JP6532096B1 - 無人飛行体を用いた無人搬送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】誘導ラインを敷設する必要がなく、しかも路面の状態に対応して無人搬送車を誘導することができる無人搬送システムを提供する。【解決手段】無人搬送システムSは、自機1の位置を検出する自機位置検出部、自機1の飛行を制御するフライトコントロール部および誘導経路に沿って走行する無人搬送車30のための誘導画像Gを路面に照射する状態の投影と、誘導画像Gを路面に照射しない状態の非投影とを、所定の周波数で交互に行うプロジェクタを備えるホバリング可能な無人飛行体1と、誘導経路を検出する誘導経路検出部36および検出された誘導経路に基づいてステアリング制御するステアリング制御部35を備える無人搬送車30と、無人搬送車30の予め定められた走行経路を記憶している走行経路記憶部と、自機位置検出部によって検出された無人飛行体1の位置に対応する走行経路の一部を誘導経路として抽出する誘導経路抽出部と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、無人飛行体を用いた無人搬送システムに関する。
工場や倉庫では、搬送作業において自律走行可能な無人搬送車が利用されている。この種の無人搬送車には、多種多様な誘導方式が利用されている。例えば、特許文献1に開示の無人搬送車は、誘導ラインに沿って走行する誘導方式が用いられている。具体的には、この無人搬送車は、撮像部を備えており、撮像部を使用して路面に敷設された誘導ラインを撮像し、撮像された誘導ラインの位置に基づいて誘導ライン上を走行する。
上記誘導ラインは、路面に貼付されたテープや路面に塗布された塗料などからなり、路面とは明確に異なる色彩が着色されている。しかしながら、このような誘導ラインは、路面に敷設されていることから、汚れの付着や剥がれが発生しやすい。そのため、無人搬送車は、このような誘導ラインの汚れの付着および剥がれによって、誘導ラインを認識できず、走行を停止するという問題があった。
そこで、例えば、汚れの付着や剥がれの影響を受けにくい電磁誘導による無人搬送車の誘導方式がある(特許文献2参照)。この誘導方式によると、無人搬送車は、走行ルートに沿って床に敷設されたトウパスワイヤの誘起磁界を車体に設けられたピックアップコイルによって検出し、検出された誘起磁界に基づいてステアリングモータを制御することにより、走行ルートに沿って移動する。
しかしながら、トウパスワイヤを床に敷設することは、面倒である。また、この誘導方式では、工場や倉庫内のレイアウト変更のたびに、トウパスワイヤを改めて床に敷設しなければならないという問題があった。
特開平7−210246号公報 特開平6−119036号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、誘導ラインを敷設する必要がなく、しかも路面の状態に対応して無人搬送車を誘導することができる無人搬送システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る無人搬送システムは、
自機の位置を検出する自機位置検出部と、
自機の飛行を制御するフライトコントロール部と、
誘導経路に沿って走行する無人搬送車のための誘導経路の画像を路面に照射する状態の投影と、誘導経路の画像を路面に照射しない状態の非投影とを、所定の周波数で交互に行う投影部と、を備えるホバリング可能な無人飛行体と、
投影部によって路面に投影された誘導経路の画像を含む範囲を撮像し、誘導経路の画像が投影されている第1路面画像と、誘導経路の画像が投影されていない第2路面画像とを生成する第1撮像部と、
第1路面画像と、第2路面画像との各画素の輝度を比較して各画素の輝度差を算出する輝度差算出部と、
輝度差算出部が算出した各画素の輝度差が所定の閾値を超えているか否かに基づいて検出用画像を生成する画像生成部と、
画像生成部によって生成された検出用画像に基づいて誘導経路を特定する誘導経路特定部と、
検出された誘導経路に基づいてステアリング制御するステアリング制御部と、を備える無人搬送車と、
無人搬送車の予め定められた走行経路を記憶している走行経路記憶部と、
自機位置検出部によって検出された自機の位置に対応する走行経路の一部を誘導経路として抽出する誘導経路抽出部と、を含み、
投影部は、誘導経路抽出部が抽出した誘導経路を投影する
ことを特徴とする。
上記課題を解決するために本発明に係る別の無人搬送システムは、
自機の位置を検出する自機位置検出部と、
自機の飛行を制御するフライトコントロール部と、
誘導経路に沿って走行する無人搬送車のための誘導経路の画像を路面に照射する状態の投影と、誘導経路の画像を路面に照射しない状態の非投影とを、所定の周波数で交互に行う投影部と、を備えるホバリング可能な無人飛行体と、
投影部によって路面に投影された誘導経路の画像を含む範囲を撮像し、誘導経路の画像が投影されている第1路面画像と、誘導経路の画像が投影されていない第2路面画像とを生成する第1撮像部と、
第1路面画像と、第2路面画像とをそれぞれ2次元フーリエ変換し、第1路面画像フーリエ成分および第2路面画像フーリエ成分を生成するフーリエ成分生成部と、
2次元フーリエ変換によって生成された第1路面画像フーリエ成分から第2路面画像フーリエ成分を除去する路面成分除去部と、
第1路面画像フーリエ成分から第2路面画像フーリエ成分が除去された第3路面画像フーリエ成分を逆2次元フーリエ変換し、検出用画像を生成する画像生成部と、
画像生成部によって生成された検出用画像に基づいて誘導経路を特定する誘導経路特定部と、
検出された誘導経路に基づいてステアリング制御するステアリング制御部と、を備える無人搬送車と、
無人搬送車の予め定められた走行経路を記憶している走行経路記憶部と、
自機位置検出部によって検出された自機の位置に対応する走行経路の一部を誘導経路として抽出する誘導経路抽出部と、を含み、
投影部は、誘導経路抽出部が抽出した誘導経路を投影する
ことを特徴とする。
上記無人搬送システムは、
好ましくは、
無人飛行体は、
自機の上方を撮像する第2撮像部と、
予め撮像された自機の上方の画像を位置情報と関連付けて記憶している上方画像記憶部と、をさらに備え、
自機位置検出部は、
第2撮像部によって撮像された自機の現在の上方の画像と、上方画像記憶部に記憶されている自機の上方の画像とを照合する照合部と、
照合部が照合した結果に基づいて自機の位置を特定する自機位置特定部と、を有する。
上記無人搬送システムは、
好ましくは、
上方画像記憶部は、天井に天井マーカが設けられた屋内において、予め撮像された天井マーカを含む天井の画像を位置情報と関連付けて記憶しており、
照合部は、第2撮像部によって撮像された天井の画像と、上方画像記憶部に記憶されている天井の画像とを照合する。
上記無人搬送システムは、
好ましくは、
天井マーカは、再帰性反射材であり、
無人飛行体は、
天井マーカに赤外線を照射する赤外線照射部をさらに備え、
第2撮像部は、赤外線カメラであり、赤外線で照射された前記天井マーカを含む天井の画像を撮像する。
本発明によれば、誘導ラインを敷設する必要がなく、しかも路面の状態に対応して無人搬送車を誘導することができる無人搬送システムを提供することができる。また、無人飛行体は、投影部が誘導経路の画像を所定の周波数で点滅させながら投影することにより、常時誘導経路の画像を投影するのと比べ、省電力で無人搬送車を誘導することができる。
本発明に係る無人搬送システムの概要図である。 図1の天井に設けられた天井マーカを示す図である。 (a)は、図1の無人飛行体の構成を示す斜め下から見た斜視図であり、(b)は、斜め上から見た斜視図である。 図3の無人飛行体の上部ユニットの構成を示す斜視図である。 (a)は、図3の無人飛行体のジンバルおよび下部ユニットの構成を示す斜め下から見た斜視図であり、(b)は、斜め上からみた斜視図である。 図3の無人飛行体の本体が備える各構成の機能ブロック図である。 (a)は、無人搬送車と、誘導画像が投影された路面とを示す上面図であり、(b)は、無人搬送車と、誘導画像が投影されていない路面とを示す上面図である。 (a)は、誘導画像が投影された、変色部Aを含む路面の撮像を示す上面図であり、(b)は、誘導画像が投影されていない、変色部Aを含む路面の撮像を示す上面図である。 (a)は、誘導画像を含む路面画像を示す図であり、(b)は、誘導画像を含まない路面画像を示す図であり、(c)は、検出用画像を示す図である。 図1の無人搬送車が備える各構成の機能ブロック図である。 図10の誘導経路検出部の機能ブロック図である。 誘導経路検出部の変形例による誘導経路検出の工程を示す図である。 本発明に係る無人搬送システムの変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係る無人飛行体および無人飛行体を用いた無人搬送システムの一実施形態について説明する。前後、左右および上下の方向X、Y、Zは、添付図面に記載のとおり、無人搬送車の走行方向を基準にしている。
<無人搬送システムSの概要>
図1は、本発明に係る無人飛行体1を用いた無人搬送システムSの概要図である。この無人搬送システムSでは、無人飛行体1は、天井Cを撮像し、撮像した画像を解析することにより自機位置を検出するとともに、無人搬送車30を誘導するための誘導経路の画像(以下「誘導画像G」という)を路面Rに投影する。無人搬送車30は、無人フォークリフトであって、無人飛行体1が投影した誘導画像G中の誘導ラインLに沿って誘導されることにより、予め定められた走行経路を走行する。
<天井の構成>
図2に示すように、天井C全体には、無人飛行体1が自機位置を検出するために用いるための、長方形状の天井マーカ200が複数設けられている。天井マーカ200は、再帰性反射材であって、同縦列または同横列において等間隔に整列して配置されている。言い換えると、天井マーカ200は、列ごとに異なる間隔で天井Cに配置されている。例えば、図2の最下段の横列の間隔P3の長さは、すべて同じである。一方、1段目、2段目および3段目の横列の間隔P1、P2、P3の長さは、それぞれ異なっている。また、1段目、2段目および3段目間の間隔P4、P5の長さも、それぞれ異なっている。
<無人飛行体>
まず、無人飛行体1の各部の構成について簡単に説明する。図3に示すように、無人飛行体1は、本体20と、本体20の上面から地面と平行に4方に延びる4本のアーム12と、4本のアーム12のそれぞれの先端側に設けられたモータ13と、モータ13に設けられた回転翼14と、4本のアーム12の基部の上側に立設された略八角柱状の上部ユニット15と、本体20の下側に設けられたジンバル16と、ジンバル16に支持されている下部ユニット17と、本体20の周囲かつアーム12の下側に設けられた4本のスキッド18と、を備えている。
図4に示すように、上部ユニット15は、上部ユニット本体151と、赤外線カメラ152と、4つの赤外線照射部153と、を有する。赤外線カメラ152は、本発明の「第2撮像部」に相当し、上部ユニット本体151の上面の中央に上方を向いて配置されている。4つの赤外線照射部153は、それぞれ赤外線カメラ152の周囲の上下および左右に上方を向いて配置されている。赤外線照射部153は、例えば、赤外LEDでもよい。4つの赤外線照射部153は、天井Cに向けて赤外線を照射し、赤外線カメラ152は、赤外線で照射された天井マーカ200を含む天井Cの画像を撮像して天井画像を生成する。
通常、屋内の天井Cには電灯が設けられているが、天井Cに設けられた天井マーカ200には電灯の光が届きにくい。また、天井Cに設けられた天井マーカ200を撮像する場合、電灯による逆光が撮像の妨げになる。そこで、赤外線照射部153が天井Cに赤外線を照射することにより、赤外線カメラ152は、天井マーカ200を含む天井Cを適切に撮像することができる。また、天井マーカ200が再帰性反射材であることにより、天井マーカ200に照射された赤外線の入射角が大きくても、赤外線カメラ152は、適切に天井マーカ200を撮像することができる。
図5に示すように、ジンバル16は、本体20に回転可能に連結された第1の回転軸161と、第1の回転軸161に連結された円板状の回転台162と、回転台162から下方に延びる左右一対の支持柱163と、支持柱163の内側中央に回転可能に連結された左右一対の第2の回転軸164と、を有する。
下部ユニット17は、プロジェクタ171を有するとともに、第2の回転軸164に支持されている。プロジェクタ171は、本発明の「投影部」に相当する。プロジェクタ171は、ジンバル16によって任意の方向に向くことができる。
図6に示すように、本体20は、制御部21と、自機位置検出部23と、記憶部24と、を有する。
制御部21は、フライトコントロール部211と、誘導経路抽出部212と、投影制御部213と、を有し、無人飛行体1の飛行およびプロジェクタ171による誘導画像Gの投影を制御する。
記憶部24は、飛行経路記憶部241と、上方画像記憶部242と、走行経路記憶部243と、を有している。
自機位置検出部23は、GPSセンサ、ジャイロセンサ、超音波センサ、レーザセンサ、気圧センサ、コンパス、加速度センサといった各種センサ(図示しない)を有しており、無人飛行体1の位置を検出するのに利用することができる。しかしながら、GPSセンサは、屋内においてはGPS信号を適切に検出することができない。そこで、自機位置検出部23は、後で詳述するように、屋内においては、赤外線カメラ152によって撮像された天井画像と、上方画像記憶部242に記憶されている天井画像とを照合することにより、無人飛行体1の位置を検出する。
次に、フライトコントロール部211による無人飛行体1の飛行制御について説明する。フライトコントロール部211は、各モータ13の回転数を制御することにより、無人飛行体1のホバリングを可能にするとともに、無人飛行体1の飛行速度、飛行方向、飛行高度を制御する。また、フライトコントロール部211は、無人飛行体1の自律飛行時には、自機位置検出部23によって検出された無人飛行体1の位置を参照しながら、飛行経路記憶部241に記憶された飛行経路に沿って無人飛行体1を飛行させる。
次に、自機位置検出部23による自機位置検出方法について説明する。自機位置検出部23は、照合部231と、自機位置特定部232と、を有する。上方画像記憶部242には、天井C全体の天井全体画像が位置情報と関連付けて記憶されている。赤外線カメラ152は、無人飛行体1の自律飛行時には、随時、無人飛行体1の上方を撮像して上方画像を生成し、照合部231に出力する。照合部231は、入力された上方画像と、上方画像記憶部242に記憶されている天井全体画像とを照合し、天井全体画像の中のどの位置に上方画像が存在するのかを探索するテンプレートマッチングを行う。テンプレートマッチングには、例えば、SSD(「Sum of Squared Difference」)またはSAD(「Sum of Absolute Difference」)を類似度の計算手法として用いてもよい。自機位置特定部232は、照合部231のテンプレートマッチングの結果に基づいて無人飛行体1の位置を特定する。なお、自機位置検出部23は、無人飛行体1の高度に関しては、超音波センサ、レーザセンサ等により検出する。
次に、誘導画像Gを投影する方法について説明する。誘導経路抽出部212は、自機位置検出部23によって検出された無人飛行体1の位置に基づいて、路面Rに投影する誘導画像Gを決定する。具体的には、走行経路記憶部243は、無人搬送車30の予め定められた走行経路を記憶しており、誘導経路抽出部212は、検出された無人飛行体1の位置に対応する走行経路の一部を誘導経路として抽出する。抽出された誘導経路の画像、すなわち誘導画像Gは、プロジェクタ171に出力される。なお、誘導経路の面積は、特に限定されない。
投影制御部213は、プロジェクタ171の投影間隔を制御する。具体的には、投影制御部213は、プロジェクタ171が誘導画像を路面Rに照射する状態の投影と、誘導画像Gを路面Rに照射しない状態の非投影とを所定の周波数で交互に行うよう、プロジェクタ171の投影および非投影の切り替えのタイミングを制御する。所定の周波数は、例えば、後で説明する車載カメラ32の撮像タイミングおよび露光時間などに基づいて設定される。プロジェクタ171の投影時間と非投影時間との比率は、例えば、1:1でもよい。この場合、プロジェクタ171の電力の消費量は、常に投影している状態に比べて半減する。
プロジェクタ171は、入力された誘導画像Gを路面Rに投影する。無人飛行体1がフライトコントロール部211によって安定してホバリングすることができ、プロジェクタ171がジンバル16によって安定して一定の方向を向くことができるので、プロジェクタ171は、誘導画像Gを路面Rの適切な位置に安定して投影することができる。
図7(a)に示すように、誘導画像Gは、一定の幅を有する誘導ラインLが中央に配置されており、誘導ラインLの向きは、無人搬送車30が誘導される方向を指している。また、誘導ラインLの領域の色は、その両端の領域に比して明度・彩度が明らかに異なる。この誘導画像Gは、単なる一例であってこれに限定されない。例えば、路面Rと明らかに異なる1色の誘導ラインLを誘導画像Gとしてもよい。
<無人搬送車>
再び図1を参照して、無人搬送車30の構成について説明する。無人搬送車30は、車体31と、車載カメラ32と、左右一対の前輪33と、左右一対の後輪34と、前輪33および後輪34のいずれか一方または両方をステアリング制御するステアリング制御部35と、誘導経路検出部36と、フォーク37と、マスト38と、を備える。車載カメラ32は、本発明の「第1撮像部」に相当する。
車体31の前面の一部は、透過部材で構成されている。車載カメラ32は、車体31内の前側の上側かつ中央の位置に、透過部材を通して路面Rを向くように設けられている。車載カメラ32の位置は、単なる一例であってこれに限定されない。
図7(a)は、無人搬送車30と、誘導画像Gが投影された路面Rを示す上面図であり、図7(b)は、無人搬送車30と、誘導画像Gが投影されていない路面Rを示す上面図である。車載カメラ32は、プロジェクタ171によって路面Rに投影された誘導画像Gを含む路面Rの所定の撮像範囲Qを撮像し、誘導画像Gが投影されている第1路面画像と、誘導画像Gが投影されていない第2路面画像とを生成し、誘導経路検出部36に出力する。
誘導経路検出部36は、車載カメラ32から入力された第1路面画像および第2路面画像に基づいて誘導経路を検出する。
図8は、変色した変色部Aを含む路面Rに誘導画像Gが投影される前後の状態を示している。路面Rは、使用状態により汚れや剥がれが発生している場合もあれば、路面Rに模様や印が施されている場合もある。図8に示すように、路面Rに変色した変色部Aが含まれる場合、路面Rに投影された誘導画像Gは、適切に表示されない。この状態の路面Rが撮像されて生成された路面画像からでは、誘導経路が適切に検出されない可能性がある。したがって、誘導経路検出部36は、図9に示すように、誘導画像Gを含む第1路面画像QG1と、誘導画像Gが投含まれない第2路面画像QG2とに基づいて誘導経路を検出することができる検出用画像QG3を生成し、この検出用画像QG3から誘導経路を適切に検出する。以下、詳細に説明する。
図10に示すように、誘導経路検出部36は、輝度差算出部361と、画像生成部362と、誘導経路特定部363と、を有する。
輝度差算出部361は、第1路面画像QG1と、第2路面画像QG2との各画素の輝度を比較して各画素の輝度差を算出する。
画像生成部362は、輝度差算出部361が算出した各画素の輝度差が所定の閾値を超えているか否かに基づいて検出用画像QG3を生成する。具体的には、画像生成部362は、各画素について閾値を超えていれば白色、閾値以下であれば黒色とする2値化を行い、検出用画像QG3を生成する。
誘導経路特定部363が、検出用画像QG3に基づいて誘導経路を特定する。具体的には、誘導経路特定部363は、検出用画像QG3のうちの白の部分を誘導ラインLとして特定する。
ステアリング制御部35は、誘導経路検出部36によって検出された誘導ラインLに基づいて、前輪33および後輪34のいずれか一方または両方をステアリング制御する。具体的には、ステアリング制御部35は、誘導ラインLの位置が撮像範囲Qの中央にくるように車輪33、34の操舵角をフィードバック制御する。これにより、無人搬送車30は、無人飛行体1が投影した誘導経路に沿って誘導され、予め定められた走行経路を走行することができる。
無人搬送システムSによれば、プロジェクタ171が誘導画像Gを投影するので、無人搬送車30を誘導するのに別途誘導ラインを敷設する必要がない。また、誘導経路検出部36は、誘導画像Gを含む第1路面画像QG1と、誘導画像Gが含まれない第2路面画像QG2とに基づいて誘導経路を検出するので、投影面である路面Rが部分的に汚れていようと適切に誘導経路を検出することができる。
以上、本発明に係る無人搬送車30を誘導するシステムの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
(1)無人搬送車30は、例えば、有人無人兼用の搬送車またはフォークリフトであってもよい。
(2)無人飛行体1が自機位置を検出する方法は、特に限定されない。例えば、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術によって、無人飛行体1の位置を検出してもよい。
(3)自機位置検出部23が第2撮像部の撮像した天井画像から天井マーカ200を認識できるのであれば、赤外線照射部153は、無人飛行体1に設けられていなくてもよい。また、自機位置検出部23が第2撮像部の撮像した天井画像から天井マーカ200を認識することができるのであれば、第2撮像部は、赤外線カメラ152に限定されない。
(4)天井マーカ200には、例えば、2次元バーコードが付されており、この2次元バーコードに位置情報が含まれていてもよい。これにより、自機位置検出部23は、天井画像から天井マーカ200を認識することにより無人飛行体1の位置を直接認識することができる。
(5)無人飛行体1は、アーム12の上面にジンバルが設けられ、このジンバルに上部ユニット15が接続される構成であってもよい。これにより、赤外線カメラ152は、無人飛行体1の姿勢に関わらず、常に一定の角度で天井Cを撮像することができる。
(6)プロジェクタ171は、複数のプロジェクタから構成されていてもよい。この場合、複数のプロジェクタによって複数の誘導画像Gを同時に投影することにより、複数の無人搬送車30を同時に誘導してもよい。また、複数のプロジェクタによって同時に複数の誘導画像Gを投影することにより広範囲の誘導経路を路面Rに表示させてもよい。
(7)誘導経路抽出部212は、無人飛行体1の位置に加えて、無人搬送車30の位置に基づいて、誘導画像Gを決定してもよい。この場合、無人飛行体1は、下方を撮像する下カメラをさらに備え、誘導経路抽出部212は、予め下カメラの撮像する画像に基づいて、無人搬送車30の位置を検出する。
(8)無人飛行体1は、無人搬送車30に追従しながら誘導画像Gを投影してもよいし、または所定の位置から誘導画像Gを投影してもよい。
(9)誘導経路検出部36が第1路面画像QG1および第2路面画像QG2に基づいて誘導経路を検出する別の方法として、誘導経路検出部36が、第1路面画像QG1から第2路面画像QG2の成分(すなわち路面成分)を除去し、誘導画像成分のみとなった第3路面画像QG4を生成し、第3路面画像QG4から誘導ラインLを検出する方法を用いてもよい。
具体的には、図11に示すように、誘導経路検出部36aは、フーリエ成分生成部364と、路面成分除去部365と、画像生成部362aと、誘導経路特定部363とを有する。図12に示すように、(1)フーリエ成分生成部364は、車載カメラ32から入力された第1路面画像QG1および第2路面画像QG2を2次元フーリエ変換して、第1路面画像フーリエ成分F1および第2路面画像フーリエ成分F2を生成する。第1路面画像フーリエ成分F1には、誘導画像G成分および第2路面画像QG2のフーリエ成分が含まれている。(2)路面成分除去部365は、第1路面画像フーリエ成分F1から第2路面画像フーリエ成分F2を除去し第3路面画像フーリエ成分F3を生成する。(3)画像生成部362aは、第3路面画像フーリエ成分F3を逆2次元フーリエ変換して検出用画像として第3路面画像QG4を生成する。(4)誘導経路特定部363は、第3路面画像QG4を彩度・明度に基づいて解析し誘導ラインLを特定する。
(10)投影制御部213は、例えば、プロジェクタ171が有していてもよい。この場合、プロジェクタ171は、投影制御部213によって投影間隔を制御しながら入力された誘導画像Gを路面Rに投影する。
(11)図13に示すように、無人飛行体1と互いに通信可能なサーバ400を備えた無人搬送システムS1でもよい。この場合、無人搬送システムS1は、無人飛行体1と、サーバ400と、無人搬送車30を含む。無人飛行体1は、自機位置検出部23と、プロジェクタ171とを備える。サーバ400は、走行経路記憶部401と、誘導経路抽出部402と、を備える。無人搬送車30は、車載カメラ32と、左右一対の前輪33と、左右一対の後輪34と、ステアリング制御部35と、誘導経路検出部36と、を備える。
無人搬送システムS1では、走行経路記憶部401が無人搬送車30の予め定められた走行経路を記憶しており、誘導経路抽出部402が通信により受信した前記無人飛行体1の位置に対応する走行経路の一部を誘導経路として抽出する。プロジェクタ171は、サーバ400から受信した誘導経路の画像Gを路面Rに投影する。無人搬送車30は、無人搬送システムSと同様の手法で、無人飛行体1が投影した誘導経路に沿って誘導され、予め定められた走行経路を走行することができる。この無人搬送システムS1によれば、無人飛行体1は、走行経路記憶部243および誘導経路抽出部212を備える必要がない。
1 無人飛行体
12 アーム
13 モータ
14 回転翼
15 上部ユニット
151 上部ユニット本体
152 赤外線カメラ(第2撮像部)
153 赤外線照射部
16 ジンバル
161 第1の回転軸
162 回転台
163 支持柱
164 第2の回転軸
17 下部ユニット
171 プロジェクタ(投影部)
18 スキッド
20 本体
21 制御部
211 フライトコントロール部
212 誘導経路抽出部
213 投影制御部
23 自機位置検出部
231 照合部
232 自機位置特定部
24 記憶部
30 無人搬送車
31 車体
32 車載カメラ(第1撮像部)
33 前輪
34 後輪
35 ステアリング制御部
36、36a 誘導経路検出部
361 輝度差算出部
362、362a 画像生成部
363 誘導経路特定部
364 フーリエ成分生成部
365 路面成分除去部
200 天井マーカ
400 サーバ
401 走行経路記憶部
402 誘導経路抽出部
S、S1 無人搬送システム
C 天井
R 路面
G 誘導画像
Q 撮像範囲
L 誘導ライン

Claims (5)

  1. 自機の位置を検出する自機位置検出部と、
    前記自機の飛行を制御するフライトコントロール部と、
    誘導経路に沿って走行する無人搬送車のための前記誘導経路の画像を路面に照射する状態の投影と、前記誘導経路の画像を前記路面に照射しない状態の非投影とを、所定の周波数で交互に行う投影部と、を備えるホバリング可能な無人飛行体と、
    前記投影部によって前記路面に投影された前記誘導経路の画像を含む範囲を撮像し、前記誘導経路の画像が投影されている第1路面画像と、前記誘導経路の画像が投影されていない第2路面画像とを生成する第1撮像部と、
    前記第1路面画像と、前記第2路面画像との各画素の輝度を比較して各画素の輝度差を算出する輝度差算出部と、
    前記輝度差算出部が算出した前記各画素の輝度差が所定の閾値を超えているか否かに基づいて検出用画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部によって生成された前記検出用画像に基づいて前記誘導経路を特定する誘導経路特定部と、
    検出された前記誘導経路に基づいてステアリング制御するステアリング制御部と、を備える前記無人搬送車と、
    前記無人搬送車の予め定められた走行経路を記憶している走行経路記憶部と、
    前記自機位置検出部によって検出された前記自機の位置に対応する前記走行経路の一部を前記誘導経路として抽出する誘導経路抽出部と、を含み、
    前記投影部は、前記誘導経路抽出部が抽出した前記誘導経路を投影する
    ことを特徴とする無人搬送システム。
  2. 自機の位置を検出する自機位置検出部と、
    前記自機の飛行を制御するフライトコントロール部と、
    誘導経路に沿って走行する無人搬送車のための前記誘導経路の画像を路面に照射する状態の投影と、前記誘導経路の画像を前記路面に照射しない状態の非投影とを、所定の周波数で交互に行う投影部と、を備えるホバリング可能な無人飛行体と、
    前記投影部によって前記路面に投影された前記誘導経路の画像を含む範囲を撮像し、前記誘導経路の画像が投影されている第1路面画像と、前記誘導経路の画像が投影されていない第2路面画像とを生成する第1撮像部と、
    前記第1路面画像と、前記第2路面画像とをそれぞれ2次元フーリエ変換し、第1路面画像フーリエ成分および第2路面画像フーリエ成分を生成するフーリエ成分生成部と、
    前記2次元フーリエ変換によって生成された前記第1路面画像フーリエ成分から前記第2路面画像フーリエ成分を除去する路面成分除去部と、
    前記第1路面画像フーリエ成分から前記第2路面画像フーリエ成分が除去された第3路面画像フーリエ成分を逆2次元フーリエ変換し、検出用画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部によって生成された前記検出用画像に基づいて前記誘導経路を特定する誘導経路特定部と、
    検出された前記誘導経路に基づいてステアリング制御するステアリング制御部と、を備える前記無人搬送車と、
    前記無人搬送車の予め定められた走行経路を記憶している走行経路記憶部と、
    前記自機位置検出部によって検出された前記自機の位置に対応する前記走行経路の一部を前記誘導経路として抽出する誘導経路抽出部と、を含み、
    前記投影部は、前記誘導経路抽出部が抽出した前記誘導経路を投影する
    ことを特徴とする無人搬送システム。
  3. 前記無人飛行体は、
    前記自機の上方を撮像する第2撮像部と、
    予め撮像された前記自機の上方の画像を位置情報と関連付けて記憶している上方画像記憶部と、をさらに備え、
    前記自機位置検出部は、
    前記第2撮像部によって撮像された前記自機の現在の上方の画像と、前記上方画像記憶部に記憶されている前記自機の前記上方の画像とを照合する照合部と、
    前記照合部が照合した結果に基づいて前記自機の位置を特定する自機位置特定部と、を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無人搬送システム。
  4. 前記上方画像記憶部は、天井に天井マーカが設けられた屋内において、予め撮像された前記天井マーカを含む前記天井の画像を位置情報と関連付けて記憶しており、
    前記照合部は、前記第2撮像部によって撮像された前記天井の画像と、前記上方画像記憶部に記憶されている前記天井の画像とを照合する
    ことを特徴とする請求項3に記載の無人搬送システム。
  5. 前記天井マーカは、再帰性反射材であり、
    前記無人飛行体は、
    前記天井マーカに赤外線を照射する赤外線照射部をさらに備え、
    前記第2撮像部は、赤外線カメラであり、前記赤外線で照射された前記天井マーカを含む前記天井の画像を撮像する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無人搬送システム。
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