JP6508740B2 - 計量スプーン - Google Patents

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Description

本発明は、料理の際に粉状物の計量に用いられる擦り切り型の計量スプーンにおいて、粉状物を片手のみで正確に計量することができると共に、計量スプーンの構成部材を容易に分離でき、且つ簡易に洗浄できる計量スプーンに関する。
従来より、種々の粉状物を計量する際に用いられる擦り切り型の計量スプーンが開発され、その形状も種々のものが存在する。計量スプーンのみで粉状物を計量できるように、粉状物を計量するための計量スプーン本体部と、該本体部に摺り切り部材を摺動させるためのガイド部が設けられ、擦り切り部材を、スプーン本体部の長手方向にスライドさせて計量するものが多い。例えば、特許文献1及び特許文献2が存在している。
特許文献1及び特許文献2に記載の擦り切り型の計量スプーンは、計量スプーンのみで正確に粉状物を計量することができる。しかしながら、上記計量スプーンは、計量する際にはスプーン本体部を手に持ち、他方の手によって擦り切り部材に備えられた取っ手部分又はつまみ部分を掴み、擦り切り部材を移動させて計量するため、両手で操作しなければならないという問題があった。
また、調理用器具である計量スプーンは、使用毎に洗浄することが衛生的に望ましいが、特許文献2のように、計量スプーン本体部と擦り切り部材が分離できない構造であると、洗浄がしにくい。他方、特許文献1のように、擦り切り部材のスライド方向にストッパーが片方のみの構造であれば、部材は分離しやすいが計量時に粉状物が漏れないように押さえていなければならない不都合があった。
特開2003−83792号公報 特開2015−49089号公報
このため、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、料理の際に片手のみで正確に粉状物を計測できると共に、容易に分離でき、且つ洗浄しやすく衛生的な擦り切り型の計量スプーンを実現することである。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、計量容器部と握り部からなるスプーン本体部と、蓋部と摺動操作部からなる摺り切り部材とを備え、前記握り部に対して前記摺動操作部が摺動可能に構成されると共に、前記摺動操作部には溝が形成され且つ前記握り部には上方から押えられることにより下方に弾性的に撓む突起部が形成され、該突起部は前記溝の端部に接触可能に係止すると共に前記計量容器部の上位置に前記蓋部が合わさったときに停止できる弾性のストッパー部が設けられてなることを特徴とする計量スプーンとしたことにより、前記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記スプーン本体部と摺り切り部材とを着脱自在としてなることを特徴とする計量スプーンとしたことにより、前記課題を解決した。また、請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記握り部の幅方向にガイド部が形成され、該ガイド部間を前記摺り切り部材の摺動操作部が摺動可能に構成されてなることを特徴とする計量スプーンとしたことにより、前記課題を解決した。
請求項4の発明を、請求項1,2又は3において、前記ストッパー部は、前記握り部の部材と同一部材に対して平面的に見てコ字状の隙間を設けて弾性変形可能に構成されると共に、該ストッパー部の先端側の突起部が、前記摺り切り部の下面に形成された長溝端に係止(一般に、引っ掛かって止まることを言う)される構成としてなることを特徴とする計量スプーンとしたことにより、前記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4において、前記握り部の中間位置で分割可能に構成されてなり、該握り部の外側位置の部材を共通部材として構成すると共に、前記計量容器部と連続する握り部部分とを、大匙タイプ、小匙タイプ、微少小匙タイプとしてなることを特徴とする計量スプーンとしたことにより、前記課題を解決したものである。
請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5において、前記計量容器部及び前記蓋部を平面的に見て真円、且つ同等半径となすと共に、前記計量容器部は半球状に形成されてなり、前記蓋部の外形半径と前記計量容器部の垂直断面における内径半径とが同一に形成されてなることを特徴とする計量スプーンしたことにより、前記課題を解決したものである。
請求項1の発明においては、擦り切り部材に設けられた溝に係止するよう握り部部分に弾性のストッパー部を設けたことにより、擦り切り部材を摺動させ、計量容器部を擦り切り部材によって閉口すると同時にスライドがストッパー部によって停止されるため、粉状物を正確かつ容易に計量することができる。
さらに、計量スプーン及び摺り切り部材は軽量であるため、例えば、計量スプーン本体部を親指以外の指で固定し、擦り切り部材の上部を親指で押さえるようにすることで、上述した操作全てを片手で簡単に操作可能となる。尚、摺り切り部材には、摺動時に操作するための取っ手部や摘み部は無く、摺り切り部材の表面部のどの部分を押さえても操作可能であるため、操作し易くなっている。
請求項2の発明においては、スプーン本体部と摺り切り部材を着脱自在としたことにより、閉口後さらに計量容器部方向に摺動させると、ストッパー部が握り部の下方向に僅かに撓むことでストッパー部が溝から外れ、計量スプーン本体部と擦り切り部材を簡単に分離できるため、洗浄し易くなっている。
さらに、スプーン本体部と摺り切り部材を分離させることで、粉状物を計量容器部に掬い入れた後、分離した摺り切り部材を計量容器部の口部に対して垂直に差し込み、粉状物を計量容器部からかきだすことで、計量容器部容量の1/2,1/3容量等の目安の計量ができる。
請求項3の発明においては、握り部の両側にガイド部を形成したことにより、摺り切り部材を摺動させるとき、スプーン本体部を摺り切り部材がガイド部によって幅方向が固定されているため、長手方向に正確且つ容易に計量容器部を閉口させることが可能であるため、計量時の操作性を向上させた。
請求項4の発明においては、握り部材にコ字状の隙間を形成し、隙間の内側部分を弾性のストッパー部を設けたことにより、握り部材とストッパー部が一体としてなることにより、計量スプーン全体の重量を軽量化させると共に、製造時のコストを削減させることができる。
請求項5発明においては、前記握り部の中間位置で分割可能に構成されてなり、該握り部の外側位置の部材を共通部材として構成することで、握り部箇所部材共通として、セット部材全体の金型対策としても安価に製造できると共に、簡易構成の前記計量容器部のみの大きさを変えたタイプで安価なるコストで製造でき、ひいては生産コストを削減することができる。さらに、握り部部分は同じ構造であるために、大きさの異なる匙であっても、取扱し易いすいものにできる。
請求項6発明においては、請求項1,2,3,4又は5において、前記計量容器部及び前記蓋部を平面的に見て真円、且つ同等半径となすと共に、前記計量容器部は半球状に形成されてなり、前記蓋部の外形半径と前記計量容器部の垂直断面における内径半径とが同一に形成された計量スプーンとしたことで、この場合には両手とはなるが、大匙、小匙、さらには極少小匙の半分、3分の1、4分の1等を正確に計測できる利点がある。
(A)は本発明の第1実施形態の斜視図、(B)計量容器部が閉口状態の本発明の第1実施形態の斜視図である。(C)及び(D)は本発明の第1実施形態の使用状態を示す斜視図である。 (A)は本発明の第1実施形態であって、スプーン本体部と摺り切り部材とが分離している斜視図、(B)は(A)のスプーン本体部の平面図、(C)は(B)のスプーン本体部の中央縦断側面図、(D)は(C)のY1−Y1矢視断面図、(E)は(A)の摺り切り部材の平坦図、(F)は(E)の中央縦断側面図である。 (A)は本発明の第1実施形態で摺り切り部材を引いた状態の平面図、 (B)は(A)の中央縦断側面図、 (C)本発明の第1実施形態で摺り切り部材を途中まで閉じた状態の平面図、(D)は(C)の中央縦断側面図、(E)発明の第1実施形態で摺り切り部材を閉じた状態の平面図、(F)は(E)の中央縦断側面図、(G)は(F)の(α)部拡大図である。 (A)は本発明の第2実施形態の分割されたスプーン本体部の斜視図、 (B) 本発明の第2実施形態の結合されたスプーン本体部の斜視図である。 (A) は本発明の第2実施形態の分割されたスプーン本体部の中央縦断側面図、(B) 本発明の第2実施形態の結合されたスプーン本体部の中央縦断側面図、(C)は(B)のY2−Y2矢視断面図、(D)は(B)のY3−Y3矢視断面図である。 (A)は本発明の第1実施形態の変形例であって、別部材のストッパー部が設けられた中央縦断側面図、(B)は(A)の(β)部拡大図である。 本発明の第2実施形態であって、大匙タイプ、小匙タイプ、極少小匙タイプとがセットでまとめられている平面図である。 (A)はスプーン本体部の計量容器部に摺り切り部材の蓋部を垂直状に入れた状態の斜視図、(B)は(A)の使用状態を示す要部斜視図、(C)は匙2分の1を計っている状態の中央縦断側面図、(D)は(A)の要部箇所が分離している簡易図、(E)は(A)の要部箇所が接触状態の簡易図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明すると、図1乃至図8は本発明の第1実施形態及び第2実施形態が記載されている。これらの実施の形態の計量スプーンは、計量容器部3及び握り部4からなるスプーン本体部1と、蓋部5と摺動操作部6からなる摺り切り部材2とで構成されている。前記スプーン本体部1及び摺り切り部材2は合成樹脂材にて製造されている。また、前記握り部4には、弾性のストッパー部7が設けられている。
次に、本発明の計量スプーンの第1実施形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。この第1実施形態では、特に、前記スプーン本体部1が1部材として構成されている。図2(A)に示すように、該スプーン本体部1の握り部4は縦長に形成され、この両側に摺動可能な板材を挿入できるガイド部41,41が設けられ、該ガイド部41,41を前記摺り切り部材2の摺動操作部6の両側部が長手方向に摺動可自在に構成されている。
図2(A),(B),(C)に示すように、上記スプーン本体部1の計量容器部3は、一般には、半球状に形成されているが、この形状に特定されるものではなく、形状は平面的に見て四角柱状でもよい。さらに、前記計量容器部3の容量は既知の容量、例えば大匙(15ml:ミリリットル)、小匙(5ml)、極少小匙(1ml)等の大きさに構成されている。特に、1mlを正確に計量できる点が本発明の利点である。カロリー又は塩分等制限された患者であっても容易に少量を正確に計量できる。
図2(B)及び(C)に示すように、上記スプーン本体部1の両ガイド部41,41の高さは、前記摺動操作部6の厚みと同等になるようにして遊挿されている。また、前記ガイド部41,41の中間位置には、弾性のストッパー部7が設けられている。具体的には、該ストッパー部7は、握り部4の平面上に前記計量容器部3の長手方向側を凸部分としてコ字状に、且つ、握り部4の側面上に対して水平方向に、幅約1mmの裏面まで貫通する隙間部を設けることで、前記握り部と一体となるストッパー部7が形成されている[図2(D)参照]。
該ストッパー部7は、打ち抜き状としてコ字状部の貫通した両隙間は、前記ガイド部44,41と平行に形成されている。さらに前記ストッパー部7の先端部を上から押さえたときに下方向に僅かに撓むように、十分な長さを有している[図3(E)乃至(G)参照]。さらに、該ストッパー部7の先端部分には四角錐台の突起部71が設けられている。
ストッパー部は、上記の握り部4と一体の構成以外に、図6(A)に示すように、金属製の弾性板部材を設ける場合もある。前記握り部4に、長方形の孔42を設け、突起部71を備えた金属製の弾性板部材を、前記溝61に該突起部71が係止するよう握り部4の裏面から取り付け、握り部4に該弾性板部材をビス等で固定されている。
摺り切り部材2は、図2(E)及び(F)に示すように、蓋部5と摺動操作部6から構成されている。前記蓋部5は円形状に形成され、図8(D)及び(E)に示すように、粉状物を計量容器部3よりかき出す際に、計量容器部3と蓋部5の接地面から粉状物が漏れのないよう形成されている。
摺動操作部6は、ガイド部41,41を摺動するよう断面が凸状に形成されている。又、摺動操作部6の裏面(握り部4の平面に接する面)には、長方形の溝61が設けられている。該溝61は、計量スプーン本体部1と摺り切り部材2を組み合わせたときに、突起部71と溝61が係止するよう形成され、さらに、図2(F)に示すように、溝61の断面は台形状に形成されている。
上記構成において、粉状物を計量する際は、次のように操作する。まず、図1(B)の位置で、片手の親指以外の指で計量スプーン本体部1(握り部4)を持ち、親指で摺り切り部材2の上面を押さえたまま、摺り切り部材2を握り部4の後方に計量容器部3が開口するまで摺動させる。開口後において摺り切り部材2を摺動させ続けても、蓋部5とガイド部41,41の端部が接触、又は突起部71が溝61の端部と接触するため、摺動が停止され、スプーン本体部1と摺り切り部材2は分離されない[図1(C),図3(A)及び(B)参照]。
上記状態から、しお、さとう等の粉状物を計量容器部3に入れる。次に、図3(C)及び(D)に示すように、計量容器部3に粉状物を入れた状態で、摺り切り部2を握り部4の前方へと摺動させ、計量容器部3と蓋部5を閉口し、密閉することで、計量容器部3から盛り上がった粉状物を摺り切っていく[図1(D)参照]。図3(E)乃至(G)に示すように、上記閉口と同時に突起部71とが溝61と接触して摺動が停止する。
計量が完了した後は、操作開始と同じく、摺り切り部材2を握り部4の後方に摺動させ、計量容器部3を開口し、粉状物を排出させる。
また、計量スプーンを洗浄するために構成部材を分離する際は、計量時同様に片手の親指以外の指で計量スプーン本体部1(握り部4)を持ち、親指で摺り切り部材2の上面を押さえながら摺り切り部材を摺動させて操作する。具体的には、次のように行う。
図3(F)に示すように、閉口状態から、さらに計量スプーン本体部1の前方に摺り切り部材2を摺動させようと力を加え続けることで、突起部71及び溝61の接地面が斜めに形成されていること及び突起部71が設けられているストッパー部7の弾性により、ストッパー部7の突起部71側の端部が計量スプーンの下方向に僅かに撓むため、突起部71と溝61との係止が外れる[図3(G)点線位参照]。
突起部71と溝61が外れた後も、摺り切り部材2を摺動させることで、ガイド部41から摺り切り部材2が外れることで、計量スプーン本体部1と摺り切り部材2を分離させることができる。実際には、これらの動作(外し動作)は殆ど一瞬にできる。
さらに、スプーン本体部1と摺り切り部材2を分離させ、摺り切り部材2を使用して粉状物を計量容器部3から粉状物を正確にかき出す際は、次のように操作する。図8(A),(B)及び(C)に示すように、計量容器部3に粉状物が摺り切りを行った状態の計量容器部3に、スプーン本体部1に対して摺り切り部材2の蓋部5を垂直方向に計量容器部3内に計量容器部3の内面と蓋部5の外面が接地するまで挿入する。
次に、摺り切り部材2を計量容器部3の先端側に粉状物をかき出す。この際、図8(D)及び(E)に示すように、計量容器部3の内径Raと蓋部5の外径Rbが同一であるため、接地面から粉状物の漏れ出しを抑えることができると共に、正確に粉状物をかき出すことができる。
図4及び図5には本発明の第2実施形態が記載されている。この実施の形態の計量スプーンは、図4(A)に示すように、前記握り部4の中間位置で分割可能に構成されてなり、該握り部4の外側位置部材4Aが共通部材として構成されている。該外側位置部材4Aには、前記ガイド部41,41が設けられている。具体的には、前記握り部4の内側位置部材4Bと、それぞれの大きさタイプの計量容器部3とが一体化されている。
前記握り部4の外側位置部材4Aと前記握り部4の内側位置部材4Bとの接続箇所について説明する。該内側位置部材4Bの内端[図5(A)において右端]には挿入突起4Baが形成され、且つ外側位置部材4Aの外端[図5(A)において左端]にはガイド溝4Aaが形成され[図5(A)参照]、該ガイド溝4Aaに前記挿入突起4Baが嵌合される[図5(B)参照]。この嵌合にて相互の内面が密着するように製造されている。
このように、前記外側位置部材4A及び内側位置部材4Bは、3タイプの(大匙、小匙、極少小匙でセットという。)であっても、全て共通部材として構成さている。つまり、前記外側位置部材4Aは、ガイド部41,41を備えており、比較的複雑化した部材であり、これと前記簡単な前記内側位置部材4B及び匙部を別としても、セット販売を基本とした場合に金型等のコスト軽減ができる。
また、図5(B)に示すように、通常においては、簡単に分離できないように構成されており、計量時や洗浄時のスプーン本体部1と摺り切り部材2の分離における摺動操作でも外側位置部材4A及び内側位置部材4Bは分離されることはない。
さらに、符号8は、図7において1セットを止める止め輪である。そのセットを使うときには、外側位置部材4Aは共通の同じ大きさ及び太さの握りであり、使い勝手に優れたものを提供できるものである。
1…計量スプーン本体部、2…摺り切り部材、3…計量容器部、4…握り部、
41…ガイド部、4A…外側位置部材、4Aa…ガイド溝、4B…内側位置部材、
4Ba…挿入突起、5…蓋部、6…摺動操作部、61…溝、7…ストッパー部、
71…突起部。

Claims (6)

  1. 計量容器部と握り部からなるスプーン本体部と、蓋部と摺動操作部からなる摺り切り部材とを備え、前記握り部に対して前記摺動操作部が摺動可能に構成されると共に、
    前記摺動操作部には溝が形成され且つ前記握り部には上方から押えられることにより下方に弾性的に撓む突起部が形成され、該突起部は前記溝の端部に接触可能に係止すると共に前記計量容器部の上位置に前記蓋部が合わさったときに停止できる弾性のストッパー部が設けられてなることを特徴とする計量スプーン。
  2. 請求項1において、前記スプーン本体部と摺り切り部材とを着脱自在としてなることを特徴とする計量スプーン。
  3. 請求項1又は2において、前記握り部の幅方向にガイド部が形成され、該ガイド部間を前記摺り切り部材の摺動操作部が摺動可能に構成されてなることを特徴とする計量スプーン。
  4. 請求項1,2又は3において、前記ストッパー部は、前記握り部の部材と同一部材に対して平面的に見てコ字状の隙間を設けて弾性変形可能に構成されると共に、該ストッパー部の先端側の突起部が、前記摺り切り部の下面に形成された長溝端に係止される構成としてなることを特徴とする計量スプーン。
  5. 請求項1,2,3又は4において、前記握り部の中間位置で分割可能に構成されてなり、該握り部の外側位置の部材を共通部材として構成すると共に、前記計量容器部と連続する握り部部分とを、大匙タイプ、小匙タイプ、極少小匙タイプとしてなることを特徴とする計量スプーン。
  6. 請求項1,2,3,4又は5において、前記計量容器部及び前記蓋部を平面的に見て真円、且つ同等半径となすと共に、前記計量容器部は半球状に形成されてなり、前記蓋部の外形半径と前記計量容器部の垂直断面における内径半径とが同一に形成されてなることを特徴とする計量スプーン。
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