JP6509172B2 - ストレスモニタシステムおよびプログラム - Google Patents

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本発明は、観察対象者がストレスを受けた位置の履歴に基づき当該観察対象者のストレス原因を推定するストレスモニタシステムおよびプログラムに関する。
人は日常生活の様々な場面でストレスを受ける。ストレスにより心に強い負荷がかかると、精神面にとどまらず、自律神経や内分泌系などに異常が生じて身体面にも問題を及ぼす場合がある。そのため、ストレスを検出し原因を特定して、ストレスを緩和する施策を講じることは現代社会において非常に重要な課題であるといえる。
特許文献1には、観察対象者から検出された生体情報に基づき、観察対象者のストレス度を算出し、そのストレス度が所定の閾値より大きいか否かによって、当該観察対象者がストレス状態にあるか否かを判定する装置が開示されている。
特開2016−110207号公報
特許文献1の装置においては、観察対象者がストレス状態にあるか否かの判定結果は通知されるが、ストレスの原因の特定に関わる情報は通知されない。本発明の目的は、観察対象者が受けたストレスの原因の特定に関わる推定を行い、結果を通知することが可能なストレスモニタシステムおよびプログラムを提供することにある。
本発明のストレスモニタシステムは、観察対象者が受けたストレスに応じた値を測定するストレス測定手段と、観察対象者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、ストレス測定手段による測定値がストレスの発生を示す第1条件を満たしたときに位置情報取得手段が取得した観察対象者の位置情報をストレス発生位置情報として随時記録する記録手段と、記録手段が記録したストレス発生位置情報に基づいて観察対象者のストレス原因の特定に関わる推定を行う分析手段と、分析手段による推定結果を通知対象者に通知する通知手段と、を備える。
これにより、観察対象者が受けたストレスの原因の特定に関わる推定結果が通知対象者に通知されるため、ストレスの原因を特定しやすくなり、よって、適切なストレス緩和策を講じやすくなる。
分析手段は、例えばストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域に観察対象者のストレス原因が存在すると推定するようにしてもよい。また、過去所定期間におけるストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域に観察対象者のストレス原因が存在すると推定するようにしてもよい。
このように構成することで、特定の位置領域にストレスの原因が存在すると推定することができる。そのため、当該位置領域に重点を置いてストレスの原因を探索できるため、効率的にストレスの原因を特定することができる。
位置情報取得手段が、観察対象者に加え複数の移動者の位置情報を取得可能であり、少なくともストレス測定手段による測定値が前記第1条件を満たしたときに複数の移動者の位置情報を取得し、記録手段が、ストレス測定手段による測定値が第1条件を満たしたときにストレス発生位置情報が示す位置から所定の範囲にいる移動者を観察対象者のストレス原因候補として記録し、分析手段が、ストレス原因候補としての記録回数が所定の閾値を超えた移動者をストレス原因と推定するようにしてもよい。また、過去所定期間におけるストレス原因候補としての記録回数が所定の閾値を超えた移動者をストレス原因と推定するようにしてもよい。
このように構成することで、観察対象者が一定の条件を満たすストレスを受けた際に付近にいることが多かった移動者が、ストレスの原因であると推定することができる。そのため、当該移動者に重点に置いてストレスの原因を探索できるため、より効率的にストレスの原因を特定することができる。
通知手段は、ストレス測定手段による測定値が第1条件よりも強いストレスの発生を示す第2条件を満たしたときに位置情報取得手段が取得した観察対象者の位置情報を通知対象者に通知するようにしてもよい。
このように構成することで、観測対象者が強いストレスを受けた際に、通知対象者が当該観測対象者の現在位置を速やかに把握できる。強いストレスは観測対象者に精神的又は身体的にダメージを与える危険があるため、当該観測対象者の現在位置を速やかに把握できることで、危険に対して迅速に対応することが可能となる。
本発明のストレスモニタシステムの概略図である。 サーバ装置の構成の一例を示す図である。 病院内におけるアクセスポイントの配置の一例を示す図である。 本発明のストレスモニタシステムの機能ブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明のストレスモニタシステム及びプログラムの実施形態を説明する。
〔システムの構成〕
図1は、ストレスモニタシステム1の概略図である。ストレスモニタシステム1は、サーバ装置10、複数のアクセスポイント20、観察対象者2が装着又は所持する発信機30及びストレス測定手段40、並びに必要に応じて移動者3が装着又は所持する発信機30を備える。サーバ装置10は、有線LANや無線LANなどのネットワークNWを介して接続されたアクセスポイント20を介して発信機30の現在位置情報及びストレス測定手段40による測定値を取得可能に構成される。アクセスポイント20と発信機30及びストレス測定手段40との間は無線LANなど、システムの導入環境に応じた任意の無線通信方式により通信を行う。アクセスポイント20の個数は任意である。
観察対象者2は任意であり、例えば、病院や介護施設では入院患者、入居者などが対象となりうる。移動者3は、観察対象者2に対してストレスを与える恐れがある者であり、例えば、病院や介護施設では医師やスタッフなどが対象となりうる。複数の観察対象者2がいる場合において、特定の観察対象者2に着目すると、当該特定の観察対象者2以外の観察対象者2は移動者3の立場になりうる。すなわち、移動者3は観察対象者2であってもよい。
図2は、サーバ装置10の構成の一例を示す図である。サーバ装置10はコンピュータであり、CPU11、ROM12、RAM13、入力部14、表示部15、記憶部16、及び通信部17を備える。
CPU11は、ROM12や記憶部16に記憶されたプログラムを実行し、サーバ装置10の機能を実現する。ROM12はコンピュータを動作させるための基本的なプログラムなどを記憶する不揮発性メモリである。RAM13はCPU11のワークエリアを提供する揮発性メモリである。入力部14は、キーボードやポインティングデバイス等の入力デバイスであって、利用者が入力した情報をCPU11に提供する。表示部15は、LCDなどのディスプレイを備え、CPU11の制御に従い各種の情報を表示する表示手段である。記憶部16は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体であり、CPU11が実行する各種プログラムや実行に用いるテーブルなどの各種ファイルを記憶する。通信部17は、ネットワークNWに接続するためのインタフェースであり、CPU11の制御に従い、ネットワークNWに接続されたアクセスポイント20と通信する。
アクセスポイント20は、発信機30の検出及びストレス測定手段40から送信された測定値を中継するための無線LANなどのアクセスポイントである。ストレスモニタシステム1を、病院の入院患者を観察対象者2として使用する場合、アクセスポイント20は、例えば図3に示すように病室、廊下、トイレ、外来エリア、検査室、手術室など病院内の各所に複数設置され、それぞれ自身の通信領域内にある発信機30及びストレス測定手段40が発信した所定の通信方式による信号を受信し、サーバ装置10に転送する。各アクセスポイント20には自身の識別IDであるアクセスポイントIDが付与され、発信機30から受信した信号の転送時にはこのアクセスポイントIDを付加してサーバ装置10に転送する。
なお、アクセスポイント20は、位置情報の特定に係る発信機30用と、測定値を転送するストレス測定手段40用とで別々に設けてもよい。
発信機30は、観察対象者2と必要に応じて移動者3が装着又は所持し、所定の通信方式による信号をアクセスポイント20に送信する。発信機30には自身の識別IDである発信機IDが付与され、信号の送信時にはこの発信機IDを付加して送信する。
ストレス測定手段40は、ストレスの観察対象者2が装着又は所持し、当該観察対象者2が受けたストレスに応じた値を測定して、測定値を所定の信号方式によりアクセスポイント20に送信する。測定するストレスに応じた値は、ストレスが反映されうる値であれば任意であり、例えば、心拍数、呼吸数、血圧、血中酸素濃度などが挙げられる。ストレス測定手段40には自身の識別IDである測定手段IDが付与され、測定値の送信時にはこの測定手段IDを付加して送信する。なお、ストレス測定手段40は、ストレスの測定に係る機能と通信に係る機能とを別々の機器として構成してもよい。また、ストレス測定手段40は、発信機30と一体的に構成してもよく、この場合は識別IDも一体化してよい。
〔機能の実現方法〕
続いて、サーバ装置10、アクセスポイント20、発信機30及びストレス測定手段40により本発明のストレスモニタシステム1の機能がどのように実現されているかについて説明する。機能ブロック図を図4に示す。
サーバ装置10の記憶部16には、位置情報取得手段10aの機能を実現する発信機位置特定ブログラムをあらかじめ記憶しておき、サーバ装置10は次の手順で発信機30の現在位置を逐次取得する。なお、ここでいう位置とは、発信機30からの信号を受信したアクセスポイント20の設置位置である。
発信機位置特定プログラムはサーバ装置10のCPU11に読み込まれて実行されることで、通信部17を介してアクセスポイント20に対して発信機30からの信号の受信待機指示を送信するとともに、アクセスポイント20から当該アクセスポイント20の設置位置を示すアクセスポイントIDと、当該アクセスポイント20が受信した発信機30の発信機IDと、を含む応答信号を通信部17を介して逐次受信し、記憶部16に記憶する。
アクセスポイント20は、サーバ装置10からの受信待機指示をトリガに発信機30から信号の受信を待機する。発信機30から発信機IDを含む信号が受信されると、この信号に自他を識別し、かつ、設置位置を特定するためのアクセスポイントIDを付加した応答信号をサーバ装置10に対して送信する。
位置情報取得手段10aをこのように構成することで、観察対象者2が装着又は所持する発信機30の現在位置情報を逐次収集し、記憶部16に蓄積することができる。なお、発信機30の現在位置情報の収集方法は上記の方法に限られず、収集可能ないかなる方法をとっても構わない。
サーバ装置10の記憶部16には、更に記録手段10bの機能を実現するための記録プログラムとストレスの発生を示す第1条件とをあらかじめ記憶しておく。第1条件は一般的には閾値であるが、ストレス測定手段40の性質に応じて他の条件であっても構わない(後述する第2条件についても同様)。記録プログラムは、CPU11に読み込まれて実行されることで、まず、通信部17がストレス測定手段40による測定値をアクセスポイント20から受信して記憶部16に記憶させる。続いて、測定値とストレスの発生を示す第1条件とを記憶部16から読み出して、測定値が第1条件を満たすか否か(一般的には閾値を超えたか否か)を判定し、満たしたときには、記憶部16において記憶されている第1条件を満たした時点における観察対象者2の位置情報を、ストレス発生位置情報として改めて記憶部16に記憶させる。
サーバ装置10の記憶部16には、更に分析手段10cの機能を実現するための分析プログラムをあらかじめ記憶しておく。分析プログラムは、CPU11に読み込まれて実行されることで、記憶部16に記憶されているストレス発生位置情報に基づいて観察対象者2のストレス原因の特定に関わる推定を行い、推定結果を出力する。ストレス原因の特定に関わる推定は、例えばストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域(例えば部屋)に観察対象者2のストレス原因が存在すると推定する。この場合、記憶部16にストレス発生位置情報の記録回数に係る所定の閾値をあらかじめ記憶しておき、分析プログラムは記憶部16を参照しストレス発生位置情報の記録回数をカウントするとともに所定の閾値と照合を行う。なお、ストレス発生位置情報が同じ位置で短時間に何回も記録されている場合は、同じストレス原因に基づくものである可能性が高いとして、1回とみなしてカウントするようにしてもよい。
また、例えばストレス発生位置情報の記録回数が過去所定期間において所定の閾値を超えた位置領域(例えば部屋)に観察対象者2のストレス原因が存在すると推定してもよい。この場合、記憶部16にストレス発生位置情報の記録回数に係る所定の閾値に加え記録回数をカウントする過去所定期間をあらかじめ記憶しておき、分析プログラムは記憶部16を参照しストレス発生位置情報の過去所定期間の記録回数をカウントするとともに所定の閾値と照合を行う。
サーバ装置10の記憶部16には、更に通知手段10dの機能を実現するための通知プログラムをあらかじめ記憶しておく。通知プログラムは、CPU11に読み込まれて実行されることで、分析手段10cによる推定結果を通知対象者に通知する。通知方法は任意であるが、ストレスの原因の特定に関わる推定内容は、場合によってはプライバシーや名誉などの問題にかかわるものであるため、通知対象者以外には明らかになりにくい方法、例えば、電子メールなどによる方法を採用するのが望ましい。
以上のような構成により、観察対象者2が受けたストレスの原因の特定に関わる推定結果が通知対象者に通知されるため、ストレスの原因を特定しやすくなり、よって、適切なストレス緩和策を講じやすくなる。特に、ストレス原因の特定に関わる推定を、ストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域に観察対象者2のストレス原因が存在するという方法で行うことで、特定の位置領域にストレスの原因が存在すると推定することができる。そのため、当該位置領域に重点を置いてストレスの原因を探索できるため、効率的にストレスの原因を特定することができる。
通知手段10dは、ストレス測定手段40による測定値が第1条件よりも強いストレスの発生を示す第2条件(例えば、より高い閾値)を満たしたときに位置情報取得手段10aが取得した観察対象者2の位置情報を通知対象者に通知するようにしてもよい。この場合には、例えば、記憶部16に強いストレスの発生を示す第2条件をあらかじめ記憶しておき、通知プログラムに、測定値とストレスの発生を示す第2条件とを記憶部16から読み出して測定値が第2条件を満たすか否かを判定し、満たした場合に観測対象者2が強いストレスを受けたことを示す情報を通知対象者に通知する機能を追記すればよい。通知方法は任意であるが、第2条件が満たされるケースでは、観察対象者2に危険が迫っている恐れがあるため、表示部15などに表示したり、音や光などで表現したりする方法を採用するのが望ましい。
このように構成することで、観測対象者2が強いストレスを受けた際に、通知対象者が当該観測対象者2の現在位置を速やかに把握できる。強いストレスは観測対象者2が他者から危害を加えられたり、逆に他者に対して危害を加えたりする危険があるため、当該観測対象者2の現在位置を速やかに把握できることで、危険に対して迅速に対応することが可能となる。
ストレスの原因の特定に関わる推定を、観察対象者2の位置情報に加え、発信機30を装着又は所持する移動者3の位置情報を利用することで、以下のような構成によりストレスの原因自体を推定することができる。
位置情報取得手段10aは、更に、複数の移動者3が装着又は所持する発信機30の現在位置情報を逐次収集し、記憶部16に蓄積する。ただし、現在位置情報の収集は、ストレス測定手段40による測定値が第1条件を満たしたときに行われていれば足りるため、例えば、発信機位置特定プログラムにおいて、発信機IDから観察対象者2と移動者3を区別し、観察対象者2の現在位置情報のみを逐次収集し、当該複数の移動者3の現在位置情報については、記録手段10bから第1条件を満たしたことを示す情報が出力された際に収集するように機能を記述すればよい。
また、記録手段10bに関しては、ストレス測定手段40による測定値が第1条件を満たしたときにストレス発生位置情報が示す位置から所定の範囲にいる移動者3を観察対象者2のストレス原因候補として記録する機能を追加する。具体的には、例えば次のような機能を記録プログラムに追記する。記憶部16に所定の範囲をあらかじめ記憶しておき、まず、測定値が第1条件を満たすと判定された際に、その時点における観察対象者2の位置情報(すなわちストレス発生位置情報)が示す位置を特定する。そして、記憶部16から所定の範囲と複数の移動者3の位置情報とを読み出し、特定された位置から所定の範囲の位置情報を持つ移動者3を観察対象者2のストレス原因候補として記憶部16に記憶する。
更に、分析手段10cに関しては、ストレス原因候補として記録された回数が所定の閾値を超えた移動者3を観察対象者2のストレス原因と推定する。具体的には、記憶部16にストレス原因候補として記録された回数に係る所定の閾値をあらかじめ記憶しておき、分析プログラムは記憶部16を参照し、各移動者3がストレス原因候補として記録された回数をカウントするとともに所定の閾値と照合を行う。
また、例えばストレス原因候補として記録された回数が過去所定期間において所定の閾値を超えた移動者3を観察対象者2のストレス原因と推定してもよい。この場合、記憶部16にストレス原因候補として記録された回数に係る所定の閾値に加え、記録回数をカウントする過去所定期間をあらかじめ記憶しておき、分析プログラムは記憶部16を参照し、過去所定期間に各移動者3がストレス原因候補として記録された回数をカウントするとともに所定の閾値と照合を行う。
このように構成することで、観察対象者2が一定の条件を満たすストレスを受けた際に付近にいることが多かった移動者3が、ストレスの原因であると推定することができる。そのため、当該移動者3に重点に置いてストレスの原因を探索できるため、より効率的にストレスの原因を特定することができる。なお、複数の観察対象者2がいる場合において、特定の観察対象者2に着目すると、当該特定の観察対象者2以外の観察対象者2は移動者3の立場になりうる。すなわち、移動者3は観察対象者2であってもよい。
本発明の運用に際し、観察対象者2の周辺について収録した音や映像と組み合わせることで、ストレス原因の特定可能性を高めることができる。例えば、観察対象者2が収音手段や撮像手段を装着し、常時、又は第1条件及び/又は第2条件の充足時に収音手段や撮像手段を起動状態として音や映像を記録する。また例えば、各所、例えばアクセスポイント20の設置位置に収音手段や撮像手段を設置し、常時、又は第1条件及び/又は第2条件の充足時に観測対象者2の現在地周辺の収音手段や撮像手段を起動状態として音や映像を記録する。加えて、第2条件の充足時には通知に際して音や映像をあわせて通知対象者に提示してもよい。これにより、各条件の充足直後又は事後にストレスが発生した場所の様子を通知対象者が確認でき、怒鳴り声や有形力の行使の存否を把握できるなど、ストレス原因の特定可能性を高めることができる。
第1条件又は第2条件の充足時に収音手段や撮像手段を起動する構成は、例えば、第1条件については分析手段10cが、また第2条件については通知手段10dが、条件を満たしたと判定したことを契機に、該当する観察対象者2の現在位置を記憶手段16を参照して特定し、収音手段や撮像手段の起動トリガを任意の有線通信手段又は無線通信手段を介して、当該観察対象者2が装着する又は当該観察対象者2の現在位置付近に設けられた収音手段や撮像手段に送出するようプログラムなどを構成することにより実現することができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…ストレスモニタシステム
2…観察対象者
3…移動者
10…サーバ装置
10a…位置情報取得手段
10b…記録手段
10c…分析手段
10d…通知手段
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…入力部
15…表示部
16…記憶部
17…通信部
20…アクセスポイント
30…発信機
40…ストレス測定手段
NW…ネットワーク

Claims (10)

  1. 観察対象者が受けたストレスに応じた値を測定するストレス測定手段と、
    前記観察対象者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記ストレス測定手段による測定値がストレスの発生を示す第1条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、ストレス発生位置情報として随時記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録したストレス発生位置情報に基づいて、前記観察対象者のストレス原因の特定に関わる推定を行う分析手段と、
    前記分析手段による推定結果を通知対象者に通知する通知手段と、
    を備え
    前記分析手段は、ストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域に、前記観察対象者のストレス原因が存在すると推定することを特徴とするストレスモニタシステム。
  2. 前記分析手段は、過去所定期間におけるストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域に、前記観察対象者のストレス原因が存在すると推定することを特徴とする請求項1に記載のストレスモニタシステム。
  3. 観察対象者が受けたストレスに応じた値を測定するストレス測定手段と、
    前記観察対象者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記ストレス測定手段による測定値がストレスの発生を示す第1条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、ストレス発生位置情報として随時記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録したストレス発生位置情報に基づいて、前記観察対象者のストレス原因の特定に関わる推定を行う分析手段と、
    前記分析手段による推定結果を通知対象者に通知する通知手段と、
    を備え、
    前記位置情報取得手段は、前記観察対象者に加え、複数の移動者の位置情報を取得可能であり、少なくとも前記ストレス測定手段による測定値が前記第1条件を満たしたときに前記複数の移動者の位置情報を取得し、
    前記記録手段は、前記ストレス測定手段による測定値が前記第1条件を満たしたときに、前記ストレス発生位置情報が示す位置から所定の範囲にいる前記移動者を前記観察対象者のストレス原因候補として記録し、
    前記分析手段は、ストレス原因候補としての記録回数が所定の閾値を超えた前記移動者をストレス原因と推定する
    ことを特徴とするストレスモニタシステム。
  4. 前記分析手段は、過去所定期間におけるストレス原因候補としての記録回数が所定の閾値を超えた前記移動者をストレス原因と推定することを特徴とする請求項3に記載のストレスモニタシステム。
  5. 観察対象者が受けたストレスに応じた値を測定するストレス測定手段と、
    前記観察対象者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記ストレス測定手段による測定値がストレスの発生を示す第1条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、ストレス発生位置情報として随時記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録したストレス発生位置情報に基づいて、前記観察対象者のストレス原因の特定に関わる推定を行う分析手段と、
    前記分析手段による推定結果を通知対象者に通知する通知手段と、
    を備え、
    前記通知手段は、前記ストレス測定手段による測定値が前記第1条件よりも強いストレスの発生を示す第2条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、前記通知対象者に通知することを特徴とするストレスモニタシステム。
  6. コンピュータを、
    観察対象者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    ストレス測定手段による測定値がストレスの発生を示す第1条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、ストレス発生位置情報として随時記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録したストレス発生位置情報に基づいて、前記観察対象者のストレス原因の特定に関わる推定を行う分析手段と、
    前記分析手段による推定結果を通知対象者に通知する通知手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記位置情報取得手段は、前記観察対象者に加え、複数の移動者の位置情報を取得可能であり、少なくとも前記ストレス測定手段による測定値が前記第1条件を満たしたときに前記複数の移動者の位置情報を取得し、
    前記記録手段は、前記ストレス測定手段による測定値が前記第1条件を満たしたときに、前記ストレス発生位置情報が示す位置から所定の範囲にいる前記移動者を前記観察対象者のストレス原因候補として記録し、
    前記分析手段は、ストレス原因候補としての記録回数が所定の閾値を超えた前記移動者をストレス原因と推定する
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 前記分析手段は、過去所定期間におけるストレス原因候補としての記録回数が所定の閾値を超えた前記移動者をストレス原因と推定することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. コンピュータを、
    観察対象者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    ストレス測定手段による測定値がストレスの発生を示す第1条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、ストレス発生位置情報として随時記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録したストレス発生位置情報に基づいて、前記観察対象者のストレス原因の特定に関わる推定を行う分析手段と、
    前記分析手段による推定結果を通知対象者に通知する通知手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記分析手段は、ストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域に、前記観察対象者のストレス原因が存在すると推定することを特徴とするプログラム。
  9. 前記分析手段は、過去所定期間におけるストレス発生位置情報の記録回数が所定の閾値を超えた位置領域に、前記観察対象者のストレス原因が存在すると推定することを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. コンピュータを、
    観察対象者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    ストレス測定手段による測定値がストレスの発生を示す第1条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、ストレス発生位置情報として随時記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録したストレス発生位置情報に基づいて、前記観察対象者のストレス原因の特定に関わる推定を行う分析手段と、
    前記分析手段による推定結果を通知対象者に通知する通知手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記通知手段は、前記ストレス測定手段による測定値が前記第1条件よりも強いストレスの発生を示す第2条件を満たしたときに前記位置情報取得手段が取得した前記観察対象者の位置情報を、前記通知対象者に通知することを特徴とするプログラム。
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