JP6521312B2 - エネルギ吸収構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突発生時に圧壊して衝突エネルギを吸収する繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材を含むエネルギ吸収構造体に関する。
車両には、衝突発生時に圧壊し、衝突エネルギを吸収するエネルギ吸収部材が備えられている。エネルギ吸収部材の代表的な例として、フロントバンパビームとフロントフレームとの間に配置されるクラッシュボックスが挙げられる。従来、鋼板等の金属材料により構成されたエネルギ吸収部材が用いられていたが、近年、車体の軽量化のために、炭素繊維等の強化繊維が混合された繊維強化樹脂(FRP)製のエネルギ吸収部材が実用化されている。
係る繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材においては、衝突荷重の入力時に、筒状のエネルギ吸収部材が圧縮されるにつれてエネルギ吸収部材の逐次破壊が進展する。特許文献1には、エネルギ吸収部材の逐次破壊が進展する過程で、破壊により開いたエネルギ吸収部材を別の筒状部材によって拘束することにより、エネルギ吸収部材の破壊に対して抵抗が付与されて圧壊荷重が増大することが記載されている。これにより、より多くのエネルギ吸収部材が破断し、エネルギ吸収量を増大させることができる。
特開平7−224874号公報
ここで、繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材は鋼板製のクラッシュボックスに比べて破損しやすいため、繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材を車両に用いる場合、耐チッピング性や耐候性等に考慮する必要がある。具体的には、車輪によって跳ね上げられる小石や雨水等によるエネルギ吸収部材の破損を防ぐことが望まれる。その対策として、エネルギ吸収部材の外周をカバーで覆うことが考えられる。
このとき、エネルギ吸収部材は外巻き及び内巻きに開きながら潰れるが、破壊したエネルギ吸収部材は繊維でつながっており、潰れかすは大きくなる。破壊したエネルギ吸収部材がカバーとエネルギ吸収部材との間に詰まると、圧壊荷重が設計値よりも大きくなったり、エネルギ吸収部材の潰れ残り量が増大してエネルギ吸収量が減少したりするおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、破壊された繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材が、エネルギ吸収部材を覆うカバー内で詰まることを抑制可能な、新規かつ改良されたエネルギ吸収構造体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、荷重入力時に軸方向に圧壊して衝突エネルギを吸収する繊維強化樹脂製の筒状のエネルギ吸収部材と、エネルギ吸収部材の外周を覆う筒状のカバーと、エネルギ吸収部材の荷重入力側とは反対側の端部が保持される保持部材と、を備え、保持部材は、圧壊したエネルギ吸収部材を通過させる開口部を有するとともに、圧壊したエネルギ吸収部材を破断して当該エネルギ吸収部材の少なくとも一部を開口部に導く尖頭部を有する、エネルギ吸収構造体が提供される。
尖頭部は、エネルギ吸収部材の軸方向に対して交差する面上に所定長さを有して配置されてもよい。
保持部材は、エネルギ吸収部材の軸方向に対して交差する複数方向に沿って延在するビーム部を備え、ビーム部の隙間が開口部として形成され、ビーム部が尖頭部を有してもよい。
保持部材は、ビーム部に支持された保持部を備え、エネルギ吸収部材は保持部に保持されてもよい。
複数のビーム部は、保持部材の中央部から放射状に架設されてもよい。
保持部材は、ビーム部に支持された保持部と、保持部の周囲を囲むように配置されるフレーム部とを備え、複数のビーム部が保持部とフレーム部との間に配設されてもよい。
保持部材は、少なくとも一つの開口部を有するプレートを備え、開口部の縁部に尖頭部を有してもよい。
以上説明したように本発明によれば、破壊された繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材が、エネルギ吸収部材を覆うカバー内で詰まることを抑制し、圧壊荷重の増大や衝突エネルギ吸収量の低下を抑制することができる。
第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体を示す断面図である。 同実施形態に係る保持部材の構成を示す説明図である。 同実施形態に係るエネルギ吸収構造体の分解図である。 同実施形態に係る尖頭部を示す説明図である。 同実施形態に係るエネルギ吸収構造体が圧壊する様子を示す断面図である。 同実施形態に係るエネルギ吸収構造体が圧壊する様子を示す断面図である。 破壊したエネルギ吸収部材が尖頭部によってガイドされる様子を示す説明図である。 同実施形態に係るエネルギ吸収構造体が圧壊する様子を示す断面図である。 第2の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体を示す断面図である。 同実施形態に係る保持部材の構成を示す説明図である。 第3の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体を示す断面図である。 同実施形態に係る保持部材の構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<1.第1の実施の形態>
(1−1.エネルギ吸収構造体)
まず、本発明の第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体について説明する。図1は、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100が、車両のフロントバンパビーム2とフロントフレーム4との間に取り付けられた様子を示す断面図である。図1は、エネルギ吸収構造体100が保持されている様子を車両の上方側から見た図である。また、図2は、エネルギ吸収構造体100の保持部材40及びエネルギ吸収部材10を軸方向に見た図であり、図3は、エネルギ吸収構造体100の分解斜視図である。以下、本明細書においては、エネルギ吸収構造体100のフロントバンパビーム2側を先端側といい、フロントフレーム4側を後端側という場合がある。
エネルギ吸収構造体100は、エネルギ吸収部材10と、固定部材20と、カバー30と、保持部材40とを備える。エネルギ吸収部材10は、先端側が固定部材20に固定され、後端側が保持部材40によって保持されている。固定部材20は、フロントバンパビーム2に接合されている。また、保持部材40は、フロントフレーム4の先端側に接合されている。エネルギ吸収構造体100は、フロントバンパビーム2とフロントフレーム4との間に配置され、フロントバンパビーム2に固定された先端側が、衝突荷重の入力側となっている。
(1−1−1.エネルギ吸収部材)
エネルギ吸収部材10は、車両が、先行車両や障害物その他の対象物に衝突したときに衝突荷重を受けて圧壊し、衝突エネルギを吸収する。また、エネルギ吸収部材10は、衝突荷重が大きい場合には、衝突荷重をフロントフレーム4に効率的に伝達する役割も担う。係るエネルギ吸収部材10は、繊維強化樹脂により形成される。本実施形態では、エネルギ吸収部材10は、熱硬化性樹脂と炭素繊維とを用いた炭素繊維強化樹脂(CFRP)を用いて形成される複数層の複合材料であり、高強度、かつ、軽量化を実現可能になっている。
本実施形態において、エネルギ吸収部材10は円筒形状を有する。繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材10は、衝突荷重の入力時に先端側から逐次破壊しながら潰れることによって圧壊荷重が発現する。繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材10は、鋼板製のクラッシュボックスに比べて、小さい間隔で座屈あるいは逐次破壊が生じるために、荷重変動の少ない安定した衝撃エネルギ吸収を実現することができる。また、繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材10は、潰れ残りが比較的少なく、単位重量当たりの衝撃エネルギ吸収量が大きいという特性を有する。係る繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材10は、例えば、繊維材料及び熱可塑性樹脂を用いた組紐及び縦紐によって構成される組み物とし得る。
エネルギ吸収部材10を構成する繊維強化樹脂に使用される強化繊維は、特に限定されない。例えば、炭素繊維や、ガラス繊維等のセラミックス繊維、アラミド繊維等の有機繊維、さらにはこれらを組み合わせた強化繊維を使用することができる。中でも、高い機械特性を有することや、強度設計の行いやすさ等の観点から、炭素繊維を含むことが好ましい。
また、エネルギ吸収部材10を構成する繊維強化樹脂のマトリックス樹脂は、熱硬化性樹脂であってもよく、熱可塑性樹脂であってもよい。熱硬化性樹脂の場合、その主材としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂などが例示される。熱硬化性樹脂は、このうちの1種類、あるいは2種類以上の混合物であってもよい。これらの熱硬化性樹脂をマトリックス樹脂に採用する場合、熱硬化性樹脂に対して適切な硬化剤や反応促進剤が添加されてもよい。
熱可塑性樹脂の場合、その主材としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、AS樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエステル系樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、フッ素樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂、芳香族ポリアミド樹脂などが例示される。
熱可塑性樹脂は、このうちの1種類、あるいは2種類以上の混合物であってもよい。熱可塑性樹脂が混合物である場合には、さらに相溶化剤が併用されてもよい。さらに、熱可塑性樹脂には、難燃剤として臭素系難燃剤、シリコン系難燃剤、赤燐などが加えられてもよい。比較的大量生産することが求められる自動車用の部材には、成形のしやすさ、量産性の観点から、熱可塑性樹脂を使用することが好ましい。
また、円筒形状を有するエネルギ吸収部材10は、軸方向が、車両の前後方向に沿うように配置される。係るエネルギ吸収部材10の寸法は、車両の大きさや、得ようとする荷重特性、エネルギ吸収部材10の重量等によって適宜設計することができる。例えば、エネルギ吸収部材10の軸方向長さは130〜200mmであり、内側空間の直径は40〜70mmであり、厚さは3mmである。
エネルギ吸収部材10は、先端側に、端部に向かって縮径するテーパ部12を有する。係るテーパ部12により、エネルギ吸収部材10の先端側が押圧されたときに、エネルギ吸収部材10を構成する複数の層間で剥離が生じやすくなる。これにより、エネルギ吸収部材10の先端側の破壊のきっかけが与えられ、エネルギ吸収部材10を容易に逐次破壊させることができる。
(1−1−2.固定部材)
固定部材20は、フロントバンパビーム2に接合され、エネルギ吸収構造体100の先端側が固定される部材である。固定部材20は、例えばバンパステーとも称される。固定部材20は、例えば鋼板等に代表される金属材料やアルミニウム等からなる。車両の衝突発生時において、固定部材20は、フロントバンパビーム2が受けた衝撃を、エネルギ吸収構造体100に伝達する。
図1に示すエネルギ吸収構造体100では、エネルギ吸収部材10の先端側の端部は、固定部材20に対して、接着剤等により固定されている。エネルギ吸収部材10と固定部材20との接合に使用可能な接着剤としては、エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系の接着剤等を適宜使用することができる。なお、エネルギ吸収部材10が保持部材40によって強固に保持されている場合、エネルギ吸収部材10の先端部は、固定部材20に接合されていなくてもよい。
(1−1−3.カバー)
カバー30は、中空の筒状に形成され、エネルギ吸収部材10の外周を覆うように配置されている。係るカバー30は、車輪によって跳ね上げられた小石等の異物がエネルギ吸収部材10に衝突したり、エネルギ吸収部材10に雨水等が付着したりすることを防ぎ、エネルギ吸収部材10を保護している。カバー30の先端側は固定部材20に接合され、後端側は保持部材40に保持されている。固定部材20あるいは保持部材40に対するカバー30の保持方法は特に限定されるものではなく、溶接や接着剤による接合等、適宜の方法を採用し得る。
本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100は、主としてエネルギ吸収部材10により衝突荷重を担い、カバー30が担う衝突荷重は小さくされている。したがって、カバー30の構成材料にかかわらず、エネルギ吸収構造体100の圧壊時において、比較的安定した荷重特性が得られるようになっている。本実施形態では、カバー30は薄板の鉄鋼板により構成されているが、アルミニウムや樹脂等により構成されていてもよい。
本実施形態では、カバー30の横断面の外形は先端側に向かうにつれて拡大しており、カバー30は全体としてテーパ形状をなす。したがって、カバー30の壁面は、軸方向に対して交差する方向に沿って配置される。カバー30がテーパ形状を有することにより、斜め方向から入力される衝突荷重に対する剛性が高められ、エネルギ吸収構造体100が倒れることを防ぎやすくなる。これにより、エネルギ吸収部材10が軸方向に潰れやすくなり、所望の荷重特性を得ることができる。なお、カバー30は、横断面の外形が後端側に向かうにつれて拡大するテーパ形状となっていてもよく、あるいは、横断面の外形が変化しない円柱状あるいは多角柱状となっていてもよい。
カバー30における、軸方向に直交する横断面の形状は特に限定されるものではなく、円形あるいは多角形等とすることができる。本実施形態では、カバー30の横断面形状は六角形となっている。カバー30の横断面形状が多角形であれば、角部分で荷重を担いやすく、軸方向に対して斜め方向からの衝突荷重の入力時に、エネルギ吸収構造体100が倒れることをより防ぎやすくなる。ただし、カバー30の横断面形状を多角形にすると、カバー30の圧壊荷重を増大させることにもなるため、エネルギ吸収部材10の圧壊荷重とのバランスや、得ようとする圧壊特性を考慮して、横断面形状を設定することが好ましい。
カバー30の内周面とエネルギ吸収部材10の外周面との間には、間隙が設けられる。係る間隙が小さすぎると、破壊されたエネルギ吸収部材10が、エネルギ吸収部材10とカバー30との間に詰まりやすくなる。また、係る間隙が小さすぎると、車両の振動等によってエネルギ吸収部材10に応力がかかり、エネルギ吸収部材10が破損するおそれがある。さらに、係る間隙が小さすぎると、エネルギ吸収構造体100の圧壊時に、初期の段階で想定外の位置からエネルギ吸収部材10の圧壊が開始され、所望の荷重特性が得られなくなるおそれがある。したがって、係る間隙は、例えば10.0mm以上とすることができる。
(1−1−4.保持部材)
保持部材40は、フロントフレーム4の先端に取り付けられ、エネルギ吸収部材10の後端側を保持する。保持部材40は、例えば鉄鋼板等に代表される金属材料やアルミニウム等により構成される。本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100の保持部材40は、フレーム部41と、ビーム部43と、保持部47とを備えて構成される。
フレーム部41は、後面側にフロントフレーム4が接合されるとともに、前面側にカバー30の後端が接合される。保持部材40はフロントフレーム4に対して、例えば溶接により接合し得る。また、上述のとおり、保持部材40とカバー30とは、溶接や接着剤による接合等の方法により接合し得る。本実施形態の保持部材40のフレーム部41は、カバー30の横断面形状と同じ六角形をなしている。ただし、フロントフレーム4及びカバー30が接合可能であれば、フレーム部41の外形は特に限定されない。
ビーム部43は、フレーム部41の内周側の空間に架設される。本実施形態では、六角形のフレーム部41の内周のそれぞれの角部分から中心に向かって、6本のビーム部43が架設されている。したがって、複数のビーム部43は、エネルギ吸収部材10の軸方向に対して交差する複数方向に沿って延在している。ビーム部43とフレーム部41、あるいは、ビーム部43同士は、例えば溶接により接合される。それぞれのビーム部43の間には開口部44,45が形成される。開口部44は、エネルギ吸収部材10の内側に対応する位置に形成され、開口部45は、エネルギ吸収部材10の外側に対応する位置に形成される。開口部44,45は、破壊されたエネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に通過させるための開口となる。
本実施形態では、保持部材40のビーム部43が尖頭部43aを有する。図4は、ビーム部43の断面図であり、図2中のAA断面矢視図である。ビーム部43は、エネルギ吸収構造体100の先端側に向けて鋭角に突き出した尖頭部43aを有する。尖頭部43aは、ビーム部43に沿って延在しており、エネルギ吸収部材10の軸方向に対して交差する面に沿って所定長さを有する。係る尖頭部43aは、破壊されたエネルギ吸収部材10が保持部材40側に押し込まれてきたときに、先端のエッジでエネルギ吸収部材10を切り裂いて、開口部44,45へとガイドする。これにより、破壊されたエネルギ吸収部材10がカバー30内で詰まることを抑制することができる。
なお、ビーム部43の架設の態様は特に限定されない。例えば、複数のビーム部43を平行に配列して架設してもよい。ただし、本実施形態に係る保持部材40のように、複数のビーム部43を中心から放射状に配置することによって、エネルギ吸収部材10の周面に対して交差する方向に尖頭部43aが配置される。したがって、エネルギ吸収部材10の周方向のいずれの位置においても、破壊されたエネルギ吸収部材10が尖頭部43aによって引き裂かれやすくなる。
保持部47は、保持部材40の先端側の面に固定される。保持部47には、エネルギ吸収部材10が接合される。本実施形態では、保持部47は、架設されたビーム部43上に載置されて固定されている。保持部47とビーム部43とは例えば溶接により接合される。保持部47は、ビーム部43上に載置される載置部47bと、載置部47bから軸方向に立ち上がる立上部47aとを有する。
保持部47は、エネルギ吸収部材10の後端部の形状に合わせて円環形状を有する。立上部47aの内周面には、エネルギ吸収部材10の後端部の外周面が接着剤等により接合される。エネルギ吸収部材10と保持部47との接合に使用可能な接着剤としては、エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系の接着剤等を適宜使用することができる。
保持部47とエネルギ吸収部材10との接合面の軸方向の長さが短いと、接合強度が低くなるおそれがある。したがって、立上部47aの長さを、例えば5.0mm以上とすることが好ましい。一方、立上部47aの長さが長すぎると、エネルギ吸収構造体100の圧壊時に、エネルギ吸収構造体100の逐次破壊が立上部47aまで到達した時点から圧壊荷重が増大するため、エネルギ吸収部材10の潰れ残りが多くなるおそれがある。したがって、立上部47aの長さを5.0〜10.0mmの範囲内とすることがより好ましく、6.0〜9.0mmの範囲内とすることがさらに好ましい。
なお、立上部47aの外周面に対してエネルギ吸収部材10の後端部の内周面が接合されてもよい。このようにエネルギ吸収部材10を接合することにより、エネルギ吸収部材10の後端面を保持部47の載置部47bに当接させることができ、エネルギ吸収部材10を安定させることができる。また、エネルギ吸収部材10の後端面と載置部47bとを接合させることができれば、立上部47aの軸方向長さを短くできるため、エネルギ吸収部材10の潰れ残りを低減することができる。
<1−2.エネルギ吸収構造体の圧壊作用>
ここまで、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100の構成について説明した。次に、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100の逐次圧壊の様子について説明する。図5、図6、図8は、それぞれエネルギ吸収構造体100の逐次破壊の様子を示す模式図である。
車両の衝突が発生し、エネルギ吸収構造体100に衝突荷重が入力されると、エネルギ吸収構造体100が圧縮され、圧壊し始める。圧壊の初期においては、図5に示すように、エネルギ吸収部材10は、先端側が内巻き及び外巻きに開きながら破壊される。また、カバー30も座屈し始める。エネルギ吸収構造体100の逐次破壊が進展すると、図6に示すように、カバー30がさらに座屈するとともに、内巻き及び外巻きに破壊されたエネルギ吸収部材10が後端側に押し込まれて、保持部材40に到達する。
エネルギ吸収構造体100の逐次圧壊がさらに進展すると、図7に示すように、内巻き及び外巻きに破壊されたエネルギ吸収部材10は、保持部材40のビーム部43に設けられた尖頭部43aよって切り裂かれる。これにより、図8に示すように、破壊されたエネルギ吸収部材10は、複数のビーム部43の間の開口部44,45を通過して、フロントフレーム4側に導かれる。したがって、破壊されたエネルギ吸収部材10のカバー30内での詰まりが低減される。その結果、エネルギ吸収構造体100の圧壊荷重が増大して設計値から大きく外れることがなくなるとともに、エネルギ吸収部材10の潰れ残りが低減され、衝突エネルギ吸収量が小さくなることを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100は、繊維強化樹脂製のエネルギ吸収部材10の外周を覆う筒状のカバー30を備えている。これにより、車輪によって跳ね上げられる小石や雨水等からエネルギ吸収部材10が保護され、エネルギ吸収部材10の耐チッピング性や耐候性を向上させることができる。
また、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100では、エネルギ吸収部材10の後端側を保持する保持部材40が、尖頭部43aを有するビーム部43を備え、破壊されたエネルギ吸収部材10が尖頭部43aによって切り裂かれて、ビーム部43の間の開口部44,45に導かれる。したがって、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100は、圧壊されたエネルギ吸収部材10がカバー30内に詰まることによる圧壊荷重の増大を抑制することができる。また、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100は、エネルギ吸収部材10の潰れ残りを低減できることから、衝突エネルギの吸収量を増大させることができる。
さらに、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100は、破壊されたエネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に効率よく排出できるために、エネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に通過させる開口部の面積を小さくすることが可能になる。したがって、エネルギ吸収部材10の後端側を保持する保持部材40を小型化することができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体について説明する。本実施形態に係るエネルギ吸収構造体は、保持部材の構成が、第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体の保持部材とは異なっている。以下、第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体と異なる点を中心に、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体について説明する。
図9は、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体100Aを示す断面図であり、図10は、エネルギ吸収構造体100Aの保持部材50及びエネルギ吸収部材10を軸方向に見た図である。本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Aの保持部材50は、フレーム部51と、ビーム部53と、保持部57とを備えて構成され、複数のビーム部53は、フレーム部51と保持部57との間に架設されている。
フレーム部51は、第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体100の場合と同様に六角形をなしているが、フレーム部51の外形は特に限定されない。保持部57は、径方向に所定の幅を有する円板状となっている。保持部57の先端側の面には、エネルギ吸収部材10の後端面が接合される。ただし、本実施形態においても、第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体100の場合と同様に、保持部57に立上部を設けて、エネルギ吸収部材10を保持してもよい。
複数のビーム部53は、六角形のフレーム部51の内周のそれぞれの角部分から中心に向かって配置され、保持部57の外周に接合される。したがって、複数のビーム部53は、エネルギ吸収部材10の軸方向に対して交差する複数方向に沿って延在している。それぞれのビーム部53と保持部57とにより開口部55が形成される。開口部55は、エネルギ吸収部材10の外側に対応する位置に形成される。一方、エネルギ吸収部材10の内側に対応する位置には、保持部57の開口部54が位置する。これらの開口部54,55は、破壊されたエネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に通過させるための開口となる。
ビーム部53は、第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体100の場合と同様の形態の尖頭部53aを有する(図4を参照)。尖頭部53aは、エネルギ吸収部材10の軸方向に対して交差する面に沿って所定長さを有する。係る保持部材40であっても、エネルギ吸収部材10の外周側において、周方向のいずれの位置においても、外巻きに破壊されたエネルギ吸収部材10が尖頭部53aによって引き裂かれやすくなる。また、内巻きに破壊されたエネルギ吸収部材10は、比較的大きい保持部57の開口部54をフロントフレーム4側へと通過する。
したがって、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Aは、耐チッピング性及び耐候性を向上させるカバー30内に、破壊されたエネルギ吸収部材10が詰まることによる圧壊荷重の増大を抑制することができる。また、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Aは、エネルギ吸収部材10の潰れ残りを低減できることから、衝突エネルギ吸収量を増大させることができる。また、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Aは、破壊されたエネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に効率よく排出できるために、エネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に通過させる開口部の面積を小さくすることが可能になる。したがって、エネルギ吸収部材10の後端側を保持する保持部材40を小型化することができる。
<3.第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態にかかるエネルギ吸収構造体について説明する。本実施形態に係るエネルギ吸収構造体は、保持部材の構成が、第1及び第2の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体の保持部材とは異なっている。以下、第1及び第2の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体と異なる点を中心に、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体について説明する。
図11は、本実施形態にかかるエネルギ吸収構造体100Bを示す断面図であり、図12は、エネルギ吸収構造体100Bの保持部材60及びエネルギ吸収部材10を軸方向に見た図である。本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Bの保持部材60は、中央開口部64及び周辺開口部65を有するプレート部61を備える。
プレート部61は、第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体100の場合と同様に六角形をなしているが、プレート部61の外形は特に限定されない。プレート部61は、中央部に中央開口部64を有し、当該中央開口部64の縁に沿って、エネルギ吸収部材10が接合される保持部67が設けられる。当該保持部67の先端側の面には、エネルギ吸収部材10の後端面が接合される。ただし、本実施形態においても、第1の実施の形態に係るエネルギ吸収構造体100の場合と同様に、保持部67に立上部を設けて、エネルギ吸収部材10を保持してもよい。
また、プレート部61は、保持部67の外側に複数の周辺開口部65を有する。図12に示した例では、6個の周辺開口部65が設けられている。係る周辺開口部65は、それぞれ保持部67によって分断された略半円状をなす。ただし、周辺開口部65の形状は略半円状に限られず、矩形や三角形であってもよい。
周辺開口部65の縁部には、エネルギ吸収構造体100Aの先端側に突き出る尖頭部63が設けられている。尖頭部63は、エネルギ吸収部材10の軸方向に対して交差する面に沿って所定長さを有する。周辺開口部65は、エネルギ吸収部材10の外側に対応する位置に形成される。一方、エネルギ吸収部材10の内側に対応する位置には、中央開口部64が位置する。これらの開口部64,65は、破壊されたエネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に通過させるための開口となる。
係る保持部材60であっても、エネルギ吸収部材10の外周側において、外巻きに破壊されたエネルギ吸収部材10が尖頭部63によって引き裂かれ、少なくとも一部のエネルギ吸収部材10は周辺開口部65を介してフロントフレーム4側へ通過しやすくなる。また、内巻きに破壊されたエネルギ吸収部材10は、比較的大きい中央開口部64をフロントフレーム4側へと通過する。
したがって、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Bは、耐チッピング性及び耐候性を向上させるカバー30内に、破壊されたエネルギ吸収部材10が詰まることによる圧壊荷重の増大を抑制することができる。また、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Bは、エネルギ吸収部材10の潰れ残りを低減できることから、衝突エネルギ吸収量を増大させることができる。また、本実施形態に係るエネルギ吸収構造体100Bは、破壊されたエネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に効率よく排出できるために、エネルギ吸収部材10をフロントフレーム4側に通過させる開口部の面積を小さくすることが可能になる。したがって、エネルギ吸収部材10の後端側を保持する保持部材40を小型化することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、上記の各実施形態を互いに組み合わせた態様も、当然に本発明の技術的範囲に属する。
2 フロントバンパビーム
4 フロントフレーム
10 エネルギ吸収部材
20 固定部材
30 カバー
40,50,60 保持部材
41,51 フレーム部
43,53 ビーム部
43a,53a,63 尖頭部
44,45,54,55 開口部
47,57,67 保持部
44,64 開口部
61 プレート部
64 中央開口部
65 周辺開口部
100,100A,100B エネルギ吸収構造体

Claims (7)

  1. 荷重入力時に軸方向に圧壊して衝突エネルギを吸収する繊維強化樹脂製の筒状のエネルギ吸収部材と、
    前記エネルギ吸収部材の外周を覆う筒状のカバーと、
    前記エネルギ吸収部材の荷重入力側とは反対側の端部が保持される保持部材と、
    を備え、
    前記保持部材は、圧壊した前記エネルギ吸収部材を通過させる開口部を有するとともに、圧壊した前記エネルギ吸収部材を破断して当該エネルギ吸収部材の少なくとも一部を前記開口部に導く尖頭部を有する、エネルギ吸収構造体。
  2. 前記尖頭部は、前記エネルギ吸収部材の軸方向に対して交差する面上に所定長さを有して配置される、請求項1に記載のエネルギ吸収構造体。
  3. 前記保持部材は、前記エネルギ吸収部材の軸方向に対して交差する複数方向に沿って延在する複数のビーム部を備え、前記ビーム部の隙間が前記開口部として形成され、前記ビーム部が前記尖頭部を有する、請求項1又は2に記載のエネルギ吸収構造体。
  4. 前記保持部材は、前記ビーム部に支持された保持部を備え、前記エネルギ吸収部材は前記保持部に保持される、請求項3に記載のエネルギ吸収構造体。
  5. 複数の前記ビーム部は、前記保持部材の中央部から放射状に架設される、請求項3又は4に記載のエネルギ吸収構造体。
  6. 前記保持部材は、前記ビーム部に支持された保持部と、前記保持部の周囲を囲むように配置されるフレーム部とを備え、複数の前記ビーム部が前記保持部と前記フレーム部との間に架設される、請求項4又は5に記載のエネルギ吸収構造体。
  7. 前記保持部材は、少なくとも一つの前記開口部を有するプレートを備え、前記開口部の縁部に前記尖頭部を有する、請求項1又は2に記載のエネルギ吸収構造体。
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