JP6524852B2 - 画像形成装置、画面提供方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置、画面提供方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置へのリモートアクセスの際の画面の表示の技術に関する。
近年、コピー、ネットワークプリント、ファックス、スキャン、およびファイルサーバなどの機能を集約した画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれている。画像形成装置は、オフィスなどにおいて、複数のユーザによって共用される。
また、スマートフォンおよびタブレットコンピュータのような携帯型の端末装置によって画像形成装置へリモートアクセスし、画像形成装置を遠隔的に操作することができるようになった。
MFPと、MFPと通信して遠隔操作可能な携帯情報端末とで構成される画像形成システムにおいて、MFPは、携帯情報端末からの要求に応じて、遠隔操作用の画面情報を送信する画面送信部と、携帯情報端末から指示を受信する指示受信部と、携帯情報端末から受信される指示に従って処理を実行する処理実行部と、を備え、携帯情報端末は、該画面情報を受信する画面受信部と、受信された画面情報に含まれる操作画面の画像を、予め設定されている設定値に従って変換する画面変換部と、変換された操作画面を表示する画面表示部と、変換された操作に従って入力される指示を受け付けるための指示受付部と、受け付けられた指示をMFPに送信する指示送信部と、を備える(特許文献1)。
さらに、リモートアクセスに関して、次のような技術が提案されている。端末装置は、MFPのリモート操作が可能である。MFPでは、端末装置用の画面の描画が、本体パネル(MFP本体の操作パネル)の画面遷移のタイミングで行われる。そして、MFPから端末装置に、当該端末装置用の画面が送信される(特許文献2)。
特開2008−219351号公報 特開2014−22769号公報
複数のユーザが、個々の端末装置を画像形成装置にリモートアクセスさせ、画像形成装置を使用することがある。
しかし、この場合に、画像形成装置は、複数の端末装置のそれぞれについて独立して画面を生成しなければならない。そして、個々の画面において行われた操作に応じてジョブなどの処理を実行しなければならない。そうすると、画像形成装置における制御が複雑になる。さらに、画像形成装置のハードウェアのリソースが枯渇しやすい。または、高価なハードウェアが必要となる。
限られたリソースの範囲でリモートアクセスのサービスを提供するには、複数台の端末装置を同時期にリモートアクセスさせず1台のみに限定することが、考えられる。
しかし、そうすると、画像形成装置がオフィスなどにおいて複数のユーザによって共用される場合に、リモートアクセスの利便性が損なわれる。
本発明は、このような問題点に鑑み、画像形成装置のリソースの使用を抑えつつ、複数台の端末装置へリモートアクセスのサービスを提供することを、目的とする。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置であって、当該画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する、画面提供手段、を有し、前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちのいずれにも前記第一の画像データを提供していないときは、当該3台以上の端末装置のそれぞれへ、前記第二の画面よりも制限が少ない第三の画面を表示するための第三の画像データを提供し、当該3台以上の端末装置のうちのいずれかにおいて所定の操作が行われた際に、当該所定の操作が行われた端末装置へ前記第一の画像データを提供し始め、残りの端末装置へ前記第二の画像データを提供し始める。
好ましくは、前記第一の画面は、特定の処理を当該画像形成装置に行わせるための画面であり、前記第二の画面は、前記特定の処理を当該画像形成装置に行わせることができない画面である。
または、前記特定の処理は、当該画像形成装置における設定、特定のジョブ、またはプレビューの画像の表示であり、前記第二の画面は、前記第二の画面は、ジョブの一覧または当該画像形成装置にリモートアクセスしている端末装置の一覧を呼び出すためのオブジェクトが配置された画面である。
本発明の他の一形態に係る画像形成装置は、リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置であって、当該画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する、画面提供手段、を有し、前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置の最も近くにある端末装置へ前記第一の画像データを提供し始める。
本発明の他の一形態に係る画像形成装置は、リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置であって、当該画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する、画面提供手段、を有し、前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置に最も先にリモートアクセスした端末装置へ前記第一の画像データを提供し始める。
または、前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、当該3台以上の端末装置のすべてに前記第三の画像データを提供し始める。または、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置の最も近くにある端末装置へ前記第一の画像データを提供し始め、当該最も近くにある端末装置以外の端末装置へ前記第三の画像データを提供し始めてもよい。または、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置に最も先にリモートアクセスした端末装置へ前記第一の画像データを提供し始め、当該最も先にリモートアクセスした端末装置以外の端末装置へ前記第三の画像データを提供し始めてもよい。
本発明によると、画像形成装置のリソースの使用を抑えつつ、複数台の端末装置へリモートアクセスのサービスを提供することができる。
画像処理システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 端末装置の機能的構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 接続元データの例を示す図である。 コピージョブ画面の例を示す図である。 基本モードにおけるホーム画面の例を示す図である。 ジョブ一覧画面の例を示す図である。 端末一覧画面の例を示す図である。 RAMにおけるメイン領域およびサブ領域の割当ての例を示す図である。 制限モードにおけるホーム画面の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図1は、画像処理システム4の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、端末装置2の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、画像処理システム4は、画像形成装置1、複数台の端末装置2、および通信回線3などによって構成される。
画像形成装置1および各端末装置2は、通信回線3を介して通信を行うことができる。通信回線3として、インターネット、LAN(Local Area Network)回線、または固定電話回線などが用いられる。
画像形成装置1は、コピー、ネットワークプリント、ファックス、スキャン、およびボックスなどの機能を集約した装置である。一般に、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれることがある。
ネットワークプリント機能は、端末装置2から受信した画像データに基づいて画像を用紙に印刷するサービスである。「ネットワークプリンティング」または「PCプリント」などと呼ばれることもある。
ボックス機能は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するためのサービスである。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、NIC(Network Interface Card)10g、近距離無線通信装置10h、モデム10i、スキャンユニット10j、およびプリントユニット10kなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aなどが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
ユーザは、端末装置2を画像形成装置1へリモートアクセスさせ、タッチパネルディスプレイ10eの代わりに端末装置2を用いて遠隔的に画像形成装置1を操作することができる。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって端末装置2などと通信を行う。
近距離無線通信装置10hは、到達する距離が数メートルないし十数メートル程度の電波によって通信を行う。近距離無線通信装置10hとして、Bluetooth(登録商標)またはワイヤレスUSB(Universal Serial Bus)などの規格に準拠する装置が用いられる。
モデム10iは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10jは、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10kは、スキャンユニット10jによって読み取られた画像のほか、NIC10g、近距離無線通信装置10h、またはモデム10iによって端末装置2またはファクシミリ端末などから受信した画像を用紙に印刷する。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、上述のコピーなどの機能を実現するためのプログラムのほか、端末装置2を画像形成装置1にリモートアクセスさせるためのプログラムが記憶されている。
さらに、端末装置2が画像形成装置1にリモートアクセスしている間、端末装置2へ画面を提供するためのプログラムとして、画面提供プログラム100が記憶されている。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
端末装置2は、画像形成装置1の上述の機能を遠隔的に使用するためのクライアントである。端末装置2として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ、または携帯電話端末などが用いられる。以下、端末装置2としてタブレットコンピュータが用いられる場合を例に説明する。
端末装置2は、図3に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、フラッシュメモリ20d、タッチパネルディスプレイ20e、操作ボタン群20f、デジタルカメラ20g、無線LAN通信装置20h、および近距離無線通信装置20iなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ20eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU20aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。画像形成装置1へリモートアクセスしている間は、画像形成装置1のタッチパネルディスプレイ10eに表示されるべき画面を表示する。また、タッチパネルディスプレイ20eは、タッチされた位置を示す信号をCPU20aへ送る。
操作ボタン群20fは、ホーム画面に戻るためのボタン、音量を調整するためのボタン、および電源のオン/オフを切り換えるためのボタンなどによって構成される。デジタルカメラ20gは、種々の画像を撮影する。
無線LAN通信装置20hは、通信回線3を構成する基地局を介してTCP/IPなどのプロトコルによって画像形成装置1と通信を行う。
近距離無線通信装置20iは、画像形成装置1の近距離無線通信装置10hと同じ規格に基づいて近距離無線通信を行う。
ROM20cまたはフラッシュメモリ20dには、画像形成装置1の上述の機能を使用するためのドライバおよびアプリケーションが記憶されている。さらに、画像形成装置1へリモートアクセスするためのプログラムが記憶されている。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。
以下、各端末装置2をそれぞれ「端末装置2A」、「端末装置2B」、「端末装置2C」、…と区別して記載することがある。
図4は、画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。図5は、接続元データ51の例を示す図である。図6は、コピージョブ画面61Aの例を示す図である。図7は、基本モードにおけるホーム画面62Aの例を示す図である。図8は、ジョブ一覧画面62Bの例を示す図である。図9は、端末一覧画面62Cの例を示す図である。図10は、RAM10bにおけるメイン領域7Aおよびサブ領域7Bの割当ての例を示す図である。図11は、制限モードにおけるホーム画面62Aの例を示す図である。
次に、複数台の端末装置2にリモートアクセスされる際の、画像形成装置1の処理を、図4などを参照しながら説明する。
CPU10aが画面提供プログラム100を実行することによって、図4に示す接続元データ記憶部101、画面タイプ割当部102、メイン画面描画部103、メイン画面送信部104、モード切換部105、サブ画面描画部106、およびサブ画面送信部107などの機能が画像形成装置1に実現される。
接続元データ記憶部101は、図5のように、画像形成装置1へリモートアクセスしている端末装置2ごとの接続元データ51を記憶する。
接続元データ51において、「接続元識別子」は、その接続元データ51に対応する端末装置2を識別する情報である。例えば、接続元識別子として、例えばIPアドレスが用いられる。「割当画面タイプ」は、その端末装置2に割り当てられている画面のタイプ(種類)である。これについては、後述する。「アクセス開始日時」は、その端末装置2が画像形成装置1へのリモートアクセスを開始した日時である。
接続元データ記憶部101は、端末装置2が画像形成装置1へリモートアクセスしたときに、その端末装置2の接続元データ51を生成し、記憶する。この接続元データ51の接続元識別子およびアクセス開始日時には、上述の値が示される。割当画面タイプは、この時点では、何も示されない。
また、接続元データ記憶部101は、端末装置2が画像形成装置1へのリモートアクセスを終了したときに、その端末装置2の接続元データ51を削除する。
画面タイプ割当部102は、画像形成装置1へリモートアクセスしている端末装置2それぞれへの画面のタイプの割当てを行う。本実施形態では、各端末装置2へ、メインタイプおよびサブタイプの2つのうちのいずれか1つを割り当てる。
メインタイプの画面も、サブタイプの画面も、複数、用意されている。以下、メインタイプの画面を「メイン画面61」と記載し、サブタイプの画面を「サブ画面62」と記載する。
メイン画面61は、ジョブの実行、いわゆるプレビューの画像の表示、ユーザ個人のボックスの検索、または設定の変更など、特定の処理を行うための画面である。例えば、図6に示すような、コピーのジョブの条件を指定したりスタートの指令を入力したりするコピージョブ画面61Aが、メイン画面61に該当する。
サブ画面62は、上に例示した特定の処理を直接は伴わない、簡易な処理のための画面である。サブ画面62も、複数用意されている。例えば、図7に示すような、ジョブなどのタイプを選択するためのホーム画面62A、図8に示すような、実行中または実行待ちのジョブの一覧を示すジョブ一覧画面62B、および図9に示すような、リモートアクセスしている端末装置2の一覧を示す端末一覧画面62Cが、サブ画面62に該当する。
画面のタイプの割当てのルールは、次の通りである。
(1) メインタイプは、1台の端末装置2にのみ、割り当てられる。
(2) 端末装置2が画像形成装置1へリモートアクセスすると、最初にサブタイプが割り当てられる。
(3) サブタイプが割り当てられた端末装置2のユーザが特定の操作を行うと、その端末装置2に割り当てる画面のタイプをメインタイプに変更する。特定の操作は、例えば、メイン画面61に対応するボタンの押下である。ただし、その時点でメインタイプが他の端末装置2に割り当てられている場合は、変更しない。
(4) メインタイプが割り当てられている端末装置2のユーザの操作に伴って特定の処理に関する所定のイベントが生じると、その端末装置2へ割り当てる画面のタイプをサブタイプに変更する。所定のイベントは、特定の処理ごとに予め決められている。例えば、特定の処理の開始または特定の処理の完了などである。新たに別の処理を受け付けることができるようになったタイミングであることが、望ましい。
なお、画面タイプ割当部102による画面のタイプの割当てに応じて、接続元データ記憶部101に記憶されている、その割当てがなされた端末装置2の接続元データ51が更新される。
ところで、RAM10bには、タッチパネルディスプレイ10eに表示する画面のための領域として、図10に示すように、メイン領域7Aおよびサブ領域7Bが設けられている。メイン領域7Aには、メイン画面61のビットマップデータ57が記憶される。サブ領域7Bには、サブ画面62のビットマップデータ58が記憶される。
メイン画面描画部103は、CPU10aなどによる処理の結果または端末装置2からの操作(リモートコントロール)に応じてメイン画面61のビットマップデータ57を生成し、メイン領域7Aに記憶させる。
メイン画面送信部104は、ビットマップデータ57がメイン領域7Aに記憶されるごとに、メインタイプが割り当てられている端末装置2へそのビットマップデータ57を送信する。
端末装置2は、ビットマップデータ57を受信するごとに、それに基づいてメイン画面61を表示する。なお、ビットマップデータ57を圧縮して画像形成装置1から端末装置2へ送信してもよい。ビットマップデータ58についても、同様である。
ところで、サブ画面62を表示するモードとして、基本モードおよび制限モードの2つが用意されている。「基本モード」は、上に例示したサブ画面62を、操作の制限を行うことなく表示させるモードである。一方、「制限モード」は、サブ画面62に配置されている一部のオブジェクトを選択できなくしたり画像形成装置1へジョブの指令を与えられない旨のメッセージを追加したりしてサブ画面62を表示させるモードである。
例えば、ホーム画面62Aは、基本モードにおいては、図7に示した通り、いずれのオブジェクトもグレーアウトされることなく、つまり、操作が可能な状態で、表示される。しかし、制限モードにおいては、図11に示すように、一部のオブジェクトがグレーアウトされ、無効なものとして表示される。画像形成装置1は、グレーアウトされたオブジェクトが操作されても、それを受け付けない。したがって、ユーザは、グレーアウトされたオブジェクトを操作することができない。さらに、その旨のメッセージが追加されて表示される。
モード切換部105は、モードフラグ52を有し、モードフラグ52を更新することによって、サブ画面62の表示モードを次のように基本モードおよび制限モードのうちのいずれかに切り換える。なお、基本モードのときはモードフラグ52に「オフ」が設定され、制限モードのときは「オン」が設定される。
画面タイプ割当部102によっていずれかの端末装置2にメインタイプが割り当てられたら、モード切換部105は、モードフラグ52を「オン」に更新する。つまり、表示モードを制限モードに切り換える。メインタイプがいずれの端末装置2にも割り当てられなくなったら、モードフラグ52を「オフ」に更新する。つまり、表示モードを基本モードに切り換える。モードフラグ52のデフォルトの値は「オフ」である。
サブ画面描画部106は、モードフラグ52の値(つまり、表示モード)のほかCPU10aなどによる処理の結果または端末装置2からの操作(リモートコントロール)に応じてサブ画面62のビットマップデータ58を生成し、サブ領域7Bに記憶させる。
サブ画面送信部107は、ビットマップデータ58がサブ領域7Bに記憶されるごとに、サブタイプが割り当てられている端末装置2へそのビットマップデータ58を送信する。
また、サブ画面送信部107は、サブタイプが端末装置2に割り当てられたタイミングで、サブ領域7Bに記憶されているビットマップデータ58をその端末装置2へ送信する。
端末装置2は、ビットマップデータ58を受信するごとに、そのビットマップデータ58に基づいてサブ画面62を表示する。
〔各部の処理および画面の遷移の具体例〕
図12は、端末装置2A、2B、2Cにおける画面の遷移の例を示す図である。
次に、3台の端末装置2A、2B、2Cが画像形成装置1へリモートアクセスし、各端末装置2のユーザが画像形成装置1を遠隔的に操作する場合を例に、図4に示した各部の処理について説明する。
画像形成装置1において、オペレーティングシステム、リモートアクセス用のプログラム、および画面提供プログラム100が起動した直後、いずれの端末装置2も未だ、画像形成装置1へリモートアクセスしていない。モードフラグ52の値は、「オフ」である。つまり、表示のモードは、基本モードである。
サブ画面描画部106は、サブ画面62のビットマップデータ58としてホーム画面62Aのビットマップデータ58を生成しサブ領域7Bに記憶させる。ただし、この時点では、モードフラグ52が「オフ」を示すので、つまり、表示のモードが基本モードなので、図7に例示した状態(制限のない状態)のホーム画面62Aのビットマップデータ58を生成する。
端末装置2Aは、画像形成装置1へリモートアクセスする。リモートアクセスする方法は、公知の方法で行われる。
すると、画像形成装置1において、接続元データ記憶部101は、端末装置2Aの接続元データ51(図5参照)を生成し記憶する。画面タイプ割当部102は、サブタイプを端末装置2Aに割り当てる。
そして、サブ画面送信部107は、サブ領域7Bに記憶されているビットマップデータ58を端末装置2Aへ送信する。
端末装置2Aは、このビットマップデータ58を受信すると、ホーム画面62Aを表示する(図12の#701)。
端末装置2Bも、公知の方法によって画像形成装置1へリモートアクセスする。すると、端末装置2Aによるリモートアクセスの場合と同様に、接続元データ記憶部101は、端末装置2Bの接続元データ51を生成し記憶する。画面タイプ割当部102は、サブタイプを端末装置2Bに割り当てる。サブ画面送信部107は、サブ領域7Bに記憶されているビットマップデータ58を端末装置2Bへ送信する。
端末装置2Bは、このビットマップデータ58を受信すると、ホーム画面62Aを表示する(#702)。
端末装置2Cも同様に、画像形成装置1へリモートアクセスする。すると、接続元データ記憶部101は、端末装置2Cの接続元データ51を生成し記憶する。以下、同様に、画面タイプ割当部102は端末装置2Cにサブタイプを割り当て、サブ画面送信部107は、端末装置2Cへビットマップデータ58を送信する。
端末装置2Cは、このビットマップデータ58を受信すると、ホーム画面62Aを表示する(#703)。
端末装置2Aのユーザは、サブ画面62の中のボタン621を押す。すると、端末装置2は、従来通り、タッチされた位置などを示す操作データ55を画像形成装置1へ送信する。ボタン621は、コピージョブ画面61Aを呼び出すためのボタンである。コピージョブ画面61Aは、上述の通り、コピーのジョブの条件を指定しまたはスタートを指令するためのメイン画面61である。
よって、画像形成装置1において、操作データ55が受信されると、画面タイプ割当部102は、端末装置2Aにメインタイプを割り当てる。これに応じて、端末装置2Aの接続元データ51が更新される。
さらに、メイン画面描画部103は、コピージョブ画面61Aのビットマップデータ57を生成し、メイン領域7Aに記憶させる。そして、メイン画面送信部104は、このビットマップデータ57を端末装置2Aへ送信する。
メインタイプの割当てが行われたことに伴い、モード切換部105は、モードフラグ52を「オン」に切り換える。これにより、表示のモードが制限モードに切り換わる。
すると、サブ画面描画部106は、現在のサブ画面62を、制限モードのものに変更する。つまり、ここでは、制限モードのホーム画面62A(図11参照)のビットマップデータ58を生成する。そして、サブ領域7Bに記憶させる。古いビットマップデータ58は、削除される。以下、制限モードのサブ画面62を「サブ画面62’」と記載し、そのビットマップデータ58を「ビットマップデータ58’」と記載する。ホーム画面62A、ジョブ一覧画面62B、および端末一覧画面62Cについても同様に、ダッシュ(’)を付けて記載する。
そして、サブ画面送信部107は、サブ領域7Bに新たに記憶されたビットマップデータ58’を、サブタイプが割り当てられている端末装置2(ここでは、端末装置2B、2C)へ送信する。
端末装置2Aは、ビットマップデータ57を受信すると、現在の画面(ホーム画面62A)の表示を終了し、このビットマップデータ57に基づいてメイン画面61を表示する(#704)。ここでは、コピージョブ画面61Aを表示する。
端末装置2Bは、ビットマップデータ58’を受信すると、現在の画面(基本モードのホーム画面62A)の表示を終了し、ビットマップデータ58’に基づいて制限モードのホーム画面62A’を表示する(#705)。端末装置2Cも、同様の処理を行う(#706)。
その後、端末装置2Aのユーザは、コピーのジョブの条件を指定し、スタートを指令する。
すると、画面タイプ割当部102は、端末装置2Aへサブタイプを割り当てる。これに応じて、端末装置2Aの接続元データ51が更新される。さらに、モード切換部105は、モードフラグ52を「オフ」に切り換える。これにより、表示のモードが基本モードに切り換わる。
すると、サブ画面描画部106は、現在のサブ画面62を、基本モードのものに変更する。つまり、ここでは、基本モードのホーム画面62Aのビットマップデータ58を生成し、サブ領域7Bに記憶させる。古いビットマップデータ58は、削除される。
そして、サブ画面送信部107は、サブ領域7Bに新たに記憶されたビットマップデータ58を、サブタイプが割り当てられている端末装置2(ここでは、端末装置2A、2B、2C)へ送信する。
端末装置2A、2B、2Cはそれぞれ、このビットマップデータ58を受信すると、再び、基本モードのホーム画面62Aを表示する。これにより、画面がステップ#701〜#703の状態に戻る。
なお、端末装置2Bまたは2Cのユーザは、制限モードのホーム画面62A(ホーム画面62A’)が表示されている間、制限の範囲内の操作を行うことができる。例えば、ボタン622を押すことによって、ジョブ一覧画面62B(図8参照)を表示させることができる。
このとき、端末装置2Bまたは2Cは、操作データ55を画像形成装置1へ送信する。ボタン622は、端末一覧画面62C(図9参照)に対応するボタンである。しかし、端末一覧画面62Cは、特定の処理に関するものではない。そこで、サブ画面描画部106は、端末一覧画面62Cのビットマップデータ58を生成し、サブ領域7Bに記憶させる。そして、サブ画面送信部107は、このビットマップデータ58を端末装置2Bおよび2Cへ送信する。
端末装置2Bおよび2Cは、このビットマップデータ58に基づいてジョブ一覧画面62Bを表示する。
端末装置2Bまたは2Cのユーザは同様に、ボタン623を押すことによって、端末一覧画面62Cを表示させることができる。
その後、端末装置2A、2B、2Cのうちのいずれかのユーザが、いずれかのメイン画面61に対応するボタン(例えば、ボタン621)を押すと、上述の通り、そのボタンを押したユーザの端末装置2に対してメインタイプが割り当てられ、特定の処理を画像形成装置1に実行させることができる。具体的な仕組みは、上述の通りである。
または、メインタイプがいずれの端末装置2にも割り当てられなくなったら、未だメインタイプが割り当てられたことのない端末装置2のうちのアクセス開始日時が最も早い端末装置2にメインタイプを自動的に(その端末装置2のユーザの意思に依らずに)割り当ててもよい。または、画像形成装置1からの距離が最も近い端末装置2にメインタイプを自動的に割り当ててもよい。距離の長短は、画像形成装置1の近距離無線通信装置10hと各端末装置2の近距離無線通信装置20iとの間の電波強度の大小によって推測すればよい。または、画像形成装置1から各端末装置2へ発信した特定のパケット(例えば、PING)に対する応答の速さによって推測してもよい。
自動的にメインタイプを割り当てる場合は、メイン画面描画部103は、割当先の端末装置2へ、どのメイン画面61を表示すべきかを問い合わせる。そして、この問合せに対する回答に基づいて、メイン画面61を描画する。そして、メイン画面送信部104は、そのメイン画面61のビットマップデータ57をその端末装置2へ送信する。例えば、コピーのジョブを示す回答があった場合は、コピージョブ画面61A(図6参照)を描画し、そのビットマップデータ57を送信する。
図13〜図14は、画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、画像形成装置1における、リモートアクセスの際の画面の提供の全体的な処理を、フローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、リモートアクセスのサービスを提供している間、画面の表示のための処理を、画面提供プログラム100に基づいて図13〜図14に示す手順で実行する。
画像形成装置1は、電源がオンになると、オペレーティングシステムのほか、リモートアクセス用のプログラムなどが起動する。さらに、画面提供プログラム100が起動する。そして、画面提供プログラム100に基づいて図13〜図14に示す処理を実行する。
画像形成装置1は、表示のモードを基本モードに設定する(#11)。そして、デフォルトのサブ画面62、例えば図7のホーム画面62Aを基本モードで描画する(#12)。つまり、基本モードのホーム画面62Aのビットマップデータ58を生成しサブ領域7Bに記憶させる。
そして、画像形成装置1は、所定のイベントが発生するごとに、次の通り、そのイベントに応じた処理を実行する。
端末装置2が画像形成装置1へリモートアクセスすると(#13でYes)、画像形成装置1は、その端末装置2へサブタイプを割り当てるとともに、その端末装置2の接続元データ51(図5参照)を生成し記憶する(#14、#15)。そして、その端末装置2へのサブ画面62の提供を開始する(#16)。つまり、サブ領域7Bに記憶されているビットマップデータ58をその端末装置2へ送信し、その後、ビットマップデータ58が更新されるごとに、それを送信する。
または、端末装置2から、メイン画面61(図6参照)に対応するボタンを押したことを示す操作データ55が送信されてきたら(#17でYes)、画像形成装置1は、メインタイプをその端末装置2に割り当て(#18)、その端末装置2の接続元データ51を更新する(#19)。そして、そのボタンに対応するメイン画面61のビットマップデータ57を生成してメイン領域7Aに記憶させ(#20)、その端末装置2へ送信する(#21)。なお、その後、その端末装置2へメインタイプが割り当てられている間、その端末装置2から操作データ55が送信されてくるごとに、画像形成装置1は、適宜、他のメイン画面61を描画しその端末装置2へ提供したり、ジョブの実行を開始したりする。
ステップ#18〜#21の処理と前後してまたは並行して、画像形成装置1は、表示のモードを制限モードに切り換える(#22)。さらに、現在提供しているサブ画面62を制限モードのものに描画し直す(図14の#23)。すなわち、サブ画面62’のビットマップデータ58’を生成しサブ領域7Bに記憶させる。そして、この新たなビットマップデータ58’を、サブタイプが現在割り当てられている端末装置2へ送信する(#24)。
または、画像形成装置1は、特定の処理について所定のイベント(その処理の開始または完了など)が生じると(#25でYes)、その処理の指令元である端末装置2へサブタイプを割り当てるとともに(#26)、表示のモードを基本モードに切り換える(#27)。そして、現在のサブ画面62を基本モードのものに生成し直し(#28)、そのビットマップデータ58を、サブタイプが割り当てられている各端末装置2へ送信する(#29)。
なお、画像形成装置1は、ステップ#28〜#29において、基本モードのホーム画面62Aを生成し、そのビットマップデータ58を送信してもよい。メイン画面61からホーム画面62Aへ戻る操作がなされた場合も同様に、画像形成装置1は、ステップ#26〜#29の処理を行ってもよい。未だメインタイプが割り当てられていないいずれかの1台の端末装置2へ、その端末装置2のユーザの意思に依らず、メインタイプを割り当ててもよい。
または、端末装置2から、あるサブ画面62(例えば、ホーム画面62A)から他のサブ画面62(例えば、図8のジョブ一覧画面62B)への移動の操作を示す操作データ55を受信した場合は(#30でYes)、画像形成装置1は、当該他のサブ画面62を描画し(#31)、サブタイプが割り当てられている各端末装置2へ当該他のサブ画面62のビットマップデータ58を送信する(#32)。
または、端末装置2とのリモートアクセスが切断されたら(#33でYes)、画像形成装置1は、その端末装置2の接続元データ51を削除する(#34)。
画像形成装置1は、リモートアクセスのサービスを提供している間、ステップ#14〜#16の処理、ステップ#18〜#24の処理、ステップ#26〜#29の処理、ステップ#31〜#32の処理、およびステップ#34の処理を適宜、実行する。
本実施形態によると、画像形成装置1のリソースの使用を抑えつつ、複数台の端末装置2へリモートアクセスのサービスを提供することができる。
画像形成装置1は、多数のジョブを並行して実行することが困難である。本実施形態は、その点に鑑み、1台の端末装置2にのみメインタイプを割り当て、残りの端末装置2にサブタイプを割り当てることによって、1人のユーザには通常通りのリモートコントロールを行わせつつ、他のユーザには、ジョブの一覧の確認などジョブの実行にあまり影響のない作業を行わせることができる。これにより、ユーザ全体にとっての利便性を向上させることができる。
本実施形態では、図10に示したように、サブ領域7BをRAM10bに1つしか設けなかったが、複数設けてもよい。その個数は、RAM10bの記憶容量または画像形成装置1の環境などに応じて決めればよい。
サブ領域7BをN個(ただし、N≧2)設ける場合は、画像形成装置1は、次のように処理を行えばよい。
サブ領域7Bごとに、「0」、「1」、「2」、…、「N−1」のシーケンス番号を予め付しておく。
画像形成装置1は、端末装置2にリモートアクセスされると、この端末装置2がリモートアクセスした順番をチェックする。その順番(以下、「K番目」と記載する。)をNで割った余りMを算出する。その端末装置2へ、サブタイプとともに、シーケンス番号がMであるサブ領域7Bを割り当てる。
画像形成装置1は、サブ領域7Bごとに独立して、サブ画面62のビットマップデータ58を生成し記憶させる。そして、各端末装置2へは、その端末装置2に割り当てられたそのサブ領域7Bに記憶されているビットマップデータ58を送信する。すなわち、同じサブ領域7Bが割り当てられた端末装置2同士で、サブ画面62を共有する。なお、各端末装置2へのサブ領域7Bの割当て方は、他の方法であってもよい。
サブ画面62およびサブ画面62’の画質(解像度または色数など)を落とし、サブ領域7Bのサイズをメイン領域7Aのサイズよりも小さくしてもよい。これにより、RAM10bを節約することができる。
本実施形態では、制限モードの際に、サブ画面62を、それに配置されている一部のオブジェクトをグレーアウトさせてサブ画面62’として表示させたが(図11参照)、グレーアウトさせなくてもよい。ただし、この場合も、これらのオブジェクトは、無効化される。
その他、画像処理システム4、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、画面の構成、データの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置
10b RAM(メモリ)
102 画面タイプ割当部
103 メイン画面描画部
104 メイン画面送信部
106 サブ画面描画部
107 サブ画面送信部
2 端末装置
57 ビットマップデータ(第一の画像データ)
58 ビットマップデータ(第三の画像データ)
58’ ビットマップデータ(第二の画像データ)
61 メイン画面(第一の画面)
62 サブ画面(第三の画面)
62’ サブ画面(第二の画面)
7A メイン領域(第一の記憶領域)
7B サブ領域(第二の記憶領域)

Claims (16)

  1. リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置であって、
    当該画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する、画面提供手段、
    を有し、
    前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちのいずれにも前記第一の画像データを提供していないときは、当該3台以上の端末装置のそれぞれへ、前記第二の画面よりも制限が少ない第三の画面を表示するための第三の画像データを提供し、当該3台以上の端末装置のうちのいずれかにおいて所定の操作が行われた際に、当該所定の操作が行われた端末装置へ前記第一の画像データを提供し始め、残りの端末装置へ前記第二の画像データを提供し始める、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第三の画面は、前記第一の画面を呼び出すための呼出オブジェクトが配置されており、
    前記第二の画面は、前記第三の画面の前記呼出オブジェクトを無効することによって生成される、
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、当該3台以上の端末装置のすべてに前記第三の画像データを提供し始める、
    請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記第一の画像データを記憶する第一の記憶領域および前記第二の画像データを記憶する第二の記憶領域が確保されるメモリ、を有し、
    前記第二の記憶領域は、前記第三の画像データを記憶するためにも用いられる、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記メモリには、前記第二の記憶領域がN個(ただし、N≧2)確保され、
    N個の前記第二の記憶領域のそれぞれには、独立して前記第二の画像データまたは前記第三の画像データが記憶され、
    前記3台以上の端末装置のうちの前記第一の画像データの提供先以外の端末装置がN個のグループに分けられ、当該N個のグループごとに前記第二の記憶領域が1つずつ割り当てられ、
    前記画面提供手段は、前記第二の記憶領域に記憶される前記第二の画像データを、前記3台以上の端末装置のうちの、前記N個のグループのうちの当該第二の記憶領域が割り当てられたグループに属する端末装置へ提供する、
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第二の画面の画質および前記第三の画面の画質は前記第一の画面の画質よりも低く、
    前記第二の記憶領域のサイズは前記第一の記憶領域のサイズよりも小さい、
    請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  7. リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置であって、
    当該画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する、画面提供手段、
    を有し、
    前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置の最も近くにある端末装置へ前記第一の画像データを提供し始める、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置であって、
    当該画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する、画面提供手段、
    を有し、
    前記画面提供手段は、前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置に最も先にリモートアクセスした端末装置へ前記第一の画像データを提供し始める、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記第一の画面は、特定の処理を当該画像形成装置に行わせるための画面であり、
    前記第二の画面は、前記特定の処理を当該画像形成装置に行わせることができない画面である、
    請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記特定の処理は、当該画像形成装置における設定、特定のジョブ、またはプレビューの画像の表示であり、
    前記第二の画面は、ジョブの一覧または当該画像形成装置にリモートアクセスしている端末装置の一覧を呼び出すためのオブジェクトが配置された画面である、
    請求項に記載の画像形成装置。
  11. 画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置への画面提供方法であって、
    前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供し、
    前記3台以上の端末装置のうちのいずれにも前記第一の画像データを提供していないときは、当該3台以上の端末装置のそれぞれへ、前記第二の画面よりも制限が少ない第三の画面を表示するための第三の画像データを提供し、当該3台以上の端末装置のうちのいずれかにおいて所定の操作が行われた際に、当該所定の操作が行われた端末装置へ前記第一の画像データを提供し始め、残りの端末装置へ前記第二の画像データを提供し始める、
    ことを特徴とする画面提供方法。
  12. 画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置への画面提供方法であって、
    前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供し、
    前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置の最も近くにある端末装置へ前記第一の画像データを提供し始める、
    ことを特徴とする画面提供方法。
  13. 画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置への画面提供方法であって、
    前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供し、
    前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置に最も先にリモートアクセスした端末装置へ前記第一の画像データを提供し始める、
    ことを特徴とする画面提供方法。
  14. リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    前記画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する処理を実行させ
    前記3台以上の端末装置のうちのいずれにも前記第一の画像データを提供していないときは、当該3台以上の端末装置のそれぞれへ、前記第二の画面よりも制限が少ない第三の画面を表示するための第三の画像データを提供する処理を実行させ、
    前記3台以上の端末装置のうちのいずれかにおいて所定の操作が行われた際に、当該所定の操作が行われた端末装置へ前記第一の画像データを提供する処理を開始させ、残りの端末装置へ前記第二の画像データを提供する処理を開始させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    前記画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する処理を実行させ
    前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置の最も近くにある端末装置へ前記第一の画像データを提供する処理を開始させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. リモートアクセスされる機能を有する画像形成装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像形成装置に、
    前記画像形成装置にリモートアクセスしている3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ、第一の画面を表示するための第一の画像データを提供し、残りの端末装置へ、第二の画面を表示するための第二の画像データを提供する処理を実行させ
    前記3台以上の端末装置のうちの1台の端末装置へ前記第一の画像データを提供するのを終了すると、残りの端末装置のうちの当該画像形成装置に最も先にリモートアクセスした端末装置へ前記第一の画像データを提供する処理を開始させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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