JP6523441B2 - ゴム組成物および空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物および空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP6523441B2
JP6523441B2 JP2017516588A JP2017516588A JP6523441B2 JP 6523441 B2 JP6523441 B2 JP 6523441B2 JP 2017516588 A JP2017516588 A JP 2017516588A JP 2017516588 A JP2017516588 A JP 2017516588A JP 6523441 B2 JP6523441 B2 JP 6523441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
styrene
mass
unit
butadiene copolymer
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017516588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016178375A1 (ja
Inventor
亙 坂井
亙 坂井
拓馬 有川
拓馬 有川
亮介 酒井
亮介 酒井
雄 新家
雄 新家
関根 優子
優子 関根
史 八柳
史 八柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoto Institute of Technology NUC
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Kyoto Institute of Technology NUC
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoto Institute of Technology NUC, Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Kyoto Institute of Technology NUC
Publication of JPWO2016178375A1 publication Critical patent/JPWO2016178375A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6523441B2 publication Critical patent/JP6523441B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • B60C1/0016Compositions of the tread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/04Carbon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/34Silicon-containing compounds
    • C08K3/36Silica
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L7/00Compositions of natural rubber
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L9/00Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
    • C08L9/06Copolymers with styrene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L91/00Compositions of oils, fats or waxes; Compositions of derivatives thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、ゴム組成物および空気入りタイヤに関する。
近年、省エネルギーの社会的な要請や環境問題への関心の高まりに伴う世界的な二酸化炭素排出規制の動きに関連して、自動車の低燃費化に対する要求はより過酷なものとなりつつある。また、省資源化などの観点から、高いレベルの耐摩耗性能も要求されている。
このような要求に対応するため、タイヤの転がり抵抗の低減(以下、「低燃費性の向上」ともいう。)および耐摩耗性の向上が求められてきている。
例えば、特許文献1には、「以下の数式(1)〜(4)を満足するミクロ構造を有する溶液重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴム20〜80質量部と、
(1)Vi≧ST
(2)Vi+2ST≧80
(3)Vi≦70
(4)ST≦50
(式中、STは、共重合体ゴム中の結合スチレン量(質量%)、Viは結合ブタジエン中の1,2結合含有量(%)を表す)
以下の数式(5)で表されるミクロ構造を有する、シス−1,4結合含有量92%以上のポリブタジエンゴム20〜80質量部とからなるゴム成分100質量部に対して補強性充填材20〜100質量部を含有するタイヤトレッド用ゴム組成物。
(5)Vi≦0.25×(cis−97)
(式中、Viは1,2結合含有量(%)、cisはシス−1,4結合含有量(%)を表す)」が記載されている([請求項1])。
特開2007−217518号公報
しかしながら、本発明者らが特許文献1に記載のゴム組成物について検討を重ねたところ、溶液重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴムの種類によっては、耐摩耗性および低燃費性の改善が十分ではない場合があることが分かった。
そこで、本発明は、耐摩耗性および低燃費性に優れたタイヤを作製することができるゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、ラジカル生成指数が1.0以下であり、かつ、所定の値よりも小さいスチレン−ブタジエン共重合体を配合することにより、耐摩耗性および低燃費性に優れたタイヤを作製することができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明者らは、以下の構成により上記課題が解決できることを見出した。
[1] ジエン系ゴムと、充填剤とを含有するゴム組成物であって、
上記ジエン系ゴムが、少なくともスチレン−ブタジエン共重合体を含有し、
上記スチレン−ブタジエン共重合体のラジカル生成指数が、1.0以下であり、かつ、下記式(1)で算出されるY値よりも小さい、ゴム組成物。
Y=−0.0186×(SV質量%+ビニル単位mol%)+1.5 ・・・(1)
ここで、ラジカル生成指数は、スチレン単位/ビニル単位(1,2結合)/トランス単位(トランス−1,4結合)/シス単位(シス−1,4結合)のモル比が13/14/15/58である共重合体のラジカル濃度を基準値(1.0)としたラジカル濃度の指数表示をいう。
また、上記式(1)中の「SV質量%」とは、上記スチレン−ブタジエン共重合体の結合スチレン量に対する、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖とビニル単位が1個のビニル単連鎖とが直接連結している部分構造の質量%をいい、上記式(1)中の「ビニル単位mol%」とは、上記スチレン−ブタジエン共重合体におけるスチレン単位、ビニル単位(1,2結合)、トランス単位(トランス−1,4結合)およびシス単位(シス−1,4結合)を合計して100mol%とした時のビニル単位のmol%をいう。
[2] 上記スチレン−ブタジエン共重合体が、結合スチレン量が25mol%以下であり、ビニル単位が30mol%以上である、[1]に記載のゴム組成物。
[3] 上記スチレン−ブタジエン共重合体が、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖が結合スチレン量の55質量%以下であり、かつ、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖とビニル単位が1個のビニル単連鎖とが直接連結している部分構造が結合スチレン量の10質量%以下である、[1]または[2]に記載のゴム組成物。
[4] 上記充填剤が、シリカおよび/またはカーボンブラックである、[1]〜[3]のいずれかに記載のゴム組成物。
[5] [1]〜[4]のいずれかに記載のゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
以下に示すように、本発明によれば、耐摩耗性および低燃費性に優れたタイヤを作製することができるゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの模式的な部分断面図である。
〔タイヤ用ゴム組成物〕
本発明のゴム組成物は、ジエン系ゴムと、充填剤とを含有するゴム組成物であって、上記ジエン系ゴムが、少なくともスチレン−ブタジエン共重合体を含有し、上記スチレン−ブタジエン共重合体のラジカル生成指数が、1.0以下であり、かつ、後述する式(1)で算出されるY値よりも小さい、ゴム組成物である。
本発明のゴム組成物は、このようなスチレン−ブタジエン共重合体を含有しているため、空気入りタイヤとしたときに優れた耐摩耗性および低燃費性を両立することができる。その理由は明らかではないが、およそ以下のとおりと推測される。
まず、耐摩耗性については、構造が既知の所定のポリマーのラジカル濃度を基準としたラジカル生成指数を1.0以下とし、かつ、後述する式(1)で算出されるY値よりも小さい値とすることにより、ラジカルの酸化に起因するゴムの劣化が抑制されることにより、耐摩耗性が向上したと考えられる。
一方、低燃費性については、後述する式(1)において、スチレン−ブタジエン共重合体のミクロ構造、すなわち、スチレン単位、ビニル単位(1,2結合(ビニル結合))、トランス単位(トランス−1,4結合)、および、シス単位(シス−1,4結合)のうち、スチレン単位およびビニル単位に着目していることからも分かる通り、ラジカル生成指数が後述する式(1)で算出されるY値よりも小さいスチレン−ブタジエン共重合体を用いることにより、ゴムの硬さが向上し、ヒステリシスロスが低下することにより、転がり抵抗が低減したためと考えられる。
以下、ジエン系ゴム(特に、スチレン−ブタジエン共重合体)および充填剤ならびに他の添加剤について詳述する。
<ジエン系ゴム>
本発明のゴム組成物に配合されるジエン系ゴムは、スチレン−ブタジエン共重合体を含有するものであれば特に限定されない。
上記スチレン−ブタジエン共重合体は、ラジカル生成指数が、1.0以下であり、かつ、下記式(1)で算出されるY値よりも小さい共重合体である。なお、下記式(1)で算出されるY値が1.0より大きい場合は、ラジカル生成指数が1.0以下であればよい。
Y=−0.0186×(SV質量%+ビニル単位mol%)+1.5 ・・・(1)
ここで、ラジカル生成指数は、スチレン単位/ビニル単位(1,2結合)/トランス単位(トランス−1,4結合)/シス単位(シス−1,4結合)のモル比が13/14/15/58である共重合体のラジカル濃度を基準値(1.0)としたラジカル濃度の指数表示をいう。
また、ラジカル濃度は、測定対象となるスチレン−ブタジエン共重合体のサンプルに、2,4,6−トリ−tert−ブチルニトロソベンゼン(TTBNB)を3.4質量%含浸させた後に、冷凍粉砕機を用いて粉砕し、電子スピン共鳴(Electron Spin Resonance:ESR)装置を用いて測定する。
一方、上記式(1)中の「SV質量%」とは、上記スチレン−ブタジエン共重合体の結合スチレン量に対する、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖とビニル単位が1個のビニル単連鎖とが直接連結している部分構造(以下、「S1V1構造」ともいう。)の質量%をいう。なお、「スチレン単位が1個のスチレン単連鎖」とは、スチレン−ブタジエン共重合体のスチレン単位のうち、繰り返し単位(下記式(I)中のn)が1で表されるブロックをいい、「ビニル単位が1個のビニル単連鎖」とは、スチレン−ブタジエン共重合体のビニル単位(1,2結合)のうち、繰り返し単位(下記式(I)中のm)が1で表されるブロックをいう。
また、上記式(1)中の「ビニル単位mol%」とは、上記スチレン−ブタジエン共重合体におけるスチレン単位、ビニル単位(1,2結合)、トランス単位(トランス−1,4結合)およびシス単位(シス−1,4結合)を合計して100mol%とした時のビニル単位のmol%をいう。
本発明においては、耐摩耗性がより良好となる理由から、上記スチレン−ブタジエン共重合体のラジカル生成指数は、0.1〜0.8であるのが好ましく、0.1〜0.5であるのがより好ましい。
また、耐摩耗性および低燃費性のバランスが良好となる理由から、上記スチレン−ブタジエン共重合体のラジカル生成指数は、下記式(2)で算出されるY2値よりも小さいことが好ましい。
Y2=−0.0186×(SV質量%+ビニル単位mol%)+1.4 ・・・(2)
本発明においては、耐摩耗性がより良好となる理由から、上記スチレン−ブタジエン共重合体の結合スチレン量が25mol%以下であり、ビニル単位が30mol%以上であるのが好ましい。
ここで、結合スチレン量とは、スチレン−ブタジエン共重合体中のスチレンの質量をモル換算した量をいい、ビニル単位とは、スチレン−ブタジエン共重合体におけるスチレン単位、ビニル単位(1,2結合)、トランス単位(トランス−1,4結合)およびシス単位(シス−1,4結合)を合計して100mol%とした時のビニル単位のmol%をいう。
また、上記スチレン−ブタジエン共重合体の結合スチレン量は、2〜20mol%であるのが好ましく、10〜20mol%であるのがより好ましい。
同様に、上記スチレン−ブタジエン共重合体のビニル単位は、30mol%以上であるのが好ましく、40mol%以上であるのがより好ましく、また、90mol%以下であるのが好ましい。
本発明においては、低燃費性がより良好となる理由から、上記スチレン−ブタジエン共重合体が、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖が結合スチレン量の55質量%以下であり、かつ、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖とビニル単位が1個のビニル単連鎖とが直接連結している部分構造(S1V1構造)が結合スチレン量の10質量%以下であるのが好ましい。
また、スチレン単連鎖は、結合スチレン量の40質量%以下であるのが好ましく、30質量%以下であるのがより好ましく、また、1質量%以上であるのが好ましい。
同様に、S1V1構造は、結合スチレン量の9質量%以下であるのが好ましく、8質量%以下であるのがより好ましく、また、1質量%以上であるのが好ましい。
本発明においては、このようなスチレン−ブタジエン共重合体の含有量は、上記ジエン系ゴムの総質量に対して30〜100質量%であるのが好ましく、40〜100質量%であるのがより好ましい。
本発明においては、上記スチレン−ブタジエン共重合体以外のジエン系ゴムを含有する場合、そのジエン系ゴムは、主鎖に二重結合を有するものであれば特に限定されず、その具体例としては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム(EPDM)、スチレン−イソプレンゴム、イソプレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、水添ニトリルゴム等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのうち、ゴムが強靭となり、低燃費性がより良好となる理由から、天然ゴムを用いるのが好ましい。
<充填剤>
本発明のゴム組成物に配合される充填剤は特に限定されず、タイヤ用ゴム組成物として配合される従来公知の充填剤を用いることができる。
上記充填剤としては、例えば、シリカ、カーボンブラック、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、クレー、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸化チタン、硫酸カルシウム等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのうち、シリカおよび/またはカーボンブラックであるのが好ましい。
(シリカ)
シリカとしては、具体的には、例えば、湿式シリカ(含水ケイ酸)、乾式シリカ(無水ケイ酸)、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記シリカの含有量は特に制限されないが、上記ジエン系ゴム100質量部に対して10〜100質量部であるのが好ましく、20〜90質量部であるのがより好ましい。
(カーボンブラック)
上記カーボンブラックは、特に限定されず、例えば、SAF−HS、SAF、ISAF−HS、ISAF、ISAF−LS、IISAF−HS、HAF−HS、HAF、HAF−LS、FEF等の各種グレードのものを使用することができる。
上記カーボンブラックの含有量は特に制限されないが、上記ジエン系ゴム100質量部に対して1〜100質量部であることが好ましく、5〜80質量部であることがより好ましい。
〔シランカップリング剤〕
本発明のゴム組成物は、上述したシリカを含有する場合、タイヤの補強性能を向上させる理由から、シランカップリング剤を含有するのが好ましい。
上記シランカップリング剤を配合する場合の含有量は、上記シリカ100質量部に対して、2〜16質量部であるのが好ましく、4〜10質量部であるのがより好ましい。
上記シランカップリング剤としては、具体的には、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラン、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、ビス(3−ジエトキシメチルシリルプロピル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルジメトキシメチルシラン、ジメトキシメチルシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、ジメトキシメチルシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
<他の添加剤>
本発明のゴム組成物は、上記ジエンゴムおよび上記充填剤ならびに上記シランカップリング剤以外に、硫黄等の加硫剤;スルフェンアミド系、グアニジン系、チアゾール系、チオウレア系、チウラム系などの加硫促進剤;酸化亜鉛、ステアリン酸などの加硫促進助剤;ワックス;アロマオイル;老化防止剤;可塑剤;等のタイヤ用ゴム組成物に一般的に用いられている各種のその他添加剤を配合することができる。
本発明のゴム組成物の製造方法は、特に限定されず、例えば、上述した各成分を、公知の方法、装置(例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等)を用いて、混練する方法等が挙げられる。
また、本発明のゴム組成物は、従来公知の加硫または架橋条件で加硫または架橋することができる。
〔タイヤ〕
本発明の空気入りタイヤ(以下、単に「本発明タイヤ」ともいう。)は、上述した本発明のゴム組成物を用いた空気入りタイヤである。
図1に、本発明のタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの模式的な部分断面図を示すが、本発明のタイヤは図1に示す態様に限定されるものではない。
図1において、符号1はビード部を表し、符号2はサイドウォール部を表し、符号3はタイヤトレッド部を表す。
また、左右一対のビード部1間においては、繊維コードが埋設されたカーカス層4が装架されており、このカーカス層4の端部はビードコア5およびビードフィラー6の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて巻き上げられている。
また、タイヤトレッド3においては、カーカス層4の外側に、ベルト層7がタイヤ1周に亘って配置されている。
また、ビード部1においては、リムに接する部分にリムクッション8が配置されている。
本発明のタイヤは、例えば、本発明のゴム組成物が含有するジエン系ゴム、充填剤、加硫剤または架橋剤、加硫促進剤または架橋促進剤の種類およびその配合割合に応じた温度で加硫または架橋し、トレッド部やサイドウォール部等を形成することにより製造することができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。本発明はこれらに限定されるものではない。なお、本明細書において、実施例1を参考例1と読み替え、実施例2を参考例2と読み替え、実施例4を参考例4と読み替えるものとする。
<実施例1〜4および比較例1〜8>
下記第1表に示す成分を、下記第1表に示す割合(質量部)で配合した。
具体的には、まず、下記第1表に示す成分のうち硫黄および加硫促進剤を除く成分を、1.7リットルの密閉式バンバリーミキサーで5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。
次いで、冷却した組成物に、硫黄および加硫促進剤を添加し、オープンロールで混練し、ゴム組成物を得た。
なお、ゴム組成物の調製に用いたスチレン−ブタジエン共重合体(以下、形式的に「SBR」と略す。)のラジカル生成指数や結合スチレン量などについては、下記第1表に示す通りである。
<耐摩耗性>
調製した各ゴム組成物(未加硫)をトレッド形状に成形し、タイヤ成形機にて他のタイヤ部材と共に貼りあわせ未加硫タイヤを形成し、160℃で20分間加硫し、試験タイヤ(195/65R15)を製造した。
製造した試験タイヤをFF方式の試験車両(排気量1.6L)に装着してテストコースを8000km走行し、駆動輪(前輪)の第1溝(主溝)の摩耗量と有効溝深さとに基づいて、左右輪の平均摩耗寿命を求め、比較例1の値を100として指数表示した。値の大きいほど耐摩耗性が高いことを示す。結果を下記第1表に示す。
<低燃費性:tanδ(60℃)>
調製した各ゴム組成物(未加硫)を、金型(15cm×15cm×0.2cm)中、160℃で20分間プレス加硫して、加硫ゴムシートを作製した。
上述のとおり作製した加硫ゴムシートについて、JIS K 6394:2007に準拠し、粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所社製)を用いて、伸張変形歪率10%±2%、振動数20Hz、温度60℃の条件で、tanδ(60℃)を測定した。
結果を下記第1表に示す。比較例2〜8および実施例1〜4については、比較例1のtanδ(60℃)を100とする指数で表した。指数が小さいほどtanδ(60℃)が小さく、タイヤにしたときに低燃費性に優れる。
上記第1表中の各成分は、以下のものを使用した。
・SBR1:NIPOL 9547〔ゴム分100質量部に対する油展量:28質量部(128質量部中のゴム分は100質量部)、日本ゼオン社製〕
・SBR2:NIPOL 9560〔ゴム分100質量部に対する油展量:28質量部(128質量部中のゴム分は100質量部)、日本ゼオン社製〕
・SBR3:タフデン2330〔ゴム分100質量部に対する油展量:37.5質量部(137.5質量部中のゴム分は100質量部)、旭化成社製〕
・SBR4:HP755B〔ゴム分100質量部に対する油展量:37.5質量部(137.5質量部中のゴム分は100質量部)、JSR社製〕
・SBR5:NIPOL 1502(日本ゼオン社製)
・SBR6:NIPOL NS522〔ゴム分100質量部に対する油展量:37.5質量部(137.5質量部中のゴム分は100質量部)、日本ゼオン社製〕
・SBR7:タフデン2000R〔ゴム分100質量部に対する油展量:37.5質量部(137.5質量部中のゴム分は100質量部)、旭化成社製〕
・SBR8:5270H(Kumho Petrochemical社製)
・SBR9:6270SL(Kumho Petrochemical社製)
・天然ゴム:RSS#3
・カーボンブラック:シヨウブラックN234(キャボットジャパン社製)
・シリカ:ZEOSIL 165GR(Rhodia Silica Korea社製)
・酸化亜鉛:亜鉛華3号(正同化学社製)
・ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日本油脂社製)
・老化防止剤:SANTOFLEX 6PPD(Solutia Europe SPRL/BVBA社製)
・オイル:エクストラクト4号S(昭和シェル石油社製)
・硫黄:油処理硫黄(軽井沢精錬所製)
・加硫促進剤(CZ):ノクセラー CZ−G(大内新興化学工業製)
・加硫促進剤(DPG):ソクシノールD−G(住友化学社製)
上記第1表に示す結果から、ゴム組成物に配合するスチレン−ブタジエン共重合体のラジカル生成指数が上記式(1)で算出されるY値よりも大きい場合は、ラジカル生成指数が1.0以下であるか否かににかかわらず、耐摩耗性および低燃費性の改善効果が十分ではなく、また、これらのバランスに劣ることが分かった(比較例1〜8)。
これに対し、ゴム組成物に配合するスチレン−ブタジエン共重合体のラジカル生成指数が1.0以下であり、かつ、上記式(1)で算出されるY値よりも小さい場合は、耐摩耗性および低燃費性の改善効果が大きく、これらのバランスも良好となることが分かった(実施例1〜4)。
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 タイヤトレッド部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 リムクッション

Claims (4)

  1. ジエン系ゴムと、充填剤とを含有するゴム組成物であって、
    前記ジエン系ゴムが、少なくともスチレン−ブタジエン共重合体を含有し、
    前記スチレン−ブタジエン共重合体のラジカル生成指数が、1.0以下であり、かつ、下記式(1)で算出されるY値よりも小さく、
    前記スチレン−ブタジエン共重合体が、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖が、前記スチレン−ブタジエン共重合体の結合スチレン量の30質量%以下であり、
    前記スチレン−ブタジエン共重合体の含有量が、前記ジエン系ゴムの総質量に対して、30〜100質量%であり、
    前記充填剤がシリカおよび/またはカーボンブラックであり、前記シリカを含む場合、前記シリカの含有量が前記ジエン系ゴム100質量部に対して10〜100質量部であり、前記カーボンブラックを含む場合、前記カーボンブラックの含有量が前記ジエン系ゴム100質量部に対して1〜100質量部であり、
    前記ジエン系ゴムが、更に、天然ゴムを含有し、
    前記スチレン−ブタジエン共重合体の含有量が、前記ジエン系ゴムの総質量に対して、30質量%以上である、ゴム組成物。
    Y=−0.0186×(SV質量%+ビニル単位mol%)+1.5 ・・・(1)
    ここで、ラジカル生成指数は、スチレン単位/ビニル単位(1,2結合)/トランス単位(トランス−1,4結合)/シス単位(シス−1,4結合)のモル比が13/14/15/58である共重合体のラジカル濃度を基準値(1.0)としたラジカル濃度の指数表示をいう。
    また、前記式(1)中の「SV質量%」とは、前記スチレン−ブタジエン共重合体の結合スチレン量に対する、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖とビニル単位が1個のビニル単連鎖とが直接連結している部分構造の質量%をいい、前記式(1)中の「ビニル単位mol%」とは、前記スチレン−ブタジエン共重合体におけるスチレン単位、ビニル単位(1,2結合)、トランス単位(トランス−1,4結合)およびシス単位(シス−1,4結合)を合計して100mol%とした時のビニル単位のmol%をいう。
  2. 前記スチレン−ブタジエン共重合体が、結合スチレン量が25mol%以下であり、ビニル単位が30mol%以上である、請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 前記スチレン−ブタジエン共重合体が、スチレン単位が1個のスチレン単連鎖とビニル単位が1個のビニル単連鎖とが直接連結している部分構造が結合スチレン量の10質量%以下である、請求項1または2に記載のゴム組成物。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
JP2017516588A 2015-05-01 2016-04-22 ゴム組成物および空気入りタイヤ Active JP6523441B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015094285 2015-05-01
JP2015094285 2015-05-01
PCT/JP2016/062765 WO2016178375A1 (ja) 2015-05-01 2016-04-22 ゴム組成物および空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016178375A1 JPWO2016178375A1 (ja) 2017-12-14
JP6523441B2 true JP6523441B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=57217908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017516588A Active JP6523441B2 (ja) 2015-05-01 2016-04-22 ゴム組成物および空気入りタイヤ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11077711B2 (ja)
EP (1) EP3290471B1 (ja)
JP (1) JP6523441B2 (ja)
KR (2) KR20170132839A (ja)
CN (1) CN107614589A (ja)
WO (1) WO2016178375A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6496191B2 (ja) * 2015-06-02 2019-04-03 株式会社ブリヂストン ゴム組成物及び重荷重用タイヤ
JP6769098B2 (ja) * 2016-05-10 2020-10-14 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP7082367B2 (ja) * 2018-05-02 2022-06-08 横浜ゴム株式会社 加硫ゴムの耐摩耗性の予測方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0798339B1 (en) 1996-03-29 2002-06-05 Bridgestone Corporation Styrene-butadiene copolymer and rubber composition comprising the copolymer
US20040031548A1 (en) 2000-10-30 2004-02-19 Angela Amaddeo Method for improving the grip of a tyre on a snowy and/or icy road, and a winter tyre
KR100403089B1 (ko) 2001-01-03 2003-10-30 금호석유화학 주식회사 말단변성 디엔계 공중합체의 제조방법
JP2007217518A (ja) 2006-02-15 2007-08-30 Bridgestone Corp タイヤトレッド用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP5499498B2 (ja) * 2009-03-11 2014-05-21 Jsr株式会社 ゴム組成物及び空気入りタイヤ
CN102844368B (zh) * 2010-04-19 2015-08-19 住友橡胶工业株式会社 轮胎用橡胶组合物及充气轮胎
JP4835769B2 (ja) 2010-05-26 2011-12-14 横浜ゴム株式会社 タイヤトレッド用ゴム組成物
FR2980481B1 (fr) * 2011-09-26 2013-10-11 Michelin Soc Tech Pneumatique a adherence amelioree sur sol mouille
JP5668660B2 (ja) * 2011-09-30 2015-02-12 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物及びこれを用いる空気入りタイヤ
FR2995609B1 (fr) * 2012-07-25 2014-11-28 Michelin & Cie Pneumatique ayant une adherence sur sol mouille amelioree

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170132839A (ko) 2017-12-04
JPWO2016178375A1 (ja) 2017-12-14
EP3290471A4 (en) 2018-12-12
EP3290471B1 (en) 2019-12-18
US11077711B2 (en) 2021-08-03
CN107614589A (zh) 2018-01-19
EP3290471A1 (en) 2018-03-07
US20180134078A1 (en) 2018-05-17
WO2016178375A1 (ja) 2016-11-10
KR20190136118A (ko) 2019-12-09
KR102341868B1 (ko) 2021-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4663687B2 (ja) ゴム組成物ならびにそれを用いたトレッドおよび/またはサイドウォールを有するタイヤ
JP6258177B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびタイヤ
US8293833B2 (en) Rubber composition and tire having tread and/or sidewall using same
JP7006211B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5159190B2 (ja) インナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いたインナーライナーを有するタイヤ
JP5872125B1 (ja) ゴム組成物およびタイヤ
WO2015199123A1 (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP6551497B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびタイヤ
JP6996074B2 (ja) ゴム組成物およびタイヤ
JP6988862B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
JP2020128131A (ja) トレッド用ゴム組成物およびタイヤ
JP6523441B2 (ja) ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2007177221A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いたトレッドを有するタイヤ
JP5144137B2 (ja) トレッド用ゴム組成物およびそれを用いたトレッドを有するタイヤ
JP4464723B2 (ja) ゴム組成物
JP6769028B2 (ja) タイヤ
JP5616049B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
EP4046820A1 (en) Rubber composition for tires, and tire
JP7040130B2 (ja) トレッド用ゴム組成物およびタイヤ
JP2022029368A (ja) タイヤ
JP2008291087A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたトレッドを有する空気入りタイヤ
WO2022149491A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP7070098B2 (ja) トレッド用ゴム組成物
JP7040161B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP2006036965A (ja) タイヤ用ゴム組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190116

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6523441

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250