが形成されている。
加締め部50aに加締め固定された一端部における第1及び第2の導電線511,521の延伸方向、すなわち端子金具50における加締め部50a及び接続部50bの並び方向を端子金具50の長手方向とし、この一端部における第1及び第2の導電線511,521の並び方向に沿って長手方向に直交する方向を端子金具50の短手方向とすると、第1凹部501a及び第2凹部502aは、端子金具50の長手方向に沿って溝状に延び、端子金具50の短手方向に並列している。図5(a)では、端子金具50の長手方向を矢印Xで示し、端子金具50の短手方向を矢印Yで示している。
第1及び第2の導電線511,521は、図5(c)に示すように、その延伸方向に直交する断面が矩形状である。すなわち、第1及び第2の導電線511,521は、断面矩形状の平角線からなる。以下の説明では、この断面における長手方向を長辺方向Lとし、同じくこの断面における短手方向を短辺方向Sとする。図5(c)では、この長辺方向L及び短辺方向Sを矢印で示している。長辺方向Lは、端子金具50の短手方向と一致している。第1及び第2の加締め片501,502は、底板部500との間に、第1及び第2の導電線511,521をその短片方向Sに沿って挟んでいる。
(加締め金型の構成)
次に、端子金具付き電線5の製造に用いられる加締め金型の構成について、図6乃至図8を参照して説明する。
図6は、一対の加締め金型(上型6及び下型7)によって端子金具50を加締める加締め工程を示す斜視図である。図7は、一方の加締め金型としての上型6を示し、(a)は下端面図、(b)は側面図、(c)は下端面側を示す斜視図である。図8は、他方の加締め金型としての下型7を示し、(a)は上端面図、(b)は側面図、(c)は上端面側を示す斜視図である。なお、図7及び図8における破線は、上型6及び下型7の表面の湾曲状態を示している。
端子金具50は、上型6及び下型7に挟まれることによって加締め部50aが加締められ、第1の加締め片501と底板部500との間に第1の導電線511が、また第2の加締め片502と底板部500との間に第2の導電線521が、それぞれ加締め固定される。第1の加締め片501及び第2の加締め片502は上型6に対向し、底板部500は下型7に対向する。
上型6は、図7に示すように、円柱状の基部60と、基部60の下端面60aから突出して設けられた第1及び第2の突起61,62とを有している。基部60の下端面60aは、基部60の中心軸に対して垂直な平坦面である。第1の突起61と第2の突起62とは、互いに平行に延びる突条として形成されている。また、基部60における下端面60a側の端部には、第1及び第2の突起61,62の延伸方向の両端部を切り欠いて形成された切り欠き部601,602が設けられている。
第1の突起61及び第2の突起62は、その延在方向に直交する断面の形状が下端面60a側に下底を有する台形状であり、突出方向における先端面61a,62aは、下端面60aと平行な平面である。台形状の脚にあたる第1の突起61の両側面61b,61c、ならびに第2の突起62の両側面62b,62cは、下端面60aに対して傾斜している。上型6は、第1の突起61及び第2の突起62の延在方向が端子金具50の加締め部50aに配置された第1の導電線511及び第2の導電線521の延伸方向と平行となるように、第1の加締め片501及び第2の加締め片502に向かい合う。
第1の突起61及び第2の突起62の下端面60aからの突出高さは、第1の導電線511及び第2の導電線521の短手方向Sにおける幅のばらつきによる寸法差を考慮して、この寸法差の最大値よりも大きくなるように設定されている。より具体的には、例えば第1の導電線511の短手方向Sにおける幅が公差範囲内で最も小さく、第2の導電線521の短手方向Sにおける幅が公差範囲内で最も大きい場合における導体幅の寸法差よりも、第1の突起61及び第2の突起62の下端面60aからの突出高さ寸法が大きい。第1の突起61及び第2の突起62の下端面60aからの突出高さは、0.1mm以上であることが望ましく、0.2mm以上であることがより望ましい。
第1の突起61の幅は、第1の導電線511の幅よりも狭く、第2の突起62の幅は、第2の導電線521の幅よりも狭い。より具体的には、図5(c)及び図7(a)に示すように、第1の導電線511の長辺方向における幅をW11とし、第2の導電線521の長辺方向における幅をW21とし、第1の導電線511の長辺方向における第1の突起61の幅をW12とし、第2の導電線521の長辺方向における第2の突起62の幅をW22としたとき、W11に対するW12の比(W12/W11)、及びW21に対するW22の比(W22/W21)は、共に1/5以上かつ2/3以下である。すなわち、下記の不等式(1)及び(2)を共に満たす。
Figure 0006536932
Figure 0006536932
ここで、W12/W11,W22/W21が1/5未満であると、第1及び第2の導電線511,521と第1及び第2の加締め片501,502との接触面積が小さくなるおそれがあるので、好ましくない。また、W12/W11,W22/W21が2/3を超えると、第1の突起61及び第2の突起62によって上型6からの押し付け荷重を集中させる効果が希薄となるので、好ましくない。
なお、第1の突起61の幅W12は、第1の突起61の延在方向に対して直交する幅方向における先端面61aの幅寸法である。また、第2の突起62の幅W22は、第2の突起62の延在方向に対して直交する幅方向における先端面62aの幅寸法である。本実施の形態では、W11=W21かつW12=W22であり、W11に対するW12の比(W12/W11)、及びW21に対するW22の比(W22/W21)が共に1/2である。
下型7には、図8に示すように、円柱状の基部70と、基部70の上端面70aから突出して設けられた第1及び第2の突起71,72とを有している。基部70の上端面70aは、基部70の中心軸に対して垂直な平坦面である。第1の突起71と第2の突起72とは、上端面70aを挟んで基部70の径方向の両端部に設けられている。また、基部70における上端面70a側の端部には、第1及び第2の突起71,72に対して90°ずれた位置に、切り欠き部701,702が設けられている。
下型7の第1の突起71は、基部70の上端面70aに対して平行な先端面71aと、基部70の上端面70aと先端面71aとの間に設けられ、上端面70aに対して傾斜した側面71bとを有している。また、第2の突部72は、基部70の上端面70aに対して平行な先端面72aと、基部70の上端面70aと先端面72aとの間に設けられ、上端面70aに対して傾斜した側面72bとを有している。
第1の突起71の側面71b、及び第2の突部72の側面72bは、互いに平行に延在し、これらの両側面71b,72bの間には、先端面71a,72aから基部70の中心軸方向に窪んだ凹部7aが形成されている。基部70の上端面70aは、凹部7aの底面を構成する。
(端子金具付き電線の製造方法)
端子金具付き電線5は、単線からなる導電線を絶縁材で被覆した絶縁電線を所定の長さに切断して第1の電線51及び第2の電線52を得、さらにその両端部において絶縁材512,522を除去して第1及び第2の導電線511,521の両端部を露出させる準備工程と、第1及び第2の導電線511,521の一端部を端子金具50の加締め部50aにおける底板部500と第1及び第2の加締め片501,502との間に配置する第1配置工程と、第1及び第2の導電線511,521の一端部を収容した加締め部50aが上型6と下型7との間に挟まれるように端子金具50を配置する第2配置工程と、上型6及び下型7で挟み込むことにより加締め部50aを加締める加締め工程と、第1の電線51及び第2の電線52をU相巻線3uの端部31u,32u、V相巻線3vの端部31v,32v、又はW相巻線3wの端部31w,32wに接続しやすいように屈曲して整形する整形工程とによって製造される。
なお、第1配置工程と第2配置工程の順序は入れ替え可能であり、端子金具50の加締め部50aを上型6と下型7との間に配置した後に、第1及び第2の導電線511,521の一端部を端子金具50の加締め部50aにおける底板部500と第1及び第2の加締め片501,502との間に配置してもよい。すなわち、加締め工程の前に、第1及び第2の導電線511,521の一端部が端子金具50の加締め部50aに収容され、この加締め部50aが上型6と下型7との間に配置されていればよい。
図9(a)は、上型6と下型7との間に端子金具50の加締め部50aが配置された加締め工程前の状態を示す断面図であり、図9(b)は、上型6及び下型7によって端子金具50の加締め部50aが加締められた加締め工程後の状態を示す断面図である。
加締め工程では、上型6の第1の突起61と下型7との間に第1の導電線511が挟まれると共に、上型6の第2の突起62と下型7との間に第2の導電線521が挟まれ、第1の突起61を第1の加締め片501に押し付け、第2の突起62を第2の加締め片502に押し付けることにより、端子金具5の加締め部50aが加締められる。
加締め部50aの底板部500は、下型7の第1の突起71と第2の突起72との間に配置される。つまり、底板部500は、加締め工程において、下型7の凹部7aに収容される。これにより、加締め部50aが加締めされた際に、加締め部50aが端子金具50の短手方向に延びることが抑制される。
本実施の形態では、下型7が固定され、上型6が下型7に向かって下降することで加締め部50aが加締められるが、これとは逆に、下型7が上型6に向かって上昇することで、加締め部50aを加締めてもよい。すなわち、加締め部50aは、上型6と下型7とが互いに接近する方向に相対移動することによって加締められる。
この際、第1の突起61は、第1の加締め片501に当接し、第1の加締め片501を介して第1の導電線511の一端部を底板部500に押し付ける。また、第2の突起62は、第2の加締め片502に当接し、第2の加締め片502を介して第2の導電線521の一端部を底板部500に押し付ける。これにより、図5(c)に示すように、第1の突起61の形状が第1の加締め片501に転写され、第2の突起62の形状が第2の加締め片502に転写される。したがって、第1の加締め片501には、図5(c)に示すように、第1の突起61の幅W12に等しい幅の底面を有する第1凹部501aが形成され、第2の加締め片502には、第2の突起62の幅W22に等しい幅の底面を有する第2凹部502aが形成される。
なお、本実施の形態では、図5(a)に示すように、第1凹部501aが端子金具50の長手方向における第1の加締め片501の全体に亘って形成され、第2凹部502aが端子金具50の長手方向における第2の加締め片502の全体に亘って形成されているが、これに限らず、第1凹部501aが端子金具50の長手方向における第1の加締め片501の一部に形成され、第2凹部502aが端子金具50の長手方向における第2の加締め片502の一部に形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、端子金具50の加締め部50aが熱加締め(ヒュージング)される。すなわち、加締め工程において、上型6と下型7との間に電流を流し、この電流によるジュール熱によって加締め部50aを加熱し、端子金具50と第1及び第2の導電線511,521とを溶着させる。上型6及び下型7は、例えばタングステンやモリブデン等の導電性の金属からなり、一方が+電極として機能し、他方が−電極として機能する。
上記の製造方法により製造された端子金具付き電線5は、端子金具50と第1及び第2の導電線511,521との電気的な導通が確実に得られ、インバータからの出力電流が端子金具50の接続部50bに接続された接続対象(ワイヤハーネス)を介してモータ巻線3のU相巻線3u,V相巻線3v,及びW相巻線3wに供給される。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)上型6には、第1の導電線511よりも幅の狭い第1の突起61、及び第2の導電線521よりも幅の狭い第2の突起62が設けられているので、端子金具50の加締め部50aが上型6と下型7との間に挟まれたとき、仮に上型6に第1及び第2の突起61,62が設けられていない場合に比較して、上型6からの押し付け力が狭い範囲に集中して作用する。これにより、第1の突起61に当接する範囲の第1の加締め片501が確実に第1の導電線511の一端部に押し付けられると共に、第2の突起62に当接する範囲の第2の加締め片502が確実に第2の導電線521の一端部に押し付けられ、第1及び第2の導電線511,521と端子金具50との電気的接続の確実性が高まる。
(2)第1の突起61及び第2の突起62は、その下端面60aからの突出高さが、第1の導電線511及び第2の導電線521の短手方向Sにおける幅のばらつきによる寸法差の最大値よりも大きくなるように設定されているので、第1の導電線511及び第2の導電線521の太さのばらつきを第1及び第2の突起61,62の高さによって吸収し、加締め部50aの加締めをさらに確実に行うことができる。
(3)端子金具50は、第1の加締め片501が上型6の第1の突起61に当接し、第2の加締め片502が上型6の第2の突起62に当接する。つまり、第1及び第2の突起61,62が、それぞれ別個の加締め片(第1の加締め片501,第2の加締め片502)に当接するので、第1の導電線511が第1の突起61によって、また第2の導電線521が第2の突起62によって、それぞれ独立して押圧される。これにより、第1及び第2の導電線511,521の太さが異なる場合にも、第1の導電線511に第1の加締め片501を、また第2の導電線521に第2の加締め片502を、それぞれより確実に押し当てることができる。
(4)第1及び第2の導電線511,521は、断面矩形状の平角線からなり、その断面における短手方向Sに沿って第1及び第2の加締め片501,502と底板部500との間に挟まれ、第1及び第2の導電線511,521の断面における長手方向Lが第1及び第2の突起61,62の幅方向と一致する。これにより、加締め工程における第1及び第2の導電線511,521の姿勢が安定すると共に、第1及び第2の導電線511,521と第1及び第2の加締め片501,502との接触面積を適切に確保することが可能となる。
(5)第1の導電線511の長辺方向Lにおける幅W11、第2の導電線521の長辺方向Lにおける幅W21、第1の導電線511の長辺方向Lにおける第1の突起の61の幅W12、及び第2の導電線521の長辺方向Lにおける第2の突起62の幅W22が上記の不等式(1),(2)の関係を満たすので、上記の各作用及び効果をより確実に奏することができる。
(6)端子金具50の加締め部50aを熱加締めする際には、第1及び第2の突起61,62の先端面61a,62aが第1及び第2の加締め片501,502に接触し、この接触部分を通じで電流が流れる。これにより、仮に上型6に第1及び第2の突起61,62が設けられていない場合に比較して、電流が狭い領域に集中して流れるため、端子金具50と第1及び第2の導電線511,521とを容易に溶着させることができる。これにより、例えば上型6と下型7との間に流れる電流を小さくすることができ、製造工程における省電力化や、製造装置の小型化を実現することが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]単線からなる第1の導電線(511)を有する第1の電線(51)と、単線からなる第2の導電線(521)を有する第2の電線(52)と、前記第1及び第2の導電線(511,521)の一端部を一括して加締め固定する加締め部(50a)、及び接続対象に電気的に接続される接続部(50b)を有する端子金具(50)と、を備え、前記加締め部(50a)は、前記第1及び第2の導電線(511,521)の一端部に接触する底板部(500)と、前記底板部(500)との間に前記第1の導電線(511)を挟む第1の加締め片(501)と、前記底板部(500)との間に前記第2の導電線(521)を挟む第2の加締め片(502)とを有し、前記底板部(500)と前記第1及び第2の加締め片(501,502)とが一対の加締め金型(6,7)に挟まれることよって加締められ、前記一対の加締め金型(6,7)のうち一方の加締め金型(6)には、前記第1及び第2の導電線(511,521)よりも幅の狭い第1及び第2の突起(61,62)が設けられ、前記第1の突起(61)と前記一対の加締め金型(6,7)のうち他方の加締め金型(7)との間に前記第1の導電線(511)が挟まれると共に、前記第2の突起(62)と前記他方の加締め金型(7)との間に前記第2の導電線(521)が挟まれて前記加締め部(50a)が加締められた、端子金具付き電線(5)。
[2]前記第1の加締め片(501)には、前記第1の突起(61)に当接して加締められた第1凹部(501a)が形成され、前記第2の加締め片(502)には、前記第2の突起(62)に当接して加締められた第2凹部(502a)が形成された、前記[1]に記載の端子金具付電線(5)。
[3]第1及び第2の導電線(511,521)は、断面矩形状の平角線からなり、前記第1及び第2の加締め片(501,502)は、前記底板部(500)との間に、前記第1及び第2の導電線(511,521)をその短片方向(S)に挟む、前記[1]又は[2]に記載の端子金具付き電線(5)。
[4]前記第1の導電線(511)の長辺方向(L)における幅をW11とし、前記第2の導電線(521)の長辺方向(L)における幅をW21とし、前記第1の導電線(511)の長辺方向(L)における前記第1の突起(61)の幅をW12とし、前記第2の導電線(521)の長辺方向(L)における前記第2の突起(62)の幅をW22としたとき、下記の2つの不等式を共に満たす、前記[3]に記載の端子金具付き電線(5)。
Figure 0006536932
[5]前記加締め部(50a)は、前記一対の加締め金型(6,7)間に流れる電流によって熱加締めされた、前記[1]乃至[4]の何れか1つに記載の端子金具付き電線(5)。
[6]単線からなる第1の導電線(511)を有する第1の電線(51)と、単線からなる第2の導電線(521)を有する第2の電線(52)と、前記第1及び第2の導電線(511,521)の一端部を一括して加締める加締め部(50a)、及び接続対象に電気的に接続される接続部(50b)を有する端子金具(50)と、を備えた端子金具付き電線(5)の製造方法であって、一対の加締め金型(6,7)で挟み込むことにより前記加締め部(50a)を加締める加締め工程を有し、前記一対の加締め金型(6,7)のうち一方の加締め金型(6)には、前記第1及び第2の導電線(511,521)よりも幅の狭い第1及び第2の突起(61、62)が設けられ、前記第1の突起(61)と前記一対の加締め金型(6,7)のうち他方の加締め金型(7)との間に前記第1の導電線(511)を挟み、前記第2の突起(62)と前記他方の加締め金型(7)との間に前記第2の導電線(521)を挟んで前記加締め部(50a)を加締める、端子金具付き電線(5)の製造方法。
[7]前記加締め部(50a)は、前記第1及び第2の導電線(511,521)の一端部に接触する底板部(500)と、前記底板部(500)との間に前記第1の導電線(511)を挟む第1の加締め片(501)と、前記底板部(500)との間に前記第2の導電線(521)を挟む第2の加締め片(502)とを有し、前記加締め工程において、前記第1の突起(61)を前記第1の加締め片(501)に押し付け、前記第2の突起(62)を前記第2の加締め片(502)に押し付ける、前記[6]に記載の端子金具付き電線(5)の製造方法。
[8]前記加締め部(50a)を加締める加締め工程では、前記一対の加締め金型(6,7)間に電流を流すことにより、前記加締め部(50a)を熱加締めする、前記[6]又は[7]に記載の端子金具付き電線(5)の製造方法。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、端子金具付き電線5をモータ装置1に適用した場合について説明したが、端子金具付き電線5の用途は、これに限らず、様々な適用対象に適用することが可能である。
また、上記実施の形態では、1つの端子金具50に2つの導電線(第1の導電線511及び第2の導電線521)を加締める場合について説明したが、1つの端子金具50に3つ以上の導電線を加締めてもよい。またさらに、上記実施の形態では、第1及び第2の導電線511,521が平角線である場合について説明したが、これに限らず、断面円形状の丸線であってもよい。
また、上記実施の形態では、上型6が第1及び第2の加締め片501,502に対向し、下型7が底板部500に対向する場合について説明したが、これに限らず、上型6が底板部500に対向し、下型7が第1及び第2の加締め片501,502に対向するように、加締め部50aを加締めてもよい。この場合でも、第1及び第2の突起61,62によって加締め荷重を集中させる効果、ならびに上型6と下型7との間に流れる電流を集中させる効果が得られる。
5…端子金具付き電線
50…端子金具
50a…加締め部
50b…接続部
500…底板部
501…第1の加締め片
501a…第1凹部
502…第2の加締め片
502a…第2凹部
51…第1の電線
52…第2の電線
511…第1の導電線
521…第2の導電線
6…上型(一方の加締め金型)
61…第1の突起
62…第2の突起
7…下型(他方の加締め金型)

Claims (2)

  1. 単線からなる第1の導電線を有する第1の電線と、単線からなる第2の導電線を有する第2の電線と、前記第1及び第2の導電線の一端部を一括して加締める加締め部、及び接続対象に電気的に接続される接続部を有する端子金具と、を備えた端子金具付き電線の製造方法であって、
    一対の加締め金型で挟み込むことにより前記加締め部を加締める加締め工程を有し、
    前記一対の加締め金型のうち一方の加締め金型には、前記第1及び第2の導電線よりも幅の狭い第1及び第2の突起が設けられ、前記第1の突起と前記一対の加締め金型のうち他方の加締め金型との間に前記第1の導電線を挟み、前記第2の突起と前記他方の加締め金型との間に前記第2の導電線を挟んで前記加締め部を加締め、
    前記加締め部を加締める加締め工程では、前記一対の加締め金型同士が直接接触しないように、前記第1及び第2の突起の先端面を前記第1及び第2の加締め片に接触させ、当該接触部分を通じて前記一対の加締め金型間に電流を流すことにより、前記加締め部を熱加締めする、
    端子金具付き電線の製造方法。
  2. 前記加締め部は、前記第1及び第2の導電線の一端部に接触する底板部と、前記底板部との間に前記第1の導電線を挟む第1の加締め片と、前記底板部との間に前記第2の導電線を挟む第2の加締め片とを有し、
    前記加締め工程において、前記第1の突起を前記第1の加締め片に押し付け、前記第2の突起を前記第2の加締め片に押し付け、
    前記第1の加締め片には、前記第1の突起に当接して加締められた第1凹部が形成され、
    前記第2の加締め片には、前記第2の突起に当接して加締められた第2凹部が形成され、
    前記第1凹部及び前記第2凹部は、前記端子金具の長手方向に沿って溝状に延びている、
    請求項に記載の端子金具付き電線の製造方法。
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