JP6528634B2 - スイッチング電源回路の制御方法及び電源装置 - Google Patents

スイッチング電源回路の制御方法及び電源装置 Download PDF

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Description

本発明は、スイッチング電源回路の制御方法及び電源装置に関する。
従来、スイッチング電源回路を含む電源装置の出力電流が定格以上になった場合に、電源装置や電源装置に接続される負荷が破壊されることを防ぐために電源装置の出力電圧を低下する制御が行われる。この制御は、垂下制御と呼ばれる。
スイッチング電源回路の出力電流を検出する方法には、たとえば、以下の方法がある。1つ目の方法は、スイッチング電源回路に含まれるトランスの2次巻き線側に電流検出用の抵抗を接続し、その抵抗に印加される電圧から出力電流を検出する方法である。
2つ目の方法は、たとえば、スイッチング電源回路に含まれるトランスの1次巻き線側にカレントトランス回路を接続して、カレントトランス回路の出力電圧に基づき出力電流を検出する方法である。
特開2014−119354号公報 特開2012−90406号公報 特開2008−113476号公報
電流検出用の抵抗を用いてスイッチング電源回路の出力電流を検出する場合、損失が大きいため、損失が少ないカレントトランス回路を用いることが考えられる。
しかし、カレントトランス回路を用いた場合、スイッチング電流のリップルの影響により、カレントトランス回路で検出されるスイッチング電源回路の出力電流と、実際の出力電流との間にずれが生じる。このため、適切に過電流を抑制することができなくなるという問題があった。
発明の一観点によれば、プロセッサが、スイッチング電源回路の出力電圧と目標電圧との差分値を算出し、前記プロセッサが、前記差分値に対して第1の係数を乗じて補正値を算出し、前記プロセッサが、カレントトランス回路で検出される前記スイッチング電源回路の出力電流の第1の検出値を前記補正値に基づき補正して第2の検出値を生成し、前記プロセッサが、前記第2の検出値と閾値電流値との比較に基づき過電流が発生しているか否かを判定し、前記プロセッサが、前記過電流が発生していると判定したときには、前記スイッチング電源回路の前記出力電圧を低下させる制御信号を出力する、スイッチング電源回路の制御方法が提供される。
また、発明の一観点によれば、スイッチング電源回路と、前記スイッチング電源回路の出力電流を検出するカレントトランス回路と、前記スイッチング電源回路の出力電圧と目標電圧との差分値を算出し、前記差分値に対して第1の係数を乗じて補正値を算出し、前記カレントトランス回路で検出される前記出力電流の第1の検出値を前記補正値に基づき補正して第2の検出値を生成し、前記第2の検出値と閾値電流値との比較に基づき過電流が発生しているか否かを判定し、前記過電流が発生していると判定したときには、前記スイッチング電源回路の前記出力電圧を低下させる制御部と、を有する電源装置が提供される。
開示のスイッチング電源回路の制御方法及び電源装置によれば、過電流の発生を抑制できる。
第1の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法及び電源装置の一例を示す図である。 スイッチング電流と出力電流との関係を示す図である。 プロセッサによって実現される機能を示す機能ブロックの一例を示す図である。 本実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法による垂下制御のシミュレーション結果の一例を示す図である。 本実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法による垂下制御の実験結果の一例を示す図である。 第2の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法の一例の処理の流れを示すフローチャートである。 インダクタの特性の一例を示す図である。 インダクタンスと直流電流との関係を示す近似曲線の例を示す図である。 第3の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法の一例の処理の流れを示すフローチャートである。 周波数変調方式の電源装置のスイッチング周波数と制御電圧との関係の一例を示す図である。 差分値算出機能と補正値算出機能を回路で実現した電源装置の一例を示す図である。 差分値算出回路及び補正値算出回路の機能を実現する演算回路の一例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法及び電源装置の一例を示す図である。
電源装置1は、スイッチング電源回路2、カレントトランス回路3、制御部4を有する。
スイッチング電源回路2は、キャパシタC1、トランス2a、トランジスタTr1、ダイオードD1,D2、インダクタL1、キャパシタC2を有する。
キャパシタC1の両端は、入力端子2b,2cに接続されている。入力端子2b,2c間には、入力電圧(直流電圧)Vinが印加されている。トランス2aの1次巻き線2a1の一端は、キャパシタC1の一端に接続され、他端は、nチャネル型MOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるトランジスタTr1のドレインに接続されている。トランジスタTr1のソースは、キャパシタC1の他端に接続されている。トランジスタTr1のゲートは制御部4に接続されている。トランジスタTr1は、スイッチング電源回路2のスイッチングトランジスタとして機能する。
トランス2aの2次巻き線2a2の一端は、ダイオードD1のアノードに接続されており、他端は接地されている。ダイオードD1,D2のカソードはインダクタL1の一端に接続されており、ダイオードD2のアノードは接地されている。インダクタL1の他端はキャパシタC2の一端、出力端子2e及び端子2dに接続されている。キャパシタC2の他端は接地されている。出力端子2e,2fには、図示しない負荷回路が接続される。なお、出力端子2fは接地されている。端子2dは、制御部4に接続されている。
なお、図1の例では、フォワードコンバータ方式のスイッチング電源回路2を示したがこれに限定されず、フルブリッジ方式など他の方式のスイッチング電源回路としてもよい。
カレントトランス回路3は、2次巻き線3a1を含むトランス3a、ダイオードD3、キャパシタC3、抵抗R1を有する。
トランス3aは、スイッチング電源回路2の1次巻き線2a1側に設けられており、2次巻き線3a1の一端は、ダイオードD3のアノードに接続されており、2次巻き線3a1の他端は接地されている。
ダイオードD3のカソードは、キャパシタC3の一端、抵抗R1の一端及び出力端子3bに接続されている。キャパシタC3の他端、抵抗R1の他端は接地されている。出力端子3bは、制御部4に接続されている。
制御部4は、A/D(Analog to Digital)変換回路4a,4b、プロセッサ4c、PWM(Pulse Width Modulation)制御回路4d、ゲート駆動回路4e、メモリ4fを有する。
A/D変換回路4aは、スイッチング電源回路2の端子2dに接続されており、スイッチング電源回路2の出力電圧Voutを、デジタル値に変換する。
A/D変換回路4bは、カレントトランス回路3の出力端子3bに接続されており、スイッチング電源回路2の出力電流Ioutを検出するためにカレントトランス回路3から出力される出力電圧Vcsに対応した電流Icsを、デジタル値に変換する。
プロセッサ4cは、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などである。
プロセッサ4cは、A/D変換回路4a,4bの出力に基づき、PWM制御回路4dを制御するための制御信号を生成して出力する。また、プロセッサ4cは、スイッチング電源回路2を制御するために、図1に示すようなステップS1〜S5の処理を実行する。ステップS1〜S5の各処理については後述する。
PWM制御回路4dは、プロセッサ4cからの制御信号に基づき、ゲート駆動回路4eに所定の周期でトランジスタTr1をオンまたはオフさせるための制御信号を生成して出力する。
ゲート駆動回路4eは、PWM制御回路4dからの制御信号に基づくゲート電圧を生成して、トランジスタTr1のゲートに印加する。
メモリ4fは、たとえば、フラッシュメモリなどであり、プロセッサ4cが実行するプログラムや、各種データを格納している。
上記の制御部4の要素のうち、たとえば、A/D変換回路4a,4b、プロセッサ4c、PWM制御回路4d、メモリ4fは、マイクロコントローラにて実現するようにしてもよい。
以下、電源装置1の動作を説明する前に、カレントトランス回路3を用いて検出されるスイッチング電源回路2の出力電流と、実際の出力電流Ioutとの間で誤差が生じる理由を説明する。
なお、PWM制御回路4dの制御により、トランジスタTr1が周期Tsでオンまたはオフし、オン時間は、Ts×Duty(デューティ比)であるものとする。
トランス2aの2次巻き線2a2側の電圧Vsの変化量ΔVsは、以下の式(1)で表せる。
ΔVs=Vin/N (1)
なお、Nは、トランス2aの1次巻き線2a1の巻き数N1と2次巻き線2a2の巻き数N2との巻き数比であり、N=N1/N2である。
変化量ΔVsがインダクタL1の両端の電圧変化分になるため、インダクタL1に流れる電流ILの変化分ΔILは、以下の式(2)で表せる。
ΔIL=ΔVs・Ts・Duty/L (2)
なお、式(2)においてLはインダクタL1のインダクタンスを示している。
式(1)より、式(2)は以下の式(3)のように変形できる。
ΔIL=(Vin/N)・(1/L)・Ts・Duty (3)
一方、トランス2aの1次巻き線2a1側の電流Ip(以下スイッチング電流Ipと呼ぶ)の変化分ΔIpと電流ILの変化分ΔILは、以下の式(4)の関係にある。
ΔIp=(1/N)・ΔIL (4)
式(4)は、式(3)から以下の式(5)のように変形できる。
ΔIp=(1/N2L)・Ts・Duty・Vin (5)
Vin・Duty=Voutであるから、式(5)は以下の式(6)のように表せる。
ΔIp=(1/N2L)・Ts・Vout (6)
ここで、スイッチング電流Ipと、出力電流Ioutとの関係は、以下の図のように表せる。
図2は、スイッチング電流と出力電流との関係を示す図である。
横軸は時間を示している。
スイッチング電流Ipは、周期的にH(High)レベルに立ち上がっているが、Hレベルの値が一定ではなく、時間とともに増加するような傾向があり、スイッチング電流Ipの波形は、リップルを含むものとなる。
出力電流Ioutを巻き数比Nで割った値は、図2に示すように、スイッチング電流Ipのピーク値に対して、ΔIp/2だけ小さい値となる。
一方、カレントトランス回路3の抵抗R1に流れる電流Icsは、キャパシタC3の影響により、スイッチング電流Ipのピーク値となる。
したがって、電流Icsと出力電流Ioutとの関係は、以下の式(7)のように表せる。
Ics=(ΔIp/2)+(Iout/N)=(1/2N2L)・Ts・Vout+(Iout/N) (7)
式(7)は、以下の式(8)のように表せる。
Iout/N=Ics−(1/2N2L)・Ts・Vout (8)
式(8)において、Idev=(1/2N2L)・Ts・Voutとすると、式(8)は以下の式(9)のように表せる。
Iout=N(Ics−Idev) (9)
なお、カレントトランス回路3では、出力電圧Vout=目標電圧VrefのときIdev=0になるようにオフセットが加えられている。そのため、Idev=(1/2N2L)・Ts・(Vref−Vout)とすることができる。つまり、Idevは、Vref−Voutに依存する。
N・Icsを、カレントトランス回路3を用いたときの出力電流Ioutの電流検出値とすると、電流検出値N・Icsは、実際の出力電流Ioutに対して、N・Idev分のずれが生じている。
そこで、本実施の形態の電源装置1のプロセッサ4cは、式(9)に基づいて電流検出値N・Icsを補正して、実際の出力電流Ioutと等しくなるような電流検出値(以下電流検出値Idoutと表記する)を求める。
以下、電源装置1の動作及びプロセッサ4cを用いたスイッチング電源回路2の制御方法を、図1を用いて説明する。
ステップS1:プロセッサ4cは、出力電圧Voutと目標電圧Vrefとの差分値(Vref−Vout)を算出する。
ステップS2:プロセッサ4cは、算出した差分値に対して予め求められている係数kjを乗じて補正値(kj・(Vref−Vout))を算出する。係数kjは、(1/2N2L)・Tsである。係数kjは、メモリ4fまたはプロセッサ4c内の図示しないレジスタに予め記憶されている。
なお、ここではインダクタンスL及び周期Tsは固定であるものとして説明する(インダクタンスL及び周期Tsが変わる場合については後述する)。
ステップS3:プロセッサ4cは、算出した補正値に基づき、電流検出値N・Icsを補正する。プロセッサ4cは、式(9)の関係から、電流検出値N・Icsから、上記の補正値に巻き数比Nを乗じた値を差し引くことで、出力電流Ioutに相当する電流検出値Idoutを求める。
ステップS4:プロセッサ4cは、ステップS3の処理で求めた電流検出値Idoutと、出力電流Ioutの上限である閾値電流値Ilimとを比較し、過電流が発生しているか否かを判定する。たとえば、プロセッサ4cは、電流検出値Idoutが、閾値電流値Ilimを超えると、過電流が発生していると判定する。
ステップS5:プロセッサ4cは、過電流が発生していないと判定したときには、Vref−Voutに基づき、出力電圧Voutが目標電圧Vrefに近づくようにPWM制御回路4dを制御する。
ステップS6:プロセッサ4cは、過電流が発生していると判定したときには、出力電圧Voutを低下させる制御信号を、PWM制御回路4dに出力する。これにより垂下制御が行われる。
ステップS5,S6の処理後は、ステップS1からの処理が繰り返される。
図1には、垂下制御の一例が示されている。横軸は出力電流Ioutを示し、縦軸は出力電圧Voutを示している。
破線の波形5は、プロセッサ4cがIdevを考慮しない場合の出力電圧Voutと出力電流Ioutとの関係を示している。実線の波形6は、上記のようにプロセッサ4cがIdevを考慮して制御を行った場合の出力電圧Voutと出力電流Ioutとの関係を示している。
前述したようにIdev=(1/2N2L)・Ts・Voutであるため、Idevは、出力電圧Voutが下がるほど小さくなる。また、式(9)より、Idevが小さくなるほど、出力電流Ioutは、大きくなる。
このようなIdevを考慮しない場合、出力電圧Voutが下がるほど、出力電流Ioutは実際よりも小さく見積もられるため、実際よりも早く、出力電流Ioutが閾値電流値Ilimを下回ったと判定され、出力電圧Voutを引き下げる制御が停止される。そのため、波形5のように、過電流が発生してしまう。
これに対して、本実施の形態の電源装置1及びスイッチング電源回路2の制御方法では、電流検出値N・Icsが、出力電圧Voutと目標電圧Vrefとの差に係数kjを乗じた値(Idev)に基づき補正される。これにより、出力電圧Voutと目標電圧Vrefとの差、つまり出力電圧Voutの変化に依存する上記のような検出誤差が減る。
このため、波形6のように、出力電流Ioutが、閾値電流値Ilimに達すると、出力電圧Voutが低下し、過電流の発生が抑制される。
なお、上記のような処理を行うプロセッサ4cの機能は、たとえば、以下のような機能ブロックで表せる。
図3は、プロセッサによって実現される機能を示す機能ブロックの一例を示す図である。
プロセッサ4cは、メモリ4fに記憶されているデータ及びプログラムに基づき、図3に示すような、差分値算出部20、補正値算出部21、補正部22、判定部23、制御信号生成部24の機能を実現する。
差分値算出部20は、図1のステップS1の処理を行う機能ブロックである。差分値算出部20は、減算部20aを有している。減算部20aは、目標電圧Vrefに対応するデジタル値と、スイッチング電源回路2の出力電圧Voutに対応するデジタル値との差分値を出力する。
補正値算出部21は、図1のステップS2の処理を行う機能ブロックである。補正値算出部21は、乗算部21aを有している。乗算部21aは、差分値算出部20で算出された差分値に、前述した係数kjを乗じて補正値を算出する。
補正部22は、図1のステップS3の処理を行う機能ブロックである。補正部22は、減算部22aと乗算部22bを有している。減算部22aは、A/D変換回路4bから出力される電流Icsに対応したデジタル値から、補正値算出部21で算出された補正値を引く。乗算部22bは、減算部22aでの減算結果に対して巻き数比Nを乗じて、前述の電流検出値Idoutに対応したデジタル値を生成する。
判定部23は、図1のステップS4の処理を行う機能ブロックである。判定部23は、閾値電流値保持部23aと、減算部23bを有している。閾値電流値保持部23aは、前述の閾値電流値Ilimに対応するデジタル値を保持している。減算部23bは、閾値電流値Ilimに対応するデジタル値から、補正部22で生成された電流検出値Idoutに対応したデジタル値を引く。減算部23bにおける減算結果がプラスの値のときは、過電流が発生していないことを示し、減算結果がマイナスの値のときは、過電流が発生していることを意味する。
制御信号生成部24は、図1のステップS5,S6の処理を行う機能ブロックである。制御信号生成部24は、目標電圧値保持部24a、乗算部24b、補償部24c、加算部24d、減算部24e、補償部24fを有している。
目標電圧値保持部24aは、前述の目標電圧Vrefに対応したデジタル値を保持している。
乗算部24bは、出力電圧Voutに対応したデジタル値に対して、係数kvを乗じてゲイン調整を行う。なお、乗算部24bはなくてもよい。
補償部24cは、判定部23から過電流の発生を示す値が出力されたときに、出力電圧Voutを引き下げるための補正値を生成する。
加算部24dは、補償部24cから出力される補正値と、乗算部24bから出力される値とを加算する。
減算部24eは、目標電圧Vrefに対応したデジタル値から、加算部24dの加算結果を引く。
補償部24fは、減算部24eの加算結果に基づき、PWM制御回路4dに供給する制御信号を補正して出力する。
このような制御信号生成部24では、判定部23から過電流の発生を示す値が出力されていないときは、補償部24fが、減算部24eの出力に基づき、出力電圧Voutが目標電圧Vrefになるように制御信号を補正する。これにより、たとえば、出力電圧Voutが目標電圧Vrefよりも大きいと、出力電圧Voutを下げるような制御、出力電圧Voutが目標電圧Vrefよりも小さいと、出力電圧Voutを上げるような制御が行われる。
一方、判定部23から過電流の発生を示す値が出力されるときには、加算部24dの出力が増加し、補償部24fでは、出力電圧Voutが目標電圧Vrefとなっていても、出力電圧Voutを引き下げる制御信号が生成される。これによって、出力電圧Voutが引き下げられる垂下制御が行われる。
図4は、本実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法による垂下制御のシミュレーション結果の一例を示す図である。
横軸は出力電流Ioutを示し、縦軸は出力電圧Voutを示している。また、目標電圧Vref=12V、係数kj=0.3、閾値電流値Ilim=41.7Aである。
図4に示すように、出力電流Ioutが、閾値電流値Ilimに達すると、出力電圧Voutが引き下げられ、適切な垂下特性が得られていることがわかる。
図5は、本実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法による垂下制御の実験結果の一例を示す図である。
横軸は出力電流Ioutを示し、縦軸は出力電圧Voutを示している。なお、スイッチング電源回路として、図1に示したようなフォワードコンバータ方式のものではなく、電源容量が500Wのフルブリッジコンバータ方式のものを用いた。また、入力電圧Vin=400V、閾値電流値Ilim=41.7A、スイッチング周波数は100kHz、目標電圧Vref=12V、係数kj=0.16〜0.47とした。
図5に示されている複数の特性30〜35のうち、特性30は、前述したIdevを考慮しない場合の垂下特性を示している。また、特性31は係数kj=0.16、特性32は係数kj=0.23、特性33は係数kj=0.40、特性34は係数kj=0.42、特性35は係数kj=0.47のときの垂下特性を示している。
図5のように、係数kjを大きくしていくと、過電流がより抑制されていくことがわかる。
ところで、前述した式(9)には、入力電圧Vinが含まれていない。つまり、カレントトランス回路3の電流Icsに基づき出力電流Ioutに対応する電流検出値Idoutが算出されるために、入力電圧Vinを測定しなくてもよい、という利点がある。
前述したように、Vin・Duty=Voutであり、入力電圧Vinが変化してもフィードバックによりデューティ比Dutyが反比例して変化するため、出力電圧Voutは変わらない。したがって、出力電圧Voutを測定しておけば、電流検出値N・Icsを補正することができる。
また、係数kjは、目標電圧Vrefには関係なく決定されるため、目標電圧Vrefを変更しても係数kjの変更は不要である。
(第2の実施の形態)
上記の第1の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法では、インダクタL1のインダクタンスLは固定であるものとしたが、環境温度やインダクタL1に流れる電流によって変化する可能性がある。係数kjは、(1/2N2L)・Tsであるため、インダクタンスLの変化に応じて変えないと、出力電流Ioutの算出精度が悪化する可能性がある。
そこで、以下に示す第2の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法では、プロセッサ4cは、環境温度やインダクタL1に流れる電流によってインダクタンスLを決定して、そのインダクタンスLに基づき、係数kjを算出する。
図6は、第2の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法の一例の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下の各処理は、図1に示した電源装置1と同様の回路構成で行われるものとして説明する。
ステップS10の処理は、図1に示したステップS1の処理と同じである。ステップS10の処理後、プロセッサ4cは、ステップS11の処理において、スイッチング電源回路2のインダクタL1のインダクタンスLを決定する。
図7は、インダクタの特性の一例を示す図である。
横軸は、直流電流[A]を示し、縦軸はインダクタンス[μH]と温度[℃]を示している。
インダクタL1のインダクタンスLは、たとえば、図7に示すように、インダクタL1に流れる直流電流が大きいと低下する特性(直流重畳特性)を示す。また、インダクタL1の温度変化ΔT℃は、直流電流が大きいと増加する。
図8は、インダクタンスと直流電流との関係を示す近似曲線の例を示す図である。
図8には、図7に示したインダクタL1におけるインダクタンスLの特性の近似曲線の例が示されている。近似曲線は、y=−3E−15x4+1E−12x3−1E−10x2−2E−09x+2E−06という式で示されている。
プロセッサ4cは、たとえば、直前の電流検出値Idoutの計算結果に基づき、インダクタL1に流れる直流電流を算出し、その直流電流を、上記近似曲線を表す式のxとして代入して、yであるインダクタンスLを求める。
また、上記近似曲線に基づく直流電流とインダクタンスLの関係が、テーブルデータとして予め、たとえば、メモリ4fに記憶されているようにしてもよい。その場合、プロセッサ4cは、たとえば、直前の電流検出値Idoutの計算結果に基づき、インダクタL1に流れる直流電流を算出し、その直流電流に対応するインダクタンスLを、テーブルデータから選択する。テーブルデータを用いる場合、プロセッサ4cが上記近似曲線を示す式を用いてインダクタンスLを計算するよりも処理時間が短縮する。
なお、インダクタンスLは、環境温度が上昇すると増加する傾向にあるため、プロセッサ4cは、環境温度とインダクタンスLとの関係に基づき、インダクタンスLを決定するようにしてもよい。
プロセッサ4cは、上記のようにしてインダクタンスLを決定すると、ステップS12の処理にて、そのインダクタンスLを用いて係数kjを算出する。
その後のステップS13〜S17の処理は、図1のステップS2〜S6の処理と同じである。
上記のようなスイッチング電源回路の制御方法によれば、インダクタンスLが電源装置1の使用条件に依存して変化しても、プロセッサ4cがインダクタンスLを決定し、そのインダクタンスLに基づき係数kjを算出する。これにより、出力電流Ioutの検出精度の悪化を抑制できる。
(第3の実施の形態)
第1及び第2の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法では、周期Tsは固定であるものとしたが、電源装置1が、たとえば、周波数変調方式(LLC電源回路方式、擬似共振方式など)で動作するものである場合には、周期Tsは変化する。係数kjは、(1/2N2L)・Tsであるため、周期Tsに応じて変えないと、出力電流Ioutの算出精度が悪化する可能性がある。
そこで、以下に示す第3の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法では、プロセッサ4cは、周期Tsを決定し、その周期Tsに基づき係数kjを算出する。
図9は、第3の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法の一例の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下の各処理は、図1に示した電源装置1のプロセッサ4cによる制御に基づき行われるものとして説明する。
ステップS20の処理は、図1に示したステップS1の処理と同じである。ステップS20の処理後、プロセッサ4cは、ステップS21の処理において、周期Tsを決定する。
図10は、周波数変調方式の電源装置のスイッチング周波数と制御電圧との関係の一例を示す図である。
横軸は、制御電圧(図3の補償部24fから出力される制御信号の電圧)を示し、縦軸はスイッチング周波数を示している。
スイッチング周波数(周期Tsの逆数)は、制御電圧が大きくなると低下する。プロセッサ4cは、たとえば、図10のような特性に基づき、周期Tsを決定する。
プロセッサ4cは、上記のようにして周期Tsを決定すると、ステップS22の処理にて、その周期Tsに基づき係数kjを算出する。
その後のステップS23〜S27の処理は、図1のステップS2〜S6の処理と同じである。
上記のようなスイッチング電源回路の制御方法によれば、スイッチング周波数が変更されても、プロセッサ4cが係数kjを算出することで、出力電流Ioutの検出精度の悪化を抑制できる。
なお、プロセッサ4cは、第2の実施の形態のスイッチング電源回路の制御方法と同様に、インダクタンスLについても決定し、決定したインダクタンスLと、周期Tsとに基づいて、係数kjを算出するようにしてもよい。
(変形例)
ところで、図3に示したプロセッサ4cの機能の少なくとも一部を回路で実現するようにしてもよい。
図11は、差分値算出機能と補正値算出機能を回路で実現した電源装置の一例を示す図である。
図11には、プロセッサ4cとその周辺部分が示されている。図1や図3と同一の要素については同一符号が付されている。なお、図1に示したスイッチング電源回路2やカレントトランス回路3については図示を省略している。
図3に示した差分値算出部20と、補正値算出部21は、図11に示す電源装置40の例では、差分値算出回路41、補正値算出回路42として実現されている。
また、電源装置40は、プロセッサ4cから出力される目標電圧Vrefのデジタル値をアナログ値に変換するD/A(Digital to Analog)変換回路43と、補正値算出回路42で算出された補正値(アナログ値)をデジタル値に変換するA/D変換回路44をさらに有する。
差分値算出回路41は、目標電圧Vrefから出力電圧Voを引く減算部41aを有している。また、補正値算出回路42は、差分値算出回路41で算出された差分値に係数kjを乗じる乗算部42aを有している。
上記のような差分値算出回路41と補正値算出回路42は、たとえば、以下のような演算回路で実現できる。
図12は、差分値算出回路及び補正値算出回路の機能を実現する演算回路の一例を示す図である。
演算回路50は、抵抗Ra,Rb,Rc,Rd、差動増幅回路51を有している。
抵抗Raの一端は、差動増幅回路51の非反転入力端子(“+”と表記されている端子)に接続されており、抵抗Raの他端は差動増幅回路51の出力端子に接続されている。
抵抗Rbの一端は、D/A変換回路43の出力端子に接続されており、抵抗Rbの他端は、差動増幅回路51の非反転入力端子に接続されている。
抵抗Rcの一端は、差動増幅回路51の反転入力端子(“−”と表記されている端子)に接続されており、抵抗Rcの他端は接地されている。
抵抗Rdの一端には、図1に示したスイッチング電源回路2の端子2dが接続されており、出力電圧Voutが印加される。抵抗Rdの他端は、差動増幅回路51の反転入力端子に接続されている。
抵抗Ra,Rcの抵抗値は等しく、抵抗Rb,Rdの抵抗値は等しい。前述の係数kjは、kj=抵抗Raの抵抗値/抵抗Rbの抵抗値、により設定できる。
差動増幅回路51は、非反転入力端子に入力される信号と、反転入力端子に入力される信号との差分を係数kj倍に増幅して出力する。差動増幅回路51の出力信号は、A/D変換回路44にてデジタル値に変換され、プロセッサ4cに供給される。
以上のような電源装置40でも電源装置1と同様の効果が得られる。
なお、図3に示した機能ブロックにおいて、差分値算出部20や補正値算出部21以外の機能ブロックについて、回路で実現するようにしてもよい。
以上、実施の形態に基づき、本発明のスイッチング電源回路の制御方法及び電源装置の一観点について説明してきたが、これらは一例にすぎず、上記の記載に限定されるものではない。
1 電源装置
2 スイッチング電源回路
2a,3a トランス
2a1 1次巻き線
2a2,3a1 2次巻き線
2b,2c 入力端子
2d 端子
2e,2f 出力端子
3 カレントトランス回路
3b 出力端子
4 制御部
4a,4b A/D変換回路
4c プロセッサ
4d PWM制御回路
4e ゲート駆動回路
4f メモリ
5,6 波形
C1,C2,C3 キャパシタ
D1,D2,D3 ダイオード
Ics,IL 電流
Ilim 閾値電流値
Ip スイッチング電流
Iout 出力電流
L1 インダクタ
Tr1 トランジスタ
Vin 入力電圧
Vcs,Vout 出力電圧
Vref 目標電圧
Vs 電圧

Claims (5)

  1. プロセッサが、スイッチング電源回路の出力電圧と目標電圧との差分値を算出し、
    前記プロセッサが、前記差分値に対して第1の係数を乗じて補正値を算出し、
    前記プロセッサが、カレントトランス回路で検出される前記スイッチング電源回路の出力電流の第1の検出値を前記補正値に基づき補正して第2の検出値を生成し、
    前記プロセッサが、前記第2の検出値と閾値電流値との比較に基づき過電流が発生しているか否かを判定し、
    前記プロセッサが、前記過電流が発生していると判定したときには、前記スイッチング電源回路の前記出力電圧を低下させる制御信号を出力する、
    ことを特徴とするスイッチング電源回路の制御方法。
  2. 前記第1の係数は、前記スイッチング電源回路に含まれるトランスの1次巻き線と2次巻き線の巻き数の比と、前記2次巻き線側に接続されるインダクタのインダクタンスと、前記スイッチング電源回路に含まれるスイッチングトランジスタがオンまたはオフする周期と、に基づく値であることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源回路の制御方法。
  3. 前記プロセッサは、前記インダクタの直流重畳特性または温度特性に基づき、前記インダクタンスを決定し、決定した前記インダクタンスに基づき前記第1の係数を算出する、ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源回路の制御方法。
  4. 前記プロセッサは、前記スイッチングトランジスタの制御電圧に基づき前記周期を決定し、決定した前記周期に基づき前記第1の係数を算出する、ことを特徴とする請求項2または3に記載のスイッチング電源回路の制御方法。
  5. スイッチング電源回路と、
    前記スイッチング電源回路の出力電流を検出するカレントトランス回路と、
    前記スイッチング電源回路の出力電圧と目標電圧との差分値を算出し、前記差分値に対して第1の係数を乗じて補正値を算出し、前記カレントトランス回路で検出される前記出力電流の第1の検出値を前記補正値に基づき補正して第2の検出値を生成し、前記第2の検出値と閾値電流値との比較に基づき過電流が発生しているか否かを判定し、前記過電流が発生していると判定したときには、前記スイッチング電源回路の前記出力電圧を低下させる制御部と、
    を有することを特徴とする電源装置。
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