JP6530608B2 - 電源電圧監視回路およびそれを備えた電源回路 - Google Patents

電源電圧監視回路およびそれを備えた電源回路 Download PDF

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本発明は、電源電圧監視回路およびそれを備えた電源回路に関する。
従来、電源電圧に応じた電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧との比較結果に基づいて電源電圧の異常を検知する電源電圧監視回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−315381号公報
しかしながら、電源電圧監視回路を有する電子機器において、電源電圧監視回路の異常検知範囲に異常がある場合、電源電圧の異常を電源電圧監視回路が正常に検知することができず、電子機器が異常動作を行うなどのおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異常検知範囲の異常を容易に検知することができる電源電圧監視回路およびそれを備えた電源回路を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、電源電圧監視回路において、異常検知部と、電圧変更部とを備える。前記異常検知部は、電源電圧に応じた電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧との比較結果に基づき、前記電源電圧の異常を検知する。前記電圧変更部は、前記検出電圧または前記基準電圧を、前記異常検知部の異常検知範囲の異常を検知可能な電圧へ変更する。
本発明によれば、異常検知範囲の異常を容易に検知することができる電源電圧監視回路およびそれを備えた電源回路を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる電源電圧監視回路を備えた電源回路の一例を示す図である。 図2Aは、図1に示す電源電圧監視回路が正常である場合の異常検知範囲の異常検知動作の一例を示す図である。 図2Bは、図1に示す電源電圧監視回路が異常である場合の異常検知範囲の異常検知動作の一例を示す図(その1)である。 図2Cは、図1に示す電源電圧監視回路が異常である場合の異常検知範囲の異常検知動作の一例を示す図(その2)である。 図3Aは、電圧変更部の構成例を示す図(その1)である。 図3Bは、電圧変更部の構成例を示す図(その2)である。 図3Cは、電圧変更部の構成例を示す図(その3)である。 図4は、基準電圧を変更する電圧変更部の構成例を示す図である。 図5は、電源電圧が過電圧になった場合に電源電圧の異常を検知する電源電圧監視回路の構成例を示す図である。 図6は、電源電圧が低電圧になった場合および電源電圧が過電圧になった場合にそれぞれ、電源電圧の異常を検知する電源電圧監視回路の構成例を示す図である。 図7は、一つの要求入力端子によって電源電圧の低電圧と過電圧とを検知可能な電源回路の構成例を示す図である。 図8は、要求制御部の動作の一例を示す図である。 図9は、要求制御部の動作の他の例を示す図である。 図10は、図8および図9に示す動作例とは異なる動作を行う要求制御部の構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する電源電圧監視回路およびそれを備えた電源回路の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態にかかる電源電圧監視回路を備えた電源回路の一例を示す図である。図1に示すように、電源回路1は、電圧変換回路2と、電源電圧監視回路3と、コンデンサC1と、電圧入力端子Tinと、電圧出力端子Toutと、異常出力端子Tmと、要求入力端子Tswとを備える。なお、図示しないが、電源回路1には、グランド端子Tgや電源端子Tccを備え、グランド端子Tgと電源端子Tccとの間には電源電圧Vccが印加される。
電圧変換回路2は、電圧入力端子Tinに入力される電圧Vin(以下、入力電圧Vinと記載する)を降圧して電源電圧VAを生成する。かかる電圧変換回路2は、MOSトランジスタQ1と、抵抗R1、R2と、定電圧回路8と、コンパレータ7とを備える。
コンパレータ7は、抵抗R1、R2間の接続点の電圧(以下、接続点電圧と記載する)と定電圧回路8が生成する基準電圧Vrとを比較し、接続点電圧と基準電圧Vrとが一致するように、MOSトランジスタQ1を制御する。これにより、電圧変換回路2は、入力電圧Vinから電源電圧VAを生成し、電圧出力端子Toutから電源電圧VAを出力する。電源電圧VAは、例えば、以下の下記式(1)に示すように表すことができる。
VA=Vr×{(R1+R2)/R2} ・・・(1)
コンデンサC1は、例えば、電圧変換回路2から出力される電源電圧VAから高周波ノイズなどを除去する。なお、電圧変換回路2は、図1に示す電圧レギュレータの構成に限定されるものではなく、異なる構成の電圧レギュレータであってもよく、また、例えば、昇圧チョッパ回路であってもよく、トランスを有するDC−DCコンバータであってもよい。
電源電圧監視回路3は、異常検知部10と、電圧変更部11とを備える。異常検知部10は、電源電圧VAに応じた電圧VMinを検出し、かかる検出電圧VMinと基準電圧VBGとの比較結果に基づき、電源電圧VAの異常を検知する。
かかる異常検知部10は、抵抗R3、R4、定電圧回路12およびコンパレータ13を備える。抵抗R3および抵抗R4は、直列に接続され、電源電圧VAが印加される。これにより、抵抗R3、R4は、電源電圧VAを分圧する分圧回路として動作し、抵抗R3と抵抗R4との接続点である分圧点から、電源電圧VAに応じた検出電圧VMinを出力する。
定電圧回路12は、例えば、バンドギャップリファレンスであり、基準電圧VBGを生成する。コンパレータ13は、基準電圧VBGと検出電圧VMinとを比較し、かかる比較結果に基づいて、電源電圧VAの異常を検知する。なお、コンパレータ13は、例えば、ヒステリシスコンパレータであるが、以下においては、説明を分かり易くするために、コンパレータ13は、VMin≧VBGの場合に、Lowレベルの出力電圧VMを出力し、VMin<VBGの場合に、Highレベルの出力電圧VMを出力するものとする。
例えば、コンパレータ13は、検出電圧VMinが基準電圧VBGより低い場合に、電源電圧VAが異常であることを示す情報として、Highレベルの電圧を異常出力端子Tmから出力する。一方、コンパレータ13は、検出電圧VMinが基準電圧VBGより高い場合に、電源電圧VAが正常であることを示す情報として、Lowレベルの電圧を異常出力端子Tmから出力する。
ここで、異常検知部10が電源電圧VAの異常を検知する範囲を異常検知範囲RAとすると、電圧変更部11は、検出電圧VMinを、異常検知部10で異常検知範囲RAの異常を検知可能な電圧へ変更する。異常検知範囲RAは、例えば、電源電圧VAが低電圧であると判定する範囲であり、この場合、電圧変更部11は、コンパレータ13に入力される基準電圧VGBよりも検出電圧VMinが小さくなるように、検出電圧VMinを下げる。
このように構成された電源回路1の動作例について、図2A〜図2Cを参照して説明する。図2Aは、電源電圧監視回路3が正常である場合の異常検知範囲RAの異常を検知する動作(以下、異常検知動作と記載する)の一例を示す図であり、図2Bおよび図2Cは、電源電圧監視回路3が異常である場合の異常検知範囲RAの異常検知動作の一例を示す図である。
まず、電源回路1が正常である場合について説明する。ここで、電源回路1は、電気機器(例えば、カーナビゲーションなどの車載装置)に内蔵されており、かかる電源機器に対してタイミングt0で電力が供給されるものとする。
タイミングt0で電源機器に電力が供給された後、電源電圧VAは徐々に大きくなり、タイミングt3で、例えば、上記式(1)に示す電源電圧VAの値になる。また、電源電圧VAが徐々に大きくなるため、検出電圧VMin(=VA×{R4/(R3+R4)})も徐々に大きくなり、タイミングt3で電源電圧VAと同様に安定する。
一方、基準電圧VBGは、電源電圧VAよりも早く立ち上り、タイミングt1で安定する。タイミングt0〜タイミングt2の間は、検出電圧VMinよりも基準電圧VBGが大きいため、検出電圧VMinと基準電圧VBGとの差に応じた出力電圧VMがコンパレータ13から出力される。
基準電圧VBGおよび検出電圧VMinが共に安定した後のタイミングt4で、要求入力端子TswにHighレベルの信号VSWが電圧変更要求として電源回路1に入力される。電圧変更要求が入力された場合、電圧変更部11は、検出電圧VMinを基準電圧VBGより低い値に変更する。
そのため、電圧変更部11によって検出電圧VMinが変更されている期間(タイミングt4〜t5)、コンパレータ13から出力される出力電圧VMがLowレベルからHighレベルになる。これにより、異常検知部10の異常検知範囲RAが正常であることを判定することができる。
次に、電源電圧監視回路3の検出電圧VMinを生成する抵抗R3、R4に異常がある場合について説明する。抵抗R3、R4のいずれかに異常があると、検出電圧VMinが正常な値にはならない。
図2Bに示す例では、抵抗R3、R4の少なくともいずれかが劣化または接触不良によって異常検知範囲RAが変わり、電圧変更部11による変更後の検出電圧VMinが正常の場合よりも大きくなっている。そのため、要求入力端子Tswに電圧変更要求としてHighレベルの信号VSWが入力された場合でも、コンパレータ13の出力電圧VMがLowレベルのままになる。これにより、異常検知部10の異常検知範囲RAが異常であることを判定することができる。
次に、電源電圧監視回路3の基準電圧VBGに異常がある場合について説明する。図2Cは、基準電圧VBGの異常によって異常検知範囲RAが変わり、電圧変更部11による変更後の検出電圧VMinが基準電圧VBGよりも高い値になった状態を示す。なお、図2Cにおいて、基準電圧VBGが正常な場合の基準電圧VBGの値を破線で示している。
この場合、電圧変更部11による変更後の検出電圧VMinは基準電圧VBGより高い値であるため、要求入力端子Tswに電圧変更要求としてHighレベルの信号VSWが入力された場合でも、コンパレータ13の出力電圧VMはLowレベルのままである。そのため、異常検知部10の異常検知範囲RAが異常であることを判定することができる。
ここで、異常検知部10が電源電圧VAの低電圧を検出する構成である場合、異常検知範囲RAで規定される電圧VAmaxは、下記式(2)のように表すことができる。
VAmax<{(R1+R2)/R2}×VBG ・・・(2)
そして、電圧変更部11によって検出電圧VMinを基準電圧VBGよりも少し小さい値に変更することによって異常検知範囲RAで規定される電圧VAmaxに異常が無いかを容易に把握することができる。
ここで、電圧変更部11の構成例について説明する。図3A〜図3Cは、電圧変更部11の構成例を示す図である。
図3Aに示す電圧変更部11は、スイッチSW1および定電圧回路31によって構成される。スイッチSW1および定電圧回路31は、直列に接続され、抵抗R3、R4間の接続点とグランド電位との間に接続される。
スイッチSW1は、要求入力端子Tswに電圧変更要求(例えば、Highレベルの電圧またはLowレベルの電圧。以下同様)が入力された場合に、オンになる。これにより、検出電圧VMinは、定電圧回路31が出力する電圧に変更される。定電圧回路31が出力する定電圧を基準電圧VBGよりも少し小さい値にし、定電圧回路31による変更後の検出電圧VMinを電圧VAmaxよりも下降させることで、異常検知範囲RAの異常を検知することができる。
図3Bに示す電圧変更部11は、スイッチSW1と定電流回路32とによって構成される。スイッチSW1および定電流回路32は、直列に接続され、抵抗R3、R4間の接続点とグランド電位との間に接続される。
スイッチSW1は、要求入力端子Tswに電圧変更要求が入力された場合に、オンになる。これにより、抵抗R3から定電流回路32へ定電流I1が流れ込んで、抵抗R3に印加される電圧が大きくなり、検出電圧VMinが下降する。定電流回路32による検出電圧VMinの下降分ΔVは、R3×I1であり、VBG<VMin−ΔVとなるように、定電流回路32の定電流I1を設定することで、異常検知範囲RAの異常を検知することができる。
図3Cに示す電圧変更部11は、スイッチSW1と抵抗R5とによって構成される。スイッチSW1および抵抗R5は、直列に接続され、抵抗R3、R4間の接続点とグランド電位との間に接続される。
スイッチSW1は、要求入力端子Tswに電圧変更要求が入力された場合に、オンになる。これにより、抵抗R3から抵抗R4、R5の並列回路へ電流が流れ込む。この場合、電圧変更部11による変更後の検出電圧VMinを検出電圧VMindとすると、検出電圧VMindは、下記式(3)に示すように表すことができる。なお、式(3)に示すR6は、下記式(4)で表わされる。
VMind=VA×{R6/(R3+R6)} ・・・(3)
R6=R4×R5/(R4+R5) ・・・(4)
したがって、図3Cに示す電圧変更部11において、検出電圧VMindが基準電圧VBGよりも少し低くなるように抵抗R5を設定することで、異常検知範囲RAの異常を検知することができる。
上述した電圧変更部11の構成例では、検出電圧VMinを変更する例を説明したが、検出電圧VMinと比較する基準電圧を変更する構成であってもよく、以下、かかる構成について説明する。図4は、基準電圧を変更する電圧変更部11の構成例を示す図である。
図4に示す電圧変更部11は、コンパレータ13に入力される基準電圧を変更する。かかる電圧変更部11は、抵抗R7、R8およびスイッチSW2を備える。抵抗R7は、コンパレータ13の入力端子とグランド電位との間に定電圧回路12と直列に接続される。また、抵抗R8およびスイッチSW2は、直列に接続され、コンパレータ13の入力端子と電圧変換回路2の出力との間に接続される。
スイッチSW2は、要求入力端子Tswに電圧変更要求(例えば、Highレベルの電圧またはLowレベルの電圧)が入力された場合に、オンになる。これにより、電圧変換回路2の出力から抵抗R7、R8に電流が流れ込み、コンパレータ13の入力端子に入力される基準電圧VGB1が上昇する。
電圧変更要求が入力された場合、コンパレータ13の入力端子に入力される基準電圧VBG1は、例えば、下記式(5)に示すように表すことができる。したがって、基準電圧VBG1を電圧VAmaxよりも少し大きな値にすることで、異常検知範囲RAを規定する電圧VAmaxに異常が無いかを容易に把握することができる。
VBG1=(VB−VBG)×{R7/(R7+R8)}+VBG ・・・(5)
なお、基準電圧を変更する電圧変更部11の構成は、図4に示す例に限定されない。例えば、図4に示す構成のうち、抵抗R8を定電流回路へ変更することもできる。また、図4に示す構成のうち、抵抗R8を定電圧回路へ変更することもできる。抵抗R8を定電圧回路へ変更する場合、かかる定電圧回路とスイッチSW2との直列回路は、例えば、コンパレータ13の入力端子とグランド電位との間に接続してもよい。
また、上述した電圧変更部11は、検出電圧VMinおよび基準電圧VGBのいずれかを、異常検知部10で異常検知範囲RAの異常を検知可能な電圧へ変更する構成を説明したが、検出電圧VMinおよび基準電圧VGBのいずれも変更可能に電圧変更部11を構成することもできる。この場合、検出電圧VMinの変更と基準電圧VGBの変更をそれぞれ異なるタイミングで行うことで、異常検知範囲RAの異常をより精度よく行うことができる。
また、図2A〜図2C、図3A〜図3Cおよび図4に示す電源電圧監視回路3は、電源電圧VAが低電圧になった場合に、電源電圧VAの異常を検知するが、電源電圧監視回路3は、電源電圧VAが過電圧になった場合に、電源電圧VAの異常を検知する構成であってもよい。
図5は、電源電圧VAが過電圧になった場合に電源電圧VAの異常を検知する電源電圧監視回路3の構成例を示す図である。図5に示す電源電圧監視回路3は、異常検知部10と電圧変更部11とを備える。
異常検知部10は、電源電圧VAに応じた検出電圧VMinと基準電圧VBGとを比較し、電源電圧VAの過電圧を検知する。かかる異常検知部10は、検出電圧VMinがコンパレータ13の正入力端子に接続され、基準電圧VBGがコンパレータ13の負入力端子に接続される点で、図2A〜図2C、図3A〜図3Cおよび図4に示す異常検知部10の構成と異なる。
抵抗R11と抵抗R12とは直列に接続され、電源電圧VAが印加される。これにより、抵抗R11、R12は、電源電圧VAを分圧して、抵抗R11と抵抗R12との接続点である分圧点から、電源電圧VAに応じた検出電圧VMinを出力する。
コンパレータ13は、基準電圧VBGと検出電圧VMinとを比較し、かかる比較結果に基づいて、電源電圧VAの異常を検知する。コンパレータ13は、検出電圧VMinが基準電圧VBGより高い場合に、電源電圧VAが異常であることを示す情報としてHighレベルの電圧を異常出力端子Tmから出力する。
ここで、電源電圧VAの過電圧を検知する範囲を異常検知範囲RAとした場合、異常検知範囲RAで規定される電圧VAminは、下記式(6)のように表すことができる。
VAmin≧{(R11+R12)/R12}×VBG ・・・(6)
電圧変更部11は、検出電圧VMinを、異常検知部10で異常検知範囲RAの異常を検知可能な電圧へ変更する。かかる電圧変更部11は、例えば、図5に示すように、スイッチSW3と抵抗R13とによって構成される。スイッチSW3および抵抗R13は、直列に接続され、抵抗R11、R12間の接続点と電圧変換回路2の出力との間に接続される。
スイッチSW3は、要求入力端子Tswに電圧変更要求(例えば、Highレベルの電圧またはLowレベルの電圧)が入力された場合に、オンになる。これにより、抵抗R11、R13の並列回路からR12へ電流が流れ込み、検出電圧VMinが上昇する。この場合、電圧変更部11により上昇した検出電圧VMinを検出電圧VMinuとすると、かかる検出電圧VMinuは、下記式(7)に示すように表すことができる。なお、式(7)に示すR14は、下記式(8)で表される。
VMinu=VA×{R12/(R12+R14)} ・・・(7)
R14=R11×R13/(R11+R13) ・・・(8)
そして、検出電圧VMinuが基準電圧VBGよりも少し高くなるように抵抗R14を設定することで、異常検知範囲RAで規定される電圧VAminに異常が無いかを容易に把握することができる。
なお、図5に示す例では、抵抗R13によって検出電圧VMinを変更したが、電源電圧VAの過電圧を検知する電圧変更部11は、図5に示す構成に限られない。例えば、図5に示す構成のうち、抵抗R13を定電流回路へ変更することもできる。また、図5に示す構成のうち、抵抗R13を定電圧回路へ変更することもできる。抵抗R13を定電圧回路へ変更する場合、かかる定電圧回路とスイッチSW3との直列回路は、例えば、コンパレータ13の入力端子とグランド電位との間に接続してもよい。
上述した電圧変更部11は、電源電圧VAの低電圧および過電圧のうち一方を検知する構成であるが、電圧変更部11は、電源電圧VAの低電圧および過電圧を共に検知できる構成であってもよい。
図6は、電源電圧VAが低電圧になった場合および電源電圧VAが過電圧になった場合にそれぞれ、電源電圧VAの異常を検知する電源電圧監視回路3の構成例を示す図である。図6に示す電源電圧監視回路3は、異常検知部10と電圧変更部11とを備える。
異常検知部10は、電源電圧VAに応じた検出電圧VMin1と基準電圧VBGとを比較し、検出電圧VMin1が異常検知範囲RA1(基準電圧VBG未満の範囲)である場合に、電源電圧VAが低電圧であることを検知する。また、異常検知部10は、電源電圧VAに応じた検出電圧VMin2と基準電圧VBGとを比較し、検出電圧VMin2が異常検知範囲RA2(基準電圧VBG以上の範囲)である場合に、電源電圧VAが過電圧であることを検知する。かかる異常検知部10は、抵抗R21〜R23、定電圧回路21およびコンパレータ22、23を備える。
抵抗R21〜R23は、直列に接続され、電源電圧VAが印加される。これにより、抵抗R21〜R23は、電源電圧VAを分圧して、抵抗R21と抵抗R22との接続点である第1分圧点から、電源電圧VAに応じた検出電圧VMin1を出力し、抵抗R22と抵抗R23との接続点である第2分圧点から、電源電圧VAに応じた検出電圧VMin2を出力する。
コンパレータ22は、基準電圧VBGと検出電圧VMin1とを比較し、かかる比較結果に基づいて、電源電圧VAの低電圧異常を検知する。例えば、コンパレータ22は、検出電圧VMin1が基準電圧VBGより高い場合に、電源電圧VAが低電圧ではないことを示す情報としてLowレベルの出力電圧VM1を出力する。一方、コンパレータ22は、検出電圧VMin1が基準電圧VBGより低い場合に、電源電圧VAが低電圧であることを示す情報としてHighレベルの出力電圧VM1を出力する。
コンパレータ23は、基準電圧VBGと検出電圧VMin2とを比較し、かかる比較結果に基づいて、電源電圧VAの過電圧異常を検知する。例えば、コンパレータ23は、検出電圧VMin2が基準電圧VBGより低い場合に、電源電圧VAが過電圧ではないことを示す情報としてLowレベルの出力電圧VM2を出力する。一方、コンパレータ23は、検出電圧VMin2が基準電圧VBGより高い場合に、電源電圧VAが過電圧であることを示す情報としてHighレベルの出力電圧VM2を出力する。
電圧変更部11は、検出電圧VMin1、VMin2を、異常検知部10で異常検知範囲RAの異常を検知可能な電圧へ変更する。かかる電圧変更部11は、例えば、図6に示すように、スイッチSW4、SW5と抵抗R24、R25とによって構成することができる。スイッチSW4と抵抗R24とは直列に接続され、抵抗R21、R22間の接続点とグランド電位との間に接続される。スイッチSW5と抵抗R25とは直列に接続され、抵抗R22、R23間の接続点と電源電位(電圧変換回路2の出力)との間に接続される。
スイッチSW4は、要求入力端子Tsw1に電圧変更要求(例えば、Highレベルの電圧またはLowレベルの電圧)が入力された場合に、オンになる。これにより、抵抗R21から抵抗R22、R23と抵抗R24の並列回路へ電流が流れ込み、検出電圧VMin1が下降する。
電圧変更部11によって下降した検出電圧VMin1を検出電圧VMindとすると、かかる検出電圧VMindは、下記式(9)に示すように表すことができる。なお、式(9)に示すR26は、下記式(10)で表される。
VMind=VA×{R26/(R21+R26)} ・・・(9)
R26=(R22+R23)×R24/(R22+R23+R24) ・・・(10)
したがって、検出電圧VMindが基準電圧VBGよりも少し低くなるように抵抗R24を設定することで、異常検知範囲RA1の異常を検知することができる。
スイッチSW5は、要求入力端子Tsw2に電圧変更要求(例えば、Highレベルの電圧またはLowレベルの電圧)が入力された場合に、オンになる。これにより、抵抗R21、R22と抵抗R25の並列回路から抵抗R23へ電流が流れ込み、検出電圧VMin2が上昇する。
電圧変更部11によって上昇した検出電圧VMin2を検出電圧VMinuとすると、かかる検出電圧VMinuは、下記式(11)に示すように表すことができる。なお、式(11)に示すR27は、下記式(12)で表される。
VMinu=VA×{R23/(R23+R27)} ・・・(11)
R27=(R21+R22)×R25/(R21+R22+R25) ・・・(12)
したがって、検出電圧VMinuが基準電圧VBGよりも少し高くなるように抵抗R25を設定することで、異常検知範囲RA2の異常を検知することができる。
図6に示す電源電圧監視回路3を有する電源回路1は、2つの要求入力端子Tsw1、Tsw2を有するが、一つの要求入力端子Tswによって電源電圧VAの低電圧と過電圧とを検知可能な構成であってもよい。図7は、一つの要求入力端子Tswによって電源電圧VAの低電圧と過電圧とを検知可能な電源回路1の構成例を示す図である。
図7に示す電源回路1は、電圧変換回路2と、電源電圧監視回路3と、要求制御部4と、コンデンサC1と、電圧入力端子Tinと、電圧出力端子Toutと、異常出力端子Tm1、Tm2と、要求入力端子Tswとを備える。かかる電源回路1は、例えば、IC(Integrated Circuit)としてパッケージ化される。なお、図示しないが、図7に示す電源回路1は、図1に示す電源回路1と同様に、グランド端子Tgおよび電源端子Tccを備える。また、電圧変換回路2は、例えば、上述した構成と同じであり、電源電圧監視回路3は、例えば、図6に示す構成と同じである。
要求制御部4は、要求入力端子Tswに異常検知要求が入力された場合に、第1の電圧変更要求と第2の電圧変更要求とを順次出力する。以下、図8〜図10を参照して要求制御部4について更に説明する。なお、以下においては、第1の電圧変更要求と第2の電圧変更要求は、Highレベルの信号であるとする。
図8は、要求制御部4の動作の一例を示す図である。図8に示すように、要求制御部4は、要求入力端子Tswに入力される異常検知要求信号VSWに基づいて第1および第2の電圧変更要求を出力する。
異常検知要求信号VSWは、パルス信号であり、例えば、異常検知要求信号VSWの立ち上がりおよび立ち下がりが異常検知要求である。要求制御部4は、異常検知要求信号VSWの立ち上がりタイミングt10において、第1の信号VSW1を所定期間だけHighレベルにして第1の電圧変更要求を出力する。また、要求制御部4は、異常検知要求信号VSWの立ち下がりタイミングt11において、第2の信号VSW2を所定期間だけHighにして第2の電圧変更要求を出力する。
このように、図8に示す動作例では、要求制御部4は、異常検知要求信号VSWに基づいて、第1および第2の電圧変更要求を出力することから、要求制御部4を容易に構成することができる。例えば、要求制御部4は、異常検知要求信号VSWの立ち上がりでパルスを出力する第1のパルス出力回路と、異常検知要求信号VSWの立ち下がりでパルスを出力する第2のパルス出力回路とによって構成することができる。
図9は、要求制御部4の動作の他の例を示す図である。図9に示すように、異常検知要求信号VSWは、連続するパルス信号であり、要求制御部4は、パルス信号の入力回数をカウントし、かかるカウント値に基づいて第1および第2の電圧変更要求を生成する。
例えば、要求制御部4は、図9に示すように、要求入力端子Tswに入力される異常検知要求信号VSWの立ち上がりタイミングt20、t22、t24、t26で、カウンタ値をインクリメントする。なお、要求制御部4は、異常検知要求信号VSWの立ち下がりを検知要求として、カウント値をインクリメントすることもできる。
要求制御部4は、タイミングt21でカウンタ値が「01」になると、第1の信号VSW1をHighレベルにして第1の電圧変更要求の出力を開始する。また、要求制御部4は、タイミングt23でカウンタ値が「10」になると、第1の信号VSW1をLowレベルにして第1の電圧変更要求の出力を停止する。
また、要求制御部4は、タイミングt25でカウンタ値が「11」になると、第2の信号VSW2をHighレベルにして第2の電圧変更要求の出力を開始する。そして、要求制御部4は、タイミングt27でカウンタ値が「00」になると、第2の信号VSW2をLowレベルにして第2の電圧変更要求の出力を停止する。
このように、図9に示す動作例では、要求制御部4は、異常検知要求信号VSWの立ち上がりに基づいて、第1および第2の電圧変更要求の出力開始および出力停止を行うことから、要求制御部4を容易に構成することができる。例えば、要求制御部4は、カウンタと、カウンタ値に応じた2レベルの電圧を2つ出力する2出力の電圧出力回路とによって構成することができる。
図10は、上述した動作例とは異なる動作を行う要求制御部4の構成例を示す図である。図10に示す要求制御部4は、抵抗R31(第1抵抗の一例)、抵抗R32(第2抵抗の一例)と、コンパレータ43(第1比較部の一例)、コンパレータ44(第2比較部の一例)と、定電圧回路41、42と、選択部45とを備える。
抵抗R31、R32は、電源電位とグランド電位との間に直列に接続され、電源電圧Vccが印加される。抵抗R31と抵抗R32との接続点Nは、コンパレータ43、44の正入力端子に接続される。コンパレータ43の負入力端子には、基準電圧VBG1(第1基準電圧の一例)を出力する定電圧回路41に接続され、コンパレータ44の負入力端子には、基準電圧VBG2(第2基準電圧の一例)を出力する定電圧回路42に接続される。
コンパレータ43は、接続点Nの電圧が基準電圧VBG1よりも高い場合、第1の選択信号VSEL1をHighレベルにして選択部45へ出力する。コンパレータ44は、接続点Nの電圧が基準電圧VBG2よりも高い場合、第2の選択信号VSEL2をHighレベルにして選択部45へ出力する。なお、要求入力端子TswがHighインピーダンス状態である場合の接続点Nの電圧VN(=Vcc×{R31/(R31+R32)})は基準電圧VBG1よりも低く基準電圧VBG2よりも高くなるように設定される。
ここで、要求入力端子Tswに外部回路51から入力される要求には、Highレベルの電圧である第1の検知要求と、Lowレベルの電圧である第2の検知要求と、Highインピーダンス(HIgh−z)である非検知要求がある。要求制御部4は、要求入力端子Tswに外部回路51から入力される要求に応じて下記表1に示すように動作する。
Figure 0006530608
例えば、要求制御部4は、要求入力端子Tswへの入力がHighレベルである場合、第1の信号VSW1をHighレベルにして第1の電圧変更要求を出力する。また、要求制御部4は、要求入力端子Tswへの入力がLowレベルである場合、第2の信号VSW2をHighレベルにして第2の電圧変更要求を出力する。一方、要求制御部4は、要求入力端子Tswへの入力がHighインピーダンスである場合、第1および第2の電圧変更要求を出力しない。
このように、図10に示す要求制御部4は、要求入力端子Tswへの入力がHighレベル、LowレベルおよびHighインピーダンスのうちいずれであるかに基づいて、第1および第2の電圧変更要求を出力する。そのため、例えば、要求入力端子Tswへの入力を行う外部回路51を例えばスリーステート・バッファとすることで、電源回路1を制御する外部回路を容易に構成することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 電源回路
2 電圧変換回路
3 電源電圧監視回路
4 要求制御部
8、12、21、31、41、42 定電圧回路
10 異常検知部
11 電圧変更部
32 定電流回路
45 選択部
7,13、22,43、44 コンパレータ
RA、RA1、RA2 異常検知範囲
SW1〜SW5 スイッチ

Claims (13)

  1. 電源電圧に応じた電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧との比較に基づき、前記電源電圧の異常を検知する異常検知部と、
    前記検出電圧または前記基準電圧を、前記異常検知部の異常検知範囲の異常を検知可能な電圧へ変更する電圧変更部と、
    を備えることを特徴とする電源電圧監視回路。
  2. 前記電圧変更部は、
    前記検出電圧を前記異常検知範囲の上限より所定値だけ高い値、または下限より所定値だけ低い値に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源電圧監視回路。
  3. 前記電圧変更部は、
    前記基準電圧を前記異常検知範囲の上限より所定値だけ低い値、または下限より所定値だけ高い値に変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電源電圧監視回路。
  4. 前記電圧変更部は、
    電圧変更要求がある場合に、前記検出電圧または前記基準電圧を下降または上昇させ、
    前記異常検知部は、
    前記電圧変更部が前記検出電圧または前記基準電圧を下降または上昇させた場合の前記検出電圧と前記基準電圧との比較結果に基づき、前記異常検知範囲の異常を検知する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の電源電圧監視回路。
  5. 前記電圧変更部は、
    前記検出電圧または前記基準電圧を下降または上昇させる定電圧回路を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の電源電圧監視回路。
  6. 前記異常検知部は、
    前記電源電圧を複数の抵抗により分圧して前記検出電圧を出力する分圧回路、および/または、抵抗に直列に接続され前記基準電圧を生成する定電圧回路を備え、
    前記電圧変更部は、
    前記抵抗に定電流を流して前記検出電圧または前記基準電圧を下降または上昇させる定電流回路を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の電源電圧監視回路。
  7. 前記異常検知部は、
    前記電源電圧を複数の抵抗により分圧して前記検出電圧を出力する分圧回路、および/または、抵抗に直列に接続され前記基準電圧を生成する定電圧回路を備え、
    前記電圧変更部は、
    前記電圧変更要求がある場合にオンになるスイッチと、
    前記スイッチに接続され、前記抵抗に流れる電流を変更して前記検出電圧または前記基準電圧を下降または上昇させる抵抗と、を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の電源電圧監視回路。
  8. 前記電圧変更要求は、第1の電圧変更要求と第2の電圧変更要求とを含み、
    前記電圧変更部は、
    前記第1の電圧変更要求がある場合に、前記検出電圧または前記基準電圧を下降させ、前記第2の電圧変更要求がある場合に、前記検出電圧または前記基準電圧を上昇させる
    ことを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の電源電圧監視回路。
  9. 異常検知要求がある場合に、前記第1の電圧変更要求と前記第2の電圧変更要求とを順次生成する要求制御部を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の電源電圧監視回路。
  10. 前記異常検知要求は、パルス信号であり、
    前記要求制御部は、
    前記パルス信号の立ち上りおよび立ち下りの一方のタイミングで、前記第1の電圧変更要求を生成し、他方のタイミングで、前記第2の電圧変更要求を生成する
    ことを特徴とする請求項に記載の電源電圧監視回路。
  11. 前記異常検知要求は、連続するパルス信号であり、
    前記要求制御部は、
    前記パルス信号の入力回数をカウントした値に基づいて前記第1の電圧変更要求と前記第2の電圧変更要求とを生成する
    ことを特徴とする請求項に記載の電源電圧監視回路。
  12. 前記要求制御部は、
    前記異常検知要求を入力する入力端子と、
    前記入力端子と電源電位との間に接続される第1抵抗と、
    前記入力端子とグランド電位との間に接続される第2抵抗と、
    前記入力端子の電圧と第1基準電圧とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1の電圧変更要求を生成する第1比較部と、
    前記入力端子の電圧と第2基準電圧とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第2の電圧変更要求を生成する第2比較部と、を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の電源電圧監視回路。
  13. 入力される電圧を降圧または昇圧する電圧変換回路と、
    請求項1〜12のいずれか1つに記載の電源電圧監視回路と、を備え、
    前記電源電圧監視回路は、前記電圧変換回路によって変換された電圧を前記電源電圧として前記異常の検知を行う
    ことを特徴とする電源回路。
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