JP6517049B2 - トルクアーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トルクアーム構造に関する。
ギヤモータは、クレーンなどの大型可動装置の足回りやベルトコンベヤのローラ駆動などに用いられており、その適用範囲は広い。ギヤモータは一般に原動機と減速機とを備えており、減速機の出力軸に相手機械の被駆動軸を取り付けて使用される。通常、相手機械は比較的重いので、駆動時にギヤモータ自体が回転しないようにするトルクアーム構造を設ける必要がある。
トルクアーム構造の例として、例えば特許文献1には、トルクアームの一端側を減速機のケーシングに複数のボルトで固定した構造が開示されている。
特開2003−299295号公報
上記特許文献1のような構造では、各ボルトの締結力に差があるときや大きな衝撃荷重を受けたときに、ボルトが損傷する可能性がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、トルクアームと減速機ケーシングとの固定から、衝撃荷重による損傷のおそれがあるボルトを排除する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、減速機と、減速機の出力軸周りの回転を防止するトルクアームと、を備えるトルクアーム構造である。減速機ケーシングには被嵌合部が設けられ、トルクアームには、減速機ケーシングの被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられる。嵌合部が被嵌合部に嵌合した状態で、嵌合部と被嵌合部とが減速機の出力軸周りの回転方向に対向するように構成される。
この態様によると、トルクアームと減速機ケーシングとの固定からボルトが排除されているので、ボルトが損傷することがない。また、トルクアームの嵌合部の比較的広い面積で減速機ケーシングからの荷重を受けるため、一箇所に大きな荷重を受けることがなく、衝撃荷重を分散することができる。
なお、以上の要素の任意の組み合わせや、本発明の要素や表現を装置、方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のトルクアーム構造によれば、トルクアームと減速機ケーシングとの固定から、衝撃荷重による損傷のおそれがあるボルトを排除することができる。
ギヤモータと、本発明の一実施形態に係るトルクアーム構造と、を備えるベルトコンベヤシステムの側面図である。 図1のベルトコンベヤシステムの平面図である。 第1変形例に係るトルクアーム構造を示す図である。 第2変形例に係るトルクアーム構造を示す図である。 第3変形例に係るトルクアーム構造を示す図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、ギヤモータ10と、本発明の一実施形態に係るトルクアーム構造30と、を備えるベルトコンベヤシステム2の側面図であり、図2は、ベルトコンベヤシステム2の平面図である。ベルトコンベヤシステム2は、コンベヤベルト20と、駆動ローラ16と、第1フレーム18と、第2フレーム19と、図示しない1つまたは複数の従動ローラと、を備える。
駆動ローラ16と従動ローラは、実質的に水平方向に並んで配置される。コンベヤベルト20は、これらのローラの周りに巻き回される。駆動ローラ16および従動ローラのそれぞれの軸(従動ローラの軸は不図示)の一端は、第1フレーム18に軸受(不図示)を介して回転可能に取り付けられ、他端は、第2フレーム19に軸受(不図示)を介して回転可能に取り付けられる。第1フレーム18および第2フレーム19は、ベルトコンベヤシステム2が配置される工場などの建物の床に対して固定される。
駆動ローラ16の軸(以下、被駆動軸と称する)17は、第1フレーム18を貫通し、したがって第1フレーム18の駆動ローラ16とは反対側に露出する部分(以下、露出部分と称す)を有する。
ギヤモータ10は駆動ローラ16を回転させるべく被駆動軸17の露出部分に取り付けられる。ギヤモータ10は、モータ12と、減速機14と、を含む。モータ12は電動モータであり、インバータによって制御されない(インバータを有さない)。モータ12は、停止しているか、そうでなければ規定入力電圧または規定入力電力で稼動しているか、のいずれかである。減速機14は直交減速機であり、入力軸は出力軸と略直交する。
減速機14は、原動機としてのモータ12と被動機としての駆動ローラ16との間に位置する。減速機14は、モータ12の回転を駆動ローラ16に伝達する。この際、減速機14は、モータ12によって減速機14の入力軸(不図示)に提供される回転速度およびトルクを、駆動ローラ16に必要な回転速度およびトルクに変換し、減速機14の出力軸を介して被駆動軸17に与える。
減速機14の出力軸は駆動ローラ16の被駆動軸17と機械的に連結される。出力軸はホロー型、被駆動軸17はソリッド(中実)型であってもよいし、その逆であってもよい。特に出力軸は、被駆動軸に対する相対的な回転が制限されるように被駆動軸に連結される。本実施形態においては、減速機の出力軸のホロー部に被駆動軸17が挿入されて、両者がキー連結されている。
トルクアーム構造30は、ギヤモータ10が駆動ローラ16の被駆動軸17(および減速機14の出力軸)の周りに回転(図中に矢印Dで示す)するのを防止する。トルクアーム構造30の構成については後述する。
以上のように構成されたベルトコンベヤシステム2の動作について説明する。ベルトコンベヤシステム2を起動する場合、オペレータはモータ12の電源スイッチをオンにする。するとモータ12には通常動作時と同じ電圧が印加される(全電圧始動または直入れ始動)。この際、減速機14内部のギヤや駆動ローラ16の慣性により、ギヤモータ10には相当量の衝撃荷重(または始動トルク)が発生する。この衝撃荷重はギヤモータ10を被駆動軸17の周りで回転させるよう作用する。
トルクアーム構造30は、衝撃荷重によりギヤモータ10の被駆動軸17周りに回転しないように、ギヤモータ10を第1フレーム18に対して支える。トルクアーム構造30がギヤモータ10から取り外された場合、ギヤモータ10の被駆動軸17に対する角度位置は不定となる。トルクアーム構造30は、ギヤモータ10の被駆動軸17に対する角度位置が略一定となるよう、ギヤモータ10を支持する。特にトルクアーム構造30はギヤモータ10に回転反力を与える。一例では、ギヤモータ10の姿勢はトルクアーム構造30のみによって定まる。
トルクアーム構造30は、トルクアーム32と、減速機14のケーシングに設けられる被嵌合部と、で構成される。この実施形態では、被嵌合部は、減速機ケーシングの平行に対向する二側面14a、14bである。トルクアーム32には、被嵌合部(二側面14a、14b)に嵌合する嵌合部34が設けられる。嵌合部34は断面がコの字状であり、内側に対向する二つの面34a、34bを有している。嵌合部34が減速機ケーシングの被嵌合部に嵌合した状態で、嵌合部と被嵌合部とが減速機14の出力軸周りの回転方向Dに対向するように、嵌合部34の面34aが減速機ケーシングの側面14aに、嵌合部34の面34bが減速機ケーシングの側面14bに、それぞれ向かい合うようにして嵌合される。
トルクアーム32のコの字状の嵌合部34の一部を構成する底部33の、減速機14とは反対側の面の中央からは、板状の固定部36が嵌合部34と反対側に突出するように設けられている。固定部36は、駆動ローラ16の第1フレーム18上に立設された外部部材24に、ボルト22を用いて締結される。
このように、上述した特許文献1とは異なり、トルクアーム32の嵌合部34と減速機ケーシングの被嵌合部(二側面14a、14b)とがボルト締結されないので、減速機から衝撃荷重を受けてボルトが損傷するおそれが排除される。また、トルクアーム32は嵌合部34の面34a、34bで減速機14からの衝撃荷重を受けるので、一箇所に大きな荷重を受けることがなく、モータ12の起動時および停止時に発生する衝撃は分散される。
トルクアーム32の嵌合部34と減速機ケーシングの被嵌合部(二側面14a、14b)との間、具体的には嵌合部34の面34aと減速機ケーシング側面14aの間と、嵌合部34の面34bと減速機ケーシングの側面14bの間とに、隙間(遊び)を設けてもよい。こうすると、固定部36と外部部材24のボルト締結箇所への衝撃荷重の影響を緩和することができる。
図1および2に示したトルクアーム構造30に置き換えて、後述する各変形例に係るトルクアーム構造40、50、60を使用することができる。以下、各変形例に係るトルクアーム構造について図面を参照して説明する。
図3は、本実施形態の第1変形例に係るトルクアーム構造40を示す図である。トルクアーム構造40は、トルクアーム42と、減速機14のケーシングに設けられる被嵌合部と、で構成される。この変形例では、被嵌合部は、減速機ケーシングの平行に対向する二側面14a、14bである。トルクアーム42には、被嵌合部(二側面14a、14b)に嵌合する嵌合部44が設けられる。嵌合部44は断面がコの字状であり、内側に対向する二つの面44a、44bを有している。嵌合部44が減速機ケーシングの被嵌合部に嵌合した状態で、嵌合部と被嵌合部とが減速機14の出力軸周りの回転方向Dに対向するように、嵌合部44の面44aが減速機ケーシングの側面14aに、嵌合部44の面44bが減速機ケーシングの側面14bに、それぞれ向かい合うように嵌合される。
トルクアーム42のコの字状の嵌合部44の一部を構成する底部43の、減速機14とは反対側の面の中央からは、第2嵌合部46が嵌合部44と反対側に突出するように設けられている。第2嵌合部46も、嵌合部44と同様に、断面がコの字状であり、内側に対向する二つの面46a、46bを有している。外部部材24には、第2被嵌合部が設けられる。この変形例では、第2被嵌合部は、板状の外部部材24の上下面24a、24bである。第2嵌合部46が外部部材24の第2被嵌合部に嵌合した状態で、第2嵌合部と第2被嵌合部とが減速機14の出力軸周りの回転方向Dに対向するように、第2嵌合部46の面46aが外部部材24の下面24aに、第2嵌合部46の面46bが外部部材24の上面24bに、それぞれ向かい合うように嵌合される。
図1、2の実施形態と同様に、第1変形例では、トルクアーム42の嵌合部44と減速機ケーシングの被嵌合部とがボルト締結されないので、減速機から衝撃荷重を受けてボルトが損傷するおそれが排除される。さらに、トルクアーム42と外部部材24とがボルト締結されずに嵌合されるので、トルクアーム42の取付にボルトを一切使用する必要がなくなる。
図4は、本実施形態の第2変形例に係るトルクアーム構造50を示す図である。トルクアーム構造50は、トルクアーム52と、減速機14のケーシングに設けられる被嵌合部と、で構成される。この変形例では、被嵌合部は、減速機ケーシングの平行に対向する二側面14a、14bである。トルクアーム52には、被嵌合部(二側面14a、14b)に嵌合する嵌合部54が設けられる。嵌合部54は断面がコの字状であり、内側に対向する二つの面54a、54bを有している。嵌合部54が減速機ケーシングの被嵌合部に嵌合した状態で、嵌合部と被嵌合部とが減速機14の出力軸周りの回転方向Dに対向するように、嵌合部54の面54aが減速機ケーシングの側面14aに、嵌合部54の面54bが減速機ケーシングの側面14bに、それぞれ向かい合うように嵌合される。
トルクアーム52のコの字状の嵌合部54の一部を構成する底部53の、減速機14とは反対側の面の中央からは、第2嵌合部56が嵌合部54と反対側に突出するように設けられている。第2嵌合部56も、嵌合部54と同様に、断面がコの字状であり、内側に対向する二つの面56a、56bを有している。外部部材24には、第2被嵌合部が設けられる。この変形例では、第2被嵌合部は、板状の外部部材24の上下面24a、24bである。第2嵌合部56が外部部材24の第2被嵌合部に嵌合した状態で、第2嵌合部と第2被嵌合部とが減速機14の出力軸周りの回転方向Dに対向するように、第2嵌合部56の面56aが外部部材24の下面24aに、第2嵌合部56の面56bが外部部材24の上面24bに、それぞれ向かい合うように嵌合される。
第2変形例では、トルクアーム52の第2嵌合部56と外部部材24とが、ボルト57とナット58を用いてさらにボルト締結されている。これにより、トルクアームの回転を確実に防止することができる。
トルクアーム52の嵌合部54と減速機ケーシングの被嵌合部(二側面14a、14b)との間、具体的には嵌合部54の面54aと減速機ケーシング側面14aの間と、嵌合部54の面54bと減速機ケーシングの側面14bの間とに、隙間(遊び)を設けてもよい。こうすると、第2嵌合部56と外部部材24のボルト締結箇所への衝撃荷重の影響を緩和することができる。第2嵌合部56と外部部材24の間、具体的には第2嵌合部56の面56aと外部部材24の下面24aの間と、第2嵌合部56の面56bと外部部材24の上面24bの間とに、隙間(遊び)を設けてもよい。
図5は、本実施形態の第3変形例に係るトルクアーム構造60を示す図である。上述した例では、減速機ケーシングの対向する二側面が被嵌合部を構成しているが、第3変形例では、被嵌合部が減速機ケーシングと別体となっている。
トルクアーム構造60は、トルクアーム62と、被嵌合部68と、で構成される。被嵌合部68は、断面T字状であり、減速機ケーシングのモータ12とは反対側の面14cに設けられる。被嵌合部68は減速機ケーシングと一体であってもよいし別体であってもよい。トルクアーム62には、被嵌合部68に嵌合する嵌合部64が設けられる。嵌合部64は断面がコの字状であり、内側に対向する二つの面64a、64bを有している。嵌合部64が被嵌合部68に嵌合した状態で、嵌合部と被嵌合部とが減速機14の出力軸周りの回転方向Dに対向するように、嵌合部64の面64aが被嵌合部68の下面68aに、嵌合部64の面64bが被嵌合部68の上面68bに、それぞれ向かい合うようにして嵌合される。
トルクアーム62のコの字状の嵌合部64の一部を構成する底部63の、減速機14とは反対側の面の中央からは、板状の固定部66が嵌合部64と反対側に突出するように設けられている。固定部66は、駆動ローラ16の第1フレーム18上に立設された外部部材24に、ボルト65を用いて締結される。
このように、トルクアーム62の嵌合部64と減速機ケーシングに設けられた被嵌合部68とがボルト締結されないので、減速機から衝撃荷重を受けてボルトが損傷するおそれが排除される。また、トルクアーム62は嵌合部64の面64a、64bで減速機14からの衝撃荷重を受けるので、一箇所に大きな荷重を受けることがなく、モータ12の起動時および停止時に発生する衝撃は分散される。
トルクアーム62の嵌合部64と被嵌合部68との間、具体的には嵌合部64の面64aと被嵌合部68の下面68aの間と、嵌合部64の面64bと被嵌合部68の上面68bの間とに、隙間(遊び)を設けてもよい。こうすると、固定部66と外部部材24のボルト締結箇所への衝撃荷重の影響を緩和することができる。
なお、被嵌合部68は、減速機ケーシングの側面14a、14bに取り付けることも可能であるし、図5の手前側の面、すなわち出力軸が直交する面に取り付けることも可能である。
以上説明したように、本実施形態によると、減速機とトルクアームとの固定からボルトを排除したので、衝撃荷重等によるボルトの折損のおそれがない。また、トルクアームは断面コの字状の嵌合部の面で減速機ケーシングからの荷重を受けるので、一箇所に大きな荷重を受けることがない。また、ボルトの締め付けトルク管理が不要になり、ボルトの締め付け力のばらつきに起因する各部材の破損も生じない。
また、被嵌合部である減速機ケーシングにトルクアームの嵌合部を差し込むだけで、トルクアーム構造を構成することができるので、トルクアーム構造の組み付け作業が容易になる。嵌合部と被嵌合部との間に遊びを設けておけば、両者の詳細な位置決めなども不要になる。この特徴は、外部部材が大型機械の一部である場合は、一般に寸法誤差も比較的大きくなるので、特に有利に働く。
以上、実施の形態に係るトルクアーム構造の構成および動作について説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、減速機の出力軸はホロー型の軸である場合について説明したが、これに限られず、例えば出力軸はソリッド(中実)型の軸であってもよい。
実施の形態では、トルクアーム構造を1つ設ける場合について説明したが、これに限られず、トルクアーム構造を二つ以上設けてもよい。
実施の形態では、モータをインバータによって制御しない場合について説明したが、これに限られず、例えばインバータによる制御を行ってもよい。
実施の形態では、減速機は直交減速機である場合について説明したが、これに限られず、例えば減速機は平行軸減速機であってもよい。
実施の形態では、ベルトコンベヤシステムのギヤモータにトルクアーム構造を設けることについて説明した。しかしながら、本発明に係るトルクアーム構造の用途は特に限定されず、例えばクレーンの走行装置のギヤモータにトルクアーム構造を設けてもよい。
実施の形態では、ギヤモータにより駆動される機械の筐体などの外部部材にトルクアームを固定することを説明したが、固定先は減速機以外の部材であればよく、例えば床等にトルクアームを固定してもよい。
14 減速機、 14a、14b 減速機ケーシングの側面(被嵌合部)、 24 外部部材、 30、40、50、60 トルクアーム構造、 32、42、52、62 トルクアーム、 34、44、54、64 嵌合部、 36、66 固定部、 46、56 第2嵌合部、 68 被嵌合部。

Claims (5)

  1. 減速機と、前記減速機の出力軸周りの回転を防止するトルクアームと、を備えるトルクアーム構造であって、
    減速機ケーシングには被嵌合部が設けられ、
    前記トルクアームには、前記減速機ケーシングの被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられ、
    前記嵌合部と前記被嵌合部とはボルト締結されておらず、
    前記嵌合部が前記被嵌合部に嵌合した状態で、前記嵌合部と前記被嵌合部とが減速機の出力軸周りの回転方向に対向するように構成されることにより、前記出力軸周りの回転を防止することを特徴とするトルクアーム構造。
  2. 前記減速機ケーシングの側面が前記被嵌合部を構成することを特徴とする請求項1に記載のトルクアーム構造。
  3. 前記減速機ケーシングは、前記被嵌合部として平行に対向する二側面を有し、
    前記トルクアームは、前記トルクアームと別体の外部部材に支持され、
    前記トルクアームの前記嵌合部は前記二側面に嵌合する断面コの字状に構成されることを特徴とする請求項2に記載のトルクアーム構造。
  4. 外部部材に第2被嵌合部が設けられ、前記トルクアームは、前記第2被嵌合部に嵌合する第2嵌合部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかトルクアーム構造。
  5. 減速機と、前記減速機の出力軸周りの回転を防止するトルクアームと、を備えるトルクアーム構造であって、
    減速機ケーシングには被嵌合部が設けられ、
    前記トルクアームには、前記減速機ケーシングの被嵌合部に嵌合する嵌合部が設けられ、
    前記嵌合部が前記被嵌合部に嵌合した状態で、前記嵌合部と前記被嵌合部とが減速機の出力軸周りの回転方向に対向するように構成され、
    前記回転方向に対向する前記嵌合部の面と前記被嵌合部の面との間に隙間が設けられ、前記トルクアームは外部部材にボルト締結され
    前記減速機ケーシングの側面が前記被嵌合部を構成することを特徴とするトルクアーム構造。
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