JP6520708B2 - オキシメチレン共重合体の製造方法 - Google Patents
オキシメチレン共重合体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6520708B2 JP6520708B2 JP2015525208A JP2015525208A JP6520708B2 JP 6520708 B2 JP6520708 B2 JP 6520708B2 JP 2015525208 A JP2015525208 A JP 2015525208A JP 2015525208 A JP2015525208 A JP 2015525208A JP 6520708 B2 JP6520708 B2 JP 6520708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymerization
- oxymethylene copolymer
- producing
- protonic acid
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/04—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
- C08G65/06—Cyclic ethers having no atoms other than carbon and hydrogen outside the ring
- C08G65/08—Saturated oxiranes
- C08G65/10—Saturated oxiranes characterised by the catalysts used
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2/00—Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
- C08G2/04—Polymerisation by using compounds which act upon the molecular weight, e.g. chain-transferring agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2/00—Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
- C08G2/06—Catalysts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2/00—Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
- C08G2/10—Polymerisation of cyclic oligomers of formaldehyde
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2/00—Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
- C08G2/18—Copolymerisation of aldehydes or ketones
- C08G2/24—Copolymerisation of aldehydes or ketones with acetals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/30—Post-polymerisation treatment, e.g. recovery, purification, drying
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/13—Phenols; Phenolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3467—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
- C08K5/3477—Six-membered rings
- C08K5/3492—Triazines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L59/00—Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
- C08L59/04—Copolyoxymethylenes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Description
本発明はかかる現状を鑑み、オキシメチレン共重合体を高分子量かつ高収率で製造可能な製造方法を提供することを目的とする。
すなわち、分子量1000以下のプロトン酸、プロトン酸無水物及びプロトン酸エステル化合物からなる群から選択される少なくとも1種の重合開始剤と、少なくとも1種の分子量1000以下のプロトン酸の塩との存在下に、135℃〜300℃の重合温度で、トリオキサンとコモノマーとをカチオン重合する重合工程を含むオキシメチレン共重合体の製造方法である。
重合開始剤の分子量は1000以下であり、好ましくは800以下、より好ましくは500以下である。分子量の下限値は特に制限されず、分子量は例えば20以上、好ましくは36以上である。
プロトン酸の塩は、製造効率の観点から、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア及びアミン化合物からなる群から選択される少なくとも1種のアルカリ成分と、プロトン酸とから生成する塩であることが好ましく、アルカリ成分がアルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種であることがより好ましい。
プロトン酸としては、例えば、硫酸、塩酸、リン酸、過塩素酸などの無機酸;フッ素化又は塩素化されたアルキルスルホン酸又はアリールスルホン酸などの有機酸が挙げられる。中でも過塩素酸及びパーフルオロアルキルスルホン酸からなる群から選択される少なくとも1種がより好ましく、製造効率と経済性を勘案すると過塩素酸が最も好ましい。
アルカリ金属にはリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム等が含まれる。アルカリ土類金属は広義のアルカリ土類金属であり、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウムの他にベリリウムとマグネシウムも含まれる。アミン化合物には一級アミン、二級アミン、三級アミン、アルキル化メラミン、ヒンダードアミン化合物が含まれる。一級アミンとしてはn−プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン等が好適に使用される。二級アミンとしては、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ピペリジン、モルホリン等が好適に使用される。三級アミンとしては、トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリイソプロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン等が好適に使用される。アルキル化メラミンとしてはメラミンのメトキシメチル置換体であるモノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ又はヘキサメトキシメチルメラミンあるいはその混合物等が好適に使用される。ヒンダードアミン化合物としては、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)セバケート、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)エステル、ポリ〔〔6−(1,1,3,3−テトラメチレンブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル〕〔(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)イミノ〕ヘキサメチレン〔(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)イミノ〕、1,2,2,6,6,−ペンタメチルピペリジン、コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、及びN,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン−2,4−ビス〔N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)アミノ〕−1,3,5−トリアジン縮合物等が好適に使用される。
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物又はアルコラートとしては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、リチウムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、マグネシウムメトキシド、カルシウムメトキシド、マグネシウムエトキシド、カルシウムエトキシド等が好適に使用される。
なお、重合停止剤の当量とは、重合開始剤1モルを失活させるのに要するモル数を意味する。
熱安定剤としては、メラミン、メチロールメラミン、ベンゾグアナミン、シアノグアニジン、N,N−ジアリールメラミン等のトリアジン化合物、ポリアミド化合物、尿素誘導体、ウレタン化合物等の有機化合物;ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、バリウムの無機酸塩、水酸化物、有機酸塩等が挙げられる。なかでも立体障害性フェノール化合物及びトリアジン化合物からなる群から選択される少なくとも1種の安定剤を使用することが好適であり、トリエチレングリコール−ビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネートとメラミンとの組合せが最も好適である。
(1)極限粘度;2質量%のα−ピネンと0.1質量%のトリn−ブチルアミンを添加したp−クロロフェノール中に、オキシメチレン共重合体を0.1質量%溶解してオストワルド粘度計により60℃で測定した。
過塩素酸溶液 ; 過塩素酸(70質量%水溶液)をジエチレングリコールジメチルエーテルで希釈して過塩素酸-ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を使用直前に調製した。
トリフルオロメタンスルホン酸溶液 ; トリフルオロメタンスルホン酸をジエチレングリコールジメチルエーテルで希釈してトリフルオロメタンスルホン酸-ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を使用直前に調製した。
リンタングステン酸溶液 ; リンタングステン酸(H3[PW12O40]・30H2O、M.W.= 3421)をジエチレングリコールジメチルエーテルに溶解してリンタングステン酸-ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を使用直前に調製した。
過塩素酸塩溶液 ; ナトリウムメトキシド(28質量%メタノール溶液)と過塩素酸(70質量%水溶液)を1:1のモル比で塩を生成する様に25℃のジエチレングリコールジメチルエーテル中で反応させ、NaClO4−ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を重合反応直前に調整した。カルシウムメトキシドと過塩素酸(70質量%水溶液)を1:2のモル比で塩を生成する様に25℃のジエチレングリコールジメチルエーテル中で反応させ、Ca(ClO4)2−ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を重合反応直前に調製した。
トリフルオロメタンスルホン酸塩溶液 ; トリエチルアミンとトリフルオロメタンスルホン酸を1:1のモル比で塩を生成する様に25℃のジエチレングリコールジメチルエーテル中で反応させ、トリフルオロメタンスルホン酸トリエチルアミン塩−ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を重合反応直前に調製した。
リンタングステン酸塩溶液 ; ナトリウムメトキシド(28質量%メタノール溶液)とリンタングステン酸(H3[PW12O40]・30H2O、M.W.= 3421)を3:1のモル比で塩を生成する様に25℃のジエチレングリコールジメチルエーテル中で反応させ、リンタングステン酸ナトリウム(Na3[PW12O40]・30H2O、M.W.= 3487)−ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を重合反応直前に調製した。
重合装置として加熱ヒーターと撹拌機を有する内容積500mlのSUS316製耐圧反応器を用い、バッチ式の重合によりオキシメチレン共重合体の製造を実施した。反応器を80℃に加熱し、内部を乾燥窒素で乾燥・置換した後、トリオキサン200g(安定剤として立体障害性フェノール化合物であるヘキサメチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を100質量ppm含有する。水、ギ酸、ホルムアルデヒド等の不純物はそれぞれ20質量ppm以下であった。)、コモノマーの1,3−ジオキソラン8gを仕込み、高圧窒素により2.5MPaGに加圧した。撹拌しながら内部温度が150℃になるまで加熱し、トリオキサンに対して所定量の重合開始剤(3質量%ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として)とプロトン酸の塩(0.5質量%ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として)を使用直前に混合し、1mlのベンゼンと共にポンプにより圧入し重合を開始した。内部圧力は3−4MPaGまで上昇した。所定時間重合させた後、使用した重合開始剤量の10倍モルに相当するナトリウムメトキシドをジエチレングリコールジメチルエーテル溶液(溶液濃度:5mmol/ml)として1mlのベンゼンと共にポンプにより圧入し、5分間混合して重合を停止し、放圧することにより未反応モノマーや分解生成物を蒸発させてオキシメチレン共重合体を収得した。
実施例1〜2、4及び比較例1、3〜5では重合開始後、2〜4℃内部温度が低下したが、その後は146〜152℃の間の内部温度を維持した。比較例2ではオキシメチレン共重合体は生成せず、内部温度も変化しなかった。得られたオキシメチレン共重合体を粉砕し減圧下で低沸点物を除去した後、重合収率、極限粘度を測定し、その結果を併せて表1、表2に示した。
所定時間重合させた後、使用した重合開始剤量の0.9倍モルに相当するナトリウムメトキシドと10倍モルに相当するヘキサメトキシメチルメラミンの混合物をジエチレングリコールジメチルエーテル溶液(溶液濃度:5mmol/ml)として1mlのベンゼンと共にポンプにより圧入し、5分間混合して重合を停止した以外は、実施例1と同様な操作を行った。重合開始後、2〜4℃内部温度が低下したが、その後は146〜152℃の間の内部温度を維持した。重合収率、極限粘度を測定し、その結果を併せて表1に示した。
重合開始時の内部温度を140℃にした以外は、実施例1と同様な操作を行った。重合開始後、1℃内部温度が低下したが、その後は139〜144℃の間の内部温度を維持した。重合収率、極限粘度を測定し、その結果を併せて表3に示した。
重合開始時の内部温度を140℃にした以外は、比較例1と同様な操作を行った。重合開始後、2℃内部温度が低下したが、その後は138〜140℃の間の内部温度を維持した。重合収率、極限粘度を測定し、その結果を併せて表3に示した。
重合開始時の内部温度を165℃にし、トリオキサンに対して所定量の重合開始剤(3質量%ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として)とプロトン酸の塩(0.5質量%ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として)に加えてアセトンを使用直前に混合し、1mlのベンゼンと共にポンプにより圧入し重合を開始した以外は、実施例1と同様な操作を行った。重合開始後、4℃内部温度が低下したが、その後は161〜167℃の間の内部温度を維持した。重合収率、極限粘度を測定し、その結果を併せて表4に示した。
重合開始時の内部温度を165℃にした以外は、比較例1と同様な操作を行った。重合開始後、2℃内部温度が低下したが、その後は163〜167℃の間の内部温度を維持した。重合収率、極限粘度を測定し、その結果を併せて表4に示した。
重合装置としてジャケット、ショーグラス、2枚のZ型翼を有する内容積1Lの卓上型二軸混練機を用い、バッチ式の重合によりオキシメチレン共重合体の製造を実施した。ジャケットに70℃温水を循環させ、さらに内部を高温空気で加熱乾燥した後、蓋を取り付けて系内を窒素置換した。原料投入口よりトリオキサン300g(安定剤として立体障害性フェノール化合物であるヘキサメチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を100質量ppm含有する。水、ギ酸、ホルムアルデヒド等の不純物はそれぞれ20質量ppm以下であった。)、コモノマーの1,3−ジオキソラン12gを仕込み、Z型翼によって撹拌しながら、トリオキサンに対して所定量の重合開始剤(0.008質量%ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として)とプロトン酸の塩(0.008質量%ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として)を使用直前に混合し、添加し重合を開始した。4分間重合させたのち、使用した重合開始剤量の10倍モルに相当するトリエチルアミンをベンゼン溶液(溶液濃度:5mmol/ml)としてシリンジを用いて重合装置内に添加し、15分間混合して重合を停止し、オキシメチレン共重合体を収得した。
比較例8〜10では重合開始後、共重合体が析出するとともに重合混合物の温度が20℃以上上昇した。比較例11では重合収率が低く、重合混合物の温度もほとんど変化しなかった。内部の最高温度を表5に示した。このオキシメチレン共重合体を粉砕し減圧下で低沸点物を除去した後、重合収率、極限粘度を測定し、その結果を併せて表5に示した。
連続重合装置として、内部に静止型混合エレメントを備え、加熱ジャケットを有するスタティックミキサー型の第1予熱機、重合機、重合停止剤混合機、停止反応機、第2予熱機を直列に配管で接続し、オキシメチレン共重合体の製造を実施した。第1予熱機の入口に、2kg/hrのトリオキサン(安定剤として立体障害性フェノール化合物であるヘキサメチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を100質量ppm含有する。水、ギ酸、ホルムアルデヒド等の不純物はそれぞれ20質量ppm以下であった。)、コモノマーとして0.08kg/hrの1,3−ジオキソラン及び、分子量調節剤としてメチラールをジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として、極限粘度を1.1〜1.5dl/gに調節するのに必要な量をダブルプランジャーポンプにより供給し、重合温度の150℃まで加熱した。その後、第1予熱機と重合機の間の接続配管部に重合開始剤としてトリオキサンに対して2.5質量ppmの過塩素酸を3質量%過塩素酸-ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として、3.0質量ppmの過塩素酸ナトリウムを0.5質量%NaClO4-ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液として使用直前に混合し、ダブルプランジャーポンプにより連続的に供給し配管内でモノマーと充分混合し重合機へ供給した。重合機のジャケット温度は重合温度と同じとして、重合機内の平均滞在時間は2分間であった。その後、重合機と重合停止剤混合機の間の接続配管部に重合開始剤量の2倍当量の所定のナトリウムメトキシドをジエチレングリコールジメチルエーテル溶液(溶液濃度:5mmol/ml)としてダブルプランジャーポンプにより連続的に供給し、重合停止剤混合機で混合後、停止反応機へ供給した。重合停止剤混合機、停止反応機のジャケット温度は重合温度と同じとして、合計の平均滞在時間は3分間であった。その後、第2予熱機へ供給し重合混合物の温度を235℃まで加熱し、大気圧のフラッシュポットで放圧することにより未反応モノマーや分解生成物を蒸発させ、さらに減圧下で低沸点物を除去しオキシメチレン共重合体を収得した。大気圧で蒸発させた未反応モノマーや分解生成物のガスの50質量%を原料トリオキサンへリサイクルした。ジエチレングリコールジメチルエーテルの合計使用量はトリオキサンに対して1質量%以下であった。なお、第2予熱機出口に背圧弁を設置し、流速が安定する様に調整した。
実施例7で得られたオキシメチレン共重合体100質量部に、メラミン0.1質量部、トリエチレングリコール−ビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート0.3質量部を添加、混合した後、ベント付2軸押出機に供給し、50mmHgの減圧下、200℃で溶融混練され、引続き内部に2本の回転軸を有し、該軸に複数個の掻き取り羽根が取付けられており、前記軸が異方向に回転した際に、羽根同士が接触しないようにずらして取付けられ、羽根の先端がケース内面及び相互の軸と僅かな間隙を保って回転するように配置され、軸の回転により重合体を混練し、かつ溶融した重合体の表面を常に更新して、揮発成分を揮散させやすくする機能を有する表面更新型混合機に供給され、再び50mmHgの減圧下、220℃で安定化された。2軸押出機の入口から表面更新型の混合機の出口までの平均滞留時間は15分であった。安定化されたオキシメチレン共重合体はダイスより押し出されペレット化された。得られたペレットの極限粘度は1.4dl/g、MI値は9.5であり、M値は0.8%であった。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願、及び技術規格は、個々の文献、特許出願、及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書に参照により取り込まれる。
Claims (19)
- 分子量1000以下のプロトン酸、プロトン酸無水物及びプロトン酸エステル化合物からなる群から選択される少なくとも1種の重合開始剤と、少なくとも1種の分子量1000以下のプロトン酸の塩との存在下に、135℃〜220℃の重合温度で、トリオキサンとコモノマーとを溶融状態を保ってカチオン重合する重合工程と、重合停止剤を添加する工程とを含み、前記重合開始剤の投入時から前記重合停止剤の投入時までにおける、前記重合温度の最大温度差が20℃未満である、オキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合工程が、ケトン化合物の存在下に行われる請求項1に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合開始剤が、過塩素酸、パーフルオロアルキルスルホン酸、それらの酸無水物及びそれらのエステル化合物からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1又は2に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合開始剤が、過塩素酸、過塩素酸無水物及び過塩素酸エステル化合物からなる群から選択される少なくとも1種である請求項3に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記プロトン酸の塩が、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア及びアミン化合物からなる群から選択される少なくとも1種のアルカリ成分と、プロトン酸とから生成する塩である請求項1〜4のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記アルカリ成分が、アルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種である請求項5に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合開始剤の存在量が、トリオキサンに対して0.001質量ppm〜10質量%である請求項1〜6のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記プロトン酸の塩の存在量が、トリオキサンに対して0.001質量ppm〜10質量%である請求項1〜7のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合開始剤と前記プロトン酸の塩とのモル比が、1:0.01〜1:2000の範囲である請求項1〜8のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合温度が140℃〜165℃である請求項1〜9のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合工程が、さらに分子量調節剤の存在下に行われ、分子量調節剤の存在量が、トリオキサンに対して0.01質量ppm〜10質量%である請求項1〜10のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合開始剤及び前記プロトン酸の塩の全部又は一部を1気圧での沸点が115℃以下の溶媒で希釈して添加する工程を更に含む請求項1〜11のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合停止剤が、アミン化合物、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属のアルコラート、アルカリ土類金属の水酸化物及びアルカリ土類金属のアルコラートからなる群から選択される少なくとも1種である請求項1〜12のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合停止剤の添加量が、前記重合開始剤量に対して0.1〜100当量である請求項1〜13のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合停止剤の全部又は一部を1気圧での沸点が115℃以下の溶媒で希釈して添加する工程を更に含む請求項1〜14のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 内部に静止型混合エレメントを備えるスタティックミキサー型の連続重合機と、重合停止剤混合機とを直列に接続した連続重合装置を用いて、前記オキシメチレン共重合体を連続的に製造する請求項1〜15のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 立体障害性フェノール化合物及びトリアジン化合物からなる群から選択される少なくとも1種の安定剤を添加する工程を更に含む請求項1〜16のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記重合工程で得られる重合混合物を、さらに130〜300℃の温度で0.00001〜50MPaの圧力下にフラッシュポット、一軸又は二軸スクリューを備えたベント付き押出機及び一軸又は二軸の撹拌翼を備える横型高粘度液脱気装置からなる群から選択される少なくとも1種の脱気装置中で、揮発成分及び熱的不安定部分の少なくとも一部をガス成分として除去する工程を更に含む請求項1〜17のいずれか一項に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
- 前記ガス成分を液化し、その一部又は全部を原料トリオキサン中にリサイクルする工程を更に含む請求項18に記載のオキシメチレン共重合体の製造方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013137735 | 2013-07-01 | ||
JP2013137734 | 2013-07-01 | ||
JP2013137735 | 2013-07-01 | ||
JP2013137734 | 2013-07-01 | ||
PCT/JP2014/067426 WO2015002147A1 (ja) | 2013-07-01 | 2014-06-30 | オキシメチレン共重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2015002147A1 JPWO2015002147A1 (ja) | 2017-02-23 |
JP6520708B2 true JP6520708B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=52143722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015525208A Active JP6520708B2 (ja) | 2013-07-01 | 2014-06-30 | オキシメチレン共重合体の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10280258B2 (ja) |
EP (1) | EP3018159B1 (ja) |
JP (1) | JP6520708B2 (ja) |
KR (1) | KR102213319B1 (ja) |
CN (1) | CN105339401B (ja) |
TW (1) | TWI665230B (ja) |
WO (1) | WO2015002147A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016104065A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 三菱瓦斯化学株式会社 | オキシメチレン共重合体の製造方法 |
CN109906239B (zh) * | 2016-11-07 | 2021-11-30 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 氧亚甲基共聚物的制造方法 |
JP7096043B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-07-05 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール共重合体の製造方法 |
WO2020026781A1 (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 三菱瓦斯化学株式会社 | オキシメチレン共重合体の製造方法 |
JP2024067677A (ja) * | 2022-11-07 | 2024-05-17 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール共重合体の製造方法 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4087411A (en) * | 1975-09-17 | 1978-05-02 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for preparing oxymethylene polymers |
DE3147309A1 (de) | 1981-11-28 | 1983-06-01 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Kontinuierliches verfahren zur herstellung von oxymethylenpolymeren |
JPS639527A (ja) | 1986-07-01 | 1988-01-16 | Showa Alum Corp | 樹脂ラミネ−トアルミ箔の冷間張出し成形加工法 |
DE4327245A1 (de) | 1993-08-13 | 1995-02-16 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung von Polyacetalen |
JPH0819577A (ja) * | 1994-07-08 | 1996-01-23 | Fujitsu Ltd | 介助装置 |
JP3916787B2 (ja) * | 1998-12-28 | 2007-05-23 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール共重合体の製造方法 |
DE102005012482A1 (de) * | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Polyoxymethylenen |
US20060252912A1 (en) * | 2005-04-15 | 2006-11-09 | Ticona Gmbh | Process for preparing polyoxymethylene homo- and copolymers and apparatus suitable for this purpose |
AU2006283847A1 (en) | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Basf Se | Method for production of polyoxymethylene homo- or co-polymers |
US7534234B2 (en) * | 2006-05-09 | 2009-05-19 | Fojtik Shawn P | Hand-held aspiration syringe and methods |
DE102006044465A1 (de) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Ticona Gmbh | Initiator |
US7902324B2 (en) * | 2006-09-26 | 2011-03-08 | Ticona Gmbh | Initiator |
GB2446455B (en) * | 2007-02-08 | 2011-08-17 | Adder Tech Ltd | Video switch and method of sampling simultaneous video sources |
JP2008195777A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | オキシメチレン共重合体組成物 |
JP2009227894A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂の製造方法 |
JP2009249451A (ja) | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリアセタール樹脂の製造方法 |
DE102008018967A1 (de) * | 2008-04-16 | 2009-10-22 | Ticona Gmbh | Oxymethylenpolymere, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
JP2011137087A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ポリアセタール共重合体の製造方法 |
EP2546272A1 (en) * | 2011-07-15 | 2013-01-16 | Ticona GmbH | Process for producing oxymethylene polymers |
-
2014
- 2014-06-30 EP EP14819262.8A patent/EP3018159B1/en active Active
- 2014-06-30 US US14/901,783 patent/US10280258B2/en active Active
- 2014-06-30 KR KR1020167001005A patent/KR102213319B1/ko active IP Right Grant
- 2014-06-30 WO PCT/JP2014/067426 patent/WO2015002147A1/ja active Application Filing
- 2014-06-30 JP JP2015525208A patent/JP6520708B2/ja active Active
- 2014-06-30 CN CN201480037307.7A patent/CN105339401B/zh active Active
- 2014-07-01 TW TW103122656A patent/TWI665230B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10280258B2 (en) | 2019-05-07 |
EP3018159B1 (en) | 2020-08-19 |
TWI665230B (zh) | 2019-07-11 |
WO2015002147A1 (ja) | 2015-01-08 |
CN105339401A (zh) | 2016-02-17 |
TW201509977A (zh) | 2015-03-16 |
JPWO2015002147A1 (ja) | 2017-02-23 |
KR102213319B1 (ko) | 2021-02-05 |
EP3018159A4 (en) | 2017-03-08 |
US20160369050A1 (en) | 2016-12-22 |
CN105339401B (zh) | 2017-09-15 |
EP3018159A1 (en) | 2016-05-11 |
KR20160028445A (ko) | 2016-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6520708B2 (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 | |
JP6024749B2 (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 | |
US20230250211A1 (en) | Method for producing oxymethylene copolymer | |
JP6696434B2 (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 | |
WO2023171315A1 (ja) | ポリアセタール共重合体の製造方法 | |
JPH08325341A (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 | |
JP2017002178A (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 | |
WO2014196385A1 (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 | |
TW202017958A (zh) | 甲醛共聚物之製造方法 | |
JP2001329032A (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 | |
JP2001329033A (ja) | オキシメチレン共重合体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180928 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190307 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20190315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190415 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6520708 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |