JP6518549B2 - シューズアッパーの編成方法、およびシューズアッパー - Google Patents
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Description
≪全体構成≫
図1に示すサンダル(シューズ)100は、編地によって形成されるシューズアッパー1と、シューズアッパー1の底側に取り付けられるアウターソール5と、を備える。サンダル100のシューズアッパー1は、着用者の足裏部分を覆うソールカバー2と、着用者の甲側部分に掛け渡される複数のストラップ状編地部3と、着用者の踵部分に掛け渡される踵保持部4と、を備える。つまりこのシューズアッパー1は、編地で構成される従来のシューズアッパーに備わるインステップカバーの代わりに、ストラップ状編地部3が設けられたシューズアッパー1である。
本例のソールカバー2は、爪先から踵に向って編成される編地である。つまり、ソールカバー2の長さ方向が編地のウエール方向で、ソールカバー2の幅方向が編地の編幅方向である。本例と異なり、ソールカバー2は踵から爪先に向って編成することもできる。
ストラップ状編地部3は、そのウエール方向の始端部3sと終端部3eが共に、ソールカバー2の周縁部20の編幅内に繋がるストラップ状に形成された編地である。本例では、複数のストラップ状編地部3のうち、ウエール方向の始端部31s(3s)がソールカバー2の右側部分に繋がるものを第一ストラップ31、ウエール方向の始端部32s(3s)がソールカバー2の左側部分に繋がるものを第二ストラップ32とする。本例の第一ストラップ31は、その終端部31eが、ソールカバー2の左側部分における始端部31sよりも踵側にずれた位置に繋がっており、第二ストラップ32は、その終端部32eが、ソールカバー2の右側部分における始端部32sよりも踵側にずれた位置に繋がっている。そのため、第一ストラップ31と第二ストラップ32は、ソールカバー2の幅方向の中央付近で『X』字状に交差している。
図2の編成イメージ図に基づいてシューズアッパー1の編成手順を説明する。図2では、工程の順番をローマ数字で示す。
図3は、第一ストラップ31(ストラップ状編地部3)の始端部31sの編成の一例を示す編成工程図であり、図4は、第一ストラップ31の終端部31eの編成の一例を示す編成工程図である。図3,4の左欄の『アルファベット+数字』は編成工程の番号を示しており、右欄には各編成工程における編成状態が模式的に示されている。右欄の針床の黒点は編針を、丸印は編目を、V印は掛け目を、二重丸は重ね目を示している。大文字アルファベットは、前針床FB(一側針床)、後針床BB(他側針床)の編針の位置を示している。
実施形態2では、第一ストラップ31と第二ストラップ32とが交差する部分で、両ストラップ31,32を繋げたシューズアッパーを説明する。
実施形態1に示すシューズアッパーの編成方法を応用することで、多種多様なストラップ状編地部3を備えるシューズアッパーを編成することができる。その多様なストラップ状編地部3を備えるシューズアッパーの一例を図7に例示する。
1 シューズアッパー
2 ソールカバー 20 周縁部 2F 一側編地部 2B 他側編地部
3 ストラップ状編地部 3s 始端部 3e 終端部
31 第一ストラップ 31s 始端部 31e 終端部
32 第二ストラップ 32s 始端部 32e 終端部
31f FB側編地部 31b BB側編地部
4 踵保持部
5 アウターソール
6 紐
8,9 給糸口
Claims (4)
- 前後に対向する一側針床と他側針床を備える横編機を用いて、着用者の足裏部分を覆うソールカバーを備えるシューズアッパーを編成するシューズアッパーの編成方法において、
前記ソールカバーを編成する途中で、前記ソールカバーの周縁部の編幅内から編出され、前記周縁部における編出し位置とは別の位置に繋がれるストラップ状編地部を編成し、
前記ソールカバーを編成する際、少なくとも前記周縁部を前記一側針床と前記他側針床の両方を用いた肉厚の編組織で編成し、
前記ストラップ状編地部を編成する際、前記周縁部の編幅内の前記一側針床と前記他側針床の空針に、前記周縁部の編目に繋がる筒状の始端部を編成し、その始端部に続く複数段の編目列を編成した後、筒状の終端部を前記周縁部の前記一側針床の編目と前記他側針床の編目に重ねて接合するシューズアッパーの編成方法。 - 前記ストラップ状編地部を構成する複数段の編目列のうちの少なくとも一部を、前記ソールカバーの編成範囲の外側で編成する請求項1に記載のシューズアッパーの編成方法。
- 前記周縁部における前記ソールカバーの右側寄りの部分から、前記ストラップ状編地部の一つである第一ストラップを編み出すと共に、前記周縁部における前記ソールカバーの左側寄りの部分から、前記ストラップ状編地部の一つである第二ストラップを編出し、
前記第一ストラップと前記第二ストラップを前記ソールカバーに繋げる前に、前記第一ストラップと前記第二ストラップとを交差させる請求項1または請求項2に記載のシューズアッパーの編成方法。 - 着用者の足裏部分を覆うソールカバーを備える編地であるシューズアッパーにおいて、
前記ソールカバーの周縁部の編幅内に設けられる筒状の始端部と、前記周縁部における前記始端部とは別の位置に繋がれる筒状の終端部と、を有するストラップ状編地部を備え、
前記ソールカバーのうち、少なくとも前記周縁部は、一側編地部と他側編地部と、が厚み方向に重なる肉厚の編組織で構成され、
前記ストラップ状編地部の前記始端部は、前記一側編地部の編目の間に配置され、前記一側編地部の編目に繋がる編目と、前記他側編地部の編目の間に配置され、前記他側編地部の編目に繋がる編目と、で形成され、
前記ストラップ状編地部の前記終端部は、前記一側編地部の編目と前記他側編地部の編目に重ねられて接合されているシューズアッパー。
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