JP6506096B2 - 携帯機器 - Google Patents

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本発明は、アンテナ等の回路デバイス及びスピーカを内蔵した携帯機器に関する。
近年、スマートフォンと呼ばれる携帯電話機などの携帯機器では、通信用のアンテナとして、伸長させて通信感度を向上させることが可能な伸縮式のロッドアンテナに代えて、成形回路部品からなるMID(Molded Interconnect Device)アンテナと呼ばれる内蔵固定式のアンテナを採用するものが増えてきている。
この種の携帯機器では、筐体の内部空間を有効に活用し当該機器の小型化及び薄型化を図るために、比較的大きな面積を必要とする電池パックやメイン回路基板を筐体の中央部分に配置すると共に、アンテナやスピーカといった小型部品を筐体の側壁付近に配置する構成が一般的に採用されている。
また、このような携帯機器の構造として、筐体が樹脂製であり、その筐体にスピーカを取り囲んで収納するスピーカ収納部が一体に形成され、このスピーカ収納部でスピーカを位置決めする構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−110632号公報
上述した従来の携帯機器には、筐体の内部空間をさらに有効活用する観点で改善の余地がある。その具体的な改善策としては、筐体の側壁に内方へ開口するアンダーカット部を形成し、そのアンダーカット部の内側にアンテナ等の回路デバイスを配置すると共に、この回路デバイスにスピーカを隣接させて配置することによって、これら両部品のよりいっそう効率的な配置を実現することが考えられる。
しかしながら、筐体の側壁にアンダーカット部を形成する場合には、アンダーカット部成形用のスライド駒(スライド型)の抜き代を当該アンダーカット部の筐体内方に設けておく必要があるため、アンダーカット部付近には、スピーカ収納部を形成することができず、筐体に対しスピーカを精度良く取り付けることが困難となる。スピーカの取付け位置がずれると、スピーカからの音を機器外部に好適に取り出せなくなって、携帯機器の音響性能が損なわれてしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、筐体の内部空間に効率的に部品を配置し、且つ筐体に対しスピーカを精度良く取り付けることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、スピーカを保持するホルダーを筐体とは別ピースで回路デバイスと一体的に設けると共に、その回路デバイスの少なくとも一部を筐体の側壁に形成されたアンダーカット部に配置させるようにした。
具体的には、本発明は、筐体内に、導電性エレメントを有する回路デバイスとスピーカとが収容された携帯機器を対象とし、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、本発明は、筐体の側壁に、当該筐体の内方に開口したアンダーカット部が形成されていることを構成要件の1つとする。スピーカを保持するホルダーは、回路デバイスと一体的に設けられ、且つスピーカが収納されるスピーカ収納部を有している。回路デバイスの少なくとも一部は、筐体のアンダーカット部の内側に配置されている。スピーカ収納部の開口全体は、筐体の機器後側に開口した開口領域内に位置している。スピーカの機器後側には、スピーカ収納部の開口を覆うホルダーカバーが設けられている。そして、本発明は、スピーカが、ホルダーカバー側に受電用のばね状端子を有し、ホルダーカバーに、ばね状端子に押し当てられることでばね状端子を介してスピーカに給電する給電板が取り付けられていることを特徴とする。
上記の構成によると、筐体の側壁にアンダーカット部を形成し、このアンダーカット部に回路デバイスを配置させるようにしたから、アンダーカット部に配置される回路デバイスの分だけ筐体の内部空間を節約することができる。また、スピーカを保持するホルダーを筐体とは別ピースで回路デバイスと一体的に設けるようにしたので、スピーカ収納部などの位置決め構造を筐体に一体形成することを必要とせず、スピーカをホルダーで位置決めすると共に回路デバイスと隣接させて配置することができる。
しがたって、本発明によれば、筐体の内部空間に効率的に部品を配置でき、且つ筐体に対しスピーカを精度良く取り付けることができる。
本発明の実施形態1に係る携帯電話機の外観斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯電話機の分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯電話機の要部を示す背面図である。 本発明の実施形態1に係る携帯電話機のキャビネットの要部を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯電話機のキャビネットの要部を示す斜視図である。 図3のVI−VI線に対応する箇所における携帯電話機の断面図である。 図7(A)は、本発明の実施形態1に係る携帯電話機に用いられるホルダーを背面側から見た斜視図であり、図7(B)は、そのホルダーを正面側から見た斜視図である。 図3のVIIIで囲んだ部分を見る角度を変え拡大して示す斜視図である。 図3のIXで囲んだ部分を見る角度を変え拡大して示す斜視図である。 図3のX−X線に対応する箇所における携帯電話機の断面図である。 図3のXI−XI線に対応する箇所における携帯電話機の断面図である。 本発明の実施形態2に係る携帯電話機の要部の分解斜視図である。 図13(A)は、本発明の実施形態2に係る携帯電話機に用いられるアンテナを背面側から見た斜視図であり、図13(B)は、そのアンテナを正面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態2に係る携帯電話機の要部を示す背面斜視図である。 本発明の実施形態2に係る携帯電話機の図6相当図である。 本発明の実施形態3に係る携帯電話機の要部の分解斜視図である。 本発明の実施形態3に係る携帯電話機の要部を拡大して示す背面図である。 図17のXVIII−XVIII線に対応する箇所の携帯電話機の断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、或いはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。また、以下の実施形態では、説明の便宜上、携帯電話機について、表示ユニットの正面側を「前」、背面側を「後」と称し、上下方向における上側を「上」、下側を「下」と称し、表示ユニットを正面側から見たときの左右方向における左側を「左」、右側を「右」と称する。
《発明の実施形態1》
図1に、この実施形態1に係る携帯電話機1の外観斜視図を示す。また、図2に、この携帯電話機1の分解斜視図を示す。携帯電話機1は、図1に示すストレートタイプのスマートフォンと呼ばれる薄型の携帯機器であって、音声通話機能(電話機能)とデータ通信機能とを併せ持っている。携帯電話機1の下面には、スピーカ用放音孔5及びマイク用音孔3が左右に並べて横長形状に開口している。
この携帯電話機1は、図2に示すように、正面視で略長方形状の扁平な筐体7内に、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示ユニット9、スピーカ11、マイク13、アンテナ15、カメラユニット17、カードソケット19、電池パック21、及びこれらの動作を制御する回路基板23,25などの複数の電子部品が収容された構造を有する。
筐体7は、上記複数の電子部品9,11,13,15,17,19,21,23,25を収納するキャビネット27と、このキャビネット27の後側に取り付けられるリヤカバーとしての板状の外観パネル29とを有する。キャビネット27は、従来のような正面側キャビネットと背面側キャビネットとを組み合わせる構造とは異なり、1つの樹脂成形品からなり、それによって携帯電話機1の薄型化が図られている。
このキャビネット27は、略長方形枠状に形成された樹脂製のフレーム部31を備え、このフレーム部31の内側開口を塞ぐように、例えばステンレス等からなる板金33がインサート成形されてなる。板金33は、フレーム部31の前後方向における中間よりも前側寄りに配置されている。キャビネット27は、板金33の前側に設けられて前側に開口する相対的に浅い前側収容部39(後に参照する図6、図10及び図11に示す)と、板金33の後側に設けられて後側に開口する相対的に深い後側収容部41とを有する。
そして、フレーム部31の左右両側壁のうち上下方向における中間よりもやや上側の部分同士は、左右方向に延びる横桟部43で連結されている。キャビネット27の後側収容部41は、この横桟部43で上下に仕切られている。さらに、フレーム部31の下側部分には、当該フレーム部31の下方側壁の内面(上面)から上方に延びる壁状の部品搭載部47が設けられている。
さらに、フレーム部31の後端面には、平坦な貼付部75(後に参照する図3〜図5、図8及び図9ではドット柄を付して示す)が枠状に設けられている。外観パネル29は、その貼付部75に両面テープ等の接合材77を介して貼り付けられて、後側収容部41の開口、つまり筐体7の後側に開口した開口を塞いでいる。また、キャビネット27の左右両側面及び下面は、両面テープ等の接合材37で固定されたU字状の装飾カバー35によって覆われている。これら外観パネル29及び装飾カバー35の接合材37,77は、後に参照する図6、図10及び図11に示す。
表示ユニット9は、タッチパネル付きのものであって、キャビネット27の前側収容部39に収容されて、携帯電話機1のユーザーインターフェースを構成している。その他のスピーカ11、マイク13、アンテナ15、カメラユニット17、カードソケット19、電池パック21及び回路基板23,25などの電子部品は、キャビネット27の後側収容部41、つまりキャビネット27の背面側で板金33と外観パネル29との間に収容されている。
回路基板23,25は、携帯電話機1全体の動作を制御するメイン回路基板23と、アンテナ用の整合回路(不図示)や給電部などが設けられたアンテナ基板25とである。メイン回路基板23は、キャビネット27の後側収容部41のうち横桟部43よりも上側の部分に配置されている。カメラユニット17及びカードソケット19は、このメイン回路基板23の上側部分に取り付けられている。
メイン回路基板23の後面は、NFC(Near Field Communication)等の近距離通信の機能を担うサブアンテナ組品83で覆われている。このサブアンテナ組品83は、複数のビス85でキャビネット27のフレーム部31に留められている。電池パック21は、それらメイン回路基板23及びサブアンテナ組品83の下方、つまりキャビネット27の後側収容部41のうち横桟部43よりも下側の部分に配置されている。
図3は、携帯電話機1のうち電池パック21よりも下側の部分の内部構造を示す背面図である。スピーカ11、マイク13、アンテナ15及びアンテナ基板25は、図3に示すように、電池パック21の下側に組み込まれている。アンテナ基板25は、左右方向の略全体に亘る横長のプリント基板であって、薄型化などのために、例えば0.2mm〜0.3mm程度の厚さを有し、それ自体の強度は限られている。アンテナ基板25のうちスピーカ用放音孔5の上側に対応する部分には、下方に開放された長方形状の切欠き部25aが形成されている。
スピーカ11は、その切欠き部25aの内側に配置されている。このスピーカ11は、左右一対に設けられた受電用のばね状端子117を後側に有する。マイク13は、アンテナ基板25の右側部分でマイク用音孔3の上方位置に取り付けられている。アンテナ基板25のうちマイク13が取り付けられた部分には、マイク用音孔3に連通する貫通孔(不図示)が穿孔されている。
アンテナ基板25の後面で切欠き部25aの上側部分には、給電用のシールドフィンガー81が左右一対に実装されている。また、アンテナ基板25の後面で右端側部分には、ケーブルコネクタ79が設けられている。このケーブルコネクタ79は、図2に示すように、メイン回路基板23の無線制御部(不図示)と同軸ケーブル87で接続されている。その他、アンテナ基板25は、プリント配線基板89を介してメイン回路基板23のグランド等にも接続されている。
スピーカ11及びアンテナ基板25は、樹脂成形品からなる同一のホルダー45の後側に嵌め込まれて保持されている。ホルダー45は、キャビネット27の部品搭載部47に取り付けられており、スピーカ11及びアンテナ基板25を位置決めした状態で部品搭載部47に搭載する役割を担う。
図4に、キャビネット27の部品搭載部47を左上側から見た斜視図を示す。また、図5に、キャビネット27の部品搭載部47を右下側から見た斜視図を示す。キャビネット27の部品搭載部47は、図4及び図5に示すように、前後方向において板金33と同程度の位置でキャビネット27の左右方向の全体に亘って形成されており、ホルダー45に対する位置決め構造として、ホルダー45がビス留めされる複数の締結部49,51と、各々後方に突出する突出壁53及び凸部57とを備える。
複数の締結部49,51は、部品搭載部47のうち右側端部の上下方向における中程部分に設けられた第1締結部49と、部品搭載部47の左上角部に設けられた第2締結部51とである。第1締結部49は、部品搭載部47のその他の部分に比べて厚い平板状に形成されている。他方、第2締結部51は、後方に突出した略直方体状に形成されている。これら第1締結部49及び第2締結部51は、ビス留め用の挿入孔49a,51aをそれぞれ有する。
突出壁53は、部品搭載部47のうちその第2締結部51の右側部分に、その壁面を上下方向に臨ませて設けられている。この突出壁53の下側壁面には、下方に開口した嵌合凹部55が形成されている。また、凸部57は、部品搭載部47の右上端部に略直方体状に形成されている。その他、キャビネット27のフレーム部31の右方側壁のうち部品搭載部47の右側に対応する部分には、筐体7の内方、つまり左方に開口した位置決め用の嵌合凹部59が形成されている。
図6に、図3のVI−VI線に対応する箇所における携帯電話機1の断面図を示す。部品搭載部47の左側部分には、図4に示すように、前後方向に貫通する横貫通孔61が形成されている。この横貫通孔61は、図6に示すように、前方に向かうに連れて次第に空間が広がる断面テーパ状に形成されている。横貫通孔61の前側は、防水シート63で塞がれている。
さらに、部品搭載部47には、キャビネット27の下面に開口し、横貫通孔61と連通する縦貫通孔65が形成されている。この縦貫通孔65は、下方に向かうに連れて次第に空間が広がる断面テーパ形状に形成されている。そして、装飾カバー35の下辺部のうち縦貫通孔65に対応する部分には、当該縦貫通孔65と連通する貫通孔67が形成されている。
これら横貫通孔61、縦貫通孔65及び貫通孔67は、スピーカ11からの音を通すスピーカ用放音孔5を構成している。キャビネット27と装飾カバー35との間には、縦貫通孔65と貫通孔67とを仕切ってスピーカ用放音孔5を内部で塞ぐメッシュ部材69が設けられている。このメッシュ部材69は、音は通過させるが、塵埃等の侵入を防ぐ多孔シート状物である。マイク用音孔3は、上記スピーカ用放音孔5と同様な構成を有し、部品搭載部47の右側部分とキャビネット27の下面とに開口し、メッシュ部材69によって内部で塞がれている。
また、キャビネット27の下方側壁、具体的にはフレーム部31のうち部品搭載部47の下側で後側収容部41の下側壁を構成する部分には、図4及び図6に示すように、筐体7の内方、つまり上方に開口したアンダーカット部71が左右方向における全体に亘って形成されている。キャビネット27は、型開き方向が当該キャビネット27の厚さ方向(前後方向)とされた射出成形型で成形される。このため、アンダーカット部71の成形には、その型開き方向と交差する方向にスライドするスライド駒(スライド型)が必要となる。
また、フレーム部31のうち後側収容部41の右方側壁を構成する部分には、筐体7の内方(左方)に開口したケーブル収納用の凹溝73が、キャビネット27の下端寄りの部分から横桟部43にかけての部分に形成されている。同軸ケーブル87は、この凹溝73に嵌め入れられており、電池パック21の側方に沿わせて配置されている。
図7(A)にホルダー45を後側から見た斜視図を、図7(B)にホルダー45を前側から見た斜視図をそれぞれ示す。図8は、図3のVIIIで囲んだ部分を左上から見た斜視図である。図9は、図3のIXで囲んだ部分を右下側から見た斜視図である。ホルダー45は、図7(A),(B)に示すように、キャビネット27に対する位置決め構造として、複数のビス留め部91,93と複数の当接部97,99,101,103,105とを備える。
複数のビス留め部91,93は、ホルダー45の右下側の部分に設けられた第1ビス留め部91と、左上側の部分に設けられた第2ビス留め部93とである。これら第1ビス留め部91及び第2ビス留め部93は、板面が前後方向に臨む板状に形成された部分であって、ビス95が挿通される挿通孔91a,93aをそれぞれ有する。
第1ビス留め部91は、ホルダー45のうちアンテナ基板25を保持する部分よりも後方に位置している。この第1ビス留め部91は、図8に示すように、挿通孔91aを挿通させたビス95をキャビネット27の第1締結部49の挿入孔49aに挿入することにより、当該第1締結部49にビス留めされて、ホルダー45を前後方向に位置決めする。また、第1ビス留め部91は、キャビネット27のフレーム部31のうち右側壁部の内面と右端縁を合わせることで、ホルダー45を左右方向に位置決めする。
他方、第2ビス留め部93は、前側を凹ませて後方に突出した部分に設けられており、ホルダー45のうち第1ビス留め部91を含む他の部分よりも後側に位置している。第2ビス留め部93は、図9に示すように、挿通孔93aを挿通させたビス95をキャビネット27の第2締結部51の挿入孔51aに挿入することにより、当該第2締結部51にビス留めされて、ホルダー45を前後方向に位置決めする。
他方、複数の当接部97,99,101,103,105は、ホルダー45の右端に設けられた第1突出片97と、ホルダー45の上端縁部のうち右前側に設けられた切欠き部99と、第2ビス留め部93の右側に設けられた第2突出片101と、第2ビス留め部93の下側に設けられた第3突出片103と、この第3突出片103の左側でホルダー45の左端縁に設けられた第4突出片105とである。
第1突出片97は、ホルダー本体45aの右側面から若干右方に延びた後に後方に延びており、右方に臨む面と後方に臨む面とからなる断面L字状の当接面97aを先端側部分に有する。第1突出片97は、図8に示すように、その当接面97aを、キャビネット27の右方側壁に設けられた嵌合凹部59の前面及びそれに連続して後側で筐体7内方に臨む側面に当接させることで、ホルダー45を前後方向に位置決めする。
切欠き部99は、右方及び上方に開放された直方体状に形成されており、図8に示すように、部品搭載部47に設けられた位置決め用の凸部57と嵌合することで、ホルダー45を上下方向及び左右方向に位置決めする。ホルダー45のうちこの切欠き部99の後側に対応する部分には、後方に突出したリブ107が設けられている。このリブ107は、アンテナ基板25を上側で位置決めし、且つキャビネット27に設けられた位置決め用の突出壁53と共に電池パック21を下側で位置決めする。
第2突出片101は、ホルダー本体45aの上側面から若干上方に延びた後に後方に延びており、上方に臨む面と後方に臨む面とを有する断面L字状の当接面101aを先端側部分に有する。第2突出片101は、図9に示すように、その当接面101aを、部品搭載部47に設けられた突出壁53の嵌合凹部55後面及びその後側に続く下面に当接させることで、ホルダー45を前後方向に位置決めする。
第3突出片103は、前方に突出し、三角形の2つの角部を切り落としたような形状に形成されており、上方に臨む当接面103aを有する。第3突出片103は、図9に示すように、その当接面103aを第2ビス留め部93の下面に当接させることで、ホルダー45を上下方向に位置決めする。第4突出片105は、後方に突出しており、キャビネット27のフレーム部31のうち左側壁部の内面と左端縁を合わせることで、ホルダー45を左右方向に位置決めする。
また、ホルダー45は、図3及び図6に示すように、横貫通孔61に対応する部分に、後方に向けて開口した長方形ボックス状のスピーカ収納部109を有している。このスピーカ収納部109は、アンテナ基板25の切欠き部25aの内側に嵌め込まれている。スピーカ収納部109は、スピーカ11を取り囲む周壁部110と、スピーカ11が載置される底壁部111とで構成されている。
スピーカ収納部109の底壁部111には、横貫通孔61に向けて開口する放音用の開口部113が形成されている。スピーカ11は、このスピーカ収納部109に収納されることで位置決めされており、開口部113を通してスピーカ用放音孔5に放音する。このスピーカ11及びアンテナ基板25の後側には、図2及び図6に示すように、スピーカ収納部109の開口を含むホルダー45全体を覆う樹脂製のホルダーカバー115が設けられている。
図10に、図3のX−X線に対応する箇所の携帯電話機1の断面図を示す。また、図11に、図3のXI−XI線に対応する箇所の携帯電話機1の断面図を示す。ホルダーカバー115は、図10に示すように、キャビネット27の部品搭載部47に対しホルダー45を取り付けるビス95によって共締めされている。これによって、ホルダー45のガタツキやズレを好適に防止することができる。このホルダーカバー115の前面には、図6に示すように、両方のシールドフィンガー81と両ばね状端子117とに対応する箇所に亘って給電板119が両面テープ等で取り付けられている。
この給電板119は、キャビネット27の部品搭載部47に対するホルダー45及びホルダーカバー115の共締めを以て、各シールドフィンガー81と各ばね状端子117とに押し当てられており、両シールドフィンガー81から両ばね状端子117を介してスピーカ11に給電する。また、スピーカ11は、この給電板119の押し当てによりスピーカ収納部109の底壁部111との間に挟み込まれて、当該スピーカ収納部109内に移動が規制された状態で保持される。
そして、上記ホルダー45は、アンテナ15と一体的に設けられている。このアンテナ15は、いわゆるMIDアンテナであって、上記ホルダー45の下側部分に作り込まれている。具体的には、ホルダー45の下端部には後方に突出したブロック状又は壁状の基部120が一体成形されており、アンテナ15は、この基部120の表面に複数のアンテナエレメント121(図3、図7及び図8ではハッチングを付して示す)が印刷されてなる。本実施形態では、このようにホルダー45をアンテナ15と一体的に設けるようにしたので、スピーカ収納部などの位置決め構造を筐体7に一体形成することを必要とせず、スピーカ11をホルダー45で位置決めすると共にアンテナ15と隣接させて配置することができる。
アンテナエレメント121は、図11に示すように、ホルダー45のうちアンテナ基板25が配置される部分にまで引き出されている。アンテナ基板25の前面のうちアンテナエレメント121の引き出し部に対応する部分には、アンテナ15への給電部として、アンテナエレメント121にばねの弾性力によって圧接するアンテナ給電ばね123が実装されている。アンテナエレメント121には、このアンテナ給電ばね123を介して所定周波数の信号に応じた電力が供給される。なお、アンテナ給電ばね123は、アンテナエレメント121の数に合わせて設けられていればよい。
ホルダー45は、上記アンテナ15をキャビネット27に設けられたアンダーカット部71の内側に部分的に挿入して、部品搭載部47に対し、両面テープ等の接合材124により固定されて取り付けられている。こうして、アンテナ15の一部は、キャビネット27のアンダーカット部71の内側に配置されている。そのことにより、アンダーカット部71に配置されるアンテナ15の分だけ筐体7の内部空間を節約することができる。
そして、ホルダー45が部品搭載部47に取り付けられた状態で、スピーカ収納部109の開口全体は、キャビネット27の後側収容部41の開口領域内、つまりキャビネット27のうち貼付部75よりも内側に位置し、外観パネル29側に向いている。そのことで、外観パネル29を取り外せば、ホルダー45を取り外さなくてもスピーカ11を取り出すことができるようになっている。したがって、携帯電話機1では、スピーカ11の取外し作業が容易である。
この実施形態1に係る携帯電話機1によると、筐体7の内部空間に効率的に部品を配置でき、且つホルダー45のスピーカ収納部109への収納によってスピーカ11を筐体7に精度良く取り付けることができる。その結果、携帯電話機1の小型化を図ることができると共に、スピーカ11の取付け位置がずれることに起因する携帯電話機1の音響性能の低下を防止することができる。
《発明の実施形態2》
この実施形態2に係る携帯電話機1は、アンテナ15及びその給電部の構成が上記実施形態1と異なる。なお、本実施形態では、構成の異なるアンテナ15及びその給電部についてのみ説明し、上記実施形態1と同一の構成箇所は、図1〜図11に基づく上記実施形態1の説明に譲ることにして、その詳細な説明を省略する。
図12に、この実施形態2に係る携帯電話機1の要部の分解斜視図を示す。図13(A)に、この実施形態2に係る携帯電話機1に用いられるアンテナ15を後側から見た斜視図を、図13(B)に、そのアンテナ15を前側から見た斜視図をそれぞれ示す。図14に、この実施形態2に係る携帯電話機1の要部の背面斜視図を示す。また、図15に、この実施形態2に係る携帯電話機1の図6相当図を示す。
上記実施形態1では、アンテナ15がホルダー45の一部にアンテナエレメント121を形成してなる形態を説明したが、この実施形態2では、アンテナ15は、図12及び図15に示すように、ホルダー45とは別個の回路成形品であって、ホルダー45に後側から装着されることで当該ホルダー45と一体的に設けられている。
アンテナ15は、図13(A),(B)に示すように、上記実施形態1と同様にいわゆるMIDアンテナであるが、ホルダー45とは別体である樹脂製の基部122を有し、この基部122の表面に金属製のアンテナエレメント121(ハッチングを付して示す)が複数(例えば3つ)印刷されてなる。このアンテナ15は、前方に突出した爪片129を複数(図13(A),(B)に示す例では2つ)有する。これら複数の爪片129は、アンテナ15の左右両側に分けて設けられている。
アンテナ基板25には、図12及び図14に示すように、アンテナ15のアンテナエレメント121に対してばねの弾性力により圧接して電気的に接続されるアンテナ給電ばね131が複数(図12に示す例では3つ)設けられている。このアンテナ給電ばね131の個数は、アンテナエレメント121の個数に合わせて設けられていればよい。
ホルダー45のスピーカ収納部109を構成する周壁部110のうち下壁部の左右両側には、外側方へ突出し前後方向に延びる凸条部125がそれぞれ設けられている。アンテナ15には、ホルダー45に対する位置決め部として、上方に開口した、スピーカ収納部109の下壁部と嵌合する嵌合凹部126が設けられている。この嵌合凹部126の下側左右両端には、凸条部125に対し後方からスライドさせることで外嵌めされる位置決め凹部127がそれぞれ設けられている。
アンテナ15は、それら各位置決め凹部127をホルダー45の凸条部125に後方から嵌合させ、各爪片129をホルダー45に引っ掛けることにより、当該ホルダー45に位置決めしつつ取り付けられて、アンテナエレメント121にアンテナ給電ばね131を圧接させた状態でホルダー45に固定される。このように、アンテナ15は、爪片129による固定構造でホルダー45と一体化されている。アンテナ給電ばね131は、ホルダー45とアンテナ15との間に挟み込まれることで、機械的な破壊から保護されている。
アンテナ15をキャビネット27に収容するには、当該アンテナ15を、アンテナ基板25等が保持されたホルダー45に取り付けた後に、そのホルダー45をキャビネット27の後側収容部41に入れて、アンテナ15をキャビネット27に設けられたアンダーカット部71に上方から挿入すればよい。スピーカ収納部109へのスピーカ11の収納作業は、アンテナ15付きのホルダー45をキャビネット27に収容する前でもよいし、同ホルダー45をキャビネット27に収容した後であっても構わない。
この実施形態2に係る携帯電話機1によると、アンテナ15をホルダー45とは別個の回路成形品とすることで、アンテナ形状を設計する際の自由度を高めることができる。また、アンテナ15を仮固定しながらキャビネット27に設けられたアンダーカット部71に配置させることができるので、アンテナ15の組込み作業が容易である。その他については、上記実施形態1と同様な効果を得ることができる。
《発明の実施形態3》
この実施形態3に係る携帯電話機1は、ホルダー45の構成が上記実施形態2と異なる。なお、本実施形態では、構成の異なるホルダー45についてのみ説明し、上記実施形態1及び2と同一の構成箇所は、図1〜図15に基づく上記実施形態1の説明に譲ることにして、その詳細な説明を省略する。
図16に、この実施形態3に係る携帯電話機1の要部の分解斜視図を示す。図17に、この実施形態3に係る携帯電話機1のスピーカ収納部109及びその周辺の背面図を示す。図18に、図17のXVIII−XVIII線に対応する箇所における携帯電話機1の断面図を示す。この実施形態3のホルダー45には、図16〜図18に示すように、スピーカ収納部109からスピーカ11を取り出すのを補助する取出し補助具133が取り付けられている。
スピーカ収納部109の周壁部110のうち左右両辺部で上下方向における中程の部分には、後方に開放された切欠き部139が形成されている。なお、このスピーカ収納部109には、ホルダー45と一体形成された、上記実施形態1の図6に示す底壁部111は設けられていない。
取出し補助具133は、上記底壁部111に代えてスピーカ収納部109の底面を構成する長方形枠状のスピーカ支持部135と、このスピーカ支持部135の左右縁部のうち上下方向における中程に後方へ突出させて設けられた一対の把手部137とを備える。スピーカ支持部135には、スピーカ11からの音をスピーカ用放音孔5に通す放音用の開口部134が形成されている。各把手部137は、スピーカ収納部109の切欠き部139に上方から嵌合し、そのスピーカ収納部109の周壁部110と共にスピーカ11を取り囲む。
この取出し補助具133は、スピーカ支持部135をスピーカ収納部109内に嵌め入れて、当該スピーカ収納部109に後方から取り付けられる。スピーカ11は、取出し補助具133が取り付けられたスピーカ収納部109に後方から嵌め入れられており、取出し補助具133のスピーカ支持部135に載置させた状態で、ホルダーカバー115をキャビネット27の部品搭載部47に対しホルダー45とビス95で共締めすることによって、ホルダーカバー115とスピーカ支持部135との間に挟み込まれてスピーカ収納部109内に保持されている。
この実施形態3に係る携帯電話機1によると、外観パネル29及びホルダーカバー115を取り外した後に、一対の把手部137を指で挟む等すれば、取出し補助具133をスピーカ11ごと引き上げることができるので、スピーカ11の取出し作業を容易化することができる。その他については、上記実施形態1及び2と同様な効果を得ることができる。
なお、上記実施形態1〜3では、アンテナ15として樹脂成形品に金属製のアンテナエレメント121を印刷したものを例に挙げて説明したが、これに限らず、アンテナ15は、樹脂成形品にメッキしてアンテナエレメント121を形成してもよい。また、樹脂成形品とは別にアンテナエレメント121を作製し、そのアンテナエレメント121を樹脂成形品に嵌め込んだり、インサート成形したものであってもよい。
また、上記実施形態1〜3では、回路デバイスとしてアンテナ15を例に挙げて説明したが、これに限らず、回路デバイスは、アンテナ15に代えて、電磁波による無線通信を行ったり外部情報を検知したりする、静電容量センサ等のその他の回路デバイスであっても構わない。回路デバイスとしては、樹脂成形品に導電性エレメントを形成する等して作製可能であり、筐体7の外周部に存在することが望ましく、ホルダー45に一体的に設けることができるものであればよい。
また、上記実施形態2では、アンテナ15がホルダー45に引っ掛けられる爪片129を有する形態を例に挙げて説明したが、これに限らず、ホルダー45がアンテナ15に引っ掛けられる複数の爪片を有し、その爪片による固定構造でアンテナ15がホルダー45に取り付けられて一体化されていてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、アンテナ15の一部がキャビネット27のアンダーカット部71の内側に配置されているとしたが、これに限らず、アンテナ15の全体が当該アンダーカット部71の内側に配置されていてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、本発明に係る携帯機器について、携帯電話機を例に挙げて説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handy-phone System)やPDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末、ウェアラブル端末、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機、更には小型の液晶テレビ、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)プレーヤ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤなどの他の携帯機器にも適用することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲に限定されない。上記各実施形態が例示であり、それらの各構成要素の組合せに、さらに色々な変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲に属することは当業者に理解されるところである。
以上説明したように、本発明は、アンテナ等の回路デバイス及びスピーカを内蔵した携帯機器について有用であり、特に、筐体の内部空間に効率的に部品を配置し、且つ筐体に対しスピーカを精度良く取り付けることが要望される携帯機器に適している。
1…携帯電話機(携帯機器)、3…マイク用音孔、5…スピーカ用放音孔、
7…筐体、9…表示ユニット、11…スピーカ、13…マイク、
15…アンテナ(回路デバイス)、17…カメラユニット、19…カードソケット、
21…電池パック、23…メイン回路基板、25…アンテナ基板、25a…切欠き部、
27…キャビネット、29…外観パネル(リヤカバー)、31…フレーム部、
33…板金、35…装飾カバー、37…接合材、39…前側収容部、
41…後側収容部、43…横桟部、45…ホルダー、45a…ホルダー本体、
47…部品搭載部、49…第1締結部、49a…挿入孔、51…第2締結部、
51a…挿入孔、53…突出壁、55…嵌合凹部、57…凸部、59…嵌合凹部、
61…横貫通孔、63…防水シート、65…縦貫通孔、67…貫通孔、
69…メッシュ部材、71…アンダーカット部、73…凹溝、75…貼付部、
77…接合材、79…ケーブルコネクタ、81…シールドフィンガー、
83…サブアンテナ組品、85…ビス、87…同軸ケーブル、
89…プリント配線基板、91…第1ビス留め部、91a…挿通孔、
93…第2ビス留め部、93a…挿通孔、95…ビス、97…第1突出片、
97a…当接面、99…切欠き部、101…第2突出片、101a…当接面、
103…第3突出片、103a…当接面、105…第4突出片、107…リブ、
109…スピーカ収納部、110…周壁部、111…底壁部、113…開口部、
115…ホルダーカバー、117…ばね状端子、119…給電板、120…基部、
121…アンテナエレメント(導電性エレメント)、122…基部、
123…アンテナ給電ばね、124…接合材、125…凸条部、126…嵌合凹部、
127…位置決め凹部、129…爪片、131…アンテナ給電ばね、
133…取出し補助具、134…開口部、135…スピーカ支持部、137…把手部、
139…切欠き部

Claims (3)

  1. 筐体内に、導電性エレメントを有する回路デバイスとスピーカとが収容された携帯機器であって、
    前記筐体の側壁には、当該筐体の内方に開口したアンダーカット部が形成され、
    前記スピーカを保持するホルダー、前記回路デバイスと一体的に設けられ、且つ前記スピーカが収納されるスピーカ収納部を有し、
    前記回路デバイスの少なくとも一部、前記筐体のアンダーカット部の内側に配置され
    前記スピーカ収納部の開口全体が、前記筐体の機器後側に開口した開口領域内に位置し、
    前記スピーカの機器後側には、前記スピーカ収納部の開口を覆うホルダーカバーが設けられ、
    前記スピーカは、前記ホルダーカバー側に受電用のばね状端子を有し、
    前記ホルダーカバーには、前記ばね状端子に押し当てられることで該ばね状端子を介して前記スピーカに給電する給電板が取り付けられている
    ことを特徴とする携帯機器。
  2. 請求項に記載された携帯機器において、
    前記スピーカ収納部は、機器後方に開口したボックス状に形成され、
    前記ホルダーには、前記スピーカ収納部の底面を構成するスピーカ支持部と、前記スピーカ収納部の周壁部を構成する把手部とを備え、前記スピーカ収納部から前記スピーカごと取出し可能な取出し補助具が取り付けられている
    ことを特徴とする携帯機器。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項に記載された携帯機器において、
    前記回路デバイスと前記ホルダーとは別個の部品であり、
    前記回路デバイス及びホルダーのうち一方の部品は、他方の部品に引っ掛けられる爪片を有し、該爪片による固定構造で他方の部品と一体化されている
    ことを特徴とする携帯機器。
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