JP6528207B2 - ドアロック装置の組立方法およびドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置の組立方法およびドアロック装置 Download PDF

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Description

本発明は、ドアロック装置の組立方法およびドアロック装置に関する。
従来、モータによってロック状態およびアンロック状態の切替えが可能なドアロック装置がある。このようなドアロック装置に関連して、特許文献1には、部品点数の増加を招くことなく、ドアラッチ装置の動作時間を短縮することができるアクチュエータユニットが開示されている。特許文献1のアクチュエータユニットは、部品点数の増加を抑制することにより、コストを低減することができる。
特開2013−217050号公報
ここで、ドアロック装置の製造コストを低減する観点からは、組み付け作業を簡素化できることが好ましい。
本発明の目的は、組み付け作業を簡素化することができるドアロック装置の組立方法およびドアロック装置を提供することである。
本発明のドアロック装置の組立方法は、ドアラッチ装置を支持するケースに設けられた第一軸に対して、開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達するか否かを切り替えるレバーロックを組み付けるレバーロック組み付け工程と、モータの動力によって前記レバーロックを動作させるウォームホイールを、前記第一軸に組み付けられた前記レバーロックの上に重ねながら前記ケースに設けられた第二軸に組み付けるホイール組み付け工程と、前記レバーロックに回転方向の付勢力を与えるスプリングを、前記第一軸に組み付けられた前記レバーロックの上に重ねて前記レバーロックの突起に係合させると共に前記ケースに設けられた第三軸に組み付けるスプリング組み付け工程とを含むことを特徴とする。
上記ドアロック装置の組立方法において、更に、前記開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達するアンロック状態と前記開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達しないロック状態とに切り替わるオープンリンクを、前記第一軸に組み付けられた前記レバーロックの上に重ねて前記レバーロックに組み付けるオープンリンク組み付け工程を含むことが好ましい。
本発明のドアロック装置は、ドアラッチ装置を支持するケースと、モータと、開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達するか否かを切り替えるレバーロックと、前記モータの動力によって前記レバーロックを動作させるウォームホイールと、コイル状に巻かれたコイル部と、係合部とを有し、前記レバーロックに回転方向の付勢力を与えるスプリングと、前記ケースに設けられ、かつ同じ方向に向けて突出する第一軸、第二軸、および第三軸と、を備え、前記レバーロックは、前記第一軸に組み付けられ、前記ウォームホイールは、前記レバーロックに対して前記第一軸の先端側に重ねられ、かつ前記第二軸に組み付けられ、前記スプリングは、前記係合部が前記レバーロックに対して前記第一軸の先端側に重ねられて前記レバーロックの突起に係合し、かつ前記コイル部が前記第三軸に組み付けられていることを特徴とする。
上記ドアロック装置において、更に、前記開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達するアンロック状態と前記開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達しないロック状態とに切り替わるオープンリンクを備え、前記オープンリンクは、前記レバーロックに対して前記第一軸の先端側から組み付けられていることが好ましい。
上記ドアロック装置において、前記レバーロックは、前記第一軸に組み付けられるレバー本体と、前記レバー本体に組み合わされ、かつ前記ウォームホイールと当接して前記ウォームホイールからの動力を受ける当接部とを有し、前記当接部の材質は、前記レバー本体の材質よりも消音性が高いことが好ましい。
本発明に係るドアロック装置の組立方法は、ケースの第一軸に対してレバーロックを組み付けるレバーロック組み付け工程と、ウォームホイールを第一軸に組み付けられたレバーロックの上に重ねながらケースの第二軸に組み付けるホイール組み付け工程と、スプリングを第一軸に組み付けられたレバーロックの上に重ねてレバーロックの突起に係合させると共にケースの第三軸に組み付けるスプリング組み付け工程とを含む。本発明に係るドアロック装置の組立方法によれば、ケースに対して同一方向からレバーロック、ウォームホイール、およびスプリングを組み付けることができ、組み付け作業を簡素化できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るドアロック装置の外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るドアロック装置の側面図である。 図3は、実施形態に係るドアロック装置の内部を示す平面図である。 図4は、実施形態のレバーロックを示す斜視図である。 図5は、実施形態の当接部を示す平面図である。 図6は、実施形態のレバー本体の断面図である。 図7は、実施形態に係るドアロック装置の内部を示す裏面図である。 図8は、実施形態のオープンリンクの裏面図である。 図9は、実施形態に係るレバーロック組み付け工程の実行前を示す平面図である。 図10は、実施形態に係るレバーロック組み付け工程の実行後を示す平面図である。 図11は、実施形態に係るホイール組み付け工程の実行後を示す平面図である。 図12は、実施形態に係るスプリング組み付け工程の実行後を示す平面図である。 図13は、実施形態に係るオープンリンク組み付け工程の実行後を示す平面図である。 図14は、ケースにカバーを取り付けた状態を示す平面図である。 図15は、実施形態の変形例に係るドアロック装置の内部を示す平面図である。
以下に、本発明の実施形態に係るドアロック装置の組立方法およびドアロック装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図14を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、ドアロック装置およびドアロック装置の組立方法に関する。図1は、本発明の実施形態に係るドアロック装置の外観を示す斜視図、図2は、実施形態に係るドアロック装置の側面図、図3は、実施形態に係るドアロック装置の内部を示す平面図である。
図1に示すように、実施形態に係るドアロック装置1は、ドアラッチ装置2、ケース3、およびカバー4を有する。ドアロック装置1は、更に、図3に示すようにモータ30、レバーロック31、ウォームホイール32、オーバーセンタースプリング33、オープンリンク34、第一軸3b、第二軸3c、および第三軸3dを有する。ドアロック装置1は、車両のドアに配置される。本実施形態のドアロック装置1は、車両の右前のドアに用いられる。ドアラッチ装置2は、車両本体に設けられたストライカと係合してドアをロックする係合機構である。ドアラッチ装置2は、ケース3に固定されており、ケース3によって支持されている。カバー4は、ケース3の開口部を閉塞するカバー部材である。なお、各図に示す方向は、ドアロック装置1がドアに取り付けられた状態での方向である。
図1に示すように、ドアラッチ装置2は、ボディ21、カバープレート22、およびラッチ機構23を有する。カバープレート22は、進入溝22aを有する。進入溝22aは、ドアが閉じられる際にストライカS(図2参照)が進入する溝である。
図2では、ドアラッチ装置2においてカバープレート22が省略されて図示されている。図2に示すように、ラッチ機構23は、ラッチ24およびラチェット25を有する。ラッチ24およびラチェット25は、それぞれ軸24aおよび軸25aによって回転自在に支持されている。ラッチ24は、スプリングによって図2の時計回り方向(開放方向)に付勢されている。ラチェット25は、スプリングによって図2の反時計回り方向に付勢されている。図2には、ラッチ機構23のフルラッチ状態が示されている。ラッチ24は、係合溝24bによってストライカSと係合してストライカSを保持する。ラチェット25は、ストライカSと係合した状態のラッチ24に当接して、ラッチ24の開放方向への回転を規制する。ラチェット25は、ラッチ24をハーフラッチあるいはフルラッチの回転位置で停止させることができる。
図3では、ドアラッチ装置2においてボディ21およびカバープレート22が省略されて図示されている。図3に示すように、ケース3には、モータ30、レバーロック31、ウォームホイール32、オーバーセンタースプリング33、およびオープンリンク34が組み付けられている。ケース3には、更に、キーレバー35、第一連結部材36、第二連結部材37、アウトサイドレバー38、およびインサイドレバー39等が組み付けられている。
レバーロック31は、ユーザによる施解錠操作やモータ30からの動力によって回動することにより、図示しないドアハンドルに対する開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するか否かを切り替える。オープンリンク34は、レバーロック31の回動と連動して回動することにより、開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するアンロック状態と開扉操作をドアラッチ装置2に伝達しないロック状態とに切り替わる。ウォームホイール32は、モータ30の動力によってレバーロック31を動作させる。オーバーセンタースプリング33は、レバーロック31に回転方向の付勢力を与えるスプリングである。
ケース3の構成およびケース3に配置されたレバーロック31等の各部材について説明する。ケース3は、モータ30、レバーロック31、ウォームホイール32、オーバーセンタースプリング33、およびオープンリンク34等を収納する部材であって、凹形状の収納部3aを有する。収納部3aは、底面3eおよび底面3eを囲む壁部3gによって形成された空間部である。収納部3aには、第一軸3b、第二軸3c、および第三軸3dが設けられている。各軸3b,3c,3dは、底面3eから底面3eと直交する方向に向けて突出する断面円形の支持軸である。各軸3b,3c,3dの中心軸線は平行である。レバーロック31は、第一軸3bに組み付けられている。より詳しくは、本実施形態のレバーロック31は、レバー本体311と、当接部312を有する。レバー本体311は、第一軸3bに組み付けられる本体部である。当接部312は、レバー本体311に組み合わされる。当接部312は、ウォームホイール32の突起32b(図7参照)と当接してウォームホイール32からの動力を受ける。当接部312の材質は、レバー本体311の材質よりも消音性が高い。本実施形態では、レバー本体311の材質がポリアセタール(POM)であり、当接部312の材質はポリエステルエラストマー(PE)である。当接部312が消音性に優れた素材で構成されていることにより、モータ30によってレバーロック31をロック状態およびアンロック状態に切り替える際に発生する音が低減される。
レバー本体311は、軸孔311aを有する板状の部材である。軸孔311aは、レバー本体311を板厚方向に貫通している。レバー本体311は、軸孔311aに第一軸3bが挿入されることで、第一軸3bによって回転自在に支持される。レバー本体311は、第一軸3bの中心軸線と直交する方向、言い換えると第一軸3bの半径方向に延在している。レバー本体311の一方側の端部には、ケーブル接続部311bが設けられている。ケーブル接続部311bには、レバー本体311とロックノブとを接続するケーブル5(図14参照)が取り付けられる。ドアに設けられたロックノブが操作されると、この操作がケーブル5を介してレバー本体311に伝達され、レバーロック31が第一軸3bの周りに回動し、ロック位置またはアンロック位置に移動する。
図3に示すように、当接部312は、レバー本体311の他方側の端部に係合される。レバー本体311における他方側の端部には、本体側係合部311cが設けられている。本体側係合部311cは、第一軸3bの半径方向の外側へ向かうに従って幅が広くなり、かつ外周面が略円弧形状の扇形の部分である。図4に示すように、本体側係合部311cの外周面は、矩形または台形の切欠部311fを有する。切欠部311fは、第一軸3bの周方向における中央部に配置されている。切欠部311fには、凹形状の第一係合溝311dが設けられている。また、本体側係合部311cの外周面には、切欠部311fを挟んで一対の第二係合溝311eが設けられている。一対の第二係合溝311eは、第一係合溝311dを挟んで第一軸3bの周方向の両側に配置されている。各係合溝311d,311eには、軸方向の両側に壁部が設けられている。この壁部によって、レバー本体311に対する当接部312の軸方向への相対移動が規制される。
図5に示すように、当接部312は、本体312a、第一係合突起312c、および第二係合突起312dを有する。本体312aの内周面には、突出部312bが設けられている。突出部312bの形状は、本体側係合部311cの切欠部311fに対応する矩形または台形である。第一係合突起312cは、突出部312bの先端に配置されている。本体312aの内周面には、突出部312bを挟んで一対の第二係合突起312dが設けられている。一対の第二係合突起312dは、第一係合突起312cを挟んで第一軸3bの周方向の両側に配置されている。第二係合突起312dは、爪部312eを有する。爪部312eは、第二係合突起312dの周方向内側の端部から第一係合突起312cに向けて突出している。
図6には、レバー本体311の板厚方向の中間部における断面が示されている。図6に示すように、レバー本体311の第二係合溝311eには、段差部311gが設けられている。段差部311gは、当接部312の爪部312eと係合して当接部312の抜けを規制するストッパ部である。当接部312は、図6に矢印Y1で示す方向でレバー本体311に組み付けられる。当接部312は、第一係合突起312cが第一係合溝311dに差し込まれ、第二係合突起312dが第二係合溝311eに差し込まれることによりレバー本体311に組み付けられる。第二係合突起312dが第二係合溝311eに差し込まれると、爪部312eが段差部311gに係合する。これにより、当接部312がレバー本体311に対して固定される。
図4に戻り、レバー本体311には、突起311hおよび突起311iが設けられている。突起311h,311iは、レバー本体311の表面311j側に配置されている。表面311jは、レバー本体311における第一軸3bの軸方向の先端側の面である。つまり、レバー本体311の裏面はケース3の底面3eと対向する面であり、表面311jはこの裏面と反対側の面である。ケース3に組み付けられるその他の部材についても同様であり、ケース3に組み付けられた状態で底面3eと対向する面を「裏面」と称し、裏面と反対側の面、すなわち軸方向の先端側を向く面を「表面」と称する。突起311hは、本体側係合部311cにおける周方向の一端に配置され、突起311iは、本体側係合部311cにおける周方向の他端に配置されている。図3に示すように、突起311hはオーバーセンタースプリング33と係合し、突起311iはオープンリンク34と係合する。
図3に示すように、ウォームホイール32は、円環形状の部材である。ウォームホイール32は、第二軸3cに組み付けられている。より具体的には、ウォームホイール32の軸芯部には、軸孔32aが設けられている。軸孔32aは、ウォームホイール32を板厚方向に貫通している。ウォームホイール32は、軸孔32aに第二軸3cが挿入されることで、第二軸3cによって回転自在に支持される。第二軸3cは、レバーロック31の最外周よりも、第一軸3bの半径方向においてわずかに外側に位置している。
図7に示すように、ウォームホイール32の裏面32c側には、突起32bが設けられている。突起32bは、平面視における形状が略三角形状である。突起32bは、ウォームホイール32の半径方向外側へ向かうに従って幅が狭くなるテーパ形状となっている。突起32bは、ウォームホイール32の周方向に沿って等間隔で3つ配置されている。突起32bは、レバーロック31の噛合溝312fと噛み合う。ウォームホイール32は、モータ30の動力によって当接部312を周方向に押圧することにより、レバーロック31を施錠方向および解錠方向に回動させる。ウォームホイール32の外周面には、図示しないネジ溝が形成されている。ウォームホイール32のネジ溝は、モータ30のウォーム30aと噛み合っている。モータ30が回転すると、その回転方向に応じてウォームホイール32が施錠方向あるいは解錠方向に回転する。ウォームホイール32の回転は、突起32bによって噛合溝312fからレバーロック31に伝達されてレバーロック31を施錠方向または解錠方向に回動させる。
レバー本体311の裏面311kには、突起311mが設けられている。突起311mが第二連結部材37の連結孔37aに挿入されることにより、レバーロック31と第二連結部材37とが連結されている。ユーザのキー操作によってキーレバー35が回転すると、その回転がキーレバー35から第一連結部材36および第二連結部材37を介してレバーロック31に伝達される。これにより、レバーロック31は、施錠方向および解錠方向に回動する。
図3に戻り、オープンリンク34は、板状の部材であって、車両の上下方向に沿って延在する。オープンリンク34は、連結孔34aを有する。連結孔34aには、アウトサイドレバー38の連結突起38aが挿入されている。連結突起38aは、板状の突起部である。連結孔34aは、連結突起38aに対するオープンリンク34の所定範囲の相対回転を許容する。より具体的には、連結孔34aは、オープンリンク34がロック位置からアンロック位置までの範囲で連結突起38aの周りに回転することを許容する。図8に示すように、オープンリンク34の裏面34cには、溝部34dが設けられている。溝部34dは、オープンリンク34の長手方向、言い換えると車両の上下方向に延在している。この溝部34dにレバーロック31の突起311iが挿入されることによってレバーロック31とオープンリンク34とが連結される。
図3に示すように、オーバーセンタースプリング33は、第三軸3dに組み付けられる。オーバーセンタースプリング33は、ねじりバネであり、コイル部33aと係合部33bを有する。コイル部33aは、線材がコイル状に巻かれた部分である。係合部33bは、線材の両端を交差させたものである。オーバーセンタースプリング33は、コイル部33aに第三軸3dが挿入された状態で、係合部33bがレバーロック31の突起311hに係合している。オーバーセンタースプリング33は、交差部分よりも先端側の線材によって突起311hを挟んだ状態で第三軸3dに組み付けられている。オーバーセンタースプリング33は、レバーロック31に対して解錠方向(時計回り方向)の付勢力を作用させる。
図3では、オープンリンク34がアンロック位置にある。ドアのアウターハンドルまたはインナーハンドルに対して開扉操作がなされると、アウトサイドレバー38が作動し、連結突起38aがオープンリンク34を車両上側に向けて移動させる。オープンリンク34の回転方向の位置がアンロック位置である場合、オープンリンク34の当接部34bが解除レバー25bに当接する。解除レバー25bは、ラチェット25に連結されており、ラチェット25と一体回転するレバーである。当接部34bが解除レバー25bに当接した状態で車両上側に向けて移動すると、解除レバー25bおよびラチェット25が開放方向(図2の時計回り方向)に回転する。これにより、ラチェット25とラッチ24との噛み合いが解除され、ラッチ24が開放方向に回転してラッチ機構23がアンラッチ状態に切り替わる。このように、アンロック位置のオープンリンク34は、開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するアンロック状態となっている。
オープンリンク34のロック位置は、図3に示す位置から連結突起38aを回転中心として反時計回り方向に回転した位置である。キーやロックノブによるユーザの施錠操作がなされた場合、およびモータ30がウォームホイール32を介してレバーロック31を施錠方向に回転駆動した場合、レバーロック31が施錠方向に回転する。レバーロック31の回転と連動してオープンリンク34も連結突起38aを回転中心として施錠方向に回転する。オープンリンク34の位置がロック位置であると、オープンリンク34が車両の上側に向けて移動したとしても、当接部34bが解除レバー25bに当接しない。言い換えると、ロック位置のオープンリンク34は、開扉操作をドアラッチ装置2に伝達しないロック状態となっている。
オープンリンク34がロック位置にある状態から、キーやロックノブによるユーザの解錠操作がなされた場合、およびモータ30がウォームホイール32を介してレバーロック31を解錠方向に回転駆動した場合、レバーロック31が解錠方向に回転する。オープンリンク34は、レバーロック31の回転と連動して解錠方向に回転し、ロック状態からアンロック状態に切り替わる。
(ドアロック装置1の組立方法)
次に、ドアロック装置1の組立方法について説明する。なお、ここでは、ドアロック装置1の組立方法の全工程のうち、当接部組み付け工程、レバーロック組み付け工程、ホイール組み付け工程、スプリング組み付け工程、およびオープンリンク組み付け工程を中心に説明する。なお、レバーロック組み付けからオープンリンク組み付けまでの各工程は、ケース3の底面3eが鉛直方向の上側を向く状態で行われることが好ましい。以下の説明は、組立作業者が各組み付け工程を行う場合についてのものである。
(当接部組み付け工程)
当接部組み付け工程は、レバーロック組み付け工程よりも前に実行される。当接部組み付け工程において、組立作業者は、レバー本体311に当接部312を組み付ける。組立作業者は、当接部312の第一係合突起312cをレバー本体311の第一係合溝311dに挿入し、第二係合突起312dを第二係合溝311eに挿入してレバーロック31を組み立てる。組立作業者は、当接部312をレバー本体311に向けて押し込み、第二係合突起312dの爪部312eを第二係合溝311eの段差部311gに係合させる。
(レバーロック組み付け工程)
レバーロック組み付け工程は、ホイール組み付け工程、スプリング組み付け工程、およびオープンリンク組み付け工程よりも前に実行される。図9には、レバーロック組み付け工程が実行される前のケース3が示されている。つまり、レバーロック組み付け工程は、ケース3にウォームホイール32、オーバーセンタースプリング33、およびオープンリンク34が組み付けられていない状態から実行される。レバーロック組み付け工程は、例えば、図9に示すように、ケース3にモータ30、キーレバー35、第一連結部材36、第二連結部材37、アウトサイドレバー38、およびインサイドレバー39が組み付けられた状態から実行される。
レバーロック組み付け工程では、ケース3の第一軸3bに対してレバーロック31が組み付けられる。第一軸3bに組み付けられるレバーロック31は、当接部組み付け工程でレバー本体311と当接部312とが組み合わされたものである。レバーロック組み付け工程において、組立作業者は、レバーロック31の裏面311kをケース3の底面3eと対向させた状態で、軸方向の先端側から基端側に向けてレバーロック31を移動させ、軸孔311aに第一軸3bを挿入する(図10参照)。このときに、組立作業者は、裏面311kの突起311m(図7参照)を第二連結部材37の連結孔37aに挿入する。
(ホイール組み付け工程)
ホイール組み付け工程は、レバーロック組み付け工程よりも後に実行される。つまり、ホイール組み付け工程は、図10に示すようにレバーロック31がケース3に組み付けられた状態から実行される。ホイール組み付け工程は、ウォームホイール32を、第一軸3bに組み付けられたレバーロック31の上に重ねながらケース3に設けられた第二軸3cに組み付ける工程である。ホイール組み付け工程において、組立作業者は、ウォームホイール32の裏面32cをケース3の底面3eと対向させた状態で、軸方向の先端側から基端側に向けてウォームホイール32を移動させ、軸孔32aに第二軸3cを挿入する(図11参照)。軸孔32aに第二軸3cが挿入される際に、モータ30のウォーム30aがウォームホイール32の外周のネジ溝と噛み合う。
ウォームホイール32を第二軸3cに組み付けるときに、組立作業者は、裏面32cの突起32bがレバーロック31の当接部312と軸方向において干渉しないようにウォームホイール32の回転方向の位置を調節する。組立作業者は、例えば、図7に示すように突起32bが当接部312の最外周よりも第二軸3c側に位置するように、ウォームホイール32の姿勢を調節する。組立作業者は、例えば、ウォームホイール32の孔部32dを目印としてこの調節を行う。孔部32dは、ウォームホイール32を板厚方向に貫通している。孔部32dは、周方向において隣接する2つの突起32bの中間位置に形成されている。組立作業者は、この孔部32dを目印として、ウォームホイール32の表面側から突起32bの位置を知ることができる。よって、孔部32dは、ウォームホイール32の位置合わせを容易にしてホイール組み付け工程の作業性を向上させる。
(スプリング組み付け工程)
スプリング組み付け工程は、オーバーセンタースプリング33を、第一軸3bに組み付けられたレバーロック31の上に重ねてレバーロック31の突起311hに係合させると共にケース3に設けられた第三軸3dに組み付ける工程である。スプリング組み付け工程は、レバーロック組み付け工程よりも後に実行される。本実施形態では、ホイール組み付け工程の後でスプリング組み付け工程が実行される。スプリング組み付け工程において、組立作業者は、軸方向の先端側から基端側に向けてオーバーセンタースプリング33を移動させ、コイル部33aに第三軸3dを挿入する(図12参照)。このときに、組立作業者は、係合部33bをレバーロック31の上に重ねて、突起311hに係合部33bを係合させる。本実施形態のドアロック装置1では、レバーロック31の表面311jに突起311hが設けられている。従って、組立作業者は突起311hに係合部33bが適切に係合していることを目視で確認しながら第三軸3dにコイル部33aを組み付けることができる。よって、スプリング組み付け工程の効率、速度および確実性が向上する。
ケース3の底面3eは、オーバーセンタースプリング33を支持する支持部3fを有する。支持部3fは、軸方向におけるオーバーセンタースプリング33の位置決めを行う面である。第三軸3dに組み付けられたオーバーセンタースプリング33のコイル部33aは、支持部3fに載置され、支持部3fによって支持される。軸方向において、支持部3fの位置は、突起311hの基部と同じ位置となっている。コイル部33aが支持部3fに当接した状態で、オーバーセンタースプリング33は第三軸3dの半径方向において突起311hと対向する。このように、突起311hと同じ高さ位置でオーバーセンタースプリング33を支持する支持部3fが設けられていることで、組立作業者は容易にオーバーセンタースプリング33を組み付けることができる。
(オープンリンク組み付け工程)
オープンリンク組み付け工程は、オープンリンク34をレバーロック31に組み付ける工程である。オープンリンク組み付け工程は、レバーロック組み付け工程よりも後に実行される。本実施形態では、ホイール組み付け工程およびスプリング組み付け工程の後でオープンリンク組み付け工程が実行される。つまり、本実施形態では、図12に示すようにレバーロック31、ウォームホイール32、およびオーバーセンタースプリング33がケース3に組み付けられた状態からオープンリンク組み付け工程が実行される。
オープンリンク組み付け工程は、オープンリンク34を、第一軸3bに組み付けられたレバーロック31の上に重ねてレバーロック31に組み付ける工程である。オープンリンク組み付け工程において、組立作業者は、オープンリンク34の裏面34cをケース3の底面3eに対向させた状態で、軸方向の先端側から基端側に向けてオープンリンク34を移動させ、レバーロック31の突起311iをオープンリンク34の溝部34d(図8参照)に挿入する。このときに、組立作業者は、オープンリンク34の連結孔34aにアウトサイドレバー38の連結突起38aを挿入する。オープンリンク34は、オープンリンク組み付け工程によってレバーロック31およびアウトサイドレバー38に連結される(図13参照)。
当接部組み付け工程、レバーロック組み付け工程、ホイール組み付け工程、スプリング組み付け工程、およびオープンリンク組み付け工程が完了し、ケース3内にその他の部材が組み付けられると、図14に示すようにケース3にカバー4が取り付けられる。これにより、ケース3の収納部3aがカバー4によって閉塞される。カバー4は、各軸3b、3c、3dに対応する凹部を有しており、ケース3に取り付けられる際にこの凹部が各軸3b、3c、3dの先端部と嵌合する。レバーロック31のケーブル接続部311bには、ケーブル5の一端が連結される。ケーブル5の他端は、ドアのロックノブに連結される。インサイドレバー39には、ケーブル6の一端が連結される。ケーブル6の他端は、ドアのインナーハンドルに連結される。ケーブル5,6の連結後に、カバー4にケーブルカバー8(図1参照)が取り付けられる。また、ケース3にカバー4が取り付けられた後に、ドアラッチ装置2や防水カバー7が取り付けられる。
以上説明したように、本実施形態に係るドアロック装置の組立方法は、レバーロック組み付け工程、ホイール組み付け工程、およびスプリング組み付け工程を含む。各工程はいずれも、組み付け対象の部品をケース3の開口部側から、既に組み付けられた部品の上に重ねるようにケース3に組み付けるものである。従って、本実施形態に係るドアロック装置の組立方法によれば、効率良く短時間でドアロック装置1を組立てることが可能となる。例えば、組立作業者は、各工程において部品を片手で持ちながらケース3に組み付けていくことができ、その結果として短時間で各工程を完了することができる。
本実施形態に係るドアロック装置の組立方法は、更に、オープンリンク組み付け工程を含む。オープンリンク組み付け工程は、オープンリンク34を、第一軸3bに組み付けられたレバーロック31の上に重ねてレバーロック31に組み付ける工程である。オープンリンク34を軸方向の先端側からレバーロック31に組み付けることで、組み付けの作業性が向上する。
本実施形態に係るドアロック装置1は、ドアラッチ装置2を支持するケース3と、モータ30と、レバーロック31と、ウォームホイール32と、オーバーセンタースプリング33と、ケース3に設けられた第一軸3b、第二軸3c、および第三軸3dと、を備えている。レバーロック31は、第一軸3bに組み付けられている。ウォームホイール32は、レバーロック31に対して第一軸3bの先端側に重ねられ、かつ第二軸3cに組み付けられている。オーバーセンタースプリング33は、係合部33bがレバーロック31に対して第一軸3bの先端側に重ねられてレバーロック31の突起311hに係合し、かつコイル部33aが第三軸3dに組み付けられている。
本実施形態のドアロック装置1は、ウォームホイール32およびオーバーセンタースプリング33をレバーロック31の上に重ねながらケース3に組み付けることができるため、組み立ての作業性向上や組み立て時間の短縮において有利である。例えば、レバーロック31の突起311hは、第一軸3bの軸方向における先端側の面(表面311j)に設けられている。従って、ケース3にレバーロック31が組み付けられた状態で、突起311hを目視しながらオーバーセンタースプリング33の係合部33bを突起311hに係合させることができる。よって、突起311hと係合部33bとが適切に係合したことを確認しながらコイル部33aを第三軸3dに組み付けることができる。
また、本実施形態のドアロック装置1では、組み立て時にウォームホイール32とオーバーセンタースプリング33とが干渉しないように、各軸3b、3c、3dが配置されている。図3に示すように、軸方向視においてウォームホイール32とオーバーセンタースプリング33とが重ならないように、第一軸3bに対する第二軸3cおよび第三軸3dの相対位置が決められている。これにより、ウォームホイール32の組み付け、およびオーバーセンタースプリング33の組み付けは、何れを先に行ってもよく、組み付け工程の自由度が高くなっている。
本実施形態のドアロック装置1において、オープンリンク34は、レバーロック31に対して第一軸3bの軸方向の先端側から組み付けられている。従って、このドアロック装置1は、オープンリンク34の組み付けを軸方向の先端側から行うことができ、組み付け時間が短縮される。
レバーロック31は、第一軸3bに組み付けられるレバー本体311と、レバー本体311に組み合わされ、かつウォームホイール32と当接してウォームホイール32からの動力を受ける当接部312とを有する。当接部312の材質は、レバー本体311の材質よりも消音性が高い。本実施形態では、レバー本体311の材質がポリアセタールであり、当接部312の材質はポリエステルエラストマーである。当接部312に消音性の高い素材を使用し、レバー本体311には当接部312の素材よりも安価な素材を用いることで、消音性能とコスト低減を両立させることができる。当接部312とレバー本体311との組み立ては差し込み式である。従って、レバーロック31を2つの構成要素に分けたことによるドアロック装置1の組み立て時間に与える影響はわずかである。
なお、レバー本体311の材質、および当接部312の材質は、例示したものには限定されない。当接部312の材質は、レバー本体311の材質よりも消音性が高いものであればよく、例えば、相対的に軟質であるもの、相対的に衝撃吸収性に優れるものであることが好ましい。
[実施形態の変形例]
図15を参照して、実施形態の変形例について説明する。図15は、実施形態の変形例に係るドアロック装置の要部を示す平面図である。実施形態の変形例に係るドアロック装置11は、車両の右後のドアに用いられる。ドアロック装置11は、ドアラッチ装置12、ケース13、モータ130、レバーロック131、ウォームホイール132、オーバーセンタースプリング133、およびオープンリンク134を有する。ケース13は、ドアラッチ装置12を支持している。ドアラッチ装置12は、上記実施形態のドアラッチ装置2と同様にラッチ124およびラチェット125を有する。
レバーロック131は、開扉操作をドアラッチ装置12に伝達するか否かを切り替える。レバーロック131は、レバー本体1311と当接部1312が組み合わされたものである。当接部1312の材質は、レバー本体1311の材質よりも消音性が高い。ウォームホイール132は、モータ130の動力によってレバーロック131を動作させる。オーバーセンタースプリング133は、コイル部133aと、係合部133bとを有し、レバーロック131に回転方向の付勢力を与える。ケース13は、第一軸13b、第二軸13c、および第三軸13dを有する。軸13b,13c,13dは、平行であり、ケース13の底面13eから同じ方向に向けて突出している。
レバーロック131は、第一軸13bに組み付けられている。ウォームホイール132は、レバーロック131に対して第一軸13bの先端側に重ねられ、かつ第二軸13cに組み付けられている。オーバーセンタースプリング133は、係合部133bがレバーロック131に対して第一軸13bの先端側に重ねられてレバーロック131の突起1311hに係合し、かつコイル部133aが第三軸13dに組み付けられている。オープンリンク134は、レバーロック131に対して第一軸13bの先端側から組み付けられている。
本変形例のドアロック装置11は、上記実施形態のドアロック装置1と同様の組立方法によって組み立てることができる。すなわち、ドアロック装置11の組立方法では、レバーロック組み付け工程の実行後に、ホイール組み付け工程およびスプリング組み付け工程、更にオープンリンク組み付け工程が実行される。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1,11 ドアロック装置
2,12 ドアラッチ装置
3,13 ケース
3a 収納部
3b,13b 第一軸
3c,13c 第二軸
3d,13d 第三軸
3e,13e 底面
3f 支持部
3g 壁部
4 カバー
5,6 ケーブル
7 防水カバー
8 ケーブルカバー
21 ボディ
22 カバープレート
22a 進入溝
23 ラッチ機構
24,124 ラッチ
24a 軸
24b 係合溝
25,125 ラチェット
25a 軸
25b 解除レバー
30,130 モータ
30a ウォーム
31,131 レバーロック
311,1311 レバー本体
311a 軸孔
311b ケーブル接続部
311c 本体側係合部
311d 第一係合溝
311e 第二係合溝
311f 切欠部
311g 段差部
311h,311i,1311h 突起
311j 表面
311k 裏面
312,1312 当接部
312a 本体
312b 突出部
312c 第一係合突起
312d 第二係合突起
312e 爪部
312f 噛合溝
32,132 ウォームホイール
32a 軸孔
32b 突起
32c 裏面
32d 孔部
33,133 オーバーセンタースプリング
33a コイル部
33b 係合部
34,134 オープンリンク
34a 連結孔
34b 当接部
34c 裏面
34d 溝部
35 キーレバー
36 第一連結部材
37 第二連結部材
37a 連結孔
38 アウトサイドレバー
38a 連結突起
39 インサイドレバー

Claims (2)

  1. ドアラッチ装置を支持するケースと、
    モータと、
    開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達するか否かを切り替えるレバーロックと、
    前記モータの動力によって前記レバーロックを動作させるウォームホイールと、
    コイル状に巻かれたコイル部と、係合部とを有し、前記レバーロックに回転方向の付勢力を与えるスプリングと、
    前記ケースに設けられ、かつ同じ方向に向けて突出する第一軸、第二軸、および第三軸と、
    を備え、
    前記レバーロックは、前記第一軸に組み付けられるレバー本体と、前記レバー本体に組み合わされ、かつ前記ウォームホイールと当接して前記ウォームホイールからの動力を受ける当接部とを有し、
    前記当接部の材質は、前記レバー本体の材質よりも消音性が高いものであり、
    前記ウォームホイールは、前記レバーロックに対して前記第一軸の先端側に重ねられ、かつ前記第二軸に組み付けられ、
    前記スプリングは、前記係合部が前記レバーロックに対して前記第一軸の先端側に重ねられて前記レバーロックの突起に係合し、かつ前記コイル部が前記第三軸に組み付けられている
    ことを特徴とするドアロック装置。
  2. 更に、前記開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達するアンロック状態と前記開扉操作を前記ドアラッチ装置に伝達しないロック状態とに切り替わるオープンリンクを備え、
    前記オープンリンクは、前記レバーロックに対して前記第一軸の先端側から組み付けられている
    請求項に記載のドアロック装置。
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