JP6531548B2 - データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラムに関する。
複数の監視対象電気機器各々の稼働状態(電源状態や消費電力等)を監視する試みがなされている。ユーザが各監視対象電気機器の稼動状態を把握することで、省エネなどの効果が期待される。
特許文献1には、給電線引込口付近に設置した測定センサで検出した測定データから特徴量を取り出し、当該特徴量に基づき、複数の電気機器各々の稼働状態を推定する技術が開示されている。
特許文献2には、消費電力の内訳を積み上げグラフで表示する技術が開示されている。また、特許文献2には、積み重なりの順序を自由に入れ替えられるようにしてもよいことが開示されている。
特許第3403368号 特開2013−222256号
一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力、又は、消費電力に基づく電気料金をとり、積み上げグラフで、複数の監視対象電気機器各々の状態(消費電流、消費電力又は電気料金)の時間変化を表示することで、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化のみならず、複数の監視対象電気機器全体の状態の時間変化をも把握できる。
しかし、積み上げグラフにおける複数の監視対象電気機器各々の状態の積み上げ順が不適切であると、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を把握し難くなる。
特許文献2には、積み重なりの順序を自由に入れ替えられるようにしてもよいことが開示されているが、その順序を決定する具体的な手段は開示されていない。
本発明は、複数の監視対象電気機器各々の消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金の時間変化を積み上げグラフで表示する技術に関し、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化をユーザが容易に把握できるようにする技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得手段と、
一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定手段と、
を有するデータ処理装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得手段、
一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定手段、
として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得工程と、
一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定工程と、
を実行するデータ処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択手段と、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた前記積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段と、
を有するデータ処理装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択手段、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた前記積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段、
として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択工程と、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた前記積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力工程と、
を実行するデータ処理方法が提供される。
本発明によれば、複数の監視対象電気機器各々の消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金の時間変化を積み上げグラフで表示する技術において、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化をユーザが容易に把握できるようになる。
本実施形態の装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態のデータ処理装置の機能ブロック図の一例である。 監視対象電気機器の登録情報の一例を模式的に示す図である。 機器毎の時系列測定データの一例を模式的に示す図である。 積み上げグラフの一例を模式的に示す図である。 本実施形態の積上順決定部の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のデータ処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 積上順決定部が決定した積み上げ順で積み上げた積み上げグラフの一例を模式的に示す図である。 積上順決定部が決定した積み上げ順で積み上げた積み上げグラフの一例を模式的に示す図である。 本実施形態のデータ処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のデータ処理装置の機能ブロック図の一例である。 監視対象電気機器の登録情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の教師データの一例を模式的に示す図である。 本実施形態の第2の演算手段の演算結果を模式的に示す図である。 本実施形態のデータ処理装置の適用例を説明するための図である。 本実施形態の積上順決定部の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の積み上げグラフ表示画面の一例を模式的に示す図である。
まず、本実施形態の装置(データ処理装置)のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の装置が備える各部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の装置(データ処理装置)のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。図示するように、本実施形態の装置は、例えば、バス10Aで相互に接続されるCPU1A、RAM(Random Access Memory)2A、ROM(Read Only Memory)3A、通信部8A、補助記憶装置9A等を有する。なお、本実施形態の装置は、さらに、表示制御部4A、ディスプレイ5A、操作受付部6A、操作部7A等を有してもよい。また、図示しないが、本実施形態の装置は、その他、マイク、スピーカ等の他の要素を備えてもよい。また、図示する要素の一部を有さなくてもよい。
CPU1Aは各要素とともに装置のコンピュータ全体を制御する。ROM3Aは、コンピュータを動作させるためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、それらのプログラムが動作する際に使用する各種設定データなどを記憶する領域を含む。RAM2Aは、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を含む。補助記憶装置9Aは、例えばHDD(Hard Disk Drive)であり、大容量のデータを記憶可能である。
ディスプレイ5Aは、例えば、表示装置(LED(Light Emitting Diode)表示器、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等)である。ディスプレイ5Aは、タッチパッドと一体になったタッチパネルディスプレイであってもよい。表示制御部4Aは、VRAM(Video RAM)に記憶されたデータを読み出し、読み出したデータに対して所定の処理を施した後、ディスプレイ5Aに送って各種画面表示を行う。操作受付部6Aは、操作部7Aを介して各種操作を受付ける。操作部7Aは、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパネルディスプレイ、キーボードなどを含む。通信部8Aは、有線及び/または無線で、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、他の電子機器と通信する。また、通信部8Aは、有線及び/または無線で他の電子機器と直接つながり、通信を行うことができる。
以下、本実施の形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、各装置は1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の概要について説明する。本実施形態のデータ処理装置は、複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得すると、取得した機器毎の時系列測定データに基づいて、一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を決定する。
このような本実施形態のデータ処理装置によれば、取得した機器毎の時系列測定データの内容に応じた積み上げ順、すなわち、取得した機器毎の時系列測定データの内容に適した積み上げ順が決定される。
次に、本実施形態のデータ処理装置の構成について詳細に説明する。図2に、本実施形態のデータ処理装置100の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、データ処理装置100は、データ取得部10と、積上順決定部20とを有する。
データ取得部10は、複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流(Ah)又は消費電力(Wh)を示す機器毎(監視対象電気機器毎)の時系列測定データを取得する。
監視対象電気機器は、稼働状態(電源状態や消費電力等)を監視する対象の電気機器である。例えば、予め、図3に示すように、複数の監視対象電気機器がデータ処理装置100に登録される。図3では、監視対象電気機器IDと、型番と、機器種とが対応付けられている。なお、登録内容は、複数の監視対象電気機器各々を識別できるものであればよく、図3に示すものに限定されない。
次に、図4に、データ取得部10が取得する機器毎の時系列測定データの一例を模式的に示す。図4は、監視対象電気機器IDが「A32−00001」である監視対象電気機器の時系列測定データである。図示する機器毎の時系列測定データは、日付と、時刻(各単位時間帯の開始時刻及び終了時刻)と、各単位時間帯の消費電力(Wh)とが対応付けられている。
なお、図4の機器毎時系列測定では、単位時間毎の消費電力(Wh)が示されているが、これに代えて又は加えて、単位時間毎の消費電流(Ah)及び単位時間毎の電気料金の少なくとも一方が含まれてもよい。電気料金は、消費電力(Wh)と単価との積で算出される。単価は、例えば、円/Wh、ドル/Wh等の単位で表される。
また、図4に示す機器毎の時系列測定データは、30秒毎の消費電力の積算値となっているが、単位時間はこれに限定されない。例えば、1分毎の積算値、5分毎の積算値、15分毎の積算値、30分毎の積算値等とすることもできる。
データ取得部10は、図4に示すような時系列測定データを監視対象電気機器毎に取得する。例えば、データ処理装置100の内部、又は、データ処理装置100と通信可能に構成された外部装置内に、機器毎の時系列測定データが蓄積された記憶装置が設けられていてもよい。そして、データ取得部10は、当該記憶装置から、機器毎の時系列測定データを取得してもよい。その他、任意の入力手段で、データ処理装置100に機器毎の時系列測定データが入力されてもよい。そして、データ取得部10は、このように入力された機器毎の時系列測定データを取得してもよい。
機器毎の時系列測定データを測定する手段は特段制限されない。以下の実施形態で一例を説明する。
図2に戻り、積上順決定部20は、一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の監視対象電気機器各々の状態(消費電流、消費電力又は電気料金)の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、機器毎の時系列測定データに基づき決定する。
積上順決定部20は、機器毎の時系列測定データの内容に基づき、「複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化をユーザが容易に把握できるようになる積み上げ順」を決定する。
ここで、図5に、積み上げグラフの一例を示す。図示する積み上げグラフは、横軸に時間(日時)をとり、縦軸に消費電力(Wh)をとり、機器1乃至4の状態(消費電力)の時間変化を表示している。積み上げ順は、下から、機器1、機器2、機器3、機器4となっている。これは、単に番号順に積み上げたものであり、積上順決定部20が決定した積み上げ順ではない。
積上順決定部20は、このような積み上げグラフにおける積み上げ順を、機器毎の時系列測定データに基づき決定する。積上順決定部20は、図6に示すように、統計部21と、決定部22とを有してもよい。
統計部21は、機器毎の時系列測定データに対して所定の統計処理を行う。統計部21は、グラフ表示する時間帯における機器毎の時系列測定データを処理対象データとし、統計処理を行うことができる。図5の例の場合、機器1乃至機器4の1月18日0時00分から1月20日24時00分までの時系列測定データが、処理対象データとなる。この場合、処理対象データは3日分(72時間分)のデータとなる。
統計処理の一例として、統計部21は、監視対象電気機器毎に、稼働率を算出することができる。稼働率の算出方法は様々であるが、以下、一例を説明する。例えば、統計部21は、消費電流、消費電力又は電気料金が所定の閾値以上である単位時間帯を、監視対象電気機器が稼働中の時間帯として特定する。そして、統計部21は、稼働中と特定したトータル時間を処理対象データのトータル時間(図5の例の場合、72時間)で割った値を、稼働率として算出する。つまり、稼働率とは、全体のトータル時間において、所定の監視対象電気機器が稼働していると特定されたトータル時間の割合を示している。
統計処理の他の例として、統計部21は、監視対象電気機器毎に、データ値(消費電流、消費電力、又は、電気料金)のばらつきを算出することができる。具体的に「ばらつき」とは、統計部21において算出されるデータ値の標準偏差値や、平均値と標準偏差値との比(標準偏差値を平均値で割った値)等を示す。
統計処理の他の例として、統計部21は、監視対象電気機器毎に、電源ON/OFFの切替回数を算出することができる。統計部21は、消費電流、消費電力又は電気料金が所定の閾値以上から所定の閾値未満に変化したタイミングを、電源がONからOFFに切り替わったタイミングとして特定してもよい。例えば、処理対象データに含まれるN番目の単位時間帯におけるデータ値(消費電流、消費電力、又は、電気料金)が所定の閾値以上であり、(N+1)番目の単位時間帯におけるデータ値が所定の閾値未満である場合、統計部21は、N番目の単位時間帯と(N+1)番目の単位時間帯の境目のタイミングを、電源がONからOFFに切り替わったタイミングとして特定してもよい。
また、統計部21は、消費電流、消費電力又は電気料金が所定の閾値未満から所定の閾値以上に変化したタイミングを、電源がOFFからONに切り替わったタイミングとして特定してもよい。例えば、処理対象データに含まれるN番目の単位時間帯におけるデータ値(消費電流、消費電力、又は、電気料金)が所定の閾値未満であり、(N+1)番目の単位時間帯におけるデータ値が所定の閾値以上である場合、統計部21は、N番目の単位時間帯と(N+1)番目の単位時間帯の境目のタイミングを、電源がOFFからONに切り替わったタイミングとして特定してもよい。そして、統計部21は、このようにして特定した切り替わりタイミングをカウントしてもよい。
統計処理の他の例として、統計部21は、監視対象電気機器毎に、最大値、最小値、最頻値、平均値などを算出してもよい。
決定部22は、統計部21による統計処理の結果に基づき、積み上げ順を決定する。例えば、決定部22は、稼働率が大きい方から順に下から積み上げる積み上げ順や、データ値のばらつきが小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定してもよい。
その他、決定部22は、最大値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順、最小値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順、最頻値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順、平均値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順、電源ON/OFFの切替回数が少ない方から順に下から積み上げる積み上げ順等を決定してもよい。
また、決定部22は、これら複数を組み合わせて積み上げ順を決定してもよい。例えば、決定部22は、稼働率に基づき積み上げ順を決定し、稼働率が等しい監視対象電気機器が複数ある場合、それらの監視対象電気機器の積み上げ順として、データ値のばらつきが小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定してもよい。
なお、積上順決定部20は、図16に示すように、さらに、選択部23を有してもよい。選択部23には、積み上げ順を決定する複数のルール(例:「稼働率が大きい順に下から積み上げ」、「ばらつきが小さい順に下から積み上げ」等)が登録されている。そして、選択部23は、当該複数のルールの中から1つを選択する。
統計部21は、選択部23が選択したルールに関係する統計処理を行う。そして、決定部22は、選択部23が選択したルール及び統計部21による統計結果に従い積み上げ順を決定する。例えば、選択部23が「稼働率が大きい順に下から積み上げ」を選択した場合、統計部21は稼働率を算出する。そして、決定部22は、稼働率が大きい順に下から積み上げて、積み上げ順を決定する。
選択部23は、ユーザから、1つのルールを選択する入力を受付けてもよい。そして、ユーザ入力に従い、1つのルールを選択してもよい。例えば、選択部23は、ラジオボタンやドロップダウンリスト等のGUI(graphical user interface)部品を介して、複数のルールの中から1つを指定するユーザ入力を受付けてもよい。図17には、ドロップダウンリストで1つのルールを選択するユーザ入力を受付けるUI(user interface)画面の例が示されている。
このような積み上げ順とすることの効果は、以下で説明する。
次に、図7のフローチャートを用いて、本実施形態のデータ処理装置100の処理の流れの一例を説明する。
まず、データ取得部10は、複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得する(S10)。
その後、積上順決定部20の統計部21は、積み上げグラフで表示する時間帯を特定し、特定した時間帯における機器毎の時系列測定データを、処理対象データとして特定する(S11)。例えば、データ処理装置100は、ユーザから、積み上げグラフで表示する時間帯を指定する入力を受付けるよう構成されていてもよい。そして、積上順決定部20は、ユーザ入力に基づき、積み上げグラフで表示する時間帯を特定してもよい。図17に、ドロップダウンリストでグラフ表示する時間帯(開始日時及び終了日時)を指定するUI画面の例が示されている。なお、その他のGUI部品を用いてもよい。
その後、統計部21は、処理対象データを処理対象として、所定の統計処理を行う(S12)。その後、積上順決定部20の決定部22は、S12の統計結果に基づき、一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフの積み上げ順を決定する(S13)。
以上説明した本実施形態によれば、機器毎の時系列測定データの内容に応じて積み上げグラフにおける積み上げ順を決定することができる。例えば、機器毎の時系列測定データの内容に応じて、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化をユーザが容易に把握できるような積み上げ順を決定することができる。
結果、本実施形態のデータ処理装置100が決定した積み上げ順で表示された積み上げグラフを観察したユーザは、容易に、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を把握できる。
ところで、積み上げグラフにおいて上方に位置する監視対象電気機器の時間変化の把握のし易さは、それよりも下方に位置する監視対象電気機器のデータ内容に影響される。下方に位置する監視対象電気機器のデータ値の変動が大きい場合、また、データ値の大きな変動が起こる回数が多い場合には、それよりも上方に位置する監視対象電気機器の時間変化が把握し難くなる。
例えば、図5に示す例の場合、機器1の消費電力は、電源ON/OFFが切り替わったタイミング、すなわち、1月19日8時00分頃、1月19日22時00分頃、1月20日8時00分頃、1月20日22時00分頃に大きく変動している。また、1月20日8時00分頃の電源ON/OFF切り替わり直後にも、消費電力が大きく変動している。
図5より、大きなデータ値の変動が起きたタイミングでは、その上方に位置する監視対象電気機器(機器2乃至4)の時間変化(例:データ値が変動しているか否か。変動している場合は増加しているか減少しているか等。)が把握し難くなることが分かる。また、大きなデータ値の変動が起こる回数が多い程、その上方に位置する監視対象電気機器(機器2乃至4)の時間変化が全体的に把握し難くなることが分かる。
本実施形態は、このような不都合を軽減する手段を備える。本実施形態では、図8及び図9に示すように、稼働率が大きい方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定することができる。
電気機器のデータ値(消費電流、消費電力、又は、電気料金)の大きな変動は、電源ON/OFFの切り替わりに起因して起こり得る。本発明者は、ある種の電気機器に特有の使用方法に着目し、稼働率が大きい方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定した場合、比較的簡単な演算処理により、電源ON/OFFの切り替わりが起こる頻度が少ない監視対象電気機器をより下方に位置させた積み上げ順を決定できることを見出した。
電気機器の中には、固定電話、冷蔵庫等のように常時、すなわち365日24時間稼働しているものが存在する。このような電気機器が監視対象電気機器に含まれる場合、稼働率は100%となり、積み上げ順はより下方となる。常時稼働している電気機器は、電源ON/OFFの切り替わりタイミングはほとんど存在しない。すなわち、積み上げグラフで表示する時間帯に、電源ON/OFFの切り替わりタイミングが現れる可能性は低い。
本実施形態のように稼働率が大きい方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定することで(図8及び図9参照)、電源ON/OFFの切り替わりタイミング、すなわちデータ値(図8及び図9の場合、消費電力)が大きく変動するタイミングが現れる可能性が低い監視対象電気機器を下方に位置させることができる。結果、上述のような不都合を軽減できる。
さらに、図9に示すように、稼働率が等しい監視対象電気機器(機器2及び機器4:100%)を、データ値のばらつきが小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定することで、より効果的に、上述のような不都合を軽減できる。
なお、図8及び図9では、機器1乃至4という情報により複数の監視対象電気機器を識別しているが、本実施形態では、当該情報を、図3の登録情報に含まれる監視対象電気機器IDや、型番や、機器種に置き換えることができる。
また、本実施形態では、電源ON/OFFの切替回数が少ない方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定することができる。この場合、稼働率が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順と同様な効果を実現できる。
また、本実施形態では、データ値の最大値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順、データ値の最小値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順、データ値の最頻値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順、データ値の平均値が小さい方から順に下から積み上げる積み上げ順を決定することができる。この場合、電源ON時のデータ値(消費電流、消費電力、又は、電気料金)と電源OFF時のデータ値との差がより小さい監視対象電気機器が下方に行く傾向となる。結果、それよりも上方に位置する監視対象電気機器の状態の時間変化の把握し難さを軽減できる。
また、本実施形態では、ユーザが積み上げルールを決定できるように構成できる。この構成の場合、ユーザが真に欲する積み上げ順になった積み上げグラフを表示することができる。
<第2の実施形態>
図10に、本実施形態のデータ処理装置100の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、本実施形態のデータ処理装置100は、データ取得部10と、積上順決定部20と、出力部30とを有する。データ取得部10及び積上順決定部20の構成は、第1の実施形態と同様である。
出力部30は、積上順決定部20が決定した積み上げ順で複数の監視対象電気機器各々の状態(消費電流、消費電力又は電気料金のデータ)を積み上げた積み上げグラフを出力する。
例えば、データ処理装置100が、図1に示す表示制御部4A及びディスプレイ5Aを有する場合、出力部30は、ディスプレイ5Aを介して、図8及び図9に示すような積み上げグラフを表示してもよい。
その他、出力部30は、図8及び図9に示すような積み上げグラフのデータを、ユーザ端末装置に送信してもよい。ユーザ端末装置は、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット、携帯電話、データ処理装置100と通信する専用端末等が考えられるが、これらに限定されない。出力部30から積み上げグラフのデータを受信したユーザ端末装置は、当該データを処理し、所定のディスプレイに当該積み上げグラフを表示する。
その他、出力部30は、プリンター、メーラー等の他の出力装置を介して、図8及び図9に示すような積み上げグラフを出力してもよい。
以上説明した本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、本実施形態によれば、積上順決定部20が決定した積み上げ順となっている積み上げグラフを、出力部30を介してユーザに提供できる。このような積み上げグラフを閲覧したユーザは、容易に、複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を把握できる。
<第3の実施形態>
図11に、本実施形態のデータ処理装置100の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、本実施形態のデータ処理装置100は、データ取得部10と、積上順決定部20と、出力部30と、入力受付部40とを有する。データ取得部10及び出力部30の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
入力受付部40は、積み上げグラフで複数の監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯(以下、「表示時間帯」)を指定する入力を受付ける。すなわち、入力受付部40は、積み上げグラフの時間軸の開始時刻及び終了時刻を指定する入力を受付ける。図8及び図9の例の場合、1月18日0時00分が表示時間帯の開始時刻であり、1月20日24時00分が表示時間帯の終了時刻である。
例えば、ユーザは、ユーザ端末装置を介して、表示時間帯を指定する入力、及び、指定した表示時間帯をデータ処理装置100に送信する操作を行ってもよい。この場合、入力受付部40は、ユーザ端末装置から送信されてきた表示時間帯を示す情報を取得する。
その他、データ処理装置100が、図1に示す操作受付部6A及び操作部7Aを有する場合、入力受付部40は、操作受付部6A及び操作部7Aを介して、表示時間帯の入力を受付けてもよい。
入力受付部40は、図8及び図9に示すように、ある表示時間帯の積み上げグラフをユーザ端末装置又はディスプレイ5Aを介して表示中に、表示時間帯を変更する入力を受付けてもよい。図17の例の場合、UI画面の左側に設けられたGUI部品(グラフ表示時間帯開始時間及び終了時間に対応するドロップダウンリスト)から、表示時間帯を変更する入力を受付ける。その他、入力受付部40は、積み上げグラフをユーザ端末装置又はディスプレイ5Aを介して表示する前に、これから表示する積み上げグラフの表示時間帯を指定する入力を受付けてもよい。
積上順決定部20は、入力受付部40が上記入力を受付けると、それ(入力の受付け)に応じて、指定された時間帯における機器毎の時系列測定データに基づき、積み上げ順を決定する。まず、積上順決定部20の統計部21は、入力受付部40が表示時間帯を指定する入力を受付けると、当該表示時間帯を特定する。そして、統計部21は、特定した表示時間帯のデータ(機器毎の時系列測定データ)を、処理対象データとして特定する。その後、統計部21は、処理対象データに基づき所定の統計処理を行う。統計処理の詳細は、第1及び第2の実施形態と同様である。
積上順決定部20のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、本実施形態によれば、ユーザは、所望の時間帯の積み上げデータを表示させることができる。
また、ある表示時間帯の積み上げグラフを表示中に、表示時間帯を変更する入力がなされると、積上順決定部20は新たな表示時間帯のデータを処理対象データとして、積み上げ順を新たに決定し直すことができる。そして、出力部30は、新たに指定された表示時間帯の積み上げグラフを、積上順決定部20が新たに決定した積み上げ順で出力することができる。このように、本実施形態によれば、グラフ表示する表示時間帯の変更に応じて、積み上げ順を再決定し、再決定後の積み上げ順で表示することができる。結果、表示時間帯が変更された場合であっても、最適な積み上げ順での表示を実現できる。
<第4の実施形態>
本実施形態のデータ処理装置100は、以下で説明する測定手段が測定した機器毎の時系列測定データを取得する。測定手段は、第1の測定手段及び第2の測定手段の少なくとも一方を有する。なお、データ処理装置100は、測定手段を有してもよいし、有さなくてもよい。
第1の測定手段は、複数の監視対象電気機器各々に対応した複数の測定センサを有する。複数の測定センサ各々は、複数の監視対象電気機器各々の消費電流又は消費電力を測定可能な位置に設置される。例えば、監視対象電気機器毎に機器とコンセントの間にスマートタップを設置してもよい。その他、分電盤に機器毎(分岐毎)に測定センサを設置してもよい。第1の測定手段は、このような複数の測定センサを用いて、複数の監視対象電気機器各々の消費電流の時系列データ又は消費電力の時系列データ(機器毎の時系列測定データ)を測定することができる。
また、第1の測定手段は、測定センサを介して取得した消費電流の時系列データ又は消費電力の時系列データに対して所定の演算処理を行う第1の演算手段を有してもよい。第1の演算手段は、予め、電力単価を示す情報を保持しておいてもよい。電力単価は、時間毎に異なる値であってもよい。そして、第1の演算手段は、当該電力単価と、上記測定センサで測定した複数の監視対象電気機器各々の消費電力の時系列データとに基づき、消費電力に基づく電気料金の時系列データ(機器毎の時系列測定データ)を算出してもよい。
第2の測定手段は、複数の監視対象電気機器の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データと、複数の監視対象電気機器が取り得る複数の稼働状態各々に稼働状態各々の特徴量を対応付けた教師データとに基づき、複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を推定した結果(機器毎の時系列測定データ)を算出する。
第2の測定手段は、測定センサを有する。測定センサは、複数の監視対象電気機器の消費電流又は消費電力を測定可能な位置に設置される。第2の測定手段は、このような測定センサから、複数の監視対象電気機器の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データ(波形データ)を取得する。混合時系列測定データには、複数の監視対象電気機器の成分が含まれる。
測定センサは、例えば分電盤に設置される。測定センサは、監視対象電気機器全体の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データを測定可能な位置に設置されてもよい。その他、測定センサは、監視対象電気機器の一部(複数)の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データを測定可能な位置に設置されてもよい。後者の例の場合、複数の測定センサを用いて複数の混合時系列測定データを取得することで、監視対象電気機器すべてのデータを取得する。
また、第2の測定手段は、測定センサを介して取得した消費電流の時系列データ又は消費電力の時系列データに対して所定の演算処理を行う第2の演算手段を有する。第2の演算手段は、混合時系列測定データに基づき、複数の監視対象電気機器各々の稼働状態を推定する。推定処理は、あらゆる従来技術(例えば、特許文献1に開示された手段)を適用して実現できるが、以下一例を説明する。
例えば、第2の演算手段は、混合時系列測定データの中の所定時間帯部分を処理対象とし、処理対象から所定の特徴量を抽出する。第2の演算手段は、処理対象とする時間帯をずらし、複数の処理対象から順に特徴量を抽出する。
混合時系列測定データから抽出される特徴量は様々であり、例えば、消費電流の周波数強度・位相(高調波成分)、位相、消費電流の変化、平均値、ピーク値、実効値、波高率、波形率、電流変化の収束時間、通電時間、ピークの位置、電源電圧のピーク位置と消費電流のピーク位置との間の時間差、力率などであってもよい。なお、ここでの例示に限定されない。
第2の演算手段は、混合時系列測定データから1種類の特徴量を抽出してもよいし、複数種類の特徴量を抽出してもよい。
また、第2の演算手段には、図12に示すように、複数の監視対象電気機器各々の特徴量が登録されている。特徴量は、各監視対象電気機器が稼働時に、混合時系列測定データに現れる特徴を数値化したものである。各監視対象電気機器の消費電力毎又は消費電流毎の特徴量が登録されてもよい。
第2の演算手段は、図12に示すような監視対象電気機器各々の特徴量に基づき、複数の監視対象電気機器が取り得る複数の稼働状態各々の特徴量を得る。複数の監視対象電気機器が取り得る稼働状態は、例えば、「固定電話のみが稼働中」、「固定電話とモニタとPCが稼働中」等である。なお、各監視対象電気機器の消費電力毎又は消費電流毎の特徴量が登録されている場合、複数の監視対象電気機器が取り得る稼働状態は、例えば、「固定電話が○○Wで稼働中」、「固定電話が××Wで稼働中」、「固定電話が××Wで稼働中、モニタが△△Wで稼働中、かつ、PCが□□Wで稼働中」等である。図12に示すような監視対象電気機器各々の特徴量を足し合わせることで、上述のような複数の監視対象電気機器が取り得る稼働状態各々の特徴量を得ることができる。
このようにして、図13に示すように、複数の監視対象電気機器が取り得る複数の稼働状態各々に稼働状態各々の特徴量を対応付けた教師データが得られる。図13では、稼働状態IDと、内容(各稼働状態の詳細)と、特徴量とが互いに対応付けられている。
第2演算手段は、このような教師データを用いた機械学習により推定モデルを生成し、生成した推定モデルに混合時系列測定データから抽出した特徴量を入力することで、推定結果(複数の監視対象電気機器の稼働状態)を得ることができる。推定モデルは、例えば、重回帰分析、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム等を用いたものとできる。
上述のような推定処理の結果、図14に示すような、日時情報(日付、時刻)と、推定結果(稼働状態ID)とを対応付けた結果データが得られる。図14に示すように、結果データは、単位時間毎の推定結果(図の場合、30秒毎の推定結果)が時系列に並んだデータとなる。
第2の演算手段は、図13及び図14に示す情報に基づき、図4に示すような、複数の監視対象電気機器各々の消費電流の時系列データ又は消費電力の時系列データ(機器毎の時系列測定データ)を算出することができる。複数の混合時系列測定データを取得している場合、各混合時系列測定データに対して上記処理を行うことで、すべての監視対象電気機器各々に対応する図4に示すような時系列データを取得することができる。
また、第2の演算手段は、予め、電力単価を示す情報を保持しておいてもよい。電力単価は、時間毎に異なる値であってもよい。そして、第2の演算手段は、当該電力単価と、上記測定センサで測定した複数の監視対象電気機器各々の消費電力の時系列データとに基づき、消費電力に基づく電気料金の時系列データ(機器毎の時系列測定データ)を算出することができる。
以上説明した本実施形態によれば、第1乃至第3の実施形態と同様な作用効果を実現することができる。
<第5の実施形態>
図15を用いて、第1乃至第4の実施形態で説明したデータ処理装置100の適用例を説明する。
電力需要家7は、測定センサ1と、情報収集装置2と、ルーター3と、ユーザ端末4とを管理する。
測定センサ1は、第4の実施形態で説明した測定手段(第1の測定手段、第2の測定手段)が備える1つ又は複数の測定センサである。
情報収集装置2は、測定センサ1が測定した時系列測定データを取得する。情報収集装置2は、第4の実施形態で説明した第1の演算手段又は第2の演算手段を有してもよい。なお、情報収集装置2に代えて、サーバ5が、第4の実施形態で説明した第1の演算手段又は第2の演算手段を有してもよい。
情報収集装置2は、ルーター3及びネットワーク6を介して、サーバ5に所定の情報を送信する。例えば、情報収集装置2は、測定センサ1から取得した時系列測定データや、第1の演算手段又は第2の演算手段による演算処理で得られたデータを、サーバ5に送信してもよい。
本実施形態のデータ処理装置100は、情報収集装置2又はサーバ5が備える。積上順決定部20が決定した積み上げ順で複数の監視対象電気機器各々の状態を積み上げた積み上げグラフは、情報収集装置2又はユーザ端末4のディスプレイを介して出力される。
以上説明した本実施形態によれば、第1乃至第4の実施形態と同様な作用効果を実現できる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得手段と、
一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定手段と、
を有するデータ処理装置。
2. 1に記載のデータ処理装置において、
前記積上順決定手段が決定した前記積み上げ順で複数の前記監視対象電気機器各々の状態を積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段をさらに有するデータ処理装置。
3. 1又は2に記載のデータ処理装置において、
前記積上順決定手段は、
前記機器毎の時系列測定データに対して所定の統計処理を行う統計手段と、
前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定する決定手段と、
を有するデータ処理装置。
4. 3に記載のデータ処理装置において、
前記統計手段は、前記監視対象電気機器毎に稼働率を算出し、
前記決定手段は、前記稼働率が大きい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
5. 3又は4に記載のデータ処理装置において、
前記統計手段は、前記監視対象電気機器毎にデータ値のばらつきを算出し、
前記決定手段は、前記ばらつきが小さい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
6. 3から5のいずれかに記載のデータ処理装置において、
前記積み上げ順を決定するルールを選択する選択手段をさらに有し、
前記統計手段は、選択された前記ルールに関係する統計処理を行い、
前記決定手段は、選択された前記ルール及び前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
7. 1から6のいずれかに記載のデータ処理装置において、
前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付手段をさらに有し、
前記積上順決定手段は、前記入力受付手段が前記入力を受付けると、指定された時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
8. 1から7のいずれかに記載のデータ処理装置において、
前記データ取得手段は、複数の前記監視対象電気機器の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データと、複数の前記監視対象電気機器が取り得る複数の稼働状態各々に前記稼働状態各々の特徴量を対応付けた教師データとに基づき、複数の前記監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を推定した結果を、前記機器毎の時系列測定データとして取得するデータ処理装置。
9. コンピュータを、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得手段、
一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定手段、
として機能させるプログラム。
9−2. 9に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記積上順決定手段が決定した前記積み上げ順で複数の前記監視対象電気機器各々の状態を積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段としてさらに機能させるプログラム。
9−3. 9又は9−2に記載のプログラムにおいて、
前記積上順決定手段を、
前記機器毎の時系列測定データに対して所定の統計処理を行う統計手段、
前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定する決定手段、
として機能させるプログラム。
9−4. 9−3に記載のプログラムにおいて、
前記統計手段は、前記監視対象電気機器毎に稼働率を算出し、
前記決定手段は、前記稼働率が大きい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するプログラム。
9−5. 9−3又は9−4に記載のプログラムにおいて、
前記統計手段は、前記監視対象電気機器毎にデータ値のばらつきを算出し、
前記決定手段は、前記ばらつきが小さい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するプログラム。
9−6. 9−3から9−5のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記積み上げ順を決定するルールを選択する選択手段として機能させ、
前記統計手段は、選択された前記ルールに関係する統計処理を行い、
前記決定手段は、選択された前記ルール及び前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定するプログラム。
9−7. 9から9−6のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付手段として機能させ、
前記積上順決定手段は、前記入力受付手段が前記入力を受付けると、指定された時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するプログラム。
9−8. 9から9−7のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記データ取得手段は、複数の前記監視対象電気機器の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データと、複数の前記監視対象電気機器が取り得る複数の稼働状態各々に前記稼働状態各々の特徴量を対応付けた教師データとに基づき、複数の前記監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を推定した結果を、前記機器毎の時系列測定データとして取得するプログラム。
10. コンピュータが、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得工程と、
一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定工程と、
を実行するデータ処理方法。
10−2. 10に記載のデータ処理方法において、
前記コンピュータが、前記積上順決定工程で決定した前記積み上げ順で複数の前記監視対象電気機器各々の状態を積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力工程を実行するデータ処理方法。
10−3. 10又は10−2に記載のデータ処理方法において、
前記積上順決定工程は、
前記機器毎の時系列測定データに対して所定の統計処理を行う統計工程と、
前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定する決定工程と、
を有するデータ処理方法。
10−4. 10−3に記載のデータ処理方法において、
前記統計工程では、前記監視対象電気機器毎に稼働率を算出し、
前記決定工程では、前記稼働率が大きい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するデータ処理方法。
10−5. 10−3又は10−4に記載のデータ処理方法において、
前記統計工程では、前記監視対象電気機器毎にデータ値のばらつきを算出し、
前記決定工程では、前記ばらつきが小さい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するデータ処理方法。
10−6. 10−3から10−5のいずれかに記載のデータ処理方法において、
前記コンピュータが、前記積み上げ順を決定するルールを選択する選択工程を実行し、
前記統計工程では、選択された前記ルールに関係する統計処理を行い、
前記決定工程では、選択された前記ルール及び前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理方法。
10−7. 10から10−6のいずれかに記載のデータ処理方法において、
前記コンピュータが、前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付工程を実行し、
前記積上順決定工程では、前記入力受付手段が前記入力を受付けると、指定された時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理方法。
10−8. 10から10−7のいずれかに記載のデータ処理方法において、
前記データ取得工程では、複数の前記監視対象電気機器の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データと、複数の前記監視対象電気機器が取り得る複数の稼働状態各々に前記稼働状態各々の特徴量を対応付けた教師データとに基づき、複数の前記監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を推定した結果を、前記機器毎の時系列測定データとして取得するデータ処理方法。
11. 複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択手段と、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段と、
を有するデータ処理装置。
12. 11に記載のデータ処理装置において、
前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付手段をさらに有し、
前記出力手段は、指定された前記時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
13. 11に記載のデータ処理装置において、
前記出力手段は、選択された前記ルールに対応する統計処理に基づいて、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
14. 11に記載のデータ処理装置において、
前記出力手段は、前記機器毎の時系列測定データのデータ値のばらつき、または前記機器毎の時系列測定データに基づいて算出された稼働率に基づいて、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
15. コンピュータを、
複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択手段、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
15−2. 15に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付手段として機能させ、
前記出力手段は、指定された前記時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するプログラム。
15−3. 15に記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、選択された前記ルールに対応する統計処理に基づいて、前記積み上げ順を決定するプログラム。
15−4. 15に記載のプログラムにおいて、
前記出力手段は、前記機器毎の時系列測定データのデータ値のばらつき、または前記機器毎の時系列測定データに基づいて算出された稼働率に基づいて、前記積み上げ順を決定するプログラム。
16. コンピュータが、
複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択工程と、
複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力工程と、
を実行するデータ処理方法。
16−2. 16に記載のデータ処理方法において、
前記コンピュータが、前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付工程を実行し、
前記出力工程では、指定された前記時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理方法。
16−3. 16に記載のデータ処理方法において、
前記出力工程では、選択された前記ルールに対応する統計処理に基づいて、前記積み上げ順を決定するデータ処理方法。
16−4. 16に記載のデータ処理方法において、
前記出力工程では、前記機器毎の時系列測定データのデータ値のばらつき、または前記機器毎の時系列測定データに基づいて算出された稼働率に基づいて、前記積み上げ順を決定するデータ処理方法。
1A CPU
2A RAM
3A ROM
4A 表示制御部
5A ディスプレイ
6A 操作受付部
7A 操作部
8A 通信部
9A 補助記憶装置
10A バス
1 測定センサ
2 情報収集装置
3 ルーター
4 ユーザ端末
5 サーバ
6 ネットワーク
7 電力需要家
10 データ取得部
20 積上順決定部
21 統計部
22 決定部
23 選択部
30 出力部
40 入力受付部
100 データ処理装置

Claims (16)

  1. 複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得手段と、
    一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定手段と、
    を有するデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    前記積上順決定手段が決定した前記積み上げ順で複数の前記監視対象電気機器各々の状態を積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段をさらに有するデータ処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ処理装置において、
    前記積上順決定手段は、
    前記機器毎の時系列測定データに対して所定の統計処理を行う統計手段と、
    前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定する決定手段と、
    を有するデータ処理装置。
  4. 請求項3に記載のデータ処理装置において、
    前記統計手段は、前記監視対象電気機器毎に稼働率を算出し、
    前記決定手段は、前記稼働率が大きい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
  5. 請求項3又は4に記載のデータ処理装置において、
    前記統計手段は、前記監視対象電気機器毎にデータ値のばらつきを算出し、
    前記決定手段は、前記ばらつきが小さい方から順に下から積み上げる前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載のデータ処理装置において、
    前記積み上げ順を決定するルールを選択する選択手段をさらに有し、
    前記統計手段は、選択された前記ルールに関係する統計処理を行い、
    前記決定手段は、選択された前記ルール及び前記統計処理に基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ処理装置において、
    前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付手段をさらに有し、
    前記積上順決定手段は、前記入力受付手段が前記入力を受付けると、指定された時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ処理装置において、
    前記データ取得手段は、複数の前記監視対象電気機器の消費電流又は消費電力を示す混合時系列測定データと、複数の前記監視対象電気機器が取り得る複数の稼働状態各々に前記稼働状態各々の特徴量を対応付けた教師データとに基づき、複数の前記監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を推定した結果を、前記機器毎の時系列測定データとして取得するデータ処理装置。
  9. コンピュータを、
    複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得手段、
    一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定手段、
    として機能させるプログラム。
  10. コンピュータが、
    複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを取得するデータ取得工程と、
    一方の軸に時間をとり、他方の軸に消費電流、消費電力又は消費電力に基づく電気料金をとり、複数の前記監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフにおける積み上げ順を、前記機器毎の時系列測定データに基づき決定する積上順決定工程と、
    を実行するデータ処理方法。
  11. 複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択手段と、
    複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段と、
    を有するデータ処理装置。
  12. 請求項11に記載のデータ処理装置において、
    前記積み上げグラフで複数の前記監視対象電気機器各々の状態を表示する時間帯を指定する入力を受付ける入力受付手段をさらに有し、
    前記出力手段は、指定された前記時間帯における前記機器毎の時系列測定データに基づき、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
  13. 請求項11に記載のデータ処理装置において、
    前記出力手段は、選択された前記ルールに対応する統計処理に基づいて、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
  14. 請求項11に記載のデータ処理装置において、
    前記出力手段は、前記機器毎の時系列測定データのデータ値のばらつき、または前記機器毎の時系列測定データに基づいて算出された稼働率に基づいて、前記積み上げ順を決定するデータ処理装置。
  15. コンピュータを、
    複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択手段、
    複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力手段、
    として機能させるプログラム。
  16. コンピュータが、
    複数の監視対象電気機器各々の状態の時間変化を示す積み上げグラフに関するルールを選択する選択工程と、
    複数の監視対象電気機器各々の単位時間毎の消費電流又は消費電力を示す機器毎の時系列測定データを選択された前記ルールに基づいた積み上げ順で積み上げた前記積み上げグラフを出力する出力工程と、
    を実行するデータ処理方法。
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