JP6518049B2 - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6518049B2
JP6518049B2 JP2014182599A JP2014182599A JP6518049B2 JP 6518049 B2 JP6518049 B2 JP 6518049B2 JP 2014182599 A JP2014182599 A JP 2014182599A JP 2014182599 A JP2014182599 A JP 2014182599A JP 6518049 B2 JP6518049 B2 JP 6518049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
connection surface
pump
diameter
pump device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014182599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015072008A (ja
Inventor
一哉 宮田
一哉 宮田
秋広 山中
秋広 山中
竜二 糸山
竜二 糸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Kiko Inc
Original Assignee
Ulvac Kiko Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Kiko Inc filed Critical Ulvac Kiko Inc
Priority to JP2014182599A priority Critical patent/JP6518049B2/ja
Publication of JP2015072008A publication Critical patent/JP2015072008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6518049B2 publication Critical patent/JP6518049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、例えば昇圧ブロワあるいは昇圧ポンプとして用いられるポンプ装置に関する。
燃料ガスや酸素等の気体を所望の圧力に上昇させる機器として、昇圧ブロワあるいは昇圧ポンプと称されるポンプ装置が広く知られている。この種のポンプ装置には、ルーツポンプやダイアフラムポンプ等が用いられており、例えば下記特許文献1には、燃料電池システムにおける燃料ガスの昇圧ブロワとして用いられるダイアフラムポンプが記載されている。
特開2009−47084号公報
ダイアフラムは、一般に、材料としてゴム等の弾性材料が用いられる。そのため、ダイアフラムが弾性変形しやすく、装置としての特性が変化してしまうことがある。特に、昇圧ブロワ等においては、大きい流量を得ようとした際にダイアフラムで区画されるポンプ室内外の圧力差が大きくなる。このように大きな圧力が負荷された場合には、ダイアフラムが撓み変形する可能性は否めなかった。これにより、ポンプ室の容量を安定的に変動させることができず、ポンプ装置の流量特性を維持することが難しかった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、ポンプ装置の流量特性を安定的に維持することが可能なポンプ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るポンプ装置は、本体と、ダイアフラムと、支持部と、可動部とを有する。
上記本体は、流体を吸入し排出することが可能なポンプ室を有する。
上記ダイアフラムは、上記ポンプ室に面する第1の面と、上記第1の面の反対側の第2の面とを有し、一軸方向に沿った所定の厚みを有する周縁部が上記本体に支持され、円形状に形成される。
上記支持部は、上記ダイアフラムの第1の面に接続された円形状の第1の接続面を有する。
上記可動部は、上記ダイアフラムの第2の面に接続され上記所定の厚みより小さい距離で上記第1の接続面と上記一軸方向に対向し、かつ上記第1の接続面よりも大きい円形状の第2の接続面を有し、上記本体内を上記一軸方向に往復移動する。
本発明の一実施形態に係るポンプシステムの概略を示す図である。 図1に示すポンプ装置の断面図である。 図2に示すダイアフラムの平面図である。 図2に示すダイアフラムを含むポンプ装置の拡大断面図である。 図2に示すダイアフラムを含むポンプ装置の拡大断面図であり、図4の一部をさらに拡大した図である。 図2に示すポンプ装置の動作を示す断面図である。 本発明の一実施形態の比較例に係るポンプ装置の拡大断面図である。 図2に示すポンプ装置の拡大断面図である。 本発明の一実施形態の実施例に係るポンプ装置と比較例に係るポンプ装置との流量と吐出圧力(揚程)との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態の実施例に係るポンプ装置と比較例に係るポンプ装置との流量と吐出圧力(揚程)との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態の実施例に係るポンプ装置と比較例に係るポンプ装置とのモータの電流値と吐出圧力(揚程)との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態の実施例に係るポンプ装置と比較例に係るポンプ装置とのモータの消費電力と吐出圧力(揚程)との関係を示すグラフである。
本発明の一実施形態に係るポンプ装置は、本体と、ダイアフラムと、支持部と、可動部とを有する。
上記本体は、流体を吸入し排出することが可能なポンプ室を有する。
上記ダイアフラムは、上記ポンプ室に面する第1の面と、上記第1の面の反対側の第2の面とを有し、一軸方向に沿った所定の厚みを有する周縁部が上記本体に支持され、円形状に形成される。
上記支持部は、上記ダイアフラムの第1の面に接続された円形状の第1の接続面を有する。
上記可動部は、上記ダイアフラムの第2の面に接続され上記所定の厚みより小さい距離で上記第1の接続面と上記一軸方向に対向し、かつ上記第1の接続面よりも大きい円形状の第2の接続面を有し、上記本体内を上記一軸方向に往復移動する。
上記ポンプ装置によれば、ポンプ室の反対側の第2の面に接続される第2の接続面の方が大きいため、ポンプ室内の圧力が高まってもダイアフラムの撓みを抑えることができる。また、第1の接続面と第2の接続面との間でダイアフラムを厚み方向に圧縮して支持することから、一部にクランプ等を設ける場合と比較して、ダイアフラムの局所的な歪みを抑制することができる。したがって、ポンプ室内の圧力が高まってもポンプ室内を所期の容積に維持させ、流量特性を改善することができる。
上記支持部は、上記可動部に連結される軸部をさらに有し、
上記ダイアフラムは、空隙を介して上記軸部を上記一軸方向に貫通させる開口部を有してもよい。
これにより、第1の接続面と第2の接続面とによって圧縮されることによりダイアフラムが伸展した分を空隙に逃がし、ポンプ室の容積を維持することが可能となる。
上記本体は、上記ダイアフラムを挟んで上記ポンプ室と対向し、上記可動部が配置される空間部をさらに有し、
上記第2の接続面は、上記空間部側に傾斜する外周部を有してもよい。
これにより、可動部が一軸方向に往復移動した場合のダイアフラムの局所的な屈曲を抑制し、ダイアフラムの疲労に伴う撓みを抑制することができる。
また具体的には、上記第1の接続面は、第1の径の円形状に形成され、
上記第2の接続面は、上記第1の径に対して1.06倍以上の大きさである第2の径の円形状に形成されてもよい。
第2の接続面をこのような径で構成することにより、より効果的にポンプ装置の流量特性を改善することが可能となる。
さらに、上記第2の接続面は、上記第1の径に対して1.06倍以上1.12倍未満の大きさである第2の径で形成されてもよい。
これにより、流量特性を改善できることに加え、消費電力の上昇を抑制することができる。
また、上記ダイアフラムは、
上記第1の接続面と上記第2の接続面との少なくともいずれか一方が接続される中央部と、
上記周縁部と上記中央部との間の変形部とをさらに有し、
上記中央部の半径に対する変形部の径方向の幅の比が、0.42以下であってもよい。
これにより、ポンプ室内の圧力の影響を受ける変形部をより狭く構成することができ、変形部の撓みを抑制し、流量特性を改善することが可能となる。
さらに、上記ダイアフラムは、上記中央部の半径に対する変形部の径方向の幅の比が、0.34よりも大きく0.42以下であってもよい。
これにより、流量特性を改善できることに加え、消費電力の上昇を抑制することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るポンプシステムの概略を示す図である。本実施形態のポンプシステム1は、圧力源2と、ポンプ装置3と、処理部4と、制御部5とを有する。
圧力源2はポンプ装置3の吸入側(一次側)に接続され、処理部4はポンプ装置3の吐出側(二次側)に接続される。圧力源2は、所定圧の流体(気体または液体)を収容するタンク、ボンベ等の容器でもよいし、コンプレッサ等の圧力発生源であってもよい。ポンプ装置3は、圧力源2から導入される圧力P1の流体を所定の圧力P2に高めて処理部4へ供給する昇圧ブロワあるいは昇圧ポンプとして機能する。処理部4は、ポンプ装置3から供給された流体を処理し、エネルギーや動力等を生成する。制御部5は、ポンプ装置3の運転を制御するが、処理部4を含むシステム全体を制御してもよい。
ポンプシステム1は、例えば燃料電池システムに適用される。この場合、圧力源2は、燃料タンクに相当し、ポンプ装置3は燃料ガス(例えば都市ガス(メタン)、LPG(液化プロパンガス))を昇圧して処理部4へ供給する。処理部4には、燃料ガスを水素に転換する改質器、水素を蓄える燃料電池、水素と酸素を反応させる発電部等が含まれる。
[ポンプ装置]
次に、図2を参照してポンプ装置3の詳細を説明する。図2は、ポンプ装置3の断面図である。なお、図中に示すX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、いずれも直交する3軸方向を示し、X軸及びY軸方向は水平方向、Z軸方向は鉛直方向(上下方向)を示す。
ポンプ装置3は、本体10と、ダイアフラム20と、可動部30と、支持部40とを有し、ダイアフラムポンプとして構成される。
(本体)
本体10は、流体を吸入し排出することが可能なポンプ室100を有し、複数の部材が組み合わされて構成される。具体的には、本体10は、ケーシング11と、ポンプヘッド12と、ポンプヘッドカバー13とを含む。
ポンプヘッド12は、吸入口101と、吐出口102とを有し、環状の台座110の上面にダイアフラム20を介して配置されている。台座110は、ケーシング11の上部の開口端部に取り付けられ、ポンプヘッド12と共にダイアフラム20の周縁部を挟持する。
ポンプヘッド12は、吸入口101とポンプ室100との間を連絡する吸入通路T1と、ポンプ室100と吐出口102との間を連絡する吐出通路T2とをそれぞれ有する。ポンプ室100は、吸入通路T1及び吐出通路T2を介して、吸入口101及び吐出口102にそれぞれ連通可能である。吸入通路T1及び吐出通路T2には、吸入弁103及び吐出弁104がそれぞれ取り付けられている。
ポンプヘッドカバー13は、ポンプヘッド12の上部に取り付けられる。吸入通路T1及び吐出通路T2は、ポンプヘッド12とポンプヘッドカバー13とが組み合わされることでそれぞれ形成される。ケーシング11、ポンプヘッド12及びポンプヘッドカバー13は、複数本のネジ部材B1を用いて一体的に固定される。
また本体10は、ケーシング11内に形成され、可動部30が配置される空間部105を有する。空間部105は、ダイアフラム20を挟んでポンプ室100とZ軸方向に対向しており、例えば大気圧程度の圧力に維持される。
(ダイアフラム)
ダイアフラム20は、ポンプヘッド12との間にポンプ室100を形成するように配置される。ダイアフラム20は、周縁部23(図3及び図4参照)が台座110とポンプヘッド12とに挟持されることで、本体10に支持される。ダイアフラム20は、合成ゴムで形成されており、例えばニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、フッ素ゴム(FKM)など、メタンやプロパン等の炭化水素ガスに対して耐性を有するゴム材料が用いられる。
図3は、ダイアフラム20の平面図である。同図に示すように、ダイアフラム20は、本実施形態において、中心に形成された開口部21と、開口部21の周囲の中央部22と、本体10に支持される周縁部24と、中央部22と周縁部24との間の変形部23とを有し、Z軸方向から見た平面視において円形状(円環状)に構成される。ダイアフラム20には、支持部40と可動部30が開口部21を介して上下から組みつけられており、中央部22がこれらによって挟持される。すなわち中央部22は、後述する支持部40の第1の接続面41と可動部30の第2の接続面31との少なくともいずれか一方が接続される部分である。後述する開口部21は、具体的には、空隙Sを介して後述する支持部40の軸部42をZ軸方向に貫通させることが可能に構成される。
ダイアフラム20は、可動部30の運動に伴って中央部22が上下に運動することで、本体10に固定された周縁部24と中央部22との間の変形部23が弾性変形することが可能に構成される。これにより、ポンプ室100の容積が変動する。
図4は、ダイアフラム20を含むポンプ装置3の拡大断面図である。同図には、ダイアフラム20と、支持部40と、可動部30の一部と、台座110の一部と、ポンプヘッド12の一部とを示しており、台座110及びポンプヘッド12は、右側の部分のみ示している。同図に示すように、ダイアフラム20は、ポンプ室100に面する上面(第1の面)201と、上面201の反対側の下面(第2の面)202とを有し、全体として、Z軸方向(一軸方向)に沿った所定の厚みt1を有する。
ダイアフラム20の具体的な大きさは特に限定されないが、例えば、全体の径を約108mm(半径約54mm)、中央部22の外周の径を後述する第2の接続面31と同様の約73mm(半径約36.5mm)、変形部23の径方向の幅を約15mm、厚みt1を約1.8mmとすることができる。また、例えば支持部40及び可動部30が組みつけられる中央部22の半径に対する変形部23の径方向の幅の比は、約0.41となる。この中央部22の半径に対する変形部23の径方向の幅の比は、後述するように、0.42以下とすることで、ポンプ装置3の流量特性を改善することができる。なお、「中央部22の半径」とは、中央部22の外周の半径をいうものとする。
なお、支持部40及び可動部30に組み付けられた後のダイアフラム20は、後述するように、支持部40の第1の接続面41と可動部30の第2の接続面31によってZ軸方向に圧縮される。これにより、ダイアフラム20は、周縁部24及び変形部23においてダイアフラム20本来の厚みt1を有するが、中央部22ではt1よりも小さい厚みt2に圧縮されている。
(支持部)
支持部40は、全体としてダイアフラム20の上面201に配置された円盤状の板部材として構成される。支持部40は、Z軸方向下方に突出した軸部42を含み、軸部42をダイアフラム20の開口部21に貫通させてポンプ室100側からダイアフラム20の中央部に組みつけられる。
軸部42は、ダイアフラム20の開口部21を貫通し、可動部30のコネクティングロッド32と連結される。図3に示すように、軸部42の平面形状は、例えば、開口部21と同心でかつ開口部21より小さい径の円形状とすることができる。これにより、上述のように開口部21との間に空隙Sを設けることができる。さらに支持部40は、第1の接続面41を有する。
図4に示すように、第1の接続面41は、ダイアフラム20の上面201に接続された略平坦面として構成される。第1の接続面41は、図3に示すように、ダイアフラム20の同心円となる円形状に構成され、本実施形態において、径がD1(第1の径)で形成される。D1は、ダイアフラム20やポンプヘッド12等の大きさに応じて適宜設定することができ、本実施形態において、約69mmとすることができる。
(可動部)
可動部30は、本体10の空間部105内のZ軸方向に往復移動することが可能に構成される。図2に示すように、可動部30は、具体的には、コネクティングロッド32と、軸受33と、偏心カム34と、駆動源35とを含む。また可動部30は、コネクティングロッド32に形成されダイアフラム20に接続された第2の接続面31を有する。
コネクティングロッド32は、第2の接続面31が形成された上端部と、軸受33及び偏心カム34を介して駆動源35に接続された下端部とを有する軸状部材として構成される。支持部40とコネクティングロッド32はダイアフラム20を上下から挟むように組み付けられ、例えばネジB2を介して一体化されている。
図3及び図4に示すように、第2の接続面31は、ダイアフラム20の下面202に接続され、第1の接続面41よりも大きい円形状に構成される。本実施形態において、第2の接続面31は、ダイアフラム20及び第1の接続面41の同心円として構成され、第1の接続面41の径D1よりも大きい径D2(第2の径)で形成される。D2は、例えばD1の1.06倍以上の大きさとすることができ、本実施形態において、約73mmとすることができる。
図5は、ダイアフラム20を含むポンプ装置3の拡大断面図であり、図4の一部をさらに拡大した図である。同図に示すように、第2の接続面31は、本実施形態において、空間部105側に傾斜する外周部311を有する。外周部311は、第2の接続面31のうち、第1の接続面41と対向しない領域であり、XY平面からxの角度で傾斜するように構成される。このxは、後述するように、吐出時におけるダイアフラム20の変形部23の傾斜角度に対応するように設定される。
また、第2の接続面31は、図4に示すように、ダイアフラム20を挟んで、第1の接続面41とダイアフラム20の所定の厚みt1よりも小さい距離t2でZ軸方向に対向する。これにより、ダイアフラム20を厚み方向に圧縮して挟持することができ、支持部40及び可動部30とダイアフラム20とを安定して締結することが可能となる。また、第2の接続面31、41間が対向する広い面積でダイアフラム20を挟持することができるため、ダイアフラム20への負荷を分散し、局所的な疲労や撓み等を防止することができる。
駆動源35は、図2に示すように、モータ351と、モータ351を収容する円筒状のモータケース352とを有する。モータ351は、Y軸方向に沿った回転軸353を有し、回転数(回転速度)の制御が可能な直流ブラシレスモータ等で構成される。回転数の制御は、上述の制御部5によって行うことができる。制御部5は、モータ351に対し、回転数を制御するための電圧信号(Vsp)を出力することができる。一般にダイアフラムポンプのガスの流量(NL/min)は、モータの回転数の変化に対して直線的に変化することから、所望の流量が得られるようにVspを制御する。
偏心カム34は、その回転中心が軸受33のインナレースに対して偏心するように形成されている。従ってモータ351の駆動により回転軸353がその軸回りに回転すると、偏心カム34が回転軸353と共に回転することで、コネクティングロッド32が空間部105の内部において上下方向に往復移動する。これにより、ポンプ室100の容積が周期的に変化し、所定のポンプ機能が得られることになる。コネクティングロッド32の往復移動量(ストローク量)は、偏心カム34の偏心量によって決定される。
[ポンプ装置の動作]
次に、ポンプ装置3の典型的な動作例を説明する。
ポンプ装置3は、駆動源35のモータ351を起動させることで駆動される。モータ351の回転数は、例えばポンプ装置3の吐出側に設置された流量計に基づいて一定の流量となるように制御部5によって制御される。モータ351は、回転軸353を介して偏心カム34を回転させることで、コネクティングロッド32を空間部105において所定ストロークで往復移動させる。これにより、ポンプ室100を区画するダイアフラム20が上下移動し、ポンプ室100の容積が周期的に変化する。
図6は、ポンプ装置3の動作例を示すY軸方向から見た拡大断面図である。なおこの場合のポンプヘッド12の詳細は実際とは異なるが、理解を容易にするため、ポンプヘッド12の構成は図1と同様に記載している。図6Aに示すように、コネクティングロッド32がZ軸方向下方に移動することで、ポンプ室100の容積が大きくなり、吸入口101に接続された圧力源2から吸入弁103を介して、圧力P1の燃料ガスがポンプ室100へ導入される。その後、ポンプ室100内の昇圧に伴い、吸入弁103は閉鎖される。次に図6Bに示すように、コネクティングロッド32がZ軸方向上方に移動することで、ポンプ室100の容積が小さくなる。これに伴って、ポンプ室100へ導入された燃料ガスが圧力P2まで昇圧され、吐出弁104を開放させる。以上の動作が繰り返されることで、吐出口102から処理部4へガスが吐出される。
ここで、吐出時にポンプ室100内の圧力が高まったとき、ダイアフラム20に対し、ポンプ室100側から空間部105側へ圧力が付加される。
図7は、従来のポンプ装置3aの吐出時の態様を示す拡大断面図である。同図に示すポンプ装置3aは、ポンプ装置3と同様に、ポンプ室100a、ポンプヘッド12a及び台座110aを有する本体と、ダイアフラム20aと、第1の接続面41aを含む支持部40aと、第2の接続面31aを含む可動部30aとを有するが、支持部40aの第1の接続面41aと可動部30aの第2の接続面31aとがほぼ同一の大きさで形成されている点でポンプ装置3と異なる。
同図に示すように、吐出時にポンプ室100a内の圧力が高まり、同図中の白抜き矢印に示すようにポンプ室100a側から大気圧である空間部105a側へ圧力が付加された場合、空間部105a側へダイアフラム20aの変形部23aが撓む可能性がある。これにより、吐出時においてポンプ室100aの容量が十分低下せず、所望の圧縮比及び流量を得ることができなくなる。
一方、図8は、吐出時の態様を示す本実施形態に係るポンプ装置3の拡大断面図である。同図に示すように、本実施形態に係るポンプ装置3は、第2の接続面31の面積を第1の接続面41の面積よりも大きく構成している。これにより、変形部23を空間部105側から支持することが可能となり、ポンプ室100内の圧力が高まった場合であっても、変形部23の撓みを抑制することが可能となる。
さらに同図に示すように、本実施形態に係る第2の接続面31は、空間部105側に傾斜する外周部311を有する。外周部311のXY平面に対する傾斜角xは、例えば、ダイアフラム20の変形部23の最大傾斜角と同程度に設計されている。これにより、第2の接続面31を大きく構成した場合であっても、ダイアフラム20の中央部が周縁部に対してZ軸方向に上昇した際に生じるダイアフラム20の局所的な屈曲を抑制し、ダイアフラム20の撓みや疲労を抑制することが可能となる。したがって、ポンプ装置3の流量特性を維持することが可能となる。
また、図7に示すように、従来のポンプ装置3aは、第1の接続面41aと第2の接続面31aとがダイアフラム20aの厚みと略同一の距離で対向している。そこで、変形するダイアフラム20aを支持部40aと可動部30aとによって固定するための構成として、第2の接続面31aに形成されたクランプ部312aを有している。クランプ部312aは、例えば第1の接続面41aに向かって突出する凸部として構成され、平面視において例えば環状に形成されている。
ポンプ装置3aはクランプ部312aを有するため、ダイアフラム20aがクランプ部312aと接する部分で変形しており、可動部30aの周期的な運動に伴って疲労したり、撓んだりすることがあった。また、これによって、ポンプ室100a内の容積変動が不安定化し、流量特性を維持することが難しかった。なお、クランプ部312aが第1の接続面41a側に形成された場合や、第2の接続面31a又は第1の接続面41aに凹部として構成された場合にも、同様に、ダイアフラム20Bの局所的な疲労や撓みが発生するという問題があった。
そこで図8等に示すように、本実施形態に係るポンプ装置3は、支持部40の第1の接続面41と可動部30の第2の接続面31とがダイアフラム20の厚みt1よりも小さい距離t2で対向して配置されている。これにより、ダイアフラム20を広い面積で厚み方向に圧縮して固定することができ、ダイアフラム20の局所的な疲労を防止することができる。これにより、ポンプ室100の容積変動を安定化し、流量特性を一層高めることが可能となる。
加えて、本実施形態によれば、ダイアフラム20の開口部21と軸部42との間に空隙Sを設けている。これにより、ダイアフラム20が圧縮されて支持された場合であっても、ダイアフラム20の圧縮により伸展された分を空隙Sへ逃がすことが可能となる。したがって、変形部23におけるダイアフラム20の撓みを抑制し、ポンプ装置3の円滑な駆動が可能となる。
[実施例]
本実施形態の実施例1,2と、比較例1とに係るダイアフラム型のポンプ装置(昇圧ポンプ)をそれぞれ作製した。各ポンプ装置のダイアフラムの材質は、いずれも、水酸化ニトリルゴム(HNBR)である。実施例1,2及び比較例1は、コネクティングロッドの第2の接続面以外の構成については略同一であり、支持部の第1の接続面の径は約69mm、ダイアフラムの半径は約54mm、ダイアフラムの厚み(図4に示すt1)は約1.8mm、第1の接続面及び第2の接続面間の対向する距離(図4に示すt2)は約1.5mmである。コネクティングロッドの第2の接続面について、実施例1は約73mm(半径約36.5mm)、実施例2は約77mm(半径約38.5mm)、比較例1は約69mm(半径約34.5mm)で構成される。このとき、変形部23の径方向の幅は、それぞれ、実施例1が約15mm、実施例2が約13mm、比較例1が約17mmである。また、ダイアフラム20の中央部22の半径に対する変形部23の径方向の幅の比は、実施例1が0.411、実施例2が0.338、比較例1が0.493となる。
図9は、本実施形態の実施例1に係るポンプ装置と比較例1に係るポンプ装置との流量と吐出圧力(揚程)との関係を示すグラフである。また、同図には、回転制御のための電圧信号(Vsp)によりモータを異なる回転数で回転させた場合の結果を示しており、符号Vanは、実施例1においてVspがn[V]のときの結果であることを示し、符号Vcnは、比較例1においてVspがn[V]のときの結果であることを示す。なおモータの回転数は、例えばVspが5[V]のとき約3000 min-1(rpm)、Vspが3[V]のとき約1500 min-1(rpm)となる。
同図の破線で示すように、比較例1によれば、Vspが3[V]以上の高回転数で、かつ揚程が大きくなった場合に、Vspが2[V]以下の低回転数の場合と比較して、揚程に対する流量の減少率が大きくなっている。すなわち、高回転数で高揚程の場合に、所望の流量が得られていない。
これに対して、同図の実線で示す実施例1によれば、Vspが3[V]以上の高回転数でかつ高揚程の場合であっても、揚程に対する流量の減少率がほぼ変化せず、所望の流量が得られることが確認された。
この結果は、以下のように考えられる。すなわち、比較例1は、図7に示すように、第1の接続面41aと第2の接続面31aとが同径で構成される。これにより、ポンプ室100a内の圧力が高くなる高揚程の場合に、ダイアフラム20aの変形部23aの撓みが発生し、所望の流量が得られない。一方で、実施例1は、第2の接続面31が第1の接続面41よりも大きく構成されるため、高揚程の場合であっても変形部23の撓みが発生しにくい。これにより、所望の流量が得られると考えられる。
図10は、本実施形態の実施例1、2に係るポンプ装置と比較例1とに係るポンプ装置との流量と吐出圧力(揚程)との関係を示すグラフである。図9と同様に、図10には、Vspの制御によりモータを異なる回転数で回転させた場合の結果を示しており、符号Vanは、実施例1においてVspがn[V]のときの結果であることを示し、符号Vbnは、実施例2においてVspがn[V]のときの結果であることを示し、符号Vcnは、比較例1においてVspがn[V]のときの結果であることを示す。
同図に示すように、実施例2は、揚程に対する流量の減少率が実施例1と同程度であり、かつ、実施例1よりも全体的に大きい流量が得られた。これにより、第2の接続面31の径をより大きくすることにより、変形部23の撓みを効果的に抑制し、大きな流量を得られることが確認された。
また表1は、実施例1、実施例2及び比較例1について、揚程を約70kPaとした場合の流量、回転数、及び電流値を比較した表である。表1に示すように、同程度の揚程を得ようとした場合、第2の径が大きいほど大きな流量が得られ、回転数は小さくなる。したがって、第2の接続面31の径を大きくすることで、少ない回転数でも圧縮比が高まり、高流量を得ることができることが確認された。
Figure 0006518049
図10及び表1に示す結果により、第1の接続面41の径が約69mmの場合に、第2の接続面31の径が73mm以上であれば、特に回転数が1500min-1(rpm)以上の高揚程の領域において流量特性を改善することが可能となることが確認された。すなわち第2の接続面41の径が第1の接続面31の径の1.06倍以上であり、また、ダイアフラム20の中央部22の半径に対する変形部23の径方向の幅の比を0.42以下とすることで、流量特性を改善できることが確認された。
一方、表1に示すように、電流値については、実施例1が実施例2よりも小さい値を示した。そこで、発明者らは、ポンプ装置の電流値及び消費電力について着目した。
図11は、本実施形態の実施例1,2に係るポンプ装置と比較例1に係るポンプ装置とのモータの電流値と揚程との関係を示すグラフである。同図に係る実験では、実施例1,2及び比較例1のポンプ装置のモータを、回転制御のための電圧信号(Vsp)により異なる回転数で回転させ、所定の揚程[kPa]時のモータの電流値[A]を調べた。符号Van、Vbn、Vcnは、図10と同様のものを示す。
同図に示すように、実施例1は、Vspが2[V]及び3[V]で、揚程が大きい場合に、実施例2と比較して電流量の上昇が抑えられている。これにより、実施例1は、消費電力の上昇が抑制できることが示唆された。
図12は、本実施形態の実施例1,2に係るポンプ装置と比較例1に係るポンプ装置とのモータの消費電力と揚程との関係を示すグラフである。同図に係る実験では、実施例1,2及び比較例1のポンプ装置のモータを、回転制御のための電圧信号(Vsp)により異なる回転数で回転させ、所定の揚程[kPa]時のモータの消費電力[W]を調べた。符号Van、Vbn、Vcnは、図10と同様のものを示す。
同図に示すように、実施例1は、Vspが2[V]及び3[V]で、揚程が大きい場合に、実施例2と比較して消費電力の上昇が抑えられている。これにより、実施例1は、消費電力の上昇が抑制できることが確認された。
この結果は、以下のように考えられる。すなわち、実施例1では、第2の接続面31aにより変形部23の撓みを抑制できるとともに、流量を安定的に維持し、コネクティングロッド32への負荷を適切な範囲に維持することが可能となる。これにより、実施例1では、電力消費量の増加を抑制することができる。
以上の結果より、例えば、第1の接続面41の径が約69mmの場合に、第2の接続面31の径が73mm以上77mm未満であれば、流量特性の改善に加え、比較的高い揚程の領域における消費電力の上昇を抑制できることが確認された。すなわち第2の接続面41の径が第1の接続面31の径の1.06倍以上1.12倍未満であり、また、ダイアフラム20の中央部22の半径に対する変形部23の径方向の幅の比を0.34よりも大きく0.42以下とすることで、流量特性を改善し、かつ消費電力を安定化できることが確認された。
したがって、このような構成のポンプ装置により、上述の「流量特性を安定的に維持する」という課題に加え、「消費電力の安定化を図る」という課題も解決することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、以上の実施形態では、ダイアフラムが空隙を介して軸部を一軸方向に貫通させる開口部を有すると説明したが、これに限定されず、空隙を有さない構成とすることも可能である。
また、以上の実施形態では、第2の接続面が空間部側に傾斜する外周部を有すると説明したが、傾斜しない構成としてもよい。また、第2の接続面の大きさは、第1の接続面よりも大きければよく、ポンプヘッド等の本体の仕様に応じて適宜設定することができる。
さらに、ポンプ装置は、吐出口から吐出されるガスの温度や本体、可動部等の温度を検出し、制御部に出力する温度センサを有していてもよい。ガスの温度の変化によって、流量特性が不安定となるため、制御部が温度センサの出力に基づいて回転数を制御することで、流量特性をより安定化することができる。
またポンプ装置は、吐出口付近に設けられた弁部材をさらに有していてもよい。弁部材は、例えば吐出弁の開弁圧以上であって所定の圧力以下の流体の流れを制限するように構成される。これにより、ポンプ装置の運転停止時における不用意な吐出を抑制することができる。
さらに、ダイアフラムが内部に基布を有していてもよい。このような基布は、例えば可動部の揺動の向きに沿って延びる繊維群を有することにより、ダイアフラムの疲労、破損を抑制することができる。また、ダイアフラムの開口部の形状は円形状に限定されず、所定の方向に切り欠き等の指標を設けてもよい。これにより、上記基布を配置した場合等であっても、所期の向きにダイアフラムを取り付けることができる。
3…ポンプ装置
10…本体
100…ポンプ室
105…空間部
20…ダイアフラム
201…上面(第1の面)
202…下面(第2の面)
21…開口部
40…支持部
41…第1の接続面
42…軸部
30…可動部
31…第2の接続面
311・・・外周部

Claims (6)

  1. 流体を吸入し排出することが可能なポンプ室を有する本体と、
    前記ポンプ室に面する第1の面と、前記第1の面の反対側の第2の面とを有し、一軸方向に沿った所定の厚みを有する周縁部が前記本体に支持された円形状のダイアフラムと、
    前記ダイアフラムの第1の面に接続された円形状の第1の接続面と、前記第1の接続面から前記一軸方向に第1の寸法で突出する軸部と、を有する支持部と、
    前記本体内を前記一軸方向に往復移動する可動部と
    を具備し、
    前記可動部は、
    前記ダイアフラムの前記第2の面に接続され前記所定の厚みより小さい所定の距離で前記第1の接続面と前記一軸方向に対向し、かつ前記第1の接続面よりも大きい円形状の第2の接続面と、
    前記第2の接続面からの深さが前記一軸方向に前記第1の寸法よりも前記所定の距離小さい第2の寸法となる底面と、前記底面と前記第2の接続面とを接続する平滑な内周面と、を含む凹部と、
    を有し、前記底面と前記軸部の先端とが当接することで前記軸部と連結され、
    前記ダイアフラムは、空隙を介して前記軸部を前記一軸方向に貫通させる開口部を有し、
    前記軸部は、前記開口部及び前記凹部の前記内周面と前記空隙を介して対向する
    ポンプ装置。
  2. 請求項に記載のポンプ装置であって、
    前記本体は、前記ダイアフラムを挟んで前記ポンプ室と対向し、前記可動部が配置される空間部をさらに有し、
    前記第2の接続面は、前記空間部側に傾斜する外周部を有する
    ポンプ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のポンプ装置であって、
    前記第1の接続面は、第1の径で形成され、
    前記第2の接続面は、前記第1の径に対して1.06倍以上の大きさである第2の径で形成される
    ポンプ装置。
  4. 請求項に記載のポンプ装置であって、
    前記第2の接続面は、前記第1の径に対して1.06倍以上1.12倍未満の大きさである第2の径で形成される
    ポンプ装置。
  5. 請求項1からのいずれか一つに記載のポンプ装置であって、
    前記ダイアフラムは、
    前記第1の接続面と前記第2の接続面との少なくともいずれか一方が接続される中央部と、
    前記周縁部と前記中央部との間の変形部とをさらに有し、
    前記中央部の半径に対する変形部の径方向の幅の比が、0.42以下である
    ポンプ装置。
  6. 請求項に記載のポンプ装置であって、
    前記ダイアフラムは、前記中央部の半径に対する変形部の径方向の幅の比が、0.34よりも大きく0.42以下である
    ポンプ装置。
JP2014182599A 2013-09-09 2014-09-08 ポンプ装置 Active JP6518049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014182599A JP6518049B2 (ja) 2013-09-09 2014-09-08 ポンプ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013186444 2013-09-09
JP2013186444 2013-09-09
JP2014182599A JP6518049B2 (ja) 2013-09-09 2014-09-08 ポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015072008A JP2015072008A (ja) 2015-04-16
JP6518049B2 true JP6518049B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=53014528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014182599A Active JP6518049B2 (ja) 2013-09-09 2014-09-08 ポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6518049B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017044178A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 フジクリーン工業株式会社 電磁式ポンプ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049353U (ja) * 1983-09-12 1985-04-06 株式会社アツギユニシア ダイヤフラム装置
DE3931516C2 (de) * 1989-09-21 1993-10-14 Ott Kg Lewa Membranpumpe mit mechanisch angetriebener Membran
JP2000170660A (ja) * 1998-12-03 2000-06-20 Fujikura Rubber Ltd 電磁式ダイヤフラムポンプ
KR101434127B1 (ko) * 2011-03-09 2014-08-26 울박 키코 인코포레이션 펌프 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015072008A (ja) 2015-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1176309C (zh) 电动阀
US20130042753A1 (en) Diaphragm pump
TWI500851B (zh) Multi-stage compressor and swing piston
WO2019221260A1 (ja) ダンパ装置
JP6518049B2 (ja) ポンプ装置
CN104995407A (zh) 具有保守泵作用力的泵膜的扩张弹性
US11181220B2 (en) Metal diaphragm damper and manufacturing method for the same
US20150086402A1 (en) Pump device
JP4770424B2 (ja) ダイヤフラム型ポンプ
JP5733994B2 (ja) ピストン
JPWO2012120859A1 (ja) ポンプ装置
JP5817875B2 (ja) 多段圧縮機
JP2013253699A (ja) 高圧対応のロッキングピストン
WO2020089997A1 (ja) 弁装置、ポンプヘッド及びポンプ装置
CN107250630B (zh) 涡轮用密封装置、涡轮及用于密封装置的薄板
WO2013114813A1 (ja) ポンプ装置
KR200494963Y1 (ko) 다이어프램 펌프
WO2023124724A1 (zh) 隔膜泵及净水器
US20180230989A1 (en) Electromagnetic-type pump
JP5764337B2 (ja) シール部材の製造方法及び成形装置
JP2015132267A (ja) 多段圧縮機
WO2017058309A1 (en) Integrated valve gasket and enhanced eccentric assembly in a pump or a gas compressor
JP5725093B2 (ja) 高圧対応のロッキングピストン
WO2019058733A1 (ja) スクロール圧縮機
JP5011188B2 (ja) 往復動圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6518049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250