JP6513371B2 - 表面保護シート - Google Patents
表面保護シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6513371B2 JP6513371B2 JP2014225862A JP2014225862A JP6513371B2 JP 6513371 B2 JP6513371 B2 JP 6513371B2 JP 2014225862 A JP2014225862 A JP 2014225862A JP 2014225862 A JP2014225862 A JP 2014225862A JP 6513371 B2 JP6513371 B2 JP 6513371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- sensitive adhesive
- protection sheet
- weight
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/30—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J109/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C09J109/02—Copolymers with acrylonitrile
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J131/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid, or of a haloformic acid; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J131/02—Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
- C09J131/04—Homopolymers or copolymers of vinyl acetate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J133/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J133/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J133/02—Homopolymers or copolymers of acids; Metal or ammonium salts thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J133/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09J133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
- C09J133/10—Homopolymers or copolymers of methacrylic acid esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
- C09J7/20—Adhesives in the form of films or foils characterised by their carriers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
ここに開示される表面保護シートは、粘着性表面と背面とを有しており、粘着性表面を構成する粘着剤層と、該粘着剤層を支持する基材層と、を備える。一形態例に係る表面保護シートの断面構造を図1に示す。この表面保護シート10は、シート状の基材層1の一方の面1Aに粘着剤層2が設けられた構成を有する。また、表面保護シート10の基材層1の他方の表面(粘着剤層形成面とは反対側の表面)1Bには、背面層3が形成されている。この表面保護シート10は、その一方の表面10Aが粘着剤層2の表面(粘着性表面)2Aとなり、他方の表面(粘着性表面10Aとは反対側の表面)10Bが非粘着性表面(背面)となるように構成されている。表面保護シート10は、粘着性表面10Aを被着体に貼り付けて使用される。なお、被着体は、表面保護シート10による保護対象物品である。
ここに開示される粘着剤層を構成する粘着剤は、ベースポリマーとしてアクリル系共重合体を含有するアクリル系粘着剤である。ここで「ベースポリマー」とは、当該粘着剤に含まれるポリマー成分のなかの主成分(配合割合の最も大きい成分。以下同じ。)を指し、典型的には上記ポリマー成分の50重量%よりも大きい割合を占める成分をいう。特に限定されるわけではないが、ここに開示される粘着剤層に占めるアクリル系共重合体の割合は、50重量%以上であることが適当であり、好ましくは50〜98重量%(例えば50〜95重量%、典型的には50〜90重量%、さらには50〜85重量%)である。
CH2=CR1COOR2 (1)
ここで、上記式(1)中のR1は、水素原子またはメチル基である。また、R2は、直鎖状または分岐状のアルキル基であり、典型的にはC1−20のアルキル基である。粘着剤の貯蔵弾性率等の観点から、R2がC1−12(例えばC1−8、典型的にはC4−8)の鎖状アルキル基であるアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、R1が水素原子でR2がC4−8の鎖状アルキル基であるアルキルアクリレート(以下、単にC4−8アルキルアクリレートともいう。)がより好ましい。
なお、本明細書中においてCa−bとは、炭素原子数の範囲(a以上b以下であること)を指す。例えば、C1−20のアルキル基とは、炭素原子数1〜20のアルキル基を指す。
酸無水物基含有モノマーとしては、例えば無水マレイン酸、無水イタコン酸等の上記エチレン性不飽和ジカルボン酸等の酸無水物が挙げられる。
水酸基含有モノマーとしては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;ビニルアルコール、アリルアルコール、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル等の不飽和アルコール類;等が挙げられる。
アミド基含有モノマーとしては、例えば(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。
アミノ基含有モノマーとしては、例えばアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
シアノ基含有モノマーとしては、例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられる。
スルホン酸基含有モノマーとしては、例えばスチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、(メタ)アクリルアミドプロパンスルホン酸、スルホプロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシナフタレンスルホン酸等が挙げられる。
リン酸基含有モノマーとしては、例えば2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート等が挙げられる。
エポキシ基含有モノマーとしては、例えばグリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル等が挙げられる。
ケト基含有モノマーとしては、例えばジアセトン(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリレート、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、アリルアセトアセテート、ビニルアセトアセテート等が挙げられる。
イソシアネート基含有モノマーとしては、例えば2−(メタ)アクリロイルオキシエチルイソシアネート等が挙げられる。
アルコキシシリル基含有モノマーとしては、例えば3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。
酢酸ビニル(VAc)、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニル等のカルボン酸ビニルエステル;
スチレン、置換スチレン(α−メチルスチレン等)、ビニルトルエン等の芳香族ビニル化合物;
アリール(メタ)アクリレート(例えばフェニル(メタ)アクリレート)、アリールオキシアルキル(メタ)アクリレート(例えばフェノキシエチル(メタ)アクリレート)、アリールアルキル(メタ)アクリレート(例えばベンジル(メタ)アクリレート)等の芳香族性環含有(メタ)アクリレート;
N−ビニル−2−ピロリドン、N−メチルビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルピリミジン、N−ビニルピペラジン、N−ビニルピラジン、N−ビニルピロール、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾール、N−ビニルモルホリン、N−ビニルカプロラクタム、N−(メタ)アクリロイルモルホリン等の窒素原子含有環を有するモノマー;
エチレン、プロピレン、イソプレン、ブタジエン、イソブチレン等のオレフィン系モノマー;
塩化ビニル、塩化ビニリデン等の塩素含有モノマー;
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエーテル系モノマー;
等が挙げられる。これらは1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。なかでも、カルボン酸ビニルエステル(典型例としては、VAc)が好ましい。このような副モノマーの使用量は、目的および用途に応じて適宜選択すればよく特に限定されないが、全モノマー成分の50重量%以下(例えば1〜50重量%、典型的には10重量%以上50重量%未満)とすることが好ましい。上記官能基含有モノマー以外の副モノマーの使用量は、全モノマー成分の30重量%以下(典型的には1〜30重量%、例えば1〜10重量%)程度であってもよい。
メチルメタクリレート 105℃
アクリロニトリル 104℃
酢酸ビニル 32℃
アクリル酸 106℃
メタクリル酸 228℃
上記で例示した以外のホモポリマーのTgについては、「Polymer Handbook」(第3版、John Wiley & Sons, Inc., 1989)に記載の数値を用いるものとする。上記Polymer Handbookにも記載されていない場合には、特開2007−51271号公報に記載の測定方法により得られる値を用いるものとする。
具体的には、温度計、攪拌機、窒素導入管および還流冷却管を備えた反応器に、モノマー100重量部、アゾビスイソブチロニトリル0.2重量部および重合溶媒として酢酸エチル200重量部を投入し、窒素ガスを流通させながら1時間攪拌する。このようにして重合系内の酸素を除去した後、63℃に昇温し10時間反応させる。次いで、室温まで冷却し、固形分濃度33重量%のホモポリマー溶液を得る。このホモポリマー溶液を剥離ライナー上に流延塗付し、乾燥して厚さ約2mmの試験サンプル(シート状のホモポリマー)を作製する。この試験サンプルを直径7.9mmの円盤状に打ち抜き、パラレルプレートで挟み込み、粘弾性試験機(ARES、レオメトリックス社製)を用いて周波数1Hzの剪断歪みを与えながら、温度領域−70〜150℃、5℃/分の昇温速度で剪断モードにより粘弾性を測定し、tanδのピークトップ温度をホモポリマーのTgとする。
エポキシ系架橋剤の例としては、N,N,N’,N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン(三菱瓦斯化学社製、商品名「TETRAD−X」)、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン(三菱瓦斯化学社製、商品名「TETRAD−C」)等が挙げられる。
メラミン系架橋剤の例としては、ヘキサメチロールメラミン、ブチル化メラミン樹脂(DIC社製、商品名「スーパーベッカミンJ−820−60N」)等が挙げられる。
δp[(J/cm3)1/2]=ΣF/V
(式中、δpは溶解度パラメータ、Fは分子間相互作用に関係した定数(表1に示すSmallの定数、置換基の種類に依存している。)であり、Vはモル分子容である。)
ここに開示される表面保護シートにおいて、粘着剤層を支持(裏打ち)する基材層として、各種のフィルムを用いることができる。上記フィルムとしては、独立して形状維持可能な(自立型あるいは非依存性の)樹脂フィルムをベースフィルムとして含むものを好ましく用いることができる。視認性の観点から、基材層は、典型的には透明フィルム(例えば透明樹脂フィルム)であり得る。ここで「樹脂フィルム」は、非多孔質の構造であって、典型的には実質的に気泡を含まない(ボイドレスの)樹脂フィルムを意味する。したがって、上記樹脂フィルムは、発泡体フィルムや不織布とは区別される概念である。上記樹脂フィルムは、単層構造であってもよく、2層以上の多層構造であってもよい。
好ましい一態様では、表面保護シートは、その背面を構成する背面層をさらに備える。上記背面層は、典型的には、基材層の一方の表面(粘着剤層が形成される側の表面とは反対側の表面)に設けられる。
表面保護シート背面の算術平均表面粗さRaは、通常は10nm〜500nmの範囲内とすることが適当である。これにより、優れた視認性が好ましく実現される。上記表面粗さRaは、視認性向上の観点から可視光波長よりも小さいことが好ましい。具体的には、上記Raは40nm〜380nm(さらには60nm〜350nm)であることがより好ましい。算術平均表面粗さRaは、例えば後述の凹凸形成方法を採用したり、基材層の形成方法等により調節することができる。
表面保護シートは、その使用前(被着体への貼付け前)には、粘着剤層の表面上に剥離ライナーが配置された剥離ライナー付き表面保護シートの形態であり得る。剥離ライナーとしては、慣用の剥離紙等を使用することができ、特に限定されない。例えば、PET等の樹脂シートや紙等のライナー基材の表面に剥離処理層を有する剥離ライナーや、フッ素系ポリマー(ポリテトラフルオロエチレン等)やポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)の低接着性材料からなる剥離ライナー等を用いることができる。上記剥離処理層は、例えば、シリコーン系、長鎖アルキル系、フッ素系、硫化モリブデン等の剥離処理剤により上記ライナー基材を表面処理して形成されたものであり得る。剥離ライナーの厚さは特に限定されず、凡そ5〜500μm(例えば凡そ10〜200μm、典型的には凡そ30〜100μm)であり得る。
ここに開示される表面保護シートは、像鮮明度が70%以上である。これによって、優れた視認性が実現される。ここでいう像鮮明度は、典型的には表面保護シート使用前の像鮮明度であり、使用によって油性成分や粉塵等が付着した後の像鮮明度と区別する意味で初期像鮮明度という場合がある。上記像鮮明度は、好ましくは75%以上であり、より好ましくは80%以上(例えば90%以上、典型的には95%以上)である。上記像鮮明度の上限は理想的には100%である。好ましい一態様では、視認性の観点から、90%以上(例えば95%以上)の全光線透過率を示し、かつ上記の像鮮明度を示す表面保護シートが用いられる。上記全光線透過率は、JIS K 7136:2000に準拠して、市販の透過率計(例えば、商品名「HAZEMETER HM−150」、村上色彩技術研究所社製)を使用して測定すればよい。上記像鮮明度は、粘着剤や基材の組成、背面処理を行う場合には背面処理方法(例えば、背面層を有する場合には背面層の組成等)によって調節することができる。像鮮明度は下記の方法で測定される。
表面保護シートを幅50mm、長さ50mmにカットして試験片を用意し、写像性測定器を用いて、JIS K 7374:2007に準拠し、光学くし幅0.125mmの条件で透過法にて写像性を測定し、下式:
像鮮明度(%)=[(M−m)/(M+m)]×100
(M:最高波高、m:最低波高);から像鮮明度を算出する。
なお、測定にあたっては、表面保護シートが長尺状である場合には、その長手方向が光学くしの透過部分の線方向と同方向を向くように表面保護シートをセットして測定することが望ましい。写像性測定器としては、市販のタッチパネル式写像性測定装置(例えば、スガ試験機社製、装置名「ICM−1T」)を使用すればよい。測定は、23℃、50%RHの雰囲気にて行うものとする。後述の実施例についても同様である。
測定に使用する表面保護シート試験片を用意し、その面方向が垂直となるように固定する。具体的には、剥離ライナー付きの表面保護シートを幅50mm、長さ50mmにカットし、その剥離ライナー側表面を市販の両面テープ(例えば、日東電工社製の商品名「No.531N」)で硬質板状体(例えば、SUS430BA板等のステンレス鋼板)に固定し、23℃で30分静置した後、その面方向が床に対して約90度になるようにセットすればよい。
上記のように垂直固定された表面保護シート背面に、油性成分(具体的には液状油)1.0mLをスポイトにて付着させ、これを23℃、50%RHにて1分間静置した後の表面保護シートにつき、写像性測定器を用いて、JIS K 7374:2007に準拠し、光学くし幅0.125mmの条件で透過法にて写像性を測定し、下式:
像鮮明度(%)=[(M−m)/(M+m)]×100
(M:最高波高、m:最低波高);から像鮮明度を算出する。
剥離ライナー付き表面保護シートの剥離ライナー側を硬質板状体(例えばステンレス鋼板)に貼り付けた場合には、表面保護シートから剥離ライナーを剥がしたものにつき、像鮮明度の測定を行えばよい。
使用する油性成分としては、鉱物油および植物油の少なくとも2種がそれぞれ用いられる。本明細書において油付着後像鮮明度は、上記油性成分として、少なくとも、鉱物油(典型的には、市販のエンジンオイル)および植物油(典型的には、市販の食用植物油)の2種をそれぞれ用いて像鮮明度を評価して、少なくとも、それら評価試験の両方が満たした値として定義される。したがって、上記鉱物油を用いた場合の像鮮明度と上記植物油を用いた場合の像鮮明度とが異なる場合、低い像鮮明度を示した方の値が採用される。
なお、測定にあたっては、表面保護シートが長尺状である場合には、その長手方向が光学くしの透過部分の線方向と同方向を向くように表面保護シートをセットして測定することが望ましい。写像性測定器としては、市販のタッチパネル式写像性測定装置(例えば、スガ試験機社製、装置名「ICM−1T」)を使用すればよい。測定は、23℃、50%RHの雰囲気にて行うものとする。後述の実施例についても同様の方法が採用される。
[接触角測定条件]
測定装置: 接触角測定器 FACE CA−X型(協和界面化学社製)
測定雰囲気:23℃、50%RH
測定面: 表面保護シート背面
測定液体: グリセリン
後述の実施例についても同様の方法が採用される。
表面保護シートを幅20mm、長さ100mmのサイズにカットして測定サンプルを作製する。23℃、50%RHの環境下にて、上記測定サンプルの粘着面を露出させ、当該粘着面をポリカーボネート板の表面に2kgのゴムローラを1往復させて圧着する。これを同環境下に30分間放置した後、引張試験機を使用してJIS Z 0237:2009に準じて、剥離角度180度、引張速度300mm/分の条件で剥離強度(N/20mm幅)を測定する。引張試験機としては、市販の引張試験機(例えば、島津製作所製のインストロン型引張試験機、製品名「AUTOGRAPH AG−IS」)を使用することができる。後述の実施例についても同様の方法が採用される。
ここに開示される表面保護シートは、被着物表面への油や水、粉塵等の付着を抑制したり、該付着物の除去を簡便に行い得る性能を有するので、各種表面を保護する用途に幅広く適用することができる。また、上記表面保護シートは、良好な視認性を有し、かつリワーク性に優れるものであり得る。したがって、貼り合わせ面に皺や浮き、気泡等が生じることなく、表面保護シート越しに、文字や画像等の目的物の情報を目視ではっきりと認識することが可能である。例えば、表面保護シートを介して被着物表面の状態を確認することが求められる用途や、被着物が透過性を有する場合には表面保護シートおよび被着物を介してその先にある情報を認識することが求められる用途に好ましく適用することができる。
冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートおよび撹拌装置を備えた反応容器に、重合溶媒としてのトルエン、モノマー成分としてのBA85部、AN15部およびAA2.5部、重合開始剤としてのAIBN0.2部を入れて重合反応を行い、アクリル系共重合体Aのトルエン溶液を得た。これに、アクリル系共重合体Aの固形分100部に対し、メラミン系架橋剤(ブタノール変性メラミンホルムアルデヒド樹脂、商品名「スーパーベッカミンJ−820−60N」、DIC社製)10部およびDOP可塑剤(フタル酸ビス(2−エチルヘキシル)、ジェイプラス社製、SP値9.2)35部を配合し、さらに固形分を調整するためトルエンを加えて本例に係る粘着剤組成物を得た。
基材層材料として、厚さ約20μmのウレタン樹脂層が厚さ50μmのPETフィルムの片面に設けられた背面層付き基材層(商品名「タフトップ SR−TEBF」、東レフィルム加工社製)を用意した。上記背面層付き基材層の基材層側表面(背面層形成面とは反対側の表面)にコロナ放電処理を施し、該コロナ処理面に上記で得た粘着剤組成物を塗付した。それを130℃で60秒間乾燥させて、厚さ約10μmの粘着剤層を形成した。このようにして、本例に係る表面保護シートを得た。
例1で調製したアクリル系共重合体Aのトルエン溶液に、アクリル系共重合体Aの固形分100部に対し、エポキシ系架橋剤(商品名「テトラッドC」、三菱瓦斯化学社製)1部およびポリオキシプロピレングリコール(商品名「サンニックス PP−3000」、三洋化成工業社製、Mn3200、SP値13.3)1部を配合し、さらに固形分を調整するためトルエンを加えて本例に係る粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用いた他は例1と同様にして本例に係る表面保護シートを得た。
35部のDOP可塑剤に代えて5部のDOTP可塑剤(テレフタル酸ビス(2−エチルヘキシル)、ジェイプラス社製、SP値9.2)を使用した他は例1と同様にして本例に係る粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用いた他は例1と同様にして本例に係る表面保護シートを得た。
片面にシリコーン系樹脂が塗付されたPETフィルム(商品名「ダイアホイルMRF38」、三菱樹脂社製、総厚38μm)を背面層付き基材層として用意した。
この基材層の基材層側表面(シリコーン系樹脂非塗付面)にコロナ放電処理を施し、該コロナ処理面に例3で調製した粘着剤組成物を塗付し、130℃で60秒間乾燥させて、厚さ約10μmの粘着剤層を形成した。このようにして、本例に係る表面保護シートを得た。
基材層材料として、厚さ50μmのPETフィルム(商品名「T100C38」、三菱樹脂社製)を用意し、このPETフィルムの一方の表面に、フッ素系樹脂(商品名「X−70−043」、信越化学工業社製)からなる厚さ約1μmの背面層を形成し、本例に係る背面層付き基材層を得た。
上記背面層付き基材層の基材層側表面(背面層形成面とは反対側の表面)にコロナ放電処理を施し、該コロナ処理面に例1で調製した粘着剤組成物を塗付し、130℃で60秒間乾燥させて、厚さ約10μmの粘着剤層を形成した。このようにして、本例に係る表面保護シートを得た。
シリコーン系樹脂(商品名「KS−723A」、信越化学工業社製)60部、シリコーン系樹脂(商品名「KS−723B」、信越化学工業社製)40部、アクリル系ポリマー50部およびスズ系触媒(商品名「Cat−PS3」、信越化学工業製)10部を混合して背面層形成用組成物溶液を得た。上記アクリル系ポリマーのモノマー組成は、MMA:BA:HEA=70:30:10であった。なお、HEAは2−ヒドロキシエチルアクリレートの略称である。
基材層材料として、厚さ50μmのPETフィルム(商品名「T100C38」、三菱樹脂社製)を用意した。このPETフィルムの一方の表面に、上記で得た背面層形成用組成物溶液を塗付し、140℃、60秒の条件で乾燥させて厚さ約1μmの背面層を形成し、本例に係る背面層付き基材層を得た。
上記背面層付き基材層の基材層側表面(背面層形成面とは反対側の表面)にコロナ放電処理を施し、該コロナ処理面に例3で調製した粘着剤組成物を塗付し、130℃で60秒間乾燥させて、厚さ約10μmの粘着剤層を形成した。このようにして、本例に係る表面保護シートを得た。
基材層として、PETフィルム(商品名「T100C38」、三菱樹脂社製)を用意し、そのコロナ処理面に、例1で調製した粘着剤組成物を塗付した。その他は例1と同様にして本例に係る表面保護シートを得た。
冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロートおよび撹拌装置を備えた反応容器に、重合溶媒としてのトルエン、モノマー成分として2EHA100部およびHEA4部、重合開始剤としてのAIBN0.2部を入れて重合反応を行い、アクリル系共重合体Bのトルエン溶液を得た。これに、アクリル系共重合体Bの固形分100部に対し、イソシアネート系架橋剤(商品名「コロネートL」、日本ポリウレタン工業社製)1部を配合し、さらに固形分を調整するためトルエンを加えて本例に係る粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用いた他は例1と同様にして本例に係る表面保護シートを得た。
例8で調製したアクリル系共重合体Bのトルエン溶液に、アクリル系共重合体Bの固形分100部に対し、イソシアネート系架橋剤(商品名「コロネートL」、日本ポリウレタン工業社製)1部およびDOP可塑剤(フタル酸ビス(2−エチルヘキシル)、ジェイプラス社製、SP値9.2)35部を配合し、さらに固形分を調整するためトルエンを加えて本例に係る粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用いた他は例1と同様にして本例に係る表面保護シートを得た。
油付着後の像鮮明度から視認性を評価した。油性成分としては、鉱物油と植物油とをそれぞれ用いた。評価は下記の基準で行った。
◎:鉱物油付着後の像鮮明度および植物油付着後の像鮮明度の両方が70%以上であった。
○:鉱物油付着後の像鮮明度および植物油付着後の像鮮明度のうち少なくとも一方が70%未満であったが、両方とも60%以上であった。
×:鉱物油付着後の像鮮明度および植物油付着後の像鮮明度のうち少なくとも一方が60%未満であった。
各例に係る表面保護シートを幅20mm、長さ100mmにカットして測定サンプルを作製した。この測定サンプルを、23℃、50%RHにて、線圧78.5N/cm、速度300mm/分の条件で被着体としてのポリカーボネート板に貼り合わせた。これを60℃、90%RHの条件で7日間保存した。保存後における浮きの有無を目視で観察し、下記の2基準で評価した。
○:被着体表面からの測定サンプルの浮きは認められなかった。
×:被着体表面からの測定サンプルの浮きが認められた。
各例に係る表面保護シートを幅20mm、長さ100mmにカットして測定サンプルを作製した。この測定サンプルを、23℃、50%RHにて、被着体としてのポリカーボネート板に貼り合わせた。貼り合わせは、30mm幅ハンドローラーを用いて、該ハンドローラーを10m/分の速度で1往復させることにより行った。30分放置した後、下記条件で表面保護シートを被着体から引き剥がした。
測定装置:インストロン型引張試験機(製品名「AUTOGRAPH AG−IS」、島津製作所社製)
測定雰囲気:23℃、50%RH
測定条件:180°ピール、30m/分
表面保護シートを引き剥がした後の被着体表面の状態を下記の2基準で評価した。
○:被着体表面に糊残りは認められなかった。
×:被着体表面に糊残りが認められた。
2 粘着剤層
3 背面層
10 表面保護シート
10A 粘着性表面
10B 背面
Claims (11)
- 車両、飛行機もしくは船舶の製造現場もしくは整備現場、または建築もしくは測量の作業現場において使用されるヘッドマウントディスプレイの表示部の外表面を保護する表面保護シートであって、
粘着性表面と背面とを有し、
前記粘着性表面を構成する粘着剤層と、該粘着剤層を支持する基材層と、を備え、
前記粘着剤層は、ベースポリマーとしてアクリル系共重合体を含み、
像鮮明度が70%以上であり、
前記背面のグリセリン接触角が65°以上であり、
前記アクリル系共重合体には、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以上となる高Tgモノマーが共重合されており、
前記背面を構成する背面層をさらに備え、
前記背面層は、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂またはウレタン系樹脂を主成分として含む、表面保護シート。 - 前記アクリル系共重合体には、カルボキシル基含有モノマーが共重合されている、請求項1に記載の表面保護シート。
- 前記粘着剤層を形成するために用いられる粘着剤組成物は、エポキシ系架橋剤、イソシアネート系架橋剤およびメラミン系架橋剤からなる群から選択される少なくとも1種の架橋剤を含む、請求項2に記載の表面保護シート。
- ポリカーボネート板に対する初期粘着力が4N/20mm未満であり、かつポリカーボネート板に対する1日経過後粘着力が6N/20mm以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面保護シート。
- 前記アクリル系共重合体には、前記高Tgモノマーが2〜50重量%の割合で共重合されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の表面保護シート。
- 前記高Tgモノマーは、メチルメタクリレート、酢酸ビニルおよびアクリロニトリルからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の表面保護シート。
- 前記背面の算術平均表面粗さRaは40nm〜380nmの範囲内である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の表面保護シート。
- 前記背面は、連続相(海相)と分散相(島相)とからなる海島構造を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の表面保護シート。
- 前記連続相はシリコーン系樹脂および/またはフッ素系樹脂を含み、
前記分散相はアクリル系樹脂を含む、請求項8に記載の表面保護シート。 - 前記粘着剤層は濡れ向上剤を含み、
前記濡れ向上剤の含有量は、前記アクリル系共重合体100重量部に対して0.01〜100重量部である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の表面保護シート。 - 前記基材層は、樹脂フィルムをベースフィルムとして含み、
前記樹脂フィルムを構成する材料は、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、フッ素系樹脂およびアクリル系樹脂からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の表面保護シート。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014225862A JP6513371B2 (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | 表面保護シート |
PCT/JP2015/078966 WO2016072227A1 (ja) | 2014-11-06 | 2015-10-13 | 表面保護シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014225862A JP6513371B2 (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | 表面保護シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016089056A JP2016089056A (ja) | 2016-05-23 |
JP6513371B2 true JP6513371B2 (ja) | 2019-05-15 |
Family
ID=55908954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014225862A Expired - Fee Related JP6513371B2 (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | 表面保護シート |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6513371B2 (ja) |
WO (1) | WO2016072227A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019078290A1 (ja) * | 2017-10-19 | 2019-04-25 | デンカ株式会社 | 単層フィルム及びそれを用いた耐熱粘着テープ |
CN108384476A (zh) * | 2018-02-28 | 2018-08-10 | 昆山乐凯锦富光电科技有限公司 | 一种偏光片保护膜用压敏胶制备方法及其保护膜 |
KR102526293B1 (ko) * | 2019-01-25 | 2023-04-26 | 주식회사 엘지화학 | 표면 보호 필름 및 이를 이용한 유기 발광 전자 장치 제조 방법 |
WO2021070936A1 (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-15 | 大日本印刷株式会社 | 電子部品包装用カバーテープ、包装体、および包装体用セット |
JP7340501B2 (ja) * | 2020-09-24 | 2023-09-07 | 株式会社ダイセル | 保護具 |
CN116918039A (zh) * | 2021-03-05 | 2023-10-20 | 琳得科株式会社 | 半导体加工用粘合片及半导体装置的制造方法 |
KR102654651B1 (ko) * | 2021-07-27 | 2024-04-04 | 동우 화인켐 주식회사 | 점착 시트, 이를 포함하는 광학 필름 및 화상 표시 장치 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003027019A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-01-29 | Hitachi Chem Co Ltd | 光学シート保護用粘着フィルム |
JP2003041205A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Sun A Kaken Co Ltd | 表面保護フィルム |
JP2006326961A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Sun A Kaken Co Ltd | 表面保護フィルム |
JP5244429B2 (ja) * | 2007-03-22 | 2013-07-24 | 日本ポリプロ株式会社 | プロピレン系表面保護用フィルム |
JP5537790B2 (ja) * | 2008-10-08 | 2014-07-02 | 日本ポリプロ株式会社 | プロピレン系表面保護用フィルム |
JP5610642B2 (ja) * | 2012-02-28 | 2014-10-22 | 日東電工株式会社 | 粘着テープ用フィルムおよび粘着テープ |
WO2014119426A1 (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-07 | 日東電工株式会社 | 多層粘着シート |
JP6302676B2 (ja) * | 2013-01-29 | 2018-03-28 | 日東電工株式会社 | 多層粘着シート |
JP6095996B2 (ja) * | 2013-02-08 | 2017-03-15 | 日東電工株式会社 | 粘着テープ |
-
2014
- 2014-11-06 JP JP2014225862A patent/JP6513371B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2015
- 2015-10-13 WO PCT/JP2015/078966 patent/WO2016072227A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016072227A1 (ja) | 2016-05-12 |
JP2016089056A (ja) | 2016-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6513371B2 (ja) | 表面保護シート | |
TWI660988B (zh) | 表面保護膜及光學構件 | |
JP6092035B2 (ja) | 表面保護フィルムおよび光学部材 | |
JP5174033B2 (ja) | 受容シート及び受容シート上に画像を形成する方法 | |
TWI660987B (zh) | 表面保護膜及光學構件 | |
TWI491691B (zh) | 黏著劑組成物及表面保護膜 | |
JP6258681B2 (ja) | 表面保護フィルム及び光学部材 | |
CN106687545B (zh) | 聚偏二氟乙烯系树脂粘合薄膜 | |
JP2015163690A (ja) | 両面粘着シート | |
US20190106606A1 (en) | Double-linered pressure-sensitive adhesive sheet | |
WO2009139446A1 (ja) | 塗膜保護用粘着シート | |
JP2014145034A (ja) | 多層粘着シート | |
JP2012158153A (ja) | ガラス用保護シート | |
CN113165362B (zh) | 粘合膜、可折叠装置、和可卷式装置 | |
KR20140093182A (ko) | 약액 처리용 보호 시트 | |
JP5518370B2 (ja) | 再剥離用水分散型アクリル系粘着剤組成物の製造方法、再剥離用水分散型アクリル系粘着剤組成物、粘着剤層及び粘着シート | |
JP2017031278A (ja) | セパレータ付き光学用表面保護フィルム | |
JP2022008015A (ja) | 発光装置 | |
JP4825948B2 (ja) | 光学部材用粘着剤および積層体 | |
TW201706128A (zh) | 透明導電性膜用載膜及積層體 | |
JP2008304672A (ja) | 表面保護フィルム | |
JP6993543B1 (ja) | 保護フィルム、フォルダブルデバイス、および、ローラブルデバイス | |
JP2018123221A (ja) | 表面保護フィルム、及び、光学部材 | |
JP2006259324A (ja) | マーキングフィルム用基材及びそれを用いたマーキングフィルム | |
JP6692968B2 (ja) | セパレータ付き光学用表面保護フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6513371 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |