JP6523300B2 - 表面形成イクイップメントおよび電動式表面形成イクイップメント - Google Patents

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Description

本願発明は、表面を形成(成形)するように設計されたイクイップメントに関する。また、表面を形成するように設計されたイクイップメントの製造方法、その使用方法、並びに、機動ユニットに当該イクイップメントを取り付けることに関する。
現在、産業界で使用されており、かつ、市場で入手可能な粒状の液体材料(例えば、液体コンクリート)からなるグランドカバーのような表面を形成するためのイクイップメント(装置またはデバイス)は、さまざまな異なる形状を有する。いくつかのイクイップメントは、平滑化のような表面形成の目的に応用するために設計された。表面を形成するのに通常使用される他のイクイップメントは、この応用のために設計されなかったが、この目的のために使用されてきた。
表面形成は、土、砂、じゃり、小石、砂礫、マルチ、採石、リサイクルアスファルト、液体コンクリートおよび他の粒のような粒状材料、または、コンクリート等の液体物質が地面を覆い、所望の表面プロファイルを形成して移動するように作用することを含む。表面形成は、地面が平坦化する間で地面のレベリングを含む。表面形成は、スロープ、堤防等を作成するよう粒状材料の移動を含む。表面形成は、しばしば、造園、公共工事、農業事業および工業事業の作業において実行される。
さまざまな“ブルドーザー・ブレード”の製造業者が表面形成イクイップメントを市場に供給している。これらのうち、キャタピラー、久保田、ジョンディア、ヤンマー、ボブキャットおよび他の会社は、市場に、機動ユニットの正面または背面に載置可能な実質的に直線かつ平坦なブレードを供給している。例えば、その一例が、2013年1月3日に公開された米国特許出願公開第2013/0000929号、および、1987年9月24日に公開された独国特許第3608893号に開示されている。しかし、これらのブレードは、地面をレベリングするよりも主に粒状材料を押すように設計されている。ある状況において、これらは前方に傾斜しており、その結果地面を掘ってしまう。また、機動ユニットの後方に載置されたレベリングプラットフォームまたは他のレベリングユニットが存在する。例えば、その一例が、1975年8月26日に発行された米国特許第3901618号に開示されている。しかし、粒状材料を効果的に押すためにこれらを使用するのは不可能である。表面のレベリングまたは粒状材料を移動させるために特定的に設計された装置のアイテムも存在する。しかし、概して、多機能ではなく、および/または、比較的移動の速度が遅い。
所望の表面形成イクイップメントは、機動ユニットに取付可能である必要があり、かつ、以下の性質の少なくともひとつを有する必要がある。
・ コンパクト性
・ 高効率、比較的高速動作で使用した時でも一定のままの効率性
・ ハンドリング高性能
・ 広範囲の造園事業に適した非常に大きな多機能性
・ 動作中、および/または、持ち上げたとき、および/または、移送中の小さいフットプリント
・ 限定数のコンポーネント部品
・ 概して厳しい使用状況にも拘わらず、早く無くなることなく長持ちすること
・ イクイップメントのコンポーネント部品の組立の容易性
・ 競争力のあるコスト価格
上記を考慮して、従来技術の少なくともひとつの欠点を克服するか、少なくとも最小化することが可能な表面形成イクイップメントに対するニーズが存在する。
したがって、本願発明のひとつの目的は、土木工学、農業分野、および/または工業事業の分野で異なる操縦動作を有するコンパクトなローダータイプのキャタピラー型機動ユニットに取付可能な表面形成イクイップメント与えることである。イクイップメントは、従来技術のイクイップメントの少なくともひとつの欠点を有しない。機動ユニットは、レベリング作業を目的としたもののような動力ユニットを有する。
概して、本願発明は、表面形成に関し、長手軸線に沿って延伸する幾何学プロファイル形状を有し、当該長手軸線に沿って延伸する少なくも3つの面を有し、これらの面の間で内部体積を画定する、クローズ・プロファイルを有するビームを含むブレードと、ブレードに結合される近位端および機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を含むアタッチメント構造を有する。
ひとつ実施形態において、ビームは、下方面を有し、該ビームは、下方面付近でビームに固定された刃先端を有し、刃先端は、表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき表面と接触する。ビームは、正面および背面を有し、刃先端は、正面および背面において、ビームの下側面を越えて突出している。刃先端は、ビームの側方端部においてビームの下方面を越えて突出している。ひとつの実施形態において、刃先端は、少なくとも1/2インチだけ、ビームの下方面を越えて突出する。刃先端は、ビームの下側面を完全に覆っても良い。ひとつの実施形態において、刃先端は、ビームの下方面の表面積よりも大きい表面積を有する。刃先端は、長手軸線方向に沿って、面取りされたエッジを有してよい。面取りされたエッジは、鋭角を形成し、その先端はビームの外側方向に突出している。ひとつの実施形態において、刃先端は、3/8インチと1インチの間の厚さを有する。刃先端は、実質的に平坦な下方面を有してもよい。刃先端は、アブレーションに対して高い耐性を有する材料から形成されてよい。ひとつの実施形態において、刃先端は、ビームの高さよりも小さい厚さを有する。刃先端は、地面と接触する下方面およびビームの下方面と接触する上方面を有し、下方面の表面積は、上方面の表面積よりも大きい。
ひとつの実施形態において、アタッチメント構造は、機動ユニットの正面にブレードを取り付けるように構成されている。
ひとつの実施形態において、アタッチメント構造は、近位端において互いに係合し、遠位端において互いに離隔された2つのアームを有する。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメントは、ブレードに結合され、ブレードの長手軸方向がイクイップメントの移動方向に実質的に垂直に方向づけられるところの直線位置と、ブレードの長手軸がイクイップメントの移動方向に対して斜角を画定するところの複数の傾斜位置との間で、ブレードが枢動することができるようにブレード枢動アセンブリを有する。ブレード枢動アセンブリは、その長手軸線方向に沿ったブレードの中心で実質的にアライメントされ、かつ、該長手軸線に対して実質的に垂直なブレードの枢動軸線の回りを枢動してよく、ブレードの背面に対して実質的に垂直に離隔されている。枢動アセンブリは、ブレード上に固定して載置されかつその後方に伸長する第1ディスクと、アタッチメント構造の近位端における支持面と、その両者の間で第1ディスクが伸長した状態で、支持面に固定され、第1ディスクの脱落を防止する少なくともひとつの固定片とを有するターンテーブルシステムを含む。中央ディスクは、支持面と少なくともひとつの固定片との間を、ブレードの枢動軸線の回りに枢動可能であり、ターンテーブルシステムの中心にアライメントされている。支持面は、アタッチメント構造の近位端に固定して配置された上方プレートを有してよい。少なくともひとつの固定片は、支持面に固定された2つのフープを有してよい。枢動アセンブリは、少なくともひとつのアクチュエータを有してよい。例えば、枢動アセンブリは、ブレードの枢動軸線の各側に配置された2つのアクチュエータの少なくともひとつを有する少なくとも2つのアクチュエータを有してよい。2つのアクチュエータの各々は、アタッチメント構造に固定された第1端およびブレードに固定された第2端を有する作動シリンダを有してよい。作動シリンダは、単動作動シリンダであってよい。
ひとつの実施形態において、ビームの内部を画定する内部体積は、実質的に空である。ビームは、少なくとも3つの面のうち2つの間で、内部体積に伸長する少なくともひとつの補強部材を有する内部補強構造を有してよい。ひとつの実施形態において、ビームは、その高さの少なくとも7倍の長さを有し、その高さより小さい深さを有する。ひとつの実施形態において、ビームは、2インチと12インチとの間で変化する幅を有する。ひとつの実施形態において、ビームは、少なくとも6つの面を有する。ビームは、少なくとも2つの側面を有してよい。ひとつの実施形態において、ビームは、正面および背面を有し、正面および背面の少なくともひとつは凹形状である。ひとつの実施形態において、ビームは、互いに対して長手軸の方向に沿って平行に伸長する、平坦な下方面および平坦な上方面を有する。ひとつの実施形態において、ブレードは、主要部および主要部の一端に枢着された少なくともひとつの側方ウイングを有する。少なくともひとつの側方ウイングは、2つの側方ウイングを有してもよく、各々は、主要部の各々の端部に枢着されている。少なくともひとつの側方ウイングは、長手軸線方向に沿った主要部の長さの半分より短い長さを有してよい。少なくともひとつの側方ウイングは、ビームの上方部において、主要部の一端に載置されたウイング枢動アセンブリを有する。ウイング枢動アセンブリは、主要部に載置された第1端および少なくともひとつの側方ウイングに載置された第2端を有する少なくともひとつのアクチュエータを有してよい。少なくともひとつのアクチュエータは、複動作動シリンダのような作動シリンダであってよい。
ひとつの実施形態において、ウイング枢動アセンブリは、主要部および少なくともひとつの側方ウイングの一方のそれぞれ隣接する端部において画定された円筒キャビティと、主要部および少なくともひとつの側方ウイングの他方にそれぞれ隣接する端部において伸長する互いに離隔された少なくとも2つのプレートと、円筒キャビティ内に挿入されかつ少なくとも2つのプレートに固定されたコアとを有し、プレートは、円筒キャビティの開口部を覆い、かつ、少なくともひとつのコアは、円筒キャビティの内部で回転可能であり、ウイングの枢動軸は、コアの中心において、ブレードの長手方向軸線に対して直角に伸長する。ひとつの実施形態において、ウイングの枢動軸は、ビームの上方かつビームの上面の下に配置されている。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングは、ブレードの長手軸に対して直角に伸長するウイングの枢動軸の回りを枢動する。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングが展開構成にあるとき、少なくともひとつの側方ウイングの下方面は、主要部の下方面と同じ面にあり、その結果地面と接触するための連続面を形成する。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつのウイングおよび主要部の各々は、それぞれの下方面付近でビームに固定された刃先端を有する下方面を含み、刃先端は、表面形成イクイップメントが使用中のときに形成されるべき面と接触し、主要部の刃先端は、その側方端部において雄コネクタおよび雌コネクタのうちの少なくともひとつを有し、少なくともひとつのウイングの刃先端は、主要部に隣接する端部において雄コネクタおよび雌コネクタのうちの他の少なくともひとつ有し、雄および雌コネクタは、ブレードが展開した構成の際に、他方の内部に係合することができる。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメントは、主要部に載置され、かつ、ビームの上面の上方に実質的に垂直に伸長するデフレクタを有する。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつのウイングおよび主要部の隣接端部は、傾斜しており、実質的に相補的形状を有する。
本願発明の他の一般的な態様は、表面形成イクイップメントに関し、それは、長手軸方向に沿って延伸する幾何学的プロファイルの形状を有するビームを含むブレードを有し、該ブレードは、主要部および該主要部の一端に対して枢着した少なくともひとつの側方ウイングを有し、該少なくとも一つの側方ウイングは展開構成および少なくともひとつの折りたたんだ位置の構成が可能である。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングは、2つの側方ウイングを有し、各々は、主要部のそれぞれの端部に対して枢着されている。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングは、長手軸方向に沿った主要部の長さの半分以下の長さを有する。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングは、ビームの上部部分において、主要部の一端に載置されたウイング枢動アセンブリを有する。ウイング枢動アセンブリは、主要部に載置された第1端部および少なくともひとつの側方ウイングに載置された第2端部を有する、作動シリンダのような少なくともひとつのアクチュエータを有する。
ひとつの実施形態において、ウイング枢動アセンブリは、それぞれの隣接端部において、主要部および少なくともひとつの側方ウイングのうちの一方の内部に画成されたシリンダキャビティと、主要部および少なくともひとつの側方ウイングの他方のそれぞれに隣接する端部で伸長し、互いに離隔された少なくとも2つのプレートと、円筒キャビティ内に挿入され、少なくとも2つのプレートに固定されたコアとを有する。プレートは、円筒キャビティの開口部を覆い、少なくとも一つのコアは、円筒キャビティの内部で回転可能であり、ウイングの枢動軸は、コアの中心で、ブレードの長手方向軸方向に対して直角に伸長する。ウイングの枢動軸は、ビームの上部でかつビームの上面の下に配置されてよい。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングが、長手軸方向に対して直角に伸長するウイングの枢動軸の回りを枢動する。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングが展開構成であるとき、少なくともひとつの側方ウイングの下方面は、主要部の下方面と同じ面にあり、その結果、地面と接触する連続面を形成する。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの側方ウイングおよび主要部の各々は、それぞれの下方面付近でビームに固定された刃先端を有する下方面を有し、該刃先端は、表面形成イクイップメントが使用中のとき、形成されるべき面と接触しており、主要部の刃先端は、その側方端部において雄コネクタおよび雌コネクタのうちの少なくともひとつを有し、少なくともひとつの側方ウイングの刃先端は、主要部に隣接するその端部において、雄コネクタおよび雌コネクタのうちの残りの少なくともひとつを有し、雄雌コネクタは、ブレードが展開構成にあるときにひとつが他方の内部に係合することができる。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメントは、主要部に載置され、ビームの上方面の上方で実質的に垂直に伸長するデフレクタを有する。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつのウイングおよび主要部の隣接端部は、傾斜し、かつ、実質的に相補的形状を有する。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメントは、ブレードの結合された近位端、および、機動ユニットに取付可能に構成された遠位端を有するアタッチメント構造を有する。該アタッチメント構造は、機動ユニットの正面にブレードを取り付けるように構成されてよい。アタッチメント構造は、その近位端において互いに係合し、かつ、その遠位端において互いに離隔する2つのアームを有してよい。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメントは、ブレードおよびアタッチメント構造に結合されたブレード枢動アセンブリを有し、それによりブレードは、ブレードの長手軸がイクイップメントの移動方向に対して実質的に垂直に方向付けされる直線位置と、ブレードの長手軸がイクイップメントの移動方向によって斜角を画定する複数の傾斜位置との間で、枢動可能になる。ブレード枢動アセンブリは、長手軸に沿ったブレードの中心に実質的にアライメントされ、かつ、該長手軸に対して実質的に垂直のブレードの枢動軸の回りに枢動してよく、このブレードの背面に対して実質的に垂直に離隔されている。枢動アセンブリは、ブレード上に固定して載置されかつその後方に伸長する第1ディスクと、アタッチメント構造の近位端の支持面と、両者の間に第1ディスクが伸長した状態で、第1ディスクの脱落を防止するべく、支持面に固定された少なくともひとつの固定片とを含むターンテーブルシステムを有し、中央ディスクは、支持面と少なくともひとつの固定片との間を、ターンテーブルシステムの中心とアライメントされたブレードの枢動軸の回りで枢動することが可能である。支持面は、アタッチメント構造の近位端上に固定して載置された上方プレートを有してよい。少なくともひとつの固定片は、支持面に固定された2つのフープを有してよい。枢動アセンブリは、少なくともひとつのアクチュエータを有して良い。例えば、枢動アセンブリは、ブレードの枢動軸の各側に配置された少なくとも2つのアクチュエータの少なくともひとつを有する少なくとも2つのアクチュエータを有してよい。2つのアクチュエータの各々は、単動作動シリンダのような作動シリンダを有し、アタッチメント構造に固定された第1端およびブレードに固定された第2端を有する。
ひとつの実施形態において、ビームは下方面を有し、ブレードは、下方面の付近でビームに固定された刃先端を有する。刃先端は、表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき表面と接触する。ビームは、正面および背面を有し、刃先端は、正面および背面において、ビームの下方面を越えて突出している。刃先端は、ビームの側方端部においてビームの下方面を越えて突出してもよい。刃先端は、少なくとも1/2インチだけビームの下方面を越えて突出してもよい。刃先端はビームの下方面を完全に覆ってよい。ひとつの実施形態において、刃先端は、ビームの下方面の表面積よりも大きな表面積を有する。ひとつの実施形態において、刃先端は、長手軸に沿って面取りされたエッジを有する。例えば、面取りされたエッジは、鋭角を形成し、その先端はビームの外側に向かって突出する。ひとつの実施形態において、刃先端は、3/8インチと1インチの間の厚さを有する。刃先端は実質的に平坦な下方面を有してよい。刃先端は、アブレーションに対して高い耐性を有する材料から形成されてよい。刃先端は、ビームの高さよりも小さい厚さを有してよい。刃先端は、地面と接触する下方面および、ビームの下方面と接触する上方面を有してよく、下方面の面積は、上方面の面積より大きい。
ひとつの実施形態において、ビームはその高さの少なくとも7倍の長さを有し、その高さより小さい深さを有する。
ひとつの実施形態において、ビームは、長手軸に沿って延伸した幾何学的プロファイルの形状を有するクローズド・プロファイルを有するビームであり、長手軸に沿って伸長する少なくとも3つの面を有し、3つの面の間で内部体積を画定している。ビームの内部に画定された内部体積は、実質的に空であってよい。ビームは、少なくとも3つの面のうちの2つの間で内部体積内に伸長する少なくともひとつの補強部材を含む内部補強構造を有してよい。ひとつの実施形態において、ビームは2インチと12インチの間で変化する幅を有する。
ひとつの実施形態において、ビームは、少なくとも6つの面を有する。ビームは、少なくとも2つの側面を有してよい。
ひとつの実施形態において、ビームは、正面および背面を有し、正面および背面のうちの少なくともひとつは凹面形状を有する。
ひとつの実施形態において、ビームは、互いに平行に長手軸方向に沿って伸長する平坦な下方面および平坦な上方面を有する。
本願発明の他の一般的な態様は、表面形成イクイップメントに関し、表面形成イクイップメントは、長手軸方向に沿って延伸する幾何学的プロファイル形状を有し、長手軸方向に沿って伸長する少なくとも3つの面を有し、3つの面の間で内部体積を画定するクローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードと、表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき表面と接触する、下方面の付近でビームに結合された刃先端とを有する。
ひとつの実施形態において、ビームは正面および背面を有し、刃先端は、正面および背面においてビームの下方面を越えて突出している。刃先端は、ビームの側方端部においてビームの下方面を越えて突出している。刃先端は、少なくとも1/2インチだけビームの下方面を越えて突出してよい。刃先端は、ビームの下方面を完全に覆ってよい。刃先端は、ビームの下方面の表面積よりも大きい表面積を有してよい。刃先端は、長手軸に沿って、面取りされたエッジを有してよい。面取りされたエッジは、鋭角を形成してよく、その先端はビームの外側の方向に向かって突出している。刃先端は、3/8インチと1インチとの間の厚さを有してよい。刃先端は、実質的に平坦な下方面を有してよい。刃先端はアブレーションに対して高い耐性を有する材料から形成されてよい。刃先端は、ビームの高さより小さい厚さを有してよい。刃先端は、地面と接触する下方面およびビームの下方面と接触する上方面を有し、下方面の表面積は、上方面の表面積より大きい。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメントは、ブレードに結合された近位端および機動ユニットに取付可能に構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、ブレードおよびアタッチメント構造に結合されたブレード枢動アセンブリを有し、ブレード枢動アセンブリにより、ブレードは、ブレードの長手軸がイクイップメントの移動方向に対して実質的に垂直に方向付けられるところの直線位置と、ブレードの長手軸がイクイップメントの移動方向によって斜角を画成するところの複数の傾斜位置との間で枢動可能となる。
ひとつの実施形態において、ブレード枢動アセンブリは、その長手軸に沿ったブレードの中心と実質的にアライメントされかつ該長手軸に実質的に垂直なブレードの枢動軸の回りを枢動し、当該ブレードの背面に対して実質的に離れて配置される。
ひとつの実施形態において、枢動アセンブリは、ブレード上に固定して載置されかつその後方に向かって伸長する第1ディスクと、アタッチメント構造の近位端の支持面と、両者の間で第1ディスクが伸長した状態で、第1ディスクの脱落を防止するべく、支持面に固定された少なくともひとつ固定片とを有し、中央ディスクは、支持面と少なくともひとつ固定片との間で、ターンテーブルシステムの中心とアライメントされたブレードの枢動軸の回りを枢動可能である。支持面は、アタッチメント構造の近位端に固定して載置された上方プレートを有する。少なくともひとつの固定片は、支持面に固定される2つのフープを有する。枢動アセンブリは、少なくともひとつのアクチュエータを有してよい。例えば、枢動アセンブリは、ブレードの枢動軸の各側に配置された2つのアクチュエータの少なくともひとつを有する少なくとも2つのアクチュエータを有する。2つのアクチュエータの各々は、アタッチメント構造に固定された第1端およびブレードに固定された第2端を有する単動作動シリンダのような作動シリンダを有する。
ひとつの実施形態において、ビームの内部に画定された内部体積は実質的に空である。ビームは、少なくとも3つの面の2つの間で内部体積内に伸長する少なくともひとつの補強部材を含む内部補強構造を有する。ビームは、その高さの少なくとも7倍の長さを有し、その深さは、その高さより小さい。ひとつの実施形態において、ビームは、2インチと12インチの間で変化する幅を有する。ひとつの実施形態において、ビームは少なくとも6つの面を有する。ビームは少なくとも2つの側方面を有してよい。ビームは正面および背面を有し、正面および背面の少なくともひとつは凹面形状を有する。ビームは、平坦な下方面および平坦な上方面を有し、互いに平行に長手軸に沿って伸長する。
本願発明の他の一般的な態様は表面形成イクイップメントに関し、当該表面形成イクイップメントは、長手軸に沿って延伸する幾何学的プロファイル形状を有するビームを有するブレードであって、主要部を含むブレードと、ブレードが結合される近位端と機動ユニットに取付可能に構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、ブレードおよびアタッチメント構造に結合されるブレード枢動アセンブリであり、それによって、ブレードが、ブレードの長手軸がイクイップメントの移動方向に実質的に垂直に方向付けられる直線位置と、ブレードの長手軸がイクイップメントの移動方向によって斜角を画成する複数の傾斜位置との間で、枢動可能となる。
ひとつの実施形態において、ブレード枢動アセンブリは、その長手軸に沿ったブレードの中心で実質的にアライメントされかつ該長手軸に対して実質的に垂直なブレードの枢動軸の回りを枢動し、ブレードの背面に対して実質的に垂直に離隔される。
ひとつの実施形態において、枢動アセンブリは、ブレード上に固定して載置されかつその後方に伸長する第1ディスクと、アタッチメント構造の近位端における支持面と、両者の間で第1ディスクが伸長した状態で、第1ディスクの脱落を防止するべく、支持面に固定された少なくともひとつの固定片を含むターンテーブルシステムを有する、中央ディスクは、支持面と少なくともひとつの固定片との間で、ターンテーブルの中心とアライメントされて、ブレードの枢動軸の回りを枢動することができる。支持面は、アタッチメント構造の近位端に固定して載置された上方プレートを有してよい。
ひとつの実施形態において、少なくともひとつの固定片は、支持面に固定された2つのフープを有してよい。
ひとつの実施形態において、枢動アセンブリは、ブレードの枢動軸の各側に配置された2つのアクチュエータの少なくともひとつを有する少なくとも2つのアクチュエータを有する。少なくとも2つのアクチュエータの各々は、アタッチメント構造に固定された第1端およびブレードに固定された第2端を有する、単動作動シリンダのような作動シリンダを有してよい。
ひとつの実施形態において、ビームは、その高さの少なくとも7倍の長さを有し、その深さは、その高さより小さい。ビームは、2インチおよび12インチの間で変化する幅を有してよい。
ビームは、平坦な下方面および平坦な上方面を有し、互いに長手軸に沿って平行に伸長する。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメントは、下方面付近でビームに固定された刃先端を有し、該刃先端は、表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触する。刃先端は、ビームの下方面を越えて突出してよい。刃先端は、ビームの側方端部においてビームの下方面を越えて突出する。刃先端は少なくとも1/2インチだけビームの下方面を越えて突出してよい。ひとつの実施形態において、刃先端は、ビームの下方面を完全に覆う。ひとつの実施形態において、刃先端はビームの下方面の表面積より大きい表面積を有する。刃先端は長手軸に沿って面取りされたエッジを有してよい。面取りされたエッジは鋭角を形成してよく、その先端はビームの外側に向かって突出する。刃先端は、3/8インチと1インチの間の厚さを有してよい。刃先端は、実質的に平坦な下方面を有してよい。刃先端は、アブレーションに対して高い耐性を有する材料から形成されてよい。刃先端は、ビームの高さより小さい厚さを有してよい。刃先端は、地面と接触する下方面およびビームの下方面と接触する上方面を有してよく、下方面の表面積は、上方面の表面積より大きい。
本願発明の他の一般的な態様は、動力付き表面形成イクイップメントに関し、動力付き表面形成イクイップメントは、動力ユニットと、動力ユニットに載置された上述したような表面形成イクイップメントとを有する。表面形成イクイップメントは動力ユニットの正面において取り外し可能に載置されてよい。ひとつの実施形態において、動力ユニットは、地面に接触する面を有し、表面形成イクイップメントのブレードの下方面は動力ユニットの地面と接触する面と同じ平面に載置されている。ひとつの実施形態において、動力ユニットは、表面形成イクイップメントを受設するサポートを有し、該サポートは、それが枢動しかつブレードの位置を修正するべく制御可能であるように載置されている。
本願発明の他の一般的な態様は、上述した表面形成イクイップメントを製造するための方法に関する。
本願発明の他の一般的な態様は、上述した表面形成イクイップメントの使用に関する。
本願発明の他の一般的な態様は、2つのコンポーネントを相互に枢動させるための枢動機構に関し、当該枢動機構は、第1コンポーネントに固定して載置された中央ディスクと、第2コンポーネント上の支持面と、両者の間で中央ディスクが伸長した状態で、中央ディスクの脱落を防止するべく、支持面に固定された少なくともひとつの固定片とを有し、中央ディスクは、支持面と少なくともひとつの固定片との間で枢動可能である。
ひとつの実施形態において、中央ディスクは、円形形状であり、T字形状のプロファイルを有する。ひとつの実施形態において、支持面は上方プレートを有する。ひとつの実施形態において、少なくともひとつの固定片は支持ディスクの下に配置された2つのフープを有する。ひとつの実施形態において、当該機構は、第1コンポーネントおよび第2コンポーネントに結合された少なくともひとつのアクチュエータを有し、その結果、中央ディスクは支持面に関して枢動可能となる。
明細書において、用語“ビーム”は、長手軸方向に沿って伸長する延伸幾何学的プロファイルを有するオブジェクト、ボディまたは構造を指す。ビームは、I字形状断面ビーム、C字形状断面ビーム、L字形状断面ビーム、T字形状断面ビーム、表面が平坦または曲面であるチューブ形式のビームを含む共通構造エレメントのプロファイルを有してよい。
明細書において、用語“クローズド・プロファイルを有するビーム”は、長手軸方向に沿って伸長する延伸幾何学的プロファイルを有し、長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、かつ、それらの面の間で内部体積を画定する、オブジェクト、ボディまたは構造を指す。長手軸に対して垂直な断面においてクローズド・プロファイルを有するビームのプロファイルは、クローズド形状を画成する。クローズド・プロファイルを有するビームは、3次元(長さ、深さ(または幅)および高さ)を有し、その幾何学的プロファイルはその長さがその深さおよびその高さより実質的に大きいか、大きいか、かなり大きいために、延伸形状である。少なくとも3つの面によって画定された内部体積は、充填されているか、部分的に空か、実質的に空か、または、完全に空(中空)である。ひとつの実施形態において、クローズド・プロファイルを有するビームは、ビームの長手軸方向に沿って延伸する少なくとも3つの面、および、端部を終端する2つの側方面を含む少なくとも5つの面を有する。クローズド・プロファイルを有するビームの端部は、オープンであってよく、または、面によって閉止されていてもよい。ひとつの実施形態において、延伸幾何学的プロファイルは、平面、凹面形状または凸面形状である6つの面(いわゆる6面体)を有する。ひとつの実施形態において、クローズド・プロファイルを有するビームは、長手軸に対して垂直な断面の軸に沿って、実質的に長方形、正方形、菱形、台形等の形状の断面プロファイルを有する。ひとつの実施形態において、クローズド・プロファイルを有するビームの断面プロファイルは、実質的に台形であるが、実質的に凹面形状を有するいくつかの面を有し、特に、面は、長手軸に平行に続くコーナーで一致する。
ビームがクローズド・プロファイルを有するビームではない実施形態において、このビームは、少なくともひとつの下方フランジおよび下方フランジから伸長するウエブを有する。ひとつの実施形態において、ビームは上方フランジを有し、ウエブは下方フランジと上方フランジの間で伸長する。ウエブは、平坦または湾曲したプロファイルを有してよい。
明細書において、用語“ウイング”は、ブレードが2つ以上の部分から形成される場合に、ブレードの主要部に関して側方に載置された側方部を指す。
明細書において、用語“レベリング”は、表面形成動作、より具体的には、水平または傾斜している面の平坦化を指す。
明細書において、用語“近位”は、ブレードまたはブレードの中心に近いエレメントまたはコンポーネントを指し、用語“遠位”は、ブレードまたはブレードの中心から遠い(エンドに近い)エレメントまたはコンポーネントを指す。
図1は、展開(または延伸)位置で構成された2つの側方ウイングを含む、ひとつの実施形態に従う表面形成イクイップメントの正面右からの斜視図である。 図2は、図1に示す表面形成イクイップメントの正面立面図である。 図3は、図1に示す表面形成イクイップメントの背面立面図である。 図4は、図1に示す表面形成イクイップメントの上方から見た平面図である。 図5は、図1に示す表面形成イクイップメントの下から見た底面図である。 図6は、右側ウイングが展開した位置にある、図1に示す表面形成イクイップメントの右側側面図である。 図7は、2つの側方ウイングが折りたたんだ(またはコンパクト)位置に構成された、ひとつの実施形態に従う表面形成イクイップメントの正面右から見た斜視図である。 図8は、図7に示す表面形成イクイップメントの正面立面図である。 図9は、図7に示す表面形成イクイップメントの背面立面図である。 図10は、図7に示す表面形成イクイップメントを上から見た平面図である。 図11は。図7に示す表面形成イクイップメントを下から見た底面図である。 図12は、右手側ウイングが折りたたんだ位置にある、図7に示す表面形成イクイップメントの左手側の立体側面図である。 図13は、機動ユニット(図示せず)に載置されたときに、表面形成イクイップメントの移動方向によって、ビームが斜角を画定するところの、図1に示す表面形成イクイップメントを上から見た斜視図である。 図14は、図1に示す表面形成イクイップメントの正面右から見た分解斜視図である。 図15Aは、図1に示す表面形成イクイップメントのブレードのさまざまな実施形態のうちのひとつの断面図である。 図15Bは、図1に示す表面形成イクイップメントのブレードのさまざまな実施形態のうちのひとつの断面図である。 図15Cは、図1に示す表面形成イクイップメントのブレードのさまざまな実施形態のうちのひとつの断面図である。 図15Dは、図1に示す表面形成イクイップメントのブレードのさまざまな実施形態のうちのひとつの断面図である。 図15Eは、図1に示す表面形成イクイップメントのブレードのさまざまな実施形態のうちのひとつの断面図である。 図15Fは、図1に示す表面形成イクイップメントのブレードのさまざまな実施形態のうちのひとつの断面図である。 図15Gは、図1に示す表面形成イクイップメントのブレードのさまざまな実施形態のうちのひとつの断面図である。 図16は、側方ウイングが、関節システムによって、主要部に結合され、かつ、側方ウイングが折りたたんだ位置で構成されるところの、他の実施形態に従う表面形成イクイップメントを上から見た平面図である。 図17は、図16に示す表面形成イクイップメントの正面立面図である。 図18は、図16に示す表面形成イクイップメントの図16のA−A断面図である。 図19は、右側ウイングが折りたたんだ位置にある、図16に示す表面形成イクイップメントの右側の側面立面図である。 図20は、図16に示す表面形成イクイップメントの背面立面図である。 図21は、側方ウイングが展開した位置にある、図16に示す表面形成イクイップメントの上から見た平面図である。 図22は、図21に示す表面形成イクイップメントの正面立面図である。 図23は、右側ウイングが展開した位置にある、図21に示す表面形成イクイップメントの右側の側面立面図である。 図24は、図21に示す表面形成イクイップメントの関節システムの分解拡大斜視図である。
表面形成イクイップメントおよび表面形成イクイップメントを製造するための方法が、図面を参照して説明される。
より具体的には、図1から14を参照して、表面形成イクイップメント20は、全体的にビーム形状のブレード22を有し、該ブレードの少なくともひとつの外面は形成(成形)面を構成する。ひとつの実施形態において、ブレード22は、少なくともひとつのビーム26を含み、ビーム22の外面は形成面またはその一部を構成する。表面形成イクイップメント20は、機動ユニット(図示せず)(または動力ユニットまたは原動ユニット、限定しないが、土木工事、農業および/または工業作業の現場で動作する、キャタピラータイプ、差動(スキッドステア)ステアリングを有するコンパクトローダー、トラクター、および、ブルドーザーなどの装置)の正面および背面に配置されかつ載置されるように構成される。
ひとつの実施形態において、表面形成イクイップメント20は、このブレード22に結合されたブレードアタッチメント構造24を有し、それにより、ブレード22は、機動ユニットの正面または背面に載置可能となる。図1から14において、アタッチメント構造24は、機動ユニットの正面または背面においてブレード22に載置するように構成されている。これは、ブレード22が機動ユニットと曲がって係合することができるように構成されている。特に、アタッチメント構造24は、ブレード22に結合された第1端、および、機動ユニットの正面において機動ユニットに係合可能な第2端を有する。ひとつの実施形態において、ブレード22のアタッチメント構造24は、ブレード枢動アセンブリ40の介在によってブレード22に結合される。
ひとつの実施形態において、ブレード22は、長手軸Lによって特徴づけられ、複数の位置に構成可能となる。本例において、これらの位置は、機動ユニットによって直線的に押されるかまたは引かれるときに、表面形成イクイップメント20の移動方向Dを参照して言及され、それは、それが曲がらない場合のことを意味する。“直線位置”と言及される第1位置において、ブレード22の長手軸Lは、イクイップメント20の移動方向Dに対して実質的に垂直に方向づけられている。“傾斜位置”と言及される第2位置において、イクイップメントの移動方向に関して傾斜角度を形成する面内で、ブレード22が直線位置にありつつ、ブレード22は、ブレード22の長手軸Lに対して実質的に平行な回転軸に対して、前方または後方に枢動される。“斜め位置”と言及される第3位置において、ブレード22の長手軸Lは、イクイップメントの移動方向Dに関して斜角を画定する。斜角は、直角(90°)または直角の倍数ではない角度で画定される。斜め位置において、斜め方向は、イクイップメントの移動方向Dに対して右または左方向に向いていてよいことがわかる。これらの位置の組み合わせもまた可能であることがわかる。例えば、これに限定しないが、ブレード22は、直線かつ傾斜位置に構成されるか、または、斜め位置でかつ傾斜位置に構成されてよい。
図1から14は、表面形成イクイップメント20の第1実施形態を示す。表面形成イクイップメント20は、ブレード22および、ブレード22の背面の中央に設置されたブレードアタッチメント構造24を有する。長手軸Lを有するブレード22は、ビームを有し、その長手軸はブレード22の長手軸Lに対応する。図示した実施形態において、ビーム26は、クローズド・プロファイルを有するビームであり、特に、6面を有する延伸幾何学的形状を有する。ビームの6面は、正面30、正面30の反対で離隔された背面32、正面30と背面32との間でそれらの端部で延伸する下方面34、下方面34の反対の上方面36、および、互いに離隔された2つの側面37を有する。ある実施形態において、地面に接触するブレード22の表面は、下方面34ではない。代替例において、ビーム26は側面37を有しなくてよく、ビーム26は側面37において開口を有してよい。代替例において、クローズド・プロファイルを有するビームに対して、ビーム26は、上方面36を有しなくてもよく、その結果正面30および背面32は、互いに係合する上部エッジを有する(長手軸Lに沿って伸長する3つの面を有するビーム)。他の例において、ビーム26は、6つ以上の面を有してもよい。ビーム26は、クローズド・プロファイルを有するビームと異なってもよい。例えば、これに限定しないが、ビームは、I字断面ビーム、C字断面ビーム、L字断面ビーム、T字断面ビーム等を含む共通構造エレメントのプロファイルを有してよい。
上述したように、ビームは、延伸形状であり、それは、その最大寸法がその長さであることを意味する。ひとつの実施形態において、ビームの長さは、ビームの高さの7倍である。他の実施形態において、ビームの長さは、ビームの高さの少なくとも9倍である。ひとつの特定の実施形態において、ビームの長さは、ビームの高さの約11倍である。ひとつの実施形態において、ビームの深さは、その高さより小さい。他の例において、ビームの深さは、その高さより大きい。特に、実施形態において、深さと高さの比率は、5/8のオーダーである。付加的に、ビームの長手軸方向に沿って、そのプロファイルは、直線的(直線ビーム)または非直線的(曲線ビーム)であってよい。ひとつの実施形態において、ビームは、一定または一定ではない曲率半径を有してよく、または、その長さに沿って少なくとも1回変化してもよい。
クローズド・プロファイルを有するビームに対して、ビーム26の内部体積は、充填されているか、部分的に充填されているか、空(または中空)であってよい。ひとつの実施形態において、イクイップメント20の重量を減少させるために、ビーム26の内部体積は、大部分が空(または中空)であるが、補強構造を有する。ひとつの実施形態において、補強構造は、2つの面を画成するビーム26の2つの壁面の間で内部体積内に伸長する複数の補強部材を有する。ひとつの実施形態において、ビーム26は、溶接および/または接合および/またはボルト型であってよい。
図示した実施形態において、ブレード22は主要部22a、および、主要部22aの端部において、主要部22aに枢着された2つの側方部22b(側方ウイング22b)を有する。主要部22aおよび側方ウイング22bは、ビームの正面30、背面32、下方面34、および、上方面を有する。図示した実施形態において、ビームの側方ウイング22bの各々は、その遠位端(その端部が主要部22aから離れていることを意味する)において、および、その近位端(その端部が主要部22aに近接していることを意味する)において、側方面37を有し、ビーム26の主要部22aの端部は開放されている。代替例において、側方ウイング22bのビーム26の近位端および遠位端の少なくともひとつは開放されてよい。また、主要部22aにおいてビーム26の端部は、閉止されてもよい。
ひとつの実施形態において、主要部22aの上方面36は、長手軸Lに沿って、下方面34よりも短い。したがって、主要部22aにおいて、端部は傾斜している。側方ウイング22bにおいて、ビーム26は、主要部22aの端部と実質的に相補関係にある形状、特に、上面36付近でより長くなるように傾斜した形状の近位端を有してよい。
ひとつの実施形態において、側方ウイング22bの遠位端もまた、例えば、側方ウイング22bの近位端と同じ方向に、傾斜してもよい。その結果、遠位端の下方エッジは、側方ウイング22bの外側に、上方エッジを越えて突出する。遠位端および近位端の傾斜角度は、ブレード22の下方面に対して定義され、同じでも異なってもよい。
他の実施形態において、側方ウイング22bおよび/または主要部の端部は直線であってよく、つまり傾斜しておらず、または実質的に垂直であってよい。
図1から図6に示す展開した構成にブレード22があるとき、以下で詳細に説明されるように、正面30、背面32、下方面34および上方面36の各々は、他の部分の対応する面に実質的にアライメントされており、その結果、実質的に連続する面が画成される。このことは、さまざまな部分22a、22bの対応する面が、展開位置において、同じ平面内に実質的に存在していることを意味する。
他の例において、正面30、背面32、下方面34および上方面36の少なくともひとつは、他の部分の対応する面とアライメントされることはない。
図示した実施形態において、ブレード22の主要部22aおよび側方ウイング22bは、長手軸Lに垂直な断面で見たとき、実質的に同じプロファイルを有する。側方ウイング22bの長さ(ブレード22の長手軸Lに沿った長さを意味する)は主要部22aより短い。ひとつの実施形態において、側方ウイング22bはブレード22の主要部22bの半分の長さを有する。他の例において、ブレードの主要部22aおよび側方部22bは、長手軸Lに垂直な断面で見たときに異なるプロファイルを有してよい。
上述したように、側方ウイング22bはウイング枢動アセンブリ50によってブレード22の主要部22aに枢着され、それによって枢動軸52の回りに枢動可能になる。側方ウイング22bの枢動軸52は、ブレード22の長手軸Lと実質的に垂直な方向に伸長する。ひとつの実施形態において、ウイング枢動アセンブリ50は、ブレード22の主要部22aの少なくとも上部で、かつ、その端部に実質的に配置されている。より具体的には、それらは、枢動軸52がビームの中央線の上を伸長するように、すなわち、下方面34よりも上方面36に近くなるように、配置されている。図1から図14に示す実施形態において、枢動軸は、ビーム26の上面の上方に配置されている。
特に、ウイング枢動アセンブリ50の各々は、主要部22aおよび側方ウイング22bの各々の上方面36に係合されたヒンジ54を有する。ヒンジ54は、枢動軸52の一方側において、主要部22aに固定され、枢動軸52の他方側において側方ウイング22bに固定される。以下で詳細に説明するように、ウイング枢動アセンブリ50により、側方ウイング22bは、図1から図6に示すような展開位置に構成可能になり、図7から図12に示すような完全な折りたたみ位置に構成可能となり、かつ、展開位置と完全な折りたたみ位置との間で複数の中間折りたたみ位置を維持することができる。
図1から14に示すブレード22は、3つの部分(本実施形態において中央部の主要部22a、および、2つの側方ウイング22b)から成る。他の実施形態において、ブレード22は、側方ウイングを省いた単一部分を有してよく、代替的に、ブレード22は、主要部22aの右手側または左手側に載置された単一の側方ウイング22bを有してもよい。他の代替的実施形態において、ブレード22は、2つ以上の側方ウイング22bを有してもよい。他の代替的実施形態において、ブレード22は、一緒に結合された2つの側方ウイング22bを有し、主要部22aを省いてもよい。よって、2つの側方ウイング22bは、互いに関して枢動し、それらが地面と接触する展開位置において、および、それらが地面からほとんど離隔(上昇)される折りたたみ位置において、同時にまたは独立に構成されてよい。
加えて、図1から6に示す実施形態において、展開位置において、側方ウイング22bは、長手軸Lに沿って、主要部22aとアライメントされる。これは、これらの間の角度がゼロであることを意味する。代替的実施形態において、展開位置において、側方ウイング22bは、主要部22aに対して斜角を画定してよい。ひとつの実施形態において、側方ウイング22bは、主要部22aに対して、アタッチメント構造24から離れる方向に、前方に伸長してもよい。
ウイング枢動アセンブリ50は、また、2つのアクチュエータ55を有する。側方ウイング22bの各々に、ひとつのアクチュエータ55が関連している。図示した実施形態において、アクチュエータ55は、2つの複動(空気式、電気式、水圧式)作動シリンダを有する。アクチュエータは、図示した複動作動シリンダ以外であってもよい。例えば、これに限定しないが、作動シリンダは、ロータリーアクチュエータによって置換可能である。これらは、主要部22aの背面32に載置された第1端およびその背面で側方ウイング22bのそれぞれに接続された第2端を有する。特に、図示した実施形態において、アクチュエータ55の第2端は、上面36のわずかに上方で、ヒンジ54の遠位端に結合されている。
上述したように、アタッチメント構造24は、背面においてブレード22に結合されている。アタッチメント構造24は、長手軸Lに関して、ブレード22の長さに対して、実質的に中央に配置されている。図1から6に示す実施形態において、アタッチメント構造24は、ブレード22に結合された近位(または正面)端、および、機動ユニット(図示せず)に結合可能な遠位端(背面)を有する、2つのアーム38によってV字形状を有するように特徴づけられる。2つのアーム38の近位端は互いに対して係合されるが、一方遠位端は離隔されている。上から見た場合(図4および10)または下から見た場合(図5および11)、アタッチメント構造24は、実質的に三角形のプロファイルを画定する。
表面形成イクイップメント20は、アーム38の近位端に設置されたブレード22を枢動するためのアセンブリを有し、それによって、ブレード22は、アタッチメント構造24に取付可能となり、特に、アーム38に枢着可能となる。特に、枢動アセンブリ40により、ブレード22は、枢動アセンブリ40の中心にアライメントされ、かつ、実質的に垂直に伸長する枢動軸44の回りを枢動することができる。図示した実施形態において、枢動軸44は、ブレード22の背面32の後方に離隔されて配置される。ひとつの実施形態において、枢動アセンブリ40は、ターンテーブルシステム46を有し、枢動軸44は、ターンテーブルシステム46の中心に配置される。枢動アセンブリ40は、以下で詳細に説明される。
ひとつの実施形態において、アタッチメント構造24は主に金属である。例えば、それは主にスチールから形成されている。
アタッチメント構造24はまた、図示した実施形態において、アーム38のひとつの遠位端にそれぞれ固定可能である2つのプレート58、ボルト、ネジまたは他の適当な機械的ファスナーのような機械的ファスナーを含むアタッチメント構造56を有する。アタッチメント構造56により、機動ユニット(図示せず)のシャーシへの迅速かつ調節可能な取付が可能になる。機動ユニットに対する表面形成イクイップメント20の高さは、アタッチメント構造24を使って、特に、以下に詳細に説明するように、プレート58を使って調節される。
主要部22aおよび側方ウイング22bを有するブレード22は、地面を形成(成形)するように構成されている。ビーム26の正面30および/または背面32は、直線および/または凹面(または中空)プロファイル、または、任意の他の適当なプロファイルを有してよい。ビーム26用のさまざまなプロファイルが図15を参照して以下で説明される。正面30の形状は背面32の形状と異なってもよい。また、ビーム26の正面30の形状は、側方ウイング22bでのビーム26の正面30の形状と異なってもよい。同様に、主要部22aの背面32の形状は、側方ウイング22bの背面32の形状と異なってもよい。
図1から14に示す実施形態において、ブレード22はまた、下方面34付近で、ビーム26に設置された刃先端42を有する。以下で詳細に説明するように、図示した実施形態において、ブレード22は、中央に配置された主要部22と、側方ウイング22bを有する。刃先端42は、主要部22aにおいてビーム26に載置された主要部、および、側方ウイング22bにおいてビーム26にそれぞれ載置されている2つの側方部の3つの部品を有する。刃先端42の厚さは、ビーム26の厚さよりも小さい。
刃先端42は、ビーム26の下方面34に平行に延在する。それは、地面の上でブレード22を支持し、したがって地面と平行に移動する。
図示した実施形態において、刃先端42は実質的に台形形状のプロファイルを有し、ビーム26の下方面34を完全に覆う。しかし、他の実施形態(図示せず)において、刃先端42は、台形プロファイルを有するか、または、任意の他の適当な形状であってもよい。代替的実施形態(図示せず)において、刃先端42は、ビーム26の下方面の付近において、それを完全に覆うことなく、ビーム26の周辺に載置されてもよい。代替的実施形態(図示せず)において、刃先端42はビーム26の下方面34を部分的に覆う。
図示した実施形態において、刃先端42の外側エッジは面取りされ、鋭角を形成し、刃先端は、それがビーム26と一致する上面位置よりも地面と接触する面の位置においてより幅が広い。したがって刃先端42の外側エッジは、地面とビーム26の下方面34との角度を画定する。図示した実施形態において、刃先端42の底コーナーは、ビーム26の外側に延伸する。それは、刃先端42がビーム26の外側、特に、ビームの下方面34に向かって突出する先端を有することを意味する。さまざまな実施形態において、面取りされたエッジの角度は、20°から40°の間で変化する。
刃先端42は、イクイップメント20の通常位置(または非動作位置)において地面に対して押圧される。イクイップメント20の動作中、それは、平滑および地面形成面として作用する。つまり、刃先端42はイクイップメントが移動するに従い、地面の上を滑ることを意味する。刃先端42は、動作中、粒状または液体状材料と接触するため、このエッジは有意な摩擦に曝される。ひとつの実施形態において、それは、高いアブレーション耐性スチールのようなアブレーションに対して高い耐性を有する材料から形成されている。ビーム26から突出する刃先端42の鋭角先端は、地面を覆う粒状または液体状材料の中に容易に進入することができる。
ひとつの実施形態において、刃先端42は、ビーム26の下方面34を完全に覆うプレートの形状を有する。大部分は、全周辺にわたって、刃先端42は、側方面37およびビーム26の下方端を越えて突出する面取りされたエッジを有する。ブレード22が一つ以上の側方ウイングを有する実施形態において、主要部22aおよび/または側方ウイング22bの隣接エンドは、図示するような面取りされたエッジを有しなくともよい。
刃先端42は、ネジ若しくはボルト、または、他の適当なアタッチメント手段のような複数の機械的ファスナーを使って、あるいは、これに限定しないが、溶接によって、ビーム26に固定されてよい。
ブレード22が複数のセクションを有する実施形態において、刃先端42の側方部の側方エンドは、ブレード22が展開構成にあるとき、互いに係合することができるような雄/雌タイプの結合を備えてもよい。より具体的には、図7および図14に示すように、主要部26aの刃先端42のエンドは、リセスを有し、側方ウイング26bの近位端は、それぞれの側方ウイング22bが展開構成にあるとき、リセス43と相補的関係でそれと係合する突起部45(雄結合部)を有する。刃先端42における雄/雌タイプの結合は、イクイップメント22の動作中に後方または前方に枢動する側方ウイング22bのリスクを軽減する。代替的実施形態において、雄/雌タイプの結合は、主要部26aおよび側方ウイング26bにおいて逆であってよい。雄/雌タイプの結合の形状および構成は、図示した実施形態と異なっていてもよい。
ある実施形態において、刃先端42は、雄/雌タイプの結合を含まなくてもよい。
ひとの実施形態において、展開構成において、側方ウイング22bは、主要部22aからわずかに離隔されている。
図7および図14に示す折りたたんだ実施形態において、主要部22aのビーム26のエンドは、露出している。それは、密閉(クローズオフ)されていないことを意味する。代替的実施形態において、主要部22aのビーム26のエンドは、エンド壁によって密閉(クローズオフ)されてよい。その結果、このビームが少なくとも部分的に中空であれば、ビームの内部領域内に粒状または液体状材料が進入することを防止できる。
ひとつの実施形態において、ブレード22は、平坦な下方面を有する。これは、ビーム26を完全に覆う刃先端42の下方面であってよい。また、それは、少なくとも部分的に露出されるビームの下方面34と実質的にアライメントされた刃先端42の下方面であってもよい。ひとつの実施形態において、ブレード22の下方面は、機械的ファスナーを除き、キャビティを実質的に有しない。
ひとつの実施形態において、ブレード22が展開位置にあるとき、側方ウイング22bのブレード22の下方面および主要部22aの下方面は、単一面を形成する。それは、側方ウイングでのブレード22の下方面が、主要部22aでのブレード22の下方面と実質的に同じ面であることを意味する。
代替的実施形態において、ブレード22は、刃先端42を含まなくてもよく、ブレード22が地面と接触する面は、ビーム26の下方面34であってもよい。
上述したように、ブレード22の側方ウイング22bは、主要部22aに枢着されている。特に、それらは、展開位置(図1から図6および図13)と複数の折りたたみ位置との間で枢動可能である。図7から図12は、折りたたみ位置のひとつでのブレード22を示し、特に、完全に折りたたんだ位置を示す。展開位置において、側方ウイング22bは、主要部22aとアライメントされる。それは、主要部22aの長手軸と、側方ウイング22bの長手軸の間で画定される角度がゼロであることを意味する。図7から12において、2つの側方ウイング22bは折りたたんだ位置に構成されているが、一方の側方ウイング22bのみが折りたたんだ位置に構成され、他方の側方ウイング22bが展開位置に構成されてもよい。折りたたんだ位置での側方ウイングの位置は異なってもよい。本説明において、側方ウイング22bの折りたたんだ位置は、主要部22aの長手軸と、側方ウイング22bの長手軸とにより画定される角度によって形成される。完全に折りたたんだ位置において、側方ウイング22bは主要部22aの上面36を押圧し、これにより、ブレード22の押し面の高さが実質的に二倍になる。ブレード22の押し面の高さの増加により、以下で詳細に説明するように、比較的大量の粒状材料が、イクイップメント10を使って周囲に移動可能となる。
複数の折りたたみ位置およびひとつの展開位置でのブレード22の選択的構成の可能性により、摩擦による構造および/または基礎構造の破壊のリスクを減少させることが可能になる。側方ウイング22bの折りたたみ位置、すなわち、主要部22aの長手軸と側方ウイング22bの長手軸とによって画定される角度は、必要により調節可能である。展開位置と、完全な折りたたみ位置との間の中間折りたたみ位置が、ある応用において有用であり得る。
図示した実施形態において、表面形成イクイップメント20はまた、デフレクタ60を有する。デフレクタ60は、正面30と一致するポイント付近でビーム26の上面36から上方に伸長する実質的に台形形状のプレートを有する。図示した実施形態において、デフレクタ60は、主要部22aにのみ載置されている。しかし、代替的実施形態において、側方フランジ22bもデフレクタを有してよい。例えば、デフレクタは、ブレード22の背面32の付近に載置されてもよい。代替的に、ブレード22は、正面デフレクタおよび背面デフレクタの2つのデフレクタを有してよい。デフレクタ60の形状および構成は、図示した実施形態と違っていてもよい。デフレクタ60は、大量の粒状材料を押すときに、イクイップメント20の有効面積を増加させる。
図7から12に示す完全に折りたたんだ位置およびこの位置に近い折りたたみ位置において、側方ウイング22bはデフレクタ60用のサポートを与える。特に、側方ウイング22bは、デフレクタ60の背面に配置され、移動中の負荷が大きい場合にデフレクタは、側方ウイングにより静止する。その結果、表面形成動作中にデフレクタが曲がるかまたはダメージを受ける可能性を減少させることができる。
次ぎに枢動アセンブリ40を、図14を参照して詳細に説明する。このアセンブリにより、ブレード22は、アタッチメント構造24の先端に枢着可能となる。それは、枢動軸44を画定し、その回りで、ブレード33がイクイップメント20の移動方向Dに対して枢動することができる。それは、ブレード22に固定して載置されかつその後方に延伸する中央ディスク62と、サポート面64、特に、近位端でアーム38に載置され固定された上部プレートと、2つの固定片、特に、フープ66a、66bを含むターンテーブルシステム46を有する。上述したように、枢動アセンブリ40は、ブレード22が直線位置と斜め位置との間を枢動すること、および、枢動軸線44がターンテーブルシステム46の中心と実質的にアライメントされていることを保証する。
図示した実施形態において、中央ディスク62は実質的に円形状であり、実質的にT字形状のプロファイルを有する。それは、ビーム26の頂部の中心に固定され、特に、主要部22aの中央に固定されている。上部プレート64も、同様にディスク形状を有し、円形である。その一部は、2つのアーム38によって画定される先端を越えて前方に突出している。より具体的には、それは、2つのアーム38の下方面に固定されている。
2つのフープ66a、66bは、互いに相補的形状を有する。それらは、それらと上部プレート64との間で中央ディスク62をトラップするように構成されかつ配置されている。より具体的には、組み立てられた構成において、上方プレート64が中央ディスク62の上方に伸長し、かつ、2つのフープ66a、66bが下方に伸長した状態で、中央ディスク62は、上部プレート64と2つのフープ66a、66bとの間に伸長し、特に含まれる。特に、フープ66a、66bは、これに限定しないが、ネジおよびボルトのような機械的ファスナーを使って上部プレート64に固定される。よって、中央ディスク62は、上方プレート64とフープ66a、66bとの間に画定される空間内で枢動することができる。
中央ディスク、上部プレート64およびフープ66a、66bの間の枢動中の摩擦を減少させるために、ラビリンスシール(図示せず)および多くのグリース・ニップル(図示せず)がターンテーブルシステム46のキャビティに渡って対称的に配置されている。
相補的または代替的実施形態において、中央ディスク62、上部プレート64およびフープ66a、66bを有するターンテーブルシステム46のさまざまなコンポーネントの接触面は、低い摩擦係数を有する材料で形成されるか、覆われており、その結果、枢動中にコンポーネント間で生じる摩擦が減少され、摩耗に耐性を有する。例えば、ターンテーブルシステム46のコンポーネントは、ナイラトロン(商標)から構成されてよい。
代替的実施形態において、上部プレート64は、アーム38によって形成されるV字形状のアタッチメント構造24のサポート用の一部または面であってよい。
上述した枢動アセンブリ40により、単一枢動ロッドよりも安定し、かつ、回転機構(すなわち、リング)を含むアセンブリまたは枢動ロッドよりも早すぎる摩耗を生じにくい、枢動機構を得ることができる。したがって、上述した枢動アセンブリ40は十分な耐久性を与えることができる。代替的実施形態(図示せず)において、他の周知の枢動アセンブリがイクイップメント20に対して使用可能である。例えば、ラック、環状ギア、ロッドおよびリングを使用する枢動アセンブリを含む周知のアセンブリが代替例として使用可能である。
枢動アセンブリ40は、2つのアクチュエータ、特に、2つの作動シリンダ(水圧、電気、または空気圧作動シリンダ)を有する。ひとつの実施形態において、作動シリンダ41は、機動ユニットの牽引能力を超えた推進力の場合に、水圧解放を与える単動式の作動シリンダであえる。したがって、ひとつの実施形態において、作用シリンダ41は、動作中に、ブレード22に適用される推進力に対する抵抗力を管理するデバイスを具備する。アクチュエータ41は作動シリンダ以外のものであってもよい。
作動シリンダ41の各々は、アタッチメント構造24のアーム38のひとつ、および、ブレード22の側面のひとつと関連している。これは、第1作動シリンダ41が、アタッチメント構造24および枢動アセンブリ40に関して、イクイップメント20の右手側に載置され、第2作動シリンダが、イクイップメント20の左手側に配置されることを意味する。それらは、各アーム38のひとつに載置された第1エンドおよびブレード22に載置された第2エンドを有する。図示した実施形態において、作動シリンダ41の第2端は、主要部22aにおいてビーム26の上方面36に結合されている。図13に示すように、これらの作動シリンダ41は、選択的に作動可能であり、ブレード22は、イクイップメント20の移動方向Dに関して、右または左に枢動することができる。したがって作動シリンダ41は、直線位置とひとつの斜め位置との間で、または、2つの斜め位置の間で、ブレード22の構成を修正するために動作可能である。枢動アセンブリ40のアクチュエータは図示した作動シリンダ41と異なってもよい。
地面上の機動ユニットのキャタピラトラックまたはホイールの破壊リスクを減少させ、スリップを制限するために、オイルバルブデバイスが、作動シリンダ41の水圧システム内に導入される。
ビーム枢動アセンブリ40は、ブレード22およびアタッチメントシステム24以外の2つのコンポーネント間で枢動を可能にする枢動機構として使用されてもよい。この例において、中央ディスクは、2つのコンポーネントの第1の方に固定して載置される。それは、第1コンポーネントの本質的な部品であってよい。上部プレート64は、第2コンポーネントのサポート面により置換されてよく、それは、ディスクであってもよい。最後に、フープのような一つ以上の固定片が、2つの間で伸長する中央ディスクによって指示面に構成され、中央ディスクの脱離を防止する。したがって、中央ディスクは、支持面と少なくともひとつの固定片との間で枢動することができる。表面形成イクイップメントに関する上述した実施形態の具体的な特徴は、2つのコンポーネント間に枢動することができる枢動機構に応用可能である。
ひとつの実施形態において、枢動アセンブリにより、ブレードは、移動方向Dに関して、各側へ30°まで傾くことができる。
図12を参照して、ブレード22のひっくり返りのリスクを減少させるために、そのリスクは、このブレードの上方部分においてブレード22を枢動させるために、アセンブリ40の位置により生じうる、アタッチメント構造24は、アングルブラケットの形式の補強部材70(または角度補強材)も有する。この補強部材70は、ブレード22に関して中心で主要部22aの背面に配置される。より具体的には、それは、主要部22aの背面32および中央ディスク62に固定される。ひとつの実施形態において、補強部材70は、刃先端42のわずかに上で、ビーム26の背面32および下方面34が出会う地点までほぼ伸長する。それにより、機動ユニットからの推進力は、枢動アセンブリ40へ、同時に、ブレード22の下方部分の方向へ伝達可能となり、したがって、ひっくり返り(または転倒)のリスクが減少する。補強部材70は、概してV字形状サポートを画定するアーム38の結合を作成するターンテーブルシステム46と、ブレード22の主要部22aとの間のブレースとして作用する。
ビーム26および刃先端42を含むブレード22のさまざまなプロファイルが図15を参照して説明される。上述したプロファイルは、ブレード22の主要部22aおよび側方ウイング22bの両方に応用可能であることが理解されよう。
図15Aから図15Eは、クローズド・プロファイルビーム用の可能なプロファイルを示す。図15Aから15Eに示すすべての実施形態において、ビーム26は、断面で見たときに、6つの面のうち、4つの面30、32、34および36がビーム26の形状を画定する幾何学的プロファイルを有する。正面30および背面32は、直線(曲がっていないことを意味する)または凹形状(中空を意味する)であるプロファイルを有し、その曲率半径は、一定であっても変化してもよい。
図15Aの実施形態において、下方面34および上方面36は、平坦であり、かつ、互いに関して実質的に平行に延在している。正面30および背面32は、凹形状であり、それぞれの面30、32に沿って実質的に均一である曲率半径によって特徴づけられる。図示した実施形態において、正面30の曲率半径は背面32の曲率半径と実質的に等しい。刃先端42は実質的に矩形形状を有し、ビーム26の正面30および背面32を越えて突出する。刃先端42のエッジは、直角である。図15Bの実施形態において、ビーム26の形状は、実質的に図15Aのものと類似している。しかし、刃先端42は、ビーム26の下方面34の間に突出した面取りされたエッジを有する。より具体的には、刃先端42の実質的に台形プロファイルおよび上面の深さは、ビーム26の下面の深さより大きい。
図15Cの実施形態において、刃先端の形状およびビームの背面32の形状は、図15Bに示すものと実質的に類似している。しかし、ビーム26の正面30は、2つのセクションに分割されている。実質的に平坦な上方セクション、および、それに続く実質的に均一の曲率半径を有する凹形状の下方セクションである。
図15Dの実施形態において、刃先端42の形状は、図15Bおよび図15Cのものと実質的に類似している。しかし、正面30および背面32は異なる。ビーム26の正面30は3つのセクションに分割されている。上方セクション、中間セクション、および下方セクションである。すべてのセクションは、実質的に平坦である。しかし、上方セクションは、下方セクションに比べ前方に突出している。2つのセクションは、下方面34および上方面36に対して実質的に垂直方向に向いている。中間セクションは、上方セクションおよび下方セクションに結合している。ビーム26の背面32は2つの実質的に平坦なセクション、上方セクションおよび下方セクションに分割されている。上方セクションは、下方面34および上方面36に対して実質的に垂直に方向付けされている。下方セクションは、所定の角度で後方に伸長している。これは、正面30から離れる方向を意味する。
図15Eの実施形態において、刃先端42の形状は、図15B、15Cおよび15Dのものと実質的に類似している。ビーム26の正面30は、2つの実質的に平坦なセクション、上方セクションおよび下方セクションに分割されている。上方セクションは、上方面34および下方面36に実質的に垂直に方向付けられている。下方セクションは、所定の角度で後方に伸長する。これは、背面32の方向を意味する。背面32の形状は、図15Dの背面32と類似しているが、上部セクションの方が高さは低い。加えて、図15Eの実施形態において、刃先端42の上方面の深さは、ビーム26の下方面34の深さと実質的に類似しており、かつ、面取りされた先端部のみが、正面の方向および背面の方向へ向かってビーム26の下方面34を越えて伸長する。
上述した実施形態に対して多くの修正が可能であることは理解されよう。加えて、さまざまな実施形態の組み合わせが垣間見える。例えば、下方面34および上方面36は、非平坦面であってよく、および/または、互いに対して実質的に平行に伸長しなくてもよい。正面30および背面32の少なくともひとつは、凸形状であってもよい。加えて、正面30の曲率半径は、背面32の曲率半径と異なってもよい。
図15Fおよび図15Gは、クローズド・プロファイルではないビームのプロファイルの2つの可能な実施形態を示す。図15Fおよび15Gの実施形態において、刃先端42の形状は、図15B、15C、15Dおよび15Eのものと実質的に類似している。
図15Fの実施形態において、ビーム26は、C字セクションビームおよびI字セクションビームの複合体である。それは、平坦な下方フランジ73と上方フランジ74の間に伸長する曲線プロファイルを有するウエブ72を含む。下方フランジ73は、ウエブ72のそれぞれの側に延伸し、一方、上方フランジ74は、前方にのみ延伸している。その後方端は、ウエブ72と出会うところでアライメントされている。
図15Gの実施形態において、ビーム26は、平坦な下方フランジ73と上方フランジ74との間に伸長する直線プロファイルのウエブ72を有する、I字セクションビームの複合体である。
ここで説明した図15Fおよび15Gの実施形態に対して、多くの修正が可能であることが理解されよう。加えて、さまざまな実施形態の組み合わせも垣間見える。例えば、これに限定しないが、下方フランジ73および上方フランジ74は、非平坦であってもよく、および/または、互いに実質的に平行に伸長しなくてもよい。加えて、ウエブ72は、曲線を有するか、または、直線であってもよい。また、ビームは、上方フランジ74を有しなくともよい。
図15Aから15Gに示す実施形態において、刃先端42の厚さは、約3/8インチと約1インチの間で変化してもよい。ひとつの実施形態において、刃先端42の深さは、6インチと10インチの間で変化してもよい。
ひとつの実施形態において、刃先端は、面取りされるか、または、直線のエッジを有する実質的に矩形形状のプレートである。それは、ビーム26の外周に載置されたストリップであってもよく、互いに並んで配置された歯、並んで配置された逆の歯の連続であってもよい。または、任意の他の適当な形状は、部分的に湾曲しているか、または、完全に湾曲したプロファイルを有する。ひとつの実施形態において、刃先端42は、下方面34においてビーム26を越える。ひとつの特定の実施形態において、刃先端42は、正面30および背面32において、下方面34でビームを越えて突出している。
表面形成イクイップメント20の代替的実施形態は、図16から図24を参照して説明される。コンポーネントは、上述した実施形態のものに対応して100番台の参照番号が付されている。図16から25の実施形態において、大部分のコンポーネントは、図1から14を参照して上述したものと類似している。しかし、側方ウイング枢動アセンブリ150が、上述したものと異なる。
特に、図24を参照して、主要部122bの側方エンドにおいて、ヒンジ54は、円筒周辺壁を含む外側リング179によって画定される円筒キャビティ176を含む関節システムによって置換されている。円筒キャビティ176は、側方ウイング122b内に形成され、側方ウイング122bの上方面136の上にわずかに伸長し、かつ、各近位側方面を越えて側方に突出する外側リング179を有する。側方ウイング122bの側方面は、下方面134の方向に傾斜した形状を有し、上方面136は近位端において下方面134を越えて伸長する。主要部122aのエンドは、それぞれの側方ウイング122bの近位端と実質的に相補関係にある形状を有する。より具体的には、側方面は、上方面136の方向に傾斜する形状を有し、下方面134は、エンドにおいて上方面136を越えて伸長する。その近位端で、上方面136の領域において、主要部122aは2つのプレート178を有する。それらは、離隔され、その形状は、円筒キャビティ176の開口部の形状と実質的に対応する形状を有する。円筒キャビティ176を画定する外周壁および2つのプレート178は、関節システムの固定コンポーネントを画成する。組み立てられたときに、プレート178は、円筒キャビティ176のそれぞれに側に配置され、このキャビティを閉止する。
関節システムの機動コンポーネントは、プレート178の間で、円筒キャビティ176の内部に挿入される。より具体的には、内側リング182に包囲されたコア180が、円筒キャビティ176内に挿入される。ひとつの実施形態において、コア180および内側リング182は、摩耗したときに置換可能である。代替的実施形態において、内側リング182は、コア180の外周で並んで配置された複数の内側リングセクションを有してよい。代替的実施形態において、関節システムは、リング182を省略してもよい。例えば、コア180が低摩擦係数の材料から形成されるか、または、それに覆われてよい。その結果、枢動中のコンポーネント間の摩擦が減少し、摩耗耐性を有する。例えば、これに限定しないが、ターンテーブルシステム46のコンポーネントは、ナイラトロン(商標)からなる。それは、低摩擦係数、および、比較的高い摩耗耐性を与えるために、適当な熱処理を加えてもよい。
プレート178は、コア180に固定され、円筒キャビティ176からコア180が引き出されることを防止する。内側リング182は、摩擦を減少させることにより枢動しやすくする材料から形成される。
ひとつの実施形態において、円筒キャビティ176は、側方ウイング122bをマシニングすることにより形成されている。ひとつの代替的実施形態において、円筒キャビティ176を画定する外周壁は、側方ウイング122bに対して取り外し可能に固定されてよい。
代替的実施形態において、円筒キャビティ176は主要部122aに形成されてよく、側方ウイング122bは2つのプレート178を有してよい。
側方ウイング枢動アセンブリ50と同様に、側方ウイング枢動アセンブリ150は、2つのアクチュエータを有する。ひとつのアクチュエータ155は、側方ウイング122bの各々に関連している。図示した実施形態において、アクチュエータ155もまたは、2つの複動作動シリンダを有する。例えば、これに限定しないが、作動シリンダは、ロータリーアクチュエータによって置換されてもよい。アクチュエータ155は、図示した複動作動シリンダと異なってもよい。これらは、主要部122aにおいてビーム126の上方面において載置された第1エンド、および、それぞれの側方ウイング122bの上方面136に結合される第2エンドを有する。より具体的には、図示した実施形態において、アクチュエータ155の第2エンドは、それぞれの側方ウイング122bの遠位端の方向へ円筒キャビティから離隔される。
表面形成イクイップメント20、120は、ジョイスティックタイプの制御機構のような制御機構(図示せず)も有してよい。このスティックは、例えば、表面形成イクイップメント20、120が結合された動力タイプの機動ユニットのオペレータによって、側方ウイング22b、122bの位置およびブレード22、122の位置、すなわち、移動方向D(直線または傾斜)に対する傾き具合を制御するために、オペレータによって操作可能である。より特定的に、ブレード22、122を枢動するためのアセンブリ40、140、および、ウイング枢動アセンブリ50、150のアクチュエータ41、55、141、155は、水圧および/または電気コネクタによって制御機構に動作的に結合されてよい。制御機構はまた電気的制御を有し、それにより、表面形成イクイップメント20、120のさまざまなアクチュエータが動作可能になる。
上述した表面形成イクイップメント20、120は、溶接、接着、リベット、ソケット結合、クリンプ、ネジおよびこれらのアセンブリ手段の少なくとも2つの組み合わせを含む、周知のアセンブリ手段を含む製造方法を使用して製造可能である。
上述したように、表面形成イクイップメント20、120は、上述したような表面形成イクイップメントの動作動力アセンブリを形成するべく、機動ユニットに脱着可能に固定されるか、除去可能に固定されるか、永久的(除去不可能に)固定されてもよい。ひとつの実施形態において、機動ユニットは、キャタピラトラック(コンパクトなローダータイプ、差動(スキッドステア)ステアリングを有する)を有するタイプ、または、Caterpillar(商標)またはBobCat(商標)として販売されている機動ユニットであってよい。ひとつの実施形態において、機動ユニットは、それによって、イクイップメント20、120のブレード22、122が前方または後方に傾斜可能になるデバイスを備える。
ひとつの実施形態において、所定の機動ユニットに対して、ブレード22、122を有する表面形成イクイップメント20、120は、機動ユニットの長さの1.6から2倍の長さを有し、それは選択可能である。
表面形成イクイップメント20、120を機動ユニットに載置するために、アタッチメント構造56、156は、機動ユニットのシャーシに取り付けられている。例えば、イクイップメント20、120は、プレート58、158の挿入によって、ブレード22、122が傾斜できるように任意に枢動可能に、シャーシの適当なサポートに固定される。
機動ユニットに載置されるとき、表面形成イクイップメント20、120の高さは、ブレード22、122の下方面、すなわち、刃先端42、142の下方面または主要部22a、122aでのビーム26、126の下方面34、134が、機動ユニットの地面の牽引ポイントと同じ平面に存在するように、すなわち、下方面が地面と接触するように、調節される。これは、機動ユニットの車輪またはキャタピラトラックが地面と接触するポイントであってよい。したがって、平面および直線面の待機位置において、ブレード22、122の下方面は、軌道ユニットの牽引面またはポイントと同じ面内にある。これは、面が機動ユニットを地面上でサポートすることを意味する。表面形成イクイップメント20、120を機動ユニットに組み立てる時のこの構成は、ゼロ位置、または、ゼロポイントと呼ばれ、それは、ブレード22、122が動作中に地面の上でいくらか浮いていることを意味する。よって、機動ユニットに載置されたとき、ブレード22、122のフロート状態は、レーザ、電気、水圧、または他のデバイスのような電子デバイスの助けを必要とせずに、維持可能である。このフロート状態により、地面は、比較的速い移動速度で、表面形成イクイップメント20、120により形成可能である。イクイップメント20は、地面全体にわたって必ずしもフロートモードである必要はない。これは、地面に対して機械的または水圧が適用されないある機動ユニットに組み込まれるモードが、イクイップメント20、120の本質的な重量を軽減することを意味する。
両方が平坦面で待機時に、機動ユニットの牽引面のレベルに対するブレード22、122の高さを調節することにより、表面形成の結果は、移動および実行速度の面で、および、形成表面の品質の面で、有意に改善され得る。
多くの実施形態において、表面形成イクイップメント20、120は、その傾斜が修正可能な機動ユニットのシャーシのセクションに載置される。したがって、機動ユニットのオペレータは、このブレードが直線位置に構成されたとき、すなわち、イクイップメント20、120の移動方向Dに対して実質的に垂直に構成されたとき、シャーシの傾斜を修正し、それによって、ブレード22、122を長手軸Lに対して実質的に平行に伸長する軸線の回りで摺動可能となる。したがって、ブレード22、122は、前方または後方に傾斜した傾斜位置で構成可能となり、刃先端22、122の衝突角度、または、ブレード22、122の下方面34、134の角度は修正可能である。
いくつかの実施形態において、表面形成イクイップメント20、120は、高さが修正可能なシャーシセクションの上に載置されている。より特定的に、上述したように、表面形成イクイップメント20、120は、最小の高さ位置、すなわち、ゼロ位置でシャーシに載置されている。しかし、ある実施形態において、シャーシのセクションの位置は、上方に調節可能である。これは、表面形成イクイップメント20、120を動作中にゼロ位置より上方へ上昇させることが可能であることを意味している。また、動作中に、ゼロ位置より下方へ表面形成イクイップメント20、120を下降させることも可能である。
ひとつの実施形態において、ブレード22、122は、低プロファイルおよび高さを有し、それにより、重心は、それが取り付けられる機動ユニットの重心より実質的に下方に配置することができる。
上述した表面形成イクイップメント20、120は、液体または粒状材料で覆われた地面を、粒状材料の表面、平坦化およびシフトを含む成形分野で使用可能である、
表面形成イクイップメント20、120が機動ユニットに載置されるとき、機動ユニットは、広範囲の速度で移動してよい。ある状況において、機動ユニットは正面に載置された表面形成イクイップメント20、120を押しつつ同時に、移動最大速度に達した。また、表面の高い成形品質が維持された。例えば、イクイップメント20、120により表面形成中に、非常に低速から、20km/hまで変化する移動速度が達成可能である。これらの速度は、フロート程度が高く、かつ、ブレード22、122の下方面が実質的に平坦であることにより達成される。それは、誤動作のリスクを最小化し、ブレード22が地面を不適切に掘ることをより困難にする。具体的には、フロート状態のために、間違った移動のリスクまたは操縦エラーが実質的に減少する。
また、主に、地面に存在する圧力を通じて、ブレードによって地面に与えられる圧力により、異なるレベルの密度を有するゾーンの視覚的識別をもたらす。これは、地面のより密なゾーンと、密ではないゾーンとを区別することが可能であることを意味する。確かに、当該分野において、密度の程度に従って作業面の視覚的見え方が異なることは周知である。この理由のため、アブレーションに高い耐性を有する材料から形成された刃先端42、142は、コンパクトではないゾーンから地面のよりコンパクトなゾーンを実質的に識別することが可能にする。したがって、オペレータは、粒状物質の種類および要求される品質にしたがって圧縮された均一性が得られた後に、意図する形状になるまで、表面を再作業することができる。こうして、圧縮ローラのような圧縮イクイップメントの後の使用を減少および/または削除することができる。
面取りされたエッジを有する刃先端42、142により、表面はブレード22、122が地面上を移動するフローティング効果を維持すると同時にプロファイル可能になる。
付加的に、側方ウイング22b、122bは、折りたたんだ位置と展開位置との間で構成可能であるという事実のために、達成可能な成形幅が変化する。ひとつの実施形態において、12フィートの幅が得られる。付加的に、側方ウイング22b、122bが折りたたみ位置と展開位置との間で構成可能であるという事実は、角度を有しかつ湾曲したスロープが形成されることを意味する。この構成自由度により、表面形成イクイップメント20、120は、ハイウエイに沿って移動中に、側方に輸送可能となる。より特定的に、道路を移動中に表面形成イクイップメント20、120の幅を減少させるために、側方ウイング22b、122bは、完全に折りたたみ位置に構成される。したがって、表面を形成する際に達成される幅を減少させることなく、イクイップメント20、120の幅を減少させることが可能になる。
こうして、ブレード22、122を枢動させるためのアセンブリ40、140により、ブレードは、複数の傾斜位置に構成可能となる。したがって、狭いスペースでの作業が可能になる。
表面形成イクイップメント20、120は、多用途であり、比較的高い品質で、仕上げ作業を実行するため、および、粒状材料を押しつけるために使用可能である。したがって、バケット付きの動力車によって通常実行される作業を実施するのに使用することができる。
ひとつの実施形態においてブレード22、122は、12フィートと同じ高さの長さを有するように説明されたが、より小さいか、より大きい寸法のブレードが設計されてもよいことは理解されよう。例えば、より大きい寸法のブレードが設計されてよく、ブルドーザーのようなより大容量の動力ユニット上に組み立てられてよい。モデルは、水圧掘削機のような他のタイプの動力ユニットに適応されてもよい。
表面形成イクイップメント20、120は、折りたたみ位置を複数の展開位置との間で、同時にまたは個別に、構成可能な側方ウイング22b、122bを有する多くのコンポーネントのため、イクイップメント20、120の移動方向Dに対するブレード22、122の傾斜の調節のため、および、ブレード22、122のチルトのために(前後傾斜の調整)に、複雑な形状を作成するのに使用されてもよい。それは、複雑なプロフィルを形成することを意味する。表面形成イクイップメント20、120により、地面に複合角度を有するプロファイルおよび湾曲プロファイルの作成を可能にする。この文脈において、ブレード22、122を枢動させるためのアセンブリ40のアクチュエータ41が側方動作を可能にし、側方ウイング22b、122bを枢動させるためのアセンブリ50、150のアクチュエータ55は、ブレード22、122を使って非線形かつ修正可能なプロファイルを画成可能にする。側方ウイング22b、122bは、枢動軸52、152の回りにそれぞれ枢動することによって移動可能になる。
表面形成イクイップメント20、120は、低プロファイルのブレード22、122のため、および、イクイップメント20、120の移動方向Dに関してその傾斜を修正するためのブレード22、122の枢動能力のために狭いスペースを成形するのに使用可能である。
表面形成イクイップメント20、120は、比較的大量の粒状材料を押すのに使用可能である。上述したように、側方ウイング22b、122bが折りたたんだ構成にあるとき、主要部22a、122aに固定されたデフレクタ60を使って、比較的大量の粒状材料を押すことができる。上述したように、デフレクタ60は、変形を防止するために、折りたたみ位置の構成で側方ウイング22b、122b上に待機してよい。ある応用において、表面形成イクイップメント20、120は、通常使用されるバケットを置換するのに使用可能である。
機動ユニットに結合されるとき、ブレード22、122は、機動ユニットの前進または後退によって、前方向および後方向に押し出される。表面形成は、両移動方向において急速に達成されることがわかる。
表面形成イクイップメント20、120はまた、ブルドーザーおよび農業用または工業トラクターの装置に対して所望されるような重作業の例にも適用可能である。
表面形成イクイップメント20、120は、表面処理、レベリング、粒状材料の移動を含む表面形成に使用可能であるだけでなく、構造物を撤去するか、雪および氷を除去するためにも使用可能である。
まとめると、表面形成イクイップメント20、120は、以下に示す少なくともひとつの新規な利点を有する。
1.平坦および湾曲形状の表面を成形し、かつ、粒状材料を押すような多機能性。
2.展開位置において、作業フィールドを広げる折りたたみ側方ウイングによる修正可能で、有意な量の材料を折りたたみ位置の付近で押すことを可能にする作業能力。
3.ブレードのベースが平坦な下方面により、面取りされたエッジを有する刃先端に配置されるため、地面を不適的に掘るリスクを非常に効果的に制限する高速レベリング能力。
4.ブレードは、ひとつまたは2つの側方ウイングが個別に展開位置に、または、折りたたみ位置で、成形が実行可能であることによる高い多用途性。
5.狭いスペースに到達可能で、地面上での安定性(機動ユニットのキャタピラトラックに対する三角測量)を改善するブレードの枢動アセンブリ。
6.速すぎる摩耗を減少させ、かつ、最大の安定性を与えるターンテーブルシステムを有するブレードの枢動アセンブリ。
7.推進力が機動ユニットの追跡能力を超えたときに水圧リリースを与える単動タイプの枢動作動シリンダを有するブレード枢動アクチュエータ。
8.地面表面が物体または障害物まで非常に近接するように成形可能な設計。
9.前方および後方に移動可能であることを意味する両方向レベリング能力。
10.制限された高さの空間をレベリングする可能性(例えば、居住施設の覆い被さる壁付近)
付加的に、表面形成イクイップメントおよびそのコンポーネントの実施形態は、上述したような幾何学的構成からなるが、これらのコンポーネントおよび幾何学的形状の一部のみが本質的であり、その大部分は暗示的に限定されると解釈すべきではない。当業者に理解可能なように、他のコンポーネントおよびそれらの組み合わせ、ならびに、他の幾何学的構成は、上述したような表面形成イクイップメント用として使用可能であることを、当業者は、推測することができる。付加的に、明細書中の記述される、“上方”、“下方”、“左”、“右”および他の同様な位置の記載は、図面との関係で解釈されるべきであり、特に断らない限り、限定するものではない。
いくつかの代替的実施形態および例が、説明および図示された。本願発明の上述した実施形態は、例示に過ぎない。当業者は、個々の実施形態の特徴を評価して、コンポーネントの可能な組み合わせおよび変更が可能である。いずれの実施形態も、上述した他の実施形態と組み合わせが可能であることは当業者の知るところである。本願発明は、その思想および主要な特徴から離れることなく、他の特定の形式で達成可能である。上述した例は、すべての態様において、例示であり、非限定的なものであると考えるべきであり、本願発明は与えられた詳細な事項に限定されない。よって、特定の実施形態が図示されかつ説明されたが、本願発明の思想から離れることなく多くの修正が明確である。本願発明の態様は、特許請求の範囲の態様によってのみ限定される。
米国特許出願公開第2013/0000929号明細書 独国特許第3608893号 米国特許第3901618号明細書

Claims (49)

  1. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸方向に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該面は、正面、背面および前記正面と前記背面との間に延伸する下方面を有し、前記少なくとも3つの面の間で内部領域を画成する、クローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードであって、前記ブレードは、前記ビームに固定された刃先端を有し、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有し、前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触し、前記刃先端は前記ビームの外側に突出する、ブレードと、
    前記ブレードに結合される近位端と、機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    を備え、
    前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  2. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸方向に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該面は、正面、背面および前記正面と前記背面との間に延伸する下方面を有し、前記少なくとも3つの面の間で内部領域を画成する、クローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードであって、前記ブレードは、前記ビームに固定された刃先端を有し、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有し、前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触し、前記刃先端は前記ビームの外側に突出する、ブレードと、
    前記ブレードに結合される近位端と、機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    を備え、
    前記アタッチメント構造は、前記ブレードを前記機動ユニットの正面に取り付けるように構成されており、近位端において互いに係合し、かつ、遠位端において互いから離隔する2つのアームを有する、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  3. 前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする請求項2に記載の表面形成イクイップメント。
  4. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸方向に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該面は、正面、背面および前記正面と前記背面との間に延伸する下方面を有し、前記少なくとも3つの面の間で内部領域を画成する、クローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードであって、前記ブレードは、前記ビームに固定された刃先端を有し、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有し、前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触し、前記刃先端は前記ビームの外側に突出する、ブレードと、
    前記ブレードに結合される近位端と、機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    を備え、
    前記ブレードおよび前記アタッチメント構造に結合されたブレード枢動アセンブリを更に備え、前記ブレードは、前記ブレードの長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して垂直に方向づけられる直線位置と、前記ブレードの前記長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して、斜角を画定する複数の傾斜位置との間で、枢動可能となり、前記ブレード枢動アセンブリは、前記長手軸に沿った前記ブレードの中心とアライメントされ、前記長手軸に対して垂直方向で、前記ブレードの後方から離れて垂直に伸長する、前記ブレードの枢動軸の回りに枢動する、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  5. 前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする請求項4に記載の表面形成イクイップメント。
  6. 前記アタッチメント構造は、前記ブレードを前記機動ユニットの正面に取り付けるように構成されており、近位端において互いに係合し、かつ、遠位端において互いから離隔する2つのアームを有する、ことを特徴とする請求項4または5に記載の表面形成イクイップメント。
  7. 前記ブレード枢動アセンブリは、前記ブレードに固定して載置されかつその後方に延伸する第1ディスク、前記アタッチメント構造の前記近位端におけるサポート面、および、前記第1ディスクが両者の間で伸長した状態で、前記第1ディスクの脱落を防止するべく、前記サポート面に固定された少なくともひとつの固定片を含むターンテーブルシステムを有し、前記第1ディスクが、前記サポート面と前記少なくともひとつの固定片との間で、前記ターンテーブルシステムの中心とアライメントされた前記ブレードの前記枢動軸の回りに枢動することができる、ことを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  8. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸方向に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該面は、正面、背面および前記正面と前記背面との間に延伸する下方面を有し、前記少なくとも3つの面の間で内部領域を画成する、クローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードであって、前記ブレードは、前記ビームに固定された刃先端を有し、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有し、前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触し、前記刃先端は前記ビームの外側に突出する、ブレードと、
    前記ブレードに結合される近位端と、機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    を備え、
    前記ビームの内部に画成された内部体積は、空であり、前記ビームは、前記少なくとも3つの面のうち2つの面の間で前記内部体積内に伸長する少なくともひとつの補強部材を含む内部補強構造を有する、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  9. 前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする請求項8に記載の表面形成イクイップメント。
  10. 前記アタッチメント構造は、前記ブレードを前記機動ユニットの正面に取り付けるように構成されており、近位端において互いに係合し、かつ、遠位端において互いから離隔する2つのアームを有する、ことを特徴とする請求項8または9に記載の表面形成イクイップメント。
  11. 前記ブレードおよび前記アタッチメント構造に結合されたブレード枢動アセンブリを更に備え、前記ブレードは、前記ブレードの長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して垂直に方向づけられる直線位置と、前記ブレードの前記長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して、斜角を画定する複数の傾斜位置との間で、枢動可能となり、前記ブレード枢動アセンブリは、前記長手軸に沿った前記ブレードの中心とアライメントされ、前記長手軸に対して垂直方向で、前記ブレードの後方から離れて垂直に伸長する、前記ブレードの枢動軸の回りに枢動する、ことを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  12. 前記ブレード枢動アセンブリは、前記ブレードに固定して載置されかつその後方に延伸する第1ディスク、前記アタッチメント構造の前記近位端におけるサポート面、および、前記第1ディスクが両者の間で伸長した状態で、前記第1ディスクの脱落を防止するべく、前記サポート面に固定された少なくともひとつの固定片を含むターンテーブルシステムを有し、前記第1ディスクが、前記サポート面と前記少なくともひとつの固定片との間で、前記ターンテーブルシステムの中心とアライメントされた前記ブレードの前記枢動軸の回りに枢動することができる、ことを特徴とする請求項11に記載の表面形成イクイップメント。
  13. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸方向に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該面は、正面、背面および前記正面と前記背面との間に延伸する下方面を有し、前記少なくとも3つの面の間で内部領域を画成する、クローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードであって、前記ブレードは、前記ビームに固定された刃先端を有し、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有し、前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触し、前記刃先端は前記ビームの外側に突出する、ブレードと、
    前記ブレードに結合される近位端と、機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    を備え、
    前記ビームは、高さの少なくとも7倍の長さを有し、かつ、高さより小さい深さを有する、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  14. 前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする請求項13に記載の表面形成イクイップメント。
  15. 前記アタッチメント構造は、前記ブレードを前記機動ユニットの正面に取り付けるように構成されており、近位端において互いに係合し、かつ、遠位端において互いから離隔する2つのアームを有する、ことを特徴とする請求項13または14に記載の表面形成イクイップメント。
  16. 前記ブレードおよび前記アタッチメント構造に結合されたブレード枢動アセンブリを更に備え、前記ブレードは、前記ブレードの長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して垂直に方向づけられる直線位置と、前記ブレードの前記長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して、斜角を画定する複数の傾斜位置との間で、枢動可能となり、前記ブレード枢動アセンブリは、前記長手軸に沿った前記ブレードの中心とアライメントされ、前記長手軸に対して垂直方向で、前記ブレードの後方から離れて垂直に伸長する、前記ブレードの枢動軸の回りに枢動する、ことを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  17. 前記ブレード枢動アセンブリは、前記ブレードに固定して載置されかつその後方に延伸する第1ディスク、前記アタッチメント構造の前記近位端におけるサポート面、および、前記第1ディスクが両者の間で伸長した状態で、前記第1ディスクの脱落を防止するべく、前記サポート面に固定された少なくともひとつの固定片を含むターンテーブルシステムを有し、前記第1ディスクが、前記サポート面と前記少なくともひとつの固定片との間で、前記ターンテーブルシステムの中心とアライメントされた前記ブレードの前記枢動軸の回りに枢動することができる、ことを特徴とする請求項16に記載の表面形成イクイップメント。
  18. 前記ビームの内部に画成された内部体積は、空であり、前記ビームは、前記少なくとも3つの面のうち2つの面の間で前記内部体積内に伸長する少なくともひとつの補強部材を含む内部補強構造を有する、ことを特徴とする請求項13から17のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  19. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸方向に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該面は、正面、背面および前記正面と前記背面との間に延伸する下方面を有し、前記少なくとも3つの面の間で内部領域を画成する、クローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードであって、前記ブレードは、前記ビームに固定された刃先端を有し、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有し、前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触し、前記刃先端は前記ビームの外側に突出する、ブレードと、
    前記ブレードに結合される近位端と、機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    を備え、
    前記ビームの前記正面および前記背面の少なくともひとつは凹面形状である、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  20. 前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする請求項19に記載の表面形成イクイップメント。
  21. 前記アタッチメント構造は、前記ブレードを前記機動ユニットの正面に取り付けるように構成されており、近位端において互いに係合し、かつ、遠位端において互いから離隔する2つのアームを有する、ことを特徴とする請求項19または20に記載の表面形成イクイップメント。
  22. 前記ブレードおよび前記アタッチメント構造に結合されたブレード枢動アセンブリを更に備え、前記ブレードは、前記ブレードの長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して垂直に方向づけられる直線位置と、前記ブレードの前記長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して、斜角を画定する複数の傾斜位置との間で、枢動可能となり、前記ブレード枢動アセンブリは、前記長手軸に沿った前記ブレードの中心とアライメントされ、前記長手軸に対して垂直方向で、前記ブレードの後方から離れて垂直に伸長する、前記ブレードの枢動軸の回りに枢動する、ことを特徴とする請求項19から21のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  23. 前記ブレード枢動アセンブリは、前記ブレードに固定して載置されかつその後方に延伸する第1ディスク、前記アタッチメント構造の前記近位端におけるサポート面、および、前記第1ディスクが両者の間で伸長した状態で、前記第1ディスクの脱落を防止するべく、前記サポート面に固定された少なくともひとつの固定片を含むターンテーブルシステムを有し、前記第1ディスクが、前記サポート面と前記少なくともひとつの固定片との間で、前記ターンテーブルシステムの中心とアライメントされた前記ブレードの前記枢動軸の回りに枢動することができる、ことを特徴とする請求項22に記載の表面形成イクイップメント。
  24. 前記ビームの内部に画成された内部体積は、空であり、前記ビームは、前記少なくとも3つの面のうち2つの面の間で前記内部体積内に伸長する少なくともひとつの補強部材を含む内部補強構造を有する、ことを特徴とする請求項19から23のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  25. 前記ビームは、高さの少なくとも7倍の長さを有し、かつ、高さより小さい深さを有する、ことを特徴とする請求項19から24のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  26. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸方向に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該面は、正面、背面および前記正面と前記背面との間に延伸する下方面を有し、前記少なくとも3つの面の間で内部領域を画成する、クローズド・プロファイルを有するビームを含むブレードであって、前記ブレードは、前記ビームに固定された刃先端を有し、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有し、前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成されるべき面と接触し、前記刃先端は前記ビームの外側に突出する、ブレードと、
    前記ブレードに結合される近位端と、機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    を備え、
    前記ブレードは、主要部、および、前記主要部の一端に枢着された少なくともひとつの側方ウイングを有し、前記2つの側方ウイングの各々は、前記ビームの上部において、前記主要部のそれぞれの端部に載置されたウイング枢動アセンブリを有する、ことを特徴とする面形成イクイップメント。
  27. 前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする請求項26に記載の表面形成イクイップメント。
  28. 前記アタッチメント構造は、前記ブレードを前記機動ユニットの正面に取り付けるように構成されており、近位端において互いに係合し、かつ、遠位端において互いから離隔する2つのアームを有する、ことを特徴とする請求項26または27に記載の表面形成イクイップメント。
  29. 前記ブレードおよび前記アタッチメント構造に結合されたブレード枢動アセンブリを更に備え、前記ブレードは、前記ブレードの長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して垂直に方向づけられる直線位置と、前記ブレードの前記長手軸が前記表面形成イクイップメントの進行方向に対して、斜角を画定する複数の傾斜位置との間で、枢動可能となり、前記ブレード枢動アセンブリは、前記長手軸に沿った前記ブレードの中心とアライメントされ、前記長手軸に対して垂直方向で、前記ブレードの後方から離れて垂直に伸長する、前記ブレードの枢動軸の回りに枢動する、ことを特徴とする請求項26から28のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  30. 前記ブレード枢動アセンブリは、前記ブレードに固定して載置されかつその後方に延伸する第1ディスク、前記アタッチメント構造の前記近位端におけるサポート面、および、前記第1ディスクが両者の間で伸長した状態で、前記第1ディスクの脱落を防止するべく、前記サポート面に固定された少なくともひとつの固定片を含むターンテーブルシステムを有し、前記第1ディスクが、前記サポート面と前記少なくともひとつの固定片との間で、前記ターンテーブルシステムの中心とアライメントされた前記ブレードの前記枢動軸の回りに枢動することができる、ことを特徴とする請求項29に記載の表面形成イクイップメント。
  31. 前記ビームの内部に画成された内部体積は、空であり、前記ビームは、前記少なくとも3つの面のうち2つの面の間で前記内部体積内に伸長する少なくともひとつの補強部材を含む内部補強構造を有する、ことを特徴とする請求項26から30のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  32. 前記ビームは、高さの少なくとも7倍の長さを有し、かつ、高さより小さい深さを有する、ことを特徴とする請求項26から31のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  33. 前記ビームの前記正面および前記背面の少なくともひとつは凹面形状である、ことを特徴とする請求項26から32のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  34. 前記刃先端は、前記ビームの少なくとも前記正面、前記背面および側方エンドにおいて前記ビームの前記下方面を越えて突出する、ことを特徴とする請求項1から33のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  35. 前記刃先端は、前記ビームの前記下方面を完全に覆い、前記ビームの前記下方面の表面積より大きな表面積を有し、かつ、前記ビームの高さより薄い厚さを有する、ことを特徴とする請求項1から34のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  36. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該3つの面は、正面、背面およびこれらの面の間に延伸する下方面を含み、かつ、これらの面の間で内部体積を画定するクローズド・プロファイルを有するビームと、
    前記ビームに固定された刃先端であって、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有する、刃先端と
    を備え、
    前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成される面と接触し、前記刃先端は、前記ビームの外側に突出し、
    前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  37. 表面形成イクイップメントであって、
    長手軸に沿って伸長する形状を有し、前記長手軸に沿って延伸する少なくとも3つの面を有し、当該3つの面は、正面、背面およびこれらの面の間に延伸する下方面を含み、かつ、これらの面の間で内部体積を画定するクローズド・プロファイルを有するビームと、
    前記ビームに固定された刃先端であって、前記刃先端は前記ビームの前記下方面を覆う下方面を有する、刃先端と
    を備え、
    前記刃先端の前記下方面は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成される面と接触し、前記刃先端は、前記ビームの外側に突出し、
    前記刃先端は、前記ビームの高さより小さい厚さを有し、前記ビームの内部に画成された前記内部体積は、空であり、かつ、前記少なくとも3つの面のうち2つの面の間で前記内部体積内に伸長する少なくともひとつの補強部材を含む内部補強構造を有し、前記ビームは、高さの少なくとも7倍の長さを有し、かつ、高さより小さい深さを有する、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  38. 前記刃先端は、前記長手軸に沿って面取りされたエッジを有し、前記面取りされたエッジは鋭角を形成する、ことを特徴とする請求項37に記載の表面形成イクイップメント。
  39. 前記刃先端は、前記ビームの前記正面、前記背面および側方エンドの少なくともひとつにおいて、前記ビームの前記下方面を越えて突出する、ことを特徴とする請求項36から38のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  40. 前記刃先端は、前記ビームの前記下方面を完全に覆い、前記ビームの前記下方面の表面積より大きな表面積を有し、前記刃先端の前記下方面は平坦である、ことを特徴とする請求項36から39のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  41. 請求項36から40のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメントであって、
    ブレードに結合された近位端および機動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造と、
    前記ブレードおよび前記アタッチメント構造に取り付けられたブレード枢動アセンブリであって、前記ブレードは、前記ブレードの長手軸が前記表面形成イクイップメントの移動方向に対して垂直に方向付けられるところの直線位置と、前記ブレードの前記長手軸が前記表面形成イクイップメントの移動方向に対して斜角を画成するところの複数の傾斜位置との間で枢動可能となる、ブレード枢動アセンブリをさらに備える、ことを特徴とする表面形成イクイップメント。
  42. 地上面での牽引のポイントを有する機動ユニットであって、請求項1から35のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメントを備え、前記刃先端のひとつの前記下方面によってそれに取り付けられ、前記ビームは、前記機動ユニットの地上面での前記牽引のポイントと同じ面にある、ことを特徴とする機動ユニット。
  43. 地上面での牽引のポイントを有する機動ユニットであって、請求項36から41のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメントを備え、前記刃先端のひとつの前記下方面によってそれに取り付けられ、前記ビームは、前記機動ユニットの地上面での前記牽引のポイントと同じ面にある、ことを特徴とする機動ユニット。
  44. 電動式表面形成イクイップメントであって、
    地面と接触するための牽引面を有する電動ユニットと、
    前記電動ユニットに設置された請求項1から35のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメントと
    を備え、
    前記表面形成イクイップメントの前記刃先端の前記下方面および前記電動ユニットの前記牽引面は同じ面にある、ことを特徴とする電動式表面形成イクイップメント。
  45. 電動式表面形成イクイップメントであって、
    地面と接触するための牽引面を有する電動ユニットと、
    前記電動ユニットに設置された請求項36から41のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメントと
    を備え、
    前記表面形成イクイップメントの前記刃先端の前記下方面および前記電動ユニットの前記牽引面は同一面にある、ことを特徴とする電動式表面形成イクイップメント。
  46. 前記刃先端の前記下方面は、平坦である、ことを特徴とする請求項1から35のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  47. 前記刃先端の前記下方面は、平坦である、ことを特徴とする請求項36から41のいずれか一項に記載の表面形成イクイップメント。
  48. 電動式表面形成イクイップメントであって、
    地面に接触するための牽引面を有する電動ユニットと、
    前記電動ユニットに固定可能であり、かつ、前記地面に接触する下方面を有する表面形成イクイップメントと
    を備え、
    前記表面形成イクイップメントの前記下方面および前記電動ユニットの前記牽引面は、一緒に固定されたとき、同じ面にあり、
    前記表面形成イクイップメントは、ブレードに結合された近位端および前記電動ユニットに取り付けられるように構成された遠位端を有するアタッチメント構造をさらに備え、前記アタッチメント構造により、前記電動ユニットに対する前記表面形成イクイップメントの高さが調節可能である、ことを特徴とする電動式表面形成イクイップメント。
  49. 前記表面形成イクイップメントは、長手軸および下方面を有する延伸ビーム、および、前記ビームの前記下方面に固定され、それを覆う刃先端を含むブレードをさらに備え、前記刃先端は、前記表面形成イクイップメントの使用中に形成される面と接触する平坦な下方面を有し、前記刃先端の前記平坦な下方面は、前記ビームの前記下方面を通過して、前方および後方の少なくとも一方に伸長する、ことを特徴とする請求項48に記載の電動式表面形成イクイップメント。
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