JP2506020Y2 - 表示装置 - Google Patents
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- JP2506020Y2 JP2506020Y2 JP1990105617U JP10561790U JP2506020Y2 JP 2506020 Y2 JP2506020 Y2 JP 2506020Y2 JP 1990105617 U JP1990105617 U JP 1990105617U JP 10561790 U JP10561790 U JP 10561790U JP 2506020 Y2 JP2506020 Y2 JP 2506020Y2
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- Japan
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- display panel
- light
- external light
- angle
- display
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は表示装置に係り、特に自動車、航空機等の移
動体内に設置する場合に有効なものである。
動体内に設置する場合に有効なものである。
[従来の技術] 現在、自動車におけるエレクトロニクスの一つとし
て、ナビゲーションシステムや自動車電話等の情報処理
の問題があり、人と情報の接点(マンマシンインターフ
ェイス)として、今後、情報表示装置が極めて重要な技
術になってくると考えられる。
て、ナビゲーションシステムや自動車電話等の情報処理
の問題があり、人と情報の接点(マンマシンインターフ
ェイス)として、今後、情報表示装置が極めて重要な技
術になってくると考えられる。
この表示装置として、CRT、エレクトロルミネッセン
ス(以下、ELという)、液晶(以下、LCDという)、プ
ラズマディスプレイ(以下、PDPという)等が検討され
ており、スペースの点からEL、LCD、PDP等のフラットタ
イプのものが候補に上っている。
ス(以下、ELという)、液晶(以下、LCDという)、プ
ラズマディスプレイ(以下、PDPという)等が検討され
ており、スペースの点からEL、LCD、PDP等のフラットタ
イプのものが候補に上っている。
第7図には、予想される運転席前面の表示装置の構成
を示す。図において、(1)は自動車本体、(2)は運
転席に座った状態にある運転者、(3)は運転席前面の
ダッシュボードである。(4)はダッシュボード(3)
内の運転席正面に位置して、速度やエンジンの回転数等
の走行情報を運転者(2)に知らせる第1の表示パネ
ル、(5)はダッシュボード(3)内にあり、自動車
(1)の前面中央部に位置した第2の表示パネルであっ
て、ナビゲーション等の情報を運転者(2)に知らせる
ものである。
を示す。図において、(1)は自動車本体、(2)は運
転席に座った状態にある運転者、(3)は運転席前面の
ダッシュボードである。(4)はダッシュボード(3)
内の運転席正面に位置して、速度やエンジンの回転数等
の走行情報を運転者(2)に知らせる第1の表示パネ
ル、(5)はダッシュボード(3)内にあり、自動車
(1)の前面中央部に位置した第2の表示パネルであっ
て、ナビゲーション等の情報を運転者(2)に知らせる
ものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、単に上記のように構成した表示装置で
は、外来光による表示面での反射によって読取り難くな
り、特に直射日光が照射された場合には読取り不可能に
なってしまう問題がある。これは、自動車ばかりでな
く、屋外で移動する航空機等においても同様である。
は、外来光による表示面での反射によって読取り難くな
り、特に直射日光が照射された場合には読取り不可能に
なってしまう問題がある。これは、自動車ばかりでな
く、屋外で移動する航空機等においても同様である。
この様な外来光を遮断する方法として、従来は表示面
の端辺に突起を設けたり、人手によって表示面の角度を
変える等が考えられるていたが、視野角が狭くなって見
え難くなるほか、いちいち人が角度を調整するのも大変
である。
の端辺に突起を設けたり、人手によって表示面の角度を
変える等が考えられるていたが、視野角が狭くなって見
え難くなるほか、いちいち人が角度を調整するのも大変
である。
本考案は、上記の課題を解決するために成されたもの
で、表示面の角度を自動的に変化させて、表示装置に入
射した外来光の表示パネル表面での反射光が運転者等の
視野に入らないようにした表示装置を提供することを目
的とする。
で、表示面の角度を自動的に変化させて、表示装置に入
射した外来光の表示パネル表面での反射光が運転者等の
視野に入らないようにした表示装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る表示装置は、表示パネルの周囲にライン
状の光センサを且つ該光センサの周囲に遮光用部材をそ
れぞれ配し、この遮光用部材を利用して上記光センサに
外来光が当たる部分と影になる部分を作りその光量差を
上記光センサで検知して外来光の方向を認識する外来光
の検出手段と、この検出手段で得た外来光の方向から該
外来光の表示パネル表面での反射光が上記表示パネルを
見る人の視野に入るか否かを判断する測定手段と、この
測定手段の情報に基づいて外来光の表示パネル表面での
反射光が上記表示パネルを見る人の視野に入らないよう
に上記表示パネルの面角度を自動的に調整する制御手段
とを備えたものである。
状の光センサを且つ該光センサの周囲に遮光用部材をそ
れぞれ配し、この遮光用部材を利用して上記光センサに
外来光が当たる部分と影になる部分を作りその光量差を
上記光センサで検知して外来光の方向を認識する外来光
の検出手段と、この検出手段で得た外来光の方向から該
外来光の表示パネル表面での反射光が上記表示パネルを
見る人の視野に入るか否かを判断する測定手段と、この
測定手段の情報に基づいて外来光の表示パネル表面での
反射光が上記表示パネルを見る人の視野に入らないよう
に上記表示パネルの面角度を自動的に調整する制御手段
とを備えたものである。
[作用] 本考案においては、外来光の検出手段であって表示パ
ネルの周囲に配されたライン状のセンサ及び遮光用部材
によって、外来光がどの方向から来てもその方向が正確
に検知され、さらに、測定手段によりその外来光の表示
パネル表面での反射光が表示パネルを見る人の視野に入
るか否かが判断される。そして、外来光の表示パネル表
面での反射光がパネルを見る人の視野に入らないよう
に、制御手段が測定手段の情報に基づいて表示パネルの
面角度を調整する。
ネルの周囲に配されたライン状のセンサ及び遮光用部材
によって、外来光がどの方向から来てもその方向が正確
に検知され、さらに、測定手段によりその外来光の表示
パネル表面での反射光が表示パネルを見る人の視野に入
るか否かが判断される。そして、外来光の表示パネル表
面での反射光がパネルを見る人の視野に入らないよう
に、制御手段が測定手段の情報に基づいて表示パネルの
面角度を調整する。
さらに、表示パネルと光センサを同一面に形成したの
で、より簡素化された装置での表示装置及び光センサの
一体的傾転を可能にする。
で、より簡素化された装置での表示装置及び光センサの
一体的傾転を可能にする。
[実施例] 実施例を説明する前に、自動車等の移動体内に設置し
た表示パネルに外来光が入射し、表示パネル面でのその
反射光が視野に入る場合について考察する。第2図はそ
の説明図である。図において、(6)は表示パネルであ
って、その表示幅wdは12cmである。(7)は表示パネル
(6)を見る人、(8)は移動体の進行方向と平行で、
かつ表示パネル(6)の中心を通る第1の平行基準線、
(8a),(8b)は第1の平行基準線(8)と平行で、表
示パネル(6)の両端を通るそれぞれ第2、第3の平行
基準線、(8c)は第1の平行基準線(8)と平行で、人
(7)の目の中心を通る第4の平行基準線、(8d)は第
1の平行基準線(8)と垂直で、表示パネル(6)の中
心を通る垂直基準線である。
た表示パネルに外来光が入射し、表示パネル面でのその
反射光が視野に入る場合について考察する。第2図はそ
の説明図である。図において、(6)は表示パネルであ
って、その表示幅wdは12cmである。(7)は表示パネル
(6)を見る人、(8)は移動体の進行方向と平行で、
かつ表示パネル(6)の中心を通る第1の平行基準線、
(8a),(8b)は第1の平行基準線(8)と平行で、表
示パネル(6)の両端を通るそれぞれ第2、第3の平行
基準線、(8c)は第1の平行基準線(8)と平行で、人
(7)の目の中心を通る第4の平行基準線、(8d)は第
1の平行基準線(8)と垂直で、表示パネル(6)の中
心を通る垂直基準線である。
表示パネル(6)の取り付け位置は、表示パネル
(6)の中心を通るこのパネルの垂線と第4の平行基準
線(8c)とのなす角をθ、目と表示パネル(6)の距離
をLとして、θ=30°、L=40cmとした。また、表示パ
ネル(6)の面角度は垂直基準線(8d)に対し、λの角
度で設定されている。この様な状況においては、第2の
平行基準線(8a)に対しα1の角度を持つ第1の外来光
(9a)と、第3の平行基準線(8b)に対しα2の角度を
持つ第2の外来光(9b)との範囲内の外来光の反射光が
視野に入る。
(6)の中心を通るこのパネルの垂線と第4の平行基準
線(8c)とのなす角をθ、目と表示パネル(6)の距離
をLとして、θ=30°、L=40cmとした。また、表示パ
ネル(6)の面角度は垂直基準線(8d)に対し、λの角
度で設定されている。この様な状況においては、第2の
平行基準線(8a)に対しα1の角度を持つ第1の外来光
(9a)と、第3の平行基準線(8b)に対しα2の角度を
持つ第2の外来光(9b)との範囲内の外来光の反射光が
視野に入る。
ここで、表示パネル(6)が垂直基準線(8d)に対し
左回りに傾いた角度をマイナス(−)とし、第2、第3
の平行基準線(8a),(8b)に対して、それぞれ第1、
第2の外来光(9a),(9b)が第2図のように下側にあ
る角度をマイナス(−)として、面角度λと入射角
α1、α2との関係を求めた。
左回りに傾いた角度をマイナス(−)とし、第2、第3
の平行基準線(8a),(8b)に対して、それぞれ第1、
第2の外来光(9a),(9b)が第2図のように下側にあ
る角度をマイナス(−)として、面角度λと入射角
α1、α2との関係を求めた。
第3図はその結果を示した図で、横軸に表示パネル
(6)の面角度λを、たて軸に外来光の入射角α1、α2
を取り実験値をプロットしたものである。このグラフの
斜線で示した部分にあるとき、人(7)の視野に外来光
の表示パネル表面での反射光が入ってくる。例えば、表
示パネル(6)の面角度λを−10°にした場合、α1は
−42°、α2は−58°となり、−42°〜−58°の方向か
らの外来光に対し、表示パネル(6)の表面で反射し視
野に入る。この場合、第3図から、λを+10°又は−10
°傾けることにより、外来光の反射光を視野外にするこ
とができることがわかる。
(6)の面角度λを、たて軸に外来光の入射角α1、α2
を取り実験値をプロットしたものである。このグラフの
斜線で示した部分にあるとき、人(7)の視野に外来光
の表示パネル表面での反射光が入ってくる。例えば、表
示パネル(6)の面角度λを−10°にした場合、α1は
−42°、α2は−58°となり、−42°〜−58°の方向か
らの外来光に対し、表示パネル(6)の表面で反射し視
野に入る。この場合、第3図から、λを+10°又は−10
°傾けることにより、外来光の反射光を視野外にするこ
とができることがわかる。
次に上記の原理を用いた実施例を説明する。第1図
(a)は本考案に係る実施例を説明するための概念図、
第1図(b)は第1図(a)の表示パネル部の正面図で
ある。図において、第7図と同一符号は、同一又は相当
部分を示すものとし説明を省略する。この実施例では、
第2の表示パネル(5)が、図示していない制御手段に
より上下左右にその表示面を傾けることができるように
構成されている。
(a)は本考案に係る実施例を説明するための概念図、
第1図(b)は第1図(a)の表示パネル部の正面図で
ある。図において、第7図と同一符号は、同一又は相当
部分を示すものとし説明を省略する。この実施例では、
第2の表示パネル(5)が、図示していない制御手段に
より上下左右にその表示面を傾けることができるように
構成されている。
第4図は第1図における第2の表示パネル(5)の面
角度を、上下左右に傾けるための概略構造を示したもの
で、(a)は正面図、(b)は底面図である。図におい
て、(5)は第2の表示パネル、(10)は第2の表示パ
ネル(5)の周辺に取り付ける遮光用突起板、(11)は
第2の表示パネル(5)の周囲にライン状に設置した光
センサ、(12)は第2の表示パネル(5)の面角度を上
下方向に設定するモータ、(13)は同様に面角度を左右
方向に設定するモータである。
角度を、上下左右に傾けるための概略構造を示したもの
で、(a)は正面図、(b)は底面図である。図におい
て、(5)は第2の表示パネル、(10)は第2の表示パ
ネル(5)の周辺に取り付ける遮光用突起板、(11)は
第2の表示パネル(5)の周囲にライン状に設置した光
センサ、(12)は第2の表示パネル(5)の面角度を上
下方向に設定するモータ、(13)は同様に面角度を左右
方向に設定するモータである。
第5図は第2の表示パネルに入射する外来光の入射方
向を測定する説明図である。図において、(I)は第4
図(a)のe−e断面であり、(II)はその断面の各位
置での光量レベルを示す。なお、図において、第4図と
同一符号は同一物を示す。(I)のように外来光が入射
すると、外側に設置した遮光用突起板(10)で、光セン
サ(11)に光が当る部分と影になる部分を作ることによ
り、(II)に示すように外来光が入射した部分と影とな
る部分で光量の差を生ずる。従って、この様な光センサ
(11)を第4図(a)に示すように、第2の表示パネル
(5)の周囲に配置しておけば、全ての方向からの外来
光の方向を認識できる。
向を測定する説明図である。図において、(I)は第4
図(a)のe−e断面であり、(II)はその断面の各位
置での光量レベルを示す。なお、図において、第4図と
同一符号は同一物を示す。(I)のように外来光が入射
すると、外側に設置した遮光用突起板(10)で、光セン
サ(11)に光が当る部分と影になる部分を作ることによ
り、(II)に示すように外来光が入射した部分と影とな
る部分で光量の差を生ずる。従って、この様な光センサ
(11)を第4図(a)に示すように、第2の表示パネル
(5)の周囲に配置しておけば、全ての方向からの外来
光の方向を認識できる。
第6図は、第1図における第2の表示パネルに関する
全体構成図である。図において、第1図、第4図及び第
5図と同一符号は、同一物を示すものとし説明は省略す
る。(14)は第2の表示パネル(5)の表示内容を制御
する表示制御回路、(15)は光センサ(11)の出力か
ら、外来光の入射方向及び入射角度を測定し、これらの
外来光の表示パネル表面での反射光が第2の表示パネル
(5)を見る人の視野に入るか否か、又、視野に入る場
合はこのパネル(5)の表示面をどの方向にどれだけ傾
けるかを判断する外来光測定回路、(16)は外来光測定
回路(15)の情報に基づいて、モータ(12),(13)の
駆動を制御する表示角度制御回路である。
全体構成図である。図において、第1図、第4図及び第
5図と同一符号は、同一物を示すものとし説明は省略す
る。(14)は第2の表示パネル(5)の表示内容を制御
する表示制御回路、(15)は光センサ(11)の出力か
ら、外来光の入射方向及び入射角度を測定し、これらの
外来光の表示パネル表面での反射光が第2の表示パネル
(5)を見る人の視野に入るか否か、又、視野に入る場
合はこのパネル(5)の表示面をどの方向にどれだけ傾
けるかを判断する外来光測定回路、(16)は外来光測定
回路(15)の情報に基づいて、モータ(12),(13)の
駆動を制御する表示角度制御回路である。
次に第6図の構成の動作を説明する。第2の表示パネ
ル(5)は表示制御回路(14)によって、各種の表示が
実行される。この場合、第2の表示パネル(5)に入る
外来光が光センサ(11)で検知され、この情報が外来光
測定回路(15)に入って、その入射方向、入射角度が測
定され、さらに第2の表示パネル(5)を見る人の視野
に入るか否か、又、視野に入る場合は、外来光の反射光
を視野に入れないようにするため、第二の表示パネル
(5)の面角度を傾ける方向及び角度が計算される。表
示角度制御回路(16)は外来光測定回路(15)のこれら
の情報に基づいて、モータ(12),(13)を駆動して第
2の表示パネル(5)を実際に動作させ、その面角度を
変更する。
ル(5)は表示制御回路(14)によって、各種の表示が
実行される。この場合、第2の表示パネル(5)に入る
外来光が光センサ(11)で検知され、この情報が外来光
測定回路(15)に入って、その入射方向、入射角度が測
定され、さらに第2の表示パネル(5)を見る人の視野
に入るか否か、又、視野に入る場合は、外来光の反射光
を視野に入れないようにするため、第二の表示パネル
(5)の面角度を傾ける方向及び角度が計算される。表
示角度制御回路(16)は外来光測定回路(15)のこれら
の情報に基づいて、モータ(12),(13)を駆動して第
2の表示パネル(5)を実際に動作させ、その面角度を
変更する。
すなわち上記実施例においては、表示パネル面に入り
得る全ての入射角の外来光に対し、わずか10°程度、
(+)側あるいは(−)側に表示面を傾けることによ
り、時々刻々変化する外来光に対しても、運転者への外
来光の反射をオンラインで完全に防止することができ、
しかもこの程度の傾きは、表示パネルに描かれている画
像情報の見易さを害するには至らない。
得る全ての入射角の外来光に対し、わずか10°程度、
(+)側あるいは(−)側に表示面を傾けることによ
り、時々刻々変化する外来光に対しても、運転者への外
来光の反射をオンラインで完全に防止することができ、
しかもこの程度の傾きは、表示パネルに描かれている画
像情報の見易さを害するには至らない。
なお、上記実施例では運転者を対象として表示パネル
の面角度を動作させたが、助手席にいる人を対象とする
場合でも、外来光測定回路においてあらかじめそのよう
な設定をしておけば対処できる。
の面角度を動作させたが、助手席にいる人を対象とする
場合でも、外来光測定回路においてあらかじめそのよう
な設定をしておけば対処できる。
[考案の効果] 本考案によれば、外来光の検出手段として表示パネル
の周囲に配されたライン状のセンサ及び遮光用部材を用
いたことにより、外来光がどの方向から来てもその方向
を正確に検知できるようになる。そして、この方向に基
づいて測定手段によりその外来光の表示パネル表面での
反射光が表示パネルを見る人の視野に入るか否かが判断
され、さらに、外来光の表示パネル表面での反射光がパ
ネルを見る人の視野に入らないように、測定手段の情報
に基づいて制御手段により表示パネルの面角度が調整さ
れる。したがって、自動車等の移動体に搭載されてその
表面への外来光の入射角が変わりうる表示パネルであっ
ても、外来光の反射のない鮮明な画像をその表示パネル
で見ることができるという効果を有する。
の周囲に配されたライン状のセンサ及び遮光用部材を用
いたことにより、外来光がどの方向から来てもその方向
を正確に検知できるようになる。そして、この方向に基
づいて測定手段によりその外来光の表示パネル表面での
反射光が表示パネルを見る人の視野に入るか否かが判断
され、さらに、外来光の表示パネル表面での反射光がパ
ネルを見る人の視野に入らないように、測定手段の情報
に基づいて制御手段により表示パネルの面角度が調整さ
れる。したがって、自動車等の移動体に搭載されてその
表面への外来光の入射角が変わりうる表示パネルであっ
ても、外来光の反射のない鮮明な画像をその表示パネル
で見ることができるという効果を有する。
また、本考案によれば、より簡素化された装置で表示
装置及び光センサの一体的傾転を可能にするとともに、
表示パネルを見る人が常に外来光の反射のない鮮明な画
像を見ることができるという効果も有する。
装置及び光センサの一体的傾転を可能にするとともに、
表示パネルを見る人が常に外来光の反射のない鮮明な画
像を見ることができるという効果も有する。
第1図(a)は本考案に係る実施例を説明するための概
念図、第1図(b)は第1図(a)の表示パネル部の正
面図、第2図は移動体内に設置した表示パネルに入射し
た外来光が視野に入る場合の説明図、第3図は表示パネ
ルの面角度と外来光の入射角との関係図、第4図は表示
パネルの面角度を変えるための概略構造図であって
(a)は正面図、(b)は底面図、第5図は表示パネル
に入射する外来光の入射方向を測定する説明図、第6図
は本考案の実施例に係る表示装置の全体構成図、第7図
は予想される運転席前面の表示装置の構成図である。 (2)……運転者、(4)……第1の表示パネル、
(5)……第2の表示パネル、(10)……遮光用突起
板、(11)……光センサ、(12),(13)……モータ、
(15)……外来光測定回路、(16)……表示角度制御回
路
念図、第1図(b)は第1図(a)の表示パネル部の正
面図、第2図は移動体内に設置した表示パネルに入射し
た外来光が視野に入る場合の説明図、第3図は表示パネ
ルの面角度と外来光の入射角との関係図、第4図は表示
パネルの面角度を変えるための概略構造図であって
(a)は正面図、(b)は底面図、第5図は表示パネル
に入射する外来光の入射方向を測定する説明図、第6図
は本考案の実施例に係る表示装置の全体構成図、第7図
は予想される運転席前面の表示装置の構成図である。 (2)……運転者、(4)……第1の表示パネル、
(5)……第2の表示パネル、(10)……遮光用突起
板、(11)……光センサ、(12),(13)……モータ、
(15)……外来光測定回路、(16)……表示角度制御回
路
フロントページの続き (72)考案者 糟谷 行男 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−46287(JP,A) 特開 平2−99813(JP,A) 実開 平1−176524(JP,U) 実開 平3−88833(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】表示パネルの周囲にライン状の光センサを
且つ該光センサの周囲に遮光用部材をそれぞれ配し、上
記遮光用部材を利用して上記光センサに外来光が当たる
部分と影になる部分を作りその光量差を上記光センサで
検知して外来光の方向を認識する外来光の検出手段と、 上記検出手段で得た外来光の方向から該外来光の表示パ
ネル表面での反射光が上記表示パネルを見る人の視野に
入るか否かを判断する測定手段と、 上記測定手段の情報に基づいて、上記外来光の表示パネ
ル表面での反射光が上記表示パネルを見る人の視野に入
らないように上記表示パネルの面角度を自動的に調整す
る制御手段とを備えたことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990105617U JP2506020Y2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990105617U JP2506020Y2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463486U JPH0463486U (ja) | 1992-05-29 |
JP2506020Y2 true JP2506020Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31851372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990105617U Expired - Lifetime JP2506020Y2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506020Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001260707A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Honda Motor Co Ltd | 車両用表示装置 |
JP2017114393A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社デンソー | 運転支援表示装置及び表示システム |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005148543A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Rohm Co Ltd | 平面映像装置 |
JP4454525B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2010-04-21 | ヤンマー株式会社 | 作業機の表示装置及び作業機 |
JP4971641B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2012-07-11 | 三洋電機株式会社 | 車載用表示装置 |
JP6947148B2 (ja) * | 2018-11-06 | 2021-10-13 | 株式会社デンソー | 表示装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH01176524U (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-15 | ||
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