JP6514361B2 - 噴射率を測定するための装置、この装置を製造するための方法並びに測定方法 - Google Patents

噴射率を測定するための装置、この装置を製造するための方法並びに測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、特に車両燃料用の噴射弁の機能検査および品質管理に関する。
燃料が精確な時間プログラムに従って燃焼室内に噴射されれば、ディーゼルエンジンの燃費特性および環境特性は著しく改善され得る。特に、多くの燃料を高速の連続で相次いで噴射することが望まれている。
時間プログラムを正確に制御できるようにするために、時間伝達関数を知ることが望まれており、この時間伝達関数によって、噴射弁(インジェクタ)が電気制御を燃料の質量流量に変換する。この場合、特に電気制御の開始(電気的な噴射開始)と質量流量の開始(液圧的な噴射開始)との間の時間遅れに関心がある。
このような形式の測定のために、液圧式の圧力上昇分析器が非常に有効であることが実証されている。このような機器は例えば特許文献1および特許文献2により公知である。このような特徴を有する噴射弁を介して、試験液は圧力下で、同様に検査液で満たされた閉鎖された測定体積内に噴射される。これによって、測定体積内の圧力が上昇し、この圧力がセンサを介して記録される。圧力の経時変化から直接に、噴射された質量が得られ、時間微分によって噴射率が質量流量として得られる。このことから、特に液圧の噴射開始を読み取ることができる。
独国特許出願公開第10249754号明細書 独国特許出願公開第102005056153号明細書
本発明の課題は、公知の液圧式の圧力上昇分析器をさらに改良することである。
本発明によれば、この課題は、独立請求項に記載した装置、このような装置を製造するための並列請求項に記載した方法、並びに別の並列請求項に記載した測定方法によって解決される。そのほかの好適な実施態様は、これらを引用する従属請求項に記載されている。
本発明の枠内で、流体のための噴射弁の噴射率dm(t)/dtを測定するための装置が開発されている。m(t)は、この流体の、時間tに依存する噴射量である。この装置は、全面的に閉鎖されかつ試験液で満たされた測定体積を有している。測定体積の壁部に、噴射弁を受けるための開口が設けられており、従って、噴射弁は取り付け状態で少なくとも1つの噴射孔で以って測定体積内に突入する。測定体積内に圧力センサが配置されている。
流体は、液体または気体であってよい。試験液は同様に液体または気体であってよい。流体は、噴射弁が噴射しようとする流体とは異なっていてよいが、本発明の好適な実施態様では、噴射弁が噴射しようとする流体と同じであってもよい。
本発明によれば、噴射孔から発して試験液を通って伝播する圧力波が圧力センサに達するまでの所要時間を決定するための、並びにこの所要時間を考慮して、測定された前記噴射率dm(t)/dtを調整された噴射率dm’(t)/dtに修正するための修正手段が設けられている。
予め、平均的な一定の所要時間を考慮することによって、並びに好適には圧力センサによって提供された測定値からノイズ除去する、場合によっては存在する低域フィルタのフィルタリング効果を修正することによって、時間軸に沿った、測定された時間に依存する噴射率dm(t)/dtのシステマティックなずれが減少される。発明者はさらに、この所要時間が一定ではないことを認識している。この所要時間は、噴射孔から圧力センサまでの区間に沿った試験液内の局所的な音速によって決定される。この局所的な音速は圧力および温度に依存している。噴射孔から発する圧力波は試験液内を伝播し、噴射孔の位置において測定体積に局所的なエネルギが供給されるので、試験液の温度および圧力は測定体積内で不均一に分布し、特に噴射孔から圧力センサまでの区間に沿って一定ではない。特に、噴射中の局所的な音速は、噴射前後の局所的な音速とは異なる。従って、本発明の好適な実施態様では、修正手段が、少なくとも1回の噴射中に噴射孔から圧力センサまでの区間における平均的な音速cを決定するために構成されている。
平均的な音速cを決定するために、本発明の特に好適な実施態様によれば、修正手段は、特に特性マップを含有しており、この特性マップが、噴射孔から圧力センサまでの区間における平均的な音速cを、別の値と組み合わせて測定体積内の圧力pの関数として提供する。この別の値は、測定体積内の温度Tであってよい。しかしながら、この温度Tは、別の値によって表してもよい。温度Tは、例えば噴射弁内に侵入する前の流体の圧力prailおよび/または温度Trailに関連した噴射量から得られる。従って、特性マップは、平均的な音速cを、pおよびTの関数としてだけではなく、例えばp,mおよびTrailの関数としても、またはp,mおよびprailの関数としても提供することができる。前記値と平均的な音速との間の関数関係は、それぞれ測定体積のジオメトリによっておよび試験液の材料特性によってあらかじめ設定されている。所定の測定体積を有する所定の装置において、測定体積のジオメトリは明確である。試験液は、非常に狭い公差を有する、より精密な規格に従って製造されるので、試験液の材料特性は、同様に限定されたものとみなすことができる。特に、このような形式の試験液の密度の、圧力および温度に対する関数関係は公知である。従って、測定体積の所定のジオメトリおよび所定の試験液のために特性マップを前もって演算することができ、従って、この試験液と組み合わせてこの測定体積で実施されたすべての測定のために有効性を有している。
この場合、特性マップによる平均的な音速cが依存する値の選択は、好適にはどの時間分解能でそれぞれの値が提供されるかに左右される。噴射過程はダイナミックな過程であるので、噴射孔から圧力センサまでの区間における局所的な音速は、場所だけではなく、時間と共に変化する。従って、噴射の開始時および終了時における所要時間修正に関連した、時間に依存する測定された噴射率dm(t)/dtが、実際の噴射率dm’(t)/dtを演算するための時間に依存した平均的な音速c(t)に応じて様々な時間ずれを有するようになり得る。
本発明の特に好適な実施態様によれば、圧力センサの測定値からノイズをフィルタリングするための評価ユニットが、圧力センサと修正手段との間に介在されている。この評価ユニットは特に低域フィルタを有していてよい。このような低域フィルタは、測定値を時間軸においてずらす。従って、修正手段は、本発明の特に好適な別の実施態様によれば、フィルタリングによって生ぜしめられた、圧力センサの測定値の時間ずれを少なくとも部分的に補正するために構成されている。この補正の強さは、例えば噴射量m、流体が噴射弁内に侵入する前の温度Trail、または流体が噴射弁に侵入する前の圧力prailに依存していてよい。
好適には、調整された噴射率dm’(t)/dtから前記噴射弁の液圧の噴射開始t’S,hydrを決定するための追加的な手段が設けられている。この手段は、例えば、調整された噴射率dm’(t)/dtのための値からノイズをフィルタで除去するために、またはこの調整された噴射率dm’(t)/dtのばらついた値による補正曲線を提供するために構成されていてよい。このような形式で、噴射弁の特性化において最も重要な測定値である液圧の噴射開始tS,hydrを決定する際の誤差を減少させることができる。
好適には、試験液内の平均的な音速cm,messを決定するための追加的な少なくとも1つの超音波センサが、測定体積内の噴射の前および/または後に配置されている。この超音波センサは、特に、測定体積の向かい合っている壁部で反射される音波のための送信器として、また同時に音波のための受信器として構成されていてよい。平均的な音速cm,messによって、噴射されたすべての流体の質量と、それによって生ぜしめられた測定体積内の圧力pの変化との間で換算が行われる。この関係は、バランス方程式の形を有している。
本発明の枠内で、特性マップを有する本発明による装置を製造するための方法も開発されている。この方法において、特性マップが、噴射孔から圧力センサまでの少なくとも1つの区間を有する、測定体積の部分体積内で時間および位置に依存する局所的な音速c(t,x)の流体ダイナミックシミュレーションにより決定される。このシミュレーションは、測定体積内の圧力pおよび/または噴射量mのための少なくとも1つの時間に依存する周辺条件を前提としている。噴射孔から圧力センサへの区間に沿ったすべての位置xに亘って積分することによって、このシミュレーションからこの区間における平均的な音速cが算出される。
具体的な試験液と組み合わせて測定体積のジオメトリのための特性マップを算出するための費用は1回だけ生じることが知られている。次いで、測定体積が同じジオメトリを有する装置を、任意の量の大量生産により製造することができる。一度算出された特性マップは、この大量生産のすべての装置に同じ形状で組み込むことができる。測定体積のジオメトリは運転中は変化せず、常に同じ特性を有する試験液の補給が提供されるようにもなっているので、通常は装置の運転中に測定マップを計算し直す必要はない。
好適には、時間および位置に依存する局所的な音速c(t,x)が内部で決定される、測定体積の部分体積は、測定体積の壁部まで達している。この場合、シミュレーションが、この壁部における噴射孔から発した圧力波の少なくとも部分的な反射を考慮する。このような形式で、噴射孔から圧力センサに通じる区間における噴射孔から発した圧力波が、これらの圧力波自体の1回または複数回の反射により建設的および/または破壊的に干渉し合うことが考慮され得る。
本発明の別の特に好適な実施態様によれば、シミュレーションが、試験液内のキャビテーションの存在および/または形成を考慮する。例えば、特に燃料が再び膨張されるときに、液体状の燃料の流れ経路に沿って所定の箇所にキャビテーション若しくは気泡が発生することがある。このような燃料が測定体積内に噴射される際に局所的に圧力変動が発生し、この場合、局所的な最小圧力の範囲内に別の気泡が発生し得る。さらに、測定体積内への噴射の際に局所的な渦流も発生し、この渦流がせん断層キャビテーションの経路内で別の気泡を発生させることがある。
本発明の別の特に好適な実施態様によれば、シミュレーションが、試験液の体積弾性率および/または粘性の圧力依存性および/または温度依存性、および/または前記試験液内の音速を考慮する。このような現象は、噴射過程中の噴射孔から圧力センサまでの区間における平均的な音速cが、試験液中の平均的な音速cm,messに対して噴射の前および/または後で変化するための主要な要因である。
前記説明によれば、本発明は、流体のための噴射弁の噴射率dm(t)/dtを測定するための方法にも関する。m(t)は時間に依存する噴射量である。この方法は、全面的に閉鎖されかつ試験液で満たされた測定体積から出発する。測定体積は、噴射弁を受けるための開口を測定体積の壁部内に有しており、それによって、噴射弁は取り付けた状態で少なくとも1つの噴射孔が測定体積内に突入するようになっている。また、測定体積内に圧力センサが配置されている。この圧力センサによって、測定体積内の圧力の経時変化が、噴射弁の制御の時間プログラムl(t)に対する反応として測定される。
本発明によれば、このために構成された修正手段によって、噴射孔から発して試験液を通って伝播する圧力波の、圧力センサに達するまでの所要時間が決定される。測定された噴射率dm(t)/dtは、この所要時間の影響分だけ、噴射率dm’(t)/dtに調整される。
装置のために記載されたすべての開示は、この測定方法のためにも明確に当てはまり、その逆でもある。
本発明による装置の実施例を示す図である。 インジェクタの電気制御の時間プログラムl(t)における測定された噴射率dm(t)/dtを示す線図である。 図1に示した装置によって得ることができる、噴射率dm(t)/dtを決定する際の測定精度の改善を示す線図である。 予備噴射装置が前置接続されているディーゼルエンジンにおいて、噴射プロセスを最適化するために本発明による装置を使用するための使用例を示す線図である。
本発明を改善するその他の手段を、図面を用いた本発明の好適な実施例の説明と共に以下に詳しく説明する。
図1は、本発明による装置1の一実施例を示す。測定体積3は、冷却通路5bを包含する壁部5によって全面的に包囲されている。測定体積3は試験液4で満たされている。測定体積3の壁部5は、検査しようとする噴射弁2を受けるための開口5aを有している。噴射弁2は取り付け状態で示されており、この取り付け状態で噴射弁2は噴射孔2aで以って測定体積3内に突入している。噴射弁2に、高圧ポンプ14を介して噴射しようとする流体4aが供給される。この実施例では、流体4aは試験液4と同一である。
測定体積3内に圧力センサ6が配置されており、この圧力センサ6は、測定体積3内の圧力pを評価電子回路7に伝達する。評価電子回路7で、生信号がまず増幅され、次いで、ノイズを取り除くために低域フィルタでフィルタリングされる。フィルタ処理された信号は修正ユニット8に伝送される。
修正ユニット8は追加的な入力値として、
・圧力センサ9aによって測定された、噴射弁2内に侵入する前の流体4aの圧力prail
・測定体積3内に配置された温度センサ9bによって測定された、測定体積3内の温度T、
・別の温度センサ9cによって測定された、噴射弁2内に侵入する前の流体4aの温度Trail
とを含有している。
修正ユニット8は、噴射孔2aから発して試験液4を通って伝播して圧力センサ6まで達する圧力波12の所要時間を決定するように構成されている。噴射孔2aから圧力センサ6までの区間11における平均的な音速cを決定するために、修正ユニット8は特性マップ8aを有しており、この特性マップ8aは、区間11における平均的な音速cを圧力p、prail並びに温度TおよびTrailの関数として示す。修正ユニット8は、時間に依存する測定された噴射率dm(t)/dtの、所要時間の影響並びにフィルタリングに依存する時間のずれを取り除き、このように調整された噴射率dm’(t)/dtを、液圧の噴射開始tS,hydrを算出する別の評価ユニット15に転送する。
測定体積3内にはさらに超音波センサ10が配置されており、この超音波センサ10は、矢印で示された経路10aに沿って音波を全測定体積3を通って、向かい合っている壁部5まで送信し、この壁部5による反射を同じ経路10aにおいて再び受信する。この超音波センサ10によって、噴射前後の試験液4内の平均的な音速cm,messが算出される。測定体積3はさらに、電磁式に操作可能な放出弁13を有している。
測定体積3は、80mmの高さおよび45mmの直径を有する円柱形である。従って、圧力波12は、噴射孔2aから圧力センサ6まで46.3mmの区間11を進まなければならない。測定体積3並びにディーゼル燃料若しくはディーゼル噴射弁を検査するために使用される試験液4としてのテストオイル内の、単純化して一定とみなされる平均的な温度Tのために、噴射前の測定体積3内の50barの基礎圧力pにおいて、c=1277m/sの音速が算出される。この場合、圧力波12は、区間11を進むためには概ね37μsを必要とする。
修正ユニット8が所要時間をより精確に決定できるようにするために、修正ユニット8内に記憶された特性マップ8aが流体ダイナミックシミュレーションによって算出された。このために、測定体積3から部分体積、つまり、測定体積3と精確に同じ高さで、方位角の方向で噴射孔2aもまた圧力センサ6も完全にカバーする部分体積が選択された。この部分体積内で、局所的な音速c(t,x)の他に、時間および位置に依存する測定体積3内の圧力の分布p(t,x)、測定体積3内の温度の分布T(t,x)、測定体積3内のベクトル計算による流速の分布v(t,x)、並びに測定体積3内の試験液4における気体成分の分布d(t,x)が算出された。この値のダイナミックスのための駆動力は、噴射孔2aの位置において噴射動作によって予め設定された、試験液4の局所的な圧力のための時間プログラムである。演算時に、測定体積3のジオメトリの他に、粘性の圧力および温度依存性、音速および試験液4の体積弾性率も考慮された。噴射弁2は、噴射孔2aの他にさらに7つの別の噴射孔を有している。8つのすべての噴射孔は回転対称的に噴射弁2の外周面に沿って分配されているので、シミュレーションのためには、1つの噴射孔2aを観察するだけで十分である。本発明の作用は、噴射孔の具体的な数に束縛されるものではない。従って8つの数は、単にここに図示された実施例の図面による説明として理解されてよい。
シミュレーションは、40℃〜180℃の範囲の温度Tで15回、100〜3000barの圧力prailで30回実施された。40℃〜180℃の温度範囲は、測定体積3の温度Tがこの実施例で変動し得る範囲を表す。従って、修正ユニット8内の特性マップ8aは、圧力prail並びに温度Tから成る450の様々な値対のためにそれぞれ、所属の平均的な音速c(prail,T)を含んでいる。1mm〜600mmの範囲内の流体4aの体積に相当し、かつ20mmのステップ幅を有する噴射量mが観察された。prailおよびTから、測定体積3内への噴射直前の流体4aの温度Trailが得られる。これによって、測定体積3内に侵入され、かつ圧力prailから測定体積3内の比較的低い圧力pに放圧された後の、噴射された流体4aが有する温度Tinjも決定される。最後に、温度Tinjおよび噴射量m(質量の単位)が、噴射による測定体積3内へのエネルギ供給を決定する。
試験液4内のキャビテーションも検出できるようにするために、測定体積3から選択された部分体積は十分細かく離散されたので、特性マップポイントのシミュレーションは、Intel XEON−アーキテクチャに基づく並列化されたHPCシステムで概ね3週間(6000CPU時間)の演算時間を必要とした。シミュレーションは、プログラムAnsys−CFXにより実施された。モデルが正しいことを証明するために、液圧式の圧力上昇方式の評価方法に従って、シミュレーションの圧力センサ6における圧力変化から算出された実際の噴射率dm’(t)/dtの変化が測定と比較された。
実際の噴射率dm’(t)/dtは、測定体積3の大きさV,測定体積3内の圧力pおよび温度T、並びに測定体積3内の平均的な音速cに次のように関連しており、
この式中、pは噴射開始時の圧力p、pは時間tに対する圧力pである。
図2aには、一例として、電磁式に制御される噴射弁2(インジェクタ)を制御する電流の、時間tに亘る経時変化l(t)がグラフで示されている。図2bには、同じ時間軸に亘って、任意の単位で測定された噴射率dm(t)/dtがグラフで示されている。この測定において、修正ユニット8は作動停止された。従って、噴射孔2aから圧力センサ6に達する圧力波12の所要時間が考慮されなかったということは、一方では、時間軸上の噴射率dm(t)/dtが電流の時間プログラムl(t)に対してずらされているという作用を有する。他方では、電流l(t)内のいくつかの迅速な変化は、測定された噴射率dm(t)/dt内にまったく現れない。何故ならば、試験液4内の局所的な音速c(t,x)は測定体積3内のダイナミックな条件に依存していて、これに対してダイナミックな条件は時間に依存しているからである。しかも、評価電子回路7内の低域フィルタのフィルタ特性も、速度信号における液圧式の噴射開始の状態に影響を及ぼす。従って、測定された噴射率dm(t)/dtは、実際の噴射率dm’(t)/dtから、噴射孔2aから圧力センサ6までの区間11における所要時間の影響によって得られ、この場合、この区間11における平均的な音速c(t)は時間に依存していて、低域フィルタも測定された所要時間に影響を及ぼす。修正ユニット8によって、時間に依存する音速の所要時間の影響も、また低域フィルタリングの影響も少なくとも部分的に反転され得る。
図3aは、噴射過程によって全部が測定体積3内にもたらされた、流体4aの追加的な質量の経時変化を示す。図3bには、噴射率dm(t)/dt(左軸)若しくはdm’(t)/dt(右軸)の経時変化が、同じ時間軸に亘ってグラフで示されている。曲線aは、作動停止されている修正ユニット8で評価されていて、測定された噴射率dm(t)/dtを示す。曲線bは、作動されている修正ユニット8で評価されていて、調整された噴射率dm’(t)/dtを示す。噴射過程は、小さい予備噴射Plと、それに続く著しく大きい主噴射Mlとを有している。
噴射率dm(t)/dtの測定された経時変化から、部分噴射PlおよびMlの開始および終了を読み取ることができる。曲線a(修正ユニット8なし)によれば、予備噴射Plは時点t’S,hydr(Pl)で開始し、時点t’E,hydr(Pl)で終了する。主噴射Mlは、時点t’S,hydr(Ml)で開始し、時点t’E,hydr(Ml)で終了する。
部分噴射PlおよびMlの開始および終了は、調整された噴射率dm’(t)/dtの経時変化からより正確に読み取ることができる。曲線b(修正ユニット8あり)によれば、予備噴射Plは時点tS,hydr(Pl)で開始し、時点tE,hydr(Pl)で終了する。主噴射Mlは、時点tS,hydr(Ml)で開始し、時点tE,hydr(Ml)で終了する。
各時点の比較は、修正ユニット8が時間軸tに沿ったすべての時点の一定のずれだけを修正するのではないことを示す。むしろ、修正ユニット8は、平均的な音速cの時間依存性c(t)、並びに評価電子回路7によるフィルタリング歪みも考慮し、これらの影響を少なくとも部分的に補正するので、噴射パルスPlおよびMlの汚れおよび広がりも修正される。これは図3bでは、例えば一方ではt’S,hydr(Pl)とtS,hydr(Pl)との間の時間間隔と、他方ではt’E,hydr(Pl)とtE,hydr(Pl)との間の時間間隔との比較によって読み取ることができる。後者の時間間隔は前者の時間間隔よりも大きい。このような差は、一方ではt’S,hydr(Ml)とtS,hydr(Ml)との間の時間間隔と、他方ではt’E,hydr(Ml)とtE,hydr(Ml)との間の時間間隔とを比較すれば、より明確に明らかになる。
逆の推論では、作動されている修正ユニット8によって、より狭い噴射パルスおよび噴射パルス間のより短い間隔を測定することができる。個別の噴射過程は、10までの部分噴射より成っていてよい。
図3に示した例では、流体4aは800barの圧力prailで噴射弁2に供給された予備噴射Plを生ぜしめるために、噴射弁2が220μsだけ電磁式に操作された。主噴射Mlを生ぜしめるために、噴射弁2が625μsだけ電磁式に操作された。
図4は、図3で説明された分解能ゲインが、ディーゼルエンジンの制御を最適化するためにどのように使用され得るかを示す。図3bと同様に、時間tに亘る、測定された噴射率dm(t)/dtがグラフで示されている。曲線aは、作動停止された修正ユニット8で測定されていて、噴射率dm(t)/dtのための、これまで一般的であった時間プログラムを示し、この時間プログラムにおいては、予備噴射Plが1800μsだけ主噴射Mlの前方に位置している。曲線b,cおよびdは、今後の時間プログラムを示し、この時間プログラムにおいては、予備噴射Plが下は200μs(曲線d)までの著しく短い時間間隔だけ主噴射Mlの前方に位置していて、修正ユニット8でより精確に検出することができる。予備噴射Plを主噴射Mlのできるだけ近くにずらすことは、ディーゼルエンジンの燃焼特性および環境特性を考慮して好適である。流体4aは800barの圧力prailで噴射弁2に供給された。噴射弁2は、予備噴射Pl若しくはPl’を生ぜしめるためにそれぞれ220μsだけ電磁式に制御された。主噴射Mlのために、噴射弁2がそれぞれ625μsだけ電磁式に制御された。
1 装置
2 噴射弁
2a 噴射孔
3 測定体積
4 試験液
4a 流体
5 壁部
5a 開口
6 圧力センサ
7 評価ユニット
8,8a,9a,9b,9c 修正手段
8 修正ユニット
8a 特性マップ
10 超音波センサ
11 区間
12 圧力波
15 追加的な手段
Cm 音速
c(t,x) 局所的な音速
dm(t)/dt 噴射率
dm’(t)/dt 調整された噴射率、実際の噴射率
l(t) 時間プログラム
rail 流体4aの圧力
S,hydr 液圧の噴射開始
T 測定体積3内の温度
rail 流体4aの温度

Claims (12)

  1. 流体(4a)用の噴射弁(2)の噴射率dm(t)/dtを測定するための装置(1)であって、この式中、m(t)が、前記流体(4a)の、時間tに依存する噴射量であって、全面的に閉鎖されかつ試験液(4)で満たされた測定体積(3)と、前記測定体積(3)の壁部(5)に設けられた、前記噴射弁(2)を受けるための開口(5a)とを有しており、それによって、前記噴射弁(2)は取り付け状態で少なくとも1つの噴射孔(2a)で以って前記測定体積(3)内に突入するようになっており、また、前記測定体積(3)内に配置された圧力センサ(6)を有している形式のものにおいて、
    前記噴射孔(2a)から発して前記試験液(4)を通って伝播する圧力波(12)が圧力センサ(6)に達するまでの所要時間を決定するための、並びに前記所要時間を考慮して、測定された前記噴射率dm(t)/dtを調整された噴射率dm’(t)/dtに修正するための修正手段(8,8a,9a,9b,9c)が設けられていることを特徴とする、噴射率を測定するための装置。
  2. 前記修正手段(8,8a,9a,9b,9c)が、少なくとも1回の噴射中に前記噴射孔(2a)から前記圧力センサ(6)までの区間(11)における平均的な音速cを決定するために構成されていることを特徴とする、請求項1記載の装置(1)。
  3. 前記修正手段(8,8a,9a,9b,9c)が特性マップ(8a)を含有しており、該特性マップ(8a)が、前記噴射孔(2a)から前記圧力センサ(6)までの区間(11)における平均的な音速cを、
    a.前記測定体積(3)内の温度Tおよび/または
    b.前記噴射弁(2)内に侵入する前の前記流体(4a)の圧力prailおよび/または温度Trailに関連した噴射量と
    組み合わせて、前記測定体積(3)内の圧力pの関数として提供する、
    ことを特徴とする請求項2記載の装置(1)。
  4. 前記圧力センサ(6)の測定値からノイズをフィルタリングするための評価ユニット(7)が、前記圧力センサ(6)と前記修正手段(8,8a,9a,9b,9c)との間に介在されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置(1)。
  5. 前記修正手段(8,8a,9a,9b,9c)が、フィルタリングによって生ぜしめられた、前記圧力センサ(6)の測定値の時間のずれを少なくとも部分的に補正するために構成されていることを特徴とする、請求項4記載の装置(1)。
  6. 前記調整された噴射率dm’(t)/dtから前記噴射弁(2)の液圧の噴射開始tS,hydrを決定するための追加的な手段(15)が設けられていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置(1)。
  7. 前記試験液(4)内の平均的な音速cm,messを決定するための追加的な少なくとも1つの超音波センサ(10)が、前記測定体積(3)内の噴射の前および/または後に配置されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置(1)。
  8. 請求項3から7までのいずれか1項記載の装置(1)を製造するための方法において、
    前記噴射孔(2a)から前記圧力センサ(6)までの少なくとも1つの区間(11)を有する前記測定体積(3)の部分体積内で、時間および位置に依存する局所的な音速c(t,x)の流体ダイナミックシミュレーションにより、前記特性マップ(8a)を決定し、前記流体ダイナミックシミュレーションが前記測定体積(3)内の圧力pおよび/または噴射量mのための少なくとも1つの時間に依存する周辺条件を前提としていることを特徴とする、請求項3から7までのいずれか1項記載の装置(1)を製造するための方法。
  9. 前記測定体積(3)の前記部分体積が前記測定体積(3)の壁部(5)まで達していて、前記シミュレーションが、前記噴射孔(2a)から発する圧力波(12)の、前記壁部(5)における少なくとも部分的な反射を考慮することを特徴とする、請求項8記載の方法。
  10. 前記シミュレーションにおいて、前記試験液(4)内のキャビテーションの存在および/または形成を考慮することを特徴とする、請求項8または9のいずれか1項記載の方法。
  11. 前記シミュレーションにおいて、前記試験液(4)の体積弾性率および/または粘性の圧力依存性および/または温度依存性、および/または前記試験液(4)内の音速の圧力依存性および/または温度依存性を考慮することを特徴とする、請求項8から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 流体(4a)用の噴射弁(2)の噴射率dm(t)/dtを測定するための方法であって、この式中、m(t)が時間に依存する噴射量であって、全面的に閉鎖されかつ試験液(4)で満たされた測定体積(3)を使用し、前記測定体積(3)が、前記噴射弁(2)を受けるための開口(5a)を壁部(5)内に有しており、それによって、前記噴射弁(2)は取り付け状態で少なくとも1つの噴射孔(2a)で以って前記測定体積(3)内に突入するようになっており、また、前記測定体積(3)内に配置された圧力センサ(6)を有しており、前記圧力センサ(6)によって、前記測定体積(3)内の圧力の経時変化が、前記噴射弁(2)の制御の時間プログラムl(t)に対する反応として測定される方法において、
    修正手段(8,8a,9a,9b,9c)によって前記噴射孔(2a)から出て前記試験液(4)を通って伝播する圧力波(12)の、前記圧力センサ(6)に達するまでの所要時間を決定し、前記所要時間の影響分だけ、測定された前記噴射率dm(t)/dtを噴射率dm’(t)/dtに調整することを特徴とする、流体(4a)用の噴射弁(2)の噴射率dm(t)/dtを測定するための方法。
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