JP6521723B2 - 空気流通式衣服 - Google Patents

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Description

本発明は、送風装置および空気流通式衣服に関する。
従来から、軸流ファンを備えた送風装置が知られている。軸流ファンは、吸込口から吹出口に向かって流れる気流を生成する。下記の特許文献1〜6に開示されているように、送風装置は、空気流通式衣服などに設けられる。空気流通式衣服は、生産施設内で作業をするとき、屋外で農作業をするとき、および自動二輪車に乗るとき等に使用される。
特開2005−054299号公報 国際公開第2002/067708号 特開2001−040512号公報 特開2005−023506号公報 特開2008−240214号公報 特開2006−307354号公報
送風装置は、軸流ファンの吸込側に配置される吸込側カバーと、軸流ファンの吹出側に配置される吹出側カバーとを備えている。吸込側カバーには、複数の環状フレーム部が設けられる。複数の環状フレーム部は、軸流ファンの径方向(回転半径方向)の外側に設けられ、軸流ファンの周囲を取り囲むように配置される。本発明者らは、環状フレーム部と軸流ファンの翼先端部との相対的な位置関係に着目することで、圧力流量特性(PQ特性)の改善が図られることを見出した。
本発明の第1の目的は、吸込側カバーに複数の環状フレーム部が設けられた送風装置において、圧力流量特性(PQ特性)の改善を図ることである。
上述のとおり、送風装置は、軸流ファンの吸込側に配置される吸込側カバーと、軸流ファンの吹出側に配置される吹出側カバーとを備えている。吸込側カバーに求められる機能は、吸込側カバーの内側空間(軸流ファンが配置されている空間)に、なるべく多くの気体が供給されるようにするということと、当該空間の中に異物などが侵入してしまうことを抑制するということが挙げられる。
本発明の第2の目的は、吸込側カバーの内側空間(軸流ファンが配置されている空間)に、なるべく多くの気体が供給されるようにするということと、当該空間の中に異物などが侵入してしまうことを抑制するということとを両立させることである。
本発明の第1局面に基づく送風装置は、軸流ファンと、
複数の吸込口を有し、上記軸流ファンの吸込側に配置された吸込側カバーと、
複数の吹出口を有し、上記軸流ファンの吹出側に配置された吹出側カバーと、を備え、
上記吸込側カバーは、複数の環状フレーム部を含み、
複数の上記環状フレーム部は、上記軸流ファンの周囲を取り囲むように上記軸流ファンの径方向の外側に設けられ、回転軸方向において間隔を空けて配置されており、
回転軸方向に対して垂直な方向から上記軸流ファンおよび複数の上記環状フレーム部を見たとき、上記軸流ファンの翼先端部は、複数の上記環状フレーム部に重ならないように位置している。
好ましくは、上記吸込側カバーは、回転軸方向において互いに隣り合う第1の上記環状フレーム部と第2の上記環状フレーム部とを含み、
第1の上記環状フレーム部は、第2の上記環状フレーム部よりも上記吹出側カバーの近くに位置し、
回転軸方向において、第1の上記環状フレーム部と第2の上記環状フレーム部との間の丁度中央の位置を中央部とすると、
回転軸方向に対して垂直な方向から上記軸流ファンを見たとき、上記軸流ファンの上記翼先端部は、第1の上記環状フレーム部と上記中央部との間に位置している。
好ましくは、上記吸込側カバーは、上記軸流ファンの回転軸方向に交差する位置に、上記軸流ファンの回転軸に対して垂直な面方向に延びる天板閉塞部を有している。
好ましくは、上記吸込側カバーは、複数のリブ部を含み、
複数の上記リブ部は、上記軸流ファンの径方向の外側に位置し、周方向において間隔を空けて並ぶように配置され、複数の上記環状フレーム部を接続するように設けられており、
上記軸流ファンの翼部の枚数をMとし、上記リブ部の本数をNとすると、M,Nは、互いに割り切れない関係を有している。
好ましくは、上記吸込側カバーは、複数のリブ部を含み、
複数の上記リブ部は、上記軸流ファンの径方向の外側に位置し、周方向において間隔を空けて並ぶように配置され、複数の上記環状フレーム部を接続するように設けられており、
上記軸流ファンの隣り合う翼部の回転軸に対して成す角をθ1とし、
隣り合う上記リブ部の回転軸に対して成す角をθ2とすると、
θ1×n≠θ2またはθ2×n≠θ1の関係(n:自然数1、2、3…)が成立している。
本発明の第2局面に基づく送風装置は、軸流ファンと、
複数の吸込口を有し、上記軸流ファンの吸込側に配置された吸込側カバーと、
複数の吹出口を有し、上記軸流ファンの吹出側に配置された吹出側カバーと、を備え、
上記吸込側カバーは、
上記軸流ファンの回転軸方向に対して交差するように設けられた第1天板閉塞部と、
環状の形状を有し、上記第1天板閉塞部の径方向の外側に位置し、上記第1天板閉塞部の外周縁との間に段差を形成するように設けられた第2天板閉塞部と、
上記第1天板閉塞部の上記外周縁と上記第2天板閉塞部の内周縁とを接続する複数のリブ部と、を含み、
上記第1天板閉塞部の上記外周縁と、上記第2天板閉塞部の上記内周縁と、複数の上記リブ部との間に、複数のうちのいくつかの上記吸込口が形成され、
回転軸方向に対して平行な方向から上記第1天板閉塞部および上記第2天板閉塞部を見たとき、上記第1天板閉塞部の上記外周縁と上記第2天板閉塞部の上記内周縁とは、略重なるように位置している。
好ましくは、複数の上記吸込口は、上記軸流ファンの外径を規定する円を回転軸方向の吸込側に向かって投影したときに、上記円の投影によって描かれる円よりも内側に位置する複数の内側吸込口と、上記円の投影によって描かれる円よりも外側に位置する複数の外側吸込口と、を含み、
複数のうちのいくつかまたは全部の上記内側吸込口は、上記第1天板閉塞部の上記外周縁と、上記第2天板閉塞部の上記内周縁と、複数の上記リブ部とによって形成されている。
好ましくは、複数の上記外側吸込口および複数の上記内側吸込口は、径方向において互いに対向する位置に配置され、
上記軸流ファンの翼先端部は、径方向における複数の上記外側吸込口と複数の上記内側吸込口との間の部分を通過するように回転する。
好ましくは、複数の上記外側吸込口の開口面積の総和を1とすると、
複数の上記内側吸込口の開口面積の総和は、1.1以上1.65以下である。
本発明に基づく空気流通式衣服は、上記の送風装置を備える。
上記の第1の局面に基づく送風装置によれば、吸込側カバーに複数の環状フレーム部が設けられた送風装置において、圧力流量特性(PQ特性)の改善を図ることが可能となる。
上記の第2の局面に基づく送風装置によれば、吸込側カバーの内側空間(軸流ファンが配置されている空間)に、なるべく多くの気体が供給されるようにするということと、当該空間の中に異物などが侵入してしまうことを抑制するということとを両立させることが可能となる。
実施の形態1における空気流通式衣服を示す斜視図である。 実施の形態1における送風装置を示す斜視図である。 実施の形態1における送風装置を示す他の斜視図である。 実施の形態1における送風装置の分解した様子を示す斜視図である。 実施の形態1における送風装置を示す側面図である。 実施の形態1における送風装置を示す断面図である。 実施の形態1における送風装置を示す平面図である。 実施の形態1における送風装置を示す他の平面図である。 第1検証実験に関し、比較例1における送風装置を示す側面図である。 第1検証実験に関し、比較例2における送風装置を示す側面図である。 第1検証実験に関し、実施例1における送風装置を示す側面図である。 第1検証実験に関し、実施例2における送風装置を示す側面図である。 第1検証実験に関し、実施例3における送風装置を示す側面図である。 第1検証実験に関し、風量と静圧との関係を示す図である。 実施の形態2における空気流通式衣服を示す斜視図である。 実施の形態2における送風装置を示す斜視図である。 実施の形態2における送風装置を示す断面図である。 実施の形態2における送風装置から吸込側カバーを取り外した際の様子を示す平面図である。 実施の形態2における送風装置を示す平面図である。 実施の形態2における送風装置を示す他の平面図である。 実施の形態3における送風装置を示す平面図である。 実施の形態3における送風装置に備えられる吸込側カバーを示す斜視図である。 図22中のXXIII−XXIII線に沿った矢視断面図である。 実施の形態3における送風装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態4における送風装置を示す平面図である。 実施の形態4における送風装置に備えられる吸込側カバーを示す斜視図である。 図26中のXXVII−XXVII線に沿った矢視断面図である。 実施の形態4における送風装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態5における送風装置を示す平面図である。 実施の形態5における送風装置に備えられる吸込側カバーを示す断面図である。 実施の形態5における送風装置の動作を説明するための断面図である。 第2検証実験に関し、外側吸込口の開口面積(総和)に対する内側吸込口の開口面積(総和)の比率と、効果との関係を示す図である。
実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
(空気流通式衣服1)
図1は、実施の形態1における空気流通式衣服1を示す斜視図である。空気流通式衣服1は、2つの送風装置100を備える。送風装置100の駆動により、送風装置100の吸込口26(図3〜図8等を参照して後述する)を通して、空気流通式衣服1の内側に空気が吸い込まれる。空気は、人体と平行に流通することで人体を冷やした後、袖口や襟元から外部に排出される。
図1に示す送風装置100は、空気流通式衣服1の胴体部の背面側に設けられるが、送風装置100は、胴体部の側面側に設けられてもよいし、胴体部の正面側に設けられてもよい。送風装置100は、使用者の両肩あるいは片方の肩の上に乗るような位置に設けられていてもよいし、両腕あるいは片方の腕の袖口から外気を取り込むような位置に設けられていてもよい。空気流通式衣服1は、1つまたは3つ以上の送風装置100を備えていてもよい。
(送風装置100)
図2は、送風装置100を示す斜視図である。図3は、送風装置100を示す他の斜視図である。図4は、送風装置100の分解した様子を示す斜視図である。図5は、送風装置100を示す側面図である。図6は、送風装置100を示す断面図である。図2〜図6に示すように、送風装置100は、軸流ファン10(図4)、吸込側カバー20、吹出側カバー30、およびモータ40(図4,図6)を備える。便宜上のため、図3にはモータ40を図示していない。
(軸流ファン10)
図4に示すように、軸流ファン10は、ボス部11と、ボス部11の外表面に設けられた3枚の翼部12とを有する。3枚の翼部12は、翼先端部13(図4〜図7参照)をそれぞれ有している。翼先端部13は、翼部12のうちの回転方向における最も前方側に位置している一部分である。軸流ファン10は、たとえばAS樹脂等の合成樹脂から一体的に成型される。軸流ファン10の外径は、たとえばφ140mmである。軸流ファン10は、φ130mm以上φ200mm以下の外径を有していることが好ましい。
軸流ファン10は、モータ40の軸42(図4,図6)に取り付けられる。吹出側カバー30のモータハウジング36の上端には、開口が設けられる。図4においては、この開口からモータ40の軸42が突出している様子が図示されている。モータ40の本体部は、モータハウジング36の内側(図3,図6参照)に収容される。モータ40は、図示しない携帯用のバッテリーや、商用の電源に接続される。軸流ファン10は、モータ40に回転駆動されることで、後述する吸込口26から吹出口37に向かって流れる気流を生成する。
(吸込側カバー20)
図7は、送風装置100を示す平面図である。図2〜図7に示すように、吸込側カバー20は、軸流ファン10の吸込側に配置される。吸込側カバー20は、軸流ファン10が生成する気流の流れる方向において、軸流ファン10の上流側(吸込側)の部分を覆うように配置される。本実施の形態における吸込側カバー20は、リム部21、環状フレーム部22,23、天板閉塞部24、および複数のリブ部25を有する。
リム部21および環状フレーム部22,23は、いずれも円環状の形状を有し、回転軸15の方向(回転軸方向)において間隔を空けて並ぶように配置されている。送風装置100が組み立てられた状態では(図2に示す状態では)、環状フレーム部22,23は、軸流ファン10の周囲を取り囲むように、軸流ファン10の径方向の外側に設けられる。
天板閉塞部24は、円盤状の形状を有し(図7参照)、軸流ファン10の回転軸15の方向に対して交差する位置に配置される。リム部21、環状フレーム部22,23および天板閉塞部24は、回転軸15(図6,図7)の方向に沿って順に並び、いずれも、軸流ファン10の回転軸15に対して垂直な面方向に沿って延びるように配置される。図6に示すように、回転軸方向に沿って天板閉塞部24を見たとき、天板閉塞部24の外周部分は、軸流ファン10の外径を規定する円よりも外側に位置している。
複数の(本実施の形態では8つの)リブ部25は、リム部21、環状フレーム部22,23および天板閉塞部24を接続するように、回転軸方向に対して略平行に延びている。複数のリブ部25の各々の一端25mは、リム部21に接続され、複数のリブ部25の各々の他端25nは、天板閉塞部24の外周部分に接続される。送風装置100が組み立てられた状態では(図2に示す状態では)、複数のリブ部25は、軸流ファン10の径方向の外側に位置し、周方向において間隔を空けて並ぶように配置される。
ここで、軸流ファン10の翼部12の枚数をMとし、リブ部25の本数をNとすると、M,Nは、互いに割り切れない関係を有していることが好ましい。MおよびNは、いずれも素数であることがさらに好ましい。送風装置がこれらの関係を満足していることによって、騒音を小さくすることが可能となる。これらの関係を満足するためには、たとえば、M=3(枚)に設定し、N=7(本)に設定するとよい。
図8は、送風装置100を示す他の平面図である(図8は、図7に角度線を付したものに相当している)。図8に示すように、軸流ファン10の回転軸15に沿って、軸流ファン10および吸込側カバー20(リブ部25)を平面視したとする。軸流ファン10は、天板閉塞部24に遮蔽されているため、図8中の軸流ファン10は点線を用いて透過的に示している(図7も同様)。
隣り合う翼部12,12の各々の翼先端部13が回転軸15に対して成す角をθ1とする。吸込側カバー20に設けられた隣り合うリブ部25,25について、リブ部25,25が回転軸15に対して成す角をθ2とする。好ましくは、θ1×n≠θ2またはθ2×n≠θ1の関係(n:自然数1、2、3…)が成立しているとよい。
本実施の形態においては、θ1=120°であり、θ2=45°である。本実施の形態の送風装置100は、3つの翼部12(翼先端部13)および8つのリブ部25の全てについて、上記の関係(θ1×n≠θ2およびθ2×n≠θ1の双方)を満足している。送風装置がこれらの関係を満足していることによって、騒音を小さくすることが可能となる。
図4〜図6を再び参照して、吸込側カバー20は、複数の吸込口26(26a,26b,26c)を有する。吸込口26aは、リム部21と、環状フレーム部22と、隣り合う一対のリブ部25との間に形成される。吸込口26bは、環状フレーム部22と、環状フレーム部23と、隣り合う一対のリブ部25との間に形成される。吸込口26cは、環状フレーム部23と、天板閉塞部24と、隣り合う一対のリブ部25との間に形成される。本実施の形態の吸込側カバー20は、吸込口26a,26b,26cを、それぞれ8つずつ有している。
図5および図6を参照して、送風装置100が組み立てられた状態において、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10(翼先端部13)および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置している。換言すると、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10(翼先端部13)および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、吸込口26bを通して視認し得る位置に配置されている。
(吹出側カバー30)
図3〜図6を再び参照して、吹出側カバー30は、軸流ファン10の吹出側に配置される。吹出側カバー30は、軸流ファン10が生成する気流の流れる方向において、軸流ファン10の下流側(吹出側)の部分を覆うように配置される。本実施の形態における吹出側カバー30は、リム部31、環状フレーム部32、複数のリブ部33、中央閉塞部34、環状凹部35、およびモータハウジング36を有する。
リム部31、環状フレーム部32、中央閉塞部34、環状凹部35およびモータハウジング36は、径方向の外側の方から内側の方に向かって順に並ぶ。複数のリブ部33は、リム部31、環状フレーム部32および中央閉塞部34を接続するように、略放射状に延びている。複数のリブ部33の各々の一端33Tは、リム部31に接続され、複数のリブ部33の各々の他端33Sは、中央閉塞部34の外周部分に接続される。
図3,図5,図6に示すように、吹出側カバー30は、複数の吹出口37を有する。複数の吹出口37は、複数の内側吹出口38と、複数の外側吹出口39とに分けられる。内側吹出口38は、環状フレーム部32と、中央閉塞部34の外周部分と、隣り合う一対のリブ部33との間に形成される。外側吹出口39は、リム部31と、環状フレーム部32と、隣り合う一対のリブ部33との間に形成される。
送風装置100は、以上のように構成される。上述のとおり(図5および図6参照)、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置している。以下、当該構成により得られる作用効果について検証した結果について説明する。
[第1検証実験]
実施の形態1の構成により得られる作用効果を検証するために、以下の実験を行なった。当該実験は、比較例1(図9)、比較例2(図10)、実施例1(図11)、実施例2(図12)、および実施例3(図13)を含む。比較例1,2および実施例1〜3に基づく送風装置をそれぞれ準備し、所定の条件で駆動させたところ、図14に示すような結果が得られた。図14は、風量と静圧との関係、すなわち圧力流量特性(PQ特性)を示す図である。
(比較例1)
図9に示すように、比較例1における送風装置CN1は、次の構成を有する。回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部23に重なるように位置している。送風装置CN1が有しているその他の構成は、実施の形態1における送風装置100と同様である。
(比較例2)
図10に示すように、比較例2における送風装置CN2は、次の構成を有する。回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22に重なるように位置している。送風装置CN2が有しているその他の構成は、実施の形態1における送風装置100と同様である。
(実施例1)
図11に示すように、実施例1における送風装置EX1は、次の構成を有する。回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置している。翼先端部13は、環状フレーム部22,23の間に位置している。
環状フレーム部22,23は、回転軸15の方向において互いに隣り合う位置関係を有している。環状フレーム部22(第1の環状フレーム部)は、環状フレーム部23(第2の環状フレーム部)よりも吹出側カバー30の近くに位置している。環状フレーム部22は、端面22cを有し、環状フレーム部23は、端面23cを有している。端面22c,23cは、互いに平行である。端面22cは、環状フレーム部22のうち、最も環状フレーム部23の近くに位置する端面部分である。端面23cは、環状フレーム部23のうち、最も環状フレーム部22の近くに位置する端面部分である。
回転軸方向において、環状フレーム部22と環状フレーム部23との間の丁度中央の位置を中央部CCとする。中央部CCは、回転軸方向において、端面22cと端面23cとの丁度中央位置している。送風装置EX1においては、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22(第1の環状フレーム部)と中央部CCとの間に位置している。
送風装置EX1においては、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、端面22cと翼先端部13との間の距離Htは、約3mmである。送風装置EX1が有しているその他の構成は、実施の形態1における送風装置100と同様である。
(実施例2)
図12に示すように、実施例2における送風装置EX2は、次の構成を有する。回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置している。翼先端部13は、環状フレーム部22,23の間に位置している。
送風装置EX2においては、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部23(第2の環状フレーム部)と中央部CCとの間に位置している。送風装置EX2においては、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、端面22cと翼先端部13との間の距離Htは、約5mmである。送風装置EX2が有しているその他の構成は、実施の形態1における送風装置100と同様である。
(実施例3)
図13に示すように、実施例3における送風装置EX3は、次の構成を有する。回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置している。翼先端部13は、環状フレーム部23と天板閉塞部24との間に位置している。
送風装置EX3においては、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、端面22cと翼先端部13との間の距離Htは、約10mmである。送風装置EX3が有しているその他の構成は、実施の形態1における送風装置100と同様である。
(検証結果)
比較例1,2および実施例1〜3に基づく送風装置をそれぞれ準備し、所定の条件で駆動させたところ、図14に示すような結果が得られた。比較例1,2および実施例1〜3は、翼先端部13と環状フレーム部22,23との回転軸方向における相対的な位置関係が異なっているという点の他は、略同一の構成を有している。
図14に示すように、実施例1〜3は、比較例1,2に比べて優れた圧力流量特性(P−Q)特性を示している。したがって、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置していることによって、圧力流量特性の改善を図ることが可能であると言える。
実施例1(図11)と実施例2(図12)とを比較すると、実施例1の方が優れた圧力流量特性(P−Q)特性を示している。したがって、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10を見たとき、軸流ファン10の翼先端部13は、環状フレーム部22(第1の環状フレーム部)と中央部CCとの間に位置している方が好ましいと言える。
[実施の形態2]
(空気流通式衣服2)
図15は、実施の形態2における空気流通式衣服2を示す斜視図である。空気流通式衣服2は、1つの送風装置100Bを備える。空気流通式衣服2は、2つ以上の送風装置100Bを備えていてもよい。
(送風装置100B)
図16は、送風装置100Bを示す斜視図である。図17は、送風装置100Bを示す断面図である。図16および図17に示すように、送風装置100Bは、軸流ファン10A,10B、吸込側カバー20B、吹出側カバー30B、および図示しないモータを備える。送風装置100Bは、3つ以上の軸流ファンを備えていてもよい。
軸流ファン10A,10Bは、吸込側カバー20Bおよび吹出側カバー30Bによって、1つの送風装置100Bとして一体化されている。送風装置100Bは、軸流ファン10A,10Bが独立した2つのユニットとして配置されている場合に比べて、配線の取り回しや、ユニット数が少ないという点において有利である。
図18は、送風装置100Bから吸込側カバー20Bを取り外した際の様子を示す平面図である。軸流ファン10A,10Bは、それぞれの回転軸15,15が平行になるように、吹出側カバー30Bおよびモータにより支持される。軸流ファン10A,10Bの外径は、たとえばφ81mmである。軸流ファン10A,10Bは、いずれもφ80mm以上φ150mm以下の外径を有していることが好ましい。軸流ファン10Aの外径を規定する円10Daと、軸流ファン10Bの外径を規定する円10Dbとの間の間隔Lは、10mm以上50mm以下であることが好ましい。
(吸込側カバー20B)
図19は、送風装置100Bを示す平面図である。図17および図19に示すように、吸込側カバー20Bは、軸流ファン10A,10Bの吸込側に配置される。吸込側カバー20Bは、軸流ファン10A,10Bが生成する気流の流れる方向において、軸流ファン10A,10Bの上流側(吸込側)の部分を覆うように配置される。本実施の形態における吸込側カバー20Bは、リム部21、環状フレーム部22,23、天板閉塞部24、および複数のリブ部25s,25tを有する。
リム部21および環状フレーム部22,23は、いずれも環状の形状を有し、回転軸方向に間隔を空けて並んでいる。天板閉塞部24は、板状の形状を有し(図19参照)、軸流ファン10A,10Bの回転軸15の方向に対して交差する位置に配置される。リム部21、環状フレーム部22,23および天板閉塞部24は、回転軸15(図19)の方向に沿って順に並び、いずれも、軸流ファン10A,10Bの回転軸15に対して垂直な面方向に沿って延びるように配置される。回転軸方向に沿って天板閉塞部24を見たとき、天板閉塞部24の外周部分は、軸流ファン10A,10Bの外径を規定する円10Da,10Db(図18)よりも外側に位置している。
複数のリブ部25s,25tは、リム部21、環状フレーム部22,23および天板閉塞部24を接続するように、回転軸方向に対して略平行に延びている。送風装置100Bが組み立てられた状態では(図19に示す状態では)、複数のリブ部25sは、軸流ファン10A,10Bの径方向の外側に位置し、かつ周方向において間隔を空けて並ぶように配置される。一方、複数のリブ部25tは、軸流ファン10A,10Bの径方向の外側に位置し、軸流ファン10A,10Bが並んでいる方向(図19における紙面左右方向)において間隔を空けて並ぶように配置される。
ここで、軸流ファン10A,10Bの翼部12の枚数をMとし、リブ部25sの本数をNとすると、M,Nは、互いに割り切れない関係を有していることが好ましい。MおよびNは、いずれも素数であることがさらに好ましい。送風装置がこれらの関係を満足していることによって、騒音を小さくすることが可能となる。本実施の形態における送風装置100Bにおいては、1つの軸流ファン10Aに対して、その周囲に周方向に沿って5つのリブ部25sが配置されている。軸流ファン10Bについても同様に、1つの軸流ファン10Bに対して、その周囲に周方向に沿って5つのリブ部25sが配置されている。すなわち、本実施の形態における送風装置100Bは、M=3(枚)であり、N=5(本)であり、これらの関係を満足している。
図20は、送風装置100Bを示す他の平面図である(図20は、図19に角度線を付したものに相当している)。図20に示すように、軸流ファン10A,10Bの回転軸15に沿って、軸流ファン10A,10Bおよび吸込側カバー20B(リブ部25s)を平面視したとする。軸流ファン10A,10Bは、天板閉塞部24に遮蔽されているため、図20中の軸流ファン10A,10Bは点線を用いて透過的に示している(図19も同様)。
たとえば軸流ファン10Bについて、隣り合う翼部12,12の各々の翼先端部13が回転軸15に対して成す角をθ1とする。吸込側カバー20Bの隣り合うリブ部25s,25sについて、リブ部25s,25sが回転軸15に対して成す角をθ2とする。好ましくは、θ1×n≠θ2またはθ2×n≠θ1の関係(n:自然数1、2、3…)が成立しているとよい。
本実施の形態においては、θ1=120°であり、θ2=45°である。本実施の形態の送風装置100Bは、3つの翼部12および5つのリブ部25の全てについて、上記の関係(θ1×n≠θ2およびθ2×n≠θ1の双方)を満足している。これは、軸流ファン10Aおよび軸流ファン10Bの双方についてそれぞれ満足している。送風装置がこれらの関係を満足していることによって、騒音を小さくすることが可能となる。
図17を再び参照して、吸込側カバー20Bは、複数の吸込口26(26a,26b,26c)を有する。吸込口26aは、リム部21と、環状フレーム部22と、隣り合う一対のリブ部25s(またはリブ部25t)との間に形成される。吸込口26bは、環状フレーム部22と、環状フレーム部23と、隣り合う一対のリブ部25s(またはリブ部25t)との間に形成される。吸込口26cは、環状フレーム部23と、天板閉塞部24と、隣り合う一対のリブ部25s(またはリブ部25t)との間に形成される。
本実施の形態においても、送風装置100Bが組み立てられた状態において、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10A,10B(翼先端部13)および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10A,10Bの翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置している。換言すると、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10A,10B(翼先端部13)および環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10A,10Bの翼先端部13は、吸込口26bを通して視認し得る位置に配置されている。
(吹出側カバー30B)
図17に示すように、吹出側カバー30Bは、軸流ファン10A,10Bの吹出側に配置される。吹出側カバー30Bは、軸流ファン10A,10Bが生成する気流の流れる方向において、軸流ファン10A,10Bの下流側(吹出側)の部分を覆うように配置される。
本実施の形態における吹出側カバー30Bは、外周フランジ部31P、リム部31、環状フレーム部32、複数のリブ部33、中央閉塞部34、環状凹部35、およびモータハウジング36を有する。リム部31、環状フレーム部32、複数のリブ部33、中央閉塞部34、環状凹部35、およびモータハウジング36は、軸流ファン10A,10Bのそれぞれの側に設けられる。
リム部31および環状フレーム部32は、いずれも円環状の形状を有し、回転軸方向に間隔を空けて並んでいる。外周フランジ部31Pは、これら2つのリム部31,31を外側から囲うように(外接するように)設けられる。リム部31、環状フレーム部32、中央閉塞部34、環状凹部35およびモータハウジング36のその他の特徴は、実施の形態1の場合と略同様であるため、ここでは説明を繰り返さないものとする。
上述の実施の形態1の場合と同様に、送風装置100Bにおいても、回転軸方向に対して垂直な方向から軸流ファン10A,10Bおよび環状フレーム部22,23を見たとき、軸流ファン10A,10Bの翼先端部13は、環状フレーム部22,23に重ならないように位置しているため(図17参照)、圧力流量特性の改善を図ることが可能である。
[実施の形態3]
図21〜図24を参照して、実施の形態3における送風装置100Cについて説明する。図21は、送風装置100Cを示す平面図である。図22は、送風装置100Cに備えられる吸込側カバー20Cを示す斜視図である。図23は、図22中のXXIII−XXIII線に沿った矢視断面図である。
実施の形態3における吸込側カバー20Cは、天板閉塞部24(実施の形態1)に代えて、天板閉塞部24a,24bと、複数のリブ部24fとを備えているという点で、実施の形態1における吸込側カバー20と相違している。本実施の形態では、天板閉塞部24aが「第2天板閉塞部」に相当し、天板閉塞部24bが「第1天板閉塞部」に相当する。
図21〜図23に示すように、天板閉塞部24bは、円盤状の形状を有し(図21参照)、軸流ファン10の回転軸15の方向に対して交差するように(本実施の形態では直交するように)設けられる。一方で、天板閉塞部24aは、環状の形状を有し、天板閉塞部24bの径方向の外側に位置する(図21参照)。天板閉塞部24aは、天板閉塞部24bの外周縁24btとの間に段差を形成するように設けられる(図22参照)。
天板閉塞部24aの内周縁24asと、天板閉塞部24bの外周縁24btとは、回転軸方向における位置が異なっており、内周縁24asと外周縁24btとの間には、段差が形成されている(図23参照)。回転軸方向において、天板閉塞部24bは、天板閉塞部24aよりも軸流ファン10の近くに位置している。これとは逆に、回転軸方向において、天板閉塞部24bは、天板閉塞部24aよりも軸流ファン10の遠くに位置していても構わない。
一方で、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24a,24bを見たとき(図21参照)、天板閉塞部24bの外周縁24btと、天板閉塞部24aの内周縁24asとは、略重なるように位置している。「回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24a,24bを見たときに、外周縁24btと内周縁24asとが略重なるように位置している」とは、たとえば、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24a,24bを見たときに、外周縁24btと内周縁24asとの間に5mm以下、望ましくは1mm以下の隙間が設けられている場合を意味する。
複数のリブ部24fは、天板閉塞部24bの外周縁24btと、天板閉塞部24aの内周縁24asとを接続するように設けられる。複数のリブ部24fは、回転軸方向に対して略平行に延びており(図22参照)、周方向において間隔を空けて並ぶように配置される。
本実施の形態の吸込側カバー20Cは、複数の吸込口26a,26b,26cに加えて、複数の吸込口26dを有する。吸込口26dは、天板閉塞部24bの外周縁24btと、天板閉塞部24aの内周縁24asと、隣り合う一対のリブ部24fとの間に形成される。吸込口26a,26b,26cは、「外側吸込口」に相当し、吸込口26dは、「内側吸込口」に相当する。すなわち、軸流ファン10の外径を規定する円10Da(図21)を回転軸方向の吸込側に向かって投影したときに、吸込口26a,26b,26c(外側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも外側に位置し、吸込口26d(内側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置する。
吸込側カバー20Cにおいては、複数(計32個)のうちの8つの吸込口26(内側吸込口としての吸込口26d)が、天板閉塞部24bの外周縁24btと、天板閉塞部24aの内周縁24asと、複数のリブ部24fとの間に形成される。実施の形態1の場合と同様に、他の24個の吸込口26(外側吸込口としての吸込口26a,26b,26c)は、リム部21と、環状フレーム部22と、環状フレーム部23と、天板閉塞部24aの外周縁と、複数のリブ部25との間に形成される。本実施の形態では、全部の吸込口26dが、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置しているが、いくつかの吸込口26dのみが、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置するように構成してもよい。
図23に示すように、本実施の形態においては、複数の吸込口26a,26b,26c(外側吸込口)および複数の吸込口26d(内側吸込口)は、径方向において互いに対向するような位置に配置される。軸流ファン10の翼先端部13は、径方向における複数の吸込口26a,26b,26c(外側吸込口)と複数の吸込口26d(内側吸込口)との間の部分を通過するように回転する。本実施の形態における送風装置100C(図21)は、以上のように構成される。
図24は、送風装置100Cの動作を説明するための断面図である。図24では、便宜上のため、吸込側カバー20Cのみを図示している。
実施の形態1における吸込側カバー20は、円盤状の天板閉塞部24を有している(図4参照)。気体は、吸込口26a,26b,26c(外側吸込口に相当)を通して、吸込側カバー20の内側空間(軸流ファン10が配置されている空間)に供給される。
一方で、本実施の形態における吸込側カバー20Cは、天板閉塞部24a,24bの段差構造によって、吸込口26d(内側吸込口)が形成されている。気体は、吸込口26a,26b,26c(外側吸込口に相当)のみならず、吸込口26d(内側吸込口)を通して、吸込側カバー20Cの内側空間(軸流ファン10が配置されている空間)に供給される(図24における矢印AR1,AR2参照)。したがって吸込側カバー20Cによれば、吸込側カバー20に比べて、吸込口26dの分だけ(矢印AR2参照)多くの気体が軸流ファン10に供給されるようにすることができる。
上述のとおり、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24a,24bを見たとき(図21参照)、天板閉塞部24bの外周縁24btと、天板閉塞部24aの内周縁24asとは、略重なるように位置している。回転軸方向に対して平行な方向において、外部から吸込側カバー20Cの内側空間(軸流ファン10が配置されている空間)へのアクセスは、天板閉塞部24a,24bによってほぼ遮断されている。したがって、吸込側カバー20Cの内側空間の中に異物などが侵入してしまうことを抑制できる。
上述のとおり、軸流ファン10の外径を規定する円10Da(図21)を回転軸方向の吸込側に向かって投影したときに、吸込口26a,26b,26c(外側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも外側に位置し、吸込口26d(内側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置する。当該構成によれば、軸流ファン10の翼部12(翼先端部13)が回転する領域の両側(径方向外側および径方向内側)から気体を効率よく取り込むことができる。
本実施の形態では、軸流ファン10の翼先端部13は、径方向における複数の吸込口26a,26b,26c(外側吸込口)と複数の吸込口26d(内側吸込口)との間の部分を通過するように回転する。複数の吸込口26a,26b,26cと、複数の吸込口26d(内側吸込口)とが、翼先端部13をまたがるように位置しているため、軸流ファン10の翼部12(翼先端部13)が回転する領域の両側(径方向外側および径方向内側)から気体をより一層効率よく取り込むことができる。
[実施の形態4]
図25〜図28を参照して、実施の形態4における送風装置100Dについて説明する。図25は、送風装置100Dを示す平面図である。図26は、送風装置100Dに備えられる吸込側カバー20Dを示す斜視図である。図27は、図26中のXXVII−XXVII線に沿った矢視断面図である。
本実施の形態における吸込側カバー20Dは、天板閉塞部24cおよび複数のリブ部24gをさらに備えているという点で、吸込側カバー20C(実施の形態3)と相違している。本実施の形態では、天板閉塞部24bが「第2天板閉塞部」に相当し、天板閉塞部24cが「第1天板閉塞部」に相当する。
図25〜図27に示すように、天板閉塞部24cは、円盤状の形状を有し(図25参照)、軸流ファン10の回転軸15の方向に対して交差するように(本実施の形態では直交するように)設けられる。天板閉塞部24bは、環状の形状を有し、天板閉塞部24cの径方向の外側に位置する(図25参照)。天板閉塞部24bは、天板閉塞部24cの外周縁24ctとの間に段差を形成するように設けられる(図27参照)。
天板閉塞部24bの内周縁24bsと、天板閉塞部24cの外周縁24ctとは、回転軸方向における位置が異なっており、内周縁24bsと外周縁24ctとの間には、段差が形成されている(図27参照)。回転軸方向において、天板閉塞部24cは、天板閉塞部24bよりも軸流ファン10の遠くに位置している。これとは逆に、回転軸方向において、天板閉塞部24cは、天板閉塞部24bよりも軸流ファン10の近くに位置していても構わない。
一方で、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24b,24cを見たとき(図25参照)、天板閉塞部24cの外周縁24ctと、天板閉塞部24bの内周縁24bsとは、略重なるように位置している。「回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24b,24cを見たときに、外周縁24ctと内周縁24bsとが略重なるように位置している」とは、たとえば、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24b,24cを見たときに、外周縁24ctと内周縁24bsとの間に5mm以下、望ましくは1mm以下の隙間が設けられている場合を意味する。
複数のリブ部24gは、天板閉塞部24cの外周縁24ctと、天板閉塞部24bの内周縁24bsとを接続するように設けられる。複数のリブ部24gは、回転軸方向に対して略平行に延びており(図26参照)、周方向において間隔を空けて並ぶように配置される。
本実施の形態の吸込側カバー20Dは、複数の吸込口26a,26b,26c,26dに加えて、複数の吸込口26eを有する。吸込口26eは、天板閉塞部24cの外周縁24ctと、天板閉塞部24bの内周縁24bsと、隣り合う一対のリブ部24gとの間に形成される。吸込口26a,26b,26cは、「外側吸込口」に相当し、吸込口26d,26eは、「内側吸込口」に相当する。
すなわち、軸流ファン10の外径を規定する円10Da(図25)を回転軸方向の吸込側に向かって投影したときに、吸込口26a,26b,26c(外側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも外側に位置し、吸込口26d,26e(内側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置する。本実施の形態では、全部の吸込口26d,26eが、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置しているが、いくつかの吸込口26d,26eのみが、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置するように構成してもよい。本実施の形態における送風装置100C(図25)は、以上のように構成される。
図28は、送風装置100Dの動作を説明するための断面図である。図28では、便宜上のため、吸込側カバー20Dのみを図示している。本実施の形態における吸込側カバー20Dは、天板閉塞部24b,24cの段差構造によって、吸込口26eが形成されている。気体は、吸込口26a,26b,26c,26dのみならず、吸込口26eを通して、吸込側カバー20Dの内側空間(軸流ファン10が配置されている空間)に供給される。したがって吸込側カバー20Dによれば、吸込側カバー20Cに比べて、吸込口26eの分だけ多くの気体が軸流ファン10に供給されるようにすることができる。
上述のとおり、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24b,24cを見たとき(図25参照)、天板閉塞部24cの外周縁24ctと、天板閉塞部24bの内周縁24bsとは、略重なるように位置している。回転軸方向に対して平行な方向において、外部から吸込側カバー20Dの内側空間(軸流ファン10が配置されている空間)へのアクセスは、天板閉塞部24a,24b,24cによってほぼ遮断されている。したがって、吸込側カバー20Dの内側空間の中に異物などが侵入してしまうことを抑制できる。
[実施の形態5]
図29〜図31を参照して、実施の形態5における送風装置100Eについて説明する。図29は、送風装置100Eを示す平面図である。図30は、送風装置100Eに備えられる吸込側カバー20Eを示す断面図である。
本実施の形態における吸込側カバー20Eは、天板閉塞部24dおよび複数のリブ部24hをさらに備えているという点で、吸込側カバー20D(実施の形態4)と相違している。本実施の形態では、天板閉塞部24cが「第2天板閉塞部」に相当し、天板閉塞部24dが「第1天板閉塞部」に相当する。
図29および図30に示すように、天板閉塞部24dは、円盤状の形状を有し(図29参照)、軸流ファン10の回転軸15の方向に対して交差するように(本実施の形態では直交するように)設けられる。天板閉塞部24cは、環状の形状を有し、天板閉塞部24dの径方向の外側に位置する(図29参照)。天板閉塞部24cは、天板閉塞部24dの外周縁24dtとの間に段差を形成するように設けられる(図30参照)。
天板閉塞部24cの内周縁24csと、天板閉塞部24dの外周縁24dtとは、回転軸方向における位置が異なっており、内周縁24csと外周縁24dtとの間には、段差が形成されている(図30参照)。回転軸方向において、天板閉塞部24dは、天板閉塞部24cよりも軸流ファン10の近くに位置している。これとは逆に、回転軸方向において、天板閉塞部24dは、天板閉塞部24cよりも軸流ファン10の遠くに位置していても構わない。
一方で、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24c,24dを見たとき(図29参照)、天板閉塞部24dの外周縁24dtと、天板閉塞部24cの内周縁24csとは、略重なるように位置している。「回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24c,24dを見たときに、外周縁24dtと内周縁24csとが略重なるように位置している」とは、たとえば、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24c,24dを見たときに、外周縁24dtと内周縁24csとの間に5mm以下、望ましくは1mm以下の隙間が設けられている場合を意味する。
複数のリブ部24hは、天板閉塞部24dの外周縁24dtと、天板閉塞部24cの内周縁24csとを接続するように設けられる。複数のリブ部24hは、回転軸方向に対して略平行に延びており(図30参照)、周方向において間隔を空けて並ぶように配置される。
本実施の形態の吸込側カバー20Eは、複数の吸込口26a,26b,26c,26d,26eに加えて、複数の吸込口26fを有する。吸込口26fは、天板閉塞部24dの外周縁24dtと、天板閉塞部24cの内周縁24csと、隣り合う一対のリブ部24hとの間に形成される。吸込口26a,26b,26cは、「外側吸込口」に相当し、吸込口26d,26e,26fは、「内側吸込口」に相当する。
すなわち、軸流ファン10の外径を規定する円10Da(図29)を回転軸方向の吸込側に向かって投影したときに、吸込口26a,26b,26c(外側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも外側に位置し、吸込口26d,26e,26f(内側吸込口)は、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置する。本実施の形態では、全部の吸込口26d,26e,26fが、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置しているが、いくつかの吸込口26d,26e,26fのみが、円10Daの投影によって描かれる円よりも内側に位置するように構成してもよい。本実施の形態における送風装置100D(図29)は、以上のように構成される。
図31は、送風装置100Eの動作を説明するための断面図である。図31では、便宜上のため、吸込側カバー20Eのみを図示している。本実施の形態における吸込側カバー20Eは、天板閉塞部24c,24dの段差構造によって、吸込口26fが形成されている。気体は、吸込口26a,26b,26c,26d,26eのみならず、吸込口26fを通して、吸込側カバー20Eの内側空間(軸流ファン10が配置されている空間)に供給される。したがって吸込側カバー20Eによれば、吸込側カバー20Dに比べて、吸込口26fの分だけ多くの気体が軸流ファン10に供給されるようにすることができる。
上述のとおり、回転軸方向に対して平行な方向から天板閉塞部24c,24dを見たとき(図29参照)、天板閉塞部24dの外周縁24dtと、天板閉塞部24cの内周縁24csとは、略重なるように位置している。回転軸方向に対して平行な方向において、外部から吸込側カバー20Eの内側空間(軸流ファン10が配置されている空間)へのアクセスは、天板閉塞部24a,24b,24c,24dによってほぼ遮断されている。したがって、吸込側カバー20Eの内側空間の中に異物などが侵入してしまうことを抑制できる。
[第2検証実験]
実施の形態3〜5(図21,図25,図29参照)の構成により得られる作用効果を検証するために、以下の実験を行なった。図32は、第2検証実験に関し、外側吸込口の開口面積(総和)に対する内側吸込口の開口面積(総和)の比率と、効果との関係を示す図である。
すなわち、天板閉塞部に段差構造を設けることによって吸込み可能な気体の量を増加させる場合、あまりに段差を多く設けすぎると、形状が複雑になることによって成形が困難になったり、十分な強度が得られなくなったりする。そこで、外側吸込口(吸込口26a,26b,26c)の開口面積の総和を1としたときに、内側吸込口として増加させた分による吸込側カバーの形状の複雑度合を、「形状複雑値=(吸込面積増加分/2+基準吸込面積)/基準吸込面積」の無次元値で定義した。
基準吸込面積とは、段差が設けられていない場合の開口面積であり、1.00と設定している。それぞれの無次元値を用い、検証結果を確認するための効果として、「効果=風量/騒音/形状複雑値」で定義した。各吸込口の開口面積とは、吸込口26a〜26eを形成しているリム部21、環状フレーム部22,23、天板閉塞部24,24a〜24d、およびリブ部25,25f,25g,25hのうち、流体の通過可能な開口部分の面積であり、言い換えると、軸流ファン10の回転方向における開口幅および軸流ファン10の軸方向における開口高さのそれぞれの寸法が最も小さくなる部分によって囲まれる領域(開口部分)の面積である。吸込口26a〜26eを形成しているリム部21、環状フレーム部22,23、天板閉塞部24,24a〜24d、およびリブ部25,25f,25g,25hのうち、開口を形成している部分が曲率を有している場合には、開口面積も曲率を有する面の面積によって定義される。
図32に示すように、外側吸込口の開口面積(総和)に対する内側吸込口の開口面積(総和)の比率を変化させたとき、当該比率が、1.1以上1.65以下であれば、効果が10%以上向上することが読み取れる。したがって、複数の外側吸込口の開口面積の総和を1としたとき、複数の内側吸込口の開口面積の総和は、1.1以上1.65以下であることが好ましいことがわかる。
以上、各実施の形態および各検証実験について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2 空気流通式衣服、10,10A,10B 軸流ファン、10Da,10Db 円、11 ボス部、12 翼部、13 翼先端部、15 回転軸、20,20B,20C,20D,20E 吸込側カバー、21,31 リム部、22,23,32 環状フレーム部、22c,23c 端面、24,24a,24b,24c,24d 天板閉塞部、24as,24bs,24cs 内周縁、24bt,24ct,24dt 外周縁、24f,24g,24h,25,25f,25g,25h,25s,25t,33 リブ部、25m,33T 一端、25n,33S 他端、26,26a,26b,26c,26d,26e,26f 吸込口、30,30B 吹出側カバー、31P 外周フランジ部、34 中央閉塞部、35 環状凹部、36 モータハウジング、37 吹出口、38 内側吹出口、39 外側吹出口、40 モータ、42 軸、100,100B,100C,100D,100E,CN1,CN2,EX1,EX2,EX3 送風装置、AR1,AR2 矢印、Ht 距離、L 間隔。

Claims (5)

  1. 送風装置を備えた空気流通式衣服であって、
    前記送風装置は、
    軸流ファンと、
    複数の吸込口を有し、前記軸流ファンの吸込側に配置された吸込側カバーと、
    複数の吹出口を有し、前記軸流ファンの吹出側に配置された吹出側カバーと、を備え、
    前記吸込側カバーは、複数の環状フレーム部を含み、
    複数の前記環状フレーム部は、前記軸流ファンの周囲を取り囲むように前記軸流ファンの径方向の外側に設けられ、回転軸方向において間隔を空けて配置されており、
    回転軸方向に対して垂直な方向から前記軸流ファンおよび複数の前記環状フレーム部を見たとき、前記軸流ファンの翼先端部は、複数の前記環状フレーム部に重ならないように位置している、
    空気流通式衣服
  2. 前記吸込側カバーは、回転軸方向において互いに隣り合う第1の前記環状フレーム部と第2の前記環状フレーム部とを含み、
    第1の前記環状フレーム部は、第2の前記環状フレーム部よりも前記吹出側カバーの近くに位置し、
    回転軸方向において、第1の前記環状フレーム部と第2の前記環状フレーム部との間の丁度中央の位置を中央部とすると、
    回転軸方向に対して垂直な方向から前記軸流ファンを見たとき、前記軸流ファンの前記翼先端部は、第1の前記環状フレーム部と前記中央部との間に位置している、
    請求項1に記載の空気流通式衣服
  3. 前記吸込側カバーは、前記軸流ファンの回転軸方向に交差する位置に、前記軸流ファンの回転軸に対して垂直な面方向に延びる天板閉塞部を有している、
    請求項1または2に記載の空気流通式衣服
  4. 前記吸込側カバーは、複数のリブ部を含み、
    複数の前記リブ部は、前記軸流ファンの径方向の外側に位置し、周方向において間隔を空けて並ぶように配置され、複数の前記環状フレーム部を接続するように設けられており、
    前記軸流ファンの翼部の枚数をMとし、前記リブ部の本数をNとすると、M,Nは、互いに割り切れない関係を有している、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気流通式衣服
  5. 前記吸込側カバーは、複数のリブ部を含み、
    複数の前記リブ部は、前記軸流ファンの径方向の外側に位置し、周方向において間隔を空けて並ぶように配置され、複数の前記環状フレーム部を接続するように設けられており、
    前記軸流ファンの隣り合う翼部の回転軸に対して成す角をθ1とし、
    隣り合う前記リブ部の回転軸に対して成す角をθ2とすると、
    θ1×n≠θ2またはθ2×n≠θ1の関係(n:自然数1、2、3…)が成立している、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気流通式衣服
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