JP6530249B2 - コネクタハウジング - Google Patents
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- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/659—Shield structure with plural ports for distinct connectors
Description
さらに、コネクタハウジングの各ポートは、平行四辺形構成を有し、平行四辺形を形成する4つの側壁は、別々の4つの部品構成を構成するので、平行四辺形効果、すなわち、コネクタハウジングのポートがコネクタハウジングの二つの側部へ向かって揺動することを示す。また、コネクタハウジングを組み付けるための部材の嵌め込み寸法を制御することは困難である。
これらの要因は、コネクタハウジングのポートの寸法を確保できなくし、ひいてはコネクタハウジングのポートの寸法を不良状態にする。加えて、ラバー遮蔽リングは、コネクタハウジングのポートに形成されがちな鋭い突起によって引っ掻かれる可能性がある。
前記底壁は、前記一対の側壁のうちの一方の側壁と二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材との間に一体的に接続される第1の底壁部、前記一対の側壁のうちの他方の側壁と二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材との間に一体的に接続される第2の底壁部、及び前記第1の底壁部と前記第2の底壁部から分離される個別の部材である第3の底壁部を備える。前記頂壁、前記一対の側壁、前記後端壁、前記第1の底壁部、前記第2の底壁部及び二つの仕切り部材は、シングルピース(単一の部品)に形成され、前記第3の底壁部は、前記第1の底壁部と前記第2の底壁部へ組み付けられる。
前記第3の底壁部は、挿入されることで前記第1の底壁部と前記第2の底壁部に組み付けられ、第1の底壁部と第2の底壁部と共に第3の底壁部は、前記コネクタハウジングの底壁全体として形成される。
したがって、本発明の前記コネクタハウジングは、唯二つの分離された部材を含み、コネクタハウジング全体の構造強度が向上し、各挿入ポートの寸法精度は確実に確保される。加えて、前記第3の底壁部を除く本発明のコネクタハウジング全体は単一の板で作製され、その結果、製造処理及び組み付け処理を減らし、製造効率を上昇し、かつ製造コストを減少する。
底壁は、第1の底壁部と、第2の底壁部と、第3の底壁部とを備える。第1の底壁部は、一対の側壁のうちの一方の側壁と、二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材との間に一体的に接続される。第2の底壁部は、一対の側壁のうちの他方の側壁と、二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材との間に一体的に接続される。第3の底壁部は、第1の底壁部と第2の底壁部から分離された個別の部材である。
頂壁、一対の側壁、後端壁、第1の底壁部、第2の底壁部及び二つの仕切り部材は、シングルピースに形成され、第3の底壁部は、第1の底壁部と第2の底壁部に組み付けられる。
同様に、複数の挿入孔2232が、第3の底壁部223の他方の長手縁部に設けられる。第3の底壁部223の複数の挿入孔2232にそれぞれ挿入される複数の挿入ピン2323は、コネクタハウジングの底壁に隣接する仕切り部材232の下縁部に設けられる。したがって、第3の底壁部223は、第1の底壁部221と第2の底壁部222に組み付けられ、第1の底壁部221と第2の底壁部222と共に第3の底壁部223は、コネクタハウジングの底壁全体を形成する。
したがって、コネクタハウジングを取り付けるための挿入ピンは、第3の底壁部223を第1の底壁部221と第2の底壁部222と組み付けるための何らかの追加の個別の接続部材を必要とすることなく、第3の底壁部223を第1の底壁部221と第2の底壁部222と組み付けるために使用可能である。それによって、材料を節約し、製造効率を向上する。
複数のスロット2211,2221は、第3の底壁部223に隣接する第1の底壁部221と第2の底壁部222の長手縁部に設けられる。
したがって、複数の蟻継ぎタブをそれぞれ複数の蟻継ぎスロットと係合することを介して、第3の底壁部223と、第1の底壁部221と第2の底壁部222との間の組合せ強度が向上し、第1の底壁部221と第2の底壁部222に対する第3の底壁部223の移動を防止する。
したがって、異なる形状および/または寸法を有する種々の蟻継ぎタブと、異なる形状および/または寸法を有する種々の蟻継ぎスロットとの間の係合を介して、第3の底壁部223と第1の底壁部221と第2の底壁部222との間の組合せ強度はさらに向上し、第1の底壁部221と第2の底壁部222に対する第3の底壁部223の移動をさらに防止する。
図3に明瞭に示すように、各対の第1の屈曲可能な接続ラグ2311,2311は、一つの対応する第1のスリット2111を貫通し、次に曲げられて頂壁211の外表面に押圧されて、仕切り部材231を頂壁211に接続する。
図3に明瞭に示すように、各対の第1の屈曲可能な接続ラグ2321,2321は、一つの対応する第1のスリット2112を貫通し、次に曲げられて頂壁211の外表面に押圧されて、仕切り部材232を頂壁211に接続する。
一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2312,2312と嵌合する第2のスリット2141は、後端壁214に設けられる。一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2312,2312は、対応する第2のスリット2141を貫通し、次に曲げられて後端壁214の外表面に押圧されて、仕切り部材231を後端壁214に接続する。
一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2322,2322と嵌合する第2のスリット2142は、後端壁214に設けられる。一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2322,2322は、対応する第2のスリット2142を貫通し、次に曲げられて後端壁214の外表面に押圧されて、仕切り部材232を後端壁214に接続する。
したがって、仕切り部材231,232と後端壁214との間の接続強度と構造安定性は、各対の第2の屈曲可能な接続ラグを反対方向へ曲げることによって向上させることができる。
したがって、本発明は、製造処理及び組み付け処理を簡略化し、自動化レベルを向上し、大量生産を容易にし、かつ製造効率を向上する。
さらに、本発明の「one embodiment(一実施形態)」を指す場合は、列挙された特徴を組み込む追加の実施形態の存在を排除するものとして解釈される意図はない。
さらに、明示的に反対であることが述べられない限り、特定の性質を有する一つの要素又は複数の要素を「comprising(備える)」又は「having(有する)」実施形態は、その性質を有さない追加のそのような要素を含んでもよい。
Claims (14)
- コネクタハウジングであって、
頂壁と、
一対の側壁と、
後端壁と、
底壁と、
二つの仕切り部材と、を備え、
前記二つの仕切り部材は、前記頂壁と前記底壁との間に配置されるとともに、前記頂壁、前記一対の側壁、前記底壁によって画定される内部空間を三つの挿入ポートに分割し、
前記底壁は、前記一対の側壁のうちの一方の側壁と前記二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材との間に一体的に接続される第1の底壁部と、前記一対の側壁のうちの他方の側壁と前記二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材との間に一体的に接続される第2の底壁部と、前記第1の底壁部と前記第2の底壁部から分離される個別の部材である第3の底壁部を備え、
前記頂壁、前記一対の側壁、前記後端壁、前記第1の底壁部、前記第2の底壁部及び二つの仕切り部材は、単一の部品に形成され、
前記第3の底壁部は、前記第1の底壁部と前記第2の底壁部に組み付けられるコネクタハウジング。 - 複数の挿入孔が、前記第3の底壁部の各長手縁部に設けられ、かつ、
前記複数の挿入孔にそれぞれ挿入される複数の挿入ピンが、各仕切り部材の下縁部に設けられる、請求項1に記載のコネクタハウジング。 - 前記複数の挿入ピンは前記複数の挿入孔をそれぞれ貫通し、前記コネクタハウジングを取り付けるための回路基板に挿入される、請求項2に記載のコネクタハウジング。
- 前記複数の挿入孔がそれぞれ形成される複数のタブが、前記第3の底壁部の各長手縁部に形成され、
複数のスロットが、前記第3の底壁部に隣接する前記第1の底壁部と前記第2の底壁部の長手縁部に形成され、
前記複数のタブは、前記複数のスロットとそれぞれ嵌合する、請求項2に記載のコネクタハウジング。 - 前記複数のタブは蟻継ぎタブとして形成され、かつ、
前記複数のスロットは蟻継ぎスロットとして形成されており、
前記複数の蟻継ぎタブは、前記複数の蟻継ぎスロットとそれぞれ係合する、請求項4に記載のコネクタハウジング。 - 前記複数の蟻継ぎタブのうちの少なくとも二つの蟻継ぎタブは互いと異なる形状および/または寸法を有し、かつ、
前記複数の蟻継ぎスロットのうちの少なくとも二つの蟻継ぎスロットは互いと異なる形状および/または寸法を有する、請求項5に記載のコネクタハウジング。 - 複数対の第1の屈曲可能な接続ラグが、各仕切り部材の上縁部に形成され、
前記複数対の第1の屈曲可能な接続ラグがそれぞれ嵌合される複数の第1のスリットが、前記頂壁に形成され、
前記二つの仕切り部材を前記頂壁に接続するために、各対の第1の屈曲可能な接続ラグは、一つの対応する第1のスリットを貫通し、次に曲げられて前記頂壁の外表面に押圧される、請求項1に記載のコネクタハウジング。 - 各対の第1の屈曲可能な接続ラグは、反対方向へ曲げられる、請求項7に記載のコネクタハウジング。
- 前記複数対の第1の屈曲可能な接続ラグは、規則的に互いから離間している、請求項7に記載のコネクタハウジング。
- 一対の第2の屈曲可能な接続ラグが、前記後端壁に隣接する各仕切り部材の一端に形成され、
各対の第2の屈曲可能な接続ラグとそれぞれ嵌合される第2のスリットが、前記後端壁に形成され、
各対の第2の屈曲可能な接続ラグは、前記対応する第2のスリットを貫通し、次に曲げられて前記後端壁の前記外表面に押圧されて、前記仕切り部材を前記後端壁に接続する、請求項9に記載のコネクタハウジング。 - 各対の第2の屈曲可能な接続ラグは、反対方向へ曲げられる、請求項10に記載のコネクタハウジング。
- 突起が、前記後端壁に隣接する各側壁の一端に形成され、
屈曲可能な接続片が、前記一対の側壁に隣接する前記後端壁の各端部に設けられ、
前記接続片は、前記接続片に形成された開口によって曲げられ前記突起にスナップ嵌合されて、前記一対の側壁を前記後端壁に接続する、請求項11に記載のコネクタハウジング。 - 前記第3の底壁部を除く前記コネクタハウジングの全体が単一の板で作製される、請求項1に記載のコネクタハウジング。
- 前記単一の板が、一回の打ち抜き処理によって形成される、請求項13に記載のコネクタハウジング。
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