JP6518281B2 - 手持型機器の付属品 - Google Patents

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Description

本発明は、手持型機器の、特に温風整髪機器などのヘアケア機器の付属品に関する。
従来の温風整髪装置では、ファンユニットによって空気が入口に吸い込まれ、ヘッド部又は付属品によって毛髪に向けられる。所望の髪形に応じて、空気は加熱することも、又はしないこともできる。多くの場合、ヘッド部又は付属品は、整髪のために髪を巻き付けて保持する毛状突起を含む。空気は、一般に付属品の表面から直角に吹き出す。髪をカール状に整える際には、毛状突起から髪をほどくのが困難な場合があり、髪がもつれることもある。
髪をカール状に整える際には、加熱バレルが高温に達してから髪をバレルに巻き付けた後に一定の時間にわたってバレルクリップによって固定するヘアアイロンを使用することも知られている。このようなヘアアイロンを高温で繰り返し使用すると、髪が傷むことがある。
本発明の第1の態様では、ヘアケア機器であって、流体入口と、流体出口と、流体入口と流体出口との間に延びる流体流路と、流体流路内の流体を流体出口に向ける少なくとも1つのベーンとを有する本体を含み、本体が、少なくとも2つの延長プレートを含み、流体出口が、少なくとも2つの延長プレート間の重複部分によって定められるスロットを含み、少なくとも1つのベーンが、少なくとも2つの延長プレート間の重複部分内に位置するヘアケア機器を提供する。
付属品から流れが排出される際に正確に流れを誘導するように機能するベーンを各プレートの内面上に設けることに利点がある。具体的には、付属品から均一な空気流が排出されることにより、髪の束がバレルの長さにわたって均一に付着できるようになる。
本体は細長く、軸に沿って延びることが好ましい。好ましい実施形態では、細長い本体が、第1の端部及び第2の端部を有し、流体入口は第1の端部に存在する。流体出口は、第1の端部と第2の端部との間に軸に沿って延びることが好ましい。
好ましい実施形態では、少なくとも1つのベーンが翼形である。この形状は、乱流を抑えるので有利である。
少なくとも1つのベーンは、流体流路を流れる流体を第1の方向から第2の方向に向けることが好ましい。好ましい実施形態では、第1の方向が本体の軸と平行である。第2の方向は、軸から85°〜95°であることが好ましい。
好ましい実施形態では、少なくとも1つのベーンが、本体の第1の端部から本体の第2の端部に向かって延びる複数のベーンを含む。
複数のベーンは、本体に沿って不規則に離間することが好ましい。好ましい実施形態では、複数のベーンが、第2の端部に向かって互いに次第に接近する。
複数のベーンは、本体の軸に対して角度を付けられることが好ましい。好ましい実施形態では、複数のベーンの少なくとも一部の角度が、隣接するベーンと異なる。軸に対する複数のベーンの角度は、第2の端部に向かって増すことが好ましい。
空気流の付着を最適化するために、ベーンの角度が付属品の長さに沿ったベーンの位置に依存する異なる角度のベーンを重複部分内に設けることに利点がある。
好ましい実施形態では、複数のベーンのサイズが、第1の端部と第2の端部との間で変化する。複数のベーンは、本体の第2の端部に向かって次第に小さくなることが好ましい。
好ましい実施形態では、複数のベーンの各々が同じ形状を有する。
スロットは、本体の軸に対して湾曲することが好ましい。螺旋形の流体出口スロットを形成する各プレートのねじれた螺旋形と、付属品の外に流れを向ける内部ベーンとを組み合わせると、付属品の表面に対する空気流の付着が強化されるので有利である。
好ましい実施形態では、少なくとも1つのベーンが、少なくとも2つの延長プレート間の重複部分と実質的に同じ長さである。
少なくとも1つのベーンのうちの1つのベーンは、構造機能の他に流れ誘導機能を有することが好ましい。
好ましい実施形態では、各延長プレートが、ストラット及びプレートで形成される。
スロットは、隣接する延長プレートからのストラット及びプレートとで形成されることが好ましい。
第2の態様によれば、本発明は、ヘアケア機器の付属品であって、第1の端部及び第2の端部と、第1の端部における流体入口と、流体出口と、流体入口と流体出口との間に延びる流体流路とを有する細長い本体を含み、細長い本体の第2の端部に隣接して低温先端部が設けられ、低温先端部が細長い本体の第2の端部から離間した付属品を提供する。
低温先端部の底面と細長い本体の隣接する端部との間の間隙が、低温先端部への熱移動を有利に最小化するとともに、組み立て小区分間の製造公差を可能にするという利点も有する。
低温先端部と細長い本体の第2の端部との間には、空隙を設けることが好ましい。
好ましい実施形態では、低温先端部が、細長い本体の第2の端部の周囲に広がる環状フランジを含む。細長い本体は、外壁を有することが好ましい。好ましい実施形態では、環状フランジが外壁から離間する。
好ましい実施形態では、低温先端部が、フランジから延びるハンドルを含む。ハンドルは、円筒形であることが好ましい。好ましい実施形態では、ハンドルが中空である。低温先端部上の中空ハンドルは、内部の空気がさらなる断熱をもたらすので有利である。
外壁は、第1の端部から第2の端部に延びる少なくとも2つのプレートで形成されることが好ましい。
好ましい実施形態では、流体出口が、少なくとも2つのプレート間に延びるスロットを含む。スロットは、湾曲することが好ましい。好ましい実施形態では、流体出口が複数のスロットを含む。
第3の態様によれば、本発明は、ヘアケア機器の付属品であって、第1のサブアセンブリと、第2のサブアセンブリとを含み、第1のサブアセンブリが、第2のサブアセンブリの構成部品が取り付けられたケージを含む付属品を提供する。
第1のサブアセンブリは、複数の離間したストラットで形成されることが好ましい。
好ましい実施形態では、第2のサブアセンブリが複数のプレートを含む。
複数の離間したストラットの各々は、第1の端部から第2の端部に延びる長手方向フランジを含むことが好ましい。好ましい実施形態では、複数のプレートの各々が、協働する長手方向フランジを含む。
等しい数のプレート及びストラットを設けることが好ましい。
好ましい実施形態では、第1のサブアセンブリが、一対の隣接するストラット間に延びる少なくとも1つの構造ベーンを含む。
第2のサブアセンブリは、複数のプレートを含み、複数のプレートの各々は、少なくとも1つの構造ベーンを収容する窪みを含むことが好ましい。
好ましい実施形態では、付属品が、複数の離間したストラットと、複数のプレートとで形成された細長い本体を含む。細長い本体は、第1の端部及び第2の端部を含むことが好ましい。
好ましい実施形態では、複数のプレート及び複数の離間したストラットの各々が、細長い本体の第1の端部に、一対の協働する突出部及び凹部の一方を含む。複数のプレート及び複数の離間したストラットの各々は、細長い本体の第2の端部に、一対の協働する突出部及び凹部の他方を含むことが好ましい。
好ましい実施形態では、第1のサブアセンブリに複数のプレートを取り付けた後に、複数のプレートが第1のサブアセンブリに溶接される。
複数の離間したストラットの各々は、第1の端部から第2の端部に延びる長手方向フランジを含み、複数のプレートの各々は、協働する長手方向フランジを含み、これらのフランジは、共に溶接されることが好ましい。
好ましい実施形態では、複数の離間したストラットの各々及び複数のプレートの各々の、長手方向フランジ及び協働する長手方向フランジからの遠位端にスロットが存在し、このスロットが、付属品からの流体出口の一部を形成する。
スロット内には、複数のベーンを設けることが好ましい。好ましい実施形態では、複数のベーンが、ストラットとプレートとの間にスロット間隙を維持する役割を果たす。複数のベーンは、スロットから流出する流体の向きを変える役割を果たすことが好ましい。
好ましい実施形態では、細長い本体の第1の端部に、付属品をヘアケア機器に接続する接続リングが設けられる。
第4の態様では、本発明は、ヘアケア機器の付属品であって、第1の端部及び第2の端部と、第1の端部における流体入口と、流体出口と、流体入口と流体出口との間に延びる流体流路とを有する細長い本体を含み、第1の端部にカラーが設けられ、カラーが細長い本体の周囲に広がる付属品を提供する。
付属品の第1の端部に、温風整髪装置の付近の空気の同伴を避け、温風整髪装置に巻き付いた髪が降りてくるのを避けるように機能する四角張った棚部又はカラーを設けることに利点がある。
流体出口は、細長い本体のカラーの付近から第2の端部に向かって延びることが好ましい。好ましい実施形態では、カラーが細長い本体から外に広がる。細長い本体は、軸に沿って延び、カラーは、細長い本体の軸に実質的に直交することが好ましい。好ましい実施形態では、細長い本体が、軸から放射状に延び、カラーが、軸から細長い本体よりもさらに広がる。カラーは、細長い本体の周囲に放射状に広がることが好ましい。
好ましい実施形態では、流体出口が、細長い本体に沿って延びる少なくとも1つのスロットを含む。
外壁は、少なくとも2つの延長プレートで形成され、少なくとも2つの延長プレート間に少なくとも1つのスロットが延びることが好ましい。
好ましい実施形態では、細長い本体が軸に沿って延び、少なくとも1つのスロットが軸に対して湾曲する。少なくとも1つのスロットは、螺旋形であることが好ましい。
第5の態様によれば、本発明は、ヘアケア機器の付属品であって、第1の端部及び第2の端部と、第1の端部における流体入口と、流体出口と、流体入口と流体出口との間に延びる流体流路とを有する細長い本体を含み、第1の端部の直径が、第2の端部の直径よりも大きく、流体出口が第1の端部から第2の端部に延びる付属品を提供する。
細長い本体は、第1の端部から第2の端部に向かって収束することが好ましい。好ましい実施形態では、細長い本体の直径が、第1の端部から徐々に減少する。直径の減少は、細長い本体の一部に沿って延びることが好ましい。好ましい実施形態では、第1の端部の直径から第2の端部の直径にかけて段階的な移行が存在する。
細長い本体は、第1の端部から第2の端部に延びる延長プレートを含むことが好ましい。好ましい実施形態では、延長プレートが、本体に沿って実質的に均一な厚みを有する。
細長い本体の長さに沿った直径のあらゆる変化は、内部変化及び外部変化の両方であることが好ましい。
好ましい実施形態では、細長い本体が、第1の端部に向かって広がる。付属品の第1の端部の広がり形状は、乱流を抑えることによって髪の束の端部の最初の付着を支援することが有利である。さらに、髪は、付属品の第2の端部から空気流入口端部に向かって巻かれる。
細長い本体は軸に沿って延び、第2の端部から第1の端部に向かって軸に沿った実質的に一定の直径を有することが好ましい。
好ましい実施形態では、流体出口が、細長い本体に沿って延びる少なくとも1つのスロットを含む。細長い本体は軸に沿って延び、少なくとも1つのスロットは、軸に対して湾曲することが好ましい。好ましい実施形態では、少なくとも1つのスロットが螺旋形である。
本発明の付属品は、複数のサイズのカールの整髪が可能であるように異なるサイズで提供できることが有利である。さらに、時計方向回りの螺旋形の空気流出口スロット、又は反時計方向回りの螺旋形の空気流出口スロットのいずれを使用することもできる。スロットの重なり方向は、カールの方向を決定する。
第6の態様によれば、本発明は、ヘアケア機器の付属品であって、流体入口と、流体出口と、流体入口と流体出口との間に延びる流体流路と、流体流路内の流体を流体出口に向ける第1のベーン及び第2のベーンとを有する本体を含み、本体が、少なくとも2つの延長プレートを含み、流体出口が、少なくとも2つの延長プレート間の重複部分によって定められるスロットを含み、第1のベーン及び第2のベーンが湾曲して、少なくとも2つの延長プレート間の重複部分内に位置し、第1のベーン及び第2のベーンが逆方向に湾曲する付属品を提供する。
流体入口は、第1の断面積を有し、本体は、外壁を含み、本体の外壁は、第2の断面積を含み、第2の断面積は、第1の断面積よりも大きいことが好ましい。
好ましい実施形態では、流体入口は直径dfを有し、付属品は直径d2を有し、d2はdfよりも大きい。
本体は細長く、軸に沿って延びることが好ましい。好ましい実施形態では、本体が、第1の端部及び第2の端部を有し、流体入口が第1の端部に存在する。
第1のベーンは、流体入口に隣接することが好ましい。好ましい実施形態では、第1のベーンが凸面を有し、凸面が流体入口に面する。
第2のベーンは凹面を有し、凹面は流体入口に面することが好ましい。
好ましい実施形態では、第1のベーン及び第2のベーンが翼形である。
流体出口は、第1の端部及び第2の端部との間に軸に沿って延びることが好ましい。
好ましい実施形態では、第2のベーンが、延長プレートに沿って離間した複数のベーンを含む。複数のベーンは、延長プレートに沿って不規則に離間することが好ましい。好ましい実施形態では、複数のベーンが、本体の軸に対して角度を付けられる。複数のベーンの少なくとも一部のベーンの角度は、隣接するベーンと異なることが好ましい。好ましい実施形態では、軸に対する複数のベーンの角度が、第2の端部に向かって増す。複数のベーンのサイズは、延長プレートに沿って変化することが好ましい。好ましい実施形態では、複数のベーンの各々が同じ形状を有する。少なくとも1つのベーンは、少なくとも2つの延長プレート間の重複部分と実質的に同じ長さであることが好ましい。
好ましい実施形態では、スロットが本体の軸に対して湾曲する。
各延長プレートは、ストラット及びプレートで形成されることが好ましい。
好ましい実施形態では、スロットが、隣接する延長プレートからのストラット及びプレートで形成される。
付属品は、少なくとも1つの構造ベーンをさらに含むことが好ましい。好ましい実施形態では、少なくとも1つの構造ベーンが、ストラットと隣接するストラットとを接続する。少なくとも1つの構造ベーンは、ストラットとプレートとを接続することが好ましい。
プレートの内面の前縁部における突出部が、付属品の、特に直径がさらに大きな(例えば、40mm)付属品の外面に対する空気流の付着を強めることが有利である。
別の態様によれば、本発明は、ヘアケア機器の付属品であって、流体入口と、流体出口と、流体入口と流体出口との間に延びる流体流路とを有する本体を含み、流体出口が、半径方向内側の延長プレートと半径方向外側の延長プレートとの間の重複部分によって定められるスロットを含む付属品を提供する。
半径方向内側の延長プレートは、重複部分に向かって半径方向内向きに湾曲する半径方向内面を含むことが好ましい。
半径方向内側の延長プレートは、ストラット及びプレートを含むことが好ましい。
好ましい実施形態では、半径方向内面が、好ましくはストラットの半径方向内向きに延びる補強リブを含む。この補強リブは丸みを帯び、従って付属品内を流れる流体を滑らかに移行させることが好ましい。補強リブは、重複部分の入口端部から、ストラットの半径方向内面に少なくとも部分的に沿って延びる。
ストラットは、半径方向内側のプレートの入口端部に隣接して配置された突起部を含むことが好ましい。この突起部は、ストラットの隆起部又は局所的肉厚部である。突起部は、実質的に半球状であることが好ましい。突起部は、ストラットの入口端部からストラットの出口端部に延びることが好ましい。或いは、突起部は、ストラットに部分的に沿って延びる。
好ましい実施形態では、補強リブ、突起部又は隆起部が、ストラットの実質的に全長に沿って延びる。
補強リブ、突起部又は隆起部は、流体入口に隣接して面取り面又は傾斜面を含むことが好ましい。これにより、付属品内に流入した流体が滑らかに移行する。付属品は、機器に接続するための接続リングを含むことが好ましい。好ましい実施形態では、接続リングが、付属品内への流体入口を定める。補強リブ、突起部又は隆起部は、接続リングに隣接して接続リングと同じ平面内に位置することが好ましい。好ましい実施形態では、補強リブ、突起部又は隆起部が、接続リングから付属品の下流端に向かって半径方向内向きに最小半径まで広がる。補強リブ、突起部又は隆起部は、最小半径に達すると、付属品の長手方向軸X−Xから実質的に一定の半径を保つことが好ましい。
ヘアケア機器は、温風整髪機器であることが好ましい。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい特徴をほんの一例として説明する。
本発明の実施形態の斜視図である。 付属品の分解図である。 第1のサブアセンブリの等角図である。 第2のサブアセンブリの分解図である。 付属品の側面図である。 図3の線A−Aに沿って切り取った断面図である。 図3の線B−Bに沿って切り取った断面図である。 図3の線X−Xに沿って切り取った断面図である。 付属品の上部端面図である。 付属品の下部端面図である。 単一プレートの正面図である。 単一プレートの側面図である。 本発明の第2の実施形態の斜視図である。 図11の付属品の分解図である。 図11の付属品の側面図である。 図13の線A−Aに沿って切り取った断面図である。 図13の線B−Bに沿って切り取った断面図である。 図11の付属品の縦断面図である。 図11の付属品の単一プレートの側面図である。 付属品を接続できる温風整髪装置の例の側面図である。
図1は、本発明の付属品10の外観図である。付属品10は、温風整髪装置又は同様の装置の空気流出口端部からの空気流を受け取るための流体入口20を含む。流体入口20は、概ね円形であり、温風整髪装置の概ね円形の出口端部との気密接続を可能にする。
付属品10は、基本的に円筒形であり、流体入口20から遠位端30まで長手方向に延び、温風整髪装置が描く線に続くことが好ましい。付属品は、第1の端部14と第2の端部16とを有する細長い本体12を有する。第1の端部14から第2の端部16へは複数の細長いプレート40が延び、隣接するプレート40間に配置される細長いスロット50が、この付属品の細長い流体出口を構成する。付属品10の遠位端30は、低温先端部32を含む。
この実施形態では、付属品10が、細長い本体12に沿って少なくとも部分的に延びる、流体入口20の直径dfよりも小さな一定の直径d1を有する。
図2a、図2b及び図2cは、付属品10の好ましい実施形態のいくつかの内部特徴を表す分解図及び等角図であり、図示の部品は、好ましい組み立て小区分とすることもできる。図2a及び図2bには、第1のサブアセンブリ105が、6つの細長い支持ストラット62を有する形で示す中心円筒ケージ構造60によって形成されることを示している。6つの細長い支持ストラット62は、中心円筒ケージ構造60の流体入口20におけるカラー64と、中心円筒ケージ構造60の第2の端部24における端壁66との間に延びる。カラー64は、接続リング68から広がる。接続リング68は、付属品10を温風整髪装置又は同様の装置に接合するように機能する。端壁66は、低温先端部32の半径方向周囲に設けられたラグ28を介して低温先端部32を取り付けるための突出リング26を含む。流体出口は、中心円筒ケージ構造60のカラー64の隣接部から第2の端部24の端壁66に延びるスロット50によって形成される。
図2cに示すように、6つの別個のプレート40によって第2のサブアセンブリ110が形成される。付属品の製造時には、第2のサブアセンブリ110が第1のサブアセンブリ105に取り付けられる。好ましい実施形態では、各プレート40がストラット62に取り付けられて延長プレート54(図5を参照)を形成することにより、中心円筒ケージ構造60のカラー64と第2の端部24との間に延びる細長い本体12が形成される。細長い本体12は、中心円筒ケージ構造60のカラー64に隣接する第1の端部14と、端壁66に隣接する第2の端部16とを有する。細長い本体12は、ストラット62、プレート40及び細長いスロット50と同様の長さに延びる。カラー64及び接続リング68は、中心円筒ケージ構造60の一部を形成するが、細長い本体12を形成しない。
カラー64は平らな環状であり、細長い本体から広がって、接続リング68、細長い本体12及び円筒ケージ60の直径よりも大きな直径を有する。カラー64は、細長い本体12の長手方向軸でもある付属品の長手方向軸X−Xと実質的に直交する。
第1のサブアセンブリを第2のサブアセンブリに取り付けるには、各プレート40をストラット62に取り付ける。ストラット62は、各プレート50の内面に位置する接続機構を受け取るように機能する複数の特徴を有する。具体的には、各ストラット62の前縁部62aから3つの構造ベーン70が等間隔に延び、直近のストラットの外面72上に接合する。各プレート40の内面42は、構造ベーン70を受け取るように配置された3つの窪み44を有する。さらなる実施形態では、各ストラットの外面72の両端が、各プレート40の内面42の両端に位置する突出部46を受け取るのに適した凹部74を含む。また、各ストラット62は、前縁部62aから延びる長手方向フランジ76を含む。各プレート40は、協働する長手方向フランジ48を有する。この実施形態では、協働する長手方向フランジ48が、プレート40の局所的肉薄部を形成する3つの窪み44の延長部として形成される。ストラット62の長手方向フランジ48は、事実上ストラット62の肉薄部でもある。プレート40をストラット62に取り付けると、延長プレート54(図5を参照)が形成され、長手方向フランジ76が、協働する長手方向フランジ48と協働してプレート40をストラット62に対して位置付ける。好ましい実施形態では、プレート40をストラット62に取り付けると、ストラット62の外面72がプレート40の外面52を越えて続く。
好ましい実施形態では、上述したプレート50を取り付けて位置付ける補助物に加え、超音波溶接又は超音波接着などのさらなる固定手段を利用することができる。これらの部品は、フランジ及び3つの窪み44の長さに沿って溶接されることが好ましい。これにより、各ストラット62の前縁部62aが気密になって細長いスロット50から空気が流出するようになる。
図2b及び図2cに示すように、各プレート40の内面42には、複数のベーン100が配置される。具体的には、ベーン100は、各プレート40の前縁部42aに沿って付属品の長手方向軸X−Xを横切る方向に配置される。好ましい実施形態では、ベーン100が、プレート40の長さに沿って間隔を空け、位置決め用の窪み44が存在する箇所に間隙を含む。ベーン100の長さ、深さ、及びプレート40の前縁部42aに対する垂直からの角度は、第1の端部14から第2の端部16にかけて徐々に減少する。
構造ベーン70は、流れを導く機能をさらに有する。従って、構造ベーンは、構造的機能と、流れの向きを変える機能とを有する。構造ベーン70は、各構造ベーン70に隣接するベーン100と同様の角度及び形状を有する。
ベーン100及び構造ベーン70は、スロット50からの空気流の体積及び方向をスロット50の長さに沿って均一にするように、流体入口20から第2の端部16までの細長い本体12の長さに沿った空気圧及び空気体積の低下に合わせて最適化される。
図3は、付属品の側面図である。各プレートの前縁部の形状は、付属品の長手方向軸X−Xに対して非平行である。具体的には、各プレートは、付属品の長手方向軸X−Xの周囲でねじれ、螺旋配置を形成する。スロットは、付属品の長手方向軸X−Xから45°の角度だけ湾曲することが好ましい。この例では、スロット50が、第1の端部14から第2の端部16に向かって反時計回り方向に湾曲している。スロット50は、隣接する重なり合った延長プレート54a、54b間に形成されるが、湾曲したスロットを形成するために、プレート40も、付属品の長手方向軸に沿って延びるのではなく45°の角度だけ湾曲することが好ましい。
図3では、2つの隣接するプレート間のスロットを通じて、1つの特定のプレート50の内面に位置するベーン100が見える。図示の好ましい実施形態では、細長い本体12の直径が、第1の端部14の方が第2の端部16よりも大きい。具体的には、プレート構成は、細長い本体12の第1の端部14に向かって広がる。
この図3に示す付属品の側面図には、温風整髪装置又は同様の装置の流体出口端部へのクリック式接続を可能にする、接続リング68上に規則的に配置された突出部76を示している。当業者には、ねじ式構成又は押し込み式構成などの別の取り付けオプションが明らかであろう。
図4は、細長い本体12の線A−Aに沿った断面図である。この断面図には、それぞれが1つのプレート40と1つのストラット62とを含む6つの延長プレート54を示しているが、この図は構造ベーン70又はベーン100を貫通するものではない。延長プレート54と、これに続く延長プレート54aとの間の流体出口経路58の幅は一定でない。具体的には、各延長プレート54は、細長い本体12全体の半径よりも小さな半径の円弧状の断面を有する。この結果、各流体出口経路58の寸法は、関連する出口スロット50において最小になる。流体出口経路58は、各スロット50に向かって狭くなるが、延長プレート54の厚みは実質的に変化しない。従って、長手方向フランジ76及び協働する長手方向フランジ48の厚みは、いずれもプレート40及びストラット62の厚みの約半分である。
各スロット50から排出された空気流は、延長プレート54の外面54bに正接し、他のスロットから排出された空気流と一緒になることにより、付属品の外周回りに連続する流体通路78を形成する。スロット50から排出された空気流は、コアンダ効果によって付属品の湾曲面に引き寄せられる。この結果、付属品10に曝された髪が空気流の影響を受けて付属品10の円筒面に巻き付くようになる。具体的には、付属品10に曝された髪の束の先端が付属品10の外面に引き寄せられ、その後に髪の束が付属品10の周囲に巻き付く。空気が髪の長さにわたって吹き付けられるので、濡れた髪が素早く乾く。この巻き付け過程は、毛状突起を使用せずに行われ、従って髪が乾いて又は整髪されると、付属品から滑るように外れることができて絡まることもないので有利である。
スロットから排出される空気流は、スロット50に対して実質的に垂直であるが、流体入口20に向かって約2.5°〜4.5°だけ角度を付けられることが好ましい。この例では、3.5°を使用した。この空気流の角度は、湾曲したスロット50、ベーン100及び構造ベーン70の組み合わせによってもたらされる。これにより、髪が流体入口20に向かって螺旋状に流れ落ち、ユーザが髪の束から付属品10を取り外し、又は装置をオフに切り換えると、カールされた髪が付属品10から自然に離れることができる。
図5は、図3の線B−Bに沿った細長い本体12の断面図である。この断面図は、各延長プレート54上のベーン100を貫通するものである。各延長プレート54の位置が図4に対して回転しているので、流体出口スロットの性質が長手方向に螺旋状であることが分かる。延長プレート54上のベーン100が隣接する延長プレート54aに接する地点では、空気流が制限又は停止される。
図6は、付属品10の長手方向軸を通じた断面図であり、これによって複数のストラット62の内面が明らかになる。低温先端部32の内部は、ユーザが付属品に触れ、又は付属品を把持できるように比較的低温の場所を提供するために中空である。低温先端部32の底面と細長い本体12の第2の端部16との間の間隙は、低温先端部32への熱移動を最小化するとともに、部品間の製造公差を可能にするという利点もある。
低温先端部32は、ハンドル34及び環状フランジ36を含む。ハンドル34は中空であり、この実施形態では空気が満たされて、付属品10内を流れる高温流体からハンドル34を断熱する。環状フランジ36は、細長い本体12の第2の端部16と低温先端部32との間に、環状フランジ36の周囲に円周方向に延びる空隙80をもたらす環状の窪み38を有する。細長い本体12は、プレート50によって形成された外壁82を有し、環状フランジ36は、外壁82から離間していると考えることができる。空隙80は、製造公差を考慮した場合でも環状フランジ36の周囲で連続するような十分なサイズにされる。
図3及び図6では、付属品の第1の端部における細長い本体12の広がった形状が明らかである。このような広がりは、本発明の全ての実施形態に存在するわけではない。広がりの有無は、付属品と、付属品を取り付ける温風整髪装置又は同様の装置との相対的直径によって決まる。温風整髪装置又は同様の装置の直径よりも付属品の直径の方が小さい場合には、乱流を最小化して機器から付属品への直径の変化を可能にするように広がりが存在する。具体的には、このような広がりは、細長い本体の直径が30mmである実施形態には含まれるが、細長い本体の直径が40mmである実施形態には含まれない。この広がりは、乱流を抑えるように機能することにより、毛髪の端部を最初に付属品の第1の端部に付着させるのに役立つ。
細長い本体12は、第1の端部14から第2の端部16に向かって収束する。細長い本体12の直径は、第1の端部14から地点Yまで減少し、地点Yから第2の端部16までは一定である。収束の目的は、細長い本体12を流体入口20における直径から第2の端部16における直径に滑らかに移行させることである。付属品10に流入する空気のあらゆる乱流が最小化され、これによって付属品10内の圧力損失も減少する。これには、束になった髪の先端を付属品の外面に付着するように促すという利点がある。
図7の例示的な付属品の平面図には、付属品の流体入口の近くのカラー64の直径の方が、遠位端30における低温先端部32よりも大きいことを示す。図8の例示的な付属品の下面図には、各延長プレート54の重なり合った形成を示す。
カラー64は、複数の機能を有する。カラー64は、髪を付属品10に巻き付けた時に、毛髪のための物理的障壁を設けて髪がカラー64を越えて付属品10に巻き付くのを、或いはそもそも付属品10に接続された機器に巻き付くのを防ぐことによって髪を付属品10上に保つのに役立つ。別の機能は、付属品10の周囲の空気流を保護することである。付属品10の周囲の連続する流体通路78は、スロット50の外部からの空気を同伴し、又は吸い込むようになる。この同伴空気は、必ずしも延長プレート54の外面54bに正接するわけではなく、従って髪の巻き付け過程に悪影響を及ぼす恐れがある。カラー64は、細長い本体12の第1の端部14よりも大きな直径を有し、従って機器の表面全体にわたって付属品10の方に同伴する空気に対する障壁として機能する。
図9に、前縁部42aの最も近くに位置する12個のベーン100を有する単一プレート40の内面42の好ましい実施形態を示す。ベーン100は、5つのベーンから成る2つの主な系列内で離間する。プレート40の後縁部42b上には、一連のベーン間の間隙に位置する、構造ベーン70を受け入れるように適合された窪み44が見える。ベーン100は、プレート40の前縁部42aに対して概ね垂直方向に位置付けられる。好ましい実施形態では、付属品の上流端の方に位置するベーン100が、プレート40の前縁部42aに対して鋭角に位置付けられる。ベーン100の好ましい長さは、1つの延長プレート54と隣接する延長プレート54aとの間に設けられる重複部分84によって形成されるスロット50を実質的に満たすようなものである。
各ベーン100の形状は翼形であり、スロット50からの流れを第1の方向から第2の方向に向けるように設計される。空気は、付属品10の長手方向軸X−Xと平行に流体入口に入り込み、これが第1の方向である。付属品10内を流れる空気は、この軸からスロット50の方に自然に向きを変えるが、上述したように髪が良好に巻き付いて付属品10からカールが外れやすくなるという理由で好ましくは流体入口20の方にわずかに角度を付けた第2の流れ方向は、気流に対するベーン100の形状とスロット50の湾曲との組み合わせ作用によって生じる。
ベーン100は、プレート50の長さに沿って規則的に離間することもできるが、細長い本体12に沿ったスロット50からの均一な流れを実現するために、この間隔を不規則にして、細長い本体12の第1の端部14ではベーン100がさらに離れ、第2の端部16ではさらに近接するようにすることが好ましい。
また、付属品10内を流れる空気の体積及び圧力は、細長い本体12の第1の端部14から第2の端部16にかけて変化するので、ベーン100は、細長い本体12の第1の端部14から第2の端部16にかけて次第に小さくなる。長手方向軸X−Xに対するベーン100の角度も、細長い本体12の第1の端部14から第2の端部16にかけて変化する。この角度は、細長い本体12の第1の端部14から第2の端部16にかけて付属品10の長手方向軸X−Xに対して増加することが好ましい。
図10は、長手方向軸の周囲における各プレートの螺旋形を示すプレート40の側面図である。プレート40内の螺旋回転の量は、排他的な意味ではないが、プレートの数、付属品の直径、ベーンの形状、及び付属品の長手方向軸に対する所望の流体流出角度などの特徴の組み合わせの関数である。
図11〜図17に、本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態では、図1〜図10に関連して図示し説明した構成要素には同じ参照数字を付している。この第2の実施形態では、付属品150の直径が40mmである。従って、付属品150の直径は、接続リング68、及び付属品150への流体入口20の直径よりも大きい。付属品150の断面積は、流体入口20の断面積よりも大きい。付属品150の直径d2は、流体入口20の直径dfよりも大きい。
付属品150に流入した空気は、付属品内の細長い本体112の第1の端部14において体積が増加するので、一部の空気は、接続リング68と付属品150の外壁182との間に形成される棚部160に向かって再循環する。従って、スロット50から排出される空気の一部は、流れ方向を修正しなければ流体入口20に向かって流れる。この再循環がスロット50からの空気流の方向に影響しないように、細長い本体112の第1の端部14及び流体入口20に隣接するベーンである少なくとも第1のベーン170を、他の全てのベーン100に対して逆にする。
このベーンは、第1に、上述した実施形態と同様に、スロット50からの流れの体積及びスロット50の長さに沿った方向を均一にするという利点を維持する機能、第2に、第1の実施形態のカラー64と同じ機能の1つ、すなわち細長い本体112の第1の端部14において空気障壁をもたらすことによって髪を付属品150上に保つ機能という2つの機能を有する。付属品150が流体入口20よりも大きな直径を有するこの第2の実施形態では、この空気障壁によってカラー164の直径が外壁182と同じになる。この付属品150は、上述した付属品10よりも表面積が大きいので、髪が外面182に付着しやすく、従って機器の表面全体にわたって付属品150に向かう同伴流からの悪影響の問題はそれほど明白でない。
第1のベーン170は翼形であり、凹面172及び凸面174を有する。ベーン100も、凹面102及び凸面104を有する。ベーン100の凹面102は、スロット50から流出する空気を流体入口20の方に向けるために流体入口20の方を向き、これによって流体を滑らかに移行させて第2の方向に誘導又は配向する。滑らかな移行により、付属品内の圧力損失、乱流及び騒音が減少する。
対照的に、第1のベーン170は、凸面174が流体入口20の方を向く。この理由は、空気が棚部160に向かって再循環するからであり、従って第1のベーン170の凹面172は、やはりベーン100と同様に空気流の方を向く。機能は同じであって効果も同様であり、変わったのは流体流の方向である。
第1のベーン170及びベーン100は、付属品150内を流れる流体の向きを、第1の方向から、スロット50から出る第2の方向に変えるように適合される。上述したように、空気は、付属品150の長手方向軸X−Xと平行に流体入口に入り込み、これが第1の方向である。付属品10内を流れる空気は、この軸からスロット50に向かって自然に向きを変え、この付属品150では、流体入口20の近くの空気が必要以上に向きを変える。上述したように、付属品150の長さに沿った均等な流れを実現するために、気流に対する第1のベーン170、ベーン100の形状とスロット50の湾曲との組み合わせ作用により、上述したように髪が良好に巻き付いて付属品10からカールが外れやすくなるという理由で好ましくは流体入口20の方にわずかに角度を付け第2の流れ方向を生じさせる。
付属品150のさらなる特徴は、各ストラット62が補強部を有することである。第1のサブアセンブリ105は、単一要素として射出成形されることが好ましい。付属品10では、細長い本体12が流体入口20に向かって広がっているので、第2の端部16にかけて自然なテーパリング形状が存在し、この形状は、製造工程中に、付属品10から中心の型を除去するために必要な、少なくとも部分的な抜き勾配として使用される。付属品150では、直径d2が流体入口20の直径dfよりも大きいので、製造中にアンダーカットが生じる。このため、付属品150には、重複部分84の入口端部86における半径方向内面162a上にストラット62の局所的肉厚部162が存在する。
この局所的肉厚部162は、ストラット62の全長に沿って延びる補強リブ、突起部又は隆起部と考えることができる。局所的肉厚部162は、流体入口20に隣接して、接続リング68から局所的肉厚部162の端部を越えて付属品150に流入する流体を誘導する面取り面又は傾斜面166を含む。
局所的肉厚部162の湾曲は、ストラット62の後縁部62bを越えた流れを重複部分84及びスロット50にさらに導く。
図18に、付属品10に取り付けた温風整髪装置200の例を示す。温風整髪装置200は、両端に流体入口230及び流体出口240を有する概ね管状のハンドル220を含む。ハンドルの流体入口230では、ハンドル220に部分的に沿ってその周囲に一連の開口部232が広がる。ファンユニットは、内部(図示せず)にファン及びモータを含む。使用時には、モータがファンを駆動し、流体入口230の開口部232を通じてハンドル220の長さ全体に延びる流体流路に沿って空気が吸い込まれる。流体は、任意にヒータ(図示せず)によって加熱された後で流体出口240において温風整髪装置から排出される。本発明の付属品10の流体入口20は、温風整髪装置200又は同様の装置の流体出口240に接続され、モータの作用によって吸い込まれた流体を受け入れる。その後、流体はスロット50を通じて付属品10から排出される。機器200は、動力ケーブルを介して電源に接続することができ、又はハンドル220内にバッテリを収容することもできる。
当業者であれば、本発明の製造及び組み立ては多くの異なる方法で実現できると認識するであろう。図2に示す実施形態では、考えられる組み立て小区分を、6つの細長い支持ストラットと、6つの別個のプレートと、低温先端部とを有する細長い本体12構造として示している。しかしながら、細長い本体12は、同様にさらなる複数の組み立て小区分で構築することもできる。本発明の別の実施形態では、細長い本体12が3つの固定プレートを含み、ケージ構造にさらなる3つの別個のプレートを取り付けることができる。実施形態に示すプレートの数に関係なく同様の製造方法及び組み立て方法を利用できることが明らかである。
付属品10、150の好ましい製造方法は射出成形によるものであるが、このことは発明概念に必須ではなく、当業者であれば好適な代替案を認識するであろう。
付属品10、150の直径は、取り付け先の機器の直径と同じであっても、又は異なってもよい。例えば、低温先端部の間隔、異なるサブアセンブリ及びベーンの使用などの、本明細書で説明した発明の特徴のいくつかは、直径とは無関係に適用することができる。
付属品の直径を取り付け先の機器の直径と異なるものとして示している場合には、一般に内径も外径も異なる。
ベーン100、170は、プレート40の一部を成形するものとして示しているが、これらはストラット62の一部として形成することもできる。構造ベーン70を受け取るように適合された窪み44は、長手方向フランジ48に接続された形で示しているが、これらは分離することもできる。
高温整髪ブラシに関して本発明を詳細に説明したが、本発明は、流体を吸い込んでこの流体を機器から流出させるように導く、ヘアドライヤーを含むあらゆる機器に適用可能である。
機器は、ヒータの有無に関わらず使用することができ、流体が高速で流出する作用には乾燥効果がある。
一般に、機器内を流れる流体は空気であるが、数種類又は一種類の気体の異なる組み合わせであってもよく、機器の性能、或いは出力が向けられる毛髪などの物体及びそのスタイリングに機器が与える影響を改善する添加物を含むこともできる。このような添加物としては、限定するわけではないが、例えばヘアスプレー及び美容液が挙げられる。
本発明は、上述した詳細な説明に限定されるものではない。当業者には変形例が明らかであろう。
40 プレート
42 プレートの内面
42a プレートの前縁部
42b プレートの後縁部
100 ベーン
102 ベーンの凹面
104 ベーンの凸面

Claims (19)

  1. ヘアケア機器の付属品であって、
    流体入口と、流体出口と、前記流体入口と前記流体出口との間に延びる流体流路と、該流体流路内の流体を前記流体出口に向ける少なくとも1つのベーンとを有する本体を備え、
    前記本体は、少なくとも2つの延長プレートを含み、
    前記流体出口は、前記少なくとも2つの延長プレート間の重複部分によって定められるスロットを含み、
    前記少なくとも1つのベーンは、前記少なくとも2つの延長プレートの内面上で且つ前記少なくとも2つの延長プレート間の重複部分内に全体が位置し、
    前記少なくとも1つのベーンは、前記流体流路を流れる流体を第1の方向から第2の方向に向け、
    前記第1の方向は、前記本体の前記軸と平行であり、前記第2の方向は、前記軸から85°〜95°である、
    ことを特徴とする付属品。
  2. 前記本体は細長く、軸に沿って延びる、請求項1に記載の付属品。
  3. 前記細長い本体は、第1の端部及び第2の端部を有し、前記流体入口は、前記第1の端部に存在する、請求項1又は2に記載の付属品。
  4. 前記流体出口は、前記第1の端部と前記第2の端部との間に前記軸に沿って延びる、請求項3に記載の付属品。
  5. 前記少なくとも1つのベーンは翼形である、請求項1から4のいずれか1項に記載の付属品。
  6. 前記少なくとも1つのベーンは、前記本体の前記第1の端部から前記本体の前記第2の端部に向かって延びる複数のベーンを含む、請求項3に記載の付属品。
  7. 前記複数のベーンは、前記本体の前記第1の端部から前記本体の前記第2の端部に向かって延びる方向に前記本体に沿って不規則に離間する、請求項6に記載の付属品。
  8. 前記複数のベーンは、前記第2の端部に向かって互いに次第に接近する、請求項7に記載の付属品。
  9. 前記複数のベーンは、前記本体の前記軸に対して角度を付けられる、請求項6から8のいずれか1項に記載の付属品。
  10. 前記複数のベーンの少なくとも一部の前記角度は、隣接するベーンと異なる、請求項9に記載の付属品。
  11. 前記軸に対する前記複数のベーンの角度は、前記第2の端部に向かって増す、請求項10に記載の付属品。
  12. 前記複数のベーンのサイズは、前記第1の端部と前記第2の端部との間で変化する、請求項6から11のいずれか1項に記載の付属品。
  13. 前記複数のベーンは、前記本体の前記第2の端部に向かって次第に小さくなる、請求項12に記載の付属品。
  14. 前記複数のベーンの各々は、同じ形状を有する、請求項12又は13に記載の付属品。
  15. 前記スロットは、前記本体の前記軸に対して湾曲する、請求項1から14のいずれか1項に記載の付属品。
  16. 前記少なくとも1つのベーンは、前記少なくとも2つの延長プレート間の前記重複部分と実質的に同じ長さである、請求項1から15のいずれか1項に記載の付属品。
  17. 前記少なくとも1つのベーンのうちの1つのベーンは、前記延長プレートを支持するとともに前記流体流路内の流体を前記流体出口に向けるように構成されている、請求項1から16のいずれか1項に記載の付属品。
  18. 各延長プレートは、ストラット及びプレートで形成される、請求項1から17のいずれか1項に記載の付属品。
  19. 前記スロットは、隣接する延長プレートからのストラット及びプレートで形成される、請求項18に記載の付属品。
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