JP6517840B2 - 冶金炉の装入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冶金炉の装入装置に関する。本発明はさらに、上記装入装置の冷却アセンブリと、この冷却アセンブリに用いる冷却パネルに関する。
冶金炉(metallurgical reactor)は周知の技術である。冶金炉には通常、装入装置(charging installation)により上方から重力送りが行われ、また、中間ホッパからバルク材が供給される。装入装置の一例が、国際公開第2012/016902A1号に開示されている。この例では、材料は、分配シュート入口の上方に位置する供給口を介して供給される。シュートは回転可能な筒状支持体に取り付けられ、この支持体に上記供給口が配置されている。シュートは、2次元に可動するように、ギアアセンブリに接続したシャフトによって、上記支持体に対して傾動可能である。ギアアセンブリは、上記支持体と、この支持体を回転可能に取り付けた定置ケーシングによって形成されるギアボックス内に配置される。ギアアセンブリの保護を目的として、上記ケーシングの底部には、冷却回路を備える熱保護シールドが設けられている。このシールドによって、支持体の下部を配置する中央開口が画定される。熱保護シールドは、比較的高温や大きな温度変化に曝され、また、高い温度勾配もあるため、シールドや少なくともその一部に対して、検査やメンテナンスおよび/または交換を行う必要がある。これは、冷却回路に特に言えることであるが、冷却回路の下方側に配置した耐火材の熱保護層にも言えることである。上記出願の装入装置は概して良好に稼働するが、熱保護シールドのメンテナンスは複雑かつ時間がかかることが多い。
国際公開第2012/016902A1号
従って、本発明の目的は、冶金炉の装入装置に対する熱保護シールドの設置およびそのメンテナンスが容易に行えるようにすることである。この目的は、請求項1に記載の装入装置と、請求項14に記載の冷却アセンブリと、請求項15に記載の冷却パネルによって達成される。
本発明は、装入装置の炉側を冷却するよう配置した冷却アセンブリを備える、冶金炉の装入装置を提供する。冶金炉は、詳しくは、高炉型のものである。装入装置は、概して、バルク材を炉に重力送りするタイプのものである。従って、この場合、装入装置は、少なくとも大半において、炉の上方に設置することを意図したものである。このように、上記炉側、すなわち炉に対向する側は、底部側または下方側となる。しかし、装入装置を炉の別の側に設けることも考えられる。上記冷却アセンブリは炉側を冷却するように配置されるが、これは、装入装置が通常、炉側に配置されるためである。
本発明によれば、冷却アセンブリは複数の冷却パネルを備え、各冷却パネルは少なくとも1つの冷却剤チャネルを備える。すなわち、冷却アセンブリはモジュラー式に設計され、上記冷却パネルはそれぞれモジュールとして捉えることができる。通常、上記パネルは、炉に対向する装入装置の一表面に沿って互いに隣接配置される。いずれの場合も、パネルは装入装置の外部で事前に製造され、その後1つずつ順番に設置される。上述したように、冷却アセンブリは概して厳しい条件下で動作するものだが、それでも難なく機能して装入装置の他の部位を保護するものでなければならない。従って、各パネルには、検査やメンテナンスが欠かせず、交換する必要もありうる。こうした作業が、検査、メンテナンスおよび/または交換に際して個々に取り外すことができるモジュラー式パネルを用いることで容易になる。好ましい実施形態では、冷却パネルはすべて同一であるため、交換用パネルはどの位置にも使用可能である。また、検査、メンテナンスおよび/または交換を、装入装置の内部から行えることにも留意すべきである。
パネルの取付けや取外しをさらに容易にするために、冷却パネルを脱着可能な接続手段(コネクタ)で取り付けることが好ましい。これにより、冷却パネルは互いにおよび/または装入装置の他の部位に対して、脱着可能に取付け可能である。通常、脱着可能な接続手段はボルト接続である。
各冷却剤チャネルは、当該技術分野で公知の一般的な筒状の管材で形成してもよいが、製造を簡略するためには、各パネルは、少なくとも1つの冷却剤チャネルが形成された基板を備えることが好ましい。通常、基板の形状は、パネル自体の全体形状にある程度対応させる。チャネルは、鋳造等の第1次形成工程で、基板に沿って形成してもよい。または、事前に作製した基板内に機械加工してもよい。後者の形成方法では、より高い冷却効果が見込まれる。
基板は、多種多様な材料で形成可能である。当然であるが、上記材料は十分な機械的安定度をもち、上昇温度や起こり得る温度差に耐えるものでなければならない。熱伝導性が良好であれば冷却工程が円滑に行われるため、基板は、鋼鉄等の金属で構成することが好ましい。
チャネルは基板に溝として形成され、この溝は、基板上に取り付けた被覆板によって被覆される。換言すれば、基板に上面と底面がある場合、上面に溝としてチャネルを形成し、底面を完全に平面とすることができる。当然ながら、本実施形態ではチャネルの形状は実質的に限定されることはなく、該形状は、直線状または曲線状であってもよく、多種多様な断面形状を有しうる。このようなチャネルは、切削加工で簡単に形成可能である。チャネルの上面は、冷却剤が安全に収納されるよう閉鎖する必要があることは言うまでもない。従って、溶接等により被覆板を基板上に取り付ける。
上述したように、冷却剤チャネルは様々な形状とすることができる。無論、パネルは、その全領域が冷却剤チャネルの近傍にあることが望ましい。これは、冷却剤チャネルを複数設ける、または、分岐させることで達成可能であるが、冷却剤チャネルは蛇行構造を有することが好ましい。こうすることで、単一の非分岐冷却剤チャネルで大きな領域をカバーできる。
被覆板は、好ましくは冷却剤チャネルの蛇行構造に合わせて、蛇行構造を有する。基板が変形すると、冷却剤チャネルが移動する。冷却剤チャネルの形状にかなり近い形状の被覆板を用いれば、被覆板が冷却剤チャネルの動きに追従するので、被覆板と基板の間の溶接が破砕するリスクを低減することができる。
当然、冷却剤チャネルは冷却剤供給源に接続する必要がある。一方で、異なるパネルの冷却剤チャネルを互いに直接接続することも考えられるが、各パネルに少なくとも1つの冷却剤管を設け、これを冷却剤チャネルに接続することが好ましい。特に、冷却剤チャネルが基板内の溝である場合、基板表面から突出し、一般的接続手段を備える冷却剤管が利用できれば、冷却剤チャネルと冷却剤供給源の接続・切断が、かなり容易になる。
上記の冷却剤管を採用した場合でも、異なるパネルの冷却剤チャネルは直列接続してもよい。例えば、冷却アセンブリ全体に対して、1つの入口と1つの出口を設けてもよい。この場合、各チャネルの合計長が長くなるため、大きな圧力降下を引き起こす可能性があり、代わりに、加圧ポンプを用いる必要がある。さらに、出口により近いパネルには、他のいくつかのパネル内を流動中にすでに加温されている冷却剤が流入する。上述の理由から、異なるパネルの冷却剤チャネルは、冷却剤供給源に並列接続することが好ましい。また、各々2つまたは3つ等の少数のパネルで構成した複数のパネル群を直列接続することも可能である。いずれか2つの異なるパネルの冷却剤チャネルを並列接続することが好ましい。この場合、各冷却剤チャネルは冷却剤供給源に直接接続される。この構成により、圧力降下が比較的小さくなり、また、例えば、冶金炉に設けた冷却回路の冷却剤供給源を、冷却アセンブリ用の冷却剤供給源としても使用可能となる。
当該技術分野で知られる装入装置の重大な課題は、耐火物層のメンテナンスである。このメンテナンスは、通常、冷却システムの付加要件である。通常、耐火物層は冷却回路と炉の間に配置される。また、一般的に、耐火物層の材料は経年劣化するため、少なくとも部分的な交換を必要とする。先行技術では、コンクリート等で構成する耐火材に対し、炉側から吹付けまたはショットスクリーニングを行うが、これは、困難かつ時間がかかる作業であり、また、危険を伴う可能性がある。こういった問題点は、本発明の実施形態において、少なくとも1つの熱保護部材を各冷却パネルに取り付けることで解消する。熱保護部材として、耐燃性、すなわち、耐火性部材を使用すべきであることは言うまでもない。また、熱保護部材は熱伝導性が低いことが望ましい。特に、各パネルを脱着可能な接続手段によって取り付ける場合、パネルを取り外して装入装置から取り除くことで、熱保護部材の交換および/またはメンテナンスを簡単に行うことができる。熱保護部材を交換または吹付けにより修理する場合も、より良い作業条件の下、適切な場所で行うことができる。熱保護部材は、パネル上に鋳造される、または、吹付けられる耐火材の層であってもよい。または、パネルに接続される板またはタイルの1種であってもよい。
本発明の一態様では、複数の熱保護タイルが一表面に沿って互いに隣接配置される。上記タイルは表面に沿って配置されるが、この表面は、平面、屈曲面、またはこれら以外の面であってもよい。本明細書の「表面」は、幾何学的な解釈がされるべきものであり、すなわち、必ずしも装置の形而下の面である必要はない。各タイルは、その耐熱性、特に耐火性により熱防護性部材であり、その形状により一定のシールド能を有する。上限を約1200°Cとする耐熱性が望ましい。というのも、何らかの問題が起こった場合に、この程度の温度に達することが想定されるからである。通常、各タイルは耐火材で構成される。隣接するタイル間に間隙を設けてもよい。間隙は、個々のタイルに熱膨張する余地を与える。従って、個々のタイル内の熱応力は、不定形(モノリシック)耐火物層よりも比較的小さいものとなる。間隙の大きさは、装入装置の動作条件で予想されるタイルの熱膨張に応じて選択してもよい。上記タイルは、装入装置が上限温度に達した時点で互いと接触可能としてもよい。この場合も、熱応力は、モノリシック構造と比較するとやはり小さい。その一方で、室温での間隙の大きさは、上限温度でも間隙が閉じられないように選択することができる。しかし、間隙の大きさは、熱保護アセンブリのシールド特性に悪影響を及ぼす可能性があるため、過度に大きくするべきではない。例えば、凹凸状にタイルを重複させることも可能である。これにより、タイルの膨張は可能になるが、間隙を介した熱対流は阻害される。何らかの材料を間隙内に配置することも、その材料が個々のタイルの熱膨張を大きく阻害しない限り、本発明の範囲に含まれる。例えば、上記材料は高圧縮性材料であってもよい。
好ましい実施形態では、タイルは、耐火材を配置した支持構造を備える。このような支持構造は、タイルの「支え」のようなものを形成する。通常、支持構造は、熱膨張と熱収縮に対する耐性が高い材料で構成される。すなわち、こうした材料は、伸縮による亀裂を起こす可能性が非常に少ない。上記材料が、装入装置の運転中の予想温度よりもかなり高い融点をもつ材料であるべきことは、言うまでもない。使用可能な材料は、例えば、セラミックや鋼鉄等の金属である。支持構造に配置される耐火材は、当然のことながら、耐熱性と耐火性に優れたものでなければならない。熱伝導性は低いことが好ましい。後者の特性は、支持構造には別段決定的な要件ではない。その一方で、熱変形に対する耐火材の耐性はそれ程高くなくてもよい。これは、耐火材に小さな亀裂が発生しても、支持構造に接続されていることで、所定位置に保持可能であるからである。
耐火材は、支持構造上または支持構造の周囲に鋳造することができる。言い換えれば、耐火材は、支持構造に充当後固化する液体または半液体状のものを用いるべきである。好ましい材料の一例として、耐火性コンクリートが挙げられる。
これにより、耐火材の鋳造前に「スペーサ」材料に該当するものを形成予定の間隙の位置に配することで、間隙を形成することが可能になる。スペーサ材料は、鋳造後、タイルを装入装置に設置する前に除去してもよい。または、上記間隙には、冶金炉の動作温度で揮発する材料が充填されてもよい。言い換えれば、スペーサ材料は揮発性であり、タイルを設置している間も所定の位置に残存させることができる。この場合の「揮発性」とは、溶融および/または蒸発する材料や、高温での化学反応、通常、燃焼によって消失する材料を意味する。当然、この材料の唯一の機能は、耐火材の鋳造工程における、鋳型のようなものを提供することである。スペーサ材料は炉の運転中に消失するため、上記目的には、安価な材料を用いることが好ましい。例えば、木質系または紙材料を用いることができる。厚紙が、特に好ましい材料である。
支持構造は、耐火材を配置するメッシュを備えることが好ましい。主に2次元または3次元であるメッシュ構造は、比較的少ない材料で大きな面積を被覆可能である。これにより、支持構造に用いる材料に応じて、タイルの重量および/またはコストを低く抑えることにつながる。また、支持構造の熱伝導性は耐火材よりも高いことが多いため、用いる支持構造はできる限り少なくすることが望ましい。
本発明で使用可能なメッシュ構造は多岐に渡る。ワイヤーメッシュのように主に2次元のものもある。特に、タイルの厚みが大きい場合は、3次元構造が好ましい。好ましい一実施形態では、上記メッシュは六角形状である。好ましくは、六角形状の構造をタイルの平面に沿って配置する。これにより、支持構造はハチの巣のような形状となる。
本発明は、詳しくは、ギアアセンブリ用ケーシングを備える装入装置に用いることができる。本発明では、冷却アセンブリは、上記ケーシングの環状底面を保護するよう構成される。この場合、上記ケーシングの底面は、当然、炉に対向している面である。この構成は、国際公開第2012/016902A1号に開示されており、ここに参考文献として援用される。ただし、本発明では従来の冷却回路を採用する。上記ギアアセンブリは、装入装置の分配シュート用傾動機構の一部である。また、上記ケーシングは、ギアアセンブリ用ハウジングを形成するため、ギアボックスと考えることもできるが、ギアアセンブリはハウジング内で回転可能である。
冷却パネルは、ケーシング内部に対して取付けや取外しが可能であることが非常に好ましい。通常、ケーシングはギアアセンブリのメンテナンス等のための点検蓋を有しているため、簡単に内部にアクセスできる。内部からボルト等の接続手段を簡単に操作可能であれば、パネルの取付けや取外しを簡単かつ安全に行うことができる。
パネルは、その用途の多くにおいて手作業で扱うには重すぎる。従って、何らかの掲揚装置(hoist)を設ける必要がある。上記のような装置をメンテナンス毎にケーシングに投入し、後で取り出すことは可能であるが、パネルを取り扱うための掲揚装置はケーシングの内部に配置する(取り付ける)ことが好ましい。一例として、上記掲揚装置は橋形クレーンである。国際公開第2012/016902A1号に示すような環状ケーシングでは、橋形クレーンは、ケーシングの頂部近傍に配置した環状梁部を備えてもよい。環状梁部をケーシングのいずれの部位よりも上方に配置することで、底部に位置するいずれのパネルも持ち上げることができる。
本発明は、冶金炉の装入装置用冷却アセンブリを、さらに提供する。この冷却アセンブリは、装入装置の炉側を冷却するために配置可能であり、複数の冷却パネルを備える。各冷却パネルは少なくとも1つの冷却剤チャネルを備える。「冷却するために配置可能」とは、該アセンブリは、上記炉側を冷却するよう構成されていることを意味する。すなわち、冷却アセンブリの各部位の寸法や形状は、上記目的に沿うよう構成されなければならない。特に、冷却アセンブリの各部位は、装入装置内に取り付けられるよう構成可能である。炉側が環状底面である上述の場合、各部位は、この底面をほぼカバーする寸法にする必要がある。
冷却アセンブリの好ましい実施形態は、上述した装入装置の好ましい実施形態と対応する。
最後に、本発明は、上述した冷却アセンブリ用冷却パネルを提供する。冷却パネルの好ましい実施形態も、本発明の上記装入装置に関連付けて上述している。
本発明の詳細を、添付図面を参照して以下に説明する。
本発明による冷却パネルの斜視図である。 図1の冷却パネルの破断斜視図である。 図1の冷却パネルを用いた、本発明による装入装置の破断斜視図である。
図1は、本発明による冷却パネル10の斜視図である。冷却パネル10は、冶金炉用の装入装置1に設けられるケーシング2の環状底面を保護する冷却アセンブリ4の一部である。被保護面の形状が環状であるため、パネル10の形状は概して円弧状である。その全体構成は比較的平坦であり、鋼鉄製の平面基板11を備える。図2の破断図から分かるように、冷却剤チャネル12は、基板11の表面に機械加工されている。冷却剤チャネル12の流体密閉性を確実にするために、冷却剤チャネル12と同じ蛇行構造とされた被覆板13で、冷却剤チャネル12の上方側は閉じられている。鋼鉄製の被覆板は、溶接により基板11に接続される。冷却剤チャネル12は、供給管14と排水管15に接続される。上記各管14と15は従来の筒状の管材であり、基板11の表面に取り付けられる。各管は、それぞれインターフェース17によって、冷却剤チャネル12に接続される。このインターフェースは、その特殊な接続に適合するよう構成されている。各管14と15には、それぞれ相対する側に共通する接続手段16が設けられ、この接続手段により、冷却剤供給源に接続可能となっている。冷却アセンブリ4の動作中、冷却剤は、接続手段16を介して吸入管14に流れ込み、ここから、インターフェース17を介して冷却剤チャネル12内へと流れる。冷却剤チャネル12の蛇行構造により、冷却剤は、基本的にパネル10の全面に沿って流れる。その後、インターフェース17を介して排水管15内へと流れ、ここから、接続手段16を介して、冷却剤供給源へ戻る。基板11の下方側、すなわち、炉に対向する側には、熱保護層30が配置されている。熱保護層30は複数の耐火性熱保護タイルを備える。この構造を以下に説明する。断熱のため、セラミックファイバ材料から成る断熱層32が、各タイルと基板11の間に配置されている。パネル10が形成する円弧形状の縁部には、基板11の平面に垂直に延びる2つの側方フランジ18が設けられている。各側方フランジ18には、複数の貫通穴19が形成されている。3つの小穴(eyelet)21が基板11の上方側に配置される。これにより、掲揚装置41によるパネル10の取り扱い等が容易になる。
図2に示すように、基板11は、熱保護層30を形成する複数の熱保護タイル31.1、31.2、31.3、31.4に共通する担体部材としても機能する。熱保護タイル31.1、31.2、31.3、31.4の各々は、装着ストリップ33上に配置されたノブ状スペーサ部材34を介して、基板11に接続されている。六角形状のメッシュ35が装着ストリップ33に接続されている。メッシュ35は熱保護タイル31.1、31.2、31.3、31.4の支えとして機能し、構造を一体化する。各タイルの熱保護性は、主に、メッシュ35の周囲に鋳造される塊状の耐火コンクリート36から生じるものである。熱保護タイル31.1、31.2、31.3、31.4は互いと接触せず、各タイルの間には間隙37が設けられている。この間隙37によって、熱保護層30が作用している間の熱膨張が可能になる。
製造工程で、メッシュ35を取り付けた装着ストリップ33は、耐火コンクリート36が充当される前に、基板11に取り付けられる。一枚の厚紙38を、個々の熱保護タイル31.1、31.2、31.3、31.4の間に配置することで、コンクリート36が間隙37に入り込むことを防ぐ。その後、耐火コンクリート36はメッシュ35の周囲に鋳造される。厚紙38は、パネル10の設置前に取り除いてもよいが、そうすることは必須ではない。厚紙38は、パネル10の運転条件ですぐに焼け落ちてしまうため、図2に示すように、間隙37内に残してもよい。スペーサ部材34によって、タイルと基板11の間に空所が設けられ、この空所は、セラミックファイバで構成した断熱層32で埋められる。従って、熱保護パネル10は、3層の機能層である熱保護層30とタイル31.1、31.2、31.3、31.4を組み合わせたモジュールであり、極端な高温に対する保護と断熱を提供する。断熱層32によって断熱効果がさらに高まり、管14、15を備える冷却剤チャネル12によって、積極的に冷却が行われる。パネル10には、基板11の平面に垂直に延びる側方フランジ18が設けられる。各側方フランジ18には複数の貫通穴19が設けられ、パネル10を隣接するパネルおよび/または装入装置に接続するためにこれらのフランジを用いる。3つの小穴21が基板11の上方側に配置される。これにより、掲揚装置41によるパネル10の取り扱い等が容易になる。
図3に、装入装置1の部分破断図を示す。この装入装置は、ギアアセンブリ用環状ケーシング2と、ギアアセンブリ用円筒状支持体3を備える。図示を省略したギアアセンブリは、装入装置1の分配シュートを傾動させるために用いる。支持体3は、ケーシング2に対して回転可能に取り付けられる。図3から分かるように、複数の冷却パネル10が、ケーシング2の環状底部に沿って、互いに隣接配置されている。各側方フランジ18は、穴19に貫通させるボルト20を用いて、径方向に配置されたケーシング2の板状取付け部材5に接続される。同時に、ボルト20は個々のパネル10を相互接続するためにも用いる。
図3から分かるように、橋形クレーン41の梁部40が、ケーシング2の頂部に接続される。梁部40は環状に形成されており、クレーン41を、ケーシング2内の実質的にどの位置にも移動させることができる。図3は冷却パネル10の取外しを示す図であり、該パネルは、橋形クレーン41のチェーン42によって持ち上げられる。図3には、図1と図2で図示を省略した掲揚リング22に接続されたチェーンが図示されている。または、チェーン42を小穴21に接続することも可能である。橋形クレーン41を梁部40に沿って移動させることで、冷却パネル10をケーシング2の点検蓋(図示省略)まで移動させてもよく、ここから、修理または交換のために取り外してもよい。交換用パネルは、一連の操作手順を逆に行うことで設置可能である。こうして、冷却パネル10の交換を短時間かつ簡単に行うことができる。特に、作業者が冷却アセンブリ4の下方側、すなわち、炉内または炉の近傍で作業する必要がなく、ケーシング2内を介して取付けや取外しを行うことができる。これにより、作業が簡単になるだけでなく、作業者の安全性が大幅に向上する。
1 装入装置
2 ケーシング
3 支持体
4 冷却アセンブリ
5 取付け部材
10 冷却パネル
11 基板(ベースプレート)
12 冷却剤チャネル
13 被覆板(カバープレート)
14 供給管
15 排水管
16 接続手段
17 インターフェース
18 側方フランジ
19 貫通穴
20 ボルト
21 小穴
22 掲揚リング
30 熱保護層
31.1 熱保護タイル
31.2 熱保護タイル
31.3 熱保護タイル
31.4 熱保護タイル
32 断熱層
33 装着ストリップ
34 スペーサ部材
35 メッシュ
36 耐火コンクリート
37 間隙
38 厚紙
40 梁部
41 橋形クレーン
42 チェーン

Claims (15)

  1. 冶金炉の装入装置(1)であって、
    前記装入装置(1)の炉側を冷却するように配置された冷却アセンブリ(4)を備え、
    前記冷却アセンブリ(4)は、複数の冷却パネル(10)を備え、
    前記各冷却パネル(10)は、少なくとも1つの冷却剤チャネル(12)が形成された基板(11)を備え、
    前記冷却剤チャネル(12)は、前記基板(11)に溝として形成され、
    前記溝は、前記基板(11)上に取り付けられた被覆板(13)によって被覆され、
    前記冷却剤チャネル(12)は蛇行構造を有し、前記被覆板(13)は、前記冷却剤チャネル(12)の蛇行構造に合わせた蛇行構造を有する、装入装置。
  2. 前記冷却パネル(10)は、脱着可能な接続手段を用いて取り付けられる、請求項1に記載の装入装置。
  3. 前記基板(11)が金属から形成される、請求項1又は2に記載の装入装置。
  4. 前記各冷却パネル(10)は、前記冷却剤チャネル(12)に接続された少なくとも1つの冷却剤管(14、15)を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の装入装置。
  5. 異なる前記冷却パネル(10)の冷却剤チャネル(12)は、冷却剤供給源に並列接続されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の装入装置。
  6. 少なくとも1つの熱保護部材(30)が各前記冷却パネル(10)に取り付けられている、請求項1からのいずれか1項に記載の装入装置。
  7. 前記少なくとも1つの熱保護部材(30)は、一表面に沿って互いに隣接配置された複数の熱保護タイル(31.1、31.2、31.3、31.4)を備える、請求項6に記載の装入装置。
  8. 前記熱保護タイル(31.1、31.2、31.3、31.4)は、耐火コンクリート(36)を含む耐火材(36)が配置された支持構造(33、34)を備える、請求項7に記載の装入装置。
  9. 間隙(37)が隣接する前記熱保護タイル(31.1、31.2、31.3、31.4)の間に配置され、前記間隙(37)には、厚紙(38)を含む材料(38)が充填され、前記材料(38)は、前記冶金炉の動作温度で揮発する、請求項7または8に記載の装入装置。
  10. 前記支持構造(33、34)は、前記耐火材(36)が配置された、六角形状メッシュ(35)を含むメッシュ(35)を備える、請求項8に記載の装入装置。
  11. ギアアセンブリ用のケーシング(2)を備え、前記冷却アセンブリ(4)は、前記ケーシング(2)の環状底面を保護するよう構成される、請求項1から10のいずれか1項に記載の装入装置。
  12. 前記冷却パネル(10)は、前記ケーシング(2)の内部に対して取付けや取外しが可能である、請求項11に記載の装入装置。
  13. 前記冷却パネル(10)を操作するための掲揚装置(40、41)が、前記ケーシング(2)内部に配置されている、請求項11または12に記載の装入装置。
  14. 冶金炉の装入装置(1)のための冷却アセンブリ(4)であって、
    前記冷却アセンブリ(4)は、前記装入装置(1)の炉側を冷却するように配置可能であり、且つ、複数の冷却パネル(10)を備え、
    前記各冷却パネル(10)は、少なくとも1つの冷却剤チャネル(12)が形成された基板(11)を備え、
    前記冷却剤チャネル(12)は、前記基板(11)に溝として形成され、前記溝は、前記基板(11)上に取り付けた被覆板(13)によって被覆され、
    前記冷却剤チャネル(12)は蛇行構造を有し、前記被覆板(13)は、前記冷却剤チャネル(12)の蛇行構造に合わせた蛇行構造を有する、冷却アセンブリ。
  15. 請求項14に記載の冷却アセンブリ(4)のための冷却パネル(10)。
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