JP6522588B2 - 公共安全アプリケーションのコンテキストにおけるデバイス間d2d通信のためのlte macサブヘッダ - Google Patents

公共安全アプリケーションのコンテキストにおけるデバイス間d2d通信のためのlte macサブヘッダ Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年9月20日に出願された「MAC SUBHEADER FOR D2D BROADCASTCOMMUNICATION FOR PUBLIC SAFETY」と題する米国仮出願第第61/880,792号、および2014年9月11日に出願された「MAC SUBHEADER FOR D2D BROADCAST COMMUNICATION FOR PUBLIC SAFETY」と題する米国非仮出願第14/483,962号の利益を主張する。
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、公共安全(public safety)のためのD2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA:time division multiple access)システム、周波数分割多元接続(FDMA:frequency division multiple access)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA:single-carrier frequency division multiple access)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA:time division synchronous code division multiple access)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE(登録商標):Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、また、ダウンリンク(DL:downlink)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL:uplink)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO:multiple-input multiple-output)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置は、本装置がネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2の装置とのデバイス間(D2D:device-to-device)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤまたは無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成し、少なくとも第2の装置と通信する。
[0006]ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 [0007]アクセスネットワークの一例を示す図。 [0008]LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 [0009]LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 [0010]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 [0011]アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0012]デバイス間通信システムの図。 [0013]公共安全のためのD2Dブロードキャスト通信のためのプロトコルアーキテクチャを示す図。 [0014]D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダのフォーマットを示す図。 [0015]D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダのフォーマットを示す図。 [0016]D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダのフォーマットを示す図。 [0017]D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダのフォーマットを示す図。 [0018]D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダのフォーマットを示す図。 [0019]公共安全のための直接1対多ブロードキャスト通信の高レベルプロシージャを示す図。 [0020]D2Dブロードキャスト通信において使用される新しいMAC制御要素(CE)のためのMACサブヘッダを示す図。 [0021]D2Dブロードキャスト通信におけるグループセッション告知のための新しいMAC CEのフォーマットを示す図。 [0022]D2Dブロードキャスト通信におけるグループセッション告知のための新しいMAC CEのフォーマットを示す図。 [0023]D2Dブロードキャスト通信におけるグループセッション告知のための新しいMAC CEのフォーマットを示す図。 [0024]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0025]例示的な装置における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0026]処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0027]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0028]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0029]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0030]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスク(disk)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0031]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のインターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)サービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0032]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106はまた、基地局、ノードB、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0033]eNB106はEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast Multicast Service)ゲートウェイ124と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC:Broadcast Multicast Service Center)126と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、PLMN内のMBMSベアラサービスを許可し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし、配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:Multicast Broadcast Single Frequency Network)エリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを配信するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を収集することとを担当し得る。
[0034]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB:home eNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セル(セクタとも呼ばれる)をサポートし得る。「セル」という用語は、eNBの最小カバレージエリアを指すことができ、および/またはeNBサブシステムサービングは特定のカバレージエリアである。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
[0035]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
[0036]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々はそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
[0037]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0038]以下の詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様について、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関して説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0039]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(resource element)に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続するOFDMシンボル、すなわち84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続OFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかは、DL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0040]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0041]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0042]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するためにリソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
[0043]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0044]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0045]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0046]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0047]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0048]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、コーディングされた変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、符号化および変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0049]UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0050]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読(decipher)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0051]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
[0052]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからのチャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0053]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0054]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、制御/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0055]図7はデバイス間(D2D)通信システム700の図である。D2D通信システム700は、複数の(UEとも呼ばれる)ワイヤレスデバイス704、706、708、710を含む。D2D通信システム700は、たとえば、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)などのセルラー通信システムと重なり得る。ワイヤレスデバイス704、706、708、710の一部は、DL/UL WWANスペクトルを使用してD2D通信において互いに通信し、一部は基地局702と通信し、一部は両方を行い得る。たとえば、図7に示されているように、ワイヤレスデバイス708、710はD2D通信中であり、ワイヤレスデバイス704、706はD2D通信中である。ワイヤレスデバイス704、706は基地局702とも通信している。図7の構成では、ワイヤレスデバイス708および710は、ネットワークカバレージの外側にあり、したがって、基地局702から支援を受けないことがある。本明細書で説明するように、「ネットワークカバレージの外側」という用語は、ワイヤレスデバイス708および710が基地局702の通信範囲の外側にある状況、または基地局702が機能していない状況を指し得る。
[0056]以下で説明する例示的な方法および装置は、たとえば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、またはIEEE802.11規格に基づくWi−Fiに基づくワイヤレスデバイス間通信システムなど、様々なワイヤレスデバイス間通信システムのいずれにも適用可能である。説明を簡略化するために、例示的な方法および装置についてLTEのコンテキスト内で説明する。ただし、例示的な方法および装置は、様々な他のワイヤレスD2D通信システムに、より一般的に適用可能であることを当業者は理解されよう。
[0057]D2D 1対多ブロードキャスト通信は、公共安全のためのグループのUE間の通信のための機構である。以下で説明するように、D2Dブロードキャスト通信は、LTEプロトコルスタックの少なくとも一部分を再利用することによって達成され得る。
[0058]図8は、公共安全のためのD2Dブロードキャスト通信のための第1のUEのプロトコルアーキテクチャ800を示す図である。図8に示されているように、プロトコルアーキテクチャ800は、公共安全アプリケーション802と、(「NAS」とも呼ばれる)非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤ804と、RRCプロトコルレイヤ806と、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)/IPレイヤ808と、PDCPレイヤ810と、RLCレイヤ812と、MACレイヤ814と、物理レイヤ(L1)816とを含む。
[0059]一態様では、アプリケーション(たとえば、公共安全アプリケーション802)がUE(たとえば、UE708)のユーザによってアクティブにされたとき、公共安全アプリケーション802はNAS804に指示を送り得る。たとえば、アプリケーションは、警察署、消防署、または他の公共安全人員のメンバーによって緊急メッセージを通信するために使用される公共安全アプリケーションであり得る。指示に応答して、NAS804は、それ自体を構成し得、場合によってはRRC806を構成し得る。一態様では、NAS804によって実行される構成は、UEのための個々のIPアドレスと、グループ処理のための優先度と、UEがグループメンバーシップを有するグループのためのIPマルチキャストアドレスとを設定することを伴い得る。NAS804はまた、D2Dブロードキャスト通信に固有のベアラと、関連するトラフィックフローテンプレート(TFT)とを構成し得る。
[0060]一態様では、RRC806は、UE708がネットワークカバレージの外側にあるときに1つまたは複数のUE(たとえば、UE710)とのD2D通信を可能にするために、D2D通信状態に自律的に遷移することができる。一態様では、そのような自律的遷移は、UE708上で動作している公共安全アプリケーション802から、または、NAS804が公共安全アプリケーション802から指示(たとえば、ブロードキャスト公共安全通信指示)を受信するときはNAS804から、RRC806によって受信されるこの指示によって達成され得る。たとえば、UE708のユーザによって公共安全アプリケーション802が開始されるときはいつでも、前に説明した指示がRRC806に与えられ得る。指示に応答して、RRC806は、現在利用可能なRRC状態(たとえば、「RRCアイドル」または「RRC接続」)に対する新しい状態(たとえば、まとめて「D2D通信状態」と呼ばれることもある、「D2Dアイドル」状態または「D2D接続」状態)に遷移し得る。RRC806の新しい状態はD2Dブロードキャスト通信動作に固有である。RRC806がこの新しい状態に遷移するとき、そのような遷移はWAN RRC状態に影響を及ぼさない。
[0061]D2Dアイドル状態からD2D接続状態への遷移は以下の様式で行われ得る。一態様では、公共安全アプリケーション802がUE708においてアクティブにされたとき、RRC806はD2Dアイドル状態に入る。UE708が送信すべき何かを有する場合、UE708は、D2D接続状態に入り、すべての他のD2DアイドルUEがリッスンしている1つの特定のチャネル上で、UE708が属するグループの識別情報(たとえば、グループID)および/または送信機の識別情報(たとえば、UE708に関連するソースID)を送信する。代替的に、UE708は、すべての他のD2DアイドルUEがリッスンしている指定されたタイムスロット中でグループIDおよび/またはソースIDを送信する。
[0062]一態様では、同じグループに属するUEは、D2D接続状態に入り、全帯域を監視し始める。いくつかの事前定義された時間の間、グループアクティベーション(またはグループセッション告知)を送信した後に、UE708は送信を開始し得る。したがって、特定のグループのUEは、送信が行われるときにD2D接続状態に入るので、前に説明した態様は、D2D通信中のUEにおける電力消費を低減し得る。
[0063]一態様では、公共安全アプリケーションがアクティブにされたとき、UE708はD2D接続状態に入り得る。そのような態様では、グループ中のすべてのUEは、(公共安全アプリケーション802がアクティブにされるとすぐに)D2D接続状態に入り、常にD2D接続状態のままであり得る。一態様では、すべてのUEがD2D接続状態に入り、常にD2D接続状態のままであることを防ぐために、グループセッション告知がUE708によって送信され得る。たとえば、セッション告知がUEによって受信されると、UEは、事前構成された非アクティビティ(in-activity)タイマーの持続時間の間、(D2D通信のために割り当てられた)各サブフレームを監視し始め得る。この非アクティビティタイマーは、D2Dアイドル状態に入る前に、パケットが送信/受信されるたびにリセットされる。セッションIDはまた、グループセッション告知の一部であり得、セッションIDごとに1つの非アクティビティタイマーがあり得る。セッションIDは、以下で説明するように各MACサブヘッダおよびセッション告知MAC CEの一部であり得る。
[0064]RRC806が、公共安全アプリケーション802からの指示に応答して、D2Dブロードキャスト通信に固有の新しい状態に遷移するとき、RRC806は、D2Dブロードキャスト動作のために、PDCPレイヤ810、RLCレイヤ812、MACレイヤ814、および/または物理レイヤ816など、他のプロトコルレイヤを構成し得る。RRC806は、RRC806がネットワークカバレージ外側シナリオにおいて同様に動作することができるようにこの情報を事前構成させることができる。
[0065]一態様では、ピアツーピア接続がないので、公共安全ブロードキャスト通信は無接続手法と見なされ得る。したがって、接続管理の必要がないことがある。
[0066]ヘッダ圧縮が、D2D送信においてヘッダサイズを低減するのを助け得る。しかしながら、PDCPからのフィードバックは、UE708がネットワークカバレージの外側にあるときに利用可能でないので、フィードバックなしのヘッダ圧縮が必要とされ得る。PDCPは、3つのモードをサポートするロバストヘッダ圧縮(ROHC:robust header compression)を実行し得る。単方向モード(またはUモード)として知られる1つのそのようなモードが、フィードバックなしのヘッダ圧縮のために使用され得る。Uモードにおいて、送信機(たとえば、UE708)は、復元器(decompressor)がエラーを回避することを可能にするためにフルヘッダを周期的に送る。ROHCによってサポートされる他の2つのモードは、双方向であり、フィードバックを必要とする。したがって、一態様では、他の2つのモードは、公共安全ブロードキャスト通信のために使用されないことがある。
[0067]前に説明したように、公共安全ブロードキャスト通信のためにフィードバックが必要とされないことがあり、したがって、変更なしのRLC Uモードがユーザデータのために使用され得る。一態様では、制御プレーンメッセージを転送する必要がないことがあり、したがって、TMモードが必要とされないことがある。
[0068]図9は、D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダ900のフォーマットを示す図である。図9に示されているように、MACサブヘッダ900は、予約済みヘッダフィールド902および904と、拡張ヘッダフィールド906と、論理チャネルID(LCID)フィールド908と、グループIDフィールド910と、ソースIDフィールド912と、フォーマットフィールド914と、長さフィールド916とを含む。
[0069]MAC(たとえば、MACレイヤ814)は、ブロードキャスト通信に関する多重化機能を実行し得る。そのような機能を達成するために、D2Dブロードキャスト通信のために新しい論理チャネル(たとえば、D−BCCH)が定義され得る。D−BCCHは、公共安全のためのブロードキャスト通信のためにRAN1によって定義されたトランスポートチャネルにマッピングする。あるグループのブロードキャストは、UE(たとえば、UE708)が、関係するパケット(たとえば、UEに関係のあるグループに属するパケット)のみをさらなる処理のために上位レイヤにフォワーディングするように、別のグループと区別される必要があり得る。このことは、グループの送信機によって送信される各パケットにグループIDを埋め込むことによって達成され得る。たとえば、ダイレクトグループID(DGI:Direct Group ID)は、上位レイヤによって事前構成され、RRC806がD2Dブロードキャスト通信のためにアクティブにされたときに、MACレイヤ814の構成の時間においてMACレイヤ814に与えられ得る。
[0070]一態様では、グループIDフィールド910およびソースIDフィールド912はそれぞれ、サイズが8ビットであり得る。ソースIDフィールド912は、グループ中の送信機の識別情報を示すソースID(たとえば、8ビット値)または送信機IDを含み得る。ソースIDは、UE(たとえば、UE708)においてグループIDと同様の様式で事前構成され得る。MACサブヘッダ900は、D2D通信のためにUE708によってMAC SDUがブロードキャストされるたびに使用され得る。
[0071]図10は、D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダ1000のフォーマットを示す図である。図10に示されているように、MACサブヘッダ1000は、予約済みヘッダフィールド1002および1004と、拡張ヘッダフィールド1006と、LCIDフィールド1008と、セッションIDフィールド1010と、グループIDフィールド1012と、ソースIDフィールド1014と、フォーマットフィールド1016と、長さフィールド1018と含む。図10の構成では、セッションIDフィールド1010は、D2D通信に関与するUEがセッションを区別することを可能にするために、特定のセッションを識別し得る。
[0072]図11は、D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダ1100のフォーマットを示す図である。図11に示されているように、MACサブヘッダ1100は、予約済みヘッダフィールド1102および1104と、拡張ヘッダフィールド1106と、LCIDフィールド1108と、セッションIDフィールド1110と、numグループフィールド1112と、グループID1フィールド1114と、グループIDnフィールド1116と、ソースIDフィールド1118と、フォーマットフィールド1120と、長さフィールド1122とを含む。
[0073]一態様では、1つのUEは複数のグループの一部であり得る。そのような態様では、UEが属するグループは、MACサブヘッダ1100中に含まれる複数のグループIDフィールド(たとえば、グループID1〜グループIDn)を使用して示され得る。一態様では、numグループフィールド1112は、MACサブヘッダ1100中に存在するグループIDの数を示す。
[0074]図12は、D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダ1200のフォーマットを示す図である。図12に示されているように、MACサブヘッダ1200は、予約済みヘッダフィールド1202および1204と、拡張ヘッダフィールド1206と、LCIDフィールド1208と、セッションIDフィールド1210と、numグループフィールド1212と、グループID1フィールド1214と、ソースID1フィールド1216と、グループIDnフィールド1218と、ソースIDnフィールド1220と、フォーマットフィールド1222と、長さフィールド1224とを含む。
[0075]一態様では、1つのUEは、複数のグループの一部であり得、グループの各々のための対応するソースIDを有し得る。たとえば、ソースID1フィールド1216およびソースIDnフィールド1220中に示される各ソースIDは異なり得る。MACサブヘッダ1200中に含まれるグループIDおよびソースIDペアの数は、numグループフィールド1212中に示され得る。
[0076]図13は、D2Dブロードキャスト通信のためのMACサブヘッダ1300のフォーマットを示す図である。図13に示されているように、MACサブヘッダ1300は、予約済みヘッダフィールド1302および1304と、拡張ヘッダフィールド1306と、LCIDフィールド1308と、セッションIDフィールド1310と、SDU番号フィールド1312と、グループIDフィールド1314と、ソースIDフィールド1316と、フォーマットフィールド1318と、長さフィールド1320とを含む。
[0077]公共安全のためのD2Dブロードキャストは物理レイヤフィードバック(たとえば、HARQフィードバック)を有しないことがあり、したがって、物理レイヤパケットは、信頼できる通信を達成するために複数回繰り返し送信され得る。したがって、いくつかのUEは同じパケットを複数回受信し得る。PDCPレイヤが重複パケット検出を行うにもかかわらず、ヘッダ復元に関係するPDCPレベルにおける処理が回避され得るように、MACレイヤにおいて重複パケットを廃棄することは効率的であり得る。したがって、一態様では、SDU番号フィールド1312は、1つまたは複数のビットを含む情報を搬送し得、重複パケットが検出され得るようにラップアラウンドし得る。一態様では、SDU番号フィールド1312が1ビットのみを含むように構成された場合、SDUフィールド1312は0と1との間でトグルする。重複パケット検出を可能にするために、SDU番号フィールド1312が、本明細書で説明する他の態様と組み合わせられ得ることを諒解されたい。
[0078]図14は、公共安全のための直接1対多ブロードキャスト通信の高レベルプロシージャを示す図1400である。図14に示されているように、複数のUE(たとえば、UE−1 1402、UE−2 1404、UE−3 1406)は、グループ情報を用いてそれぞれ事前構成され1408、1410、1412、その後グループ発見プロシージャ1414を実行する。公共安全アプリケーションがUEにおいてアクティブにされると、UEは、それが関心があるグループからのパケットがあるかどうかを確認するために、すべてのブロードキャストチャネルを監視し始める。この常時監視モードは電力消費を増加させ得る。したがって、電力消費を最適化するために、グループセッション告知1416、1418が使用され得る。たとえば、すべてのUEは、関心のあるグループからのメンバーUEの告知についていくつかの無線リソースを周期的に監視する。告知は、グループのすべてのUEが連続的にすべてのブロードキャストを監視し始めるように、UEがデータをブロードキャストしようとしているという指示(indication)である。グループセッション告知1416を送るUE(たとえば、UE−1 1402)は、グループ通信を送るために無線リソースにアクセスし得1420、他のUE(たとえば、UE−2 1404およびUE−3 1406)は、グループ通信をリッスンするために準備し得る1422、1424。UE(たとえば、UE−1 1402)は次いで、他のUE(たとえば、UE−2 1404およびUE−3 1406)に送信し得る1426、1428。
[0079]図15は、D2Dブロードキャスト通信において使用される新しいMAC制御要素(CE)のためのMACサブヘッダ1500を示す図である。図15に示されているように、MACサブヘッダ1500は、予約済みヘッダフィールド1502および1504と、拡張ヘッダフィールド1506と、LCIDフィールド1508とを含む。一態様では、LCIDフィールド1508は、以下で説明するように新しいMAC CEについて定義されたアップリンクにおける新しいLCIDを含み得る。新しいMAC CEはグループセッション告知のために使用され得る。
[0080]図16は、D2Dブロードキャスト通信におけるグループセッション告知のための新しいMAC CE1600のフォーマットを示す図である。一態様では、MAC CE1600は、グループIDフィールド1602と、ソースIDフィールド1604とを含み得る。
[0081]図17は、D2Dブロードキャスト通信におけるグループセッション告知のための新しいMAC CE1700のフォーマットを示す図である。一態様では、MAC CE1700は、セッションIDフィールド1702と、グループIDフィールド1704と、ソースIDフィールド1706とを含み得る。
[0082]図18は、D2Dブロードキャスト通信におけるグループセッション告知のための新しいMAC CE1800のフォーマットを示す図である。一態様では、MAC CE1800は、グループIDフィールド1802と、ソースIDフィールド1804と、優先度フィールド1806と、(「NA時間」とも呼ばれる)時間間隔フィールド1808とを含み得る。一態様では、優先度フィールド1806はセッションの優先度を示し、NA時間フィールド1808は、同じまたは他のグループのより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔を含み得る。
[0083]一態様では、セッションの優先度はUEにおいて事前構成され得る。別の態様では、優先度は、公共安全アプリケーションを介してUEのユーザによってアクティブにされ得る。たとえば、ユーザがセッションの優先度を増加させたとき、より優先度の低いグループ通信に関与する他のUEは、MAC CE1800において示される時間(たとえば、NA時間)の間、より優先度の高い通信に譲歩(たとえば、送信することを待機)し得る。そのような譲歩により、より優先度の低いグループ通信に関与するUEについて電力節約がもたらされ得る。
[0084]他の態様では、MAC CE1600、1700、および/または1800は、複数のグループID、複数のグループIDとソースIDペア、および/あるいはMAC CE中に存在するグループIDまたはグループID/ソースIDペアの数を示すフィールドを含み得ることを諒解されたい。
[0085]図19は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1900である。本方法は、図7中のUE708など、(第1のUEと呼ばれる)UEによって実行され得る。ステップ1902において、UEは、D2D通信のためのアプリケーションを開始する。たとえば、アプリケーションは、警察または消防署のメンバーによって緊急メッセージを通信するために使用される公共安全アプリケーションであり得る。
[0086]ステップ1904において、UEは、第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2のUE(たとえば、図7中のUE710)とのD2D通信を可能にするようにNASプロトコルレイヤおよび/またはRRCプロトコルレイヤを構成する。一態様では、UEは、アプリケーションの開始に応答してNASプロトコルレイヤおよび/またはRRCプロトコルレイヤを構成する。一態様では、NASプロトコルレイヤの構成が、少なくとも、第1のUEのためのIPアドレス、第1のUEがD2D通信グループに属するときの第1のUEについての優先度、または、第1のUEがD2D通信グループに属するときのIPマルチキャストアドレスを設定することを含む。
[0087]一態様では、NASプロトコルレイヤは、少なくとも、D2D通信のためのベアラまたは1つまたは複数のトラフィックフローテンプレート(TFT)を構成する。一態様では、RRCプロトコルレイヤの構成は、RRCプロトコルレイヤをD2D通信状態(たとえば、D2Dアイドル状態またはD2D接続状態)に遷移させることを含む。一態様では、D2D通信状態におけるRRCプロトコルレイヤは、D2D通信のための1つまたは複数のプロトコルレイヤを構成する。たとえば、1つまたは複数のプロトコルレイヤは、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、MACレイヤ、または物理レイヤ(L1)を含み得る。一態様では、D2D通信状態におけるRRCプロトコルレイヤは、Uモードで動作するように少なくともRLCレイヤまたはPDCPレイヤを構成する。
[0088]一態様では、D2D通信状態におけるRRCプロトコルレイヤは、MACサブヘッダを生成するようにMACレイヤを構成し、MACサブヘッダは、少なくとも、セッションID、第1のUEが属するD2D通信グループを示すグループID、または第1のUEに関連するIDを示すソースIDを備える。一態様では、MACサブヘッダは、MACサブヘッダ中に含まれるグループIDの数を示すグループ数情報を含み得る。一態様では、MACサブヘッダは重複パケット識別情報を含み得る。一態様では、MACサブヘッダは、優先度、またはより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔を含み得る。
[0089]一態様では、D2D通信状態におけるRRCプロトコルレイヤは、少なくとも、第1のUEが属するD2D通信グループを示すグループID、第1のUEに関連するIDを示すソースID、優先度、および/またはより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔を含む、MAC CEを生成するようにMACレイヤを構成する。
[0090]ステップ1906において、UEは、関心のあるD2D通信グループに属する少なくとも第2のUEからの告知について1つまたは複数の無線リソースを監視する。
[0091]ステップ1908において。UEは、少なくとも第2のUEにMAC CEを含む告知を送り、告知は、第1のUEが送信を送ることを示す。
[0092]ステップ1910において、UEは少なくとも第2のUEと通信する。
[0093]図19において点線で示されたステップ(たとえば、ステップ1902、1906、および1908)は随意のステップであることを理解されたい。たとえば、ステップ1904および1910は、ステップ1902、1906、および1908を実行することなしに実行され得る。別の例として、ステップ1902、1904、および1910は、ステップ1906および1908を実行することなしに実行され得る。
[0094]図20は、例示的な装置2002中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図2000である。本装置は(第1のUEとも呼ばれる)UEであり得る。本装置は、別のUE(たとえば、UE2050)からD2D通信を受信するモジュール2004と、D2D通信のためのアプリケーションを開始するモジュール2006と、第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2のUEとのD2D通信を可能にするようにNASプロトコルレイヤおよび/またはRRCプロトコルレイヤを構成するモジュール2008と、少なくとも第2のUEと通信するモジュール2010と、関心のあるD2D通信グループに属する少なくとも第2のUEからの告知について1つまたは複数の無線リソースを監視するモジュール2102と、少なくとも第2のUEにMAC CEを含む告知を送るモジュール2014と、告知は第1のUEが送信を送ることを示す、別のUE(たとえば、UE2050)にD2D送信を送るためのモジュール2016とを含む。
[0095]本装置は、図19の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、図19の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[0096]図21は、処理システム2114を採用する装置2002’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図2100である。処理システム2114は、バス2124によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2124は、処理システム2114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス2124は、プロセッサ2104によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール2004、2006、2008、2010、2012、2014、および2016と、コンピュータ可読媒体/メモリ2106とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス2124はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
[0097]処理システム2114はトランシーバ2110に結合され得る。トランシーバ2110は1つまたは複数のアンテナ2120に結合される。トランシーバ2110は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ2110は、1つまたは複数のアンテナ2120から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム2114、特に受信モジュール2004に与える。さらに、トランシーバ2110は、処理システム2114、特に送信モジュール2016から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ2120に適用されるべき信号を生成する。処理システム2114は、コンピュータ可読媒体/メモリ2106に結合されたプロセッサ2104を含む。プロセッサ2104は、コンピュータ可読媒体/メモリ2106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ2104によって実行されたとき、処理システム2114に、特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ2106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール2004、2006、2008、2010、2012、2014、および2016のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ2104中で動作するか、コンピュータ可読媒体/メモリ2106中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ2104に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム2114は、UE650の構成要素であり得、メモリ660および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0098]一構成では、ワイヤレス通信のための装置2002/2002’は、D2D通信のためのアプリケーションを開始するための手段と、第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2のUEとのD2D通信を可能にするようにNASプロトコルレイヤおよび/またはRRCプロトコルレイヤを構成するための手段と、関心のあるD2D通信グループに属する少なくとも第2のUEからの告知について1つまたは複数の無線リソースを監視するための手段と、少なくとも第2のUEにMAC CEを含む告知を送るための手段と、少なくとも第2のUEと通信するための手段とを含む。上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、装置2002の上述のモジュールおよび/または装置2002’の処理システム2114のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム2114は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
[0099]開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わされるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[00100]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実行できるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利であると解釈されるべきであるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。詳細には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ここで、いかなるそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数の部材を含んでいることがある。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に説明されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のユーザ機器(UE)のためのワイヤレス通信の方法であって、
前記第1のUEにおいて、前記第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2のUEとのデバイス間(D2D)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤまたは無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成することと、
前記少なくとも第2のUEと通信することと
を備える、方法。
[C2]
前記D2D通信のためのアプリケーションを開始することをさらに備え、ここにおいて、前記少なくともNASプロトコルレイヤまたはRRCプロトコルレイヤを前記構成することが、前記アプリケーションの前記開始に応答して実行される、C1に記載の方法。
[C3]
前記NASプロトコルレイヤを構成することは、少なくとも、前記第1のUEのためのインターネットプロトコル(IP)アドレス、前記第1のUEがD2D通信グループに属するときの前記第1のUEについての優先度、または、前記第1のUEが前記D2D通信グループに属するときのIPマルチキャストアドレスを設定することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記NASプロトコルレイヤが、少なくとも、前記D2D通信のためのベアラまたは1つまたは複数のトラフィックフローテンプレート(TFT)を構成する、C1に記載の方法。
[C5]
前記RRCプロトコルレイヤを構成することが、前記RRCプロトコルレイヤをD2D通信状態に遷移させることを備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、前記D2D通信のための1つまたは複数のプロトコルレイヤを構成する、C5に記載の方法。
[C7]
前記1つまたは複数のプロトコルレイヤが、少なくとも、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ、または物理レイヤを備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、単方向モード(Uモード)で動作するように少なくとも前記PDCPレイヤまたは前記RLCレイヤを構成する、C7に記載の方法。
[C9]
前記D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダを生成するようにMACレイヤを構成し、前記MACサブヘッダは、少なくとも、セッション識別情報(ID)、前記第1のUEが属するD2D通信グループを示すグループID、または前記第1のUEに関連するIDを示すソースIDを備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記MACサブヘッダが、前記MACサブヘッダ中に含まれるグループIDの数を示すグループ数情報をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記MACサブヘッダが重複パケット識別情報をさらに備える、C9に記載の方法。
[C12]
前記MACサブヘッダは、優先度、またはより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔をさらに備える、C9に記載の方法。
[C13]
前記D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤは、少なくとも、前記第1のUEが属するD2D通信グループを示すグループ識別情報(ID)、前記第1のUEに関連するIDを示すソースID、優先度、またはより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔を備える、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を生成するようにMACレイヤを構成する、C1に記載の方法。
[C14]
前記少なくとも第2のUEに前記MAC CEを備える告知を送ることをさらに備え、前記告知は、前記第1のUEが送信を送ることを示す、C13に記載の方法。
[C15]
関心のあるD2D通信グループに属する前記少なくとも第2のUEからの告知について1つまたは複数の無線リソースを監視することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C16]
ワイヤレス通信のための第1のユーザ機器(UE)であって、
前記第1のUEにおいて、前記第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2のUEとのデバイス間(D2D)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤまたは無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成するための手段と、
前記少なくとも第2のUEと通信するための手段と
を備える、第1のユーザ機器(UE)。
[C17]
前記D2D通信のためのアプリケーションを開始するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記少なくともNASプロトコルレイヤまたはRRCプロトコルレイヤを前記構成することが、前記アプリケーションの前記開始に応答して実行される、C16に記載の第1のUE。
[C18]
前記少なくとも第2のUEにMAC CEを備える告知を送るための手段をさらに備え、前記告知は、前記第1のUEが送信を送ることを示す、C16に記載の第1のUE。
[C19]
関心のあるD2D通信グループに属する前記少なくとも第2のUEからの告知について1つまたは複数の無線リソースを監視するための手段をさらに備える、C16に記載の第1のUE。
[C20]
ワイヤレス通信のための第1のユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合され、
前記第1のUEにおいて、前記第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2のUEとのデバイス間(D2D)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤまたは無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成することと、
前記少なくとも第2のUEと通信することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、第1のユーザ機器(UE)。
[C21]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記D2D通信のためのアプリケーションを開始するようにさらに構成され、ここにおいて、前記少なくともNASプロトコルレイヤまたはRRCプロトコルレイヤを前記構成することが、前記アプリケーションの前記開始に応答して実行される、C20に記載の第1のUE。
[C22]
前記NASプロトコルレイヤを構成することは、少なくとも、前記第1のUEのためのインターネットプロトコル(IP)アドレス、前記第1のUEがD2D通信グループに属するときの前記第1のUEについての優先度、または、前記第1のUEが前記D2D通信グループに属するときのIPマルチキャストアドレスを設定することを備える、C20に記載の第1のUE。
[C23]
前記NASプロトコルレイヤが、少なくとも、前記D2D通信のためのベアラまたは1つまたは複数のトラフィックフローテンプレート(TFT)を構成する、C20に記載の第1のUE。
[C24]
前記RRCプロトコルレイヤを構成することが、前記RRCプロトコルレイヤをD2D通信状態に遷移させることを備える、C20に記載の第1のUE。
[C25]
前記D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、前記D2D通信のための1つまたは複数のプロトコルレイヤを構成する、C24に記載の第1のUE。
[C26]
前記D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダを生成するようにMACレイヤを構成し、前記MACサブヘッダは、少なくとも、セッション識別情報(ID)、前記第1のUEが属するD2D通信グループを示すグループID、または前記第1のUEに関連するIDを示すソースIDを備える、C20に記載の第1のUE。
[C27]
前記D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤは、少なくとも、前記第1のUEが属するD2D通信グループを示すグループ識別情報(ID)、前記第1のUEに関連するIDを示すソースID、優先度、またはより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔を備える、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を生成するようにMACレイヤを構成する、C20に記載の第1のUE。
[C28]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記少なくとも第2のUEに前記MAC CEを備える告知を送るようにさらに構成され、前記告知は、前記第1のUEが送信を送ることを示す、C27に記載の第1のUE。
[C29]
前記少なくとも1つのプロセッサが、関心のあるD2D通信グループに属する前記少なくとも第2のUEからの告知について1つまたは複数の無線リソースを監視するようにさらに構成された、C20に記載の第1のUE。
[C30]
前記第1のUEにおいて、前記第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに少なくとも第2のUEとのデバイス間(D2D)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤまたは無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成することと、
前記少なくとも第2のUEと通信することと
を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (7)

  1. 第1のユーザ機器(UE)のためのワイヤレス通信の方法であって、
    前記第1のUEにおいて、前記第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに第2のUEとのデバイス間(D2D)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤおよび無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成することと、
    前記第1のUEにおいて、少なくとも前記NASプロトコルレイヤおよび前記RRCプロトコルレイヤを前記構成することに基づいてプロトコルレイヤを構成することと、前記プロトコルレイヤは、前記NASプロトコルレイヤおよび前記RRCプロトコルレイヤとは異なり、ここにおいて、D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、グループ識別情報(ID)を含むために媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダを生成するようにMACレイヤを構成し、前記MACサブヘッダは、少なくとも、セッションID、または前記第1のUEに関連するIDを示すソースIDをさらに含み、前記MACサブヘッダが、前記MACサブヘッダ中に含まれるグループIDの数を示すグループ数情報をさらに備える、
    前記構成されたプロトコルレイヤに基づいて、前記第2のUEと通信することとを備える、方法。
  2. 前記MACサブヘッダが重複パケット識別情報をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MACサブヘッダは、優先度、またはより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. ワイヤレス通信のための第1のユーザ機器(UE)であって、
    前記第1のUEにおいて、前記第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに第2のUEとのデバイス間(D2D)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤおよび無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成するための手段と、
    前記第1のUEにおいて、少なくとも前記NASプロトコルレイヤおよび前記RRCプロトコルレイヤの前記構成に基づいてプロトコルレイヤを構成するための手段と、前記プロトコルレイヤは、前記NASプロトコルレイヤおよび前記RRCプロトコルレイヤとは異なり、ここにおいて、D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、グループ識別情報(ID)を含むために媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダを生成するようにMACレイヤを構成し、前記MACサブヘッダは、少なくとも、セッションID、または前記第1のUEに関連するIDを示すソースIDをさらに含み、前記MACサブヘッダが、前記MACサブヘッダ中に含まれるグループIDの数を示すグループ数情報をさらに備える、
    前記構成されたレイヤに基づいて、前記第2のUEと通信するための手段とを備える、第1のユーザ機器(UE)。
  5. 前記MACサブヘッダが重複パケット識別情報をさらに備える、請求項4に記載の第1のUE。
  6. 前記MACサブヘッダは、優先度、またはより優先度の低いセッションが開始すべきでない時間間隔をさらに備える、請求項4に記載の第1のUE。
  7. 第1のユーザ機器(UE)において、前記第1のUEがネットワークカバレージの外側にあるときに第2のUEとのデバイス間(D2D)通信を可能にするように少なくとも非アクセス層(NAS)プロトコルレイヤおよび無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤを構成することと、
    前記第1のUEにおいて、少なくとも前記NASプロトコルレイヤおよび前記RRCプロトコルレイヤの前記構成に基づいてプロトコルレイヤを構成することと、前記プロトコルレイヤは、前記NASプロトコルレイヤおよび前記RRCプロトコルレイヤとは異なり、ここにおいて、D2D通信状態における前記RRCプロトコルレイヤが、グループ識別情報(ID)を含むために媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダを生成するようにMACレイヤを構成し、前記MACサブヘッダは、少なくとも、セッションID、または前記第1のUEに関連するIDを示すソースIDをさらに含み、前記MACサブヘッダが、前記MACサブヘッダ中に含まれるグループIDの数を示すグループ数情報をさらに備える、
    前記構成されたレイヤに基づいて、前記第2のUEと通信することと
    を行うためのコードを備える、前記第1のUEのためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
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