JP6530249B2 - コネクタハウジング - Google Patents

コネクタハウジング Download PDF

Info

Publication number
JP6530249B2
JP6530249B2 JP2015120717A JP2015120717A JP6530249B2 JP 6530249 B2 JP6530249 B2 JP 6530249B2 JP 2015120717 A JP2015120717 A JP 2015120717A JP 2015120717 A JP2015120717 A JP 2015120717A JP 6530249 B2 JP6530249 B2 JP 6530249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom wall
connector housing
wall
pair
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015120717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016004787A (ja
Inventor
ホーンウエン ヤーン
ホーンウエン ヤーン
ジエン ジョウ
ジエン ジョウ
ウエイシアーン ディーン
ウエイシアーン ディーン
ヤーンゥローン シュエ
ヤーンゥローン シュエ
ジーンウエイ ジャオ
ジーンウエイ ジャオ
シンボー リウ
シンボー リウ
Original Assignee
タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド, タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド filed Critical タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
Publication of JP2016004787A publication Critical patent/JP2016004787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6530249B2 publication Critical patent/JP6530249B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6581Shield structure
    • H01R13/659Shield structure with plural ports for distinct connectors

Description

関連出願の相互参照
本願は、中華人民共和国国家知識産権局に2014年6月17日に出願された中国特許出願第201420323359.8の利益を主張し、この全開示は、参照によって本書に組み入れられる。
本発明の実施形態は、外部遮蔽のためのコネクタハウジングに関する。
図1は、従来技術におけるコネクタハウジングの説明のための分解図を示す。図2は、従来技術における既知のコネクタハウジングの説明のための組み付け図である。
図1及び図2に示すように、従来技術におけるコネクタハウジングは、一般に、上部ハウジング10、下部ハウジング20及び二つの仕切り部材30を備えている。
図1及び図2に示すように、上部ハウジング10、下部ハウジング20及び仕切り部材30は、互いから分離される個別の部材であり、二つの仕切り部材30もまた、互いから分離される個別の部材である。コネクタハウジングの内部空間は、二つの仕切り部材30によって3つの挿入ポートに分割されており、これらの挿入ポートは、同じ層に並んで配置される。
全体では、多くの個別の部材があり、その数は、I×N個のポート(Nは、1よりも大きな整数である)を有するコネクタハウジングに対して(N+1)に達する。すなわち、図1及び図2に示すように、一つの上部ハウジング10、一つの下部ハウジング20及び二つの仕切り部材30がある。
そのようなコネクタハウジング(コネクタケージ又はコネクタの遮蔽ハウジングとも名付けられる)は、上部ハウジング10と、下部ハウジング20と、一層において互いから分離される複数の個別の仕切り部材30を備え、かつ複数のポート構成を有するように形成される。このコネクタハウジングは構造強度が弱く、したがって、一体的に割れる傾向がある。
さらに、コネクタハウジングの各ポートは、平行四辺形構成を有し、平行四辺形を形成する4つの側壁は、別々の4つの部品構成を構成するので、平行四辺形効果、すなわち、コネクタハウジングのポートがコネクタハウジングの二つの側部へ向かって揺動することを示す。また、コネクタハウジングを組み付けるための部材の嵌め込み寸法を制御することは困難である。
これらの要因は、コネクタハウジングのポートの寸法を確保できなくし、ひいてはコネクタハウジングのポートの寸法を不良状態にする。加えて、ラバー遮蔽リングは、コネクタハウジングのポートに形成されがちな鋭い突起によって引っ掻かれる可能性がある。
さらに、コネクタハウジングの製造中に、互いに分離されている上部ハウジング10、下部ハウジング20及び複数の個別の仕切り部材30を一体に組み付けるための複雑なステップを必要とし、製造効率が低く、かつ効率的な自動機械加工処理を実現することが困難である。
コネクタハウジングを構成する個別の部材数を減少させるコネクタハウジングを提供することが有利である。
また、高強度であり、かつ変形不能なポートを有するコネクタハウジングを提供することが有利である。
本発明の一態様によれば、頂壁と、一対の側壁と、後端壁と、底壁と、二つの仕切り部材とを備えるコネクタハウジングが提供される。二つの仕切り部材は、前記頂壁と前記底壁との間に配置され、前記頂壁、前記一対の側壁及び前記底壁によって画定される内部空間を三つの挿入ポートへ分割する。
前記底壁は、前記一対の側壁のうちの一方の側壁と二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材との間に一体的に接続される第1の底壁部、前記一対の側壁のうちの他方の側壁と二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材との間に一体的に接続される第2の底壁部、及び前記第1の底壁部と前記第2の底壁部から分離される個別の部材である第3の底壁部を備える。前記頂壁、前記一対の側壁、前記後端壁、前記第1の底壁部、前記第2の底壁部及び二つの仕切り部材は、シングルピース(単一の部品)に形成され、前記第3の底壁部は、前記第1の底壁部と前記第2の底壁部へ組み付けられる。
本発明の一態様によれば、複数の挿入孔が前記第3の底壁部の各長手縁部に設けられ、かつ前記複数の挿入孔にそれぞれ挿入される複数の挿入ピンが、各仕切り部材の下縁部に設けられる。
本発明の他の一態様によれば、前記複数の挿入ピンは、前記複数の挿入孔をそれぞれ貫通し、前記コネクタハウジングを取り付けるための回路基板に挿入される。
本発明の他の一態様によれば、複数のタブが前記第3の底壁部の各長手縁部に形成される。前記複数のタブには、前記複数の挿入孔がそれぞれ形成される。また、複数のスロットが、前記第3の底壁部に隣接する前記第1の底壁部と前記第2の底壁部の長手縁部に形成される。前記複数のタブは、それぞれ、前記複数のスロットと嵌合される。
本発明の他の一態様によれば、前記複数のタブは蟻継ぎタブとして形成され、前記複数のスロットは蟻継ぎスロットとして形成される。前記複数の蟻継ぎタブは、前記複数の蟻継ぎスロットとそれぞれ係合される。
本発明の他の一態様によれば、前記複数の蟻継ぎタブのうちの少なくとも二つの蟻継ぎタブは互いと異なる形状および/または寸法を有する。また、前記複数の蟻継ぎスロットのうちの少なくとも二つの蟻継ぎスロットは、互いと異なる形状および/または寸法を有する。
本発明の他の一態様によれば、複数対の第1の屈曲可能な接続ラグが、各仕切り部材の上縁部に形成される。前記複数対の第1の屈曲可能な接続ラグとそれぞれ嵌合する複数の第1のスリットは、前記頂壁に形成される。各対の第1の屈曲可能な接続ラグが、一つの対応する第1のスリットを貫通し、次に曲げられて前記頂壁の外表面に押圧されて、前記二つの仕切り部材を前記頂壁へ接続する。
本発明の他の一態様によれば、各対の第1の屈曲可能な接続ラグは、反対方向へ曲げられる。
本発明の他の一態様によれば、前記複数対の第1の屈曲可能な接続ラグは、規則的に互いから離間される。
本発明の他の一態様によれば、一対の第2の屈曲可能な接続ラグが、前記後端壁に隣接する各仕切り部材の一端に形成される。各対の第2の屈曲可能な接続ラグにそれぞれ嵌合する第2のスリットは、前記後端壁に形成される。各対の第2の屈曲可能な接続ラグは前記対応する第2のスロットを貫通し、その後、曲げられて前記後端壁の前記外表面に押圧されて、前記仕切り部材を前記後端壁に接続する。
本発明の他の一態様によれば、各対の第2の屈曲可能な接続ラグは、反対方向へ曲げられる。
本発明の他の一態様によれば、突起が、前記後端壁に隣接する各側壁の一端に形成される。屈曲可能な接続片は、前記一対の側壁に隣接する前記後端壁の各端部に形成される。前記接続片は、前記接続片に形成された開口によって曲げられ前記突起にスナップ嵌合されて、前記一対の側壁を前記後端壁に接続する。
本発明の他の一態様によれば、前記第3の底壁部を除くコネクタハウジング全体は、単一の板で作製される。前記単一の板は一回の打ち抜き処理によって形成される。
本発明の上述の種々の実施形態において、前記コネクタハウジングの前記頂壁、前記一対の側壁、前記後端壁、前記第1の底壁部、前記第2の底壁部及び二つの仕切り部材は、シングルピースに形成される。
前記第3の底壁部は、挿入されることで前記第1の底壁部と前記第2の底壁部に組み付けられ、第1の底壁部と第2の底壁部と共に第3の底壁部は、前記コネクタハウジングの底壁全体として形成される。
したがって、本発明の前記コネクタハウジングは、唯二つの分離された部材を含み、コネクタハウジング全体の構造強度が向上し、各挿入ポートの寸法精度は確実に確保される。加えて、前記第3の底壁部を除く本発明のコネクタハウジング全体は単一の板で作製され、その結果、製造処理及び組み付け処理を減らし、製造効率を上昇し、かつ製造コストを減少する。
本発明の他の特徴及び利点は以下の詳細な記述によって明瞭にされ、その理解は、添付の図面によって助長される。
従来技術におけるコネクタハウジングを説明するための分解図を示す。 従来技術における組み付けられたコネクタハウジングを説明するための図を示す。 本発明の一実施形態に係る三つの挿入ポートを有する組み付けられたコネクタハウジングを説明するための図を示す。 図3に示した三つの挿入ポートを有するコネクタハウジングを説明するための分解図を示す。 図4に示した三つの挿入ポートを有するコネクタハウジングの主要部を形成する主板を説明するための図を示す。
本開示の例示的実施形態を、添付の図面を参照して以下に詳細に記述する。類似の参照番号は、類似の要素を指す。但し、本開示は多くの異なる形態で具体化することができ、ここで示される実施形態に限定されると解釈されるべきではない。むしろこれらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、当業者に対して本開示の概念を十分に伝達するように提供される。
以下の詳細な記述において、多くの具体的詳細は、本開示の実施形態の徹底的な理解のために説明用に示される。但し、一つ以上の実施形態は、これらの具体的詳細なしで実施することができる。他の例では、周知の構造及びデバイスは、図面を簡略化するために概略的に示す。
本発明の一般的な概念にしたがって、コネクタハウジングが提供される。このコネクタハウジングは、頂壁、一対の側壁、後端壁、底壁、及び二つの仕切り部材を備える。この二つの仕切り部材は、頂壁と底壁との間に配置され、頂壁、一対の側壁及び底壁によって画定される内部空間を三つの挿入ポートに分割する。
底壁は、第1の底壁部と、第2の底壁部と、第3の底壁部とを備える。第1の底壁部は、一対の側壁のうちの一方の側壁と、二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材との間に一体的に接続される。第2の底壁部は、一対の側壁のうちの他方の側壁と、二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材との間に一体的に接続される。第3の底壁部は、第1の底壁部と第2の底壁部から分離された個別の部材である。
頂壁、一対の側壁、後端壁、第1の底壁部、第2の底壁部及び二つの仕切り部材は、シングルピースに形成され、第3の底壁部は、第1の底壁部と第2の底壁部に組み付けられる。
図3は、本発明の一実施形態に係る三つの挿入ポートを有する組み付けられたコネクタハウジングを説明するための図である。
図3に示すように、図示の実施形態では、コネクタハウジングは、主に、頂壁211と、一対の側壁212,213と、後端壁214と、底壁221,222,223と、二つの仕切り部材231,232とを備える。二つの仕切り部材231,232は、頂壁211と底壁221,222,223との間に配置されて、頂壁、一対の側壁及び底壁によって画定される内部空間を三つの挿入ポートに分割する。
図3に示す実施形態では、三つの挿入ポートは、同じ層に並んで配置され、コネクタハウジングの頂壁又は底壁と平行な長手方向に延在する。
図4は、図3に示した三つの挿入ポートを有するコネクタハウジングを説明するための分解図を示す。図5は、図4に示した三つの挿入ポートを有するコネクタハウジングの主要部分を形成する主板を説明するための図を示す。
図3、図4及び図5に示すように、底壁221,222,223は、一対の側壁のうちの一方の側壁212と二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材231との間に一体的に接続される第1の底壁部221と、一対の側壁のうちの他方の側壁213と二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材232との間に一体的に接続される第2の底壁部222と、第1の底壁部221と第2の底壁部222から分離された個別の部材である第3の底壁部223を備える。
図3、図4及び図5に示すように、図示の実施形態では、頂壁211、一対の側壁212,213、後端壁214、第1の底壁部221、第2の底壁部222及び二つの仕切り部材231,232は、シングルピースに形成される。
図4及び図5に示すように、本発明の一実施形態では、複数の挿入孔2231が、第3の底壁部223の一方の長手縁部に設けられる。第3の底壁部223の複数の挿入孔2231にそれぞれ挿入される複数の挿入ピン2313が、コネクタハウジングの底壁に隣接する仕切り部材231の下縁部に設けられる。
同様に、複数の挿入孔2232が、第3の底壁部223の他方の長手縁部に設けられる。第3の底壁部223の複数の挿入孔2232にそれぞれ挿入される複数の挿入ピン2323は、コネクタハウジングの底壁に隣接する仕切り部材232の下縁部に設けられる。したがって、第3の底壁部223は、第1の底壁部221と第2の底壁部222に組み付けられ、第1の底壁部221と第2の底壁部222と共に第3の底壁部223は、コネクタハウジングの底壁全体を形成する。
図示の実施形態では、図3乃至図5に示すように、コネクタハウジング全体は、唯二つの分離された部材によって形成されるので、コネクタハウジング全体の構造強度が向上し、各挿入ポートの寸法精度が確実に確保される。
図4に示すように、本発明の一実施形態では、複数の挿入ピン2313,2323はそれぞれ複数の挿入孔2231,2232を貫通し、次にコネクタハウジングを取り付けるための回路基板(図示せず)に挿入される。
したがって、コネクタハウジングを取り付けるための挿入ピンは、第3の底壁部223を第1の底壁部221と第2の底壁部222と組み付けるための何らかの追加の個別の接続部材を必要とすることなく、第3の底壁部223を第1の底壁部221と第2の底壁部222と組み付けるために使用可能である。それによって、材料を節約し、製造効率を向上する。
さらに、図4及び図5を参照して、図示の実施形態では、複数のタブ2233,2234が、第3の底壁部223の各長手縁部に設けられる。複数のタブ2233,2234には、複数の挿入孔2231,2232がそれぞれ形成される。
複数のスロット2211,2221は、第3の底壁部223に隣接する第1の底壁部221と第2の底壁部222の長手縁部に設けられる。
図示してはいないが、第3の底壁223が第1の底壁部221,第2の底壁部222に組み付けられるときに、第3の底壁部223の複数のタブ2233,2234が、第1の底壁部221と第2の底壁部222に形成された複数のスロット2211,2212に嵌合してもよいことが理解される。
図示の実施形態では、図4及び図5に示すように、複数のタブ2233,2234は、略矩形状として形成され、互いに略同一の形状と寸法を有する。同様に、図4及び図5に示す実施形態では、複数のスロット2211,2221は、略矩形状として形成され、互いに略同一の形状と寸法を有する。
但し、本発明は図示の実施形態に限定されず、本発明の一実施形態では、複数のタブ2233,2234を蟻継ぎタブとして形成してもよく、複数のスロット2211,2221を蟻継ぎスロットとして形成してもよい。
したがって、複数の蟻継ぎタブをそれぞれ複数の蟻継ぎスロットと係合することを介して、第3の底壁部223と、第1の底壁部221と第2の底壁部222との間の組合せ強度が向上し、第1の底壁部221と第2の底壁部222に対する第3の底壁部223の移動を防止する。
本発明の更なる一実施形態では、複数の蟻継ぎタブのうちの少なくとも2つの蟻継ぎタブは、互いと異なる形状および/または寸法を有することができる。また、複数の蟻継ぎスロットのうちの少なくとも二つの蟻継ぎスロットは、互いと異なる形状および/または寸法を有することができる。
したがって、異なる形状および/または寸法を有する種々の蟻継ぎタブと、異なる形状および/または寸法を有する種々の蟻継ぎスロットとの間の係合を介して、第3の底壁部223と第1の底壁部221と第2の底壁部222との間の組合せ強度はさらに向上し、第1の底壁部221と第2の底壁部222に対する第3の底壁部223の移動をさらに防止する。
図3及び図5に示すように、図示の実施形態では、複数対の第1の屈曲可能な接続ラグ2311,2311が、頂壁211に隣接する二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材231の上縁部に設けられる。複数対の第1の屈曲可能な接続ラグ2311,2311と嵌合する複数の第1のスリット2111は、頂壁211に設けられる。
図3に明瞭に示すように、各対の第1の屈曲可能な接続ラグ2311,2311は、一つの対応する第1のスリット2111を貫通し、次に曲げられて頂壁211の外表面に押圧されて、仕切り部材231を頂壁211に接続する。
同様に、図3及び図5に示すように、図示の実施形態では、複数対の第1の屈曲可能な接続ラグ2321,2321が、頂壁211に隣接する二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材232の上縁部に設けられる。複数対の第1の屈曲可能な接続ラグ2321,2321と嵌合する複数の第1のスリット2112は、頂壁211に設けられる。
図3に明瞭に示すように、各対の第1の屈曲可能な接続ラグ2321,2321は、一つの対応する第1のスリット2112を貫通し、次に曲げられて頂壁211の外表面に押圧されて、仕切り部材232を頂壁211に接続する。
図3及び図5に示すように、本発明の一実施形態では、仕切り部材231の各対の第1の屈曲可能な接続ラグ2311,2311は、反対方向へ曲げられる。同様に、仕切り部材232の各対の第1の屈曲可能な接続ラグ2321,2321も、反対方向へ曲げられる。したがって、仕切り部材231,232と頂壁211との間の接続強度と構造安定性を、各対の第1の屈曲可能な接続ラグを反対方向へ曲げることによって向上させることができる。
図3及び図5に示すように、図示の実施形態では、仕切り部材231,232の複数対の第1の屈曲可能な接続ラグ2311,2312は、規則的に互いから離間される。
図5に示すように、本発明の一実施形態では、一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2312,2312が、後端壁214に隣接する二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材231の端部に設けられる。
一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2312,2312と嵌合する第2のスリット2141は、後端壁214に設けられる。一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2312,2312は、対応する第2のスリット2141を貫通し、次に曲げられて後端壁214の外表面に押圧されて、仕切り部材231を後端壁214に接続する。
同様に、図5に示すように、一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2322,2322が、後端壁214に隣接する二つの仕切り部材の他方の仕切り部材232の一端に設けられる。
一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2322,2322と嵌合する第2のスリット2142は、後端壁214に設けられる。一対の第2の屈曲可能な接続ラグ2322,2322は、対応する第2のスリット2142を貫通し、次に曲げられて後端壁214の外表面に押圧されて、仕切り部材232を後端壁214に接続する。
図示していないが、本発明の一実施形態では、仕切り部材231の各対の第2の屈曲可能な接続ラグ2312,2312は、反対方向へ曲げられる。同様に、仕切り部材232の各対の第2の屈曲可能な接続ラグ2322,2322もまた、反対方向へ曲げられる。
したがって、仕切り部材231,232と後端壁214との間の接続強度と構造安定性は、各対の第2の屈曲可能な接続ラグを反対方向へ曲げることによって向上させることができる。
図4及び図5に示すように、図示の実施形態では、突起2121が、後端壁214に隣接する一方の側壁212の一端に形成される。屈曲可能な接続片が、その一方の側壁212に隣接する後端壁214の一端に設けられる。接続片は、接続片に形成された開口2143によって曲げられ、次に突起2121にスナップ嵌合されて、その一方の側壁212を後端壁214に接続する。
同様に、図4及び図5に示すように、突起2131が、後端壁214に隣接する他方の側壁213の一端に形成される。屈曲可能な接続片が、他方の側壁213に隣接する後端壁214の一端に設けられる。接続片は、接続片に形成された開口2144によって曲げられ、次に突起2131にスナップ嵌合されて、その他方の側壁213を後端壁214に接続する。
図示の実施形態では、第3の底壁部223を除くコネクタハウジング全体は、図5に示さるように、単一の板で作られる。
本発明の一実施形態では、図5に示したような単一の板は、一回の打ち抜き処理によって形成することができる。すなわち一片の材料の板を、一回打ち抜き処理して、コネクタハウジング全体の頂壁211、一対の側壁212,213、後端壁214、第1の底壁部221、第2の底壁部222及び二つの仕切り部材231,232を形成することができる。
したがって、本発明は、製造処理及び組み付け処理を簡略化し、自動化レベルを向上し、大量生産を容易にし、かつ製造効率を向上する。
本発明の実施形態に係るコネクタハウジングはより少ない数の構造部材を有する。全体では、コネクタハウジングにおいて、組み付け処理が簡略化され、自動組み付けを容易にする。適切な構造設計によって、コネクタハウジングの製造コストが減少する。また、コネクタハウジングの高い強度と良好な安定性が達成され、コネクタハウジングの設計とメンテナンスが容易となる。
上記の実施形態は、説明することを意図しており、限定することを意図していないことを、当業者は理解されよう。例えば、当業者は上記実施形態に対して多くの修正を行うことができ、かつ異なる実施形態における種々の特徴を、構成又は原理に相反することなく、互いに自由に組み合わせることができる。
いくつかの例示的実施形態を示しかつ記述してきたが、本開示の原理と精神から逸脱することなく、これらの実施形態に対して種々の変更又は修正をなすことができることを、当業者は理解し、本開示の範囲は、請求項及びそれらの均等物において定義される。
本明細書で使用されるように、単数で列挙されかつ語「a(一つの)」又は「an(一つの)」が先行する要素は、排除が明示的に示されない限り、複数の前記要素又はステップを排除しないものとして理解されるべきである。
さらに、本発明の「one embodiment(一実施形態)」を指す場合は、列挙された特徴を組み込む追加の実施形態の存在を排除するものとして解釈される意図はない。
さらに、明示的に反対であることが述べられない限り、特定の性質を有する一つの要素又は複数の要素を「comprising(備える)」又は「having(有する)」実施形態は、その性質を有さない追加のそのような要素を含んでもよい。

Claims (14)

  1. コネクタハウジングであって、
    頂壁と、
    一対の側壁と、
    後端壁と、
    底壁と、
    二つの仕切り部材と、を備え、
    前記二つの仕切り部材は、前記頂壁と前記底壁との間に配置されるとともに、前記頂壁、前記一対の側壁、前記底壁によって画定される内部空間を三つの挿入ポートに分割し、
    前記底壁は、前記一対の側壁のうちの一方の側壁と前記二つの仕切り部材のうちの一方の仕切り部材との間に一体的に接続される第1の底壁部と、前記一対の側壁のうちの他方の側壁と前記二つの仕切り部材のうちの他方の仕切り部材との間に一体的に接続される第2の底壁部と、前記第1の底壁部と前記第2の底壁部から分離される個別の部材である第3の底壁部を備え、
    前記頂壁、前記一対の側壁、前記後端壁、前記第1の底壁部、前記第2の底壁部及び二つの仕切り部材は、単一の部品に形成され、
    前記第3の底壁部は、前記第1の底壁部と前記第2の底壁部に組み付けられるコネクタハウジング。
  2. 複数の挿入孔が、前記第3の底壁部の各長手縁部に設けられ、かつ、
    前記複数の挿入孔にそれぞれ挿入される複数の挿入ピンが、各仕切り部材の下縁部に設けられる、請求項1に記載のコネクタハウジング。
  3. 前記複数の挿入ピンは前記複数の挿入孔をそれぞれ貫通し、前記コネクタハウジングを取り付けるための回路基板に挿入される、請求項2に記載のコネクタハウジング。
  4. 前記複数の挿入孔がそれぞれ形成される複数のタブが、前記第3の底壁部の各長手縁部に形成され、
    複数のスロットが、前記第3の底壁部に隣接する前記第1の底壁部と前記第2の底壁部の長手縁部に形成され、
    前記複数のタブは、前記複数のスロットとそれぞれ嵌合する、請求項2に記載のコネクタハウジング。
  5. 前記複数のタブは蟻継ぎタブとして形成され、かつ、
    前記複数のスロットは蟻継ぎスロットとして形成されており、
    前記複数の蟻継ぎタブは、前記複数の蟻継ぎスロットとそれぞれ係合する、請求項4に記載のコネクタハウジング。
  6. 前記複数の蟻継ぎタブのうちの少なくとも二つの蟻継ぎタブは互いと異なる形状および/または寸法を有し、かつ、
    前記複数の蟻継ぎスロットのうちの少なくとも二つの蟻継ぎスロットは互いと異なる形状および/または寸法を有する、請求項5に記載のコネクタハウジング。
  7. 複数対の第1の屈曲可能な接続ラグが、各仕切り部材の上縁部に形成され、
    前記複数対の第1の屈曲可能な接続ラグがそれぞれ嵌合される複数の第1のスリットが、前記頂壁に形成され、
    前記二つの仕切り部材を前記頂壁に接続するために、各対の第1の屈曲可能な接続ラグは、一つの対応する第1のスリットを貫通し、次に曲げられて前記頂壁の外表面に押圧される、請求項1に記載のコネクタハウジング。
  8. 各対の第1の屈曲可能な接続ラグは、反対方向へ曲げられる、請求項7に記載のコネクタハウジング。
  9. 前記複数対の第1の屈曲可能な接続ラグは、規則的に互いから離間している、請求項7に記載のコネクタハウジング。
  10. 一対の第2の屈曲可能な接続ラグが、前記後端壁に隣接する各仕切り部材の一端に形成され、
    各対の第2の屈曲可能な接続ラグとそれぞれ嵌合される第2のスリットが、前記後端壁に形成され、
    各対の第2の屈曲可能な接続ラグは、前記対応する第2のスリットを貫通し、次に曲げられて前記後端壁の前記外表面に押圧されて、前記仕切り部材を前記後端壁に接続する、請求項9に記載のコネクタハウジング。
  11. 各対の第2の屈曲可能な接続ラグは、反対方向へ曲げられる、請求項10に記載のコネクタハウジング。
  12. 突起が、前記後端壁に隣接する各側壁の一端に形成され、
    屈曲可能な接続片が、前記一対の側壁に隣接する前記後端壁の各端部に設けられ、
    前記接続片は、前記接続片に形成された開口によって曲げられ前記突起にスナップ嵌合されて、前記一対の側壁を前記後端壁に接続する、請求項11に記載のコネクタハウジング。
  13. 前記第3の底壁部を除く前記コネクタハウジングの全体が単一の板で作製される、請求項1に記載のコネクタハウジング。
  14. 前記単一の板が、一回の打ち抜き処理によって形成される、請求項13に記載のコネクタハウジング。
JP2015120717A 2014-06-17 2015-06-16 コネクタハウジング Active JP6530249B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201420323359.8 2014-06-17
CN201420323359.8U CN203895699U (zh) 2014-06-17 2014-06-17 连接器壳体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016004787A JP2016004787A (ja) 2016-01-12
JP6530249B2 true JP6530249B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=51722057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015120717A Active JP6530249B2 (ja) 2014-06-17 2015-06-16 コネクタハウジング

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9601877B2 (ja)
JP (1) JP6530249B2 (ja)
CN (1) CN203895699U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106959735B (zh) * 2016-01-12 2020-07-14 纬创资通(中山)有限公司 服务器机壳及板件接合结构
CN107871996B (zh) * 2016-09-26 2019-09-24 泰科电子(上海)有限公司 连接器和连接器组件
JP2019216063A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 山一電機株式会社 コネクタ用ケージ及びこれを備えたコネクタ装置
US11217941B1 (en) * 2020-09-23 2022-01-04 All Best Precision Technology Co., Ltd. Electrical connector set, and socket and plug thereof

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD496907S1 (en) * 2002-10-17 2004-10-05 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Small form-factor pluggable transceiver cage
US6878872B2 (en) * 2003-03-31 2005-04-12 Molex Incorporated Shielding cage with multiple module-receiving bays
US6943287B2 (en) * 2003-03-31 2005-09-13 Molex Incorporated Shielding cage with improved EMI shielding gasket construction
CN201115287Y (zh) * 2007-08-20 2008-09-10 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 屏蔽装置及使用所述屏蔽装置的电子产品
WO2009118581A1 (en) * 2008-03-26 2009-10-01 Fci Electrical shielding cage and system therefor
US7869224B1 (en) * 2009-09-18 2011-01-11 All Best Precision Technology Co., Ltd. Housing structure for pluggable transceiver module
US8203084B2 (en) * 2010-03-16 2012-06-19 Tyco Electronics Corporation Electrical connector assembly with EMI gasket
CN203136434U (zh) * 2010-05-19 2013-08-14 莫列斯公司 插座组件及emi屏蔽元件
TWM403812U (en) * 2010-12-10 2011-05-11 Concraft Holding Co Ltd Stacked type electrical connector
CN102866745B (zh) * 2011-07-08 2016-02-24 纬创资通股份有限公司 机壳装置及服务器
US8449331B2 (en) * 2011-08-03 2013-05-28 Tyco Electronics Corporation Cage and connector cover for a receptacle assembly
US8613632B1 (en) * 2012-06-20 2013-12-24 Tyco Electronics Corporation Electrical connector assembly having thermal vents
US20150072561A1 (en) * 2013-09-06 2015-03-12 Tyco Electronics Corporation Cage with emi absorber

Also Published As

Publication number Publication date
US20150364869A1 (en) 2015-12-17
US9601877B2 (en) 2017-03-21
CN203895699U (zh) 2014-10-22
JP2016004787A (ja) 2016-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6530249B2 (ja) コネクタハウジング
JP6297928B2 (ja) コネクタ
CN104779468B (zh) 电连接器
JP5723980B2 (ja) 多重使用電気コネクタ
EP2889535A2 (en) Illuminating building block with high light transmission
JP6359410B2 (ja) コネクタ
JP2016004788A (ja) コネクタハウジング
JP6498409B2 (ja) コネクタ組立体
JP2015077060A (ja) 電気接続箱
JP2019212527A (ja) コネクタカバーの母材、コネクタカバーの生産方法及びコネクタカバー
US20130109247A1 (en) Connector
JP2016035812A (ja) コネクタ組立体
JP6530250B2 (ja) コネクタハウジング
WO2015146785A1 (ja) コネクタ
WO2014088043A1 (ja) ホールプラグ
US20180129000A1 (en) Connector
JP2016054057A (ja) コネクタ
JP6452531B2 (ja) コネクタ
CN108352663B (zh) 连接器的屏蔽元件和包括屏蔽元件的壳体组件
JP2013168302A (ja) ジョイント端子及びジョイントコネクタ
EP2961001B1 (en) Connector assembly for vehicle
TW202031116A (zh) 屏蔽罩
JP2020194704A (ja) ばねホルダ
TWI685869B (zh) 裝到印刷電路板的程序開關和模組化裝置及其製造方法
JP6565296B2 (ja) 収納ラック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6530249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250