JP6524906B2 - 運転支援表示装置及び表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、運転支援表示装置及び表示システムに関する。
自車両後方の映像を車室内に設けられた表示ユニットに表示することで、運転者の運転操作を支援する電子ミラーが知られている。車室内に入射した外光が表示ユニットの表示面で反射し、ドライバの目に入射することがある。この場合、ドライバにとって、表示ユニットの表示内容が見づらくなってしまう。この対策として、特許文献1には、表示ユニットのチルト角度を調整することができる角度制御装置が開示されている。
特開2005−297844号公報
しかしながら、表示ユニットのチルト角度を調整する場合、表示ユニット全体を移動させることになるため、表示ユニットの周囲に大きなスペースを確保する必要がある。その結果、表示ユニットを含むシステムを搭載するために、大きなスペースが必要になってしまう。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、表示面で反射した外光がユーザの目に入射することを抑制できるとともに、省スペース化を可能にする運転支援表示装置及び表示システムを提供することを目的としている。
本開示の運転支援表示装置は、車室内に設けられ、表示面の形状を変更可能な表示ユニットを制御する。本開示の運転支援表示装置は、表示面に入射する光の方向を検出する方向検出ユニットと、方向検出ユニットにより検出した光の方向が、表示面で反射してドライバの目に向う特定方向であるか否かを判断する判断ユニットと、表示面の形状を制御する形状制御ユニットとを備える。
本開示の運転支援表示装置において、方向検出ユニットで検出した光の方向が特定方向であると判断ユニットが判断することを条件として、形状制御ユニットは、表示面のうち、目に向けて光を反射する部分が減少するように、表示面の形状を変更する。
本開示の運転支援表示装置は、表示面の形状を変更することができる形状制御ユニットを備える。形状制御ユニットにより表示面の形状を変更した場合、表示面のうち、目に向けて光を反射する部分が、表示面の形状を変更する前よりも減少する。その結果、表示面に表示された表示内容をユーザが視認することが容易になる。
また、本開示の運転支援表示装置によれば、表示ユニット全体を移動させることが必須ではないため、表示ユニットの搭載に要するスペースを低減できる。
運転支援表示装置1及び表示システム2の構成を表すブロック図である。 運転支援表示装置1の機能的構成を表すブロック図である。 後方用カメラ15、右後方用カメラ17、及び左後方用カメラ19の配置を表す平面図である。 中央外光センサ21、右外光センサ23、左外光センサ25、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の配置を表す説明図である。 中央ディスプレイ27と、それに表示された画像53とを表す説明図である。 中央ディスプレイ27の構成を表す側断面図である。 中央ディスプレイ27の構成を表す平面図である。 X方向アクチュエータ63の構成を表す平面図である。 Y方向アクチュエータ65の構成を表す平面図である。 通常時における中央ディスプレイ27の形状を表す説明図である。 形状を変更したときの中央ディスプレイ27の形状を表す説明図である。 運転支援表示装置1が実行する処理を表すフローチャートである。 外光75が、左ディスプレイ31の表示面69で反射してドライバ77の目79に向う状態を表す説明図である。 左ディスプレイ31の形状を変更したときの外光75の光路を表す説明図である。 外光75が、左ディスプレイ31の表示面69で反射してドライバ77の目79に向う状態を表す説明図である。 左ディスプレイ31の形状を変更したときの外光75の光路を表す説明図である。 右ディスプレイ29が平坦な形状であるとき、車室内にある事物が右ディスプレイ29の表示面69に映り込むことを表す説明図である。 右ディスプレイ29の表示面69を湾曲した形状としたとき、映り込みが生じ難いことを表す説明図である。 中央ディスプレイ27の構成を表す側断面図である。 X方向アクチュエータ63の構成を表す平面図である。 形状を変更したときの中央ディスプレイ27の形状を表す説明図である。 Y方向アクチュエータ65の構成を表す平面図である。 形状を変更したときの中央ディスプレイ27の形状を表す説明図である。 中央ディスプレイ27の構成を表す側断面図である。 アクチュエータ78の構成を表す平面図である。 形状を変更したときの中央ディスプレイ27の形状を表す説明図である。 中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の形状を変更したときの外光75の光路を表す説明図である。 アクチュエータ83の構成を表す平面図である。 形状を変更したときの中央ディスプレイ27の形状を表す説明図である。 中央ディスプレイ27の別形態を表す説明図である。 中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の配置例を表す説明図である。 右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の配置例を表す説明図である。
本開示の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
1.運転支援表示装置1及び表示システム2の構成
運転支援表示装置1及び表示システム2の構成を図1〜図11に基づき説明する。運転支援表示装置1は、車両に搭載される車載装置である。以下では、運転支援表示装置1を
搭載する車両を自車両とする。
図1に示すように、運転支援表示装置1は、CPU3と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ5とする)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。運転支援表示装置1の各種機能は、CPU3が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ5が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、運転支援表示装置1を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
運転支援表示装置1は、CPU3がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図2に示すように、方向検出ユニット7と、照度検出ユニット9と、判断ユニット11と、形状制御ユニット13と、を備える。運転支援表示装置1を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現してもよい。
図1に示すように、自車両は、運転支援表示装置1に加えて、後方用カメラ15、右後方用カメラ17、左後方用カメラ19、中央外光センサ21、右外光センサ23、左外光センサ25、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31を備える。運転支援表示装置1、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31を併せて、表示システム2とする。中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31は、それぞれ、表示ユニットに対応する。後方用カメラ15、右後方用カメラ17、及び左後方用カメラ19は、車両に配設されたカメラに対応する。
図3に示すように、後方用カメラ15は自車両33の後端に設けられ、自車両33の後方の風景を撮影する。後方用カメラ15は、撮影により得た画像を運転支援表示装置1に出力する。また、右後方用カメラ17は右ドアミラー35に設けられ、自車両33の右後方の風景を撮影する。右後方用カメラ17は、撮影により得た画像を運転支援表示装置1に出力する。また、左後方用カメラ19は左ドアミラー37に設けられ、自車両33の左後方の風景を撮影する。左後方用カメラ19は、撮影により得た画像を運転支援表示装置1に出力する。
図3に、後方用カメラ15の撮影範囲39と、右後方用カメラ17の撮影範囲41と、左後方用カメラ19の撮影範囲43とをそれぞれ示す。また、ルームミラー45の視認範囲47と、右ドアミラー35の視認範囲49と、左ドアミラー37の視認範囲51をそれぞれ示す。なお、自車両にドアミラーが装着されていない場合は、右後方用カメラ17及び左後方用カメラ19をステーで自車両に取り付けたり、自車両の車体に埋め込んだりすることができる。
図4に示すように、中央外光センサ21は、中央ディスプレイ27に隣接して設けられている。中央外光センサ21は、中央ディスプレイ27に入射する外光の方向を検出する。外光とは、車外から自車両の車室内に入射する光である。外光として、例えば、太陽光、街灯の光等が挙げられる。また、中央外光センサ21は、中央ディスプレイ27に入射する外光の照度を検出する。中央外光センサ21としては、例えば、フォトダイオードを用いたものが挙げられる。
また、図4に示すように、右外光センサ23は、右ディスプレイ29に隣接して設けられている。右外光センサ23は、右ディスプレイ29に入射する外光の方向を検出する。また、右外光センサ23は、右ディスプレイ29に入射する外光の照度を検出する。
また、図4に示すように、左外光センサ25は、左ディスプレイ31に隣接して設けられている。左外光センサ25は、左ディスプレイ31に入射する外光の方向を検出する。また、左外光センサ25は、左ディスプレイ31に入射する外光の照度を検出する。
図4に示すように、中央ディスプレイ27は、一般的なルームミラーの位置に設けられている。図5に示すように、中央ディスプレイ27は、後方用カメラ15で撮影して得られた画像53を表示する。よって、後方用カメラ15及び中央ディスプレイ27は、電子ミラーとして機能する。また、右ディスプレイ29は、右後方用カメラ17で撮影して得られた画像を表示する。よって、右後方用カメラ17及び右ディスプレイ29も、電子ミラーとして機能する。また、左ディスプレイ31は、左後方用カメラ19で撮影して得られた画像を表示する。よって、左後方用カメラ19及び左ディスプレイ31も、電子ミラーとして機能する。
図6、図7に示すように、中央ディスプレイ27は、板状の形状を有する。中央ディスプレイ27は、厚み方向における両側が開口した筐体55と、その内部に収容された、AGフィルム57、円偏光板59、有機ELディスプレイ61、X方向アクチュエータ63、及びY方向アクチュエータ65とを備える。X方向アクチュエータ63とY方向アクチュエータ65とを併せて、アクチュエータユニット67とする。
中央ディスプレイ27の表面のうち、AGフィルム57側の表面を表示面69とする。中央ディスプレイ27を自車両に取り付けたとき、表示面69がドライバの顔に正対する。中央ディスプレイ27は、表示面69に画像を表示する。表示面69は長方形の形状を有する。その長方形の長辺方向をX方向とし、短辺方向をY方向とする。中央ディスプレイ27を自車両に取り付けたとき、X方向は横方向となり、Y方向は縦方向となる。X方向は一の方向に対応し、Y方向はそれに直交する方向に対応する。
X方向アクチュエータ63は板状の部材である。図8に示すように、X方向アクチュエータ63は、長手方向がX方向である短冊形の素子71を複数配列した構造を有する。X方向アクチュエータ63は、駆動電圧を印加されたとき、変形する。その変形の態様は、X方向に平行な断面(以下ではX方向の断面とする)で見たとき、弓形に湾曲する変形である。素子71は有機アクチュエータである。素子71としては、例えば、イオン伝導アクチュエータを用いることができる。
Y方向アクチュエータ65は板状の部材である。図9に示すように、Y方向アクチュエータ65は、長手方向がY方向である短冊形の素子73を複数配列した構造を有する。Y方向アクチュエータ65は、駆動電圧を印加されたとき、変形する。その変形の態様は、Y方向に平行な断面(以下ではY方向の断面とする)で見たとき、弓形に湾曲する変形である。素子73は有機アクチュエータである。素子73としては、例えば、イオン伝導アクチュエータを用いることができる。
中央ディスプレイ27は、通常時は、図10に示すように、平面形状を有する。すなわち、X方向の断面で見ても、Y方向の断面で見ても、中央ディスプレイ27の形状は平坦である。一方、中央ディスプレイ27は、アクチュエータユニット67の動作により、形状を変更することができる。形状を変更した場合、図11に示すように、中央ディスプレイ27の形状は、湾曲した形状となる。より詳しくは、X方向の断面で見ても、Y方向の断面で見ても、中央ディスプレイ27の形状は、弓形に湾曲した形状となる。中央ディスプレイ27の形状が変更されたとき、表示面69も湾曲した形状となる。湾曲した形状の曲率は表示面69のどこでも一定である。右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31も、中央ディスプレイ27と同様の構成を有する。
2.運転支援表示装置1が実行する処理
運転支援表示装置1が左ディスプレイ31の形状を必要に応じて変更する処理を、図12〜図18に基づき説明する。この処理は、所定時間ごとに繰り返し実行される。
図12のステップ1では、左ディスプレイ31の形状を変更済みであるか否かを判断ユニット11が判断する、形状の変更とは、後述するステップ6の処理である。左ディスプレイ31の形状を未だ変更していない場合はステップ2に進み、左ディスプレイ31の形状を変更済みの場合は本処理を終了する。
ステップ2では、方向検出ユニット7が、左外光センサ25を用いて、左ディスプレイ31の表示面69に入射する外光の方向を検出する。
ステップ3では、照度検出ユニット9が、左外光センサ25を用いて、左ディスプレイ31の表示面69に入射する外光の照度を検出する。
ステップ4では、前記ステップ3で検出した照度が、予め設定された閾値以上であるか否かを判断ユニット11が判断する。閾値以上である場合はステップ5に進み、閾値未満である場合は本処理を終了する。
ステップ5では、前記ステップ2で検出した外光の方向が、予め設定された特定方向であるか否かを判断ユニット11が判断する。特定方向とは、図13、図15に示すように、外光75が、左ディスプレイ31の表示面69で反射してドライバ77の目79に向う方向である。特定方向は、具体的には、水平面に対する外光75の角度が予め設定された下限値以下の方向である。外光75の方向が特定方向である場合はステップ6に進み、特定方向ではない場合は本処理を終了する。
ステップ6では、形状制御ユニット13が、左ディスプレイ31のアクチュエータユニット67を駆動し、左ディスプレイ31の形状を変更する。変更後の左ディスプレイ31は、図11に示す中央ディスプレイ27の形状と同様の、湾曲した形状である。
なお、運転支援表示装置1は、右ディスプレイ29、及び中央ディスプレイ27についても上と同様の処理を行う。右ディスプレイ29についての処理の場合は、前記ステップ2、3において、右外光センサ23を使用し、前記ステップ6において、右ディスプレイ29のアクチュエータユニット67を駆動する。また、中央ディスプレイ27についての処理の場合は、前記ステップ2、3において、中央外光センサ21を使用し、前記ステップ6において、中央ディスプレイ27のアクチュエータユニット67を駆動する。
3.運転支援表示装置1及び表示システム2が奏する効果
(1A)運転支援表示装置1及び表示システム2は、左ディスプレイ31における表示面69の形状を変更することができる。表示面69の形状を変更した場合、図14、図16に示すように、表示面69のうち、大部分は、目79に向けて外光75を反射しなくなる。その結果、ドライバが表示面69に表示された表示内容を視認することが容易になる。また、運転支援表示装置1及び表示システム2は、右ディスプレイ29、及び中央ディスプレイ27についても、同様の効果を奏する。
また、運転支援表示装置1及び表示システム2によれば、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31を全体として移動させる必要が無いため、それらを搭載するために要するスペースを低減できる。
(1B)表示システム2は、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディ
スプレイ31の取り付け角度を変更する機構を備えなくてもよい。そのため、表示システム2の機構を簡略化できる。
(1C)運転支援表示装置1及び表示システム2は、左ディスプレイ31の表示面69に入射する外光の照度を検出し、その照度が閾値以上であることを条件として、表示面69の形状を変更する。そのため、外光の照度が低く、表示面69の形状を変更する必要性が低い場合まで、表示面69の形状を変更してしまうことを抑制できる。また、運転支援表示装置1及び表示システム2は、右ディスプレイ29、及び中央ディスプレイ27についても、同様の効果を奏する。
(1D)運転支援表示装置1及び表示システム2は、特定方向として、水平面に対する外光の角度が予め設定された下限値以下の方向を規定する。そのため、朝、夕の太陽光の入射方向が特定方向に該当し易くなる。その結果、朝、夕の太陽光が、表示面69で反射し、目79に入射することを抑制できる。
(1E)運転支援表示装置1及び表示システム2は、前記ステップ6において、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の表示面69を、湾曲した形状とする。そのことにより、表示面69が外光75を目79に向けて反射することを一層抑制できる。
(1F)運転支援表示装置1及び表示システム2は、前記ステップ6において、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の表示面69を、X方向の断面、及びY方向の断面においてそれぞれ湾曲した形状とする。そのことにより、表示面69が外光75を目79に向けて反射することを一層抑制できる。
(1G)運転支援表示装置1及び表示システム2は、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の表示面69を湾曲した形状とすることにより、車室内にある事物(例えば、助手席の人、服、シート、ノブ等)が表示面69に映り込むことを抑制できる。
すなわち、図17に示すように、右ディスプレイ29が平坦な形状であれば、車室内にある事物が右ディスプレイ29の表示面69に映り込むことがあるが、図18に示すように、表示面69を湾曲した形状とすることで、上記の映り込みを抑制することができる。<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施形態における中央ディスプレイ27は、図19に示すように、X方向アクチュエータ63は備えるが、Y方向アクチュエータ65は備えない。X方向アクチュエータ63は、図20に示すように、第1実施形態と同様である。
中央ディスプレイ27は、X方向アクチュエータ63を備えるため、前記ステップ6で表示面69の形状が変更されたとき、図21に示すように、表示面69のX方向での断面形状は、弓形に湾曲した形状となる。弓形に湾曲した形状の曲率は表示面69のどこでも一定である。一方、中央ディスプレイ27は、Y方向アクチュエータ65を備えないため、前記ステップ6で表示面69の形状が変更されたときでも、表示面69のY方向での断面形状は、平坦のままである。右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31も、中央ディスプレイ27と同様の構成を有する。
2.運転支援表示装置1及び表示システム2が奏する効果
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)〜(1E)、(1G)を奏することができる。
<第3実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施形態における中央ディスプレイ27は、X方向アクチュエータ63は備えず、図22に示すY方向アクチュエータ65は備える。このY方向アクチュエータ65は、第1実施形態と同様である。
中央ディスプレイ27は、Y方向アクチュエータ65を備えるため、前記ステップ6で形状が変更されたとき、図23に示すように、表示面69のY方向での断面形状は、弓形に湾曲した形状となる。弓形に湾曲した形状の曲率は表示面69のどこでも一定である。一方、中央ディスプレイ27は、X方向アクチュエータ63を備えないため、前記ステップ6で表示面69の形状が変更されたときでも、表示面69のX方向での断面形状は平坦のままである。右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31も、中央ディスプレイ27と同様の構成を有する。
2.運転支援表示装置1及び表示システム2が奏する効果
以上詳述した第3実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)〜(1E)、(1G)を奏することができる。
<第4実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施形態における中央ディスプレイ27は、図24に示すように、アクチュエータユニット67の代わりに、アクチュエータ78を備える。アクチュエータ78は、図25に示すように、正六角形の素子81が複数配列したハニカム構造を有する。
中央ディスプレイ27は、アクチュエータ78を備えるため、前記ステップ6で表示面69の形状が変更されたとき、図26に示すように、表示面69のX方向における断面形状、及び表示面69のY方向における断面形状は、それぞれ、湾曲した形状となる。湾曲した形状の曲率は、表示面69における場所により異なる。すなわち、表示面69における少なくとも一部の曲率は、表示面69の他の部分における曲率とは異なる。右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31も、中央ディスプレイ27と同様の構成を有する。
2.運転支援表示装置1及び表示システム2が奏する効果
以上詳述した第4実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)〜(1G)に加えて、さらに以下の効果を奏することができる。
(4A)中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の表示面69における少なくとも一部の曲率は、表示面69の他の部分における曲率とは異なる。そのため、図27に示すように、表示面69のうち、一層多くの部分が、目79に向けて外光75を反射しなくなる。その結果、ドライバが中央ディスプレイ27、右ディスプ
レイ29、及び左ディスプレイ31の表示内容を視認することが一層容易になる。
<第5実施形態>
第5実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施形態における中央ディスプレイ27は、アクチュエータユニット67の代わりに、アクチュエータ83を備える。アクチュエータ83は、図28に示すように、三角形の素子85が複数配列した構造を有する。
中央ディスプレイ27は、アクチュエータ83を備えるため、前記ステップ6で表示面69の形状が変更されたとき、図29に示すように、表示面69のX方向における断面形状は、湾曲した形状となる。湾曲した形状の曲率は、表示面69における場所により異なる。すなわち、表示面69における少なくとも一部の曲率は、表示面69の他の部分における曲率とは異なる。一方、表示面69のY方向での断面形状は、前記ステップ6で表示面69の形状が変更されたときでも、平坦なままである。右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31も、中央ディスプレイ27と同様の構成を有する。
2.運転支援表示装置1及び表示システム2が奏する効果
以上詳述した第5実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)〜(1E)、(1G)に加えて、さらに以下の効果を奏することができる。
(5A)X方向の断面で見たとき、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の表示面69における少なくとも一部の曲率は、表示面69の他の部分における曲率とは異なる。そのため、表示面69のうち、一層多くの部分が、目79に向けて外光75を反射しなくなる。その結果、ドライバが中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の表示内容を視認することが一層容易になる。
<他の実施形態>
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)図30に示すように、中央ディスプレイ27の表示面69を3つの領域69A、69B、69Cに分割することができる。そして、領域69Aに、左後方用カメラ19で撮影して得られた画像を表示することができる。また、領域69Bに、後方用カメラ15で撮影して得られた画像を表示することができる。また、領域69Cに、右後方用カメラ17で撮影して得られた画像を表示することができる。
(2)中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31の配置は適宜設定できる。例えば、図31に示すように、インパネ87の上部に中央ディスプレイ27を設け、メータ89内に右ディスプレイ29を設け、インパネ87の中央に左ディスプレイ31を設けてもよい。
また、図32に示すように、メータ89内に右ディスプレイ29と左ディスプレイ31とを設けてもよい。この場合、メータ89の中心に共通外光センサ91を設けてもよい。共通外光センサ91は、右ディスプレイ29及び左ディスプレイ31に入射する外光の方向を検出するとともに、その外光の照度を検出する。
(3)中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31における表示面69の形状を変更する態様は他のものであってもよい。例えば、表示面69を折り
曲げたり、捻ったりすることにより形状を変更してもよい。
(4)中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31における表示面69の形状を変更する動力は、上述したアクチュエータ以外のものであってもよい。例えば、モータを用いて形状を変更してもよい。
(5)中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31は電子ミラー以外のディスプレイであってもよい。電子ミラー以外のディスプレイとして、例えば、カーナビゲーションシステムのディスプレイ、テレビのディスプレイ、DVDの再生用ディスプレイ等が挙げられる。
(6)特定方向は、上述した方向(水平面に対する外光の角度が予め設定された下限値以下の方向)以外の方向であってもよい。運転支援表示装置1は、中央ディスプレイ27、右ディスプレイ29、及び左ディスプレイ31のそれぞれについて、予め特定方向を記憶しておくことができる。
(7)運転支援表示装置1及び表示システム2は、前記ステップ3の後、無条件に前記ステップ5に進んでもよい。すなわち、外光の照度が閾値以上であるか否かの判断をしなくてもよい。
(8)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(9)上述した運転支援表示装置の他、当該運転支援表示装置を構成要素とするシステム、当該運転支援表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、表示ユニットの制御方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1…運転支援表示装置、7…方向検出ユニット、11…判断ユニット、13…形状制御ユニット、27…中央ディスプレイ、29…右ディスプレイ、31…左ディスプレイ、69…表示面

Claims (6)

  1. 車室内に設けられ、表示面の形状を変更可能な表示ユニットを制御する運転支援表示装置であって、
    前記表示面に入射する光の方向を検出する方向検出ユニットと、
    前記方向検出ユニットにより検出した前記光の方向が、前記表示面で反射してドライバの目に向う特定方向であるか否かを判断する判断ユニットと、
    前記表示面の形状を制御する形状制御ユニットと、
    を備え、
    前記方向検出ユニットで検出した前記光の方向が前記特定方向であると前記判断ユニットが判断することを条件として、前記形状制御ユニットは、前記表示面のうち、前記目に向けて前記光を反射する部分が減少するように、前記表示面の形状を、前記表示面の一の方向における断面形状、及び前記一の方向に直交する方向における断面形状がそれぞれ湾曲した形状に変更する運転支援表示装置。
  2. 車室内に設けられ、表示面の形状を変更可能な表示ユニットを制御する運転支援表示装置であって、
    前記表示面に入射する光の方向を検出する方向検出ユニットと、
    前記方向検出ユニットにより検出した前記光の方向が、前記表示面で反射してドライバの目に向う特定方向であるか否かを判断する判断ユニットと、
    前記表示面の形状を制御する形状制御ユニットと、
    を備え、
    前記方向検出ユニットで検出した前記光の方向が前記特定方向であると前記判断ユニットが判断することを条件として、前記形状制御ユニットは、前記表示面のうち、前記目に向けて前記光を反射する部分が減少するように、前記表示面の形状を湾曲した形状に変更し、
    前記湾曲した形状である前記表示面のうち、少なくとも一部における曲率は、前記表示面の他の部分における曲率とは異なる運転支援表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載に記載の運転支援表示装置であって、
    前記光の照度を検出する照度検出ユニットをさらに備え、
    前記判断ユニットは、さらに、前記照度検出ユニットで検出した前記照度が予め設定された閾値以上であるか否かを判断するように構成され、
    前記形状制御ユニットは、前記方向検出ユニットで検出した前記光の方向が前記特定方向であり、且つ前記照度検出ユニットで検出した前記照度が前記閾値以上であると前記判断ユニットが判断することを条件として、前記表示面の形状を変更する運転支援表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の運転支援表示装置であって、
    前記特定方向は、水平面に対する前記光の角度が予め設定された下限値以下の方向である運転支援表示装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の運転支援表示装置であって、
    前記表示ユニットは車両に配設されたカメラの映像を表示する運転支援表示装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の運転支援表示装置と、
    前記表示ユニットと、
    を備える表示システム。
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