JP6526446B2 - 自動倉庫 - Google Patents

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Description

本発明は、自動倉庫に関するものである。
倉庫内の搬送装置として、各階層の平面内においてパレットや搬送物をリニアモータで移動させるものが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
また、階層間の移動については、ワイヤで懸架された平板状のリフト本体を昇降することで、リフト本体に載置された搬送台車を上下に移動させている(例えば特許文献2参照)。
特開昭63−310462号公報 特開平10−109706号公報
しかしながら、ワイヤで懸架して昇降を行う場合、最上層のさらに上にウインチなどを駆動装置を設置する必要があり、最上層の上方にそのような装置の設置スペースを確保する必要があるため、倉庫建屋内の空間を有効活用することが困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、倉庫建屋内の空間を有効活用することができる自動倉庫を得ることを目的とする。
本発明に係る自動倉庫は、コンテナと、所定数の層のそれぞれにおいて2次元的に配列され、層内におけるコンテナの移動を行う複数のコンテナ駆動タイルと、コンテナ駆動タイルに接続され、コンテナ移動タイルで層内を移動してきたコンテナを、所定数の層の層間においてリニアモータで移動させるリフト機構とを備える。そして、コンテナ駆動タイルは、躯体部と、躯体部に載置されているリニアモータを有する駆動パネルとを備え、その駆動パネルは、躯体部から所定の方向へ引き抜き可能である。
本発明によれば、倉庫建屋内の空間を有効活用して自動倉庫を設置することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動倉庫の構造の概略を示す斜視図である。 図2は、図1における倉庫ユニット11の一例を示す斜視図である。 図3は、図1におけるコンテナ1の一例を示す斜視図である。 図4は、図1および図2におけるコンテナ駆動タイル2の構成例を示す図である。 図5は、図1におけるリフト機構3を説明する斜視図である。 図6は、図1におけるリフト機構3と各層におけるコンテナ駆動タイル2との接続について説明する斜視図である。 図7は、実施の形態1に係る自動倉庫の動作について説明する斜視図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係る自動倉庫の構造の概略を示す斜視図である。図1に示す自動倉庫は、1または複数のコンテナ1と、複数のコンテナ駆動タイル2と、1または複数のリフト機構3とを備える。
複数のコンテナ駆動タイル2は、所定数の層のそれぞれにおいて2次元的に配列され、層内におけるコンテナ1の移動をリニアモータで行う。
リフト機構3は、所定数の層の層間においてコンテナをリニアモータで移動させる。
図1に示す自動倉庫では、複数の倉庫ユニット11が3次元的に配列されている。したがって、自動倉庫の建屋内の任意の形状の空間に合わせて、複数の倉庫ユニット11を3次元的に配列することができる。また、図1に示す自動倉庫では、最上層の倉庫ユニット11の上面に天板12が設置されている。
図2は、図1における倉庫ユニット11の一例を示す斜視図である。図2に示すように、各倉庫ユニット11は、それぞれ、上述のコンテナ駆動タイル2と、倉庫ユニット11を上下に配列可能にする支柱13とを備える。コンテナ駆動タイル2は、略正方形の平板形状を有する。
複数の倉庫ユニット11を2次元的に配列して互いに接続することで、コンテナ駆動タイル2の1つの層が構成され、ある層の倉庫ユニット11の支柱13を他の層の倉庫ユニット11の底面に接続することで、コンテナ駆動タイル2の複数の層が構成される。
図3は、図1におけるコンテナ1の一例を示す斜視図である。コンテナ1は、自動倉庫で管理する物品を収納する中空の略直方体形状の容器であって、略正方形の底面を有し、その底面に、少なくとも4つのローラ21および永久磁石22を備える。コンテナ1の底面の対向する1組の2つの辺に平行な方向(図中のX方向)に沿って、1列2つの永久磁石22が中央に配置されており、その両側に1列ずつ、2つのローラ21がそれぞれ配置されている。ローラ21は、少なくとも、ある方向(X方向)およびその方向に垂直な方向(Y方向)に移動可能なものであり、例えば、ローラ21にはボールローラ21が使用される。同様に、コンテナ1の底面の対向する他の1組の2つの辺に平行な方向(図中のY方向)に沿って、2つの永久磁石22が1列で中央に配置されており、その両側において、上述のローラ21が、その方向に沿ってそれぞれ2つずつ、2列で配置されている。したがって、4つのローラ21は、所定サイズ(所定の辺の長さ)の正方形の4頂点に配置されている。
コンテナ1の底面の1辺の長さは、倉庫ユニット11のコンテナ駆動タイル2の1辺における2つの支柱13の間の間隙より小さく設計されている。また、コンテナ1の高さは、隣接する層のコンテナ駆動タイル2の間の間隙(ここでは支柱13の長さ)より小さく設計されている。
図4は、図1および図2におけるコンテナ駆動タイル2の構成例を示す図である。図4(A)は、図1および図2におけるコンテナ駆動タイル2の構成例を示す上面図である。図4(B)は、図4(A)におけるA−A断面を示す断面図である。
この実施の形態では、コンテナ駆動タイル2には、コンテナ駆動タイル2の配列方向(図中のX方向またはY方向)に平行な直線状のガイド条31,32が形成されている。ガイド条31,32は、図中のX方向またはY方向に沿って上述のコンテナ1のローラ21をガイドする。したがって、2本のガイド条31の間隔、2本のガイド条32の間隔、およびコンテナ1のローラ21の間隔は互いに略同一とされている。この実施の形態では、ガイド条31,32は、ガイド溝(凹条)であるが、凸条としてもよい。2つの倉庫ユニット11(つまり、コンテナ駆動タイル2)をX方向またはY方向において接続したときに、その2つのコンテナ駆動タイル2のガイド条31またはガイド条32が直線的に連続するように形成されている。
また、図中のX方向に沿って、2本のガイド条31の間隙の中央に、リニアモータの一部であるコイル33が配列されており、図中のY方向に沿って、2本のガイド条32の間隙の中央に、リニアモータの一部であるコイル33が配列されている。
このように、コンテナ1の底面に設置された永久磁石22と、コンテナ駆動タイル2のコイル33によって、層内におけるコンテナ1の移動(つまり、X方向またはY方向へのコンテナ1の移動)に使用するリニアモータが構成されている。コイル33により誘起される磁界と永久磁石22の磁界との相互作用によってコンテナ1の推進力が発生する。なお、この実施の形態では、コンテナ駆動タイル2のリニアモータによってコンテナ1は浮上せずローラ21がガイド条31,32に接触した状態で層内を移動する。
また、図4に示すように、この実施の形態では、コンテナ駆動タイル2は、躯体部41と、躯体部41に載置されている駆動パネル42とを備えており、駆動パネル42にコイル33が設置されており、駆動パネル42は、躯体部41から所定の方向(図中のX方向)へ引き抜き可能である。
躯体部41は、略正方形の平板を有し、図中のX方向に沿って、平板から直立する1対の側条51をその平板の端部に有しており、駆動パネル42は、2つの側条51の間に配置される。したがって、Y方向のガイド条32は、駆動パネル42の上面と躯体部41(側条51)の上面に形成されている。
そして、駆動パネル42の引き抜き方向を一致させて複数の倉庫ユニット11(つまり、コンテナ駆動タイル2)を設置することで、列ごとに、列の前面へ、その列の駆動パネル42をすべて引き抜くことができるため、メンテナンスが容易になる。
なお、各駆動パネル42には、コンテナ1の位置および通過の少なくとも一方を検出するためのセンサ(図示せず)が設けられている。例えば、このセンサは、ガイド条31,32に沿ってローラ21の通過を光学的に検出し、コンテナ1の位置または通過を検出する。
図5は、図1におけるリフト機構3を説明する斜視図である。図6は、図1におけるリフト機構3と各層におけるコンテナ駆動タイル2との接続について説明する斜視図である。なお、図6では、第2層におけるコンテナ駆動タイル2の図示は省略している。
図5に示すように、リフト機構3は、複数の層のそれぞれにおいて、対向する1組の側面パネル61,62を有しており、図6に示すように、複数の層における側面パネル61,62は、それぞれ、鉛直方向に沿って互いに平行に連続して1列に配列されている。各側面パネル61,62の幅(図中のX方向の幅)は、コンテナ駆動タイル2(つまり、倉庫ユニット11)の幅と略同一とされ、各側面パネル61,62の高さは、倉庫ユニット11の高さと同一とされている。
また、リフト機構3は、コンテナ1を載置可能な載置台81を有している。載置台81には、所定の方向(図中のX方向)においてコンテナ1が進入可能なように、上述のガイド条31,32と同様のガイド条91が形成されており、その方向にコンテナ1を移動させるためのリニアモータを構成するコイル92が2つのガイド条91の中央に1列となって配置されている。
また、載置台81は、互いに対向する2つの側面部を有し、その2つの側面部には、それぞれ、永久磁石93が設けられている。永久磁石93は、側面パネル61,62にそれぞれ設けられたコイル71,72とともに、載置台81を上下に移動させるためのリニアモータを構成している。
このように、リフト機構3のリニアモータは、所定数の層における複数の層に対して垂直方向に配列されており、リフト機構3内に配置されている載置台81の互いに対向する2側面に対して略平行に2列設けられる。そして、リフト機構3の2列のリニアモータは、同様に制御され、上方向の推進力を載置台81に与え、載置台81(つまり、載置台81に載置されているコンテナ1)を上下に移動させる。
なお、各層の側面パネル61,62には、載置台81の位置および通過の少なくとも一方を検出するためのセンサ(図示せず)が設けられている。また、載置台81および側面パネル61,62の一方に垂直方向に延びる直線状の凸条を設け、載置台81および側面パネル61,62の他方に垂直方向に延びる直線状の凸条または溝を設け、両者を係合させて、ガイド機構を構成するようにしてもよい。なお、この凸条の代わりにローラ列を設けるようにしてもよい。
そして、上述の各コンテナ駆動タイル2およびリフト機構3におけるリニアモータを制御装置(図示せず)が設けられており、制御装置は、所定のアルゴリズムに従って、コンテナ駆動タイル2およびリフト機構3を制御して、コンテナ1をある位置から別の位置へ移動させる。例えば、この制御装置には、所定のソフトウェア(プログラム)がインストールされたパーソナルコンピュータが使用され、そのパーソナルコンピュータのインターフェイスを使用して、各コンテナ駆動タイル2およびリフト機構3へ制御信号が供給される。
図1では、1つのコンテナ1が図示されているが、通常、複数のコンテナ1が使用される。したがって、制御装置は、各コンテナ1の現在位置(コンテナ1の現在位置にあるコンテナ駆動タイル2)を、上述のセンサなどで監視しており、コンテナ1同士が衝突しないように各コンテナ1の移動経路を決定して、各コンテナ1を移動させる。
例えば、制御装置は、コンテナ1への物品の搬入時に、所定の搬入位置から所定のアルゴリズムで決定される保管位置へコンテナ1を移動させ、コンテナ1から物品の搬出時に、その保管位置から所定の搬出位置へコンテナ1を移動させる。なお、保管中に保管位置を変更するために、コンテナ1を移動させてもよい。例えば、搬入位置および搬出位置とは異なる層にコンテナ1の保管位置が設定された場合、制御装置は、リフト機構3を使用してコンテナ1を移動させる。1つのコンテナ駆動タイル2に1つのコンテナ1を留置しておくことができるので、複数のコンテナ1を複数のコンテナ駆動タイル2に留置して保管することができる。
また、制御装置は、コンテナ1とそのコンテナ1に収容される物品との対応関係を、例えば、その物品が搬入されコンテナ1に収容される際に特定し、その対応関係をデータとして保持し、物品を指定して、その物品が収容されているコンテナ1を所定の搬出位置へ移動させることができる。
次に、上記実施の形態1に係る自動倉庫の動作について説明する。図7は、上記実施の形態1に係る自動倉庫の動作について説明する斜視図である。
(a)層内でのコンテナ1の移動
層内でのX方向またはY方向への直進の場合には、制御装置が、移動経路上のコンテナ駆動タイル2を制御して、リニアモータで、コンテナ1を移動させる。
また、あるコンテナ駆動タイル2において、X方向およびY方向の一方から他方へ移動方向を変更する場合には、制御装置が、まず、コンテナ駆動タイル2を制御し、そのコンテナ駆動タイル2上にコンテナ1を停止させ、その後、変更後の移動方向への移動を開始させる。
このようにして、層内において、任意のコンテナ駆動タイル2から任意のコンテナ駆動タイル2へコンテナ1を移動させることができる。
(b)層間でのコンテナ1の移動
層間での移動の場合、リフト機構3が使用される。この場合、図7に示すように、制御装置は、まず、リフト機構3を制御し、載置台81をコンテナ1が存在する層まで移動させ、次に、コンテナ1が存在する層内において上述したようにコンテナ1を載置台81まで移動させる。そして、制御装置は、リフト機構3を制御して、コンテナ1が載置された載置台81を、コンテナ1の移動先のコンテナ駆動タイル2が存在する層まで移動させ、その後、その層内において上述したようにコンテナ1を載置台81からその移動先のコンテナ駆動タイル2へ移動させる。
以上のように、上記実施の形態1によれば、複数のコンテナ駆動タイル2が、所定数の層のそれぞれにおいて2次元的に配列され、層内におけるコンテナ1の移動をリニアモータで行う。そして、リフト機構3は、その所定数の層の層間においてコンテナ1をリニアモータで移動させる。
これにより、リフト機構3がリニアモータでコンテナ1を移動させている。その場合、垂直方向に沿って(つまり、リフト機構3の側面に沿って)リニアモータが設置されるため、リフト機構3の上方に、ワイヤ方式のリフトの場合のウインチのような駆動装置を設置する必要がないので、上方向のスペースを有効活用することができる。したがって、倉庫建屋内の空間を有効活用して自動倉庫を設置することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、載置台81の代わりに、最下層にコンテナ駆動タイル2を設置するとともに、載置台81の永久磁石93の代わりに、コンテナ1の側面に永久磁石を設置し、コンテナ1におけるその永久磁石とリフト機構3の側面パネル61,62のコイル71,72とでリニアモータを構成するようにしてもよい。なお、実施の形態2に係る自動倉庫のその他の構成については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態1,2では、図1に示すように、リフト機構3が最外殻に配置されているが、内側に配置してもよい。その場合には、リフト機構3の周囲がすべて、倉庫ユニット11に面することになり、リフト機構3へ2方向(図5におけるX方向とその逆方向)からコンテナ1を進入させることができる。
さらに、上記実施の形態1,2では、図1に示すように倉庫ユニット11(つまり、コンテナ駆動パネル2)のレイアウトが、すべての層で同一となっているが、層ごとに異なるレイアウトとしてもよい。
さらに、上記実施の形態1,2では、図1に示すように各層の倉庫ユニット11(つまり、コンテナ駆動パネル2)のレイアウトが、長方形状の配列になっているが、長方形状以外の配列でもよい。つまり、倉庫ユニット11(つまり、コンテナ駆動パネル2)を上述のX方向またはY方向に連続的に接続していれば、どのようなレイアウトでもよく、設置空間の形状に合わせて自動倉庫が設置することができる。
さらに、上記実施の形態1,2において、リフト機構3を複数箇所に設けてもよい。さらに、上記実施の形態1,2では、図1に示すように、リフト機構3は、最下層から最上層までのいずれの層にも載置台81を停止可能としているが、複数のリフト機構3を設ける場合、最下層から所定の中間層(最上層より低い層)までの層に対してリフト機構3を設置し、そのリフト機構3の上に倉庫ユニット11を配置したり、所定の中間層(最下層より高い層)から最上層までの層に対してリフト機構3を設置し、そのリフト機構3の下に倉庫ユニット11を配置したりしてもよい。
さらに、上記実施の形態1,2では、コンテナ1およびコンテナ駆動タイル2の平面形状(X−Y平面における形状)を略正方形としているが、X方向のサイズとY方向のサイズを異ならせ略長方形としてもよい。
なお、上記実施の形態1,2において、コンテナ駆動タイル2およびリフト機構3に採用されるリニアモータに、上述の形式以外の形式のリニアモータを採用してもよい。例えば、上記実施の形態1,2では、巻回面が水平方向となるようにコイル33,92が配置され、コイル33,92と永久磁石22とは垂直方向において正対するようにして配置されているが、コイル33,92の代わりに、永久磁石22の両側に、巻回面が垂直方向となるように2つのコイルを配置してもよい。したがって、その場合、それらのコイルと永久磁石22とが水平方向において正対する。同様に、例えば、上記実施の形態1,2では、リフト機構3において、巻回面が載置台81の側面に対して平行になるようにコイル71,72が配置され、コイル71,72と永久磁石93とは載置台81の側面に対して垂直方向において正対するようにして配置されているが、コイル71,72の代わりに、永久磁石93の両側に、巻回面が載置台81の側面に対して垂直方向となるように2つのコイルを配置してもよい。したがって、その場合、それらのコイルと永久磁石93とが載置台81の側面に対して平行な方向において正対する。
さらに、上記実施の形態1,2では、コンテナ1がローラ21でコンテナ駆動タイル2に接触しているが、ローラ21の代わりに、先端が滑らかで摩擦係数の小さい突起部を設けるようにしてもよい。また、コンテナ1の移動時にローラ21または上述の突起がコンテナ駆動タイル2に接触しないようにコンテナ1を浮上させる磁気浮上方式のリニアモータを採用してもよい。
さらに、上記実施の形態1,2では、コンテナ1の位置および通過の少なくとも一方を検出するためにセンサを設けているが、その代わりに、コンテナ1の移動による逆起電力でコイル33に誘起する電圧に基づいて、コンテナ1の位置および通過の少なくとも一方を検出するようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態1,2における永久磁石22,93は、図3および図5において1枚の磁石として示しているが、これに限定されず、N極とS極が交互に上面に配置されるように配列された複数の磁石を永久磁石22,93としてもよい。
また、上記実施の形態1,2では、コンテナ駆動タイル2がコンテナ1を駆動する手段としてリニアモータが使用されているが、その代わりに、回転式のモータとローラをコンテナ駆動タイル2に設け、そのモータでそのローラを回転し、そのローラをコンテナ1の底面に接触させることで、コンテナ1を駆動するようにしてもよい。
本発明は、例えば、自動倉庫に適用可能である。
1 コンテナ
2 コンテナ駆動タイル
3 リフト機構
11 倉庫ユニット
13 支柱
22 永久磁石
33 コイル
41 躯体部
42 駆動パネル

Claims (4)

  1. コンテナと、
    所定数の層のそれぞれにおいて2次元的に配列され、層内における前記コンテナの移動を行う複数のコンテナ駆動タイルと、
    前記コンテナ駆動タイルに接続され、前記コンテナ駆動タイルで層内を移動してきた前記コンテナを、前記所定数の層の層間においてリニアモータで移動させるリフト機構と、
    を備え
    前記コンテナ駆動タイルは、躯体部と、前記躯体部に載置されている前記リニアモータを有する駆動パネルとを備え、
    前記駆動パネルは、前記躯体部から所定の方向へ引き抜き可能であること、
    を特徴とする自動倉庫。
  2. 前記リフト機構のリニアモータは、前記所定数の層における複数の層に対して垂直方向に配列されており、前記リフト機構内に配置されており前記コンテナを載置可能な載置台の互いに対向する2側面に対して略平行に2列設けられ、前記載置台を上下に移動させることを特徴とする請求項1記載の自動倉庫。
  3. 3次元的に配列された複数の倉庫ユニットを備え、
    前記倉庫ユニットは、それぞれ、前記コンテナ駆動タイルと、前記倉庫ユニットを上下に配列可能にする支柱とを備えること、
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の自動倉庫。
  4. 前記コンテナは、底面に設置された永久磁石を備え、
    前記コンテナ駆動タイルは、前記層内におけるコンテナの移動をリニアモータで行い、前記層内におけるコンテナの移動に使用するリニアモータを前記コンテナの前記永久磁石とともに構成するコイルを備えること、
    を特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の自動倉庫。
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