JP6519404B2 - 電子デバイス、および、液体噴射ヘッド - Google Patents
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Description
本発明の電子デバイスは、上記目的を達成するために提案されたものであり、駆動領域を有する第1の基板と、
前記駆動領域を覆い、前記第1の基板と接着剤で接合された第2の基板と、を備えた電子デバイスであって、
前記第1の基板の前記第2の基板と前記接着剤を介して重なる接着領域は、第1の方向に沿った第1の接着領域と、前記第1の方向に交差する第2の方向に沿った第2の接着領域と、前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とが交わって形成された角部である第3の接着領域と、を有し、
前記第1の基板には、前記第1の接着領域と交差する第1の溝と、前記第2の接着領域と交差する第2の溝と、前記第1の溝および前記第2の溝に対して傾斜すると共に前記第3の接着領域と交差する第3の溝と、が、前記接着領域から当該接着領域とは反対側の面に向けて窪んだ状態に形成されたことを特徴とする。
また、手段1の構成において、前記第1の溝、前記第2の溝、および前記第3の溝は、それぞれと交差する前記接着領域と平面視で重なる交差範囲を超える範囲に形成された構成を採用することが望ましい。
また、上記手段1または手段2の構成に関し、前記第1の溝、前記第2の溝、および前記第3の溝は、それぞれ複数設けられた構成を採用することが望ましい。
また、上記手段3の構成に関し、前記第3の溝のうち、少なくとも一つは、前記第3の接着領域の前記駆動領域側の角と前記第3の接着領域の前記角の対角の角を通る構成を採用することが望ましい。
また、本発明の液体噴射ヘッドは、手段1乃至手段4の何れか一の電子デバイスを備え、
圧電素子によって前記駆動領域を駆動することにより、前記第1の基板に形成された圧力室内の液体に圧力変動を生じさせ、当該圧力変動により前記圧力室に通じるノズルから液体を噴射させることを特徴とする。
さらに、接着領域の角部にも溝50(50c)が形成されているので、当該角部においても余剰な接着剤の流れ出しを抑制する効果、および、アンカー効果が得られる。本実施形態においては、第3の溝群のうち、少なくとも一つは、第3の第3の接着領域B3の角を通るので、特に流れ出しが生じやすい角からの接着剤の流れ出しを効果的に抑制することができる。
そして、封止板19とアクチュエーター基板12と間における接着剤の流れ出しが抑制され、接合強度が高められた電子デバイス13を備えるので、信頼性の高い記録ヘッド3を提供することができる。
Claims (5)
- 駆動領域を有する第1の基板と、
前記駆動領域を覆い、前記第1の基板と接着剤で接合された第2の基板と、を備えた電子デバイスであって、
前記第1の基板の前記第2の基板と前記接着剤を介して重なる接着領域は、第1の方向に沿った第1の接着領域と、前記第1の方向に交差する第2の方向に沿った第2の接着領域と、前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とが交わって形成された角部である第3の接着領域と、を有し、
前記第1の基板には、前記第1の接着領域と交差する第1の溝と、前記第2の接着領域と交差する第2の溝と、前記第1の溝および前記第2の溝に対して傾斜すると共に前記第3の接着領域と交差する第3の溝と、が、前記接着領域から当該接着領域とは反対側の面に向けて窪んだ状態に形成されたことを特徴とする電子デバイス。 - 前記第1の溝、前記第2の溝、および前記第3の溝は、それぞれと交差する前記接着領域と平面視で重なる交差範囲を超える範囲に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
- 前記第1の溝、前記第2の溝、および前記第3の溝は、それぞれ複数設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子デバイス。
- 前記複数の第3の溝のうち、少なくとも一つは、前記第3の接着領域の前記駆動領域側の角と前記第3の接着領域の前記角の対角の角を通ることを特徴とする請求項3に記載の電子デバイス。
- 請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の電子デバイスを備え、
圧電素子によって前記駆動領域を駆動することにより、前記第1の基板に形成された圧力室内の液体に圧力変動を生じさせ、当該圧力変動により前記圧力室に通じるノズルから液体を噴射させることを特徴とする液体噴射ヘッド。
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JP2015164513A JP6519404B2 (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 電子デバイス、および、液体噴射ヘッド |
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