JP6508450B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
本発明者らは、発電時に発生する排ガスから熱を回収し、回収した熱により加熱された水を貯留する貯湯タンクを備えた燃料電池システムに関して鋭意検討を行った。その結果、以下の知見を得た。
(燃料電池システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る燃料電池システムの構成の一例を示すブロック図である。
次に、上述した図2を参照して、燃料電池システムにおける燃料電池1の出力制御について説明する。より具体的には、貯蔵タンク4が満蓄状態となったと判定された時における燃料電池1の出力制御について説明する。
また、放熱余裕度が0以上の場合とは、放熱部3において熱媒体をさらに放熱させる余力があるということであり、満蓄状態に達したと判定された時点(t0)において、燃料電池1は、最低発電出力Q4で発電するよりも、より大きな発電出力で発電させることができる。本実施の形態に係る燃料電池システムでは、燃料電池1は、上記したように最低発電出力Q4よりも放熱余裕度の分だけ発電出力をあげて発電する構成であるがこれに限定されるものではない。燃料電池1は、少なくとも放熱余裕度が正の値となる範囲内で、最低発電出力Q4よりも大きな発電出力となるように構成されていればよい。
次に、本実施の形態に係る燃料電池システムの実施例1について図3を参照して説明する。実施例1では、第1熱交換量算出部61による放熱部3における熱交換量の算出方法の一例について説明する。図3は、図2に示す燃料電池システムの実施例1に関する概略構成の一例を示すブロック図である。
Q=H2−H1 ・・・(1)
ここでQは、放熱部3における熱交換量[W]、H1は熱媒体の放熱部入口エンタルピー[W]、H2は、熱媒体の放熱部出口エンタルピー[W]をそれぞれ示す。なお、各エンタルピーH[W]は、以下の式(2)に示す関係から求めることができる。
H ∝ m×F ・・・(2)
(F:熱媒体の温度のn次関数、m:熱媒体の流量[mol/s])
つまり、放熱部入口温度センサ33および放熱部出口温度センサ34の検知結果を用いて、式(2)により放熱部入口エンタルピー[W]と放熱部出口エンタルピー[W]とを求める。そして、これら求めたエンタルピーの値を用いて式(1)により放熱部3における熱交換量を求めることができる。
次に、本実施の形態に係る燃料電池システムの実施例2について図4を参照して説明する。実施例2では、第2熱交換量算出部62による熱交換部2における熱交換量の算出方法の一例について説明する。図4は、図2に示す燃料電池システムの実施例2に関する概略構成の一例を示すブロック図である。
実施例2の変形例を、図5を参照して説明する。図5は、図4に示す実施例2の燃料電池システムの変形例に関する概略構成の一例を示すブロック図である。
2 熱交換部
3 放熱部
4 貯蔵タンク
5 ヒータ
6 算出部
7 出力制御部
8 循環流路
9 熱媒体流量検知部
10 排ガス流路
11 排ガス流量検知部
21 第1熱交換部入口温度センサ
22 第1熱交換部出口温度センサ
23 第2熱交換部入口温度センサ
24 第2熱交換部出口温度センサ
33 放熱部入口温度センサ
34 放熱部出口温度センサ
41 検知部
61 第1熱交換量算出部
62 第2熱交換量算出部
63 ヒータ出力検知部
64 放熱余裕度算出部
Claims (5)
- 燃料電池と、
前記燃料電池から排出される排ガスと熱媒体との間で熱交換し、該排ガスの温度を低下させ、該燃料電池の発電に利用する水を回収する熱交換部と、
前記熱交換部における前記排ガスとの熱交換により加熱された前記熱媒体を貯蔵する貯蔵タンクと、
前記貯蔵タンク内の前記熱媒体の温度状態を検知する検知部と、
前記貯蔵タンク内の前記熱媒体を、前記熱交換部を通じて循環させる循環流路と、
前記循環流路を流通する前記熱媒体を放熱させる放熱部と、
前記燃料電池の発電における余剰分の電力を利用して稼働し、前記循環流路を流通する前記熱媒体を加熱するヒータと、
前記放熱部により前記熱媒体から放熱させることが可能な最大放熱量から、前記熱交換部および前記ヒータにおいて該熱媒体に伝熱させた熱量を差し引くことで求められる値である、前記放熱部の放熱余裕度を算出する算出部と、
前記燃料電池の発電出力を制御する出力制御部と、を備え、
前記出力制御部は、前記検知部の検知結果に基づき前記貯蔵タンク内の前記熱媒体が満蓄状態に達したと判定した場合、前記算出部により算出される前記放熱余裕度が正の値となる範囲内で、予め設定されている前記燃料電池の発電量の下限値である最低発電出力よりも大きくなるように前記燃料電池の発電出力を制御する燃料電池システム。 - 前記算出部は、
前記放熱部における熱交換量を算出することで、前記熱媒体の放熱量の最大値を求める第1熱交換量算出部と、
前記熱交換部における熱交換量を算出することで、前記排ガスから前記熱媒体に伝熱した熱量を求める第2熱交換量算出部と、
前記ヒータにより出力される熱量を検知することで、該ヒータから前記熱媒体に伝熱した熱量を求めるヒータ出力検知部と、
前記第1熱交換量算出部によって求めた前記熱媒体からの放熱量の最大値から、前記第2熱交換量算出部および前記ヒータ出力検知部により求めた、前記熱媒体に伝熱した熱量を差し引いて前記放熱部の前記放熱余裕度を算出する放熱余裕度算出部と、を備える請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記循環流路を流通する前記熱媒体の流量を検知する熱媒体流量検知部と、
前記放熱部に流入する前記熱媒体の温度である放熱部入口温度を測定する放熱部入口温度センサと、
前記放熱部から流出する前記熱媒体の温度である放熱部出口温度を測定する放熱部出口温度センサと、をさらに備え、
前記第1熱交換量算出部は、
前記放熱部入口温度センサによって測定された放熱部入口温度と、前記放熱部出口温度センサによって測定された放熱部出口温度と、前記熱媒体流量検知部により検知された前記循環流路を流通する熱媒体の流量とから、前記放熱部における熱交換量を算出する請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記循環流路を流通する前記熱媒体の流量を検知する熱媒体流量検知部と、
前記熱交換部に流入する前記熱媒体の温度である熱交換部入口温度を測定する第1熱交換部入口温度センサと、
前記熱交換部から流出する前記熱媒体の温度である熱交換部出口温度を測定する第1熱交換部出口温度センサと、をさらに備え、
前記第2熱交換量算出部は、
前記第1熱交換部入口温度センサによって測定された熱交換部入口温度と、前記第1熱交換部出口温度センサによって測定された熱交換部出口温度と、前記熱媒体流量検知部により検知された前記循環流路を流通する前記熱媒体の流量とから、前記熱交換部における熱交換量を算出する請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池から排出される前記排ガスが流通する排ガス流路と、
前記排ガス流路を流通する前記排ガスの流量を検知する排ガス流量検知部と、
前記熱交換部に流入する前記排ガスの温度である熱交換部入口温度を測定する第2熱交換部入口温度センサと、
前記熱交換部から流出する前記排ガスの温度である熱交換部出口温度を測定する第2熱交換部出口温度センサと、をさらに備え、
前記第2熱交換量算出部は、
前記第2熱交換部入口温度センサによって測定された前記熱交換部入口温度と、前記第2熱交換部出口温度センサによって測定された前記熱交換部出口温度と、前記排ガス流量検知部により検知された前記循環流路を流通する前記排ガスの流量とから、前記熱交換部における熱交換量を算出する請求項2に記載の燃料電池システム。
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