JP6521354B2 - 複合容器の製造装置および製造方法、複合プリフォームの製造装置および製造方法、複合容器ならびに複合プリフォーム - Google Patents
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まず、図1および図2により、本実施の形態による複合容器の製造装置および複合容器の製造方法(ブロー成形方法)によって作製される複合容器の概要について説明する。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ複合容器10Aを正立させた状態(図1)における上方および下方のことをいう。
次に、図4乃至図8により複合容器および複合プリフォームの各変形例について説明する。図4乃至図8に示す変形例において、図1乃至図3に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4および図5に示す変形例(変形例1)は、プラスチック製部材40aとして胴部と底部とを有するものではなく、円筒状のプラスチック製部材40aを用いたものである。
また、図6および図7は、複合容器の他の変形例(変形例2)を示している。図6および図7において、複合容器10Aは、内側に位置する容器本体10と、容器本体10の外側に密着して設けられた内側ラベル部材60と、内側ラベル部材60の外側に密着して設けられたプラスチック製部材40とを備えている。このうち内側ラベル部材60は、容器本体10の外面に薄く延ばされた状態で密着されており、容器本体10に対して容易に移動又は回転しないほどに密着されている。
次に、図9により、本実施の形態による複合容器の製造装置の概要について説明する。
次に図9および図10(a)〜(f)により、本実施の形態による複合容器10Aの製造方法(ブロー成形方法)について説明する。以下において、複合容器10Aは、図9に示す複合容器の製造装置100の複合プリフォームの製造装置112およびブロー成形装置113を用いて作製される。また、以下の各工程は、複合プリフォームの製造装置112の制御部114が成形ユニット101およびプラスチック製部材装着ユニット102をそれぞれ制御し、ブロー成形装置113の制御部105が加熱ユニット103およびブロー成形ユニット104をそれぞれ制御することによって実行される。
10A 複合容器
10a プリフォーム
40、40a プラスチック製部材
50 ブロー成形金型
70 複合プリフォーム
100 複合容器の製造装置
101 成形ユニット
102 プラスチック製部材装着ユニット
103 加熱ユニット
104 ブロー成形ユニット
105 制御部
112 複合プリフォームの製造装置
113 ブロー成形装置
114 制御部
Claims (12)
- 複合容器の製造装置において、
プラスチック材料製のプリフォームを成形する成形ユニットと、
前記プリフォームの口部を保持する保持部と、プラスチック製部材を把持するとともに、前記プラスチック製部材を前記プリフォームの軸線方向に沿って移動することにより前記プリフォームに装着する装着部とを有し、前記プリフォームの外側に前記プラスチック製部材を設けるプラスチック製部材装着ユニットと、
前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材に対してブロー成形を施すことにより、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材を一体として膨張させるブロー成形ユニットとを備え、
前記成形ユニットと前記プラスチック製部材装着ユニットとが、互いに一体化されて複合プリフォームの製造装置を構成するとともに、一つの制御部によって一体として制御され、
前記ブロー成形ユニットは、前記複合プリフォームの製造装置とは別体に構成されることを特徴とする複合容器の製造装置。 - 前記プラスチック製部材装着ユニットは、前記プリフォームの外側に前記プラスチック製部材を押し込むものであることを特徴とする請求項1記載の複合容器の製造装置。
- 前記プラスチック製部材は、前記プリフォームに対して熱収縮する作用をもつことを特徴とする請求項1記載の複合容器の製造装置。
- 前記成形ユニットで前記プリフォームに加えられた熱を用いて、前記プラスチック製部材を前記プリフォームに対して熱収縮させることを特徴とする請求項3記載の複合容器の製造装置。
- 前記プリフォームの外側を取り囲むように内側ラベル部材を設ける内側ラベル部材装着ユニットをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の複合容器の製造装置。
- 複合容器の製造方法において、
成形ユニットにおいて、プラスチック材料製のプリフォームを成形する工程と、
前記プリフォームの口部を保持する保持部と、プラスチック製部材を把持するとともに、前記プラスチック製部材を前記プリフォームの軸線方向に沿って移動することにより前記プリフォームに装着する装着部とを有するプラスチック製部材装着ユニットにおいて、前記プリフォームの外側に前記プラスチック製部材を設ける工程と、
ブロー成形ユニットにおいて、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材に対してブロー成形を施すことにより、前記プリフォームおよび前記プラスチック製部材を一体として膨張させる工程とを備え、
前記成形ユニットと前記プラスチック製部材装着ユニットとが、互いに一体化されて複合プリフォームの製造装置を構成するとともに、一つの制御部によって一体として制御され、
前記ブロー成形ユニットは、前記複合プリフォームの製造装置とは別体に構成されることを特徴とする複合容器の製造方法。 - 前記プラスチック製部材装着ユニットにおいて、前記プリフォームの外側に前記プラスチック製部材が押し込まれることを特徴とする請求項6記載の複合容器の製造方法。
- 前記プラスチック製部材は、前記プリフォームに対して熱収縮する作用をもつことを特徴とする請求項6記載の複合容器の製造方法。
- 前記成形ユニットで前記プリフォームに加えられた熱を用いて、前記プラスチック製部材を前記プリフォームに対して熱収縮させることを特徴とする請求項8記載の複合容器の製造方法。
- 内側ラベル部材装着ユニットにおいて、前記プリフォームの外側を取り囲むように内側ラベル部材を設ける工程を更に備えたことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項記載の複合容器の製造方法。
- 複合プリフォームの製造装置において、
プラスチック材料製のプリフォームを成形する成形ユニットと、
前記プリフォームの口部を保持する保持部と、プラスチック製部材を把持するとともに、前記プラスチック製部材を前記プリフォームの軸線方向に沿って移動することにより前記プリフォームに装着する装着部とを有し、前記プリフォームの外側に、前記プリフォームに対して熱収縮する作用をもつ前記プラスチック製部材を設けるプラスチック製部材装着ユニットとを備え、
前記成形ユニットと前記プラスチック製部材装着ユニットとが、互いに一体化されているとともに、一つの制御部によって一体として制御されることを特徴とする複合プリフォームの製造装置。 - 複合プリフォームの製造方法において、
成形ユニットにおいて、プラスチック材料製のプリフォームを成形する工程と、
前記プリフォームの口部を保持する保持部と、プラスチック製部材を把持するとともに、前記プラスチック製部材を前記プリフォームの軸線方向に沿って移動することにより前記プリフォームに装着する装着部とを有するプラスチック製部材装着ユニットにおいて、前記プリフォームの外側に前記プラスチック製部材を設ける工程とを備え、
前記成形ユニットと前記プラスチック製部材装着ユニットとが、互いに一体化されているとともに、一つの制御部によって一体として制御されることを特徴とする複合プリフォームの製造方法。
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