JP6511263B2 - 平面分光干渉計 - Google Patents

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Description

本発明は、被測定物表面の観察検査を行う平面分光干渉計に関する。
従来、被測定物、例えばシリコンウエハー等の観察検査を行う装置として、干渉計を備えた装置が知られている。図10(a)は干渉計の構成を示す模式図である。干渉計60は、光源61から入射された光を、ビームスプリッター62で2つの照射光路に分割し、一方の照射光を被測定物Sに照射し、他方の照射光を参照ミラー63に照射し、試料から反射した反射光と参照反射光とを干渉させ、形成された干渉縞を検出器64で観察する。なお、65はコリメータレンズ、66、67は結像レンズを示している。これにより、被測定物Sの表面や内部の状態を観察検査する。このような干渉計60によって、被測定物Sの立体構造、例えば凸部の高さ寸法等を検査できる。
特許文献1には、簡易な構成とするため、ビームスプリッターと参照ミラーとの間に光を導く参照光路を設けるとともに、ビームスプリッターと試料との間に光を導くための測定光路を設けて、参照光路と測定光路において光学的光路差を設け、しかも、参照ミラーを微小量傾けることによって、検出手段に干渉縞を形成するものが記載されている。
また、被測定物の観察検査を行う場合、被測定物の観察領域における反射光の波長分布を分析する分光を行うことがある。図10(b)は、分光器を示す模式図である。この分光器70は、被測定物Sからの照射光を、回折格子、プリズム等の分光素子71で分光して、この分光された光を検出器72で観察する。なお、図中符号74はコリメートレンズ、75は結像レンズを示している。このように分光器70で分光を行うことにより、被測定物Sの表面組成、表面構造等を観察検査することができる。
特開2011−38829号公報
被測定物の観察検査に際しては、同一領域について、干渉計による観察結果と、分光計による観察結果を取得して、これらから総合的に被測定物の観察検査を行いたいという要望がある。しかし、同一の被測定物について、干渉計と分光計による観察を個別に行わなければならない。また、被測定物の微小な観察領域について、2つの観察結果が得るには、試料の位置調整に手間がかかる。また、干渉計による観察結果に基づいて特定箇所における分光計による観察結果を取得して、同一の領域について観察結果を取得する場合には手間と時間がかかることになる。
そこで、本発明は、干渉計と分光計で同一の観察領域を同時に観察可能とするとともに、干渉計による観察結果に基づいて指定した観察領域の特定箇所における分光計による観察結果を簡単な構成の装置で迅速に取得できる平面分光干渉計を提供することを目的とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の発明は、第1の照射光を発生する第1の光源、前記第1の照射光を2分割し、一方の前記第1の照射光を被測定物に向け照射し、他方の前記第1の照射光を参照ミラーに向け照射するとともに、前記被測定物からの被測定物反射光及び前記参照ミラーからの参照反射光の一部を同一方向に射出する第1のビームスプリッター、及び前記第1のビームスプリッターからの被測定物反射光及び前記参照ミラーからの参照反射光による干渉像を取得する干渉検出器、を備える干渉測定部と、第2の照射光を発生する第2の光源、前記被測定物からの前記第2の照射光の反射光を分光する分光手段、及び前記分光手段の分光像を取得する分光検出器を備える分光測定部と、を備え、
前記分光測定部には、前記第2の照射光の一部を反射し、反射した前記第2の照射光を前記被測定物に照射するとともに、前記被測定物からの被測定物反射光の一部を透過する第2のビームスプリッターを備え、前記第1のビームスプリッター及び第2のビームスプリッターを前記被測定物の観察領域に交差する観察軸に配置して、前記第1の照射光と前記第2の照射光とを同時に前記被測定物の前記観察領域に同時に照射するものとして配置し、前記干渉検出器からの干渉像に基づいて、前記被測定物の前記観察領域の各位置における表面形状情報を出力する表面形状情報処理手段と、前記分光検出器からの分光像に基づいて前記被測定物の前記観察領域の各位置における分光情報を出力する分光情報処理手段と、画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された前記画像の位置を指定する位置指定手段と、前記観察領域の表面形状情報を格納する表面情報格納手段、前記観察領域の分光情報を格納する分光情報格納手段、前記観察領域の表面形状情報を画像化して前記表示手段に表示する表面情報表示手段、及び前記位置指定手段で指定された前記表面形状情報における指定箇所に相当する前記分光情報を取得して前記表示手段に画像化して表示する分光情報表示手段、を備える表示制御手段と、前記第1の光源の射出側に配置され、所定の一方だけ正のパワーを持ち前記被測定物に線状の第1の照射光の像を照射する第1のシンドリカルレンズと、前記干渉検出器の入射側に配置され、前記第1のシンドリカルレンズと異なる方向にだけ正のパワーを有する第2のシンドリカルレンズを有する、ことを特徴とする平面分光干渉計である。
同じく請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の平面分光干渉計において、配置された前記被測定物を予め定めた方向及び速度で移動し、前記観察領域の前記被測定物における位置を変更する試料台を備えることを特徴とする。
同じく請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の平面分光干渉計において、前記分光手段は、連続的に透過する波長を変更されたリニアバリアブルフィルターであることを特徴とする。
同じく請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の平面分光干渉計において、前記分光手段は、取り外し可能であり、前記分光手段を取り外した状態で、前記分光検出器で前記被測定物からの前記第1の照射光での観察画像を取得することを特徴とする。
同じく請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の平面分光干渉計において、前記第1の照射光は可干渉性の近赤外光であり、前記第2の照射光は可視光であることを特徴とする。
同じく請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の平面分光干渉計において、前記第1の照射光は可視光であり、前記第2の照射光は可干渉性の近赤外光であることを特徴とする。
同じく請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の平面分光干渉計において、前記第1のビームスプリッターと前記第2のビームスプリッターとの間に、前記近赤外光を反射し、前記可視光を透過させるダイクロイックミラーを配置し、前記干渉検出器は前記ダイクロイックミラーが反射した前記近赤外光を検出することを特徴とする。
同じく請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の平面分光干渉計において、前記参照ミラーは、入射した前記第1の照射光の入射光軸に対して微小量だけ傾けて配置されていることを特徴とする。
同じく請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の平面分光干渉計において、前記表面形状情報処理手段は、前記干渉像に基づいて前記観察領域における前記表面形状情報を演算することを特徴とする。
本発明に係る平面分光干渉計によれば、簡単な構成で、干渉計と分光計で同一の観察領域を同時に観察でき、さらに干渉計での観察結果を参照しつつ指定した領域における分光計での観察結果を迅速に取得し、表示できる。
本発明の実施形態に係る平面分光干渉計の照射光学系を示す模式図である。 同平面分光干渉計で取得される画像を示すものであり、(a)は観察画像、(b)は干渉計画像、(c)は分光画像である。 同平面分光干渉計の制御系を示すブロック図である。 同平面分光干渉計での処理の流れを示す図である。 3次元分布画像と分光情報画像を示す図である。 同平面分光干渉計における処理を示すフローチャートである。 同平面分光干渉計における画像表示処理を示すフローチャートである。 本発明に係る第2実施形態に係る平面分光干渉計を示す光学系を示す模式図である。 本発明に係る第3実施形態に係る平面分光干渉計を示す光学系を示す模式図である。 従来の技術を示すものであり、(a)は干渉計を、(b)は面分光計を示す模式図である。
<第1実施形態>
本発明を実施するための形態に係る平面分光干渉計を図面に基づいて説明する。まず、第1の実施形態に係る平面分光干渉計の照射光学系について説明する。図1は本発明の実施形態に係る平面分光干渉計の照射光学系を示す模式図、図2は同平面分光干渉計で取得される画像を示すものであり、(a)は観察画像、(b)は干渉計画像、(c)は分光画像である。
平面分光干渉計100の光学系20は、干渉測定部20Aと、分光測定部20Bとを被測定物Sに直角に交差する観察軸である光軸Oに沿って配置したものである。干渉測定部20Aは、第1の光源1と、ダイクロイックミラー2と、第1のビームスプリッターであるプリズム型ビームスプリッター3と、参照ミラー4と、干渉検出器5と、可視域カットフィルター6と、第1のシンドリカルレンズである光源側シンドリカルレンズ7と、第2のシンドリカルレンズである干渉検出器側シンドリカルレンズ8と、コリメートレンズ9と、結像レンズ10とを備える。これにより、被測定物Sの表面や内部の状態を観察検査する。
被測定物Sは、被測定物Sを直線方向に移動可能な試料台17に配置され、干渉測定部20A及び分光測定部20Bで同時に同一観察領域が観察検査される。被測定物Sとしては、半導体ウェハ等が対象となる。本実施形態では、試料台17は、図1(b)に示す様に、6軸の移動機構を有しており、被測定物Sを6方軸(x,y,z,α,β、θ)に移動できる。なお、試料台17の自由度は必要に応じて選択できる。
まず、干渉測定部20Aについて説明する。第1の光源1は、第1の照射光として例えば波長λ1=800nmとλ2=880nmの2つの可干渉性の近赤外光を発生する2つのレーザーダイオードを備えて構成される。2つのレーザーダイオードからの照射光は、共通の軸沿って射出される。この2つのレーザーダイオードをレーザー発振閾値以下の電流で使用することにより、通常のレーザーに比べて半値幅の広い光源を構成でき、コヒーレンス長を短くすることができる。また、2つの発振波長を用いる2波長干渉計によりその等価波長λeqはλ1λ2/(λ2-λ1)で表され、およそ8.8μmとなる。この2つの波長の照射光を採用することにより、特に100μm程度の凹凸形状を0.1μmの分解能で検出しやすい干渉光を得ることができる。なお、第1の光源には、要求される測定レンジと要求される高さ分解能により最適な2つの波長を発振する、2つの発光素子を使用することができる。さらに、光源としては、スーパールミネッセントダイオード(SLD)など半値幅の広い単一の素子を同様に使用できる。
ダイクロイックミラー2は、近赤外光を反射する一方可視光を透過するものであり、光軸Oに対して45度の角度をもって配置される。このため、ダイクロイックミラー2は、第1の光源1からの近赤外光を被測定物Sに向け反射し、第2の光源11からの可視光を透過する。プリズム型ビームスプリッター3は、ダイクロイックミラー2からの近赤外光を2分割し、一方の照射光を参照ミラー4に、他方の照射光を被測定物Sに向け照射する。また、プリズム型ビームスプリッター3は、被測定物Sからの被測定物反射光及び参照ミラー4からの参照反射光の一部を同一方向、すなわち干渉検出器5に向け射出する。
参照ミラー4は、プリズム型ビームスプリッター3からの近赤外光を反射して参照反射光を射出する。この参照ミラー4は、入射光軸に対して微小量だけ傾斜して配置される。傾斜して配置することにより、レーザー光を走査させることなく、1ショットで高さ方向の干渉像を得ることができる。光源側シンドリカルレンズ7は、第1の光源1の射出側に設けられ、被測定物S上に試料台17による移動方向と直交した赤外線像を投影する(図4(a)中にBで示した)。
干渉検出器5は、例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal OxideSemiconductor)を備えた撮像素子である。この干渉検出器5は赤外線カットフィルターを備えていない。可視域カットフィルター6は、第2の光源11、プリズム型ビームスプリッター3、参照ミラー4を経て入射する可視光を遮断する。干渉検出器側シンドリカルレンズ8は、干渉検出器5の入射側に設けられ、干渉検出器5に干渉像を投影する。干渉検出器側シンドリカルレンズ8は、所定の一方だけ正のパワーをもつよう、光源側シンドリカルレンズ7と直交する方向にその湾曲方向が設定されている。これにより、干渉縞画像52(図2(b))を取得することができる。この干渉測定部20Aでは、第1の光源1からの近赤外光を観察側から照射する落斜照明としているので、被測定物Sの構造による影が発生せず、正確な測定ができる。
結像レンズ10は、干渉測定部20Aと分光測定部20Bとで共通に使用され、第1の光源1からの近赤外光と、第2の光源11からの可視光とを被測定物Sに照射する。
次に分光測定部20Bについて説明する。分光測定部20Bは、第2の光源11と、第2のビームスプリッターであるハーフミラー12と、分光検出器13と、コリメートレンズ14と、結像レンズ15と、分光手段であるリニアバリアブルフィルター16とを備える。
第2の光源11は、可視光(例えば380nm〜780nm)を発生する。例えば白色電球、白色発光ダイオードを使用することができる。ハーフミラー12は、光軸Oに対して45度の角度で配置される。ハーフミラー12は、第2の光源11からの可視光を光軸Oに沿って被測定物Sに向け反射するとともに、被測定物Sからの被測定物反射光を分光検出器13に向け透過する。
分光検出器13は、例えばCCD(charge-coupled device)イメージセンサー、CMOS(Complementary MOS)イメージセンサー等で構成される。リニアバリアブルフィルター16は、平面空間の1次元方向において連続的に透過波長が異なるフィルターであり、公知のものである。このリニアバリアブルフィルター16を使用することにより、試料台17で移動される被測定物Sの観察領域Aについての分光画像54(図2(c))を取得することができる。
また、リニアバリアブルフィルター16は、分光検出器13から取り外し可能に配置され、リニアバリアブルフィルター16を取り外すことにより、被測定物Sの可視光による観察画像51(図2(a))を取得することができる。なお、リニアバリアブルフィルター16に変えて、回折格子、プリズム等他の分光素子を使用することができる。この場合には、分光された光が分光検出器13に入射するように配置する。
光学系20は、以上の構成を備え、被測定物Sの同一の観察領域Aについての干渉像を干渉検出器5で、分光像を分光検出器13で取得することができる。
ここで、干渉検出器5及び分光検出器13で取得する画像について説明する。図2(a)に示した観察画像51は、可視光による被測定物Sの拡大像であり、被測定物S上におけるx−y平面の可視像である。被測定物S中に4角形の凹凸した幾何学模様が現れている。また、図2に示した干渉縞画像52は、被測定物Sの観察領域中で近赤外線が照射された直線部(y方向)における高さ(z)に基づいて得られる干渉縞を表している。画像の高さの変位に応じた縞が表示されており、干渉縞強度が最大となるx方向の位置が近赤外線照射位置の高さを示している。さらに、図2(c)に示す分光画像54は、x−y平面におけるリニアバリアブルフィルター16の透過像であり、x方向には透過された波長λの強度に応じた明るさが表示されている。
次に実施形態に係る平面分光干渉計100の制御系について説明する。図3は同平面分光干渉計の制御系を示すブロック図、図4は同平面分光干渉計での処理の流れを示す図、図5は3次元分布画像と分光情報画像を示す図である。平面分光干渉計100において、干渉検出器5、分光検出器13、及びリニアバリアブルフィルター16は、制御装置30に接続されている。制御装置30は、表面形状情報処理手段31、分光情報処理手段32、試料台制御手段33、表示制御手段34を備える。また、表示制御手段34には、表面情報格納手段である3次元情報格納手段35、分光情報格納手段36、表面情報表示手段である3次元情報表示手段37、分光情報表示手段38を備える。
本実施形態では、制御装置30は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)等を備えたコンピュータであり、CPUで制御プログラムを実行することにより、各手段の機能を実現する。
制御装置30には、表示手段40と、入力手段50とが接続されている。表示手段40は、取得された各種画像を表示する液晶ディスプレー、CRT(Cathode-ray Tube)等を備えて構成される。入力手段50は、制御装置30を制御する情報を入力する、キーボードや、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成される。入力手段50は、制御装置30の一般的制御を行うための入力指示や、観察する被測定物Sの観察領域を指定するための指示を行う。また、制御装置30は表示手段40を観察しながら表示された被測定物Sの位置を指定する位置指定手段として使用する。
表面形状情報処理手段31は、干渉検出器5が出力する干渉縞画像52(図3(b)、図4(b))から、被測定物Sの各位置の高さ分布情報53(図4(c))を演算して出力する。この例では、図4(a)中の中央部に位置する観察領域Aについての干渉縞画像52を取得し、この干渉計画像の干渉縞の分布に基づいて、観察領域Aの高さ分布情報53を出力する。この高さ分布情報53は、被測定物Sに照射された直線状の赤外線の照射位置(図4(a)中の破線Bの位置)に相当するものである。
高さ分布情報53は、被測定物Sのy座標と関連付けられており、被測定物Sをx方向に移動することにより、x−y平面状での高さ情報が取得できる。また、表面形状情報処理手段31では、この高さ分布情報53に基づいて高さの3次元分布画像55(図4(e))を生成する。この3次元分布画像55は、表示制御手段34の3次元情報格納手段35に格納されるとともに表示手段40に表示される。
分光情報処理手段32では、分光画像54(図2(c)、図4(d))に基づいて、被測定物Sの相対分光分布についての分光情報画像56(図4(f))を生成する。この分光情報画像56は、分光情報格納手段36に格納され、必要に応じて表示手段40に表示される。
また、試料台制御手段33は、通常測定において試料台17のx方向の移動を制御するまた、試料台17は、図1(b)に示すように6方軸(x,y,z,α,β、θ)に被測定物Sを移動でき、必要に応じて被測定物Sの位置、傾斜角度、移動速度を変更することができる。
上述のように表示制御手段34は、3次元情報格納手段35、分光情報格納手段36、3次元情報表示手段37、分光情報表示手段38を備える。表示制御手段34は、表示手段40で表示された3次元分布画像55のx−y座標における指定箇所における分光情報を表示手段40に表示する。例えば、3次元分布画像55における着目する点(a、b)を入力手段50で指定したとき、この点(a、b)における分光情報画像56を表示手段40に表示させる。あるいは、点(a、b)における分光データを数値的に出力する。
3次元情報格納手段35は、表面形状情報処理手段31で生成した高さ分布情報53から取得した3次元分布画像55を格納している。この3次元分布画像55は、観察領域Aのx−y座標上の一点(X、Y)における高さ量(Z)を表示している。図4に示す例では、観察領域A中に四角形状の凹部Saと、溝部Sbとが形成されており、高さ分布情報53には断面形状として2つの段部53a、54bが現れ、3次元分布画像55には凹部55aが現れている。図5(a)に3次元分布画像55を拡大して示した。
また、分光情報格納手段36は、分光情報処理手段32で生成した分光情報を格納している、この分光情報は、被測定物Sの表面に沿うx−y平面の一点(X、Y)におけるスペクトル(波長λと分光放射強度との関係)として格納される。
3次元情報表示手段37は、3次元情報格納手段35に格納された高さ分布情報53を立体画像化した3次元分布画像55を表示手段40に表示する(図5(a))。また、分光情報表示手段38は、位置指定手段である入力手段50で、表示手段40に表示された3次元分布画像55中の座標(a、b)相当する分光情報を取得して表示手段40に画像化して分光情報画像56として表示する。点(a、b)についての分光情報から得られる分光情報画像56を図5(b)に示した。
次に平面分光干渉計100を用いて被測定物Sを観察する手順について説明する。図6は同平面分光干渉計における処理を示すフローチャートである。まず、第1の光源1と第2の光源11とを点灯する(ステップS1)。次に、分光測定部20Bに配置されているリニアバリアブルフィルター16を取り外して透明ガラスに交換する(ステップS2)。 これにより被測定物Sを可視光で観察できるようになる。
そして、観察画像51を確認しながら、試料台17を動かし、被測定物Sの観察開始点(スキャン開始点)を、視野の中央に配置する(ステップS3)。さらに、試料台17を移動させて測定を開始し(ステップS4)、ステップS3で被測定物Sの視野の中央にあった被測定物Sの箇所が、視野の端部に来るように試料台17が動くように、試料台制御手段33を設定する。
そして、分光測定部20Bの透明ガラスをリニアバリアブルフィルター16に交換して(ステップS6)、試料台17の駆動と同期させて干渉検出器5により干渉縞画像52を取得し、分光検出器13により分光画像54を取得する(ステップS7)。次いで、取得した干渉縞画像52から3次元分布画像55を生成して3次元情報格納手段35に格納し、分光画像54から分光情報を得て、分光情報格納手段36に格納する。
次に平面分光干渉計100において、表示手段40に表示された3次元分布画像55を指定して分光情報画像56を表示する手順について説明する。図7は同平面分光干渉計における画像表示処理を示すフローチャートである。
まず、3次元情報表示手段37は、分光情報格納手段36に格納された3次元分布画像55を表示する(ステップSA)。次いで、操作者は、表示手段40の3次元分布画像55を観察しつつ、入力手段50で3次元分布画像55中の一点、すなわち観察領域中の一点、例えば座標(a、b)を指定する(ステップSA2)。
分光情報表示手段38は、分光情報格納手段36から分光情報を座標(a、b)で参照して、この座標に相当する分光情報を取得し(ステップSA3)、これを画像化して分光情報画像56とし表示手段40に表示する(ステップSA4)。これにより、表示手段40に3次元分布画像55の指定した座標(a、b)における分光情報画像56が表示される。このように操作者は、3次元分布画像55を観察しつつ、画像の一点を指定するだけで、容易かつ迅速に当該箇所の分光情報画像56を表示できる。
本実施形態に係る平面分光干渉計100によれば、落斜照明によって影ができないサブミクロン(0.1um)の高さ測定分解能の高さ測定ができ、試料台17を連続移動させることにより、被測定物Sの3次元情報と分光情報を同時に取得することができる。このため、測定時に試料台17を停止する必要がない。
また、本実施形態に係る平面分光干渉計100によれば、被測定物Sの同一の観察領域における干渉計での観察結果と、分光計での観察結果とを簡単な構成の装置で迅速に対応づけて取得し表示できる。このため、例えば半導体ウェハ上のバンプや膜表面形状、膜ムラなどを高速に計測、検査ができる。
なお、平面分光干渉計100では、第1の光源として、干渉測定部20Aに形状計測用(干渉計測用)として、近赤外光を、第2の光源として、分光測定部20Bに観察側用(分光側用)として可視光を使用したが、第1の光源から可視光を、第2の光源から赤外光を照射することができる。この場合、各種波長選択をしているフィルターの波長帯を入れ替える。
これにより、干渉測定部20Aにおいて、可視光中の波長400nm〜500nmの部分を使用し、干渉測定部20Aで600nm以上の近赤外光〜赤外光で行うことができる。分光測定部20Bに近赤外光〜赤外光の照射光を用いることで、被測定物Sの内部に光が進入して、被測定物Sの内部構造、例えばシリコンの内部構造や人体(網膜、皮膚)などの内部の状態を観察できる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2の実施形態に係る平面分光干渉計について説明する。図8は本発明に係る第2実施形態に係る平面分光干渉計を示す光学系を示す模式図である。第2実施形態に係る平面分光干渉計200において、第1の光源を、光源部210、照射部220、及び光ケーブル230から構成する。また、第2の光源を、光源部240、照射部250、及び光ケーブル260から構成する。第1及び第2の光源では、光源部210、240が発生する第1及び第2の照射光を光ケーブル230、260で照射部220、250に導いて第1実施形態と同様に照射する。その他の構成は第1実施形態に係る平面分光干渉計100と同じである。
第2実施形態に係る平面分光干渉計200によれば、光源を光学系20の近くに配置する必要がなく、平面分光干渉計200の設計の自由度が増す。
<第3実施形態>
次に本発明の第3の実施形態に係る平面分光干渉計について説明する。図9は本発明に係る第3実施形態に係る平面分光干渉計を示す光学系を示す模式図である。第3実施形態に係る平面分光干渉計300では、第2の光源は、被測定物Sの斜め方向から、第2の照射光である可視光を直接照射する。
即ち、干渉測定部20Aにおける光学系は、第2実施形態に係る平面分光干渉計200と同一とし、第2の光源を光源部310、照射部320と光ケーブル330とから構成し、照射部320を試料台制御手段33の近傍で被測定物Sを斜め、例えば斜め45度から照射する位置に配置している。これに伴い、分光測定部20Bを構成するコリメートレンズ14及びハーフミラー12を配置しない構成を採用する。
実施形態3係る平面分光干渉計300によれば、落斜照明では影となって照射できない、被測定物Sの傾斜面等を分光することができる。なお、第2の光源として、複数の照射部320を結像レンズ10の周辺にリング状に配置した照明装置を使用することができ、この場合には被測定物Sにおける影の発生を防止できる。
1:第1の光源
2:ダイクロイックミラー
3:ビームスプリッター(第1のビームスプリッター)
4:参照ミラー
5:干渉検出器
6:可視域カットフィルター
7:光源側シンドリカルレンズ
8:干渉器側シンドリカルレンズ
9:コリメートレンズ
10:結像レンズ
11:第2の光源
12:ハーフミラー(第2のビームスプリッター)
13:分光検出器
14:コリメートレンズ
15:結像レンズ
16:リニアバリアブルフィルター
17:試料台
20:光学系
20A:干渉測定部
20B:分光測定部
30:制御装置
31:表面形状情報処理手段
32:分光情報処理手段
33:試料台制御手段
34:表示制御手段
35:3次元情報格納手段
36:分光情報格納手段
37:3次元情報表示手段
38:分光情報表示手段
40:表示手段
50:入力手段
51:観察画像
52:干渉計画像
53:高さ分布情報
54:分光画像
55:3次元分布画像
56:分光情報画像
100平面分光干渉計

Claims (9)

  1. 第1の照射光を発生する第1の光源、前記第1の照射光を2分割し、一方の前記第1の照射光を被測定物に向け照射し、他方の前記第1の照射光を参照ミラーに向け照射するとともに、前記被測定物からの被測定物反射光及び前記参照ミラーからの参照反射光の一部を同一方向に射出する第1のビームスプリッター、及び前記第1のビームスプリッターからの被測定物反射光及び前記参照ミラーからの参照反射光による干渉像を取得する干渉検出器、を備える干渉測定部と、
    第2の照射光を発生する第2の光源、前記被測定物からの前記第2の照射光の反射光を分光する分光手段、及び前記分光手段の分光像を取得する分光検出器を備える分光測定部と、
    を備え、
    前記分光測定部には、前記第2の照射光の一部を反射し、反射した前記第2の照射光を前記被測定物に照射するとともに、前記被測定物からの被測定物反射光の一部を透過する第2のビームスプリッターを備え、
    前記第1のビームスプリッター及び第2のビームスプリッターを前記被測定物の観察領域に交差する観察軸に配置して、前記第1の照射光と前記第2の照射光とを同時に前記被測定物の前記観察領域に同時に照射するものとして配置し、
    前記干渉検出器からの干渉像に基づいて、前記被測定物の前記観察領域の各位置における表面形状情報を出力する表面形状情報処理手段と、
    前記分光検出器からの分光像に基づいて前記被測定物の前記観察領域の各位置における分光情報を出力する分光情報処理手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された前記画像の位置を指定する位置指定手段と、
    前記観察領域の表面形状情報を格納する表面情報格納手段、前記観察領域の分光情報を格納する分光情報格納手段、前記観察領域の表面形状情報を画像化して前記表示手段に表示する表面情報表示手段、及び前記位置指定手段で指定された前記表面形状情報における指定箇所に相当する前記分光情報を取得して前記表示手段に画像化して表示する分光情報表示手段、を備える表示制御手段と、
    前記第1の光源の射出側に配置され、所定の一方だけ正のパワーを持ち前記被測定物に線状の第1の照射光の像を照射する第1のシンドリカルレンズと、前記干渉検出器の入射側に配置され、前記第1のシンドリカルレンズと異なる方向にだけ正のパワーを有する第2のシンドリカルレンズを有する、ことを特徴とする平面分光干渉計。
  2. 配置された前記被測定物を予め定めた方向及び速度で移動し、前記観察領域の前記被測定物における位置を変更する試料台を備えることを特徴とする請求項1に記載の平面分光干渉計。
  3. 前記分光手段は、連続的に透過する波長を変更されたリニアバリアブルフィルターであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の平面分光干渉計。
  4. 前記分光手段は、取り外し可能であり、前記分光手段を取り外した状態で、前記分光検出器で前記被測定物からの前記第1の照射光での観察画像を取得することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の平面分光干渉計。
  5. 前記第1の照射光は可干渉性の近赤外光であり、前記第2の照射光は可視光であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の平面分光干渉計。
  6. 前記第1の照射光は可視光であり、前記第2の照射光は可干渉性の近赤外光であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の平面分光干渉計。
  7. 前記第1のビームスプリッターと前記第2のビームスプリッターとの間に、前記近赤外光を反射し、前記可視光を透過させるダイクロイックミラーを配置し、前記干渉検出器は前記ダイクロイックミラーが反射した前記近赤外光を検出することを特徴とする請求項5に記載の平面分光干渉計。
  8. 前記参照ミラーは、入射した前記第1の照射光の入射光軸に対して微小量だけ傾けて配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の平面分光干渉計。
  9. 前記表面形状情報処理手段は、前記干渉像に基づいて前記観察領域における前記表面形状情報を演算することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の平面分光干渉計。
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