JP6536446B2 - 電子時計 - Google Patents

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Description

本発明は、電子時計に関する。
例えば秒針や分針等の指針を回転させるための駆動装置を、仕様が相違する複数種の電子時計で共用するための各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、相異なる周期で発生する複数の駆動パルスの何れかを、機器の仕様を指定するデータに応じて選択する構成が開示されている。特許文献1の技術では、電源電圧が所定値を下回る電圧まで低下した場合に、電源電圧の低下に対応する仕様が選択される。
特開2014−102112号公報
ところで、例えば電子時計の落下時の衝撃に起因した電源電圧のチャタリングや静電気による電圧の瞬間的な変動等に起因して、電子時計の仕様を指定するデータが、実際の仕様に対応した適正な内容とは異なる内容に突発的に変更される場合がある。したがって、電子時計の適正な動作が阻害され、結果的に利用者が違和感を覚える可能性がある。以上の事情を考慮して、本発明は、突発的に変更された仕様データを適正な内容に迅速に修正することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の好適な態様に係る電子時計は、仕様を指定する仕様データをラッチ信号によりラッチして出力するラッチ部と、ラッチ部から出力される仕様データに基づいて、相異なる周期で駆動パルスを含む複数の駆動信号の何れかを出力する信号出力部と、信号出力部から出力される駆動信号に基づいてモーターを駆動する駆動部と、複数の駆動信号のうち駆動パルスの周期が最も短い駆動信号における各駆動パルスの発生前のタイミングで少なくともアクティブレベルとなるようにラッチ信号を生成する制御部とを具備する。以上の態様では、複数の駆動信号のうち駆動パルスの周期が最も短い駆動信号における各駆動パルスの発生前のタイミングで少なくともアクティブレベルとなるようにラッチ信号が生成される。したがって、ラッチ部から出力される仕様データが突発的に変動した場合に、仕様データを適正な内容に迅速に修正することが可能である。
本発明の好適な態様に係る電子時計は、仕様データを記憶する記憶部を具備し、ラッチ部は、記憶部から読み出された仕様データをラッチする。また、他の態様に係る電子時計は、複数の電圧の何れかが供給される設定端子を具備し、ラッチ部は、設定端子の電圧に応じた仕様データをラッチ信号によりラッチして出力する。
本発明の好適な態様において、駆動パルスは、複数のサブパルスを含み、制御部は、相前後するサブパルスの間の期間において、ラッチ信号をアクティブレベルとする。以上の態様では、駆動パルスを構成する各サブパルスの間の期間においてラッチ信号がアクティブレベルに設定される。すなわち、駆動パルスの期間内にラッチ部が仕様データをラッチする。したがって、ラッチ部から出力される仕様データが駆動パルスの期間内に突発的に変動した場合でも、直後の駆動パルスを待たずに仕様データを迅速に修正することが可能である。
本発明の好適な態様において、制御部は、複数の駆動信号の各々における駆動パルスの発生前のタイミングでアクティブレベルとなるようにラッチ信号を生成する。以上の態様では、複数の駆動信号の各々における駆動パルスの発生前のタイミングでアクティブレベルとなるようにラッチ信号が生成される。したがって、ラッチ部が出力する仕様データを迅速に修正できるという前述の効果は各別に顕著である。
本発明の第1実施形態に係る電子時計の構成図である。 電子時計で使用される各信号の波形図である。 対比例における問題点の説明図である。 第1実施形態の効果の説明図である。 第2実施形態に係る電子時計の構成図である。 第2実施形態の電子時計で使用される各信号の波形図である。 第3実施形態における駆動パルスおよびラッチ信号の波形図である。 第4実施形態の電子時計で使用される各信号の波形図である。 変形例の電子時計で使用される各信号の波形図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子時計100を例示する構成図である。図1に例示される通り、第1実施形態の電子時計100は、駆動装置12とモーター14と指針16と電源部18とを具備する電子機器である。利用者の手首に装着される腕時計が電子時計100の典型例であるが、電子時計100の具体的な形態は任意である。
指針16は、時刻の指示に使用される秒針や分針である。モーター14は、指針16を回転させる。第1実施形態のモーター14は、コイル142とローター144とを含むステッピングモーターである。駆動パルスO1および駆動パルスO2がコイル142に供給されることでローター144が回転し、歯車等を含む輪列(図示略)を介してローター144の回転が指針16に伝達されることで指針16が回転する。電源部18は、例えば電池を含んで構成され、電源電圧VDDおよび接地電圧VSSを駆動装置12に供給する。
駆動装置12は、電源部18からの給電によりモーター14を駆動する電子回路であり、例えばIC(Integrated Circuit)チップの形態で電子時計100に実装される。第1実施形態の駆動装置12は、仕様が相違する複数種の電子時計100に使用され得る。図1に例示される通り、第1実施形態の駆動装置12は、発振回路22と制御部24と記憶部26とラッチ部28と信号出力部30と駆動部32とを具備する。なお、駆動装置12の要素を複数のICチップに分散することも可能である。
発振回路22は、水晶振動子等の発振源220を利用して所定の周波数の発振信号を生成する。制御部24は、発振回路22が生成した発振信号を分周する分周回路を含んで構成され、駆動装置12の各要素の動作のタイミングを規定する各種の信号(例えば、読込信号R,ラッチ信号L,基準信号C)を生成する。
記憶部26は、例えば半導体メモリー等で構成された不揮発性のメモリーである。第1実施形態の記憶部26は、駆動装置12が搭載される電子時計100の仕様を指定するデータ(以下「仕様データ」という)Dを記憶する。例えば電子時計100の仕様に応じた内容の仕様データDが電子時計100の出荷前に記憶部26に格納される。第1実施形態の記憶部26は、制御部24が生成した読込信号Rに応じて仕様データDを出力する。
ラッチ部28は、記憶部26に保持された仕様データDをラッチして信号出力部30に出力する。具体的には、ラッチ部28は、制御部24が生成したラッチ信号Lにより規定されるタイミングで記憶部26から仕様データDを取込み、信号出力部30に対する当該仕様データDの出力を保持する。
信号出力部30は、信号生成部42と信号生成部44と選択部46とを具備する。制御部24が生成した基準信号Cが信号生成部42および信号生成部44に供給される。基準信号Cは所定の周期のクロック信号である。信号生成部42は、基準信号Cに基づいて駆動信号XAを生成する。信号生成部44は、基準信号Cに基づいて駆動信号XBを生成する。駆動信号XAは、駆動信号XA1と駆動信号XA2とを含み、駆動信号XBは、駆動信号XB1と駆動信号XB2とを含む。
図2は、電子時計100で使用される各信号の波形図である。図2に例示される通り、駆動信号XA1と駆動信号XA2と駆動信号XB1と駆動信号XB2とは駆動パルスPXを含む。駆動パルスPXは、駆動部32によるモーター14の駆動に使用されるパルスである。第1実施形態では、複数のサブパルスを相互に間隔をあけて櫛歯状に配列した波形の駆動パルスPXを例示する。駆動パルスPXの直後には検出パルスPDが設定される。検出パルスPDは、駆動パルスPXと同様に櫛歯状のパルス波形であり、ローター144の回転を検出するために使用される。なお、検出パルスPDを使用した回転の検出については、例えば特開2003−333896号公報や特開2013−255393号公報に開示されている。
図2に例示される通り、駆動信号XA1および駆動信号XA2の各々には、複数の駆動パルスPXが周期2TAで設定される。駆動パルスPXの時間軸上の位置は、駆動信号XA1と駆動信号XA2とで相違する。すなわち、駆動信号XA1と駆動信号XA2とを含む駆動信号XAには、駆動パルスPXが周期TAで設定される。他方、駆動信号XB1および駆動信号XB2の各々には、複数の駆動パルスPXが周期2TBで設定される。駆動パルスPXの時間軸上の位置は、駆動信号XB1と駆動信号XB2とで相違する。すなわち、駆動信号XB1と駆動信号XB2とを含む駆動信号XBには、複数の駆動パルスPXが周期TBで設定される。図2から理解される通り、周期TBは周期TAと比較して長い。具体的には、周期TBは周期TAの整数倍に設定される。例えば、周期TAは1秒に設定され、周期TBは20秒に設定される。
図1の選択部46は、信号生成部42が生成した駆動信号XA(XA1,XA2)と、信号生成部44が生成した駆動信号XB(XB1,XB2)との何れかを、ラッチ部28から出力される仕様データDに応じて選択的に出力する。第1実施形態の仕様データDは、指針16(例えば秒針)を周期TAで駆動する第1仕様と、指針16(例えば分針)を周期TBで駆動する第2仕様との何れかを指定する。仕様データDが第1仕様を指定する電子時計100では、選択部46は、駆動パルスPXが周期TAで設定された駆動信号XAを駆動信号X(X1,X2)として選択する。他方、仕様データDが第2仕様を指定する電子時計100では、選択部46は、駆動パルスPXが周期TBで設定された駆動信号XBを駆動信号X(X1,X2)として選択する。図2の例示では、仕様データDのハイレベルは第1仕様を意味し、仕様データDのローレベルは第2仕様を意味する。図2では、指針16を周期TAで駆動する第1仕様を仕様データDが指定する場合を便宜的に例示した。
選択部46が選択した駆動信号Xが駆動部32に供給される。具体的には、駆動信号XA1および駆動信号XA2の組と、駆動信号XB1および駆動信号XB2の組との何れかが、駆動信号X1および駆動信号X2として駆動部32に供給される。以上の説明から理解される通り、第1実施形態の信号出力部30は、駆動パルスPXの周期が相違する複数の駆動信号(周期TAの駆動信号XAおよび周期TBの駆動信号XB)の何れかを出力する要素として機能する。
駆動部32は、信号出力部30から出力される駆動信号Xに基づいてモーター14を駆動する。具体的には、駆動部32は、駆動信号X1の各駆動パルスPXに応じた駆動パルスO1と駆動信号X2の各駆動パルスPXに応じた駆動パルスO2とをモーター14のコイル142に供給する。仕様データDが第1仕様を指定する電子時計100では、図2に例示される通り、駆動パルスO1および駆動パルスO2が周期TA(例えば1秒)毎に交互にコイル142に供給される。したがって、指針16(例えば秒針)が周期TAで順次に駆動される。他方、仕様データDが第2仕様を指定する電子時計100では、駆動パルスO1および駆動パルスO2が周期TB(例えば20秒)毎に交互にコイル142に供給される。
図2に例示される通り、制御部24は、電子時計100の電源の投入(時点t0)の直後に、読込信号Rとラッチ信号Lとをアクティブレベル(図2の例示ではハイレベル)に設定する。以上の動作により、記憶部26から仕様データDが出力され、かつ、当該仕様データDがラッチ部28によりラッチされる。すなわち、駆動信号XAおよび駆動信号XBの何れを駆動部32に出力するかは、電子時計100の電源の投入の直後に仕様データDに応じて確定される。
さらに、第1実施形態の制御部24は、記憶部26による仕様データDの出力とラッチ部28による当該仕様データDのラッチとが、駆動信号XAにおける各駆動パルスPXの発生前のタイミングで実行されるように、記憶部26およびラッチ部28を制御する。具体的には、制御部24は、図2に例示される通り、駆動信号XAにおける複数の駆動パルスPXの各々の発生前のタイミングで、読込信号Rとラッチ信号Lとをアクティブレベルに設定する。すなわち、読込信号Rおよびラッチ信号Lは、駆動信号XAと同等の周期TAで順次にアクティブレベルに設定される。以上の説明から理解される通り、第1実施形態では、ラッチ部28による仕様データDのラッチが、電源の投入の直後だけではなく、以降の通常の動作状態のもとでも周期的に反復される。
ところで、例えば電子時計100の落下時の衝撃や静電気等の外乱に起因して、電源電圧VDDが瞬間的に変動(チャタリング)する場合がある。電源電圧VDDの瞬間的な変動が発生すると、ラッチ部28から信号出力部30に出力される仕様データDの内容が突発的に変化する可能性がある。第1実施形態では、ラッチ部28による仕様データDのラッチが複数回にわたり反復されるから、以下に詳述する通り、電源電圧VDDの変動に起因して突発的に変動した仕様データDを適正な内容に迅速に修正することが可能である。
図3は、電源の投入(時点t0)の直後においてのみラッチ部28が仕様データDをラッチする構成(以下「対比例」という)における動作の説明図である。図3では、図2と同様に、仕様データDが第1仕様を指定する場合(仕様データDがハイレベルに設定された場合)が想定されている。
図3に例示される通り、電源電圧VDDの瞬間的な変動が発生すると、ラッチ部28から信号出力部30に出力される仕様データDのレベルが、時点t1において、第1仕様に対応するハイレベルから第2仕様を意味するローレベルに反転し得る。したがって、駆動パルスPXを周期TBで設定した駆動信号XBが信号出力部30から駆動部32に出力される状態に遷移し、結果的に指針16が周期TBで駆動される。以上の状態では、本来ならばモーター14に出力されるべき駆動パルス(O1,O2)が図3の区間Eでは出力されない。すなわち、指針16が周期TAで回転する適正な動作が阻害され、利用者が違和感を覚える可能性がある。
図4は、第1実施形態の構成のもとで電源電圧VDDの瞬間的な変動が発生した場合の動作の説明図である。図4に例示される通り、第1実施形態においても、信号出力部30に出力される仕様データDのレベルが、本来の仕様に対応するハイレベルからローレベルに時点t1にて反転し得る。しかし、第1実施形態では、電源電圧VDDの変動の時点t1の直後に、駆動信号XAの各駆動パルスPXの発生前の時点t2にてラッチ信号Lがアクティブレベルに設定される。したがって、記憶部26に保持された仕様データDが改めてラッチされ、信号出力部30に出力される仕様データDのレベルが、電子時計100の本来の仕様に対応するハイレベルに修正される。すなわち、第1実施形態によれば、図3の対比例と比較して、電源電圧VDDの変動に起因して突発的に変動した仕様データDを適正な内容に迅速に修正することが可能である。第1実施形態では特に、駆動信号XAおよび駆動信号XBのうち周期が短い駆動信号XAにおける各駆動パルスPXの発生前にラッチ信号Lがアクティブレベルに設定される。したがって、駆動信号XBの各駆動パルスPXの発生前にラッチ信号Lをアクティブレベルに設定する構成と比較して、突発的に変動した仕様データDを迅速に修正できるという前述の効果は各別に顕著である。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下に例示する各態様において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図5は、第2実施形態における電子時計100を例示する構成図である。図5に例示される通り、第2実施形態の電子時計100は、第1実施形態の記憶部26を図5のプルダウン回路34に置換した構成である。プルダウン回路34は、設定端子36の電圧に応じた仕様データDを出力する回路であり、設定端子36と接地線(接地電圧VSS)との間に介在して両者間の電気的な接続を制御するスイッチ342を具備する。スイッチ342は、例えばnチャネル型のトランジスターで構成され、制御部24から供給される制御信号Qに応じてオン状態またはオフ状態の何れかに設定される。
設定端子36は、電子時計100の仕様を指定するための端子である。例えばICチップのボンディングオプション用端子が設定端子36として好適に使用される。電子時計100の仕様に応じて設定端子36の電圧状態が選定される。具体的には、指針16を周期TAで駆動する第1仕様の電子時計100では、設定端子36が電源電圧VDDに設定され、指針16を周期TBで駆動する第2仕様の電子時計100では、設定端子36が開放状態(オープン状態)に設定される。
図6は、第2実施形態の電子時計100で使用される各信号の波形図である。図6に例示される通り、第2実施形態の制御信号Qは、第1実施形態の読込信号Rと同様の波形である。すなわち、電子時計100の電源の投入(時点t0)の直後のタイミングと、駆動信号XAの各駆動パルスPXの発生前のタイミングとにおいて、制御信号Qとラッチ信号Lとがアクティブレベルに設定される。
制御信号Qがアクティブレベルに設定されると、設定端子36の電圧に応じた仕様データDがラッチ部28に供給される。具体的には、設定端子36が電源電圧VDDに設定される第1仕様では、電源電圧VDDが仕様データDとしてラッチ部28に供給される。他方、設定端子36が開放状態に設定される第2仕様では、制御信号Qによりスイッチ342がオン状態に遷移すると、設定端子36が接地電圧VSSに設定される。したがって、接地電圧VSSが仕様データDとしてラッチ部28に供給される。ラッチ信号Lに応じてラッチ部28が仕様データDをラッチする動作や信号出力部30および駆動部32の動作は、第1実施形態と同様である。第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態におけるラッチ信号Lと駆動パルスPXとの関係の説明図である。図7に例示される通り、各駆動信号(XA1,XA2,XB1,XB2)の駆動パルスPXは、複数(図7の例示では5個)のサブパルスpSを含む。第1実施形態のラッチ信号Lは、駆動パルスPXの発生前に加えて、駆動パルスPXの期間内でもアクティブレベルに設定される。具体的には、制御部24は、相前後するサブパルスpSの間の各期間δにおいてラッチ信号Lをアクティブレベルに設定する。したがって、記憶部26から出力される仕様データDは、駆動パルスPXの発生前のほか、各サブパルスpSの間の各期間δでもラッチ部28によりラッチされる。
第3実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。ところで、第1実施形態や第2実施形態では、ラッチ部28から信号出力部30に出力される仕様データDが駆動パルスPXの途中の時点で突発的に変動した場合には、直後の駆動パルスPXの発生前まで仕様データDを修正できない。これに対して第3実施形態では、駆動パルスPXの期間内にラッチ信号Lがアクティブレベルに設定される。したがって、ラッチ部28から出力される仕様データDが駆動パルスPXの期間内に突発的に変動した場合に、直後の駆動パルスPXを待たずに仕様データDを迅速に修正できるという利点がある。
<第4実施形態>
図8は、第4実施形態の電子時計100で使用される各信号の波形図である。図8に例示される通り、第4実施形態では、駆動信号XA(XA1,XA2)の各駆動パルスPXと駆動信号XB(XB1,XB2)の各駆動パルスPXとが時間軸上で相互に重複しないように各駆動パルスPXの位置が選定される。具体的には、駆動信号XBの駆動パルスPXは、駆動信号XAの駆動パルスPXに対して時間τだけ遅延した時点で発生する。
図8に例示される通り、第4実施形態の制御部24は、駆動信号XAおよび駆動信号XBの各々における駆動パルスPXの発生前のタイミングでアクティブレベルとなるようにラッチ信号Lおよび読込信号R(第2実施形態では制御信号Q)を生成する。すなわち、ラッチ信号Lおよび読込信号Rは、駆動信号XA1および駆動信号XA2の駆動パルスPXの発生前のタイミングと、駆動信号XB1および駆動信号XB2の駆動パルスPXの発生前のタイミングとの双方でアクティブレベルに設定される。
具体的には、図8に例示される通り、駆動信号XAの各駆動パルスPXの発生前にアクティブレベルとなるラッチ信号LAと、駆動信号XBの各駆動パルスPXの発生前にアクティブレベルとなるラッチ信号LBとの論理和によりラッチ信号Lは生成される。同様に、駆動信号XAの各駆動パルスPXの発生前にアクティブレベルとなる読込信号RAと、駆動信号XBの各駆動パルスPXの発生前にアクティブレベルとなる読込信号RBとの論理和により読込信号Rは生成される。以上の説明から理解される通り、駆動信号XAおよび駆動信号XBの双方における各駆動パルスPXの発生前に、ラッチ部28による仕様データDのラッチが実行される。
第4実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第4実施形態では、駆動信号XAおよび駆動信号XBの各々における駆動パルスPXの発生前のタイミングでラッチ信号Lがアクティブレベルに設定される。すなわち、突発的に変動した仕様データDが駆動パルスPXの発生の直前に修正される。したがって、例えば電源電圧VDDの変動に起因して突発的に変更された仕様データDを迅速に修正できるという前述の効果は各別に顕著である。
なお、第3実施形態および第4実施形態においてラッチ部28に仕様データDを供給するための構成としては、記憶部26を利用する第1実施形態の構成と、プルダウン回路34を利用する第2実施形態の構成との何れかが採用され得る。
<変形例>
以上に説明した実施形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲内で適宜に併合され得る。
(1)前述の各形態では、複数のサブパルスpSを配列した櫛歯状の駆動パルスPXを例示したが、駆動パルスPXの波形は以上の例示に限定されない。例えば、図9に例示される通り、単体の矩形波を駆動パルスPXとして利用することも可能である。
(2)前述の各形態では、駆動信号XAおよび駆動信号XBの2種類を仕様データDに応じて選択する構成を例示したが、仕様データDに応じた選択の候補となる信号の種類数は2種類に限定されない。すなわち、駆動パルスPXの周期が相違する3種類以上の駆動信号の何れかを信号出力部30が仕様データDに応じて出力することも可能である。突発的に変動した仕様データDを迅速に修正するという観点からは、複数の駆動信号のうち駆動パルスPXの周期が最も短い駆動信号(前述の各形態では駆動信号XA)における各駆動パルスPXの発生前のタイミングで少なくともアクティブレベルとなるように制御部24がラッチ信号Lを生成する構成が好適である。
(3)前述の各形態では、信号生成部42が生成した駆動信号XAと信号生成部44が生成した駆動信号XBとの何れかを選択部46が選択する構成を例示したが、駆動信号XAおよび駆動信号XBの何れかを選択的に出力するための構成は以上の例示に限定されない。例えば、駆動信号XAおよび駆動信号XBの何れかを仕様データDに応じて選択的に生成することも可能である。具体的には、仕様データDが第1仕様を指定する場合には、信号生成部42に駆動信号XAを生成させる一方、信号生成部44による駆動信号XBの生成は停止させる。他方、仕様データDが第2仕様を指定する場合には、信号生成部44に駆動信号XBを生成させる一方、信号生成部42による駆動信号XAの生成は停止させる。以上の構成では選択部46が不要である。以上の例示から理解される通り、前述の各形態における信号出力部30は、複数の駆動信号(XA,XB)の何れかを仕様データDに基づいて出力する要素として包括的に表現され、複数の駆動信号を実際に生成して何れかを選択的に出力するか、複数の駆動信号の何れかを選択的に生成するかは不問である。
100…電子時計、12…駆動装置、14…モーター、142…コイル、144…ローター、16…指針、18…電源部、22…発振回路、220…発振源、24…制御部、26…記憶部、28…ラッチ部、30…信号出力部、32…駆動部、34…プルダウン回路、36…設定端子、42,44…信号生成部、46…選択部46。

Claims (5)

  1. 仕様を指定する仕様データをラッチ信号によりラッチして出力するラッチ部と、
    前記ラッチ部から出力される仕様データに基づいて、相異なる周期で駆動パルスを含む複数の駆動信号の何れかを出力する信号出力部と、
    前記信号出力部から出力される駆動信号に基づいてモーターを駆動する駆動部と、
    前記複数の駆動信号のうち前記駆動パルスの周期が最も短い駆動信号における前記各駆動パルスの発生前のタイミングで少なくともアクティブレベルとなるように前記ラッチ信号を生成する制御部と
    を具備する電子時計。
  2. 前記仕様データを記憶する記憶部を具備し、
    前記ラッチ部は、前記記憶部から読み出された前記仕様データをラッチする
    請求項1の電子時計。
  3. 複数の電圧の何れかが供給される設定端子を具備し、
    前記ラッチ部は、前記設定端子の電圧に応じた前記仕様データを前記ラッチ信号によりラッチして出力する
    請求項1の電子時計。
  4. 前記駆動パルスは、複数のサブパルスを含み、
    前記制御部は、相前後するサブパルスの間の期間において、前記ラッチ信号をアクティブレベルとする
    請求項1から請求項3の何れかの電子時計。
  5. 前記制御部は、前記複数の駆動信号の各々における駆動パルスの発生前のタイミングでアクティブレベルとなるように前記ラッチ信号を生成する
    請求項1から請求項4の何れかの電子時計。

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