JP6528047B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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上述した構成によれば、単純に確率変動状態に移行すれば遊技者にとって有利となるわけではなく、通常の遊技状態において当りと判定される確率と確率変動状態において当りと判定される確率と図柄決定手段により設定された所定の図柄の選択率の組み合わせによって、第2開放延長状態へと移行する確率は略同等であるため、遊技者にとって前記通常の遊技状態又は前記確率変動状態であっても同等の期待感をもって、第2開放延長状態への移行を目指すことができる。
また、仮に転落抽選手段での転落抽選に当選したとしても、第2開放延長状態へと移行する確率は、上述したように略同等であるため、大当り遊技が実行されることへの期待度が大きく低下するものではないので、遊技者の落胆は少なく、転落抽選手段を備えていても遊技者から敬遠され難い。
図1に示すように、遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。
前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。発射された遊技球は、遊技盤1の遊技領域3を流下する。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
センターケース5の下には、交互振分式始動口装置13が配置されている。交互振分式始動口装置13については、図4を用いて後述する。交互振分式始動口装置13の右方には、第2始動口12bが設けられている。該第2始動口12bは、開閉可能な翼片を供えた普通電動役物から構成されており、この翼片が開放しないと遊技球は第2始動口12bに入球できない構成となっている。なお、交互振分式始動口13に設けられている第2始動口12aは開閉可能な翼片を供えた普通電動役物からは構成されていない。第2始動口12bに普通電動役物を搭載する構成ではなく、交互振分式始動口装置13の入球口に搭載する構成も考えられ、第2始動口12aに搭載する構成も考えられる。センターケース5の右方には普通図柄作動ゲート17が配置されており、ここを遊技球が通過すると普通図柄が変動し、普通図柄が当り図柄で停止すると翼片が開放される。
本実施例の状態表示装置105のランプは、パチンコ機50が通常状態において点灯することはない。また、パチンコ機50が通常状態から確変状態に移行する場合であっても点灯することもない。しかし、パチンコ機50の電源投入時に確変状態として復帰する場合には、状態表示装置105のランプは、電源投入時から次回の条件装置の作動、または転落抽選に当選するまでの間点灯し続ける。
図4(a)に示すように、交互振分始動口装置13は入口104、振分装置101、第1始動口11、第2始動口12a及び排出口102(排出口102a、102b、102c)から構成されており、図4(b)のように、遊技球が入口104から交互振分式始動口装置13内部に入球すると、第2始動口12側に傾いた状態の振分装置101が遊技球の重さによって、図4(c)に示すように、振分装置101の傾きが第1始動口11側へと変更される。これにより、遊技球は交互振分始動口装置13の左下方に設けられている第1始動口11側へと移動する。その後、遊技球は第1始動口11に入球するか又は、排出口102b、排出口102cから排出される(図4(d))。その後、新たな遊技球が交互振分始動口装置13の入口104に入球すると(図4(e))、第1始動口11側に傾いた状態の振分装置101が遊技球の重さによって、図4(f)に示すように、振分装置101の傾きが第2始動口12a側へと変更される。これにより、遊技球は交互振分始動口装置13の右下方に設けられている第2始動口12a側へと移動する(図4(g))。その後、遊技球は第2始動口12aに入球するか又は、排出口102a、排出口102cから排出される。
以上の構成により、遊技球が第1始動口11又は第2始動口12aへと交互に入球することもあり得る。なお、本図例の遊技盤1の交互振分式始動口装置13に代えて、排出口102(排出口102a、102b、102c)が設けられていない交互振分式入球装置を備える構成にしてもよい。また、排出口102の代わりに、アウト口、入賞口などを設ける構成してもよい。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留記憶表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドルを操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドルを触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドルを触っていても遊技球は発射できないようになっている。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御する。
図7に示すフローチャートは、主制御装置80のマイコンにより実行されるメイン処理を表したものであり、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される処理である。本実施形態では、S10〜S65までの各処理は割り込み処理において1回だけ実行される処理であって「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS70の処理を「残余処理」と称する。
なお、大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、その時の初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行なう。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12(第2始動口12a、第2始動口12b)に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数(数値データ)が取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12(第2始動口12a、第2始動口12b)それぞれ4個までとしており、第1保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11に入賞又は第2保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第2始動口12(第2始動口12a、第2始動口12b)に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
図8の始動入賞確認処理は、図7の入賞確認処理(S50)の1モジュールとして構成される。
図9に示す当否判定処理では、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを判断する(S200)。S200の判定が否定判断で、特別図柄が変動中でなく(S205:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S210:no)、図10のS250に移行し、第2保留記憶(上記、S125による保留記憶)があるか否かを判断する(S250)。この保留記憶があれば(S250:yes)、第2保留記憶をデクリメントし(S251)、S254に進む。第2保留記憶がなければ(S250:no)、第1保留記憶(上記、S110による保留記憶)があるか否かを判断する(S252)。第1保留記憶があれば(S252:yes)、第1保留記憶をデクリメントし(S253)、S254に進む。
S254で確変フラグがセットされていない場合(S254:no)、すなわち低確率状態(本発明の通常の遊技状態)は、S261に直行する。なお、本実施例の場合、転落抽選の当選確率は1/888となっている。
このように、第1始動口11、第2始動口12a又は第2始動口12bへの入球に起因して発生(抽出)した数値データ(大当り決定用乱数)に基づき、大当りとするか否かの当否抽選を、通常テーブルによる低確率にて行う(S261)か、または確変テーブルによる高確率にて行う(S262)。
なお、S275では大当り図柄決定用乱数によって図19に示す3R特定時短有図柄のうちから、一の大当り特別図柄を決定する処理である。そして、本実施例では何れの特別図柄に決定されても大当り遊技後に確変状態に移行するように構成されている。これは抽選確率を100%として確変状態に移行する特別図柄の抽選決定が行われているものである。仮に、確変状態に移行しない特別図柄を備えるようにした場合には、当該特別図柄を含めて、何れの特別図柄を選択するかを大当り図柄決定用乱数によって、すなわち抽選によって決定するものである。
図12に示すように、先ず時短回数保障処理は、第1時短フラグがセットされている(すなわち1)か否かを判定する(S291)。ここで、第1時短フラグが1とは、パチンコ機50の現在の遊技状態が開放延長状態(時短回数:8回)であることを意味する。第1時短フラグがセットされている場合には(S291:yes)、開放延長状態において特別図柄の変動回数が8回に達したか否かを判定する(S292)。開放延長状態において特別図柄の変動回数が8回に達した場合には(S292:yes)、第1時短フラグを0にし、終了となる。なお、第1時短フラグがセットされていない場合(S291:no)又は開放延長状態において特別図柄の変動回数が8回に達していない場合には(S292:no)、そのまま終了となる。なお、第2時短フラグがセットされている場合の開放延長状態においても同様に転落保障を行うことが考えられる。
このようにすれば、最も有利な状態である第2時短フラグがセットされている場合の開放延長状態が発生したのに直ぐに確変状態が終わってしまった場合でも(最悪1回転目で転落することもある)、持ち球の減りが抑えられた開放延長状態だけは確実に所定変動回数分を享受できるため、遊技者に有利な状態を与えることができる。
図15に示す特別遊技処理では、主制御装置80は、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S500)。役物連続作動装置が作動中なら(S500:yes)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S505)。大入賞口14の開放中ではない場合は(S505:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S510)。インターバル中でもない場合は(S510:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S515)。これも否定判断の場合は(S515:no)、今から大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S520)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S520:yes)、大入賞口開放処理(S525)を行なって本処理を終了(リターン)する。なお、役物連続作動装置が作動していない場合(S500:no)又は大当り開始演出時間が経過していない場合には(S520:no)、そのまま特別遊技処理は終了となる。
なお、上述した当否判定処理のS275にて、大当り図柄決定用乱数による抽選によって特別図柄の種別(確変図柄か通常図柄かの種別。本実施例では全てが確変図柄)を決定し、該決定した特別図柄の種別に基づいて、大当り遊技終了後に確変状態に移行するか否か(本実施例では全て確変状態に移行する)に係る情報をS285にて設定し、該設定内容に基づいて、S615は判定処理を行う。
なお、本実施例の時短回数設定処理(S630)では、図11の大当り設定処理(S285)に取得された情報に基づいて、図19に示す大当り図柄の種別と当否抽選時の内部状態(高確率状態か低確率状態か、また、開放延長状態か非開放延長状態か)に応じた時短回数カウンタの値をセットする。時短に移行しない場合(S625:no)はS640に直行する。なお、上述したように、S635でセットする時短フラグは、時短回数カウンタの値の違いによって異なる構成となっている。例えば、時短回数設定処理(S630)によって設定される時短回数が8回の場合に、セットされる時短フラグは、第1時短フラグとなる。また、設定される時短回数が次回の大当り遊技の発生までの場合に、セットされる時短フラグは、第2時短フラグとなる。
賞球は第1始動口11、第2始動口12(第2始動口12a、第2始動口12b)とも3個、大入賞口14が15個、その他の入賞口が10個となっている。また大入賞口14に10個入賞すると大入賞口14は閉鎖される。普通図柄の当り確率は通常時で1/300、時短中は1/1.0101となっている。普通電動役物12の開放時間は、通常時は0.2秒の開放を1回だけ、時短中は1秒間の開放を3回行なう。
図19(a)に示す当り図柄の種類のうち、いずれの図柄で確定表示されても、必ず大当り遊技終了後に高確率遊技状態に移行する。しかし、パチンコ機50の開放延長機能作動時であるか否か及びパチンコ機50の遊技状態が高確率遊技状態であるか否かによって、図19(a)から選択決定された当該図柄に応じた大当り遊技終了後に、開放延長機能が作動するか否かに違いが生じる(特に本発明の開放延長状態への移行の可否、及び開放延長状態の期間)。
3R特定時短有図柄1で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は(図示作動時)、大当り遊技終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄1で大当りと判定された時、当否判定を高確率で実行する高確率状態(本発明の確変状態、図示高確率)であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後も開放延長機能は未作動のままである。
さらに、3R特定時短有図柄1で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
第1特別図柄で大当りした場合の内で、3R特定時短有図柄2は、振分率が64/100の確率で選択決定される。
3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として8回の変動回数に亘って開放延長機能が作動することになる。
3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後も開放延長機能が未作動のままである。
さらに、3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
第1特別図柄で大当りした場合の内で、3R特定時短有図柄3は、振分率が16/100の確率で選択決定される。
3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として8回の変動回数に亘って開放延長機能が作動することになる。
3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技状態の終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として8回の変動回数に亘って開放延長機能が作動することになる。
さらに、3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動する。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
第1特別図柄で大当りした場合の内で、3R特定時短有図柄4は、振分率が2.4/100の確率で選択決定される。
3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技状態の終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
さらに、3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技状態の終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
図19(b)に示す当り図柄の種類のうち、いずれの図柄で確定表示されても、必ず大当り遊技終了後に高確率遊技状態に移行する。また、パチンコ機50の開放延長機能の作動時であるか否か及びパチンコ機50の遊技状態が高確率遊技状態であるか否かによって、図19(a)から選択決定された当該図柄に応じた大当り遊技終了後に、開放延長機能が作動するか否かに違いが生じる(特に本発明の開放延長状態への移行の可否、及び開放延長状態の期間)。
3R特定時短有図柄1で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は(図示作動時)、大当り遊技終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄1で大当りと判定された時、当否判定を高確率で実行する高確率状態(本発明の確変状態、図示高確率)であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後も開放延長機能は未作動のままである。
さらに、3R特定時短有図柄1で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
第2特別図柄で大当りした場合の内で、3R特定時短有図柄2は、振分率が64/100の確率で選択決定される。
3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として8回の変動回数に亘って開放延長機能が作動することになる。
3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後も開放延長機能が未作動のままである。
さらに、3R特定時短有図柄2で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
第2特別図柄で大当りした場合の内で、3R特定時短有図柄3は、振分率が16/100の確率で選択決定される。
3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として8回の変動回数に亘って開放延長機能が作動することになる。
3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技状態の終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として8回の変動回数に亘って開放延長機能が作動することになる。
さらに、3R特定時短有図柄3で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動する。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
第2特別図柄で大当りした場合の内で、3R特定時短有図柄4は、振分率が2.4/100の確率で選択決定される。
3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技状態の終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、低確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技終了後、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
また、3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能未作動時の場合は、大当り遊技終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
さらに、3R特定時短有図柄4で大当りと判定された時、高確率状態であり、且つ、開放延長機能作動時の場合は、大当り遊技状態の終了後に、開放延長期間として転落抽選によって当選するまで又は、大当りとなるまで開放延長機能が作動することになる。
なお、当該図柄にて大当りとなると、大当り遊技状態にて、役物連続作動装置の作動によって、大入賞口14は1回の開放時間が28秒の開放を3回に亘って連続作動する開放パターンにて制御される。
また、第1特別図柄及び第2特別図柄の何れの図柄においても、当否判定にて大当りとならずにハズレ図柄が選択された場合、大当り遊技は実行されないため、高確率状態に移行することはない。また、開放延長機能が作動することもない。
図20に示す本図例の右下に表示されている通常モードについて説明する。通常モード中のパチンコ機50の遊技状態は、通常の遊技状態、且つ非開放延長状態か、又は確変状態、且つ非開放延長状態となっている。
先ず、パチンコ機50の遊技状態が通常の遊技状態、且つ非開放延長状態である場合に、特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)で大当りと判定されると、図19に示すように特別図柄で確定表示された図柄が3R特定時短有図柄1乃至3R特定時短有図柄4のうち、いずれの図柄に該当するか否かによって、当該図柄に応じた大当り遊技終了後に移行するモードが異なる。
パチンコ機50の遊技状態が、通常の遊技状態、且つ非開放延長状態である場合に(例えば、通常モード中の場合)、3R特定時短有図柄1から4のうち、3R特定時短有図柄1乃至3R特定時短有図柄3の何れかの図柄で大当りと判定され、3ラウンド確変大当り遊技が発生する確率は、(17.6+64+16)/100のすなわち97.6%となっている(図19)。
また、3R特定時短有図柄1から4のうち、大当り遊技終了後に達吉おしおきモード[確変状態、開放延長状態(時短回数を8回付与)]へと移行する3R特定時短有図柄2又は3R特定時短有図柄3で大当りと判定される確率は、図19で示した振分率によると、(64+16)/100のすなわち80%となる。
3R特定時短有図柄1から4のうち、大当り遊技終了後に確変状態、且つ非開放延長状態へと移行する3R特定時短有図柄1で大当りと判定される確率は、図19で示した振分率によると、17.6/100のすなわち17.6%となる。
最後に、3R特定時短有図柄1から4のうち、3R特定時短有図柄4で大当りと判定される確率は、2.4/100のすなわち2.4%となっている(図19)。この場合、当該3ラウンド確変大当り遊技終了後に、通常のモードから達吉RUSHモード[確変状態、開放延長状態(時短回数:転落当選or次回まで)]へと移行することになる。
達吉おしおきモードへと移行後、時短回数8回のうちに、特別図柄で大当りと判定された場合には、上述した達吉RUSHモードへと移行することになる。仮に、達吉おしおきモードへと移行後に、時短回数8回のうちに特別図柄で大当りと判定されなかった場合には、開放延長状態は終了し、達吉リベンジモード(非開放延長状態)へと移行することになる。なお、この場合パチンコ機50の遊技状態は確変状態のままである。
例えば、達吉おしおきモードへと移行後、時短回数8回に達する前に転落抽選により当選した場合には、パチンコ機50の遊技状態は確変状態から通常の遊技状態へと移行する。本実施例では、保障機能として時短回数8回に達する前に転落抽選により当選した場合であっても、残りの時短回数を消化することが可能となっている。仮に、残りの時短回数の内で、特別図柄で大当りになると判定されず、時短回数が8回に達した場合には、達吉リベンジモードへと移行することになる。なお、残りの時短回数の内で、特別図柄で大当りになると判定された場合には、大当り遊技終了後に必ず達吉RUSHモードへと移行することになる。
本実施例の達吉RUSHモード中のパチンコ機50の遊技状態は、確変状態、且つ開放延長状態である。なお、付与される時短回数は、次回に特別図柄で大当りと判定されるまで又は図10の転落抽選処理(S255)により転落抽選に当選した場合には、パチンコ機50の遊技状態は、通常の遊技状態、且つ非開放延長状態へと移行し、通常モードへと移行することになる。それまでは、達吉RUSHモードが継続する構成となっている。しかし、これに限定されることはなく、達吉おしおきモードと同様に、開放延長期間である特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)に達する前に、転落抽選処理によって転落抽選に当選してしまった場合には、所定回数まで開放延長期間を保障する構成にしてもよい。なお、この場合には、達吉RUSHモードから通常モードへと移行する。
また、開放延長期間である特別図柄の変動回数が所定回数に達しても、転落抽選処理により転落当選しない場合には、次回の大当り遊技が発生するまで又は転落抽選により転落当選するまで、確変状態及び開放延長状態は継続する構成となる。そして、転落抽選処理により転落当選すると通常モードへと移行することになる。
このように、パチンコ機50が確変状態でなくても、所定変動回数で見た目上は通常モードに移行するため、遊技者は現在のパチンコ機50が確変状態であるか否かが分からない状態で遊技を行うことになる。
パチンコ機50が確変状態であれば、達吉おしおきモードへの移行の可能性は低くなるが、大当り遊技を得られやすくなる。また、通常の遊技状態であれば、大当り遊技を得ることが難しくなるが、その分、大当り遊技さえ実行されれば、高確率で達吉おしおきモードに移行しやすい、という異なる遊技性を推測しながら楽しむことができる。
上述したように、達吉リベンジモードに移行する起因としては、達吉おしおきモード中に開放延長状態が終了したこと、パチンコ機50の遊技状態が通常の遊技状態、且つ非開放延長状態の場合に、特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)で3R特定時短有図柄1が確定表示されたこと、又はパチンコ機50の遊技状態が確変状態、且つ非開放延長状態の場合に、特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)で3R特定時短有図柄1又は3R特定時短有図柄2で確定表示された場合に移行することとなる。
達吉リベンジモードに移行後、特別図柄の変動回数が20回に達したか又は、当該特別図柄の変動回数が20回に達する前に図10の転落抽選処理(S255)により転落に当選した場合には、通常モードへと移行することになる。よって、達吉リベンジモードから通常モードへと移行後のパチンコ機50の遊技状態は、確変状態又は通常状態であるか否かは遊技者にとって推測することが困難となっている。
なお、達吉リベンジモード中のパチンコ機50の遊技状態は、非開放延長状態であることから図18に示した振分に応じて、3R特定時短有図柄1から4のうち何れかの図柄で確定表示され、大当り遊技が発生し、当該大当り遊技終了後の遊技状態に応じて、達吉リベンジモードへと再び移行するか、達吉おしおきモード又は達吉RUSHモードへと移行することになる。
例えば、低確率状態及び非開放延長状態において、達吉おしおきモードに移行する確率は、図19に示す振分率に基づくと(64+16)/100すなわち80%の確率となるが、図18に示す大当り確率によると、第1特別図柄、第2特別図柄とも低確率状態で1/150となる。また、高確率状態及び非開放延長状態において、達吉おしおきモードに移行する確率は、図19に示す振分率に基づくと16/100すなわち16%の確率となるが、図18に示す大当り確率によると、第1特別図柄、第2特別図柄ともに高確率状態で1/30となる。一見すると、低確率状態及び非開放延長状態のほうが、達吉RUSHモードへと移行する確率が高いと考えられる。低確率状態及び非開放延長状態で達吉おしおきモードに移行する確率(80%)と高確率状態及び非開放延長状態で達吉おしおきモードに移行する確率(16%)とでは、達吉おしおきモードに移行する確率に5倍の違いがあるが、本実施例のパチンコ機50の大当りになる確率によると、低確率状態の確率(1/150)と高確率状態(1/30)では、大当りになる確率は5倍の違いがある。よって、低確率状態及び非開放延長状態と、高確率遊技状態及び非開放延長状態では、互いに開放延長状態となる確率と大当りになる確率で5倍の違いあることで、双方の遊技状態から達吉RUSHモードへの移行する有利度はほぼ同等であるといえる。しかし、パチンコ機50の遊技状態が非開放延長状態及び高確率遊技状態である場合のほうが、非開放延長状態及び低確率状態よりも、大当りとなる確率は高いため、獲得する出玉又は投資する金額の面からみると、遊技者にとっては有利であるといえる。
しかし、本実施例のパチンコ機50の遊技性においては、達吉RUSHモード(確変状態及び開放延長状態)へと移行する確率は、上記したように大当りとなる確率及び達吉おしおきモードへの移行確率によって、パチンコ機50の遊技状態が通常の遊技状態又は高確率状態であるかにかかわらず略同等であるため、パチンコ機50の現在の遊技状態が確変状態であるか否かにかかわらず、遊技者は同等の期待感をもって、達吉RUSHモードへと移行させることを目指すことができる。また、演出図柄表示装置6に表示される演出モード上は、パチンコ機50の現在の遊技状態が、高確率状態であるか否かは明確に示唆しないため、大当り状況や達吉おしおきモードへの移行状況によって遊技状態を推測する楽しみを与えることもできる。
図21(a)に示すように演出図柄表示装置6は、特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)に対応する演出図柄が表示される。変動中の左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が表示されている。また、演出キャラクタ94「熊の達吉」が表示されている。
図22(a)に示す演出図柄表示装置6上には、第2特別図柄に対応する演出図柄が表示される。変動中の左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が表示されている。演出図柄の上方に位置する符号96が示す表示には、「達吉おしおきモードスタート」となっている。また、左演出図柄91の下方に位置する符号97が示す表示には、「終了まで残り8回」となっている。これは、開放延長状態が特別図柄の変動回数が8回に達することで終了することを示している。
図22(b)に示す演出表示装置6上には、第2特別図柄に対応する演出図柄が全て「7」で停止していることから、大当りとなったことを遊技者に報知している。大当り遊技終了後に、達吉RUSHモードへと移行することとなる。なお、左演出図柄91の上方に位置する符号97が示す表示には、「終了まで残り4回」となっている。
図22(c)に示す演出表示装置6上には、第2特別図柄に対応する左演出図柄91が「5」、中演出図柄92が「6」、右演出図柄93が「5」となっていることからハズレとなったことを遊技者に報知している。また、左演出図柄91の上方に位置する符号97が示す表示には、「終了まで残り0回」となっている。そして、符号96が示す表示には、「残念・・達吉おしおきモード終了!」なっていることから、開放延長状態が終了したことを示している。
図23(a)に示すように、演出図柄表示装置6上の符号98が示す表示は、「達吉リベンジモード突入!」となっている。図19に示す達吉リベンジモードへと移行する際に、演出図柄表示装置6上に図23(a)が表示される構成となっている。
そこで、本実施例のサブ統合制御装置83は、状態表示装置105のランプが点灯することに起因して図20で説明した達吉おしおきモード、達吉リベンジモード又は達吉RUSHモードに移行後に行われる演出態様とは異なる特定の演出表示を実行する構成となっている。なお、当該演出表示は、遊技者が現在のパチンコ機50の遊技状態が、確変状態であることを演出図柄表示装置6で視認が可能となる演出態様となっている。当該演出態様の一例について、図24を用いて説明する。
演出キャラクタ94が大きく中央に表示され、変動中の左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が表示されている。符号99示す表示には「確変モード中」と表示されている。図24に示す演出態様は、条件装置の作動が停止するまでの間、演出図柄表示装置6上に表示される構成となっている。また、転落抽選により当選した場合には通常モードの演出態様へと移行することになる。または、転落抽選に当選すると演出キャラクタ94の態様が変化したり、消去されることにより示す事も考えられる。「確変モード中」の表記から「通常モード中」の表記に変更することも考えられる。
電源断前の遊技状態から復帰する際は、大当り遊技が実行されるまでは正確な遊技状態を報知し続けることで、遊技者に正確な遊技状態を把握して遊技してもらうことができる。
また、遊技店側にとっても、電源投入時に状態表示装置105よりも視認性の高い演出表示装置6上で正確な遊技状態を把握することができるため、各台の遊技状態をすぐ把握することができる。
6:演出図柄表示装置
7:普通図柄表示装置
9:第1特別図柄表示装置
10:第2特別図柄表示装置
11:第1始動口
12a:第2始動口
12b:第2始動口(普通電動役物)
13:交互振分式始動口
14:大入賞口
17:普通図柄作動ゲート
17a:普通図柄作動スイッチ
18:第1特別図柄保留記憶表示装置
19:第2特別図柄保留記憶表示装置
50:パチンコ機
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置
100:表示装置
105:状態表示装置
Claims (1)
- 遊技盤上に始動口を備え、
該始動口は、遊技球の入球が常時入球可能な第1始動口と、遊技球の入球が困難な閉鎖状態と該閉鎖状態よりも入球が容易な開放状態へと変化可能な普通電動役物に設けられた第2始動口とが備えられ、
前記始動口への入球に起因して取得した数値データに基づき当りとするか否かの当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定の結果に対応した特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定手段と、
前記当否判定で当りと判定されると、遊技者に有利な大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記当否判定の結果に基づいて演出表示を実行する演出表示手段と、
前記当否判定手段によって当りと判定される確率が、通常遊技状態より高い確率にて判定される確率変動状態に移行させる確率変動手段と、
前記大当り遊技終了後に、前記普通電動役物の開放状態が通常開放時間である非開放延長状態から前記通常開放時間よりも長い開放時間である開放延長状態へと移行させる開放延長手段と、
前記確率変動状態である場合は、前記通常遊技状態に移行するか否かを抽選する転落抽選手段とを備えた弾球遊技機において、
前記開放延長手段は、少なくとも第1開放延長状態と第2開放延長状態を備え、
前記当否判定で当りと判定され、前記図柄決定手段にて所定の図柄が選択された場合は、前記当否判定が所定回数行われるまで継続する前記第1開放延長状態を設定し、
前記第1開放延長状態中に大当り遊技が実行されると、該大当り遊技終了後に少なくとも前記確率変動状態である場合は、前記転落抽選手段による抽選にて前記通常遊技状態に移行するまで継続する前記第2開放延長状態を設定し、
前記図柄決定手段は、前記確率変動状態における前記所定の図柄の選択率よりも前記通常遊技状態における前記所定の図柄の選択率を高く設定する構成で、
前記通常遊技状態での当りと判定される確率に対する前記確率変動状態での当りと判定される確率の割合と、前記確率変動状態での所定の図柄の選択率に対する前記通常遊技状態での所定の図柄の選択率の割合を、略同等にした、
ことを特徴とする弾球遊技機。
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