JP6531127B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和機に関する。
空気調和機は、室外機と室内機とこれらを接続する冷媒配管とを備えて構成される。これらのうち、例えば室外機では、通常は、圧縮機等を収容する機械室と、プロペラファン及び熱交換器等を収容する通風室と、機械室と通風室とを仕切る仕切り板とが備えられている。そして、室外機の内部上方には、室外機を制御する回路基板や、プロペラファンの回転速度を制御するインバータ等を収容した金属製の電気箱が配置されていることが多い。
空気調和機を構成する各部材や装置等は、製造時間の短縮や製造コストの削減の観点から、ねじを用いずに空気調和機の内部に固定されることが好ましい。この観点から、ねじを用いない固定、即ちねじ止めをせずに部材や装置等を固定する技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1には、間隔片と係止片とからなる略T字形の取り付け片を仮金状の被取り付け体から切り起こし、取り付け用部品に穿設せる取り付け穴に取り付け片を嵌挿し係止片で該部品を挟着してなる部品の取り付け構造において、前記取り付け穴を取り付け片の係止片が挿通でき挿通後は該係止片が弾性復元で取り付け穴周縁に係止される構成にしたことを特徴とする部品の取り付け構造が記載されている。
特開昭54−101048号公報
特許文献1に記載の技術では、部品の表裏を貫通する取り付け穴に捻じれながら挿入されることで、被取り付け体に部品が取り付けられる(特に第1図参照)。従って、特許文献1に記載の技術では、部品の取り付け時には、部品全体が捻じられることになる。そのため、空気調和機の室外機や室内機のような、設置スペースが狭い場所に設置される場合には、部品全体を回転させるための作業可能な空間が限られる。これにより、部品の取り付けが困難な場合がある。
また、特許文献1に記載の他の実施例として、被取り付け体に備えられた取り付け片が部品の裏側から取り付け穴に挿入された後、部品の表側で弾性復元力により復元することで、被取り付け体に部品が取り付けられる(特に第4図参照)。ここで、メンテナンスや故障修理の際、いったん取り付けられた部品を被取り付け体から取り外す場合がある。この場合、ドライバ等の工具を使用し、前記の弾性復元力に抗した力を与えることで、部品が被取り付け体から取り外されることになる。
しかし、空気調和機が設置される場所、即ち設置スペースは前記のように狭い場合がある。そのため、この場合には、作業可能な空間が限られることから、ドライバ等の工具を使用した作業を行いにくい。特に、空気調和機には小型化が要求され、その内部空間にも作業空間はほとんど存在しない。そのため、工具を使用した取り外しが困難な場合がある。
本発明はこれらの課題に鑑みて為されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、部品の取り付け及び取り外しが容易な部品の取り付け構造を有する空気調和機を提供することである。
本発明者らは前記の課題を解決するために鋭意検討を行った結果、以下の知見を見出して本発明を完成させた。即ち、本発明の要旨は、台座部と、当該台座部から鉛直方向に延在する突起部と、前記台座部と前記突起部との接続部分を跨ぐように形成され、前記突起部の正面視に対して水平面内で垂直な方向から視たときに、前記台座部から遠ざかるにつれて、表面から前記突起部までの距離が徐々に短くなるように形成された飛び出し部と、を有する被取り付け部品と、前記突起部と前記飛び出し部との双方を挿入可能な孔部を有する取り付け部品と、を具備し、前記孔部は、前記突起部及び前記飛び出し部を前記孔部に挿入した際、前記飛び出し部の表面が接触する第一内壁部と、前記突起部の、前記飛び出し部が形成された側とは反対側の表面が接触する第二内壁部と、を有し、前記飛び出し部と前記第一内壁部とのうちの少なくとも一方は金属により構成され、前記突起部及び前記飛び出し部が前記孔部に挿入されることで、前記取り付け部品が前記被取り付け部品に取り付けられた取り付け構造を有することを特徴とする、空気調和機に関する。
本発明によれば、部品の取り付け及び取り外しが容易な部品の取り付け構造を有する空気調和機を提供することができる。
本実施形態の空気調和機に備えられる室外機の外観斜視図である。 本実施形態の空気調和機に備えられる室外機の内部構造を示す斜視図である。 本実施形態の空気調和機に備えられる室外機の内部における、仕切り板の上方に電気箱が設置された状態を示す図である。 図3におけるA部を拡大して示す図である。 電気箱に形成された被挿入孔近傍の様子を拡大して示す図である。 電気箱に形成された被挿入孔の上面図である。 仕切り板に形成された挿入部近傍の様子を拡大して示す図である。 図7のB−B線断面図である。 図7の矢印Cで示す方向から見たときの矢視図である。 前面板と電気箱との相対的な位置関係を説明する図であり、(a)は挿入部が被挿入孔に正常に挿入されたときの前面板及び電気箱の配置を示す図、(b)は誤組みにより挿入部が被挿入孔に正常に挿入されていない状態を示す図、(c)は(b)に示す状態における前面板及び電気箱の配置を示す図である。 仕切り板の上端に電気箱を設置する際の流れを示す図であり、(a)は室外機の内部に固定された仕切り板に電気箱を配置する直前の様子、(b)は仕切り板の挿入部を電気箱の被挿入孔に上方から挿入する様子、(c)は電気箱を下方に完全に押し下げて電気箱を仕切り板の上端に設置した状態を示す図である。 図11(c)に示す状態の上面視である。 電気箱に形成された被挿入孔の変形例を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその上面図である。
以下、図面を適宜参照しながら、本発明を実施するための形態(本実施形態)を説明する。なお、参照する各図はいずれも模式的なものであり、本発明の空気調和機は図示の例に何ら限られるものではない。また、図示の簡略化のために、空気調和機全体の構造の図示を省略する。
図1は、本実施形態の空気調和機に備えられる室外機10の外観斜視図である。室外機10は、下側に底面板1(図2参照、図1では図示しない)と、前面側(正面側)に前面板2と、上側に天面板3と、左側に左側面板4(図2参照、図1では図示しない)と、右側に右側面板5と、図示はしないが後面(背面)の後面板と、を備えて構成される。そして、これらによって囲まれることで形成される内部空間に、プロペラファン8(図2参照)及び圧縮機11(図2参照)等が収容されている。
前面板2には、プロペラファン8が回転駆動することで内部の空気が排気される円形状の排気口2aが形成されている。なお、詳細は図2を参照しながら後記するが、室外機10の内部には、左側面に形成された吸込口(図示しない)を通じて、空気が取り込まれる。また、前面板2には、室外機10の内部に収容される電気箱7(図2参照)を内部で固定するためのねじ穴2bが形成されている。
図2は、本実施形態の空気調和機に備えられる室外機10の内部構造を示す斜視図である。室外機10の内部には、その中央から見てやや右寄りに配置された仕切り板6を境に、左側に通風室10Aと、右側に機械室10Bとが形成されている。また、この仕切り板6の上方には、電気箱7が配置されている。電気箱7には、プロペラファン8の回転及び圧縮機11の駆動等を制御する回路基板及びインバータ(電気部品、いずれも図示しない)が収容されている。
通風室10Aには、回転駆動することで空気の流れを生じさせるプロペラファン8と、伝熱管9a及びフィン9bにより構成される熱交換器9とが備えられている。なお、図2では、図示の簡略化のために、フィン9bの形状を簡略化し、かつ、フィンの図示を一部省略している。そして、室外機10の左側、即ち、通風室10Aの左側面には、前記のように吸込口が形成されている。従って、プロペラファン8の回転駆動により吸込口から吸い込まれた空気は、熱交換器9において熱交換された後、正面側に形成された排気口2a(図1参照)を通じて外部に排気される。
一方で、機械室10Bには、冷凍サイクル(図示しない)を流れる冷媒を圧縮する圧縮機11と、圧縮機11に気体の冷媒のみを供給させるアキュムレータ12と、図示しない室内機につながる冷媒配管が接続される接続口13,14とが備えられている。本実施形態の空気調和機を構成する冷凍サイクルは、機械室10Bに収容された圧縮機11と、通風室10Aに収容された熱交換器9と、いずれも図示しないが、室内機に備えられた熱交換器及び膨張弁とを備える。そして、これらの間で冷媒が循環することで、対象室内の空気調和が行われる。
図3は、本実施形態の空気調和機に備えられる室外機10の内部における、仕切り板6の上方に電気箱7が設置された状態を示す図である。即ち、本実施形態の空気調和機は、仕切り板6に電気箱7を取り付けた取り付け構造を有する。仕切り板6は、板金加工されたものである。具体的には、仕切り板6は、板金(金属製の板)に対し、折り曲げ及びリブ成型等のプレス加工が行われることで、成型される。この仕切り板6の前側には、左右方向に延在しり支持部6aが形成されている。また、この支持部6aの下側端部には、底面板1(図2参照)に対し、ねじにより固定可能なねじ穴6bが形成されている。
一方で、電気箱7の前側面には、前方向に向かって延在する支持部7aと、支持部7aから上方向に向かって延在する支持部7cとが形成されている。これらの支持部7a,7cは、前記の仕切り板6と同様に、いずれも板金加工により成型されたものである。即ち、これらの支持部7a,7cも、板金(金属製の板)に対し、折り曲げ、くりぬき加工及びリブ成型等のプレス加工が行われることで、成型される。
支持部7aの正面側は下方に突出し、突出部7dが形成されている。支持部7aと突出部7dとの折り曲げ部分には、前側から後側に向かってプレス加工されたリブ7eが形成される。これにより、当該折り曲げ部分の強度の向上が図られる。また、突出部7dと前記の支持部6aとはほぼ同一面上に配置されている。さらに、支持部7cの上端部には、ねじ穴7bが形成されている。このねじ穴7bには、前記の図1を参照しながら説明したねじ穴2bを通じて、ねじ21(図10参照)が挿入される。これにより、電気箱7は、前面板2(図1参照)を介して室外機10の外側から、室外機10の内部に固定される。
また、電気箱7の上面であって左端部には、断面矩形状のクッション材15が設置されている。これにより、電気箱7が仕切り板6の上部に配置され、天面板3を設置した後、天面板3の内側面とクッション材15の上面とが接触することになる。この結果、天面板3の上部に荷重がかかったときでも、このクッション材15により天面板3の過度の変形が防止される。
図4は、図3におけるA部を拡大して示す図である。前記のように、通風室10Aと機械室10Bとを仕切る仕切り板6の上方には電気箱7が配置される。具体的には、電気箱7は、仕切り板6の上端に配置される。
電気箱7の側面に形成された支持部7aには、被挿入孔700が形成されている。一方で、仕切り板6の上端には挿入部600が形成されている。この挿入部600は、詳細は図7等を参照しながら後記するが、板金が曲げ加工されることで形成された鉛直板状部601と、鉛直板状部601の表面に形成され、下方に向かって幅広になっているリブ602とを備えて構成される。そして、リブ602の表面に、被挿入孔700の内壁の端部7a1(図11参照)が接触(食い込む)ことで、仕切り板6に電気箱7が支持固定されている。
図5は、電気箱7に形成された被挿入孔700近傍の様子を拡大して示す図である。この図5に示す様子は、前記の図4に示した様子から仕切り板6を取り除いた様子を示すものでもある。被挿入孔700は、端部が半円でかつ当該半円に矩形が接続されたような形状を有する孔部700a(図6を併せて参照)と、円形(ただし、孔部700a,700cとの接続部分を除く)の孔部700bと、当該孔部700bを中心として前記の孔部700aと対称に形成された孔部700cとを一体に備えて構成される。ちなみに、この円形の孔部700bには、リブ602に代えて、図示しないねじが挿入可能になっている。
これらのうち、孔部700a,700cは、支持部7aの表面において前後方向に延在して形成されている。また、孔部700bは、支持部7aの前後方向の長さで中央近傍に形成されている。そして、前記の図4において示した鉛直板状部601は、孔700a,700b,700cの全域にわたって挿入される。一方で、リブ602は、孔700bの部分にのみ、挿入される。
図6は、電気箱7に形成された被挿入孔700の上面図である。被挿入孔700において、孔700a,700cの左側の内側面7a2(孔700a,700cの内側面)から、孔700bの右側の端部7a1(孔700bの内面の下側端部7a1)までの長さは、L1である。また、被挿入孔700の長さ(孔700aの前側端部から孔700cの後側端部までの長さ)はL2である。さらに、孔700a,700cの幅(左右方向の長さ)はW1である。そして、孔700bの内径(直径)はD1である。以下、これらの長さについて、説明の簡略化のために「長さL1、長さL2、長さW1、長さD1」という。
ここで、孔700bには、鉛直板状部601及びリブ602(いずれも図4参照)の双方が挿入される。そのため、孔700bの長さD1は、鉛直板状部601のみが挿入される孔700a,700cの長さW1よりも長くなっている(即ち、D1>W1))。また、孔700a,700b,700cには、鉛直板状部601の全体が挿入されることから(図4参照)、孔700a,700b,700cの合計長さ、即ち、被挿入孔700の長さL2は、リブ602が挿入される孔700bの長さD1よりも長くなっている(即ち、L2>D1)。なお、長さL1については、図9等を参照しながら後記する。
図7は、仕切り板6に形成された挿入部600の近傍の様子を拡大して示す図である。この図6に示す様子は、前記の図4に示した様子から電気箱7を取り除いた様子を示すものでもある。仕切り板6の左側端部には、鉛直上方向に延びる鉛直板状部601が形成されている。この鉛直板状部601は、左右方向に延在する載置部603が形成されている。なお、前記のように仕切り板6は板金からプレス成型により構成されたものであることから、水平方向に配置した板金の端部を上方向に90°曲げることで、鉛直板状部601及び載置部603が一体に形成される。
鉛直板状部601と載置部603との間、即ち、これらを構成する面同士が交わる部分には、鉛直板状部601と載置部603とを跨ぐように、リブ602が形成されている。このリブ602は、前記のようにして鉛直板状部601及び載置部603を形成した後、これらによって形成される角の外側(紙面裏側)からプレス加工することで、形成される。これにより、鉛直板状部601の強度の向上が図られる。ちなみに、リブ602を紙面裏側から観察すれば、リブ602の部分は凹んでいることになる。
また、載置部603の右側端部から下方に向かって延在する面と、載置部603との間にも、同様にして、紙面奥方向に凹むリブ6b,6cが形成されている。これにより、載置部603の強度の向上が図られている。ちなみに、リブ6b,6cを紙面裏側から観察すれば、リブ6b,6cの部分は手前側(観察している側)に向かって突出していることになる。
図8は、図7のB−B線断面図である。鉛直板状部601は、リブ602が形成されている側から視たときに、上側の二角が面取りされた矩形状になっている。この面取りにより、鉛直板状部601の被挿入孔700(図5参照)への挿入が行われ易くなる。また、リブ602は、リブ602が形成されている側から視たときに、上方向に向かって窄まるような略三角形状になっている。このような形状により、鉛直板状部601が被挿入孔700に挿入された際、リブ602が孔700b(図5参照)に導かれ易くなる。
鉛直板状部601において、鉛直板状部601の幅(前後方向の長さ)はW2である。さらに、鉛直板状部601の上部であって面取りされていない部分の長さはW3である。そして、鉛直板状部601の高さ(載置部603を起点とする鉛直方向の長さ)は、H1である。また、リブ602において、リブ602の幅(前後方向の長さ)はW4である。さらに、リブ602の上側の長さはW5である。そして、リブ602の高さ(載置部603を起点とする鉛直方向の長さ)は、H2である。以下、これらの長さについて、説明の簡略化のために「長さW2、長さW3、長さH1、長さW4、長さW5、長さH2」という。
前記のように、挿入部600は、被挿入孔700(図4参照)に挿入される。そのため、被挿入孔700に初めに挿入されることとなる鉛直板状部601の上側の長さW3は鉛直板状部601の全体の長さW2よりも短くなる(即ち、W3<W2)。これにより、挿入時の位置決めが容易となり、挿入部600が被挿入孔700に挿入し易くなる。また、挿入部600の被挿入孔700への挿入開始後には、リブ602は孔700b(図5参照)に導かれる。そのため、リブ602の上側の長さW5がリブ602の全体の長さW4よりも短くなる(即ち、W5<W4)。これにより、リブ602は孔700bに導かれ易くなる。
なお、鉛直板状部601の長さW2は長いことが好ましい。一方で、当該長さW2との相対的な関係として、リブ602の長さW4は短いことが好ましい。これにより、被挿入孔700への挿入部600の挿入が確実に行われるとともに、仕切り板6への電気箱7の配置も確実に行われる。ただし、リブ602をプレス成型する際のし易さの観点からは、絶対的な長さとして、リブ602の長さW4はある程度長いことが好ましい。そこで、これらの点を考慮し、鉛直板状部601の長さW2とリブ602の長さW4とを決定することが好ましい。
また、リブ602の長さH2は鉛直板状部601の長さH1以下となっている(H2≦H1)。これにより、挿入部600の端部には鉛直板状部601が配置されることとなり、リブ602が鉛直板状部601の上端から飛び出している場合と比べて、取り扱い性が向上する。また、リブ602の長さH2は鉛直板状部601の長さH1以下となることで、鉛直板状部601の強度がリブ602により向上する。なお、長さH2は例えば長さH1の/1.2程度とすることが好ましい。これにより、鉛直板状部601の強度(剛度)が特に十分に高められる。
図9は、図7の矢印Cで示す方向から見たときの矢視図である。即ち、この図9は、鉛直板状部601の正面視(図8参照)に対して水平面内で垂直な方向から視たときの挿入部600を示すものである。なお、図9では、例えばリブ6b,6c(図7参照)等の一部の部材の図示を省略している。リブ602は、鉛直上方向に向かって徐々に窄むように形成されている。
即ち、鉛直板状部601の左側面601a(リブ602が形成された側とは反対側の表面)からリブ602の表面602aまでの距離を長さH3とすると、長さH3は、載置部603から遠ざかるにつれて(鉛直上方向に向かって)徐々に短くなっている。このことを換言すれば、リブ602の厚さ(長さH3から長さH4を引いた長さ)は、載置部603から遠ざかるにつれて徐々に薄くなっている(即ち、H3>H4)。これにより、詳細は図10を参照しながら後記するが、仕切り板6と電気箱7とが、ガタつくことなく、固定される。また、リブ602の表面と載置部603とが為す角度αは60°程度であるが、この角度αは、例えば50°〜70°程度とすることができる。
なお、図示はしないが、リブ602は、上面視(載置部603を正面に視たときの様子)で三角形状になっている。即ち、前記の図8において、リブ602は、リブ602の中央近傍から前後方向(紙面左右方向)に向かって、徐々に薄くなっている。従って、リブ602は、上方に向かって細くなるような形状を有している。
ここで、この図9と、前記の図6及び図8を参照しながら、挿入部600と被挿入孔700との相対的な寸法の関係について説明する。
前記のように、挿入部600は、被挿入孔700に挿入される。そのため、挿入部600を構成する鉛直板状部601の長さW2及びW3は、いずれも、被挿入孔700の長さL2以下となっている(即ち、W2≦L2、W3≦L2)。また、リブ602は、被挿入孔700を構成する孔700bに挿入されることから、リブ602の長さW4及びW5は、いずれも、孔700bの内径D1以下となっている(即ち、W4≦D1、W5≦D1)。
ただし、詳細は図11を参照しながら後記するが、リブ602の表面に、孔700bの内側面であってかつ下側の端部7a1(図11参照)が接触することで、仕切り板6に電気箱7が固定される。そこで、リブ602のうち、最も下の部分(即ち、リブ602の長さのうち最も長い部分)の長さは、被挿入孔700において、孔700a,700cの内側面7a2から、孔700bの端部7a1までの長さL1よりも大きくなっている(即ち、最も下の部分の長さH3>L1)。そして、前記のようにリブ602は上方に向かって細くなっていることと相俟って、挿入部600が被挿入孔700に挿入されることで、リブ602の表面に孔700bの端部7a1が接触する。これにより、仕切り板6に電気箱7が固定される。
また、リブ602の幅W4は、孔700bの内径D1よりも短くなっている。これにより、前記のH3>L1の関係と相俟って、リブ602の表面に、孔700bの端部7a1が接触する。さらに、リブ602の形状をつかさどる幅W4と高さH2との関係として、リブ602の成型のし易さ及び鉛直板状部601の強度を考慮し、W4がH2と同程度か、又は、H2がW4よりもやや長くなる程度が好ましい。
ここで、鉛直板状部601の高さH1について、鉛直板状部601と前面板2(図1参照)との相対的な位置関係に基づいて説明する。
図10は、前面板2と電気箱7との相対的な位置関係を説明する図であり、(a)は挿入部600が被挿入孔700に正常に挿入されたときの前面板2及び電気箱7の配置を示す図、(b)は誤組みにより挿入部600が被挿入孔700に正常に挿入されていない状態を示す図、(c)は(b)に示す状態における前面板2及び電気箱7の配置を示す図である。
仕切り板6に対して電気箱7が正常に取り付けられた場合、即ち、前記の図4に示したように挿入部600が被挿入孔700に正常に挿入された場合、前面板2のねじ穴2b(図1参照)と、電気箱7を構成する支持部7cの側面に形成されたねじ穴7bとの高さ方向の位置は一致(重なる)している(図10(a))。従って、この状態で室外機10の外部からねじ穴2bを介してねじ21を挿入することで、電気箱7は室外機10の外部から室外機10の内部に固定される。
しかし、挿入部600が被挿入孔700に正常に挿入されていないと、図10(b)に示すように、鉛直板状部601の上端部が、支持部7aの下面に突き当たる。この結果、図10(c)に示すように、前面板2のねじ穴2b(図1参照)と、電気箱7の側面に形成されたねじ穴7bとの高さ方向の位置が重ならない。そのため、電気箱7のねじ穴7bに対し、室外機10の外部からねじ穴2bを介してねじ21を挿入しようとしても、ねじ穴7bがねじ穴2bに重なっていないため、挿入することができない。
そこで、鉛直板状部601の上端部が支持部7aの下面に突き当たったときに、ねじ21を挿入することができないように、鉛直板状部601の長さH1が設定されている。具体的には、鉛直板状部601の上端部が支持部7aの下面に突き当たったときに、ねじ穴7bがねじ穴2bに重ならないように、鉛直板状部601の高さH1が設定されている。このようにすることで、仕切り板6と電気箱7との誤組みが検出される。
なお、鉛直板状部601の長さH1の具体的な長さとしては、例えば、前面板2(図1参照)に形成されたねじ穴2b(円形)の孔径の1.5倍以上とすることができる。長さH1をこの範囲に設定することで、ねじ穴2bとねじ穴7bとの重なりが確実に防止され、誤ってねじ21が挿入されて誤組みが生じてしまうことが十分に防止される。
図11は、仕切り板6の上端に電気箱7を設置する際の流れを示す図であり、(a)は室外機10の内部に固定された仕切り板6に電気箱7を配置する直前の様子、(b)は仕切り板6の挿入部600を電気箱7の被挿入孔700に上方から挿入する様子、(c)は電気箱7を下方に完全に押し下げて電気箱7を仕切り板6の上端に設置した状態を示す図である。なお、図11では、図示の簡略化のため、仕切り板6を構成する挿入部600、及び、電気箱700を構成する被挿入孔700のみが図示されている。
まず、室外機10の内部に固定された仕切り板6の挿入部600に対し、被挿入孔700が挿入されるようにして、電気箱7が仕切り板6の上方から下方に移動される(図11(a)。このとき、前記の図8に示したように鉛直板状部601は角部が面取りされたような形状となっていることから、挿入部600は被挿入孔700に挿入され易くなっている。
そして、挿入部600が被挿入孔700に挿入され始めた後、鉛直板状部601の長さH4(図9参照)よりも厚みのあるリブ602の部分は、孔700a,700c(図6参照)よりも幅広の孔700bに導かれる。即ち、リブ602は孔700bに挿入された状態で、挿入部600の全体が被挿入孔700の内部に挿入されながら、電気箱7が下方に移動することになる。そして、電気箱7がさらに下方に移動され続けられると、挿入部600を構成するリブ602の表面602aが、ある時点で、孔700bの端部7a1に突き当たる。
そして、この時点から、さらに電気箱7を下方に移動させると、表面602aに沿って鉛直板状部601が左方向に(即ち、被挿入孔700の左側内側面に向かって)移動しながら、電気箱7は下方に移動し続ける。そして、鉛直板状部601の左側面601aが被挿入孔700の内側面7a2に接触した時点で、鉛直板状部601の左方向の移動が制限される(図11(b))。なお、このとき、挿入部600を構成するリブ602の表面602aは、孔700bの端部7a1に突き当たっている。
さらに電気箱7を下方に移動させると、孔700bの端部7a1は、金属であるリブ602の表面602aに食い込み始める。その後、端部7a1が表面602aに食い込みながら電気箱7が下方に移動され続けられると、載置部603の上面と、支持部7aの下面7a3とが接触する(図11(c))。なお、このとき、鉛直板状部601と被挿入孔700の内側面7a2とは圧着された状態である。そして、以上のフローにより、仕切り板6への電気箱7の配置が完了する。
図12は、図11(c)に示す状態の上面視である。挿入部600が被挿入孔700に完全に挿入された状態では、被挿入孔700の内側面7a2と、挿入部600を構成する鉛直板状部601の左側面601aとが密着(圧着)している。また、リブ602の表面602aには、孔700bの端部7a1が食い込んでいる。従って、被挿入孔700の内側面7a2と、鉛直板状部601の左側面601aとの間に生じる摩擦力と、リブ602の表面602aと被挿入孔700の端部7a1との間に生じる摩擦力との二つの力で、電気箱7が仕切り板6に固定される。そのため、例えば、室外機10に備えられたプロペラファン8(図2参照)の回転駆動等により仕切り板6が振動することがあっても、その摩擦力によって電気箱7にもその振動が伝達されることから、電気箱7のガタつきが防止される。
これらのように、挿入部600と被挿入孔700とにおける摩擦力を利用することで、これらの間でねじを用いた締結作業が不要となる。これにより、ねじの部品費用が削減される。また、締結作業に要する工程及び作業時間が削減される。また、電気箱7の仕切り板6への固定は、挿入部600と被挿入孔700との摩擦力が利用される。そのため、挿入部600と、被挿入孔700が形成される支持部7aとには、いずれも、さほどの肉厚は要求されない。この結果、挿入部600及び被挿入孔700は、それぞれ、例えば薄肉の板金(金属製の板)を使用して、折り曲げ、打ち抜き、リブ加工等のプレス成型を行うことで、安価かつ容易に形成可能である。
また、被挿入孔700は、前記のように、二つの異なる形状(具体的には孔700a,700c及び孔700b)が組み合わさった形状になっている。そのため、例えば、ねじを使用して電気箱7を固定するような従来の機種について、電気箱7の交換が必要になった際には、被挿入孔700の孔700bの部分にねじを挿入して、電気箱7を従来の室外機に固定することができる。
一方で、ねじを使用しないで電気箱7を固定するような(即ち、本実施形態の空気調和機)では、被挿入孔700の全体を使用して、前記のようにして同じ電気箱7を固定することができる。これらのように、被挿入孔700を有する電気箱7によれば、電気箱7の共用化が図られ、電気箱7の汎用性(互換性)が高められる。特に、仕切り板6及び熱交換器9の種類は、室外機10の大きさや機種により様々であるが、電気箱7の種類はある程度限定的である。そのため電気箱7の汎用性が高められることで、部品点数の大きな削減が図られる。
さらには、挿入部600を構成する鉛直板状部601の長さH1は、室外機10の仕様に応じて適宜変更可能である。そのため、鉛直板状部601の長さH1を例えば長く設定すれば、被挿入孔700への十分な挿入が可能となる。これにより、取り付け後に室外機10に強い衝撃がかかっても、電気箱7が仕切り板6から外れてしまうことが防止される。また、鉛直板状部601の長さH1の高さが任意に設定可能なことで、前記の図10を参照しながら説明した誤組みの確実な検出が可能となる。
また、電気箱7の仕切り板6への固定は、挿入部600と被挿入孔700との摩擦力が利用される。そして、この摩擦力は、ねじによる圧着とは異なり、比較的小さな力である。そのため、例えばメンテナンス等の際、作業員が電気箱7に手をかけて上方に引き上げるだけで、電気箱7が室外機10から容易に取り外し可能である。
図13は、電気箱7に形成された被挿入孔700の変形例を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)はその上面図である。前記の図5に示した例では、被挿入孔700として、中央に円形状でねじを挿入可能な孔700bが形成され、その両端に孔700a,700cが一体に形成されていた。しかし、図13(a)に示す変形例では、中央に半円状の孔700dが形成され、その両端に孔700a,700cが形成されている。また、この被挿入孔700Aの近傍に、仕切り板6と電気箱7とをねじ止め可能な円形のねじ穴700eが形成されている。
なお、図13(b)に示すように、被挿入孔700Aの長さL2は、前記の図6を参照しながら説明した被挿入孔700の長さL2と同じである。また、半円の孔700dの内径D1も、前記の図6を参照しながら説明した孔700bの内径D1と同じである。なお、図13に示すねじ穴700eは、ここでは孔700bの内径D1よりも短い内径とを有している。ただし、ねじ穴700eの内径は、孔700bの内径D1と同じ内径であってもよい。
このようにすることでも、簡便な作業で仕切り板6に電気箱7に取り付け、かつ、取り外すことができる。また、電気箱7の汎用性を高めることもできる。
また、本発明は、この図13を参照しながら説明した変形例に加えて、又は、当該変形例に代えて、以下のような別の変形を前記の実施形態に適宜加えて実施することができる。
例えば、前記のような取り付け構造は室外機10の内部に含まれる必要はなく、空気調和機を構成する室内機の内部や、空気調和機を構成する各部材を取り付けるために使用されれば、任意の場所に適用可能である。
また、前記の例では、挿入部600を備える仕切り板6に、被挿入孔700を備える電気箱7が取り付けられるようにしたが、例えば仕切り板に被挿入孔を設け、一方で、電気箱に挿入部を設けるようにしてもよい。さらには、仕切り板6と電気箱7との固定に限られず、少なくとも一方の部品が金属であれば、どのような部品や部材同士の固定に適用することができる。具体的には、例えば、樹脂製の筐体(前面板2等)と、金属製の電気箱7との固定に適用することができる。
そして、被取り付け部品(例えば仕切り板6)において、台座部(例えば載置部603)、突起部(例えば鉛直板状部601)及び飛び出し部(例えばリブ602)の形成位置は、前記の例に限られず、被取り付け部品の構造や形状に応じて適宜変更可能である。また、取り付け部品(例えば電気箱7)においても、孔部(例えば被挿入孔700)の形成位置は、前記の例に限られず、取り付け部品の構造や形状に応じて適宜変更可能である。
さらに、前記の例では、挿入部600として、鉛直板状部601と載置部603とにまたがりつつ、裏側が凹んだ(即ち内部が空洞の)リブ602が形成されたが、このリブは、例えばリブ部材を溶接等により接合することで形成可能な、内部が充填された(内部が空洞になっていない)リブとしてもよい。
また、被挿入孔700の形成方向として、前記の例では、孔700a,700cが前後方向に延在するように形成したが(図5参照)、例えば、孔700a,700cが左右方向に延在するようにしてもよい。
さらに、前記の例では、挿入部600及び被挿入孔700はそれぞれ板金加工により構成したが、板金に限られず、例えば塊状の金属等を加工して台座部としたり、板金を切り起こして突起部としたりすることができる。
また、前記の例では、前面板2にねじ穴2bを設け、かつ、電気箱7の上面にクッション材15が設けられたが、これらの双方が必ずしも備えられる必要はなく、いずれか一方のみとすることができる。
さらに、リブ602の表面602aの形状として、図9等に示すように概ね平滑(平面)になっているが、例えば曲面のみで構成されたり、平面と曲面とを任意に組み合わせたりして構成することができる。ただし、プレス加工の容易さの観点からは、図9に示すような平滑形状が好ましい。
また、リブ602の正面視(図8)において、リブ602の形状は三角形状である必要は無く、例えば矩形状や上方が広がる形状とすることができる。さらに、リブ602の長さW4(図5参照)は、孔700bの内径D1(図6参照)よりも長くすることもできる。この場合、リブ602の表面602aは、被挿入孔700における孔700aと孔700bとの接続部分の内側面であって下端部、及び、被挿入孔700における孔700bと孔700bとの接続部分の内側面であって下端部の二カ所に接触することになる。
1 底面板(筐体)
2 前面板(筐体)
2b ねじ穴(第一ねじ穴)
3 天面板(筐体、天板)
5 右側面板(筐体)
6 仕切り板(被取り付け部品)
7 電気箱(取り付け部品)
7a 支持部
7a1 端部(第一内壁部、孔部)
7a2 内側面(第二内壁部、孔部)
7b ねじ穴(第二ねじ穴)
7c 支持部
10 室外機
15 クッション材
21 ねじ
600 挿入部
601 鉛直板状部(突起部)
601a 鉛直板状部の左側面
602 リブ(飛び出し部)
602a リブの表面(飛び出し部の表面)
603 載置部(台座部)
700 被挿入孔(孔部)
700a 孔(孔部)
700b 孔(孔部、円形部)
700c 孔(孔部)

Claims (9)

  1. 台座部と、当該台座部から鉛直方向に延在する突起部と、前記台座部と前記突起部との接続部分を跨ぐように形成され、前記突起部の正面視に対して水平面内で垂直な方向から視たときに、前記台座部から遠ざかるにつれて、表面から前記突起部までの距離が徐々に短くなるように形成された飛び出し部と、を有する被取り付け部品と、
    前記突起部と前記飛び出し部との双方を挿入可能な孔部を有する取り付け部品と、
    を具備し、
    前記孔部は、前記突起部及び前記飛び出し部を前記孔部に挿入した際、前記飛び出し部の表面が接触する第一内壁部と、前記突起部の、前記飛び出し部が形成された側とは反対側の表面が接触する第二内壁部と、を有し、
    前記飛び出し部と前記第一内壁部とのうちの少なくとも一方は金属により構成され、
    前記突起部及び前記飛び出し部が前記孔部に挿入されることで、前記取り付け部品が前記被取り付け部品に取り付けられた取り付け構造を有することを特徴とする、空気調和機。
  2. 前記台座部及び前記突起部は板状部材によって一体に構成され、
    前記孔部は、板状部材に対して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記孔部は、ねじを挿入可能な円形部を備え、
    前記突起部を前記孔部に挿入した際、前記飛び出し部の表面が前記第一内壁部としての前記円形部の内壁に接触するとともに、前記突起部の、前記飛び出し部が形成された側とは反対側の表面が前記第二内壁部に接触することを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 前記飛び出し部は、前記突起部を正面に視たときに、鉛直上方向に向かって窄まるように形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気調和機。
  5. 前記被取り付け部品は、前記空気調和機の内部の空間を仕切る仕切り板であり、前記台座部、前記突起部及び前記飛び出し部は当該仕切り板に形成され、
    前記取り付け部品は、前記空気調和機を制御する電気部品を収容した電気箱であり、前記孔部は前記電気箱に形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気調和機。
  6. 筐体を備え、前記取り付け部品及び前記被取り付け部品は前記筐体の内部に収容され、
    前記筐体には、前記取り付け部品を前記筐体の外部からねじ止め可能な第一ねじ穴が形成され、
    前記取り付け部品には、当該第一ねじ穴を通じて前記筐体の外部からねじ止め可能な第二ねじ穴が形成され、
    前記取り付け部品が前記被取り付け部品に取り付けられた状態で、前記第一ねじ穴を通じて前記第二ねじ穴にねじ止めされることで、前記筐体の外部から前記取り付け部品が前記筐体の内部に固定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気調和機。
  7. 前記突起部の鉛直方向の長さは、前記孔部に前記突起部が挿入されていないときに前記第一ねじ穴と前記第二ねじ穴とが重ならない長さであること特徴とする、請求項6に記載の空気調和機。
  8. 天板を備え、
    前記取り付け部品が前記被取り付け部品に取り付けられたときに、前記取り付け部品と
    前記天板との間には前記取り付け部品を固定するクッション材が配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気調和機。
  9. 前記孔部の前記台座部側の開口端が前記飛び出し部の前記表面に食い込んだ状態で、前記突起部及び前記飛び出し部が前記孔部に挿入されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気調和機。
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