JP6528638B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータの通電相を順次切り替えてロータを目標位置まで回転駆動する電子制御装置に関する。
シフトバイワイヤでは、運転者の操作に応じて複数の通電相に通電してモータを駆動することでシフトチェンジ(レンジの切り替え)を実現している。運転者の操作に対する応答性と正確性を確保するため、モータ回転の高速化とともに確実な減速が求められる。これを実現するためには各相への通電精度が求められるが、インバータやインバータに駆動信号を出力する駆動回路は素子の特性や温度などの条件の影響を受けるため、駆動回路による電流制御に基づく通電精度の向上には限界がある。
これに対して、特許文献1に記載のモータ制御装置では、ロータの現在位置に対する通電相の進相量である速度位相進み補正量Ksを導入し、ロータ回転速度に応じて補正量Ksを可変にしている。これにより、ロータの回転位相に対する通電相の位相進み量を、ロータの回転の状態に応じて補正することができる。例えばロータの回転初期の段階では補正量Ksを小さくすることでトルクが大きくなるようにして加速性能を向上させるとともに、ロータの回転数の上昇に伴って補正量Ksを大きくすることで安定した回転を実現できる。
特開2004−23931号公報
特許文献1に記載のモータ制御装置では、ロータの回転数を小さくする減速域においては補正量Ksを小さくするように制御されるが、目標位置への高精度な停止には十分に長い減速域、すなわち停止に要する時間を確保する必要があった。換言すれば、減速についての応答性は十分ではない虞があった。これは、加速に要求される電流の立ち上がりと、迅速な減速に要求される電流の立ち下がりを両立できる回路部品の選定が困難であるためである。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、目標位置への停止精度を保ちつつ減速時の応答性を向上することのできる電子制御装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の通電相への通電により回転するロータ(12)を有するモータ(10)と、ロータの回転に同期してパルス状のエンコーダ信号を出力するエンコーダ(20)と、エンコーダ信号の変化に基づいて通電相への通電のオンオフを制御する制御部(40)と、ロータの回転が、加速域、定速域、減速域のいずれの速度域にあるかを判定する速度域判定部(30)と、を備えている。そして、制御部は、ロータが減速域にある場合において、複数の通電相のうち通電するべき通電相への通電のオンタイミングはエンコーダ信号の変化点に同期させ、複数の通電相のうち次のエンコーダ信号の変化点でオフさせる通電相への通電のオフタイミングだけをエンコーダ信号の変化点に対して遅延することにより、遅延した通電相による引力がロータの回転方向に対して反対方向に働くように制御することを特徴としている。
これによれば、通電相への通電のオフに係る電流の立ち下がりが従来制御に較べて遅延するのでロータの回転方向と反対向きに力が作用させることができる。このため、ロータの空転を抑制でき、減速に係る角加速度を大きくすることができる。したがって、定速域で回転するロータが停止するまでの時間、すなわち減速域の時間を短縮することができる。つまり、減速に対する応答性を向上することができる。
第1実施形態における電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 ステータおよびロータの構成の一部を示す正面図である。 エンコーダの構成の一部を示す正面図である。 エンコーダ信号変化時における電子制御装置の動作を示すフローチャートである。 ロータの現在位置および位相進み補正量と通電する通電相とを関連付ける変換テーブルである。 電子制御装置による制御にかかるタイミングチャートである。 遅延タイマ満了後における電子制御装置の動作を示すフローチャートである。 ロータに印加される力の様子を示す図である。 時間に対するロータの回転数の変化を示す図である。 第2実施形態における電子制御装置による制御にかかるタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分に、同一符号を付与する。
(第1実施形態)
最初に、図1〜図3を参照して、本実施形態に係る電子制御装置の概略構成について説明する。
この電子制御装置は車両に搭載され、自動変速機によるシフトチェンジを制御する装置である。とくに、運転者のレンジ切り替え操作に応じてECU(制御部)がステッピングモータを制御することによってレンジの切り替えを行う、いわゆるシフトバイワイヤを採用した車両に搭載される。
図1に示すように、この電子制御装置100は、自動変速機を構成するモータ10と、モータ10の回転に同期してパルス状の信号を出力するエンコーダ20と、モータ10の回転の速度域を判定する速度域判定部30と、電子制御ユニット(ECU)たる制御部40と、を備えている。制御部40はモータ10に電流を供給する駆動回路50を介してモータ10の駆動を制御している。
この電子制御装置100は運転者が操作するシフト操作部200と電気的に接続されている。シフト操作部200は運転者のレンジ切り替え操作を検出して、運転者が所望するレンジ情報を制御部40に出力する。
また、電子制御装置100は、エンジン300の動力をトルクおよび回転数を変更して車輪に伝達するギアボックス400に機械的に接続されている。ギアボックス400はモータ10の動力によって嵌合する歯車の組み合わせを変更し、エンジン300の動力の伝達経路を変更する。すなわち、モータ10の動力によってシフトチェンジが行われる。
本実施形態におけるモータ10は、ステッピングモータ(スイッチトリラクタンスモータ:SRモータ)が採用されている。図2に示すように、モータ10は、ステータ11とロータ12がともに突極構造をもつモータで、永久磁石が不要な簡素な構成となっている。円筒状のステータ11の内周部には、例えば12個の突極11aが等間隔に形成され、これに対して、ロータ12の外周部には、例えば8個の突極12aが等間隔に形成されている。ロータ12の回転に伴ってロータ12の突極12aがステータ11の突極11aと微小ギャップを介して順番に対向するようになっている。ステータ11の突極11aにはU相、V相、W相にそれぞれ割り当てられた巻線13が順番に巻回されている。なお、ステータ11の突極11aやロータ12の突極12aの数は適宜変更してもよい。
巻線13に電流が流れるとステータ11の該当する突極11aの内部に磁束が生じて励磁される。ロータ12の突極12aが励磁された突極11aに引き寄せられることによってロータ12の回転が実現される。例えばU相、V相、W相の順で電流が流されると、ロータ12は紙面に対して時計回りに回転する。
エンコーダ20は、磁気式のロータリエンコーダにより構成されている。具体的には、図3に示すように、N極とS極が円周方向に交互に等ピッチで着磁された円環状のロータリマグネット21がロータ12に固定されている。ロータリマグネット21はロータ12と同軸となるように固定されておりロータ12の回転とともに回転する。本実施形態におけるロータリマグネット21はN極とS極の着磁ピッチが7.5度に設定されている。
また、エンコーダ20は、ロータリマグネット21に対向する位置にホール素子等の磁気検出素子22,23を有している。磁気検出素子22はエンコーダ信号のうちA信号を出力する。一方、磁気検出素子23はエンコーダ信号のうちB信号を出力する。各磁気検出素子22,23の出力するエンコーダ信号は、それぞれの磁気検出素子22,23がロータリマグネット21のN極に対向したときにHighとなり、S極と対向したときLowとなる。すなわち、エンコーダ信号は、ロータ12およびロータリマグネット21が7.5度回転するごとにHighとLowを周期的に繰り返すように出力される。磁気検出素子22と磁気検出素子23とは回転方向に互いに48.75度を離れて配置されている。このため、A信号とB信号の位相差は、ロータ12の回転角にして3.75度となる。換言すれば、B信号はA信号に対して1/4周期だけ遅相して出力される。エンコーダ20はA信号およびB信号を制御部40に出力している。制御部40はA信号およびB信号の立ち下がりおよび立ち下がりの変化点、すなわち信号のエッジをカウントしてロータ12の回転角を検出するとともに、通電するべき通電相を切り替えている。上記したように、A信号とB信号の位相差は、ロータ12の回転角にして3.75度であるから、エンコーダ信号を1カウントする間にロータ12は3.75度回転する。カウント数はロータ12が正回転するときカウントアップし、逆回転するときカウントダウンするようになっているので、カウンタの初期値が分かっていればカウント数によってロータ12の現在位置を一意に決めることができる。
速度域判定部30は、ロータ12の現在位置の回転角と目標位置の回転角との角度差分Xに基づいて速度域を判定する。速度域には、角度差分Xが所定の閾値P以上(X≧P)の場合である加速域と、Xが所定の閾値Pより小さく閾値Q以上(Q≦X<P)の場合である定速域と、Xが閾値Qより小さい(X<Q)の場合である減速域とがある。速度域判定部30は、角度差分Xと閾値P,Qの関係に基づいて速度域を判定している。なお、ロータ12の回転角とカウント数は一対一に対応するので、X、P、Qの各値はカウント数に置き換えて考えても良い。
なお、速度域の判定はモータ10の回転に係る角加速度を検出して判定しても良い。ロータ12の角加速度が正でありロータ12の回転が加速している状態であれば加速域である。また、ロータ12の角加速度がゼロでありロータ12の角速度がほぼ一定の状態でれば定速域である。また、ロータ12の角加速度が負でありロータ12の回転が減少している状態でれば減速域である。具体的には、速度域判定部30は、例えばA信号のカウントアップまたはカウントダウンの間隔が時間に応じて短くなっている場合は加速域であると判定する。また、カウントアップまたはダウンの間隔が一定である場合は定速域であると判定する。また、カウントアップまたはダウンの間隔が時間に応じて長くなっている場合は減速域であると判定する。
ロータ12の現在位置および角加速度の検出にはエンコーダ20が出力するエンコーダ信号を用いることができる。速度域判定部30は、ロータ12がいずれの速度域にあるかを判定して、その速度域を示す情報を制御部40に出力している。
制御部40は、例えばシフトバイワイヤECUである。制御部40は駆動回路50を構成するインバータを制御している。駆動回路50は制御部40の指示に基づいてU相、V相、W相の各通電相に電流を流すようになっている。制御部40はエンコーダ20により出力されるエンコーダ信号に基づいてロータ12の回転数を算出する。そして、制御部40は、速度域判定部30により入力されるロータ12の速度域と回転数に基づいて通電するべき通電相を決定している。なお、位相進み補正を考慮しない場合の通電は、U相→UV相→V相→VW相→W相→WU相→U相のように一巡するとエンコーダ信号のエッジのカウント数は12となり、ロータ12が45度回転する。また、本実施形態における制御部40は、通電相への通電のオフタイミングを本来のオフタイミングよりも遅延させるように駆動回路を制御できるようになっている。制御部40による制御の詳細は後述する。
駆動回路50は、一般的に知られた3相駆動のインバータ回路である。駆動回路50は図示しない3対のインバータ回路を有し、各インバータ回路が制御部40の指示に基づいてU相、V相、W相の各通電相に電流を供給する。
次に、図4〜図7を参照して、本実施形態にかかる電子制御装置100の制御について説明する。なお、図4に記載のフローはエンコーダ信号が変化した際に実行され、制御部40がどの通電相に電流を流すのかを指示する通電指示値を出力までのフローである。
図4に示すように、まずステップS1が実行される。ステップS1は、制御部40がロータ12の回転数を検出するステップである。エンコーダ20はエンコーダ信号を出力しているが、エンコーダ信号のHighとLowの相互遷移は7.5度の位相差をもって成される。本実施形態におけるエンコーダ信号はA信号とB信号とがあり互いの位相差は3.75度であるから、前回のエンコーダ信号の変化点と今回のエンコーダ信号の変化点とが検出される角度差は3.75度である。すなわち、エンコーダ信号のエッジを1カウントする間にロータ12は3.75度回転する。制御部40は前回のエンコーダ信号の変化点と今回のエンコーダ信号の変化点とが検出される時間差に基づいて角速度、すなわち回転数を検出する。
次いでステップS2が実行される。ステップS2は、速度域判定部30がロータ12の速度域を判定するステップである。上記したように、速度域には加速域、定速域、減速域がある。速度域判定部30は、ロータ12の現在位置の回転角と目標位置の回転角との角度差分Xに基づいて速度域を判定する。速度域判定部30は、角度差分Xが所定の閾値P以上(X≧P)の場合に加速域と判定する。また、Xが所定の閾値Pより小さく閾値Q以上(Q≦X<P)の場合は定速域と判定する。Xが閾値Qより小さい(X<Q)の場合は減速域と判定する。
次いでステップS3が実行される。ステップS3は、制御部40が位相進み補正量Ksを算出するステップである。位相進み補正量Ksは、ステップS1において算出されたロータ12の回転数と、ステップS2において算出されたロータ12の速度域とに基づいて算出される。ロータ12を回転駆動するトルクを発生させるためにはロータ12の回転位相に対して通電相の位相を進める必要がある。駆動開始後にロータ12の回転速度が上昇するのに伴ってエンコーダ信号のエッジのカウント数の変化速度が早くなるので通電相の切り替えタイミングも速くなる。ロータ12の回転数が大きくなると通電相の切り替えタイミングがロータ12の回転に追従できずに駆動トルクが低下する虞がある。この問題を解消するために、制御部40は、ロータ12の回転数と速度域に応じて通電する通電相を予めロータ12の回転位相に対して先行させるように制御する。先行させる量は回転数と速度域に依存する。この先行させる量が位相進み補正量Ksである。なお、位相進み補正量Ksは7.5度を単位とする角度に相当するが、本実施形態ではカウント数に換算してもよい。
ロータ12の回転数が大きいほど位相進み補正量Ksは大きくなる。また、制御部40は、ロータ12が加速域にあれば位相進み補正量Ksを時間に応じて増加させるように制御する。反対に、ロータ12が減速域にある場合には位相進み補正量Ksを減少させるように制御する。なお、位相進み補正量Ksの算出については特開2004−23931号公報に詳しい。
次いでステップS4が実行される。ステップS4は、制御部40が通電すべき通電相を決定するステップである。制御部40は、ロータ12の現在位置N(カウント数)、位相進み補正量Ks(カウント数)および図5に示す変換テーブルに基づいて通電相を決定する。本実施形態における通電相への通電がU相→UV相→V相→VW相→W相→WU相のように一巡すると、カウント数は12だけ増減する。よって、現在位置Nと位相進み補正量Ksとの和M(=D+Ks)を12で割った剰余は通電相を決定するファクタとなる。図5では、この剰余をM mod12と記載している。
なお、ステップS4において決定された通電相は、通電指示値(U,V,W)として算出される。通電指示値は該当する通電相が通電される場合に1となり、非通電の場合に0となる。例えば、M mod12=3であれば(U,V,W)=(0,0,1)である。また別の例では、M mod12=8であれば(U,V,W)=(1,1,0)である。
次いでステップS5が実行される。ステップS5は、制御部40がロータ12の速度域が減速域であるか否かを判定するステップである。制御部40は速度域判定部30から入力される速度域の情報に基づいて、ロータ12が減速域にあればYES判定とし、ロータ12が加速域あるいは定速域にあればNO判定とする。
ステップS5においてYES判定となった場合、すなわちロータ12が減速域にある場合はステップS6に進む。
ステップS6は、制御部40が通電のオフタイミングを遅延させる通電相を算出するステップである。オフタイミングを遅延させないときオフタイミングはエンコーダ信号のエッジに同期するため、オフタイミングを遅延させるとは、通電相への通電のオフタイミングに係る位相をエンコーダ信号の変化点(エッジ)に対して遅相することを意味する。
制御部40は、切り替え前の前回の通電相と、ステップS4により算出された今回の通電相を参照して指示値が1→0のように変化した相を遅相させる通電相として決定する。例えば、前回の通電相がU相とV相であると仮定する。すなわち、(Ui−1,Vi−1,Wi−1)=(1,1,0)であると仮定する。そして、ステップS4によって算出された今回の通電相がV相であるとする。すなわち、(U,V,W)=(0,1,0)であるとする。指示値が1→0のように変化した通電相はU相であるから、制御部40は通電のオフタイミングを遅相する通電相としてU相を選択する。
次いでステップS7が実行される。ステップS7は、制御部40が、ステップS6で算出された通電相におけるオフタイミングの遅延時間を算出するステップである。つまり、遅延される通電相におけるオフタイミングの、エンコーダ信号のエッジに対する遅相量を算出するステップである。エンコーダ信号はロータ12の回転数に依存するので、ここで云う遅延時間はロータ12の回転数を介して換算でき、遅相量と同義である。
遅延時間(遅相量)について図6を参照して説明する。図6はエンコーダ信号であるA信号およびB信号と、各通電相の指示値と、各通電相に流れる電流の時間変化を示したタイミングチャートである。実線はオフタイミングを遅相した後のチャートを示し、破線は遅相が行われない従来の制御におけるチャートを示している。説明を簡単にするため、図6では位相進み補正量が適用されていない例を図示している。
ステップS6における例示を踏襲し、前回の通電相がU相とV相であると仮定し、今回の通電相がV相であると仮定する。通電のオフタイミングが遅相される通電相はU相である。このとき、図6に示すように、U相の通電指示値の遅相に伴ってU相に流れる電流の立ち下がりの開始は遅延する。これにより、U相に流れる電流がゼロになる前に、次に初めてオンする通電相であるW相の通電が開始されて電流が流れ始める。すなわち、U相の通電のオフに係る電流の立ち下がりと、U相のオフタイミングの後に初めてオンするW相の通電オンに係る電流の立ち上がりとの間隔が狭くなる。あるいはU相の立ち下がりとW相の立ち上がりとがオーバーラップする。逆に言えば、遅相量は、通電のオフに係る電流の立ち下がりと、オフタイミングの後に初めてオンする別の通電相のオンに係る電流の立ち上がりとの間隔が狭くなる、あるいはオーバーラップするように設定される。
このため、遅相量は電流の立ち下がりにおけるスルーレートや、立ち下がり開始時の電流の値に依存する。ここで、電流のスルーレートはステータ11の突極11aに巻回された巻線13のリアクタンスや抵抗値に依存する。また、立ち下がり開始時の電流の値は巻線13に電流を供給する電源電圧に依存する。よって、遅相量として、基準となる巻線13のリアクタンスおよび抵抗値、基準となる電源電圧の条件下で、基準となる基準遅相量θが予め設定されている。すなわち、ステップS7において算出される遅延時間(遅相量)は、基準となる巻線13のリアクタンスおよび抵抗値、基準となる電源電圧の条件下では基準遅相量θに相当する。そして、この条件下では通電のオフに係る電流の立ち下がりと、オフタイミングの後に初めてオンする別の通電相のオンに係る電流の立ち上がりとの間隔を狭くする、あるいはオーバーラップさせることができる。
以降は、制御部40が、通電のオフに係る電流の立ち下がりと、オフタイミングの後に初めてオンする別の通電相のオンに係る電流の立ち上がりをオーバーラップさせるように制御する例として説明する。
上記したように、電流のスルーレートは巻線13のリアクタンスや抵抗値に依存し、電流がゼロになるまでの時間は電源電圧に依存する。このため、ステップS7において、遅相量の補正量δθを導入することが好ましい。
スルーレートは巻線13ひいてはモータ10の温度が高いほど大きくなり、電流がゼロになるまでの時間が短くなる。従って、制御部40は、モータ10の温度が基準となる温度に較べて高い条件下ではδθ>0として遅相量を大きく設定する。これにより、通電のオフに係る電流がゼロになる前に、オフタイミングの後に初めてオンする別の通電相のオンに係る電流が立ち上がるので、両者をオーバーラップさせることができる。
また、巻線13を流れる電流がゼロになるまでの時間は電源電圧が小さいほど短くなる。従って、制御部40は、電源電圧が基準となる電源電圧に較べて低下している条件下ではδθ>0として遅相量を大きく設定する。これにより、通電のオフに係る電流がゼロになる前に、オフタイミングの後に初めてオンする別の通電相のオンに係る電流が立ち上がるので、両者をオーバーラップさせることができる。
さらに、エンコーダ信号の変化点に対して遅相した通電オフのタイミングが、エンコーダ信号の次の変化点よりも前に設定されるように、遅相量に上限を設けることが好ましい。これは、遅相した通電オフのタイミングが、エンコーダ信号の次の変化点を越えると通電パターンが崩れて脱調する虞があるためである。本実施形態においては、制御部40は、θ+δθ<3.75°を満たすようにδθを設定することが好ましい。エンコーダ信号の変化はロータ12の回転数に依存するため、遅相量は遅延時間に言い換えることができる。つまり、制御部40は、オフタイミングの遅延時間をロータ12が3.75度回転する前に通電指示値が0になるように設定することが好ましい。
次いでステップS8が実行される。ステップS8は、制御部40が、ステップS7により算出された遅延時間に基づいて、制御部40内に設けられ一般的に知られたタイマ回路によって遅延タイマを設定するステップである。この遅延タイマが満了するまで、指示値が1→0のように変化した通電相への通電が継続されることになる。上記例においては、U相の通電が継続されることになる。
次いでステップS9が実行される。ステップS9は、制御部40がオフタイミングの遅相を考慮した通電指示値(U,V,W)を算出して出力するステップである。遅相を考慮した通電指示値は、前回の通電指示値(Ui−1,Vi−1,Wi−1)と今回の通電指示値(U,V,W)の論理和となる。すなわち、(U,V,W)=(Ui−1|U,|Vi−1|V,|Wi−1|W)である。上記例では、(Ui−1,Vi−1,Wi−1)=(1,1,0)であり、(U,V,W)=(0,1,0)であるから、(U,V,W)=(1,1,0)である。この例では、実質、前回の通電指示値が継続して出力されることになる。なお、ステップS9において算出された通電指示値は遅延タイマが満了するまで有効である。
このように、ロータ12が減速域にある場合には、遅相を考慮した通電指示値(U,V,W)が制御部40から出力され、通電指示値に基づいて駆動回路50が駆動する。
一方、ステップS5において、ロータ12が加速域あるいは定速域にあればNO判定となる。ステップS5においてNO判定となった場合には、図4に示すように、ステップS10が実行される。ステップS10は、制御部40が、ステップS4において算出された今回の通電指示値(U,V,W)を出力するステップである。そして、この通電指示値に基づいて駆動回路50が駆動する。すなわち、オフタイミングの遅相が行われることなく、通電相の切り替えが実行される。
さて、ステップS8においてセットされた遅延タイマが満了すると、制御部40は図7に示すフローに従って通電指示値を出力する。すなわち、ステップS11が実行される。ステップS11は、制御部40が、ステップS4において算出された今回の通電指示値(U,V,W)を出力するステップである。そして、この通電指示値に基づいて駆動回路50が駆動する。すなわち、遅延タイマが満了したことを条件に、オフタイミングの遅相が終了して、目的とする通電相への通電が実行される。
次に、本実施形態に係る電子制御装置100を採用することによる作用効果について説明する。
例えばUV相→V相→VW相のように通電相が遷移することを仮定する。UV相通電の状態からV相通電に移行する際には、U相の通電がオフされてU相通電に起因する引力が消失するのでロータ12の突極12aはV相通電に起因する引力によって引き寄せられる。これによりロータ12は回転する。本実施形態では、ロータ12の回転が減速域にある場合、従来の通電相の切り替えに較べてU相通電のオフタイミングを遅延させるため、図8に示すように、従来U相通電に起因する引力が消失するタイミングでも当該引力が残存する。このため、減速にかかるロータ12の角加速度を大きくすることができる。
とくに、本実施形態では、U相通電による電流が、次に通電されるW相の電流の立ち上がりにオーバーラップするため、V相のみの通電の期間においてもU相通電に起因する引力が残存する。よって、V相通電の間も確実に回転方向と反対に向く力をロータ12に作用させ続けることができる。このため、ロータ12の回転が停止するまでの時間を短縮することができる。
従来のように位相進み補正量を導入してロータ12を駆動する方式は、ロータ12の加速域において定速域に至るまでの時間を短縮でき、運転者のレンジ切り替え操作に対する応答性を向上することを実現した。一方、減速域においては位相進み補正量をほぼ無くした状態で減速する以外になかった。これに対して、本実施形態における電子制御装置100は、通電相への通電のオフタイミングを遅延させることによって引力を残存させることができるので、図9に示すように、同一のロータ回転量を実現するために要する時間を短縮することができる。すなわち、運転者の操作に対する応答性を向上することができる。
なお、本実施形態では、通電のオフに係る電流の立ち下がりと、オフタイミングの後に初めてオンする別の通電相のオンに係る電流の立ち上がりとがオーバーラップする例を説明したが、必ずしもオーバーラップしていなくても良い。通電のオフに係る電流の立ち下がりを従来制御に較べて遅延するようにすれば、ロータ12の回転方向に対して反対方向の力が働くので、減速にかかるロータ12の角加速度を大きくすることができる。
(第2実施形態)
通電相への通電のオフ時、すなわち通電指示値が1→0のように変化する時点において、通電指示値をPWM制御することによって、通電相に流れる電流の立ち下がりにかかるスルーレートを精度よく制御することができる。なお、電子制御装置100を構成する要素は第1実施形態と同様であり、ロータ12の回転数の算出や速度域の判定、オフタイミングを遅延させる通電相の算出等の制御は第1実施形態における説明に準ずるので、詳しい説明を省略する。本実施形態における制御部40は、オフタイミングを遅延する通電相における通電指示値の出力を第1実施形態とは異なる方法で行う。
図10に示すように、本実施形態における制御部40は、遅延タイマが有効である期間において、通電指示値をPWM制御して出力するようになっている。図10は、UV相通電の状態からV相通電の状態に遷移する際にU相のオフタイミングが遅延する様子を示している。通電相の電流についてのグラフは、実線が本実施形態における電流の挙動を示し、破線は第1実施形態における電流の挙動を示す。第1実施形態において説明したように、U相のオフタイミングが遅延した状態は図4におけるステップS8でセットされた遅延タイマが有効な期間である。本実施形態における制御部40は遅延タイマが有効となっている期間において、その全体あるいは一部の期間で通電指示値をPWM制御する。図10では、U相通電時のW相の遅延期間においてW相の通電指示値がPWM制御されている。また、V相通電時のU相の遅延期間においてU相の通電指示値がPWM制御されている。
これによれば、PWM制御を用いずに通電指示値を1→0のように遷移させる場合に較べて、電流の立ち下がりにかかるスルーレートを高精度に制御することができる。これは、ロータ12の回転を妨げる向きに働く引力を高精度の制御することと同義であるから、ロータ12の停止位置や停止までに要する減速域の時間を高精度に制御することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記した各実施形態において、ステータ11における突極11aの数を12、ロータ12における突極12aの数を8として説明したが、各突極の数は任意に設定可能であることは言うまでもない。また、エンコーダ20におけるロータリマグネット21に着磁される極のピッチも7.5度に限定されるものではない。さらに、上記した各実施形態における通電相はU相、V相、W相の3相であったが、通電相の数も3相に限定されない。
また、図4において説明したステップS1について、ロータ12の回転数の検出をエンコーダ信号に基づいて行う例を示したが、エンコーダ20を介することなく、別途回転数センサを用意してもよい。同様に、ステップS2における速度域の判定についても、別途回転角センサ等を用意して判定するようにしてもよい。
また、第2実施形態において、PWM制御が実施される期間について、遅延タイマが有効になっている一部の期間で通電指示値がPWM制御される例を説明したが、遅延タイマの有効期間すべてにおいて通電指示値がPWM制御されるようになっていてもよい。また、第2実施形態においてはPWM制御中におけるデューティ比について言及していないが、時間の経過とともにデューティ比を小さくするようにすれば、通電相の通電オフにかかる電流の立ち下がりを略線形にでき、より高精度にロータ12の減速を制御することができる。
10…モータ,20…エンコーダ,30…速度域判定部,40…制御部,50…駆動回路,100…電子制御装置,200…シフト操作部,300…エンジン,400…ギアボックス

Claims (6)

  1. 複数の通電相への通電により回転するロータ(12)を有するモータ(10)と、
    前記ロータの回転に同期してパルス状のエンコーダ信号を出力するエンコーダ(20)と、
    前記エンコーダ信号の変化に基づいて前記通電相への通電のオンオフを制御する制御部(40)と、
    前記ロータの回転が、加速域、定速域、減速域のいずれの速度域にあるかを判定する速度域判定部(30)と、を備え、
    前記制御部は、前記ロータが減速域にある場合において、複数の前記通電相のうち通電するべき前記通電相への通電のオンタイミングは前記エンコーダ信号の変化点に同期させ、複数の前記通電相のうち次の前記エンコーダ信号の変化点でオフさせる前記通電相への通電のオフタイミングだけを前記エンコーダ信号の変化点に対して遅延することにより、遅延した前記通電相による引力が前記ロータの回転方向に対して反対方向に働くように制御する電子制御装置。
  2. 前記制御部は、前記通電相への通電のオフタイミングに係る位相を前記エンコーダ信号の変化点に対して遅延することにより、
    通電のオフに係る電流の立ち下がりと、前記オフタイミングの後に初めてオンする別の前記通電相のオンに係る電流の立ち上がりとがオーバーラップするように制御する請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記制御部は、前記オフタイミングにおける通電をPWM制御して、前記通電相に流れる電流の立ち下がりにおける電流量を制御する請求項1または請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記エンコーダ信号の変化点に対して遅延した通電オフのタイミングは、前記エンコーダ信号の次の変化点よりも前に設定される請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  5. 前記制御部は、前記通電相への通電に係る電源電圧が小さいほど、前記エンコーダ信号の変化点に対する前記オフタイミングの遅延時間を大きくする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  6. 前記制御部は、前記モータの温度が高いほど、前記エンコーダ信号の変化点に対する前記オフタイミングの遅延時間を大きくする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子制御装置。
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