JP6511281B2 - マイクロホン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロホンユニットが交換可能なマイクロホン装置に関する。
例えば、コンデンサマイクロホンには、指向性の異なるマイクロホンユニットを交換できるスティック型と呼ばれるコンデンサマイクロホンがある(例えば、特許文献1,2参照)。このようのマイクロホン装置は、カージオイド、ハイパーカージオイド、無指向性、双指向性などのマイクロホンユニットの中から集音の用途に応じて選択されたものを、パワーモジュールが内蔵されたマイクロホン本体に装着して使用される。
マイクロホンユニットを交換可能なマイクロホン装置は、マイクロホンユニットを収納するユニットケースと、マイクロホンユニットが出力する音声信号を処理する信号処理部を収納する回路ケースと、ユニットケースの開口を覆うキャップと、信号処理部が生成した信号を外部装置に出力するコネクタが収納される後部ケースとを有してなる。
図7は、従来のマイクロホン装置を構成するユニットケースの収納物の縦断面図である。同図は、キャップ2がユニットケース3に固定された状態を示している。ここでは、単一指向性のマイクロホンユニットが用いられる場合を例に説明する。
ユニットケース3内の前方側には、マイクロホンユニット31が収納される。
ユニットケース3内の後方側には、内側板34が嵌められて固定される。ユニットケース3内の内側板34の後方には外側板35が嵌められて固定される。外側板35の中心に形成された孔には、ユニットケース3の内側(前方側)から外側(後方側)に向けて鍔付の導電材の第1端子37が挿入される。内側板34の中心に形成された孔には、外側から内側に向けて棒状の端子33が挿入される。端子33は、マイクロホンユニット31に向けて突出した形態で内側板34に固定される。内側板34と外側板35の中心の孔内には、導電体からなるバネ36が介在している。第1端子37は、バネ36の反発力により外側板35の外側に向かって押し出されて、半球面状に形成された第1端子37の後端は外側板35の外側に突出してユニットケース3に収納される。端子33の前方端には、マイクロホンユニット31から伸びた出力端子板32がネジ止めされる。
図8は、従来のマイクロホン装置を構成する回路ケースの収納物と回路ケースに取り付けられた後部ケースの収納物の縦断面図である。
回路ケース4の先端の内周には、雌ネジ4Sに隣接して雌ネジ4Sの後方に前端板41が嵌められて固定される。導電材の第2端子42は、前端板41の中心を厚さ方向(紙面上下方向)に貫いて、前端板41に嵌められて固定される。
回路ケース4内には、その長さ方向に沿って、回路基板43が取り付けられる。回路基板43は、マイクロホンユニット31からの信号を処理する信号処理部を構成する。第2端子42は、適宜の導電材を介して回路基板43の入力端子に接続される。
回路ケース4の後端には後部ケース5が嵌め込まれて、回路ケース4と後部ケース5とはネジ6で固定される。回路基板43の後端は、後部ケース5の内部に形成された切欠溝51に挿入されて、回路基板43と後部ケース5とが電気的に接続する。
後部ケース5内には、絶縁性のコネクタベース52が嵌められてネジなどで固定される。コネクタベース52には、導電性の規格化された3本のピンで構成されるコネクタが埋め込まれる。1番ピン53は、回路基板43の接地端子に接続する。2番ピン54は、回路基板43の出力回路のホット側の出力端子に接続する。3番ピン55は、回路基板43の出力回路のコールド側の出力端子に接続する。
後部ケース5には、不図示のコネクタプラグが挿入される。マイクロホンユニット31が出力する音声信号は、2番ピン54と3番ピン55、コネクタプラグに接続するマイクロホンコードを介して外部装置に出力される。
図9は、従来のマイクロホン装置の縦断面図である。
ユニットケース3の雄ネジ3Sが回路ケース4の雌ネジ4Sにねじ込まれると、バネ36が圧縮されながら、ユニットケース3と回路ケース4とが結合(装着)する。ユニットケース3と回路ケース4とが装着した状態では、バネ36の圧縮力により、ユニットケース3の第1端子37が回路ケース4の第2端子42に押圧されて接触して電気的に接続する。
マイクロホンユニット31が出力する音声信号は、出力端子板32、端子33、バネ36、第1端子37、第2端子42を介して、回路基板43の入力端子に入力される。回路基板43は、マイクロホンユニット31から入力された音声信号のインピーダンス変換、ローカット、増幅などの所定の処理を行って出力信号を生成する。回路基板43が生成する出力信号は、第1ピン53、第2ピン54、第3ピン55に伝達される。
ここで、コンデンサマイクロホンは信号源のインピーダンスが静電容量(数pF〜数10pF程度)であるため、インピーダンス変換器を構成する電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)を用いる必要がある。FETは、ゲート電極とドレイン電極とソース電極とを備える。マイクロホンユニットからの信号は、ゲート電極に入力される。ゲート電極に高い電圧の電流が流れ込むと、FETは故障する。このようなFETの故障を防ぐ方法として、マイクロホンユニットからの信号の入力部に保護用のダイオードなどを接続する方法がある。
特許第4533784号明細書 特許第4683996号明細書
しかし、前述の保護用のダイオードなどを接続してFETの故障を防ぐ方法は、ダイオードの静電容量により入力信号の浮遊容量が増加してしまい、マイクロホン装置の感度を低下させてしまう。
ユニットケース3が回路ケース4に取り付けられているときには静電シールドが構成されるため、ゲート電極に高い電圧が加わることはない。しかし、マイクロホンユニットを交換するためにユニットケース3が回路ケース4から取り外されて、帯電した人体が回路ケース4に収納されているユニットケース3との接続部品、例えば、第2端子42に触れると、人体の電荷が接続部品を介してゲート電極に流れ込んで、FETは破壊される。
また、回路ケース4内の収納物が電気的に動作しているときに、ユニットケース3を回路ケース4から取り外すと、ユニットケース3と回路ケース4との接点が解放されるため、大きな雑音が発生する。
このように、ユニットケース3が回路ケース4から取り外されているとき、接続部品とゲート電極が電気的に分離される、あるいは、接続部品が接地されると、FETの破壊や雑音の発生を防止することができる。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、ユニットケースと回路ケースとが離脱状態にあっても、ユニットケースに収納されたマイクロホンユニットが出力する信号を処理する回路ケース内の信号処理部の破壊や、雑音の発生を防止することができるマイクロホン装置を提供することを目的とする。
本発明は、マイクロホンユニットが収納されるユニットケースと、マイクロホンユニットからの信号が入力される入力端子と、入力端子に入力された信号を処理する信号処理部と、が収納される回路ケースと、が着脱可能なマイクロホン装置であって、ユニットケースと回路ケースとの着脱状態を検出する検出部、を備え、検出部は、ユニットケースと回路ケースとの離脱状態を検出したとき、入力端子を接地させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、回路ケースの収納物の破壊や雑音の発生を防止することができる。
本発明にかかるマイクロホン装置の実施の形態を示す外観図である。 上記マイクロホン装置を構成するユニットケースと回路ケースとが離脱した上記マイクロホン装置の外観図である。 上記ユニットケースとその収納物の縦断面図である。 上記回路ケースの収納物と上記回路ケースに取り付けられた後部ケースの収納物の縦断面図である。 上記マイクロホン装置の縦断面図である。 上記回路ケースに収納されるスイッチの接続構成図である。 従来のマイクロホン装置のユニットケースの収納物の縦断面図である。 従来のマイクロホン装置の回路ケースの収納物と上記回路ケースに取り付けられた後部ケースの収納物の縦断面図である。 従来のマイクロホン装置の縦断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるマイクロホン装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明にかかるマイクロホン装置の実施の形態を示す外観図である。マイクロホン装置1は、キャップ2とユニットケース3と回路ケース4と後部ケース5とを有してなる。
なお、本発明にかかるマイクロホン装置は、マイクロホンユニットの交換可能であり、以下の説明では、単一指向性のマイクロホンユニットが装着される場合を例に説明する。
キャップ2は、金属製の有底円筒状で、前方(集音時に音源側に向けられるマイクロホン装置1の方向)側には前部音響端子としての音孔2hが形成されている。キャップ2は、円筒状のユニットケース3の前方側の開口を覆うように被せられて固定される。
ユニットケース3は、金属製の円筒状で、側面に後部音響端子としての音孔3hが形成されている。
回路ケース4は、金属製の円筒状で、前方側にユニットケースが取り付けられ、後方側に後部ケース5が取り付けられる。回路ケース4は、マイクロホン装置1のグリップとしての役割を果たす。ネジ6は、回路ケース4と後部ケース5とを固定する係止部材である。
後部ケース5は、金属製で、大径部と小径部を備える。大径部と小径部は、中空の略円筒状で、それぞれの中空は連通する。
図2は、ユニットケース3と回路ケース4とが離脱した状態のマイクロホン装置1の外観図である。ユニットケース3の後方端には、雄ネジ3Sが形成されている。回路ケース4の前方端の内周面には、雌ネジ4Sが形成されている。ユニットケース3と回路ケース4とは、雄ネジ3Sと雌ネジ4Sとが螺合することで、結合する。
図3は、ユニットケース3とその収納物の縦断面図である。同図は、キャップ2がユニットケースに固定された状態を示している。
ユニットケース3内の前方側には、マイクロホンユニット31が収納される。マイクロホンユニット31は、金属製の有底円筒状のユニットケース内に、コンデンサを構成する振動板と固定極や、振動板と固定極との間で生じる静電容量の変化を電気信号に変換して出力する円板状の回路基板が配置される。このコンデンサの静電容量は、音孔2hからの音波により振動板が振動することで変化する。
ユニットケース3内の後方側には、内側板34が嵌められて固定される。ユニットケース3内の内側板34の後方には外側板35が嵌められて固定される。外側板35の中心に形成された孔には、ユニットケース3の内側(前方側)から外側(後方側)に向けて鍔付の導電材の第1端子37が挿入される。内側板34の中心に形成された孔には、外側から内側に向けて棒状の端子33が挿入される。端子33は、マイクロホンユニット31に向けて突出した形態で内側板34に固定される。内側板34と外側板35の中心の孔内には、導電体からなるバネ36が介在している。第1端子37は、バネ36の反発力により外側板35の外側に向かって押し出されて、半球面状に形成された第1端子37の後端は外側板35の外側に突出してユニットケース3に収納される。端子33の前方端には、マイクロホンユニット31から伸びた出力端子板32がネジ止めされる。
外側板35には、リング状のマグネット(磁石)38が埋設されている。マグネット38の用途は後述する。
図4は、回路ケース4の収納物と後部ケース5の収納物の縦断面図である。
回路ケース4の先端の内周には、雌ネジ4Sに隣接して雌ネジ4Sの後方に前端板41が嵌められて固定される。導電材の第2端子42は、前端板41の中心を厚さ方向(紙面上下方向)に貫いて、前端板41に嵌められて固定される。
回路ケース4内には、その長さ方向に沿って、回路基板43が取り付けられる。回路基板43は、マイクロホンユニット31からの信号を処理する信号処理部を構成する。回路基板43には、FETを備えるインピーダンス変換回路や、出力回路など各種回路が組み込まれる。第2端子42は、適宜の導電材を介して回路基板43の入力端子に接続される。
回路ケース4の後端には後部ケース5が嵌め込まれて、回路ケース4と後部ケース5とはネジ6で固定される。回路基板43の後端は、後部ケース5の内部に形成された切欠溝51に挿入されて、回路基板43と後部ケース5とが電気的に接続する。
なお、回路基板43の後端と切欠溝51との間に不図示の板バネの一端を挿入し、この板バネの他端を後部ケース5に取り付けることで、回路基板43と後部ケース5とを電気的に接続してもよい。
後部ケース5内には、絶縁性のコネクタベース52が嵌められてネジなどで固定される。コネクタベース52には、導電性の3本のピンで構成されるコネクタが埋め込まれる。コネクタは、例えば、EIAJ RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸型コネクタ」に規定される、接地用の1番ピン53と、信号のホット(HOT)側の2番ピン54と、コールド(COLD)側の3番ピン55を有する出力コネクタである。1番ピン53は、回路基板43の接地端子に接続する。2番ピン54は、回路基板43の出力回路のホット側の出力端子に接続する。3番ピン55は、回路基板43の出力回路のコールド側の出力端子に接続する。
回路ケース4内の前端板41側にはスイッチ44が収納されている。スイッチ44の作用は後述する。
後部ケース5には、不図示のコネクタプラグが挿入される。マイクロホンユニット31が出力する音声信号は、2番ピン54と3番ピン55、コネクタプラグに接続するマイクロホンコードを介して外部装置に出力される。
図5は、マイクロホン装置1の縦断面図である。
ユニットケース3の雄ネジ3Sが回路ケース4の雌ネジ4Sにねじ込まれると、バネ36が圧縮されながら、ユニットケース3と回路ケース4とが結合(装着)する。ユニットケース3と回路ケース4とが装着した状態では、バネ36の圧縮力により、ユニットケース3の第1端子37が回路ケース4の第2端子42に押圧されて接触して電気的に接続する。
マイクロホンユニット31が出力する音声信号は、出力端子板32、端子33、バネ36、第1端子37、第2端子42を介して、回路基板43の入力端子に入力される。回路基板43は、マイクロホンユニット31から入力された音声信号のインピーダンス変換、ローカット、増幅などの所定の処理を行って出力信号を生成する。回路基板43が生成する出力信号は、第1ピン53、第2ピン54、第3ピン55に伝達される。
図6は、回路ケース4に収納されるスイッチ44の接続構成図である。
スイッチ44は、第2端子42に接続する第1固定接点441と、グランド(接地回路)に接続する第2固定接点442と、回路基板43の入力端子と接続する可動接点443と、を備える。可動接点443が接続する回路基板43の入力端子は、例えば、回路基板43に組み込まれるFET444のゲート電極である。
スイッチ44は、外部から磁界が印加されると作動して接点が切り替わるトランスファー型のリードスイッチである。第1固定接点441は、磁界が印加されたときに接点が閉(オン)状態になる、いわゆるノーマリ・オープン接点である。第2固定接点442は、磁界が印加されたときに接点が開(オフ)状態になる、いわゆるノーマリ・クローズ接点である。可動接点443は、第1固定接点441または第2固定接点442のいずれかと接続する、いわゆる共通接点である。スイッチ44の定常状態は、第2固定接点442と可動接点443とが接続される。
スイッチ44に磁界を印加するのは、ユニットケース3のマグネット38である。
ユニットケース3と回路ケース4とが装着状態、つまり、マグネット38がスイッチ44に近づいた状態のとき、マグネット38が発生する磁界がスイッチ44に印加して、第1固定接点441と可動接点443とが接続する。その結果、第2端子42と、回路基板43の入力端子であるFET444のゲート電極と、が接続する。すなわち、マイクロホンユニット31が出力する音声信号が、回路基板43の信号処理部に入力可能な状態となる。
一方、ユニットケース3と回路ケース4とが離脱状態、つまり、マグネット38がスイッチ44から離れた状態のとき、マグネット38が発生する磁界はスイッチ44に印加せず、あるいは、スイッチ44に印加されていた磁界が解除され、第2固定接点442と可動接点443とが接続する。その結果、回路基板43の入力端子であるFET444のゲート電極は、接地される。すなわち、例えば、帯電した人体が第2端子42に触れても、人体の電荷が第2端子42を介してFET444のゲート電極に流れ込むことはなく、FETは破壊されない。なお、第2固定接点442は、例えば、回路基板43の接地パターンに接続される。また、第2固定接点442は、回路ケース4が金属で構成される場合は、回路ケース4にも接続される。
このように、マグネット38とスイッチ44とは、ユニットケース3と回路ケース4との着脱状態を検知する検知部を構成する。マグネット38は、スイッチ44が備える第1固定接点441や第2固定接点442と可動接点443との接続を、非接触で切り替える切替部である。つまり、マグネット38は、スイッチ44と物理的に非接触な状態で、第1固定接点441や第2固定接点442と可動接点443との接続を切り替える。
以上説明した実施の形態によれば、マイクロホン装置1は、ユニットケース3と回路ケース4とが離脱状態を検出したとき、回路基板43の入力端子を接地して、無用な電荷が第2端子42を介して回路基板43の入力端子に流れ込ませず、回路基板43に組み込まれたFETなどが破壊されるのを防止することができる。
同様に、マイクロホン装置1は、ユニットケース3と回路ケース4とが装着状態から離脱状態となったとき、第1端子37と第2端子42との接続が解除されるが、同時に、第2端子42と回路基板43の入力端子との接続を解除する。そのため、マイクロホン装置1は、無用な信号を回路基板43に入力させず、雑音の発生を防止することができる。
1 マイクロホン装置
2 キャップ
2h 音孔
3 ユニットケース
31 マイクロホンユニット
32 出力端子板
33 端子
34 内側板
35 外側板
36 バネ
37 第1端子
38 マグネット
3S 雄ネジ
4 回路ケース
41 前端板
42 第2端子
43 回路基板
44 スイッチ
441 第1固定接点
442 第2固定接点
443 可動接点
444 電界効果トランジスタ(FET)
4S 雌ネジ
5 後部ケース
51 切欠溝
52 コネクタベース
53 1番ピン
54 2番ピン
55 3番ピン
6 ネジ




Claims (6)

  1. マイクロホンユニットと、前記マイクロホンユニットからの信号を出力する第1端子と、が収納されるユニットケースと、
    前記マイクロホンユニットからの信号が入力される入力端子と、前記入力端子に入力された信号を処理する信号処理部と、前記第1端子と接続する第2端子と、が収納される回路ケースと、
    が着脱可能なマイクロホン装置であって、
    前記ユニットケースと前記回路ケースとの着脱状態を検出する検出部、
    を備え、
    前記検出部は、
    前記回路ケースに収納されるスイッチと、
    前記ユニットケースに収納される切替部と、
    を備え、
    前記スイッチは、可動接点と第1固定接点と第2固定接点とを備え、
    前記可動接点は、前記入力端子に接続され、
    前記第1固定接点は、前記第2端子に接続され、
    前記第2固定接点は、接地され、
    前記切替部は、前記可動接点と前記第1固定接点または前記第2固定接点との接続を切り替え、
    前記検出部は、前記ユニットケースと前記回路ケースとの離脱状態を検出したとき、前記入力端子を接地させる、
    ことを特徴とするマイクロホン装置。
  2. 前記検出部は、前記ユニットケースと前記回路ケースとの装着状態を検出したとき、前記マイクロホンユニットからの信号が前記入力端子に入力するように制御する、
    請求項1記載のマイクロホン装置。
  3. 前記マイクロホンユニットは、コンデンサマイクロホンユニットで、
    前記信号処理部は、前記マイクロホンユニットからの信号をインピーダンス変換するFETを備え、
    前記入力端子は、前記FETのゲート電極である、
    請求項1または2記載のマイクロホン装置。
  4. 前記切替部は、前記可動接点と前記第1固定接点または前記第2固定接点との接続を非接触で切り替える、
    請求項記載のマイクロホン装置。
  5. 前記切替部は、磁界を発生する部材で、
    前記スイッチは、磁界の印加に応じて開閉する、
    請求項記載のマイクロホン装置。
  6. 前記スイッチは、トランスファー型のスイッチであり、
    前記スイッチの定常状態は、前記可動接点と前記第2固定接点とが接続される、
    請求項4または5記載のマイクロホン装置。
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