JP6514879B2 - 壁パネルの接続構造 - Google Patents

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本発明は、壁パネルの接続構造に関するものである。
従来、互いに同一垂直面に又は直交して隣接する2枚の壁パネルを接続する構成として、2枚の壁パネルに渡って連結材を取り付けて接続する壁パネルの接続構造は、知られている。
互いに隣接する2枚の壁パネルを連結するジョイナーであって、連結した2枚の壁パネルを解体する際に、連結した2枚の壁パネルからジョイナーを取り外すために用いられる取外し用孔がジョイナーに形成されている構成が知られている(特許文献1参照)。
先行技術として、本出願人が本発明に先行して開発した壁パネルの接続構造60を図8、図9において説明する。図8(a)に示すように、2枚の壁パネル2の互いに隣接する側端部には、それぞれ中空状の柱材61が取り付けられている。
この柱材61には、太溝と細溝が形成された縦溝部62が形成されており、上端部には、引き上げ工具挿通用の上下方向に長細い切り欠き63が上端を開口するようにして形成されている。
連結材67は、図8(b)に示すように断面凹字型をしており、その内側には柱材61の縦溝部62にそれぞれ対応する2つの突起部68が固定されている。また、図9(a)に示すように連結材67の上端近くの下方の部分には、上下方向に長い縦スリット69が、上下方向に間隔をおいて複数形成されている。
2枚の壁パネル2を接続する際は、連結材67を、壁パネル2の柱材61に後面(裏面)側からかぶせ、その突起部68を柱材61の縦溝部62に太溝から差し込み、さらに連結材67を押し下げるようにして嵌合し、2つの柱材61に渡って固定することで、2枚の壁パネル2を接続する。
連結した2枚の壁パネル2を解体する場合には、連結材67を上方に持ち上げて2つの柱材61から取り外す必要がある。そのために、マイナスドライバー28の扁平状の先端を、柱材61の切り欠き63を通して縦スリット69に差し込み、壁パネル2の上端部を支点とし、梃子の原理で持ち上げる。
特許第2627394号公報
図9に示す壁パネルの接続構造60では、連結材67の縦スリット69は壁パネル2に近接した位置にあり、壁パネル2を分離するために連結材67を取り外す際に、柱材61の上端開口からマイナスドライバー28の先端を、柱材61の上端開口から切り欠き部63を通して縦スリット69に差し込まなくてはならないので、壁パネル2が薄く柱材61が薄くなると、上端開口からマイナスドライバー28を差し込むスペースが確保できにくくなるという問題が生じる。
また、図9に示す壁パネルの接続構造60では、連結材67の縦スリット69は、壁パネル2に比較的近接した位置にあり、上下方向に長いので、連結材67を取り外すために、マイナスドライバー28を壁パネル2の上端部を支点として持ち上げる際に、マイナスドライバー28の柄側を大きなストロークで下方に下げないと柱材61は持ち上がらない。
その結果、支点にかかる時間的な負荷は大きくなり、またマイナスドライバー28の支点とする箇所は、壁パネル2の後面側(裏面側)の上端縁から前面側(意匠面側)の上端縁まで移動し、そのためマイナスドライバーによって壁パネルの前面側の上端縁に負荷をかけて破損するようなことが生じる。特に、壁パネル2の板厚が薄くなりそれに対応して柱材61が薄くなった場合に、このような破損が生じやすい。
本発明は、上記従来の問題を解決することを目的とするものであり、互いに同一垂直面に又は直交して隣接する2枚の壁パネルを接続する壁パネルの接続構造について、接続された2枚の壁パネルを解体する際に、ドライバー等の工具を用い、壁パネルに負荷をかけることなく、連結材を上方に移動させて壁パネルから取り外すことができる壁パネルの接続構造を実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、二枚の壁パネルに渡って連結材が壁パネルの背面に嵌合し、壁パネル同士を連結する壁パネルの接続構造であって、壁パネルと連結材のいずれかに突起部が設けられ、もう一方に端部が細溝で形成される縦溝部が設けられ、突起部を縦溝部の細溝に嵌め込むことによって壁パネルと連結材が固定され、連結材を上方に移動させることにより突起部が細溝から抜けて壁パネルと連結材の嵌合が外れる構成とされており、連結材の上部には横長長方形状の複数のスリットが平行に並べられて配置され、該連結材は、壁パネル背面に接する当接部と、壁パネルから離間した非当接部を備え、スリットは非当接部に設けられることを特徴とする壁パネルの接続構造を提供する。
連結材は、L字状に隣り合う壁パネルで形成されるコーナー部に設けられ、非当接部は二つの対向する直角部を備え、スリットは直角部に設けられており、二つの直角部を結ぶ平面部の中間位置にはスリットが設けられていないことが好ましい。
本発明によれば、互いに同一垂直面に又は直交して接続された2枚の壁パネルを解体する際に、ドライバー等の工具を用い、壁パネルに負荷をかけることなく、連結材を上方に小刻みに移動させることができるので、壁パネルを損傷することなく、壁パネルから取り外すことが可能となる。
本発明に係る接続構造の実施例1における接続される壁パネルを説明する図であり、(a)は2枚の壁パネルを同一垂直面内に隣り合わせて並べた状態であり、(b)は(a)においてB−B方向に見た図であり、(c)はC−C方向の水平断面図である。 上記実施例1の連結材を説明する図であり、(a)は後方から見た斜視図であり、(b)は平面図である。 上記実施例1の接続構造を説明する図であり、(a)は後方から見た斜視図であり、(b)は平面図である。 上記実施例1の接続構造の作用を説明する図であり、(a)は2つの壁パネルを解体するために、連結材の最上段のスリットにマイナスドライバーを差し込んだ状態を示す斜視図であり、(b)、(c)は連結材を上方に持ち上げた状態を示す斜視図である。 本発明に係る接続構造の実施例2における接続される壁パネルを説明する図であり、(a)は2枚の壁パネルを直角に隣り合わせて並べた状態であり、(b)は2枚の壁パネルの平面図であり、(c)は連結材の水平断面図である。 上記実施例2の接続構造を説明する図であり、(a)は後方から見た斜視図であり、(b)は水平断面図である。 上記実施例2の接続構造の作用を説明する図であり、(a)は2つの壁パネルを解体するために、連結材の最上段のスリットにマイナスドライバーを差し込んだ状態を示す斜視図であり、(b)は連結材を上方に持ち上げた状態を示す斜視図である。 先行技術を説明する図であり、(a)は2枚の壁パネルを同一垂直面内に隣り合わせて並べた状態であり、(b)は連結材の水平断面図である。 上記先行技術の接続構造を説明する図であり、(a)は後方から見た斜視図であり、(b)は水平断面図である。
本発明に係る壁パネルの接続構造を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。本明細書では、浴室側から浴室の壁パネルを正面視して、壁パネルの手前側を前方と言い、壁の背面側を後方という。
(実施例1)
本発明に係る壁パネルの接続構造の実施例1を、図1〜4において説明する。この実施例1の壁パネル2の接続構造1は、図1に示すように、同一垂直面内で互いに隣接する2枚の壁パネル2を、図3(a)、(b)に示すように、連結材3を使用して接続する接続構造である。
壁パネル2は、図1(a)〜(c)に示すように、石膏ボード6と、石膏ボード6の前面を覆うように石膏ボード6に固定された金属板7と、壁パネル2における側端部に配置される柱材9とから成る。
柱材9は、中空部10を有し水平断面が矩形に形成されている(図1(c)参照)。柱材9の後壁11(裏面側の壁)には、上下方向に延びる縦溝部12が中空部10まで貫通して形成されている。
この縦溝部12は、その上下方向の一部に形成された、後記する連結材3の突起部31が抜き差し可能なように横幅が広い太溝13と、上下方向の他の部分に形成され突起部31が抜き差しができないように横幅の狭い細溝14とから構成されている(図1(a)参照)。
金属板7の側端には、図1(a)〜(c)に示すように、断面コの字型に折り返された折り返し側端部18が形成されており、この折り返し側端部18に柱材9が把持され、圧着等の固定手段で金属板7に固定されている。
金属板7の上端は、後方かつ水平に折り返された折り返し上端部19が形成されている。折り返し上端部19は、図1(a)〜(c)、図3(b)に示すように、柱材9の上端部の一部及び石膏ボード6の上端部をカバーしている。図1(c)では、折り返し上端部19は2点鎖線(想像線)で示す。なお、金属板7の下端も上端同様であり、後方かつ水平に折り返され、折り返し下端部が形成されている。
連結材3は、金属材が、図2(a)、(b)に示すような形状に折り曲げられて形成されたものである。連結材3の左右には、当接部21を備えており、左右の当接部21の間には、当接部21から後方に向けて突出した非当接部22が形成されている。当接部21は、2枚の壁パネル2の接続時に壁パネル2の背面(後面)、具体的には柱材9の後面と当接する。
非当接部22は、壁パネルの接続構造1において、壁パネル2から後方に離間した位置となる。連結材3の当接部21の横幅方向の左右側にそれぞれ後方に向けて突出し壁パネル2と当接しないリブ部23が形成されている。リブ部23は、連結材3の強度を高めるために形成されている。
連結材3の左右の当接部21の前面には、図2(b)、図3(b)に示すように、それぞれ前方に突出した突起部31が設けられている。この突起部31は当接部21に固定された首部32と、首部32を介して前方に向けてテーパ状拡大する大径部33とから形成されているが、大径部33の最大直径は、縦溝部12の太溝13の幅より小さく、細溝14の幅広部の幅より大きく形成されている。
連結材3の非当接部22の上部に、横長長方形状の複数のスリット24が上下方向に一定間隔をおいて平行に並べられるように形成されている。スリット24は、工具の扁平状の先端が挿通可能な大きさに形成されている。スリット24は、非当接部の角まで延長されていてもよい。本実施例1では、後記するが、工具としてはマイナスドライバー28を使用する(図4参照)。
なお、実施例1の壁パネルの接続構造1では、壁パネル2(具体的には壁パネル2の側端部に設けられた柱材9)に縦溝部12が設けられており、連結材3に突起部31が設けられた構成を説明したが、逆に、壁パネル2(具体的には壁パネル2の側端部に設けられた柱材9)に突起部31が設けられ、連結材3に縦溝部12が設けられる構成としてもよい。
(接続構造および作用)
図1(a)に示すような2つの隣接する壁パネル2を連結材3で接続する場合は、連結材3の左右の突起部31の大径部33を、柱材9の縦溝部12の太溝13から中空部10内に差し込み、連結材3を下方に移動して突起部31の首部32を細溝14に嵌合させる。
すると、壁パネル2の後面(背面)、具体的には2つの柱材9の後面は、連結材3の左右の当接部21に当接するとともに、それぞれ連結材3に固定された状態となるので、互いに連結材3を介して接続された状態となる。これによって、図3(a)、(b)に示すように、隣接する2つの壁パネル2が連結材3で互いに一つの垂直面内において接続された壁パネルの接続構造1が得られる。
互いに接続された2つの隣接する壁パネル2の間には、図3(b)に示すように、前方(浴室側)から防水用のパッキン材37が装入される。
壁の解体や修理のために隣接する2つの壁パネル2を分離するためには、図3(a)、(b)に示すような壁パネルの接続構造1において、壁パネル2の柱材9から連結材3を取り外す必要がある。
このように連結材3を取り外す場合には、柱材9の縦溝部12に突起部31が嵌合していた連結材3を上方に移動して、突起部31を細溝14から太溝13に移動し、突起部31を太溝13を通して縦溝部12から抜き出す。
連結材3を上方に移動するためには、扁平状の先端部を有するマイナスドライバー28を、図4(a)に示すように、壁パネル2の前方から連結材3の最上位のスリット24に差し込む。そして、壁パネル2の上端部36の後縁を支点としてマイナスドライバー28の柄の部分を矢印のように下方に押し、梃子の原理を利用して連結材3を上方へ持ち上げる。
そして、図4(b)に示すように、水平前方から見て最上段のスリット24が、現れた状態でマイナスドライバー28をスリット24から抜き、2段目のスリット24にマイナスドライバー28を差し込み、上記同様に梃子の原理を利用して、図4(c)に示すように連結材3を上方へ持ち上げる。
このようにマイナスドライバー28をスリット24に差し込み梃子の原理を利用して連結材3を上方へ持ち上げる操作を、最上段のスリット24から下位の段のスリット24に対して次々と繰り返すことにより、連結材3を小刻みに持ち上げることが可能となる。ある程度、連結材3が壁パネル2の上端部36から上方に露出すれば、手で把持して上方に取り外すことが可能となる。
本発明の壁パネルの接続構造1の特徴の一つは、マイナスドライバー28を差し込む連結材3の複数のスリット24を、図8および図9に示す先行技術のように壁パネル2に近接することなく、壁パネル2から離間した非当接部22に設けた構成である。
このような構成を採用したので、壁パネル2及び柱材9が薄くなり、柱材9の上端部の開口が小さくなり、マイナスドライバー28を差し込む柱材9のスペースが確保しにくくなっても、先行技術のように柱材9の上端部の開口から柱材9の中空部及び切り欠き部を通してマイナスドライバー28を差し込むことなく、壁パネル2の前面側からマイナスドライバー28を壁パネル2から離間したスリット24に容易に差し込むことができ、壁パネル2の上端部36の後縁を支点として容易に連結材3を持ち上げることができる。
そして、先行技術のように柱材9の上端にマイナスドライバー28を挿通する切り欠き部63(図8(a)参照)を形成する必要がないので、柱材9の構成も簡単となる。
また、本発明の壁パネルの接続構造1によれば、連結材3を小刻みに持ち上げることができるので、マイナスドライバー28の支点は壁パネル2の上端部36の後縁となり、先行技術のように壁パネル2の上端部の面ないし前縁にマイナスドライバー28が当接し負荷をかけることがないので、壁パネル2の前縁に損傷を与えるようなことが防止される。
しかも、小刻みに持ち上げることができ、マイナスドライバー28で持ち上げる行程(ストローク)が短いので、マイナスドライバー28で持ち上げる行程(ストローク)が長い場合に比べて、マイナスドライバー28が壁パネル2の上端部36の後縁に当接することによる壁パネル2への負荷が時間的に分散されるので、壁パネル2も損傷しにくい。
(実施例2)
本発明に係る壁パネルの接続構造の実施例2を、図5〜図7において説明する。この実施例2の壁パネルの接続構造41は、2枚の壁パネル2を接続するものであり、実施例1の接続構造1と略同じである。
しかし、実施例2の壁パネルの接続構造41は、図5に示すようなL字状(直角)に隣り合う2枚の壁パネル2を接続する構成であり、連結材42は、L字状に隣り合う2枚の壁パネル2で形成されるコーナー部に設けられる構成において異なる。以下、実施例2について、実施例1と同じ構成は同じ符号を用い、相違する構成を中心に説明する。
この壁パネルの接続構造41で接続されるL字状に隣り合う2枚の壁パネル2は、それぞれ実施例1において説明した壁パネル2と同じ構成であり、図5(a)に示すように、石膏ボード6と、石膏ボード6の前面を覆うように石膏ボード6に固定された金属板7と、壁パネル2における側端部に配置される柱材9とから成る。
連結材42は、図5(b)に示すように、L字状に隣り合う壁パネルのコーナー部に対応して、平面視で図5(c)に示すような形状で形成されている。連結材42は、互いに直交する方向に設けられた2つ当接部43と、2つの壁パネル2の角部から離間した位置に設けられた非当接部44とから一体に形成されている。当接部43における壁パネル2の柱材9と当接する側の面には、図5(c)に示すように、突起部45が設けられている。
連結材42の非当接部44は、二つの対向する直角部49を備えている。二つの対向する直角部49には、それぞれ複数のスリット50が上下方向に一定の間隔で平行に並べられるように形成されている。スリット50は、実施例1と同様に、マイナスドライバーの28の扁平状の先端が差し込み可能な大きさに形成されている。
2つの壁パネル2を連結材42で接続する場合は、連結材42の2つの当接部43にそれぞれ設けられた突起部45を、実施例1と同様にして、それぞれ対応する柱材9の縦溝部12に嵌合し固定する。2つの壁パネル2の柱材9は、それぞれ連結材42の当接部43に当接するとともに、連結材42に固定された状態とする。
その結果、2つの壁パネル2は、互いに連結材42を介して接続された状態となる。これによって、図6(a)、(b)に示すように、互いにL字状に隣り合う2つの壁パネル2が連結材42で接続された壁パネルの接続構造41が得られる。
壁の修理や解体等の際には、実施例1同様に、壁パネル2の柱材9から連結材42を取り外す必要がある。図6(a)、(b)に示すような壁パネルの接続構造41において、連結材42を取り外す場合には、マイナスドライバー28を、最上段のスリット50に差し込む。
この場合、差し込むべきスリット50から遠い側の壁パネル2の上方からマイナスドライバー28を、差し込むと良い(図7(a)参照)。そして、遠い側の壁パネル2の上端部36を支点としてマイナスドライバー28を押し下げて、梃子の原理で連結材42を持ち上げる。
最上段のスリット50が、図7(a)に示すように浴室側から水平に見て現れたら、図7(b)に示すように、さらに2段目のスリット50にマイナスドライバーを差し込み、同様に持ち上げる。
このようにして、連結材42を小刻みに持ち上げていき、最終的に連結材42を手で把持して取り出すことができる高さまで持ち上げる。
以上、本発明に係る壁パネルの接続構造を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る壁パネルの接続構造は上記のような構成であるから、浴室の防水パン周縁に設けられる壁パネルを接続する場合だけでなく、各種の施設における壁パネルの接続を取り付ける場合等にも適用可能である。
1 壁パネルの接続構造
2 壁パネル
3 連結材
6 壁パネルの石膏ボード
7 壁パネルの金属板
9 壁パネルの柱材
10 柱材の中空部
11 柱材の後壁
12 縦溝部
13 縦溝部の太溝
14 縦溝部の細溝
18 金属板の折り返し側端部
19 金属板の折り返し上端部
21 連結材の当接部
22 連結材の非当接部
23 連結材のリブ部
24 連結材のスリット
28 マイナスドライバー
31 連結材に設けられた突起部
32 突起部の首部
33 突起部の大径部
36 壁パネルの上端部
37 防水用のパッキン材
41 壁パネルの接続構造
42 連結材
43 連結材の当接部
44 連結材の非当接部
45 連結材の突起部
49 非当接部の直角部
50 非当接部の直角部に形成されたスリット
60 先行技術の壁パネルの接続構造
61 柱材
62 柱材の縦溝部
63 柱材の切り欠き
67 連結材
68 連結材の突起部
69 縦スリット

Claims (2)

  1. 二枚の壁パネルに渡って連結材が壁パネルの背面に嵌合し、壁パネル同士を連結する壁パネルの接続構造であって、壁パネルと連結材のいずれかに突起部が設けられ、もう一方に端部が細溝で形成される縦溝部が設けられ、突起部を縦溝部の細溝に嵌め込むことによって壁パネルと連結材が固定され、連結材を上方に移動させることにより突起部が細溝から抜けて壁パネルと連結材の嵌合が外れる構成とされており、連結材の上部には横長長方形状の複数のスリットが平行に並べられて配置され、該連結材は、壁パネル背面に接する当接部と、壁パネルから離間した非当接部を備え、スリットは非当接部に設けられることを特徴とする壁パネルの接続構造。
  2. 請求項1に記載の壁パネルの接続構造において、連結材は、L字状に隣り合う壁パネルで形成されるコーナー部に設けられ、非当接部は二つの対向する直角部を備え、スリットは直角部に設けられており、二つの直角部を結ぶ平面部の中間位置にはスリットが設けられていないことを特徴とする壁パネルの接続構造。
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