JP6509014B2 - 医用画像診断装置、及び、医用画像データ処理方法 - Google Patents

医用画像診断装置、及び、医用画像データ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、医用画像診断装置にて撮影した画像セットにおいて、アーチファクト等がある画像を再撮影した際の画像セットのデータ処理方法に関する。
医用画像診断装置であるX線CT装置などで頭部をスキャンする際には、体動によって画像にアーチファクト(モーションアーチファクト)を生じさせてしまうことがある。その場合には、アーチファクトがある画像だけを再撮影し、アーチファクトがある再撮影前の画像は削除する。
再撮影した画像を再撮影前の画像に置き換える技術に関して、特許文献1には、医用画像を入力し、既にある医用画像に対して、患者、検査、撮影部位、撮影方向の付帯情報が一致した場合に再撮影されたと判断し、入力された医用画像を、既にある医用画像に置き換える技術が開示されている。
また、再撮影した画像の並び順についても考慮する必要がある。画像の並び順は検査によっては頭部側から脚部に並べて読影する場合もあれば、脚部側から頭部に並べて読影する場合もある。そのため、画像の並び順は一概に位置情報では決められない。一般的に画像の作成順に付けられる付帯情報の画像番号で並べて読影される。
再撮影した画像を置き換えた画像セットは画像番号の順番で並べると再撮影した画像が末尾になり、読影に適した並びとならない。そのため、再撮影した画像を置き換えた画像セットをPACS(Picture Archiving and Communication System)などへ出力する前に操作者が付帯情報の画像番号を付け直している。
従来では、医用画像診断装置において、画像セットに再撮影が必要な画像が含まれる場合には、操作者により以下のような手順が行われていた。
操作者は医用画像診断装置において撮影した画像セットを確認し、アーチファクトのある画像を発見する。次に、操作者は医用画像診断装置でアーチファクトのある画像の位置で再撮影を行うとともに、アーチファクトのある画像を削除する。そして、操作者は医用画像診断装置を操作して、画像セットを位置情報によりソートし、ソートされている順番で画像番号を振り直し、画像セットをPACSなどへ出力する。
国際公開第2010/113615号
しかしながら、X線CT装置などの連続した断層画像セットを取得するシステムでは、一部の画像だけを再撮影することが多いため、特許文献1の技術では連続した断層画像セットのどの画像が再撮影されたのか判断できない。そのため、操作者が再撮影前の画像を手動で削除して画像を置き換える必要がある。
また、前述した従来の操作者による手順では、操作者によるアーチファクトのある画像の削除、画像セットの位置情報によるソート、及び、画像番号の振り直し等の操作に必要な手間の問題や、画像を削除する際に操作者の誤操作により他の画像を削除してしまうという問題がある。
また、画像セットを表示する際に付帯情報の画像番号を設定された表示順番で並べ替えて画像セットを表示する技術が知られているが、付帯情報の画像番号を振り直さないため、操作者が付帯情報の画像番号を振り直すことを忘れたままPACSなどへ出力してしまい、PACSなどで読影に適した並び順で表示されないという問題がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、操作者の簡便な操作で、再撮影した画像が含まれる画像セットを正しく読影できる状態でPACSなどに出力することが可能な医用画像診断装置等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、被検体を撮影した画像番号を付帯情報に有する画像の集合である画像セットを取得する取得手段と、前記画像セットに含まれる前記画像を表示する表示手段と、表示された前記画像のうち指示された前記画像の再撮影を行う撮影手段と、再撮影した画像の付帯情報の画像番号を、再撮影前の前記画像の付帯情報の画像番号とするデータ処理手段と、前記画像セットを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする医用画像診断装置である。
第2の発明は、医用画像診断装置が、被検体を撮影した画像番号を付帯情報に有する画像の集合である画像セットを取得するステップと、前記画像セットに含まれる前記画像を表示するステップと、表示された前記画像のうち指示された前記画像の再撮影を行うステップと、再撮影した画像の付帯情報の画像番号を、再撮影前の前記画像の付帯情報の画像番号とするステップと、前記画像セットを出力するステップと、を含む処理を実行することを特徴とする医用画像データ処理方法である。
本発明により、操作者の簡便な操作で、再撮影した画像が含まれる画像セットを正しく読影できる状態でPACSなどに出力することが可能な医用画像診断装置等を提供することができる。
本実施形態に係る医用画像診断装置(X線CT装置)の構成例を示すブロック図 従来のX線CT装置において再撮影を行う場合の画像セットに対する操作者の手順の一例を示すフローチャート 図2の手順における画像セットの各状態を示す図 第1実施形態に係るX線CT装置において再撮影を行う場合の画像セットに対する処理を示すフローチャート 第1実施形態に係る画像確認画面の一例を示す図 第1実施形態に係る要再撮影欄にチェックを入れられた画像の再撮影を行う際の処理を示すフローチャート 第2実施形態に係るX線CT装置において再撮影を行う場合の画像セットに対する処理を示すフローチャート 第2実施形態に係る再撮影前画像と再撮影後画像の識別及び画像番号の再付番等の処理を示すフローチャート
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、医用画像診断装置の全体構成について説明する。ここでは、医用画像診断装置の例をX線CT装置1とするが、撮影した際の位置情報、画像番号、及び日時情報を付帯情報としてもつ連続した画像の集合である画像セットが撮影できる医用画像診断装置であれば、MRI装置、透視撮影装置、PET装置等その種類は問わない。なお、位置情報とは、例えば後述する寝台105に対する撮影位置の情報である。
図1に示すように、X線CT装置1は、スキャナ100、寝台105、及び操作卓120を備える。スキャナ100は、被検体に対してX線を照射するとともに被検体を透過したX線を検出する装置である。操作卓120は、スキャナ100の各部を制御するとともにスキャナ100で計測した透過X線データを取得し、画像の生成を行う装置である。寝台105は被検体を寝載し、スキャナ100のX線照射範囲に被検体を搬入・搬出する装置である。
スキャナ100は、X線源101、回転盤102、コリメータ103、X線検出器106、データ収集装置107、ガントリ制御装置108、寝台制御装置109、及びX線制御装置110を備える。
操作卓120は、入力装置121、画像演算装置122、記憶装置123、システム制御装置124、及び表示装置125を備える。
スキャナ100の回転盤102には開口部104が設けられ、開口部104を介してX線源101とX線検出器106とが対向配置される。開口部104に寝台105に載置された被検体が挿入される。回転盤102は、回転盤駆動装置から駆動伝達系を通じて伝達される駆動力によって被検体の周囲を回転する。回転盤駆動装置はガントリ制御装置108によって制御される。
X線源101は、X線制御装置110に制御されて所定の強度のX線を連続的または断続的に照射する。X線制御装置110は、操作卓120のシステム制御装置124により決定されたX線管電圧及びX線管電流に従って、X線源101に印加または供給するX線管電圧及びX線管電流を制御する。
X線源101のX線照射口にはコリメータ103が設けられる。コリメータ103は、X線管101から放射されたX線の照射範囲を制限する。例えばコーンビーム(円錐形または角錐形ビーム)等に成形する。コリメータ103の開口幅はシステム制御装置124により制御される。
X線源101から照射され、コリメータ103を通過し、被検体を透過したX線はX線検出器106に入射する。
X線検出器106は、例えばシンチレータとフォトダイオードの組み合わせによって構成されるX線検出素子群をチャンネル方向(周回方向)及び列方向(体軸方向)に2次元配列したものである。X線検出器106は、被検体を介してX線源101に対向するように配置される。X線検出器106はX線源101から照射されて被検体を透過したX線量を検出し、データ収集装置107に出力する。
データ収集装置107は、X線検出器106の個々のX線検出素子により検出されるX線量を収集し、デジタル信号に変換し、透過X線データとして操作卓120の画像演算装置122に順次出力する。
画像演算装置122は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたコンピュータである。画像演算装置122は、データ収集装置107から入力された透過X線データを取得し、対数変換、感度補正等の前処理を行って再構成に必要な投影データを作成する。また画像演算装置122は、生成した投影データを用いて断層像等の被検体内部を描出した画像を再構成する。システム制御装置124は、画像演算装置122によって再構成された画像データを記憶装置123に記憶するとともに表示装置125に表示する。
システム制御装置124は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータである。本発明において、システム制御装置124は記憶装置123またはROMに記憶されている処理プログラムに従って、図4等に示す再撮影の制御やデータ処理を実行する。これらの処理については後述する。
記憶装置123はハードディスク等のデータ記録装置であり、X線CT装置1の機能を実現するためのプログラムやデータ等が予め記憶される。これらのプログラムコードは、システム制御装置124により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
表示装置125は、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路で構成され、システム制御装置124に接続される。表示装置125は画像演算装置122から出力される画像、並びにシステム制御装置124が取り扱う種々の情報を表示する。
入力装置121は、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー、及び各種スイッチボタン等により構成され、操作者によって入力される各種の指示や情報をシステム制御装置124に出力する。操作者は、表示装置125及び入力装置121を使用して対話的にX線CT装置1を操作する。入力装置121は表示装置125の表示画面と一体的に構成されるタッチパネル式の入力装置としてもよい。
寝台105は、被検体を寝載する天板、上下動装置、及び天板駆動装置を備え、寝台制御装置109の制御により天板高さを上下に昇降したり、体軸方向へ前後動したり、体軸と垂直方向かつ床面に対し平行な方向(左右方向)へ移動する。撮影中において、寝台制御装置109はシステム制御装置124により決定された寝台移動速度及び移動方向で天板を移動させる。
ここで、図2及び図3を参照して、従来のX線CT装置(医用画像診断装置)において、撮影した画像セットに再撮影が必要な画像が含まれる場合に、画像セットをPACSに出力するまでの操作者の手順の一例を詳しく説明する。
ステップS201において、操作者の操作により、X線CT装置は、画像セットを撮影する。撮影の結果、図3(a)の画像セット301が収集されたとする。画像セット301は、アーチファクト(モーションアーチファクト)のある画像とない画像の混在する画像セットであり、画像番号0003の画像3011がアーチファクトのある画像とする。
ステップS202において、X線CT装置は、収集された画像セット301の画像を表示し、操作者は、表示された画像を確認してアーチファクトのある画像3011を発見する。
ステップS203において、操作者の操作により、X線CT装置は、画像セット301のうち、アーチファクトのある画像に対してその位置で再撮影して画像を収集する。アーチファクトのある画像をここでは「再撮影前画像」とし、アーチファクトのある画像に対して再撮影して収集された画像を「再撮影後画像」とする。
再撮影の結果、画像セット301は、図3(b)で示す画像セット302となる。画像セット302では、画像番号0006の再撮影後画像3021が末尾に追加されている。この画像番号0006の再撮影後画像3021は、画像番号0003の再撮影前画像3011を再撮影して収集された画像である。
ステップS204において、X線CT装置は、画像セット302の画像を表示し、操作者は、再撮影後画像3021(画像番号0006)にアーチファクトがないことを確認する。
ステップS205において、操作者の操作により、X線CT装置は、再撮影前画像3011(画像番号0003)を削除する。
ステップS206において、操作者の操作により、X線CT装置は、ステップS205の操作の後の画像セットを付帯情報の位置情報にてソートする。ソートの結果、画像セットは、図3(c)で示す画像セット303になる。
画像セット303は読影に適した並びになっているが、画像番号が順番になっていないため、画像セット303をPACSなどに出力すると、PACSなどでは読影に適した並びで表示されない。
ステップS207において、操作者の操作により、X線CT装置は、画像セット303に対してソートされている順番で画像番号を振り直す。その結果、画像セット303は、図3(d)で示す画像セット304となる。
ステップS208において、操作者の操作により、X線CT装置は、画像セット304をPACSなどに出力する。
[第1実施形態]
次に、図4乃至図6を参照して、本発明の第1実施形態に係るX線CT装置1の処理を説明する。
第1実施形態のX線CT装置1では、画像確認画面を表示し画像セットにおいて再撮影を行いたい画像が指定されると、自動で再撮影を行い、再撮影後の画像に再撮影前の画像の画像番号を付与するとともに再撮影前の画像を削除し、画像セットをPACS等へ出力する。
図4は、第1実施形態に係るX線CT装置1において再撮影を行う場合の画像セットに対する処理を示すフローチャートである。
ステップS401において、操作者の操作により、X線CT装置1のシステム制御装置124(以下、システム制御装置124という)は、ガントリ制御装置108、寝台制御装置109、X線制御装置110等を制御して、画像セットを撮影する。ここで画像セットとは、被検体を撮影した、少なくとも撮影した際の位置情報及び画像番号を付帯情報としてもつ画像の集合である。撮影した結果、図3(a)に示すアーチファクト(モーションアーチファクト)のある画像3011を含む画像セット301が収集されたとする。
ステップS402において、システム制御装置124は、画像確認画面501を表示装置125に表示する。
図5は、画像確認画面501の一例を示す図である。画像確認画面501は、前の画像ボタン502、次の画像ボタン503、再撮影ボタン504、終了ボタン505、画像表示領域506、及び、要再撮影欄507を備える。
システム制御装置124は、ステップS401で撮影した画像セットに含まれる1つの画像を、画像表示領域506に表示する。
前の画像ボタン502は、画像表示領域506に表示している画像の画像セットにおける1つ前の画像を表示する際に、操作者に押下されるボタンである。
次の画像ボタン503は、画像表示領域506に表示している画像の画像セットにおける1つ後の画像を表示する際に、操作者に押下されるボタンである。
要再撮影欄507は、画像表示領域506に表示されている画像にアーチファクト等があり再撮影が必要な場合に、操作者によりチェックが入れられる領域である。
再撮影ボタン504は、要再撮影欄507にチェックが入れられている画像を再撮影する際に、操作者に押下されるボタンである。
終了ボタン505は、画像確認画面501を終了する際に、操作者により押下されるボタンである。
ステップS403において、システム制御装置124は、操作者の操作により、再撮影を行いたい画像の要再撮影欄507にチェックを受け付ける。具体的には、操作者は、画像確認画面501において、画像表示領域506に表示された画像を確認し、アーチファクト等があり再撮影を行いたい場合には、要再撮影欄507にチェックを入れる。その際に、操作者は、前の画像ボタン502及次に画像ボタン503を押下し、画像セットに含まれる画像を確認する。
ステップS404において、システム制御装置124は、操作者により、再撮影ボタン504が押下されたか否か判定する。
再撮影ボタン504が押下された場合には(ステップS404でYES)、ステップS405において、システム制御装置124は、X線制御装置110等を制御して、要再撮影欄507にチェックが入れられた画像の再撮影を行う。ステップS405の詳細は後述する。
システム制御装置124は、再撮影して収集された画像の付帯情報の画像番号を再撮影前の画像の画像番号と同じにし、再撮影前の画像は削除する。ステップS405の後、画像セットは、図3(d)に示す画像セット304となる。
そして、ステップS405の後、システム制御装置124は、制御をステップS402に戻し、再撮影した画像を含む画像セットを、操作者に確認させる。
一方、再撮影ボタン504が押されていない場合には(ステップS404でNO)、ステップS406において、システム制御装置124は、終了ボタン505が押下されたか否か判定する。終了ボタン505が押下されていない場合には(ステップS406でNO)、システム制御装置124は、制御をステップS403へ戻す。
終了ボタン505が押下された場合には(ステップS406でYES)、操作者が画像セットに再撮影が必要な画像が含まれないと判断した場合で、ステップS407において、システム制御装置124は、画像確認画面501を終了し、画像セットをPACS等に出力する。
次に、図6を参照して、図4のステップS405における要再撮影欄にチェックを入れられた画像の再撮影を行う際の処理について説明する。
ステップS601において、システム制御装置124は、要再撮影欄507にチェックが入れられた画像の付帯情報の位置情報及び画像番号をメモリ領域に記憶する。システム制御装置124は、複数の画像の要再撮影欄507にチェックが入っている場合があるため、要撮影欄507にチェックが入っている全ての画像の位置情報及び画像番号を記憶する。
ステップS602において、システム制御装置124は、要再撮影欄507にチェックが入れられた画像に対してその位置情報で示される位置で再撮影を行う。
ステップS603において、システム制御装置124は、再撮影して収集された画像の付帯情報の画像番号に、ステップS601にてメモリに記憶した付帯情報の画像番号であって、再撮影した際の位置情報と同じ位置情報をもつ付帯情報の画像番号を付与する。なお、再撮影して収集された画像の付帯情報の位置情報は、再撮影した際の位置の位置情報である。
ステップS604において、システム制御装置124は、再撮影前の画像を削除する。
その後、システム制御装置124は、図4のステップS407へ制御を移す。
以上で、第1実施形態に係るX線CT装置1において再撮影を行う場合の画像セットに対する処理の説明は終了である。
なお、本実施形態は前述のものに限られずその趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、ステップS604において、再撮影前の画像を削除するとしたが、再撮影してもアーチファクトがある場合を想定し、システム制御装置124は、削除する前に再撮影前の画像と再撮影後の画像を表示装置125に表示し、操作者にどちらの画像を残すか選択させてもよい。
また、ステップS601乃至ステップS603の処理に関して、要再撮影欄にチェックを入れられた画像ごとに再撮影を行う場合には、システム制御装置124は、ステップS601において付帯情報の位置情報をメモリ領域に記憶する必要はない。
また、例えば、ステップS404及びステップS405の処理に関して、被検体の体動があった場合、複数枚の画像にアーチファクトがある可能性が高い。そして、連続して要再撮影欄507にチェックが付いている画像があり、それらの間に1枚だけチェックが付いていない画像がある場合、操作者がチェックをつけずに次の画像を確認してしまっている可能性がある。そこで、確認漏れを防止することを目的に、システム制御装置124は、再操作ボタン504を押下した際に連続して要再撮影欄507にチェックが付いている画像の中に1枚だけチェックがついていない画像があった場合は、チェックがついていない画像を表示して再撮影が不要か操作者に確認させてもよい。
なお、本実施形態ではノーマルスキャンで撮影することを前提に説明したが、ヘリカルスキャンで撮影する場合にも適用可能である。その場合には、例えば、画像確認画面501において、要再撮影開始欄と要再撮影終了欄とを設け(図示しない)、再撮影を行いたい画像の範囲を指定できるようにすればよい。この場合、システム制御装置124は、再撮影の範囲で指定された画像について、要再撮影欄にチェックが入れられたものとして、ステップS405の処理を行う。
以上説明したように、第1実施形態では、画像セットに含まれる画像において、要再撮影欄にチェックを入れられた画像に対して、当該画像の位置で再撮影されるとともに、再撮影前の画像の画像番号が再撮影した画像に付与され、再撮影前の画像が削除されたうえで画像セットを出力する。したがって、再撮影した画像の画像番号を読影に適した並び順で付与することができ、出力先のPACSなどで常に読影に適した並び順で表示することができる。また、操作者がアーチファクトのある画像を手動で削除する必要がないため、誤操作によってアーチファクトのない画像まで削除してしまうリスクを軽減することができる。
[第2実施形態]
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第2実施形態に係るX線CT装置1の処理を説明する。
第2実施形態のX線CT装置1では、画像セットにおいて再撮影を行いたい画像の再撮影が行われると、自動で再撮影前の画像及び再撮影後の画像を識別し、再撮影前の画像の削除を行った後、画像番号の再付番を行い、画像セットをPACS等へ出力する。
図7は、第2実施形態に係るX線CT装置1において再撮影を行う場合の画像セットに対する処理を示すフローチャートである。
ステップS701において、操作者の操作により、X線CT装置1のシステム制御装置124(以下、システム制御装置124という)は、ガントリ制御装置108、寝台制御装置109、X線制御装置110等を制御して、画像セットを撮影する。ここで画像セットとは、被検体を撮影した、少なくとも撮影した際の位置情報、日時情報、及び画像番号を付帯情報としてもつ画像の集合である。撮影した結果、図3(a)に示すアーチファクト(モーションアーチファクト)のある画像3011を含む画像セット301が収集されたとする。
ステップS702において、システム制御装置124は、撮影した画像セットを表示装置125に表示する。操作者は、表示された画像セットを確認して、アーチファクトのある画像を発見する。
ステップS703において、、操作者の操作により、システム制御装置124は、X線制御装置110等を制御して、アーチファクトのある画像の再撮影を行う。
ステップS704において、システム制御装置124は、画像セットに含まれる再撮影前画像と再撮影後画像を識別し、再撮影後画像のみを残し、画像番号の再付番を行う。ステップS704の詳細は後述する。ステップS704の後、画像セットは、図3(d)に示す画像セット304となる。
ステップS705において、システム制御装置124は、画像セットをPACS等へ出力する。
次に、図8を参照して、図7のステップS704における再撮影前画像と再撮影後画像の識別及び画像番号の再付番等の処理について説明する。
ステップS801において、システム制御装置124は、画像セットがどのようなスキャンタイプによって収集されたか確認する。同じ位置を撮影して経時変化をみる検査のスキャンタイプ、すなわちダイナミックスキャンやシャトルスキャンなどの場合には、システム制御装置124は、図8に示す処理を行わず、画像セットをそのままPACS等に出力する(図7のステップS705)。
ステップS801においてそれ以外のスキャンタイプの場合には、ステップS802において、システム制御装置124は、画像セットに含まれる画像を付帯情報の位置情報によってソートする。なおここでは、例えば検査対象部位等に応じて予め設定された順番にソートしてもよい。
ステップS803において、システム制御装置124は、画像セット内に、同じ位置情報を付帯情報にもつ画像があるか判定する。同じ位置情報を付帯情報にもつ画像がある場合、それらの画像は再撮影前画像と再撮影後画像となる。同じ位置情報を付帯情報にもつ画像がない場合には(ステップS803でNO)、システム制御装置124は、制御をステップS806へ移す。
同じ位置情報を付帯情報にもつ画像がある場合には(ステップS803でYES)、ステップS804において、システム制御装置124は、それらの画像の中で最も新しい日時情報を付帯情報にもつ画像を再撮影後画像とし、それ以外の画像を出力の対象外とする。
ステップS805において、システム制御装置124は、出力の対象外となった画像を削除する。
ステップS806において、システム制御装置124は、画像セット内の画像に対して画像番号の再付番を行う。
なお、ここでは、既に操作者の操作により、あらかじめ再撮影前画像が削除されていた場合でも、適切な画像番号が付与されるようにするため、システム制御装置124は、ステップS804、ステップS805を経ずに処理した場合でも画像番号の再付番を行う。
その後、システム制御装置124は、図7のステップS705へ制御を移す。
以上で、第2実施形態に係るX線CT装置1において再撮影を行う場合の画像セットに対する処理の説明は終了である。
なお、本実施形態は前述のものに限られずその趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、ステップS804において、付帯情報の日時情報から出力の対象外とする画像を判定したが、システム制御装置124は、表示装置125に同じ位置情報を付帯情報にもつ画像を並べて表示し、操作者に再撮影後画像と判定した画像を確認させてもよいし、操作者が再撮影後画像を選択できるようにしてもよい。
なお、本実施形態ではノーマルスキャンで撮影することを前提に説明したが、ヘリカルスキャンで撮影する場合にも適用可能である。その場合には、例えば、ステップS703において、再撮影を行いたい範囲を指定できるようにして、システム制御装置124は、指定された範囲で再撮影を行い、この範囲で再撮影された再撮影後画像を用いて、ステップS704以降の処理を行う。
以上説明したように、第2実施形態では、再撮影された画像を含む画像セットにおいて、位置情報の基づきソートを行い、撮影した際の日時情報に基づいて再撮影前画像及び再撮影後画像を特定して再撮影前画像を削除し、再付番を行ったうえで画像セットを出力する。したがって、画像セット内の画像の付帯情報の画像番号を読影に適した順番で付与することができ、出力先のPACSなどで常に読影に適した並び順で表示することができる。また、操作者が再撮影前画像を手動で削除する必要がないため、誤操作によってアーチファクトのない画像まで削除してしまうリスクを軽減することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る医用画像診断装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1・・・・・・・・・X線CT装置
100・・・・・・・スキャナ
101・・・・・・・X線源
102・・・・・・・回転盤
104・・・・・・・開口部
105・・・・・・・寝台
106・・・・・・・X線検出器
107・・・・・・・データ収集装置
108・・・・・・・ガントリ制御装置
109・・・・・・・寝台制御装置
110・・・・・・・X線制御装置
120・・・・・・・操作卓
121・・・・・・・入力装置
122・・・・・・・画像演算装置
123・・・・・・・記憶装置
124・・・・・・・システム制御装置
125・・・・・・・表示装置
301〜304・・・画像セット
3011・・・・・・再撮影前画像
3021・・・・・・再撮影後画像
501・・・・・・・画像確認画面
504・・・・・・・再撮影ボタン
506・・・・・・・画像表示領域
507・・・・・・・要再撮影欄

Claims (4)

  1. 被検体を撮影した画像番号を付帯情報に有する画像の集合である画像セットを取得する取得手段と、
    前記画像セットに含まれる前記画像を表示する表示手段と、
    表示された前記画像のうち指示された前記画像の再撮影を行う撮影手段と、
    再撮影した画像の付帯情報の画像番号を、再撮影前の前記画像の付帯情報の画像番号とするデータ処理手段と、
    前記画像セットを出力する出力手段と、
    を備え、
    前記画像の前記付帯情報は、更に、撮影した際の位置情報及び日時情報を含み、
    前記データ処理手段は、前記画像の付帯情報に含まれる前記位置情報及び前記日時情報に基づいて、前記再撮影した画像及び前記再撮影前の画像を識別し、
    前記データ処理手段は、前記画像の付帯情報に含まれる前記位置情報に基づいて前記画像セットに含まれる画像を整列し、前記再撮影前の画像を出力対象の前記画像セットから除外した後、当該画像セットに含まれる画像の付帯情報の画像番号を再付番することを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 医用画像診断装置が、
    被検体を撮影した画像番号及び撮影した際の位置情報と日時情報を付帯情報に有する画像の集合である画像セットを取得するステップと、
    前記画像セットに含まれる前記画像を表示するステップと、
    表示された前記画像のうち指示された前記画像の再撮影を行うステップと、
    前記画像の付帯情報に含まれる前記位置情報及び前記日時情報に基づいて、再撮影した画像及び再撮影前の画像を識別し、前記画像の付帯情報に含まれる前記位置情報に基づいて前記画像セットに含まれる画像を整列し、前記再撮影前の画像を出力対象の前記画像セットから除外した後、当該画像セットに含まれる画像の付帯情報の画像番号を再付番して、再撮影した画像の付帯情報の画像番号を、再撮影前の前記画像の付帯情報の画像番号とするステップと、
    前記画像セットを出力するステップと、
    を含む処理を実行することを特徴とする医用画像データ処理方法。
  3. 被検体を撮影した画像番号と寝台に対する撮影位置の情報である位置情報とを付帯情報に有し、前記位置情報が連続する画像の集合である画像セットを取得する取得手段と、
    前記画像セットに含まれる前記画像を表示する表示手段と、
    表示された前記画像のうち指示された前記画像の再撮影を行う撮影手段と、
    再撮影した画像と再撮影前の画像とを前記位置情報に基づいて識別し、再撮影した画像の付帯情報の画像番号を、再撮影前の前記画像の付帯情報の画像番号とするデータ処理手段と、
    前記画像セットを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴する医用画像診断装置。
  4. 医用画像診断装置が、
    被検体を撮影した画像番号と寝台に対する撮影位置の情報である位置情報とを付帯情報に有し、前記位置情報が連続する画像の集合である画像セットを取得するステップと、
    前記画像セットに含まれる前記画像を表示するステップと、
    表示された前記画像のうち指示された前記画像の再撮影を行うステップと、
    再撮影した画像と再撮影前の画像とを前記位置情報に基づいて識別し、再撮影した画像の付帯情報の画像番号を、再撮影前の前記画像の付帯情報の画像番号とするステップと、
    前記画像セットを出力するステップと、
    を含む処理を実行することを特徴とする医用画像データ処理方法。
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